編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は2026年5月に発売するFORZA HORIZON 6の初心者が陥りやすいドリフトのミスと対策が気になっていると思います。
シリーズ最新作となる本作は物理演算がさらに進化しており、適当な操作では車を思い通りに滑らせることができません。
オープンワールドで自由に車を走らせる中で、華麗にコーナーを曲がりたいと考えるのは自然なことです。
しかし、現実の挙動に忠実なゲームシステム上、正しい知識を持たずに挑戦するとすぐにスピンしてしまいます。
この記事を読み終える頃には初心者が陥りやすいドリフトのミスと対策の疑問が解決しているはずです。
- 失敗の原因となる各種アシスト設定の見直し
- 初心者に最適な手軽な専用車両の選び方
- 定常円旋回を取り入れた効果的な反復練習
- チューニングによるパワー不足の解消と応用
それでは解説していきます。
FORZA HORIZON 6でドリフトがうまくいかない原因と基本設定
ドリフトがうまくいかない最大の原因は、ゲームを始めた初期状態のまま走ろうとしていることです。
車を滑らせるためには、事前の準備や設定が何よりも大切になります。
ここでは、初心者が陥りがちな設定や操作のミスについて詳しく解説していきます。
各種アシスト機能をオンにしたままプレイしている
初心者が最も陥りやすいミスは、ゲーム開始時のアシスト設定を変更せずに走ってしまうことです。
レースゲームのアシスト機能は、通常であれば車体を安定させてスピンを防ぐために働きます。
ドリフトは意図的にタイヤを滑らせる技術であるため、これらのアシスト機能と完全に相反する操作になります。
アシストが介入すると、車が滑り始めた瞬間に強制的にブレーキがかかったり、エンジンの出力が制限されたりします。
その結果、どれだけアクセルを踏み込んでも車は横を向かず、ただ減速して終わってしまいます。
まずは設定メニューを開き、ドリフトの妨げになるアシスト機能を全てオフにすることが必須の作業となります。
トラクションコントロールが与える影響
トラクションコントロールシステムは、駆動輪の空転を検知してエンジンの出力を自動的に絞る機能です。
ドリフトでは後輪を空転させ続けることで車体の角度を維持するため、この機能がオンになっていると致命的です。
アクセルを全開にしてもタイヤが空転せず、車はそのまま前に進んでしまいます。
ドリフトの練習を始める前に、必ずトラクションコントロールをオフに設定してください。
スタビリティコントロールの無効化
スタビリティコントロールは、車体が横滑りした際に自動的に姿勢を真っ直ぐに補正する安全機能です。
意図的に横滑り状態を作り出すドリフトにおいて、この機能が働くと車体はすぐに直進状態に戻ってしまいます。
深い角度をつけてコーナーを曲がろうとしても、システムが介入してドリフトが強制終了してしまいます。
こちらもトラクションコントロールと同様に、必ずオフにしてからプレイを開始してください。
| アシスト項目 | 通常レース時の設定 | ドリフト時の設定 | 設定変更の理由 |
|---|---|---|---|
| トラクションコントロール | オン | オフ | タイヤの意図的な空転を維持するため |
| スタビリティコントロール | オン | オフ | 車体の横滑り状態を維持するため |
| ステアリング | スタンダード | スタンダード | 自動補正による操作の邪魔を防ぐため |
| ブレーキング | アシストあり | アシストなし | 荷重移動をプレイヤーの任意で行うため |
トランスミッションをオートマチックに設定している
ギアチェンジを自動で行ってくれるオートマチックトランスミッションは、通常のドライブには非常に便利です。
しかし、ドリフトを行う際にはオートマチックの仕組みが大きな障害となります。
ドリフト中はタイヤを空転させるために、エンジンの回転数を高く保つ必要があります。
オートマチック設定の場合、エンジンの回転数が上がるとシステムが自動的にシフトアップしてしまいます。
シフトアップによってエンジンの回転数が落ちると、タイヤを空転させるだけのパワーが失われます。
結果としてグリップが回復してしまい、ドリフトが途中で終わってしまうという現象が発生します。
マニュアル操作によるギアの固定
この問題を解決するためには、トランスミッションの設定をマニュアルに変更する必要があります。
マニュアル操作であれば、プレイヤーが任意のギアに固定したまま走行することが可能です。
ドリフト中は主に3速や4速といった特定のギアに固定し、常にエンジンの回転数をレッドゾーン付近に保ちます。
最初はギアチェンジの操作が難しく感じるかもしれませんが、ドリフト上達のためには避けて通れない道です。
クラッチ操作までは必要ないため、まずはマニュアル操作のみでギアを固定する感覚を身につけてください。
ドリフトに向いていない駆動方式の車を選んでいる
車の駆動方式には様々な種類があり、それぞれ得意な走行シチュエーションが異なります。
初心者がよく犯すミスとして、見た目の好みだけでドリフトに向かない四輪駆動車などを選んでしまうことが挙げられます。
四輪駆動車は四つのタイヤ全てに動力が伝わるため、非常に直進安定性が高く滑りにくい構造をしています。
無理に滑らせようとしても前輪が車体を引っ張ってしまうため、綺麗なドリフト姿勢を維持することが困難です。
ドリフトを練習する際は、必ず後輪駆動の車を選ぶようにしてください。
後輪駆動車が適している理由
後輪駆動車は後輪のみにエンジンの動力が伝わるため、アクセルを踏み込むだけで簡単に後輪を空転させることができます。
前輪はステアリング操作による方向づけのみを担当するため、滑り出しのコントロールが非常に容易です。
過去のシリーズから一貫して、ドリフトの基本は後輪駆動車で学ぶことが推奨されています。
ゲーム内のオートショーで車を購入する際は、スペック表で駆動方式が後輪駆動になっているかを必ず確認してください。
| 駆動方式 | 略称 | ドリフトの適性 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 後輪駆動 | FR / MR | 最も高い | 後輪が空転しやすく姿勢制御が容易 |
| 四輪駆動 | AWD | 低い | グリップ力が高く滑りを維持しにくい |
| 前輪駆動 | FF | 不適格 | 構造上ドリフト状態を維持できない |
アクセルワークが極端で微調整ができていない
ドリフトを成功させるためには、アクセルワークの細かな微調整が必要不可欠です。
初心者にありがちなミスとして、アクセルボタンを常に全開まで押し込んでしまうことが挙げられます。
アクセルを全開にし続けると後輪が過剰に空転してしまい、車体がコントロールを失ってスピンしてしまいます。
逆にアクセルを完全に離してしまうと、タイヤの空転が止まりグリップが回復してドリフトが終了してしまいます。
エンジン音とタイヤの空転を合わせる
アクセルは全開と全閉の極端な操作ではなく、常に中間の絶妙な位置をキープすることが求められます。
エンジンの回転数に耳を澄まし、タイヤが適度に空転し続ける状態を維持するようにボタンの押し込み具合を調整してください。
この微妙なコントロールを身につけることが、綺麗なドリフトを持続させるための最大の鍵となります。
特に大馬力の車を扱う場合は、アクセル操作のシビアさがより一層増すことになります。
カウンターステアを当てるタイミングが遅れている
車が滑り始めた後、進行方向に対して逆方向にハンドルを切る操作をカウンターステアと呼びます。
初心者はこのカウンターステアを当てるタイミングが遅れる傾向にあります。
車体が横を向いてから慌ててカウンターを当てても、すでに遠心力に負けてスピン状態に入ってしまっています。
ドリフトを維持するためには、車が滑り出す瞬間にあらかじめカウンターを当てる準備をしておく必要があります。
予測によるステアリング操作
目で見てから反応するのではなく、車の挙動を予測してステアリングを操作することが重要です。
滑り出しと同時に素早くカウンターを当て、その後はアクセル操作と合わせてハンドルの切れ角を微調整します。
カウンターの量が多すぎると車が逆方向に振り返ってしまい、少なすぎるとそのまま内側にスピンしてしまいます。
この釣り合いを見つけることが、ドリフト操作において最も感覚が問われる部分です。
ブレーキやサイドブレーキを多用して失速している
ドリフトのきっかけを作るためにサイドブレーキを使用するのは有効なテクニックです。
しかし、初心者はサイドブレーキを引く時間が長すぎて、車速を大幅に落としてしまうミスを犯しがちです。
サイドブレーキを引き続けると後輪が完全にロックされ、車はただ惰性で滑るだけの状態になります。
これではエンジンからの動力がタイヤに伝わらず、ドリフトを持続することができません。
ブレーキは一瞬だけ使用する
サイドブレーキはあくまで後輪のグリップを意図的に抜くための一瞬の操作として使用します。
ボタンを長く押し続けるのではなく、軽く弾くように入力してきっかけを作ります。
滑り始めた後はすぐにサイドブレーキを離し、アクセルを踏み込んで後輪を空転させてください。
フットブレーキに関しても同様で、コーナー進入時の減速以外で多用すると失速の原因となります。
初心者を脱却する実践的なドリフト練習法と対策
ここからは、実際にゲーム内でドリフトの技術を向上させるための具体的な練習方法を解説します。
知識を頭に入れた後は、ひたすら反復練習を行って体に感覚を覚えさせることが上達の近道です。
いきなり険しい山道に挑戦するのではなく、安全で広い場所から段階的に練習を進めていきましょう。
オートショーで専用のチューニング済み車両を購入する
ドリフトの練習を始める前に、まずは適切な車を用意する必要があります。
市販車のままではサスペンションやエンジンの設定がドリフトに向いていないため、上達が遅れてしまいます。
自分で一からチューニングを行うのは初心者にはハードルが高いため、最初から専用に設定された車を購入するのがおすすめです。
オートショーに向かい、手頃な価格で購入できるフォーミュラドリフト仕様の車両を探してください。
GRスープラなどの専用車両を活用する
特におすすめなのが、15万クレジット程度で購入できるドリフト仕様のGRスープラです。
この車は購入した時点で、ドリフトに最適な足回りのセッティングと十分な馬力が備わっています。
細かいチューニング項目を一切触らなくても、そのまま練習場所へ直行できるのが最大のメリットです。
最初から素性の良い車に乗ることで、変な癖をつけずに正しいドリフトの感覚を養うことができます。
| おすすめ車種 | 駆動方式 | 馬力 | 価格の目安 | 扱いやすさ |
|---|---|---|---|---|
| ドリフト専用 GRスープラ | FR | 約800 | 15万Cr | 非常に高い |
| 標準スポーツカー | FR | 約300 | 5万Cr | 低い |
| 高出力スーパーカー | AWD | 約1,000 | 150万Cr | 非常に難しい |
マニュアル操作でギアを固定して走る感覚を掴む
前述した通り、ドリフトにはマニュアル操作によるギアの固定が必須となります。
いきなりドリフトしながらギアチェンジの練習をするのは難しいため、まずは平坦な道で操作に慣れましょう。
オプション画面からトランスミッションをマニュアルに設定し、走り出してください。
自動でシフトアップされないため、エンジンの回転数が上がったら手動でギアを上げる必要があります。
3速と4速の固定練習
ドリフトの練習で使用するのは主に3速か4速のギアになります。
まずは3速に固定したまま、時速80キロから100キロ程度の速度域を維持して走ってみてください。
アクセルを踏んだり離したりして、エンジンの回転数がどのように変化するかを耳と目で確認します。
特定のギアで思い通りの速度を維持できるようになれば、ドリフト中のアクセルコントロールも格段に楽になります。
円形の広場を利用して定常円旋回の反復練習を行う
ドリフトの最も基礎的な練習方法が、定常円旋回と呼ばれるテクニックです。
これは障害物のない広い場所で、円を描くようにドリフトし続けるというものです。
マップ上で円形になっている広場や、ロータリー交差点などを探して練習場所に設定してください。
山道のようにコースアウトの危険がないため、車の挙動にだけ集中して練習に取り組むことができます。
定常円旋回の手順とポイント
まずは広場の中央に向かってゆっくりと車を走らせます。
ハンドルを内側に切りながらアクセルを強めに踏み込み、後輪を意図的に空転させます。
車のお尻が外側に滑り出したら、すかさずハンドルを外側へ向けてカウンターステアを当てます。
この状態でアクセルの踏み加減を細かく調整し、車が同じ円の軌道を描き続けるようにコントロールします。
車の滑る角度とカウンターの釣り合いを体で覚える
定常円旋回を続けていると、車が内側に巻き込んでスピンしたり、外側に膨らんでグリップが回復したりするはずです。
これはアクセル量とステアリングの切れ角の釣り合いが取れていないことが原因です。
内側にスピンしてしまう場合はアクセルの踏み込みが強すぎるか、カウンターの量が足りていません。
外側に膨らんでしまう場合はアクセルが弱すぎるか、カウンターの量が多すぎることが考えられます。
指先の感覚を研ぎ澄ます
何度も失敗を繰り返しながら、この釣り合いが取れる絶妙なポイントを探り当ててください。
釣り合いが取れた瞬間は、車が安定して横滑りを続ける不思議な感覚を味わうことができます。
理屈ではなく、コントローラーから伝わる振動や画面の動きから感覚的に掴むことが重要です。
この感覚を一度マスターしてしまえば、どんなコーナーでも応用が利くようになります。
低速域と高速域の両方でマシンのコントロールを学ぶ
定常円旋回に慣れてきたら、異なる速度域でのコントロールに挑戦してみましょう。
同じ広場の中で、まずは2速ギアを使って非常に遅い速度で円を描く練習をします。
低速域ではタイヤの空転が止まりやすいため、より繊細なアクセルワークが要求されます。
逆に速度が遅いため、ステアリングの修正は比較的ゆっくりと行うことができます。
速度域による操作の違い
低速域でのコントロールができるようになったら、次は4速ギアを使って大きな円を描いてみます。
高速域では遠心力が強くなるため、一瞬の操作の遅れが即座にスピンへと直結します。
アクセルを踏み込む時間も長くなるため、カウンターをしっかりと当て続けることが求められます。
このように様々な速度域で練習を行うことで、マシンの挙動に対する適応能力が飛躍的に向上します。
高速道路の緩やかな外周コーナーでロングドリフトに挑む
定常円旋回で基礎を固めたら、いよいよ実際のコースを使った練習に移行します。
最初から山道の狭いコーナーを攻めるのは難易度が高いため、おすすめは高速道路の外周ルートです。
高速道路はコーナーの半径が非常に大きく緩やかであるため、長時間ドリフト状態を維持しやすい環境です。
ガードレールまでの距離も広いため、多少のミスであればクラッシュせずに修正することができます。
6速ギアを使った高速ドリフト
高速道路での練習では、思い切って5速や6速といった高いギアを使用します。
進入速度が非常に高くなるため、手前からしっかりと荷重を移動させて車体を横に向けます。
コーナーの途中でアクセルを踏み込みすぎると外側の壁に激突してしまうため、パーシャル状態を維持します。
緩やかなコーナーでドリフトのアングルを一定に保つ技術は、上級者への階段を登る上で非常に役立ちます。
直線区間では蛇行運転でポイントの連鎖を維持する
高速道路でコーナーからコーナーへの直線区間を走る際も、ただ真っ直ぐ走るだけではもったいないです。
直線の区間では、車体を左右に振りながら蛇行運転を行うことでドリフト状態を維持することができます。
このテクニックは通称「卍切り」と呼ばれ、スキルポイントの連鎖を途切れさせないために有効な手段です。
右に振り出した後、アクセルを抜いて荷重を前に移動させ、反動を利用して左に振り返します。
車の振り子運動を利用する
この操作は車のサスペンションの伸び縮みを利用した、振り子運動の原理に基づいています。
無理に力で車を振り回すのではなく、車体が持つ自然な反動のリズムに合わせることがポイントです。
蛇行運転をマスターすれば、マップの端から端まで一度もスキルチェーンを途切れさせずに走り切ることも可能になります。
これはゲームを楽しむ上で非常に爽快なテクニックの一つと言えます。
さらに上達するための補足知識と応用テクニック
ここまでの基礎練習を終えれば、すでに初心者は脱却し中級者の入り口に立っているはずです。
さらにドリフトの技術を磨き、様々な車を乗りこなすための応用的な知識を解説します。
ゲーム内のシステムを深く理解することで、マシンのセッティングも自分で構築できるようになります。
パワー不足を感じたらエンジンスワップを検討する
練習を重ねてより高い速度域でのドリフトに挑戦するようになると、初期の馬力ではパワー不足を感じることがあります。
高速域で後輪を空転させ続けるためには、莫大なエンジンのトルクが必要になるからです。
チューニングメニューからエンジンパーツを個別に強化することもできますが、限界があります。
大幅なパワーアップを望む場合は、別のエンジンをごっそり載せ替える「エンジンスワップ」という手法が有効です。
レーシングV8とスーパーチャージャーの組み合わせ
ドリフト仕様車におすすめなのが、大排気量のレーシングV8エンジンへの換装です。
低回転から強烈なトルクを発揮するため、どのギアからでも簡単にホイールスピンを起こすことができます。
さらにスーパーチャージャーを追加装備することで、アクセルレスポンスが劇的に向上します。
馬力が上がりすぎるとコントロールは難しくなりますが、その分だけ大迫力のドリフトが可能になります。
| エンジン種類 | 搭載前の馬力 | 搭載後の馬力 | トルク特性 | ドリフトのしやすさ |
|---|---|---|---|---|
| 純正直列6気筒 | 約400 | – | 中高回転型 | 高い(扱いやすい) |
| レーシングV8 | – | 約800 | 低回転から強力 | やや難しい(じゃじゃ馬) |
| V12エンジン | – | 約1,000 | 高回転で超強力 | 非常に難しい |
タイヤの空気圧設定で滑り出しの感覚を微調整する
専用車両を購入した状態でも十分走れますが、セッティングを微調整することでさらに自分好みの車に仕上げることができます。
最も手軽で効果が高いのが、タイヤの空気圧の調整です。
空気圧を高く設定すると、タイヤがパンパンに張り詰めて路面との接地面積が減ります。
これによりグリップ力が低下し、より少ないパワーで簡単に車を滑らせることができるようになります。
前後での空気圧のバランス
逆に空気圧を低く設定すると接地面積が増え、グリップ力が向上して踏ん張りが効くようになります。
ドリフトにおいては、後輪の空気圧をフロントよりもやや高めに設定するのが一般的なセッティングです。
こうすることでフロントのグリップを残しつつ、リアを滑らせやすいバランスを作ることができます。
自分のアクセル操作の感覚に合わせて、少しずつ数値を変更してテスト走行を繰り返してみてください。
サスペンションのキャンバー角を変更して接地感を高める
チューニング項目の中でもう一つ重要なのが、サスペンションのキャンバー角の設定です。
キャンバー角とは、車を正面から見たときのタイヤの傾き具合を表す数値です。
タイヤの上部が内側に傾いている状態を「ネガティブキャンバー」と呼びます。
ドリフト中に車体が横にロールした際、ネガティブキャンバーをつけておくことでタイヤ全体が路面にしっかりと接地するようになります。
フロントに強めのネガティブキャンバーをつける
ドリフト仕様の車では、フロントタイヤに強めのネガティブキャンバーを設定することが推奨されます。
これにより深いアングルをつけて滑っている最中でも、フロントタイヤが路面を捉えてコントロール性を維持できます。
逆にリアタイヤのキャンバー角はゼロに近い状態にするか、ごく僅かなネガティブに留めます。
リアタイヤは直進状態での接地面積を最大化し、前へ進む推進力を確保するためです。
テレメトリ画面を開いて走行中のマシンの状態を可視化する
感覚だけでセッティングを出すのが難しい場合は、ゲーム内のテレメトリ機能を活用してください。
走行中に特定のボタンを押すことで、タイヤの温度やサスペンションの沈み込みといった内部データが画面に表示されます。
このデータをリアルタイムで確認することで、自分の操作が車にどのような影響を与えているかを論理的に分析できます。
例えば、ドリフト中に外側のタイヤだけが極端に温度が上がっている場合は、キャンバー角の設定が最適ではない証拠です。
データに基づいた論理的なチューニング
テレメトリ画面では、タイヤの接地面のどこに一番負荷がかかっているかを視覚的に確認することも可能です。
タイヤ全体が均一に発熱するように空気圧やアライメントを調整していくことで、理想的なマシンの挙動に近づけることができます。
初心者には情報量が多すぎて難しく感じるかもしれませんが、上級者を目指す上では欠かせないツールです。
定期的に画面を開き、マシンの状態を確認する癖をつけておくことをおすすめします。
コントローラーの振動機能を活かしてタイヤの限界を知る
ゲームのプレイ環境において、コントローラーから伝わる情報も非常に重要な要素です。
FORZA HORIZONシリーズはコントローラーの振動機能であるインパルストリガーを非常に効果的に使用しています。
タイヤのグリップが限界に達して滑り始める瞬間、トリガー部分が小刻みに振動してプレイヤーに警告を発してくれます。
この振動の強弱を感じ取ることで、画面の映像だけに頼らずに車の限界を見極めることができます。
振動を指標にしたアクセルコントロール
ドリフト中は、アクセルトリガーの振動が消えないギリギリのラインを維持することが理想的です。
振動が強すぎる場合はタイヤが過剰に空転しているサインであり、スピンの危険が高まっています。
逆に振動が完全に消えてしまった場合は、グリップが回復してドリフトが終了する前兆です。
指先に伝わるフィードバックを最大限に活用し、アクセルワークの精度をより一層高めていきましょう。
楽しみながらスキルポイントを稼いでモチベーションを保つ
ドリフトの練習は地味な反復作業の連続となるため、途中で飽きてしまうことも少なくありません。
そこで、ゲーム内のシステムを利用してモチベーションを維持する工夫を取り入れてください。
ドリフトを成功させると、ゲーム内ではスキルポイントが次々と加算されていきます。
これまで紹介した高速道路での蛇行運転などを組み合わせれば、あっという間に大量のポイントを獲得することができます。
ポイントを使ったマシンの強化と報酬
貯まったスキルポイントは、車の能力を解放するパークツリーのアンロックに使用することができます。
パークを解放することでさらにポイントが稼ぎやすくなったり、ボーナスのクレジットを獲得できたりします。
練習すればするほどポイントが貯まり、新しい車やパーツを買うための資金も増えていくという好循環が生まれます。
単なる技術の習得だけでなく、ゲーム内の報酬システムも同時に楽しむことが長続きの秘訣です。
天候や路面状況によるグリップ力の変化に対応する
FORZA HORIZON 6のオープンワールドでは、時間経過や天候の変化によって路面の状況がリアルタイムに変化します。
晴れた日の乾いたアスファルトで完璧なドリフトができたとしても、雨が降れば全く同じ操作は通用しなくなります。
路面が濡れるとタイヤのグリップ力が極端に低下するため、より慎重なアクセルワークが求められます。
少しの操作ミスが命取りとなるため、天候変化の際は速度を落として対応する必要があります。
ダート路面でのドリフトセッティング
また、舗装路だけでなくダート(未舗装路)でのドリフトもゲームの大きな魅力の一つです。
ダート路面ではアスファルトよりもはるかに滑りやすいため、ラリー用のサスペンションや専用のタイヤが必要になります。
車高を上げてストローク量を確保し、凹凸による跳ねを吸収するセッティングが基本となります。
様々な路面状況に合わせてマシンの仕様を変更し、環境に適応していく能力もドライバーには求められます。
デファレンシャルギアのロック率を調整して滑りを維持する
マニアックなチューニング項目として、デファレンシャルギア(デフ)の設定もドリフトに大きな影響を与えます。
デフは左右のタイヤの回転差を吸収するための装置ですが、ドリフトにおいては左右のタイヤを同時に空転させる必要があります。
そのため、チューニング画面でデフの「加速時のロック率」を100%に近づける設定を行います。
これにより、アクセルを踏み込んだ際に左右のタイヤが同じ力で回転し、綺麗な横滑りを誘発することができます。
減速時のロック率の設定
逆にアクセルを離した際の挙動を決める「減速時のロック率」の設定も重要です。
減速時のロック率を低く設定すると、コーナー進入時に車が向きを変えやすくなります。
高く設定すると直進安定性が増し、ブレーキング時のふらつきを抑えることができます。
自分のプレイスタイルに合わせて数値を調整し、最も扱いやすいデフの特性を見つけ出してください。
コントローラーのデッドゾーン設定を見直して操作性を上げる
最後に、ゲーム内のオプションからコントローラーの詳細設定を見直すことも忘れないでください。
特に「デッドゾーン」と呼ばれる、スティックやトリガーを動かしても反応しない領域の設定は重要です。
初期設定ではデッドゾーンが広めに取られていることが多く、微細な操作がゲーム内に反映されにくい場合があります。
デッドゾーンの数値を可能な限り小さく設定することで、指の動きがよりダイレクトに車に伝わるようになります。
自分の感覚に合わせたカスタマイズ
ただし、デッドゾーンを完全にゼロにしてしまうと、少し指が触れただけでも車が過敏に反応してしまい逆効果になることもあります。
テスト走行を繰り返しながら、自分が最もコントロールしやすい数値を微調整して探り当ててください。
ステアリングの直進性を確保するための外側のデッドゾーン設定なども、プレイヤーの感覚に大きく影響します。
ハードウェア側の設定も妥協せずに追い込むことで、ドリフトの成功率は飛躍的に向上するはずです。
まとめ
筆者情報
筆者:桐谷シンジ。 フリーランスのゲーム攻略ライターです。
慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至ります。 幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意としています。
最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたことです。
























