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【HORIZON 6】ABSの設定変更の効果まとめ|曲りやすさへの影響を解説|FORZA

編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は2026年5月発売のFORZA HORIZON 6におけるABS設定の効果や曲がりやすさへの影響が気になっていると思います。

この記事を読み終える頃にはABS設定による挙動の違いや最適なドリフト設定構築の疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  1. ABSオンによる旋回性能向上
  2. ドリフト向けアシスト設定解除
  3. 駆動系カスタムパーツの選定
  4. 微細なペダル操作の最適化

 

それでは解説していきます。

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ABSの設定変更の効果まとめ|曲りやすさへの影響

ABS(アンチロックブレーキシステム)の基礎知識

車両の制動を制御するシステムの役割

ABSとはアンチロックブレーキシステムの略称であり、急ブレーキ時にタイヤがロックするのを防ぐ機能です。 車のタイヤが回転を停止した状態で滑走してしまうと、ハンドルの操作が全く効かなくなってしまいます。

これを防ぐために、システムが自動的にブレーキのオンとオフを高速で繰り返し、タイヤのグリップ力を維持します。 FORZA HORIZON 6においてもこの機能は忠実に再現されており、車両の挙動に極めて大きな影響を与えます。

現実世界の自動車でも標準装備されている機能ですが、レースゲームにおいてはプレイヤーのスキルを補う重要なアシスト機能として位置づけられています。 特に高速走行からのコーナー進入時において、その恩恵を強く感じることができるはずです。

ゲーム内でのオンとオフの明確な違い

ABSをオンに設定している場合、プレイヤーがブレーキペダルを強く踏み込んでもタイヤが完全にロックすることはありません。 システムが最適な制動力を計算し、タイヤがスリップし始める直前の状態を維持してくれます。

一方、ABSをオフに設定した場合、ペダルの踏み込み量がそのままブレーキローターへの圧力として伝わります。 そのため、トリガーを強く引きすぎると即座にタイヤがロックし、白煙を上げながら直進してしまう現象が発生します。

このペダルコントロールのシビアさが、設定のオンとオフにおける最も大きなプレイフィールの違いとなります。 コントローラーのトリガーの振動(インパルストリガー)を通じて、タイヤの限界点を感じ取る繊細な操作が要求されます。

ABSオン設定時の曲りやすさへの具体的な影響

ブレーキング中のステアリング操作が可能に

ABSをオンにする最大のメリットは、フルブレーキング中であってもステアリング操作が有効に機能することです。 タイヤがロックしていないため、フロントタイヤの摩擦力(グリップ)を進行方向を変えるための力として利用できます。

コーナリングの基本である「アウト・イン・アウト」のライン取りを行う際、ブレーキングポイントが多少遅れてもリカバリーが容易になります。 ブレーキを残しながらコーナーに進入する「トレイルブレーキング」という高等技術も、ABSの恩恵により比較的簡単に実践可能です。

曲がれないと悩んでいるプレイヤーの多くは、コーナー手前でブレーキを強く踏みすぎている傾向があります。 ABSをオンにすることで、そのような状況下でも車両がステアリングを切った方向へしっかりとノーズを向けてくれるようになります。

制動距離と旋回性能のバランス変化

ABSが作動している状態では、制動距離自体はプロがABSオフで完璧なブレーキングをした場合よりもわずかに伸びる傾向にあります。 これは、タイヤのグリップの限界点を100%引き出し続けることが機械的な制御では難しいためです。

しかし、一般的なプレイヤーにとっては、タイヤロックによる極端な制動距離の増加を防ぐことができるため、結果的に安定したタイムを記録できます。 以下の表は、時速200kmからのフルブレーキング時における、設定の違いによる比較データです。

設定状況 タイヤ状態 制動距離の安定性 コーナリングへの移行
ABS オン グリップ維持 非常に安定している 極めてスムーズ
ABS オフ (操作成功) 限界点維持 最も短い スムーズ
ABS オフ (操作失敗) 完全ロック 極端に伸びる 操作不能(直進)

このように、曲がりやすさという観点に焦点を当てた場合、ABSオン設定は圧倒的なアドバンテージを持っています。 特に初心者から中級者のプレイヤーにとっては、コーナリングの基礎を学ぶための必須設定と言えます。

ブレーキロックが引き起こすアンダーステア現象

摩擦円の理論に基づくグリップの喪失

車のタイヤが持つグリップ力には限界があり、これを「摩擦円」という概念で説明することができます。 タイヤのグリップ力は、加速、減速(ブレーキ)、旋回(コーナリング)の3つの要素で円の容量を奪い合います。

ABSオフの状態で急ブレーキを踏み、タイヤがロック状態に陥ると、グリップ力の100%が減速方向で飽和してしまいます。 この状態では旋回方向に割くためのグリップ力が残っておらず、どれだけステアリングを切っても車は曲がりません。

これが、コーナーの外側へと車が押し出されてしまう「アンダーステア現象」の主な原因となります。 プレイヤーが意図したラインをトレースできず、壁に激突したりコースアウトしたりする結果を招きます。

視覚と聴覚からのタイヤロックの判断

FORZA HORIZON 6では、タイヤがロックしている状態を視覚と聴覚のフィードバックでプレイヤーに伝えてきます。 最も分かりやすいのは、フロントタイヤから上がる白いスキッドマークとタイヤスモークです。

また、タイヤが路面を滑る「キーッ」という高いスキッド音も、限界を超えている重要なサインとなります。 これらのサインに気づいたら、即座にブレーキを少し緩め、タイヤの回転を回復させる必要があります。

ABSをオンにしている場合は、システムがこれらの限界点の手前で制動力をコントロールしてくれます。 そのため、不快なスキッド音や無駄なタイヤスモークを抑え、スムーズにコーナーをクリアすることが可能になります。

ドリフト走行におけるABSの適切な活用方法

ドリフト中の姿勢制御におけるABSの役割

ドリフト走行は、意図的に後輪を滑らせて車両の向きを変える特殊なドライビングテクニックです。 このドリフトのきっかけを作る際や、ドリフト中の姿勢を微調整する際に、ブレーキ操作は非常に重要な役割を担います。

ABSがオンになっていると、フロントタイヤのグリップが常に確保されるため、フロントを軸にしてリアを振り出す動きが安定します。 特に進入速度が高すぎる場合の減速において、車の挙動を乱すことなくスピードを殺すことができます。

フットブレーキによる前荷重の移動が確実に行えるため、ドリフトの成功率を飛躍的に高める効果が期待できます。 レビューなどでも、ABSをオンにした途端にドリフトのコントロールが容易になったという声が多く見られます。

サイドブレーキとの連動と操作の簡略化

FORZA HORIZON 6では、通常のフットブレーキに加えてサイドブレーキ(Eブレーキ)を使用することが可能です。 サイドブレーキは後輪のみを強制的にロックさせ、意図的にスピン状態を作り出すための装置です。

ABS設定は基本的にフットブレーキの動作にのみ影響を与えるため、サイドブレーキによるリアの振り出し動作には干渉しません。 したがって、ABSをオンにしたまま、フットブレーキで安定して減速し、サイドブレーキでリアを流すという連携が可能になります。

この操作の組み合わせにより、プレイヤーは車のコントロールを失うリスクを最小限に抑えながらドリフト状態に持ち込めます。 複雑なペダルワークをシステムに任せることで、ステアリング操作とカウンターを当てることに意識を集中できるのです。

ABSオフ設定時の制動特性とペダルコントロール

スレッショルドブレーキングの習得

ABSをオフにして速く走るためには、「スレッショルドブレーキング」と呼ばれる高度なテクニックの習得が不可欠です。 これは、タイヤがロックする寸前の限界点(スレッショルド)をペダル操作で維持し続ける技術です。

コントローラーのトリガーを全開まで引くのではなく、70%から80%程度の位置で微細な調整を行い続ける必要があります。 FORZA HORIZON 6の進化したインパルストリガーの振動を頼りに、グリップの抜け感を感じ取らなければなりません。

この技術を完全にマスターすれば、ABSオン時よりも短い制動距離でコーナーにアプローチすることが理論上は可能です。 しかし、路面状況やタイヤの摩耗状態によって限界点は常に変動するため、極めて難易度の高い操作となります。

タイムアタックにおける限界への挑戦

一部の上級プレイヤーや、コンマ1秒を争うタイムアタックのトップランカーは、あえてABSをオフに設定しています。 それは、機械介入によるわずかなタイムラグや、制動力の自動調整によるロスを完全に排除するためです。

また、意図的に一瞬だけフロントタイヤをロックさせ、車の向きを急激に変えるようなトリッキーな操作も可能になります。 しかし、このような操作は失敗した際のリスクが非常に高く、レース中の安定性を大きく損なう可能性があります。

総合的な速さと曲がりやすさを求めるのであれば、まずはABSオンで車両の限界挙動を体に覚え込ませることが推奨されます。 限界への挑戦は、コースレイアウトと自車のセッティングを完全に把握した後に取り組むべき課題と言えるでしょう。

環境別(ターマック・ダート・雪道)のABS効果の違い

舗装路(ターマック)における確実なグリップ確保

アスファルトなどの舗装路面では、タイヤの基本的なグリップ力が高いため、ABSの介入タイミングは比較的遅くなります。 かなり強いブレーキを踏まない限りシステムは作動せず、プレイヤーの意図した通りの減速が行われます。

しかし、ハイスピードからの急減速が求められる直角コーナーなどでは、ABSが命綱として機能します。 オンにしておくことで、タイヤへのフラットスポット(偏摩耗)の発生を防ぎ、レース後半まで安定した旋回性能を維持できます。

タイヤの損傷シミュレーションを有効にしている場合、ABSの有無はレースの勝敗を分ける決定的な要因となり得ます。 ただし、設定変更の初期段階では、ダメージやタイヤの損傷設定は「なし」にして練習することをおすすめします。

低ミュー路(ダート・雪道)でのシステム介入の弊害

未舗装のダート路面や、今作でも登場する雪道などの低ミュー路(滑りやすい路面)では、ABSの挙動が少し変化します。 路面のグリップが極端に低いため、少しブレーキを踏んだだけでもすぐにタイヤがロックしそうになり、ABSが頻繁に介入します。

場合によっては、ABSが作動し続けることで十分な制動力が発揮されず、制動距離が異常に伸びてしまうケースも存在します。 ダートレースにおいては、あえてタイヤをロックさせて土や雪を掻き出し、壁を作って減速するテクニックが有効な場面もあります。

そのため、雪道でのレースやラリー競技に特化する場合は、プレイヤーのスタイルによってABSオフを検討する余地が生まれます。 また、コースごとに参加できる車両クラスが制限される仕様があるため、路面に合わせた車両と設定の使い分けが重要になります。

HORIZON 6におけるドリフト向けの総合セッティング

トラクションコントロールとスタビリティの解除必須理由

電子制御がドリフト走行を阻害するメカニズム

ドリフトを成功させるための第一歩は、ABS以外の走行アシスト機能を思い切ってオフにすることです。 特にトラクションコントロール(TCR)とスタビリティコントロール(STM)は、ドリフトの最大の敵となります。

TCRは、ホイールスピン(タイヤの空転)を検知するとエンジンの出力を強制的に絞り、グリップを回復させるシステムです。 ドリフトは意図的に後輪を空転させ続ける必要があるため、TCRがオンだとシステムがパワーを奪い、ドリフトが強制終了してしまいます。

STMは、車体がスピンモードに入ったことを各種センサーで検知し、独立したブレーキ制御で姿勢を真っ直ぐに戻す機能です。 車を横に向ける動作そのものを異常事態と判断し、強制的に修正をかけてくるため、横滑りを維持することが不可能になります。

制御解除による車両本来のポテンシャルの解放

これらの制御をオフにすることで、車両はプレイヤーのアクセル操作とステアリング操作に対してダイレクトに反応するようになります。 アクセルを踏み込めば後輪は激しく空転し、ステアリングを切れば車体は簡単にスピン状態に陥ります。

最初は車を真っ直ぐ走らせることすら難しく感じるかもしれませんが、この状態こそがドリフトを行うための必須条件です。 設定を解除したことで「機械がスピンを防いでくれていた」という事実を実感できるはずです。

ステアリングアシスト設定も「スタンダード」あるいは「シミュレーション」に設定し、オートステアリング系の機能は全てオフにしましょう。 これにより、自らの手で車をコントロールし、スライドを維持する本物のドリフトフィーリングを味わうことができます。

ドリフト専用スプリングダンパーの採用と効果

サスペンション構造の最適化による荷重移動

ドリフトを維持するためには、車体の足回りであるサスペンションのセッティングが極めて重要な要素となります。 カスタムアップグレード画面から「ドリフト用スプリング・ダンパー」を選択することで、ドリフトに最適な足回りを手軽に構築できます。

このパーツを装着すると、通常のレース用サスペンションとは異なり、フロントタイヤの切れ角が大幅に増加します。 深いアングル(角度)でドリフトしている際にも、カウンターを当ててスピンを回避できる領域が格段に広がるのです。

また、サスペンションのストローク量や減衰力が、横方向の滑り出しをコントロールしやすいように最適化されています。 急激な荷重移動を行っても車体の姿勢が破綻しにくく、滑らかなスライド状態へ移行しやすくなります。

車高とキャンバー角の自動調整の恩恵

ドリフト用サスペンションを装着すると、車高が適切に下がり、重心が低くなることでロール(車体の傾き)が抑えられます。 さらに、フロントタイヤにネガティブキャンバー(ハの字)が適度につけられ、ステアリングを切った際の接地面積が最大化されます。

これにより、フロントタイヤを軸にしてリアを振り回すという、ドリフトの基本動作が非常にやりやすくなります。 詳細なチューニング画面で数値を細かく調整することも可能ですが、最初は吊るしの状態でも十分に高いパフォーマンスを発揮します。

まずはこの専用パーツを装着し、車の挙動がどのように変化するのかを実際にコースを走って体感してみてください。 エンジンパワーを上げる前に、足回りを決めることがドリフトセッティングの鉄則です。

トランスミッションの選択と6速仕様のメリット

シフトチェンジの頻度とパワーバンドの維持

ドリフト中は、エンジンの一番おいしい回転数(パワーバンド)を常に維持し続けることが求められます。 そのためには、エンジンの動力をタイヤに伝えるトランスミッションの選択が非常に重要になります。

FORZA HORIZON 6では7速や8速、9速といった多段ギアも選択可能ですが、ドリフトにおいては「6速レース仕様」が推奨されます。 多段ギアは最高速を伸ばすのには有利ですが、ギアチェンジの頻度が増え、ドリフト中にパワーバンドを外してしまうリスクが高まります。

6速トランスミッションであれば、2速や3速といった特定のギアでカバーできる速度域が広く、アクセルコントロールに集中できます。 頻繁なシフトチェンジによる挙動の乱れを防ぎ、安定したロングドリフトを繋げやすくなるという大きなメリットがあります。

マニュアル(MT)操作への移行を見据えた選択

現在はオートマチック(AT)設定でプレイしている場合でも、将来的にはマニュアル(MT)への移行を視野に入れることをおすすめします。 ドリフトにおいては、任意のタイミングでギアを落としてエンジンブレーキを効かせたり、高回転をキープしたりする操作が必須になるためです。

AT設定では、ドリフトで失速した際に勝手にギアが上がってしまい、パワーが足りずにドリフトが戻ってしまう現象がよく起こります。 6速トランスミッションを選択しておけば、MT操作に切り替えた際にも、各ギアの役割が明確で操作を覚えやすくなります。

まずはAT設定と6速トランスミッションの組み合わせで車の挙動に慣れ、徐々にMT操作でのギア選択を練習していくのが良いでしょう。 意図的に低いギアに落としてリアタイヤを空転させる技術を覚えれば、ドリフトの自由度は飛躍的に向上します。

デファレンシャル(LSD)のドリフト向けチューニング

左右のタイヤの回転差を固定する重要性

デファレンシャルギア(デフ)は、コーナリング時に左右の駆動輪に生じる回転差を吸収し、スムーズに曲がるための機構です。 しかし、ドリフトを行う上では、この回転差を吸収する通常のデフ(オープンデフ)は非常に都合の悪いパーツとなります。

オープンデフの状態でコーナリング中にアクセルを踏み込むと、荷重が抜けている内側のタイヤばかりが空転してしまいます。 外側のタイヤには駆動力が伝わらず、車を前に押し出しながら横に滑らせるというドリフト特有の動きを作り出すことができません。

これを解決するために、「リミテッドスリップデフ(LSD)」を装着し、左右のタイヤをロックして同時に空転させる必要があります。 ドリフトを成功させるためには、このデフの交換は必須級のチューニング要素と言えます。

加速側と減速側のロック率の最適な設定

アップグレードで「ドリフト用デフ」を装着すると、チューニング画面でLSDのロック率を詳細に設定できるようになります。 ドリフトを安定させるための基本的なセッティングの方向性は以下の通りです。

項目 推奨設定値 効果と理由
加速側ロック率 80% ~ 100% アクセルオンで左右のタイヤを同時に滑らせるため。高いほど直進性は悪化するがスライドへの移行が容易になる。
減速側ロック率 60% ~ 80% アクセルオフ時のエンジンブレーキでもリアを滑りやすく保ち、姿勢の変化を抑えるため。

このように、加速側の数値を極端に高く設定することで、アクセルを踏んだ瞬間にリアがブレイクしやすくなります。 実車のドリフト車両でも、デフを完全に固定する「溶接デフ」などの手法が取られるほど、左右の回転を同期させることは重要です。

設定を変更した後は、広場などでアクセルを急に踏み込み、車がその場でクルクルと回る(定常円旋回)ができるか確認してみましょう。 定常円旋回がスムーズに行えるようになれば、デフの設定は適切に機能している証拠です。

クラス制限を考慮したタイヤ選択の戦略

パフォーマンスインデックス(PI)の管理

FORZA HORIZONシリーズでは、車両の総合的な性能を「パフォーマンスインデックス(PI)」という数値で表し、クラス分けを行っています。 オンラインのマッチングや特定のレースイベントでは、「Bクラス限定」など、参加できる車両のクラスに厳しい制限が設けられています。

ドリフトをより高次元で行うためには、グリップ力が低く滑りやすい「ドリフト用タイヤ」を装着するのが理想的です。 しかし、タイヤのアップグレードは車両のPIを大きく上昇させる要因となり、意図せずクラスが上がってしまうことがあります。

例えば、お気に入りのシルビアをBクラスの峠レースで使いたい場合、ドリフト用タイヤを履かせるとAクラスに上がってしまう可能性があります。 このような場合は、あえてノーマルタイヤやストリートタイヤを維持し、指定されたクラス内に収めるという戦略的な判断が必要になります。

グリップと滑りやすさの妥協点を見つける

ノーマルタイヤのままであっても、前述したサスペンションやデフのチューニングが適切に行われていれば、十分にドリフトは可能です。 むしろ、エンジンパワーが少ないBクラスやCクラスの車両においては、タイヤのグリップが高すぎると滑らせること自体が困難になります。

車両のパワーとタイヤのグリップ力のバランスを見極めることが、チューニングの醍醐味でもあります。 あえて細いタイヤを選択したり、空気圧を高めに設定して接地面積を減らしたりすることで、タイヤの種類を変えずに滑りやすさを調整することもできます。

クラス制限とコースレイアウト、そして自分の目標とするドリフトスタイルに合わせて、最適なタイヤの選択と妥協点を探っていきましょう。 様々な組み合わせを試行錯誤することが、車への理解を深める一番の近道です。

ギア比(ファイナルドライブ)の加速重視セッティング

エンジンパワーを効率よく引き出すための調整

チューニング画面における「ギアリング」の項目では、トランスミッションのギア比を細かく調整することができます。 その中でも「ファイナルドライブ(最終減速比)」の調整は、車の加速性能と最高速のバランスを決定づける重要な要素です。

ドリフト仕様の車を作る場合、このファイナルドライブのスライダーを「加速(右側)」に寄せるセッティングが一般的におすすめされます。 数値を大きく(右に)設定することで、各ギアの最高速は落ちますが、その分エンジン回転数が素早く吹け上がり、鋭い加速力を得ることができます。

ドリフト中はタイヤを空転させ続けるためのトルクが必要になるため、最高速よりも低中速域でのピックアップの良さが求められます。 コーナーの立ち上がりでアクセルを踏み込んだ際、瞬時にパワーバンドに到達するレスポンスの良さがドリフトの飛距離を伸ばします。

車種とコースに合わせた微調整の重要性

ファイナルドライブを加速側に寄せすぎると、すぐにエンジンの回転数が頭打ち(レッドゾーン)になり、頻繁なシフトチェンジが必要になります。 AT設定でプレイしている場合、意図しないタイミングでシフトアップが発生し、ドリフトの姿勢が崩れる原因にもなります。

そのため、ただ右に寄せれば良いというわけではなく、使用する車両のエンジントルクと、走るコースのコーナーの規模に合わせた微調整が必要です。 例えば、長いストレートの後の大きなコーナーを抜ける場合と、狭い峠道を走る場合では、最適なギア比は全く異なります。

基本的には、よく走るコースのメインとなるコーナーを、2速または3速でエンジンの回転数が少し余裕を持った状態で抜けられるように数値を合わせます。 テスト走行を繰り返し、自分の走りのリズムに最も合うファイナルドライブの数値を見つけ出してください。

実践的なアクセルワークとペナルティ回避のコーナリング

ちょびちょびアクセル(フェザリング)の習得

セッティングが完了したら、いよいよ実践的なドライビングテクニックの習得に入ります。 ドリフト中の最も重要な操作は、ステアリングではなく「アクセルペダルの繊細なコントロール」にあります。

トリガーを常に全開にしてしまうと、リアタイヤが外側にスッポ抜け、そのままスピンしてしまいます。 逆にアクセルを完全に離してしまうと、タイヤのグリップが回復してドリフトが戻ってしまい、車は急激に直進状態に戻ります。

これを防ぐためには、トリガーを半分程度引いた状態を維持したり、細かくオンとオフを繰り返す「フェザリング」という技術が必要です。 エンジン音の変化を聞きながら、滑り角を一定に保つための微妙な力加減をコントローラーを通じて体得していきましょう。

マルチプレイにおける接触ペナルティの仕様

FORZA HORIZON 6のオンラインマルチプレイでは、悪質な走行を防ぐためのペナルティシステムが実装されています。 コーナーで減速せずに前走車にミサイルのように突っ込んだり、壁に激しく衝突したりすると、一時的に車両の速度が制限されるペナルティを受けます。

特に壁への衝突(ウォールライド)は厳しく判定されるため、ガードレールに頼った強引なコーナリングはタイムロスに直結します。 ドリフト中であっても、車のコントロールを完全に失って壁に接触することは避けなければなりません。

ABSをオンにして確実な減速を行い、フェザリングで姿勢を制御しながら、他車や壁と適切な距離を保つクリーンな走りが求められます。 最初はスピードを落とし、小さなコーナーでの基礎練習を徹底することで、ペナルティを受けない確実な操作スキルを身につけていきましょう。

まとめ

今回はFORZA HORIZON 6におけるABSの設定変更がもたらす曲がりやすさへの影響と、ドリフトを成功させるための総合的なセッティングについて解説しました。 アシスト機能の役割を正しく理解し、パーツの特性を活かしたチューニングを行うことで、車の挙動は劇的に改善されます。 まずは基礎的な設定から見直し、少しずつ自分好みのセッティングへと昇華させて、最高に気持ちの良いコーナリングを追求してみてください。

筆者情報

筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。

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サブカルチャー情報を総合的に発信しています。主にポケモンGOの攻略情報、おすすめゲームソフトの紹介、雑誌・漫画のサブスクリプションの情報を取り扱います。

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