編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、紅の砂漠(クリムゾンデザート)における「移動が不便」「もっと効率的に探索したい」「あの高い場所にどうやって行くの?」といった悩みを抱えているはずです。
広大なオープンワールドを誇る本作において、移動スキルの習熟度はゲームの楽しさを左右する最も重要な要素といっても過言ではありません。 特に「突き」という本来は攻撃用であるスキルが、実は移動において最強の「ぶっ壊れ性能」を秘めていることは、やり込んでいるプレイヤーの間では常識となっています。
この記事を読み終える頃には、空中を自在に駆け巡り、垂直な崖をバグレベルの慣性で飛び越えるテクニックをマスターし、探索のストレスが完全に解消されているはずです。
- 突きレベル3による空中移動の劇的な変化
- 慣性を利用した壁際のハイジャンプテクニック
- 探索必須スキルである掌破跳躍と気力レベルの相関
- 戦闘と移動を両立させるアビスギアの最適解
それでは解説していきます。
紅の砂漠における移動スキルの重要性と基本概念
探索の質を変える「気力」と「空中軌道」
まず、テクニックを語る前に避けては通れないのが「気力(スタミナ)」の管理です。 本作では、多くの便利な移動スキルが気力をリソースとして消費します。
特に探索において必須となる「空中軌道」というスキル。 これを使用するには、気力を一度に200消費します。 しかし、ゲーム開始直後のキャラクターの気力はわずか120しかありません。
つまり、まずは気力のレベルを最低でも4まで上げることが、空中移動を解禁するための第一歩となります。 気力レベルを上げなければ、どんなに優秀なスキルを持っていても宝の持ち腐れになってしまいます。
気力レベルと移動可能範囲の目安
| 気力レベル | 気力最大値 | 解禁される主な移動アクション |
|---|---|---|
| レベル1 | 120 | 短距離ダッシュ、標準ジャンプ |
| レベル2 | 145 | 崖登り(低)、回避の連発 |
| レベル3 | 170 | 中距離の壁登り |
| レベル4 | 200 | 空中軌道(発動可能) |
| レベル5以上 | 225〜 | 長距離滑空、高度維持コンボ |
このように、レベル4が探索における一つの大きな境界線となります。 スキルポイントや強化アイテムを手に入れたら、まずは気力へ投資することを強くおすすめします。
全プレイヤー必須の「掌破系」スキル
移動において、突きと並んで重要なのが「掌破(しょうは)」に関連するスキルです。 これらは単なる攻撃手段ではなく、空中での高度稼ぎや、壁への安全なアプローチに欠かせません。
特に「掌破跳躍」は、空中でR3ボタン(スティック押し込み)をすることで上空へ舞い上がれるスキルです。 このスキルを習得しているかどうかで、到達できる高所の範囲が倍以上に変わります。
さらに「掌破電波」も見逃せません。 これは、マジックハンド(理の力レベル2)を飛ばしたポイントに対し、地上から安全に掌破を叩き込むことができるスキルです。 高い場所にあるギミックを作動させたり、壁から吹き飛ばされるリスクを抑えつつ移動の起点を作ったりする際に重宝します。
ぶっ壊れ移動スキル「突き」の真髄:空中発動と物理干渉
なぜ「突き」が移動において最強なのか
本来、突きは剣を前方に突き出す攻撃スキルです。 しかし、これをレベル3まで上げると「空中突き」が可能になります。
この空中突きが「ぶっ壊れ」と言われる理由は、その圧倒的な「前方への推進力」と「物理慣性の乗り方」にあります。 通常のジャンプやダッシュでは到達できない距離を、空中で武器を構え、突きを放つことで強引に距離を詰めることができるのです。
ただし、注意点として「地面からの通常の1段ジャンプ」からは直接出すことができません。 後述する2段ジャンプや掌破跳躍など、一度空中に滞留するアクションを挟む必要があります。
空中突きの発動手順(プレステコントローラー例)
- ジャンプ発動:まずは高く飛び上がります。
- 空中アクション:2段ジャンプ、または掌破跳躍(R3)でさらに高度を確保。
- 突き発動:R1+△ボタンで前方に突きを放つ。
- コンボ継続:スタミナがある限り、さらに突きや空中アクションを繋げる。
この一連の流れにより、あたかも空中を歩いているかのような長距離移動が可能になります。
テクニック:壁際の慣性ハイジャンプ
これは少し練習が必要ですが、マスターすれば崖登りが一瞬で終わる神テクニックです。 壁に捕まっている状態で、壁の「上がり口(角の部分)」に近い場所で、四角ボタンを長押しします。
この動作で通常のハイジャンプが発生しますが、ここで「突き」を壁の斜面に向けて入力します。 すると、キャラクターの当たり判定が壁の斜面と激しく干渉し、本来のジャンプ高度を大幅に超える速度でキャラクターが上空、あるいは前方へ射出されます。
特に岩肌や鉄塔の角など、少し複雑な形状をしたオブジェクトでこの慣性バグは発生しやすいです。 「登るのが面倒だな」と感じる高い崖を見つけたら、ぜひ壁際での突き入力を試してみてください。
突きを利用した高度維持と滑空コンボ
突きを移動に使う際の最大の利点は、高度をほとんど落とさずに前方へ進める点です。 通常の落下中であっても、突きを入力した瞬間は高度が固定、あるいはわずかに上昇します。
これを利用して「2段ジャンプ → 突き → 掌破跳躍 → 突き」というコンボを組むと、目視では届かないような遠くの浮島や、深い谷の向こう側へも容易に渡ることができます。
高度維持コンボのスタミナ配分
| アクション | 気力消費量 | 高度維持への寄与 |
|---|---|---|
| 2段ジャンプ | 5(精神力) | 高(上昇) |
| 空中突き | 中(スタミナ) | 中(推進) |
| 掌破跳躍 | 中(スタミナ) | 高(上昇) |
| 高速起動 | 大(スタミナ) | 最高(瞬発) |
これらを組み合わせる際は、常に画面下の気力ゲージを確認してください。 気力が尽きると武器をしまい、無防備な落下状態になってしまいます。
探索効率を激変させる「光集め」と「採集」の知恵
探索の道標:光集め(L1+R1)の活用
移動スキルを最大限に活かすためには、目的地を正確に把握する必要があります。 そこで役立つのが「光集め」というスキルです。
このスキルは、発動すると周囲の重要なオブジェクトやファストトラベル先(アビスの標石など)を光り輝かせ、遠くからでも視認できるようにしてくれます。 高い山頂に辿り着いたら、まずは光集めを発動して周囲を見渡しましょう。
アップデートにより、ファストトラベルのポイントは大幅に増加しました。 光の柱が見えたら、そこが次なる冒険の拠点になります。 移動スキルを駆使して最短距離でそこへ向かう。これが紅の砂漠における「効率的な探索」のテンプレートです。
光集めが反応する主な対象
- ファストトラベル先(アビスの標石)
- 隠された宝箱やアビスアーティファクト
- 謎解きギミックのヒントオブジェクト
- 希少な鉱石や植物
また、意外な使い方として「地面に置いた生肉を焼く」というものがあります。 焚き火や鍋がない場所でも、肉を地面に捨てて光を照射し続けることで、即席の回復アイテム(焼き肉)に変えることができます。 ボス戦直前で回復が足りない時などに覚えておくと、命を救われる場面があるかもしれません。
自動マッピングと鉱石採掘
探索中に見つけた鉱石は、近づくだけでマップに自動的にアイコンが表示されるようになりました。 これは以前のバージョンにはなかった非常に便利な機能です。
装備の強化(焼き入れ)には、鉄鉱石や銅鉱石、そしてレアな欠石が大量に必要になります。 移動スキルを使ってフィールドを飛び回っている最中に、光る鉱石を見つけたら、採取しなくても良いので一旦近づいてマップに記録させておきましょう。
後で素材が必要になった際、マップを開けばどこに何があるか一目瞭然です。 特に高い場所にある鉱石ほど、レアリティが高い傾向にあるため、空中突きを活用して高所の採掘ポイントを網羅していくのが賢いやり方です。
戦闘においても「ぶっ壊れ」な必須スキルの解説
移動が快適になっても、目的地にいるボスを倒せなければ意味がありません。 ここでは移動スキルと相性が良く、かつ戦闘そのものを崩壊させるほど強力なスキルを紹介します。
対人・対ボス最強格:疾風斬り
移動スキルの「突き」から繋がる攻撃としても優秀なのが「疾風斬り」です。 これは、光反射の発動中(L1+R1)にR2ボタン、あるいは砂漠状態での長押しで発動します。
このスキルの何が強いのかというと、その「圧倒的な拘束力と吹き飛ばし性能」です。 大型のボスであっても、疾風斬りの最終段まで当てれば大きく体勢を崩すことができます。 また、精神力を消費しますが、装備に「精神力回復」のギアを一つでも付けていれば、ほぼループ状態で打ち続けることが可能です。
疾風斬り運用時の推奨ギア構成
| ギア名 | 効果 | 疾風斬りへの恩恵 |
|---|---|---|
| 精神力回復のギア | 攻撃時・時間経過で回復 | スキルの連発を可能にする必須品 |
| 攻撃力上昇ギア | 純粋なダメージアップ | 殲滅速度を大幅に向上させる |
| 会心率増加ギア | クリティカル発生率上昇 | 疾風斬りの多段ヒットと相性抜群 |
囲まれた時の救世主:反発気場
探索中に不意に敵の群れに囲まれた際、最も頼りになるのが「反発気場(はんぱつきじょう)」です。 これは集中レベル2で習得できるスキルで、精神力を10消費します。
集中状態(スローモーション)の中で周囲に衝撃波を放ち、敵を一斉に吹き飛ばします。 ダメージ自体はそこまで大きくありませんが、このスキルの最大の特徴は「発動中に精神力が回復する」点と、敵との距離を強制的に作れる点です。
ここから空中へ飛び上がり、突きを利用して離脱する、あるいは空中から奇襲をかけるといった「移動と攻撃の連携」が生まれます。 狭い建物内や、多数のオークに襲われた際にこれほど心強いスキルはありません。
スキルのカスタマイズとアビスアーティファクト
スキルの初期化で常に最適解を模索する
「移動スキルを優先しすぎて、戦闘が厳しくなった」 「突きをレベル3にする前に、他のスキルに振ってしまった」
そんな時でも安心してください。本作には「色あせたアビスアーティファクト」というアイテムが存在します。 これを所持していれば、スキル画面で四角ボタンを長押しするだけで、いつでもスキルの初期化が可能です。
重要なのは、1個のアーティファクトを使用すれば、これまで消費した全てのスキルポイントが戻ってくるという点です。 「今は探索をメインにしたいから移動特化」「ボスが強いから戦闘特化」といった具合に、プレイスタイルに合わせて柔軟に振り直しましょう。
アビスギアの付け替えで武器を強化
第2章で出会う魔女シルビアのイベント以降、アビスギアの装着が可能になります。 移動効率を重視するなら、武器には必ず「風切り」のギアを付けておきましょう。
風切りは攻撃に真空の刃を伴わせる効果がありますが、これが移動中の空中攻撃やローリング攻撃にも乗ります。 これにより、移動しながら周囲の草木を刈り取って素材を集めたり、雑魚敵を蹴散らしたりといった「ながら作業」が非常にスムーズになります。
また、もし「カラスの追撃」というスキルを持っているなら、R2コンボの後にR1を入力することで、風切りへと繋げる強力な連携も可能です。 移動だけでなく、戦闘のコンボルートとしても一級品です。
序盤の壁:第4章「拠点の解放」を目指せ
どれだけ移動スキルが優秀でも、アイテムの所持枠や回復薬が尽きてしまえば探索は中断せざるを得ません。 まずはストーリーを第4章まで進め、拠点(日の出の地など)を解放することを目指してください。
拠点が解放されると、以下のメリットを享受できます。
- ショップの充実: 高性能な回復アイテム(パンや塩焼きなど)が安定して購入可能になります。
- アイテム預かり所: 探索で集めた大量の素材を保管し、身軽な状態で再び冒険に出られます。
- 傭兵管理: 仲間の傭兵に仕事を任せ、自分が探索している間に素材を自動で集めてもらえます。
拠点さえしっかりしていれば、突きや掌破跳躍を駆使した「数時間に及ぶ長距離遠征」も可能になります。
まとめ
紅の砂漠における移動は、スキルの理解度一つで「苦行」から「快感」へと変わります。 今回紹介した「空中突きレベル3」の活用、そして「壁際の慣性ハイジャンプ」をマスターすれば、あなたの探索効率は間違いなく数倍に跳ね上がるでしょう。
特に、気力レベルを4まで上げ、空中での行動回数を増やすことが全ての鍵です。 もし操作が難しいと感じたら、まずは「掌破跳躍」からの「空中突き」を平地で練習してみてください。 空中での自由を手に入れた時、このゲームの本当の面白さが見えてくるはずです。
最後に:装備の「焼き入れ」も忘れずに
移動スキルのことばかり話してしまいましたが、装備の「焼き入れ(強化)」も非常に重要です。 防御力が低いと、移動中に一撃を受けただけで致命傷になりかねません。 探索で手に入れた鉱石や動物の皮を使い、こまめに装備を鍛えておきましょう。
装備画面で三角ボタンを押せば、次の強化に必要な素材がいつでも確認できます。 それをリスト代わりに、移動スキルを駆使して世界中を飛び回ってください。
あなたの冒険が、より快適で刺激的なものになることを願っています!
筆者情報
筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。 幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。 最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。























