皆さんは眠くなった時の対処にどんな方法を取っていますか?
私は眠くなったらブラックのコーヒーをがぶ飲みしてカフェインの力で目を覚まします。
でも、そのコーヒーに含まれるカフェインを間違った方法で摂取すると危険だということはご存知でしょうか。
今日の記事では以下についてご紹介していきます。
1.カフェインとは
改めてカフェインとは何かとは何か?と問われた時、ちゃんと回答できる人は少ないと思います。
カフェインは私たちの身近な飲み物、例えば、緑茶・コーラ等にも含まれています。
カフェインの代表的な効用としては以下が挙げられます。
- 眠気、倦怠感の除去
- 頭痛の改善
- 利尿作用(トイレが近くなる)
- 集中力を高める
- 運動能力の向上
- 自律神経の働きを高める
2.カフェインの過剰摂取について
コーヒーを飲む上で気を付けたいのがカフェインの過剰摂取です。
カフェインの過剰摂取による健康被害の代表例は以下の通りです。
神経が刺激されることで
- めまい
- 心拍数の増加
- 興奮、不安、震え、吐き気、など
3.カフェイン摂取の目安
成人男性の場合、1日に3〜4杯のコーヒーの摂取が適正量の目安です。
なお、妊婦さんもカフェインの摂取に注意を払うことが必要です。
胎児への影響に関する研究は終わっていませんが、1日2〜3杯までにするのが良いそうです。
可能であれば、妊娠中はカフェインを摂取するのを控えるのが良さそうですね。
どうしてもコーヒーが飲みたければ、カフェインレスコーヒーという選択肢も有りだと思います。
4.コーヒーで健康になった事を感じられる9つの事
コーヒーを飲むことにより身近で9つの効果があります。
- ダイエット効果→交感神経が強く刺激され脂肪燃焼を高める効果が期待される
- 空腹感が抑えられ食べ過ぎになりにくい
- 運動能力の向上→酸素摂取量が上がる(国によってはドーピング扱いとなっている)
- 記憶力向上
- 胃酸を活発にする
- 脳を活性化させる
- リラクゼーション効果→コーヒーの香りに脳をリラックスさせる効果有り
- 若さをサポート→クロロゲン酸に抗酸化作用有り
- 体のサビ付き防止→ポリフェノールが脂質の酸化を抑える
5.コーヒーが将来の体に与える健康的効果
コーヒーを継続的に摂取する事により、将来的に以下の健康的効果が得られる可能性があります。
心臓病、脳卒中、呼吸器疾患の死亡リスク低下に効果がある。
これは炎症予防効果のあるカフェインと酸化防止効果のあるポリフェノールの相乗効果であると言われています。
血液をサラサラにしてくれるため、血流の流れが良くなり、病気のリスクが低減します。
またカフェインには気管支を拡張する作用があったり、呼吸器の機能を改善する効果があると言われています。そのため心臓病や脳卒中を予防したり、肥満防止の効果があると報告されています。
糖尿病や認知症の予防にも良い効果がある。
コーヒーを一日3〜4杯飲む人は、飲まない人と比べて2型糖尿病になるリスクが男性で17%、女性で38%低いと言われています。(国立国際医療研究センターの研究結果)
認知症の約半数を占めるアルツハイマー型認知症予防にも効果的だと言われています。
6.コーヒーを効果的に飲む方法
ここからはコーヒーの効果的な飲み方を解説していきます。
インスタントよりドリップの方で飲む
ドリップコーヒーのポリフェノールはインスタントコーヒーの約5倍含まれています。
ドリップコーヒーの方が手間と時間がかかりますが、効果的に飲むのであればドリップの方がオススメです。

運動の前に飲む
運動能力の向上や脂肪燃焼効果が期待できます。
20分程度のお昼寝前に飲む
カフェインは飲んだ20分後に効果が現れます。
そのため、お昼寝後にはスッキリ目覚めることができます。
7.まとめ
以上、コーヒーに含まれるカフェインについて紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
意外と知られていないことが多かったと思います。
カフェインは適量であれば体に良いのですが、どんなものでも摂取のし過ぎは体に良くないので、コーヒーの飲み過ぎにはくれぐれも注意しましょう。