編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は2026年2月27日に発表された「ポケモン ウインド&ウェーブ」の登場ポケモンや舞台設定が気になっていると思います。
映像から判明した内定ポケモンを地方別に整理し、舞台のモデルや新ギミックの考察まで徹底的に解説します。
この記事を読み終える頃にはウインド&ウェーブの登場ポケモンや世界観の疑問が解決しているはずです。
- 地方別内定ポケモンの詳細一覧
- 新御三家と特別仕様のピカチュウ
- ロゴから推測する新バトルギミック
- 舞台設定と次世代機のグラフィック進化
それでは解説していきます。
地方別内定ポケモンまとめ : 各世代の登場状況
公開されたファーストトレーラーの映像内で姿が確認できたポケモンを、初登場した地方(世代)ごとに分類して解説します。
進化前や進化後の姿が映像に映っていなくても、進化系統の一部が登場している場合は、系統全体が内定しているものとして扱います。
また、特別なリージョンフォームが追加される可能性についても考察を交えて解説していきます。
まずは、各地方からの内定数を以下の表にまとめました。
| 世代 | 地方名 | 確認された内定系統数 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 第1世代 | カントー地方 | 4系統 | ピカチュウの特殊個体を含む |
| 第2世代 | ジョウト地方 | 3系統 | |
| 第3世代 | ホウエン地方 | 5系統 | 今PVで最も多く登場 |
| 第4世代 | シンオウ地方 | 2系統 | |
| 第5世代 | イッシュ地方 | 3系統 | |
| 第6世代 | カロス地方 | 0系統 | 今後の発表に期待 |
| 第7世代 | アローラ地方 | 2系統 | |
| 第8世代 | ガラル地方 | 1系統 | |
| 第9世代 | パルデア地方 | 1系統 | |
| 第10世代 | 新地方 | 4系統 | 新御三家を含む |
カントー地方 : ウインド&ウェーブ内定ポケモン
カントー地方からは、ナゾノクサ、モンジャラ、クラブ、そして特別な姿のピカチュウの登場が確認されています。
ナゾノクサは第1世代から登場しているくさ・どくタイプのポケモンです。 映像では、進化系のクサイハナとともに複数回登場している姿が確認できました。
南国風の温暖な気候のエリアでは、植物をモチーフにしたポケモンの生態がより豊かに描かれる傾向にあります。
さらに進化先のラフレシアは、現実世界の東南アジアなどに生息する同名の巨大花がモチーフです。
今作の舞台がインドネシアやマレーシアなどの熱帯地域をモデルにしているとすれば、原産国での特別な姿、すなわちリージョンフォームでの登場も想定されます。
過去作でもアローラ地方のナッシーのように、気候の影響で独自の進化を遂げた例があります。 環境に適応した新たな特性や、専用技の習得など、対戦環境への影響も注視すべきポイントです。
次に、モンジャラも映像内で確認されており、ニコニコとした愛らしい表情で描かれていました。
モンジャラおよび進化後のモジャンボは、ポケモンSV(スカーレット・バイオレット)には未登場だったため、久しぶりのシリーズ本編への復帰となります。
ジャングル地帯のようなエリアでの野生ポケモンの生態系において、ツルを利用した独自の動きを見せてくれることに期待が高まります。
クラブは、砂浜のシーンに加えて、水中のシーンでも姿が確認されました。 水中のシーンでは、プレイヤーがダイビングのように海の中に潜る演出が含まれていました。
これは、ルビー・サファイア時代にあった海中探索の要素が、最新のグラフィックで復活する可能性を示唆しています。
クラブや進化形のキングラーが、海中の岩場などでどのように生活しているのか、よりリアルな生態観察が可能になるはずです。
カントー地方のポケモンたちは、初期世代のシンプルなデザインゆえに、新しいグラフィック表現の恩恵を受けやすいという特徴があります。
ジョウト地方 : ウインド&ウェーブ内定ポケモン
ジョウト地方からは、マグマック、サニーゴ、レディバの系統が内定しています。
マグマックは、リアルに描かれた溶岩エリアでの出現が確認されました。
今作の溶岩のグラフィックは非常に緻密であり、マグマックの体が発する熱や光の表現も、過去作と比較して大幅に向上していることが読み取れます。
環境の温度変化や地形の特性が、マグマックの生態にどのように影響を与えているのか、フィールドワークの観点からも興味深い要素です。
サニーゴは、天敵であるヒドイデに狙われているような緊迫したシーンで登場しました。 ポケモンの図鑑説明には、ヒドイデがサニーゴの枝を好んで食べるという生態系上の厳しい関係性が記されています。
これまでのシリーズでも生態系を意識した配置はありましたが、今作では捕食者と被捕食者の関係性がより視覚的に、動的に描かれている可能性があります。
ガラル地方で見られたゴーストタイプのガラルのすがたとは異なり、温暖な気候の本作では通常の色鮮やかな姿での登場となります。
レディバおよび進化系のレディアンは、揃って飛んでいる姿が確認されました。
進化前と進化後のポケモンが同じ画面内に同時に出現する描写は、群れとしての生態や、進化の過程における行動パターンの違いを観察する上で非常に有意義です。
ゲームの序盤で出会うむしタイプのポケモンとして、序盤のパーティ構築において重要な役割を担うことが予想されます。
ジョウト地方のポケモンは、独特の愛らしさと明確な生態的特徴を持つものが多く、新舞台の自然環境と見事に調和しています。
ホウエン地方 : ウインド&ウェーブ内定ポケモン
ホウエン地方からは、スバメ、ホエルオー、ヨマワル、キャモメ、トロピウスの系統が確認されており、今回のPVの中では最大勢力となっています。
ホウエン地方自体が海と自然をテーマにした地域であったため、今作の南国リゾート風の世界観と非常に親和性が高いことが理由として考えられます。
スバメは冒頭のシーンで空を飛んでいる姿が確認されており、今作における序盤のひこうタイプ枠として活躍する可能性が高いです。
進化系のオオスバメは、過去の対戦環境において、特性こんじょうと状態異常玉を組み合わせた強力な物理アタッカーとして名を馳せました。
今作でも序盤のストーリー攻略からクリア後の対戦まで、幅広く使われるポケモンになることが期待されます。
ホエルオーは、海中散歩のシーンや潮吹きをしているシーンで圧倒的な存在感を放っていました。
設定上は14.5メートルという規格外の大きさを持つポケモンですが、ゲーム内の表現においてはハードの制約からスケールダウンされることが常でした。
今回の映像では、極端に巨大化しているわけではないものの、海という広大なフィールドを生かし、これまでにないダイナミックな遊泳シーンが描かれています。
ソード・シールド以来の久々の本編登場となるため、待ち望んでいたプレイヤーも多いはずです。
ヨマワルは、夜の森を徘徊する不気味なシーンで登場しました。 背景には気になる洋館のような建物も確認されており、ゴーストタイプのポケモンが集まる特別なエリアの存在を示唆しています。
キャモメは海の上を優雅に飛んでおり、あめふらしの特性を持つ進化系のペリッパーを含め、海辺の風景には欠かせない存在です。
トロピウスは、バナナの房のような首元の果実が特徴のポケモンであり、熱帯の気候に最も適したデザインを持っています。
ホウエン地方のポケモンが多く内定していることは、本作のマップにおける海や熱帯雨林の割合が非常に大きいことを裏付けています。
シンオウ地方 : ウインド&ウェーブ内定ポケモン
シンオウ地方からは、マスキッパとケイコウオの系統が内定しています。
マスキッパは、沼地のようなエリアで浮遊して移動している姿が確認されました。
特筆すべきは、マスキッパがポケットモンスター ソード・シールド、スカーレット・バイオレット、さらにはLEGENDS アルセウスにも未登場だったという点です。
ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパールでの登場はあったものの、完全新作の広大な3Dフィールドに登場するのは実質的に長期間ぶりとなります。
じめじめとした沼地の環境表現とともに、獲物を待ち伏せる食虫植物としての不気味かつユーモラスな動きがどのように表現されるのか注目です。
ケイコウオは、海のシーンで優雅に泳ぐ姿が確認されました。 進化系のネオラントとともに、深海や夜の海で発光する特性を持っています。
今作の進化したグラフィックエンジンにおいて、水中の光の屈折や、ポケモンの発光表現は非常に美しく描写されることが予想されます。
水タイプのポケモンが多い環境において、対戦面では特性よびみずによる水技の一貫性切りなど、独自の役割を持たせることが可能です。
シンオウ地方からの内定数は現時点では少ないものの、未登場期間が長かったポケモンの救済という点で大きな意味を持ちます。
イッシュ地方 : ウインド&ウェーブ内定ポケモン
イッシュ地方からは、オタマロ、プルリル、シビシラスの系統が内定しています。
オタマロはマスキッパと同様に、ソード・シールド以降の作品には長らく登場していなかったポケモンです。
進化形のガマゲロゲは、みず・じめんという非常に優秀な複合タイプを持ち、過去の対戦環境では特性すいすいを生かした雨パーティのエースとして活躍しました。
今作でも水辺のエリアに広く生息していることが予想され、ストーリー攻略の頼もしい味方となるでしょう。
プルリルは、可愛らしい見た目に反して、図鑑説明に「薄いベールのような腕で相手の体を縛りつけたまま海の底へ沈んでいく」と記されている恐ろしいポケモンです。
海のシーンで確認されていますが、ダイビング要素が実装される場合、深海エリアでのホラー要素としての演出が組み込まれる可能性があります。
夜の海で遭遇した際の不気味さは、今作の没入感の高いグラフィックにおいてさらに際立つはずです。
シビシラスも海のシーンで確認され、進化系のシビビール、シビルドンも内定扱いとなります。
シビルドンは弱点となるじめんタイプの技を特性ふゆうによって無効化するため、実質的な弱点が存在しないという極めて特異な性質を持っています。
対戦環境においても独自の立ち位置を築いてきたポケモンであり、本作での復活は戦術の幅を広げる要因となります。
イッシュ地方のポケモンは、個性的なタイプ構成や特性を持つものが多く、対戦環境への影響力が高い傾向にあります。
カロス地方 : ウインド&ウェーブ内定ポケモン
カロス地方出身のポケモンは、今回のファーストトレーラー内では1匹も確認することができませんでした。
この理由として、2025年に発売が予定されている「ポケモン LEGENDS Z-A」の舞台がカロス地方のミアレシティであることが関係していると推測されます。
Z-Aのプロモーションにおいてカロス地方のポケモンに焦点を当てているため、ウインド&ウェーブの初期発表では意図的に他の世代のポケモンを優先して露出させた可能性があります。
しかし、過去のシリーズの傾向から考えて、特定の世代のポケモンが全く登場しないということは考えにくいです。
今後のセカンドトレーラーや追加情報において、カロス地方のポケモンたちが新要素とともに発表される可能性は非常に高いとみています。
特に、みず・あくタイプのゲッコウガや、ほのお・ひこうタイプのファイアローなど、南国の環境に適応できそうなポケモンは多数存在します。
カロス地方のポケモンの内定情報については、今後の公式発表を注視していく必要があります。
アローラ地方 : ウインド&ウェーブ内定ポケモン
アローラ地方からは、ヒドイデとスナバァの系統が内定しています。
アローラ地方のモデルはハワイであり、今作の舞台と予想される東南アジアの熱帯気候とは、生態系や環境の面で非常に多くの共通点を持っています。
ヒドイデは、前述の通りサニーゴを捕食するという生態系の一端を担うシーンで登場しました。
進化系のドヒドイデは、極めて高い耐久力と、特性さいせいりょく、専用技トーチカを駆使する、対戦環境における代表的な受けポケモンです。
今作でも、その堅牢な要塞としての役割は健健在であり、多くのプレイヤーの壁となることが予想されます。
スナバァは、海の砂浜でクラブと並んで出現している可愛らしい姿が確認されました。
砂浜に同化する擬態ポケモンとしての特性を生かし、フィールド上でプレイヤーを驚かせるようなギミックが用意されているかもしれません。
進化系のシロデスナは、みずタイプの技を受けると防御が上がる特性みずがためを持っています。
海辺の環境におけるバトルでは、この特性をいかに発動させるか、あるいは対策するかが戦術の鍵となります。
アローラ地方のポケモンは、本作の世界観と親和性が高いため、今後の発表でさらに多くの内定が判明することが期待されます。
ガラル地方 : ウインド&ウェーブ内定ポケモン
ガラル地方からは、現時点でヤクデの系統のみが内定しています。
ヤクデは、ジョウト地方のマグマックとともに、洞窟内の溶岩エリアで出現している様子が確認されました。
暗い洞窟の環境において、ヤクデの体が発する光が周囲を照らし出し、非常に見つけやすい状態になっていました。
最新のハードウェアの性能を生かした光源処理の技術により、炎タイプや電気タイプのポケモンが持つ発光という特徴が、フィールド探索において重要な意味を持つようになっています。
進化形のマルヤクデは、ほのお・むしという珍しい複合タイプを持ちます。
ガラル地方に特有のキョダイマックスの姿を持っていましたが、今作にダイマックスのシステムが引き継がれるかは不明です。
しかし、通常の姿であっても、とぐろをまくやほのおのムチなどの優秀な技を活かした物理アタッカーとしての運用が可能です。
ガラル地方のポケモンはまだ1系統しか確認されていませんが、今後の追加情報で他のポケモンの登場も明らかになるでしょう。
パルデア地方 : ウインド&ウェーブ内定ポケモン
パルデア地方からは、マメバッタの系統が内定しています。
映像では、スバメが飛んでいる草原のシーンで、足元をぴょんぴょんと跳ねている小さな姿が確認できました。
体が小さいため視認しづらいものの、序盤の草むらエリアで最も早く遭遇するむしタイプのポケモンであると推測されます。
パルデア地方での登場が記憶に新しいポケモンですが、スカーレット・バイオレットをプレイしていない層にとっては、新鮮な出会いとなるでしょう。
進化形のエクスレッグは、むし・あくという攻撃的なタイプ構成と、特性いろめがねによる技の一貫性の高さが魅力です。
序盤で捕まえることができるポケモンでありながら、ストーリーの終盤まで十分な火力を提供してくれる頼もしい存在です。
パルデア地方のポケモンは、テラスタルという特殊なシステムを前提とした種族値や技構成を持つものが多いため、今作の新システム下でどのような評価を受けるのかが注目されます。
第10世代・新ポケモン : ウインド&ウェーブ内定ポケモン
本作の目玉となる第10世代の新ポケモンからは、冒険のパートナーとなる新御三家3匹と、特別な姿のピカチュウが公開されました。
草タイプの御三家は「ハブロー」という名前の、まめひよこポケモンです。 頭の葉っぱを使って光合成を行い、元気に走り回るエネルギッシュな性格ですが、不器用な一面も持つと紹介されています。
鳥と植物を融合させたデザインは成長の余地を感じさせ、進化後にひこうタイプやかくとうタイプが追加される可能性を秘めています。
炎タイプの御三家は「ポムケン」という名前の、こいぬポケモンです。 ガーディやイワンコなど、犬をモチーフにしたポケモンの系譜に連なるデザインです。
肺の発熱器官によって首の下が光るという生態的な特徴が明記されており、進化するにつれてこの発熱器官がどのように発達していくのかが気になります。
水タイプの御三家は「ミオリー」という名前の、みずやりポケモンです。 尻尾から弾力のある水の玉を打ち出す能力を持ちます。
知能が高く、背伸びした振る舞いであざとく立ち回るという設定は、計算高い可愛さを感じさせ、進化後にエスパータイプやあくタイプなどの知的な要素を持つタイプが付与されるかもしれません。
また、御三家以外に「風ピカ君」「波ピカちゃん」というピカチュウの新しい姿が登場しています。
これは特定の地域の環境に適応したリージョンフォームというよりは、おきがえピカチュウやサトシのピカチュウに近い、特別な個体としての立ち位置であると推測されます。
公式サイトに「ストーリーにどのように関わってくるか」という記述があることから、単なる見た目の違いにとどまらず、物語の鍵を握る重要なキャラクターとして描かれる可能性が高いです。
筆者情報
筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。
ウインド&ウェーブの最新情報・考察まとめ : 本作の世界観とシステム予想
ここからは、公開されたPVの映像やロゴのデザインから推測される、ウインド&ウェーブの新たなゲームシステムや世界観についての考察をまとめます。
歴代のシリーズ作品が持つ法則性や、映像内に隠された細かなヒントを紐解き、2027年の発売に向けてどのような体験が待っているのかを分析していきます。
ロゴのギミック考察 : ウインド&ウェーブの新要素
ポケモンのタイトルロゴには、その世代を象徴する新たなバトルギミックのヒントが隠されているのが恒例となっています。
X・Yのメガシンカ、サン・ムーンのZワザ、ソード・シールドのダイマックス、そしてスカーレット・バイオレットのテラスタルと、ロゴの一部に必ず専用のマークが組み込まれてきました。
今作「ウインド&ウェーブ」のロゴにおいても、「ポ」の文字の部分に、モンスターボールに羽が生えたような、あるいは風の衣をまとったような特殊なマークが付与されています。
タイトルに「ウインド(風)」とあることから、ひこうタイプを持たないポケモンが一時的に空中に浮遊する、あるいは素早さや回避率に関する新たなステータス変化をもたらすギミックである可能性が考えられます。
また、テラスタルのように全ポケモンが対象となるシステムなのか、特定のポケモンのみが恩恵を受けるメガシンカやキョダイマックスに近いシステムなのかによって、対戦環境の様相は大きく変化します。
いずれにせよ、この羽ばたくボールのマークが、第10世代のバトルにおける最重要の鍵となることは間違いありません。
謎の雲と伝説のポケモン : ウインド&ウェーブの新要素
PVの最終盤、わずかな時間だけ映し出された空の映像に、非常に不可解な雲の塊が確認されました。
周囲の自然な雲と比較して明らかに色が濃く、その輪郭はまるで巨大なドラゴンのような、あるいは鳥のようなポケモンのシルエットを形成しています。
シリーズの初報PVの最後には、パッケージを飾る伝説のポケモンの姿や鳴き声が断片的に示唆される演出がよく用いられます。
この雲のシルエットが、本作におけるパッケージ伝説のポケモンの姿を暗示している可能性は極めて高いと分析します。
「ウインド(風)」というタイトルと、空に浮かぶ雲というモチーフから、天候そのものを操る強大な力を持ったひこうタイプ、あるいはドラゴンタイプの伝説のポケモンであると推測できます。
ルビー・サファイアのレックウザのように、空の生態系の頂点に君臨する存在が、物語の根幹にどのように絡んでくるのか、今後の情報解禁が待たれます。
舞台のモデルと世界観 : ウインド&ウェーブの新要素
映像から読み取れる地形や植生、登場するポケモンの傾向から、今作の舞台はインドネシアやマレーシアといった東南アジアの熱帯・リゾート地域がモデルであるという説が有力です。
ヤシの木のような植物が群生する海岸線、鬱蒼と生い茂る熱帯雨林、そしてリアルな溶岩が流れる火山地帯など、多様かつ極端な自然環境が一つの地方に共存しています。
特に注目すべきは、水中の描写の細かさです。 プレイヤーが海中に潜る演出が含まれていたことから、ルビー・サファイア以来となる本格的なダイビング探索要素の復活が期待されます。
地上のフィールドだけでなく、海中という広大な三次元空間が探索エリアとして用意されているとすれば、ゲームのボリュームと没入感は過去最大規模になるでしょう。
リゾート地ならではの明るい雰囲気と、大自然の過酷さの両面を描く、深みのある世界観設定が予想されます。
発売時期とプラットフォーム : ウインド&ウェーブの新要素
本作の発売は「2027年」とアナウンスされています。
2026年はポケットモンスターシリーズ生誕30周年という記念すべき年ですが、あえてその翌年に完全新作の発売をずらしたことには、大きな理由があると考えられます。
それは、開発元のゲームフリークが、次世代機(通称Switch2)の性能を限界まで引き出し、妥協のないクオリティで第10世代の幕開けを飾ろうとしているという決意の表れです。
PVで確認できたグラフィックは、水面の反射、ポケモンの柔らかな毛並み、溶岩の光源処理など、現行のNintendo Switchのスペックを凌駕する表現レベルに達しています。
開発期間を長くとることで、オープンワールドとしてのシームレスな体験や、ロード時間の削減、描画距離の大幅な拡張など、システム面での抜本的な進化が実現されるはずです。
過去作からの復活組への期待 : ウインド&ウェーブの新要素
マスキッパやオタマロなど、第8世代以降の3D環境において本編作品に長らく登場していなかったポケモンたちの復活は、多くのファンにとって朗報です。
ポケモンホームの解禁により過去作から連れてくることはできても、最新のグラフィックで描かれた新たな地方を共に歩むことができなかったポケモンたちに、ついにスポットライトが当たります。
未登場の期間が長かったポケモンは、新たな技の習得機会を逃していたり、最新の対戦環境におけるインフレに取り残されていたりするケースが少なくありません。
本作での復活に際して、ステータスの上方修正や、環境に適応するための強力な新技の追加など、開発側からの手厚い救済措置が施されることに期待します。
対戦環境への影響予想 : ウインド&ウェーブの新要素
内定ポケモンのラインナップや舞台設定から、本作の対戦環境におけるメタゲームの変遷をある程度予測することができます。
水タイプのポケモンが多く生息する海や沼地、そして南国特有の強い日差しという環境要素は、天候を操る特性(あめふらし、ひでりなど)を持つポケモンの需要を高めるでしょう。
また、ロゴのマークが浮遊や飛行に関連するギミックであるならば、じめんタイプの技をいかに透かすか、あるいはひこうタイプの技をいかに通すかが勝敗を分ける鍵となります。
ドヒドイデのような強力な受けポケモンが初期から内定していることは、環境の高速化に対するストッパーとしての役割を意図的に配置しているとも受け取れます。
新システムの詳細が判明することで、これまでの常識を覆すような戦術が次々と生み出されることになります。
リージョンフォームの可能性 : ウインド&ウェーブの新要素
サン・ムーン以降、定着したリージョンフォーム(その地方特有の姿)のシステムは、本作でも間違いなく採用されるでしょう。
カントー地方の項目でも触れた通り、熱帯気候という設定は、既存のポケモンのデザインを大きく変容させる説得力を持っています。
例えば、寒冷地に生息するこおりタイプのポケモンが、暑さをしのぐためにみずタイプやじめんタイプに変化していたり、逆に植物ポケモンが過剰な日差しを受けて巨大化していたりといった変化が考えられます。
リージョンフォームは、見た目の新鮮さだけでなく、タイプや特性の変更による対戦環境のテコ入れという役割も担っています。
過去作であまり日の目を見なかったポケモンが、新たな姿を得て環境のトップメタに躍り出るという下克上は、新世代の醍醐味の一つです。
まとめ
今回の記事では、新たに発表された完全新作「ポケモン ウインド&ウェーブ」のPVから確認できた内定ポケモンと、そこから推測される世界観や新要素について詳細に解説しました。
現時点でも各世代から魅力的なポケモンたちの登場が約束されており、進化したグラフィックによる生態描写には期待が高まるばかりです。
2027年の発売までまだ時間はありますが、第10世代という節目にふさわしい、圧倒的なスケールとクオリティの作品になることは間違いありません。
今後も続報が発表され次第、最新の考察や対戦環境への影響予測をお届けしていきます。
筆者情報
筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。





















