編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方はNTEのレクイエムの性能や探索での使い勝手が気になっていると思います。 闇属性のメインアタッカーとして実装前から話題を集めている彼女ですが、その真価はどこにあるのでしょうか。 本レビューでは、圧倒的な飛行能力から戦闘時の複雑な継続ダメージのメカニクスまで、様々な視点から徹底的に解説していきます。
この記事を読み終える頃にはレクイエムの飛行能力や運用の疑問が解決しているはずです。
- 探索環境を激変させる全方位飛行能力
- 悪夢付与による規格外の継続ダメージ
- クリティカル率を大幅強化する専用武器
- 報酬増加に直結する優秀なシティスキル
それでは解説していきます。

レクイエムの探索性能 : 飛行能力がもたらすNTEの革命
飛行能力の基礎知識 : コウモリ化による三次元移動
NTEの広大なフィールドを探索する上で、移動手段の快適さはプレイヤーのモチベーションに直結します。 レクイエムの最大の魅力は、探索時にコウモリに変身し、全方位を自由に飛行できる能力にあります。
通常の歩きモーションと同等のスピード感で空中を移動できるため、地上を走るのと変わらない感覚で空を飛ぶことが可能です。 特に注目すべきは、横移動だけでなく、上空へ向かって自由に高度を上げられる点です。
多くのアクションRPGにおいて、高所への移動は専用のギミックを探すか、迂回ルートを通る必要があります。 しかし、レクイエムの飛行能力を用いれば、目的地に向かって直線的にアプローチすることが可能になります。
この三次元を自在に駆ける移動性能は、マップ探索の常識を覆すほどのインパクトを持っています。 空中に浮かぶアイテムの回収や、複雑な地形のショートカットなど、あらゆる場面で探索の効率を劇的に引き上げてくれます。
ナナリとの性能比較 : なぜレクイエムが推奨されるのか
探索に便利なキャラクターとして、これまでナナリを愛用してきたプレイヤーも多いでしょう。 しかし、レクイエムの登場により、探索キャラクターの勢力図は大きく変化しようとしています。
両者の探索能力には明確な違いがあり、状況に応じた使い分けも可能ですが、総合的な汎用性ではレクイエムに軍配が上がります。 以下の表に、両者の移動性能に関する数字や特徴の比較をまとめました。
| 比較項目 | レクイエム | ナナリ |
|---|---|---|
| 基本移動手段 | 全方位飛行(コウモリ化) | ジャンプからの滑空 |
| 高度上昇の自由度 | 非常に高い(任意で上昇可能) | 限定的(ジャンプの頂点から下落傾向) |
| 操作の直感性 | 高い(地上と同じ感覚で移動) | 慣れが必要(滑空中の軌道計算が必要) |
| 障害物回避能力 | 優秀(自由に迂回・上昇可能) | 普通(滑空軌道上の障害物に弱い) |
ナナリの滑空も長距離移動には適していますが、スタート地点の高度に依存するという弱点があります。 対してレクイエムは、平地からでも任意の高度まで飛び上がれるため、地形の制約をほとんど受けません。
また、後述する複雑な地形の突破力においても、レクイエムの飛行能力はナナリの滑空を凌駕しています。 探索をメインに据えるのであれば、レクイエムをパーティーに編成するメリットは計り知れません。
スタミナ管理のコツ : オラクルストーン収集の効率化
レクイエムの飛行能力は非常に強力ですが、無制限に空を飛び続けられるわけではありません。 飛行中は継続的にスタミナを消費するため、長時間の滞空には計画的なスタミナ管理が求められます。
しかし、フィールド上に点在するオラクルストーンを収集する程度の移動であれば、初期スタミナでも十分すぎるほど機能します。 空中に配置されたアイテムは、地上からジャンプを繰り返して取るよりも、飛行して直接触れる方が圧倒的に早いです。
さらに、レクイエムの共鳴効果(凸効果)を進めることで、このスタミナ効率はさらに改善されます。 3凸共鳴でコウモリモードでのスタミナ効率が向上し、完凸共鳴ではそれがさらに強化される仕様になっています。
以下の表は、スタミナ消費に関する大まかなプレイ感覚の比較です。
| 共鳴段階 | スタミナ効率 | 連続飛行時間の体感 |
|---|---|---|
| 無凸 | 通常 | 近距離のギミック解除に十分 |
| 3凸 | 向上 | 中距離の崖越えや連続アイテム回収が快適 |
| 完凸 | 大幅向上 | 長距離移動や高山への直登が容易になる |
無凸状態でも探索の快適さは段違いですが、共鳴を進めることで実質的な移動可能距離が飛躍的に伸びます。 探索を極めたいプレイヤーにとって、彼女の共鳴を進める価値は非常に高いと言えるでしょう。
探索ルートの開拓 : ネズミ返し地形の完全攻略
オープンワールドゲームの探索において、多くのプレイヤーを悩ませるのが「ネズミ返し」のようなオーバーハング地形です。 通常の壁登りアクションでは、上部に出っ張りがある地形で進行が阻まれ、落下を余儀なくされる場面が多々あります。
この地形的なストレスを完全に排除できるのが、レクイエムの飛行能力の真骨頂です。 壁に張り付くのではなく、空間そのものを移動するため、ネズミ返し地形であっても少し外側に膨らんで飛び越えるだけで簡単に突破できます。
これにより、本来であれば迂回ルートを探さなければならない高所へも、最短距離で到達することが可能になります。 開発者が意図したルートを無視して、強引にショートカットを開拓できるのは、プレイヤーにとって大きなカタルシスをもたらします。
また、複雑な足場を乗り継ぐアスレチック的なギミックにおいても、飛行能力は強力な解決策となります。 足場を踏み外すリスクをゼロにできるため、アクション操作が苦手なプレイヤーの救済措置としても機能します。
3D酔い対策 : 快適なカメラワークと操作感
3Dアクションゲームをプレイする上で、カメラの激しい動きによる「3D酔い」は深刻な問題です。 特に壁登りや複雑なジャンプアクションを要求される場面では、視点が頻繁に切り替わり、酔いを誘発しやすくなります。
レクイエムのコウモリ化による飛行は、この3D酔いの軽減にも大きく貢献しています。 飛行中の操作は非常に滑らかで、急なカメラの反転や視点のブレが少なく設計されているからです。
地上を走るのと同じように、視線を一定の方向に保ったまま空中を水平移動できるため、脳への視覚的な負担が大幅に減ります。 ナナリの滑空や他キャラクターの特殊移動で酔いやすいと感じていたプレイヤーには、レクイエムの操作感は強く推奨できます。
ゲームを長時間快適にプレイするためには、キャラクターの強さだけでなく、こうした操作における身体的ストレスの少なさも重要です。 その点において、レクイエムは非常にプレイヤーフレンドリーな設計がなされていると評価できます。
シティスキルの恩恵 : にくきゅう大強盗報酬の最大化
レクイエムは戦闘や探索だけでなく、街での生活においても非常に優秀な能力を持っています。 彼女はシティスキルを2つ所持しており、そのうちの1つがゲーム内の経済に多大な影響を与えます。
1つ目のスキルは「コーヒー店経営」に関連するもので、店長スペシャルとしてトマトジュースを提供できるようになるというユニークなものです。 しかし、攻略の観点から絶対に注目すべきは2つ目のシティスキルです。
この2つ目のスキルは、「にくきゅう大強盗」の報酬を最大で20%も増加させるという、いわゆる人権級の能力を持っています。 育成素材やゲーム内通貨を集める日々の周回において、獲得量が常に1.2倍になる恩恵は計り知れません。
以下の表で、長期的な報酬の差を比較してみましょう。
| 周回期間 | 通常報酬量 | レクイエム編成時(+20%) | 差分 |
|---|---|---|---|
| 1週間 | 100% | 120% | 1日分以上の得 |
| 1ヶ月 | 100% | 120% | 6日分以上の得 |
| 半年 | 100% | 120% | 約36日分(1ヶ月以上)の得 |
このように、長期間プレイすればするほど、レクイエムを所持しているかどうかの差は取り返しがつかないほど広がっていきます。 彼女を入手した際は、戦闘の育成よりも先に、このシティスキルのレベルを最優先で最大まで上げることを強く推奨します。
レクイエムの戦闘仕様 : 悪夢と変身が織りなす最強火力
攻撃形態の切り替え : 近接フライパンと遠距離トマト
レクイエムは闇属性のリキッドタイプであり、前線に立ち続けてダメージを稼ぐメインアタッカーとしての役割を担います。 彼女の戦闘スタイルにおける最大の特徴は、状況に応じて2つの攻撃形態をシームレスに切り替えられる点にあります。
画面右下のスキルアイコン横にあるマークで、現在の形態を瞬時に判断することができます。 フライパンのマークが表示されている時は「近接形態」となり、文字通りフライパンを使って敵を物理的に殴りつけます。
一方、照準ボタンを押して形態を切り替えると、マークがトマトのロゴに変わり「遠距離形態」へと移行します。 この形態では、安全な位置から継続的にダメージを与えつつ、敵の動向を観察することが容易になります。
敵の攻撃パターンや交戦距離に合わせて近距離と遠距離を使い分けることで、被弾リスクを抑えつつ高いDPSを維持できます。 ちなみに、近接形態で振るうフライパンの柄のデザインは装備しているモチーフ武器によって変化するという、非常に凝ったビジュアル演出も用意されています。
バイレールスキルの真髄 : 変身システムの仕組みと図鑑登録
レクイエムの戦闘をさらに奥深くしているのが、通常のバイレールスキルとは別に用意された「変身バイレールスキル」の存在です。 通常のバイレールスキルは前方にトマトを放つシンプルなものですが、変身システムは独自のメカニクスを持っています。
照準ボタンを長押しして射撃モードに移行し、コピー対象のアノマリーを捉えるとコウモリの翼のマークが出現します。 そのまま射撃を行うことで、そのアノマリーの能力がコピー対象として「アノマリー図鑑」に登録されます。
図鑑に登録されたアノマリーの能力は、変身バイレールスキルとして戦闘中に発動することが可能になります。 発動すると、変身したアノマリーの攻撃力の一定割合がレクイエム自身のステータスに上乗せされるという強力なバフ効果を得られます。
戦闘中であってもキャラメニューを開くことで、登録済みのアノマリーの変更や、通常のバイレールスキルへの切り替えがいつでも可能です。 現状では「黒の書」に変身した際の攻撃力上昇値が最も高いとされており、火力を追求する上での最有力候補となっています。
継続ダメージ『悪夢』の脅威 : スリップダメージ計算のメカニクス
レクイエムがメインアタッカーとして最強クラスの火力を誇る根拠は、彼女が敵に付与する『悪夢』という継続ダメージ(DoT)にあります。 彼女のほぼ全ての攻撃を敵に命中させることで、この『悪夢』効果を付与し、じわじわと敵の体力を奪うことができます。
『悪夢』は敵のHPバーの下に表示され、1層につき3秒間持続し、最大で10層までスタック(累積)させることが可能です。 このスタック数が火力に直結しており、層が重なるほど秒間ダメージは跳ね上がっていきます。
具体的なダメージの推移を以下の表にまとめました。(※1層あたりのスリップダメージを2000と仮定した場合)
| 悪夢の層数 | 秒間ダメージ | 3秒間の総ダメージ |
|---|---|---|
| 1層 | 2,000 | 6,000 |
| 5層 | 10,000 | 30,000 |
| 10層(最大) | 20,000 | 60,000 |
最大スタック時には3秒間で6万ダメージという、他のキャラクターの必殺技に匹敵する火力を継続的に出し続けることができます。 さらに、この継続ダメージにはクリティカルが発生するという仕様があり、ゲーム内の継続ダメージ全般のルールとしてクリティカル率は50%に固定されています。
つまり、レクイエム本人のクリティカル率ステータスに関わらず、半分の確率で大ダメージが発生するため、クリティカルダメージの倍率を上げることが非常に重要になります。 アクションゲームにおいて、敵の攻撃を回避して攻撃できない時間帯でもダメージを稼ぎ続けられる継続ダメージは、システム的に非常に強力です。
理想のギアとステータス厳選 : クリティカルと闇属性の最適解
レクイエムの火力を最大限に引き出すためには、装備するギアとステータスの厳選が不可欠です。 特に彼女のダメージソースである『悪夢』の仕様上、どのステータスを優先して伸ばすかがDPSを大きく左右します。
ギアのセット効果としては、「ディアボロス」セットが圧倒的な最適解となります。 2セット効果で闇属性ダメージがアップし、4セット効果では敵の闇ダメージ耐性を12%無視して攻撃できるようになります。
さらに、暗星と濁燃反応が起きた際には、20秒間相手の闇属性ダメージ耐性を無視するという破格の性能を持っています。 ステータスの厳選に関しては、メインステータスとサブステータスの組み合わせで幾つかのパターンが考えられます。
以下の表に、メインステータス別の理想的なビルド傾向を比較しました。
| メインステータス | 評価 | 解説 |
|---|---|---|
| クリティカル率 | 安定志向 | 通常攻撃など悪夢以外の基礎火力を安定して底上げできる。最も汎用性が高い。 |
| クリティカルダメージ | 悪夢特化 | 悪夢のクリティカル率が50%固定であることを利用し、発生時のダメージを極大化する。 |
| 闇異能ダメージ | バランス型 | 全体的なダメージの底上げに貢献するが、特化型に比べると爆発力に欠ける。 |
| 攻撃力 | 妥協枠 | 悪夢の基礎ダメージ上昇には貢献するが、クリティカル関連を盛る方が最終DPSは高くなりやすい。 |
一般的には、本人の通常攻撃やスキル自体の火力を安定させるために、クリティカル率をメインに据えるビルドが推奨されます。 しかし、後述する凸効果を利用して『悪夢』を一括起爆するような戦法を取る場合は、クリティカルダメージ特化ビルドが凄まじい瞬間火力を叩き出します。
モチーフ武器の圧倒的性能 : 最後のバラを引くべき理由
レクイエムを運用する上で、モチーフ武器である「最後のバラ」の存在は避けて通れません。 この武器は、メインステータスでクリティカル率を24%も上昇させるという、初期ステータスからして化け物のような性能を誇ります。
さらにサブステータスでは攻撃力が14%アップし、固有能力として「暗棘」という層を蓄積するシステムを持っています。 相手に継続ダメージを与えるたびに暗棘が溜まり、1層につきクリティカルダメージが6%、最大10層で60%も上昇します。
継続ダメージを与えないと層が溜まらないため、初動が遅いように思えますが、実はバイレールスキルを1発当てるだけで即座に10層が溜まります。 この武器がどれほど強力か、代替候補となる武器と数字を比較してみましょう。
| 武器名 | 基礎ステータス | 固有効果(最大時) | 評価 |
|---|---|---|---|
| 最後のバラ (モチーフ) | 攻撃力アップ、クリ率24% | クリダメ+60%、ブレイク状態3秒延長 | 必須級のぶっ壊れ性能。 |
| 漆黒青春妄想 (代替候補1) | 攻撃力アップ | ブレイクパワー上昇、闇属性ダメージ+20% | 優秀だがクリティカル系が伸びない点が痛い。 |
| 月パス武器 (代替候補2) | 各種ステータス | (武器による) | 妥協枠。モチーフとの火力差は大きい。 |
最後のバラの強みは火力面だけにとどまりません。 装備者がブレイク中の相手にダメージを与えている場合、そのブレイク状態を3秒間引き延ばせるというサポート能力まで備えています。
この3秒間の延長は、パーティー全体で無防備な敵に火力を叩き込める時間を増やすため、総DPSに圧倒的な差を生み出します。 極端な話、レクイエム本体の凸を進めるよりも、無凸のレクイエムにこのモチーフ武器を持たせる方が遥かにコストパフォーマンスが高いと言えます。
最強パーティ編成案 : 早霧とのシナジーと失諧ローテーション
レクイエムのポテンシャルを極限まで引き出すためには、パーティー編成による相乗効果を理解する必要があります。 彼女と最も相性が良いとされるキャラクターは、同じく強力な能力を持つ「早霧」です。
早霧のパッシブスキルには、異能連環の濁燃(闇と呪属性の反応)が起きた際、相手が受ける継続ダメージを増加させるという効果があります。 本来は早霧自身のスリップダメージを強化するための能力ですが、レクイエムの『悪夢』も継続ダメージとして判定されるため、このバフの恩恵を完全に受けることができます。
この2人を組み合わせることで、敵のHPバーが目に見えて凄まじい速度で削れていく現象を目の当たりにできるでしょう。 具体的なパーティー編成のバリエーションと役割を以下の表にまとめました。
| 編成コンセプト | メンバー構成 | 戦術とローテーション |
|---|---|---|
| 継続ダメージ特化 | レクイエム、早霧、(自由枠) | 早霧で濁燃を起こし、レクイエムの悪夢ダメージを極大化して削り切る。 |
| 失諧ブレイク特化 | レクイエム、ダフォディール、ハニア | 闇と魂属性でブレイクとバフに特化。レクイエムの火力を最優先でサポートする。 |
| 高難易度耐久型 | レクイエム、アドレー または ファルディーヤ | 被弾が痛いボス戦向け。ヒーラーやシールダーを組み込み、悪夢による削りを安全に行う。 |
レクイエムが6凸している場合、変身バイレールスキル使用後のクイックスワップを利用した戦術が非常に強力になります。 変身中は操作を受け付けないため、即座に他のキャラクターに切り替えて攻撃を継続し、5秒以内に呪属性または魂属性のキャラクターからレクイエムに交代します。
これにより、レクイエムの次の攻撃が異能連環となり、主人公のような即時連環による大ダメージコンボを叩き込むことが可能になります。 状況に合わせてパーティーを組み替え、適切なローテーションを回すことで、彼女はどんな強敵に対しても最強の矛として活躍してくれるはずです。
まとめ
筆者情報
筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。
























