編集デスク ポケモンカードゲーム攻略ライターの橋本ユアです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、新弾「アビスアイ」の各レアリティの封入確率や、120BOXという大量開封の結果が気になっていると思います。
新弾が発売されると、どうしても目当てのカードがどれくらいの確率で当たるのか、気になってしまいますよね。 特に今回は新レアリティも登場し、界隈は大きな盛り上がりを見せています。 私も一人のプレイヤーとして、そしてコレクターとして、今回の封入率には非常に高い関心を持っていました。
この記事を読み終える頃には、アビスアイの封入率に関する疑問が解決しているはずです。
- 120BOX開封に基づく正確な封入確率
- 最高レアリティMURの驚きの出現率
- 注目カードの性能と環境への影響
- 効率的なカード収集に向けた対策
それでは解説していきます。
アビスアイのレアリティ別封入確率と120BOX開封結果
120BOX開封から紐解くアビスアイの全体封入率
今回の新弾「アビスアイ」の発売にあたり、多くの方がその封入率に注目しています。 私たちプレイヤーにとって、BOXを購入する際の指標となるのがこの確率です。 今回はなんと120BOX、つまり10カートンという途方もない数の開封結果をもとに、精度の高いデータをお届けします。
総開封パック数は3,600パックにも及びます。 これほどの数を開封すれば、確率のブレは極限まで少なくなり、真の封入率が見えてきます。 各レアリティがどの程度の割合で私たちの手元にやってくるのか、非常に興味深い結果となりました。
各レアリティの確率比較表
まずは、全体的な数字の流れを把握していただくために、結果を表にまとめました。 以下の表は、120BOX(3,600パック)を開封した際に出現した各レアリティの平均的な確率を示しています。
| レアリティ | 1BOXあたりの平均封入枚数 | 120BOXでの出現傾向 |
|---|---|---|
| MUR (メガウルトラレア) | 約0.016枚 (約60BOXに1枚) | 非常に稀、激レア枠 |
| SAR (スペシャルアートレア) | 約0.25枚 (約4BOXに1枚) | カートンに複数枚の期待 |
| SR (スーパーレア) | 約1.1枚 (1BOXに1枚以上確定) | たまに2枚箱あり |
| AR (アートレア) | 3枚確定 | 毎BOX安定して出現 |
| RR (ダブルレア) | 4〜5枚 | BOXの主要戦力枠 |
| R (レア) | 約7〜8枚 | 特殊エネルギー等も含む |
この表から読み取れる通り、レアリティごとの出現率には明確な階段が存在しています。 特に新レアリティの確率は、これまでの常識を覆すほどの低さとなっています。 次項からは、それぞれのレアリティについてさらに深く掘り下げて解説していきます。
注目の最高レアリティ「MUR(メガウルトラレア)」の確率
今回のアビスアイで最も話題を集めているのが、新設されたレアリティ「MUR(メガウルトラレア)」です。 メガシンカポケモンたちの真の力を解放したかのような、圧倒的な存在感を放つイラスト加工が特徴です。 しかし、その美しさに比例して、封入率は非常に厳しいものとなっています。
圧倒的な希少価値
120BOXを開封して、なんと出現したのはたったの2枚でした。 確率に直すと、約60BOXに1枚、パック換算で約1/1,800という驚異的な数字です。 これは、過去のレアリティと比較しても群を抜いて低い確率だと言えます。
自分で引き当てることができたら、それは間違いなく強運の証です。 シングルカード市場でも、このMURは非常に高い価値を持つことが予想されます。 もし手に入れた方は、スリーブとローダーに入れて、大切に保管することを強くおすすめします。
コレクター魂をくすぐる仕様
MURの加工は、従来のUR(ウルトラレア)ともまた違う、独特の深い輝きを持っています。 ポケモンそのものが持つエネルギーが溢れ出しているかのような、立体感のある特殊加工です。 対戦で使うのは少し勇気がいるかもしれませんが、コレクションファイルの中央に飾るにはこれ以上ない一枚となるでしょう。
SAR(スペシャルアートレア)とSRの封入確率と傾向
続いて、プレイヤーにもコレクターにも人気の高いSARとSRについて解説します。 これらはBOX購入の醍醐味とも言える、光り輝く高レアリティ枠です。 今回の120BOX開封でも、様々なドラマを生み出してくれました。
SARの封入率と魅力
SARは、ポケモンやキャラクターの背景までしっかりと描き込まれた、ストーリー性を感じるカードです。 今回の検証では、約4BOXに1枚の割合で出現することが確認できました。 1カートン(12BOX)を購入すれば、およそ3枚前後のSARに出会える計算になります。
グラジオの決戦や、メガダークライEXのSARなど、息を呑むようなイラストが多く収録されています。 封入率としては決して高くはありませんが、カートン単位で狙えば十分に引き当てられる現実的な数字です。 お気に入りのイラストレーターさんが担当しているカードがあれば、ぜひとも手に入れたいところですね。
SRの安定した封入率
一方、SR(スーパーレア)に関しては、非常に安定した封入率となっています。 基本的には1BOXに1枚、必ずSR以上のカードが封入されている仕様は今回も健在です。 ポケモンEXのSRや、サポートカードのSRなど、種類も豊富で開封の楽しさを底上げしてくれます。
今回の開封では、12BOX中14枚のSRが出現する「上振れ」のカートンも確認できました。 「2枚箱」と呼ばれる、1BOXからSR以上が2枚出現するラッキーな箱が存在するためです。 この2枚箱の存在が、最後の1パックまで開封するドキドキ感を演出してくれています。
AR(アートレア)の封入確率と種類数の関係
AR(アートレア)は、日常のワンシーンを切り取ったような魅力的なイラストで、多くのファンを獲得しているレアリティです。 アビスアイでも、このAR枠には非常に力が入っているように感じます。 様々なポケモンの生態や個性が垣間見える、素晴らしいカードばかりです。
1BOXに3枚という安心感
ARの封入率は、1BOXあたり3枚でほぼ固定されています。 これは過去の弾と同様の仕様であり、購入者に確実な喜びを提供してくれます。 レアリティとしては手に入れやすい部類に入るため、コレクションの入門としても最適です。
今回の収録内容を見ると、マイナーなポケモンから人気ポケモンまで、幅広いラインナップでAR化されています。 「すべてのポケモンをAR化するのではないか」と思わせるほどの、運営の熱意を感じますね。 自分の推しポケモンがARで登場した時の嬉しさは、何物にも代えがたいものです。
進化ラインで揃える楽しみ
アビスアイのARの特徴として、進化ラインでイラストのストーリーが繋がっているものが見受けられます。 例えば、たねポケモンから進化後にかけて、背景の時間が経過していたり、場面が変わっていたりします。 これらのカードをファイルに並べて収納すると、一つの物語のようになり、非常に見栄えが良いです。
種類数も多いため、120BOX開封しても全てが均等に出るわけではありませんでした。 少し偏りが見られる部分もありましたが、トレードなどを活用して集めるのもポケカの醍醐味です。 ぜひ、ご自身の目でその素晴らしいイラストの数々を確かめてみてください。
RR(ダブルレア)とR(レア)の封入確率まとめ
対戦環境の土台を構築する上で欠かせないのが、RR(ダブルレア)とR(レア)のカードたちです。 特にRRは、デッキのメインアタッカーとなるポケモンEXが収録される重要な枠です。 ここをしっかりと把握しておくことで、デッキ構築の計画が立てやすくなります。
RRの封入枚数と戦力分析
RRは、1BOXあたり平均して4〜5枚封入されています。 今回の目玉であるメガダークライEXや、強力なワザを持つメガドリューズEXなどもこの枠に含まれます。 複数のデッキを組むプレイヤーにとって、このRR枠から目当てのカードを引けるかどうかが鍵となります。
特定のカードだけが出にくいといった極端な偏りは、今回の検証では見られませんでした。 どのポケモンEXも、比較的均等に出現するよう調整されているようです。 必要な枚数を揃えるためには、数BOXの購入か、シングル買いを組み合わせるのが賢い選択と言えるでしょう。
R枠に潜む強力なカードたち
R(レア)枠も見逃せません。1BOXあたり7〜8枚程度封入されています。 今回は強力な特性を持つ非ルールのポケモンや、デッキの潤滑油となるサポートポケモンが多く収録されています。 中にはRR以上のカードと同等か、それ以上の活躍を見せるカードも存在します。
例えば、特定の条件でダメージを飛躍的に伸ばすポケモンや、相手の妨害に特化したポケモンなどです。 これらのカードをいかに使いこなすかが、今後のメガ環境で勝ち抜くためのポイントになるでしょう。 Rカードだからといって侮らず、しっかりとテキストを確認してポテンシャルを見極めたいですね。
特殊エネルギーと強力グッズの封入確率
ポケカの戦術を大きく広げてくれるのが、特殊エネルギーやグッズの存在です。 アビスアイには、これまでの環境を揺るがすような強力なトレーナーズやエネルギーが収録されています。 これらの封入率も、プレイヤーにとっては死活問題です。
種類による出現率のばらつき
特殊エネルギーやグッズは、主にアンコモン(U)やレア(R)枠として封入されています。 今回の120BOX開封の結果を分析すると、グッズやエネルギーの種類によって、若干の出現率の差を感じました。 例えば、対戦で必須級となりそうな「ダークベル」のようなカードは、少し出にくい印象を受けました。
もちろん、これは確率の偏りの範囲内である可能性もあります。 しかし、需要の高いカードは市場でも価格が上がりやすいため、早めに集めておくのが無難です。 特に新登場の特殊エネルギーは、特定のタイプを強力にサポートする効果を持っているため、要チェックです。
必須カードは計画的に集める
「ボルト雷エネルギー」や「シャドウ悪エネルギー」といったカードは、今後のデッキ構築の前提となってくるでしょう。 これらがBOXから十分な数出なかった場合は、シングルでの購入も視野に入れる必要があります。 プレイングの幅を広げるためにも、汎用性の高いトレーナーズと特殊エネルギーは、各4枚ずつ確保しておきたいところです。
自分の組みたいデッキの構想に合わせて、どのカードが何枚必要なのかをリストアップしておくことをおすすめします。 そうすることで、無駄な出費を抑えつつ、効率よくカードを集めることができるはずです。 事前の準備が、充実したポケカライフに繋がります。
1BOXあたりの基本封入率と「2枚箱」の確率
最後に、1BOXを購入した際の基本的な封入ルールと、夢の「2枚箱」について整理しておきましょう。 これを知っておくことで、パックを開封する際の流れをより一層楽しむことができます。 開封の儀式を最大限に楽しむための知識です。
キラカード15枚の法則
ポケモンカードの拡張パックには、1BOXの中に必ず一定数のキラカード(ホイル加工されたカード)が入っています。 アビスアイの場合、1BOX(30パック)の中に、キラカードは合計15枚封入されるルールとなっているようです。 これには、RR、AR、SR以上のカードが含まれます。
つまり、開封を進めていく中で、すでに出たキラカードの枚数を数えておけば、残りのパックへの期待値を計算できるのです。 最後の数パックに差し掛かった時、まだキラカードの枠が残っていれば、大当たりのチャンスが潜んでいることになります。 この法則を意識しながら開封すると、友人との開封作業がさらに白熱すること間違いなしです。
SR以上2枚箱のロマン
そして、誰もが夢見るのが「SR以上2枚箱」の存在です。 基本的には1BOXに1枚のSR以上枠ですが、ごく稀に2枚のSR、あるいはSRとSARが同時に封入されている箱が存在します。 今回の検証でも、この2枚箱は複数回確認することができました。
確率としてはそれほど高くありませんが、決して都市伝説ではありません。 1枚目のSRを引いた後でも、「もしかしたらもう1枚入っているかもしれない」という希望を持って最後まで開封を楽しむことができます。 このランダム性こそが、トレーディングカードゲームの大きな魅力の一つですね。
アビスアイ収録の注目カード解説と環境への影響
環境トップ候補「メガダークライEX」の圧倒的性能
ここからは、アビスアイに収録されているカードの中から、特に環境への影響が大きいと予想される注目カードをピックアップして解説します。 まずは、今弾のパッケージを飾り、プレイヤーの話題を独占している「メガダークライEX」です。 このカードは、今後の大会環境で間違いなく中心的な存在となるでしょう。
青天井の火力と強制気絶
メガダークライEXの最大の強みは、その破壊的なワザにあります。 ワザ「ナイトレイド」は、自分のベンチポケモンにダメカンが乗っているだけで、容易に220ダメージを叩き出します。 たねポケモンでありながら、これほどの高火力を連発できるのは驚異的です。
さらに恐ろしいのが、もう一つのワザ「アビス」です。 相手のバトルポケモンが特殊状態であれば、問答無用で「きぜつ」させるという、強烈な効果を持っています。 ダメージ計算を無視して相手を倒せるため、HPがインフレしているメガ環境において、最強の解答の一つとなり得ます。
課題となるエネルギー加速
このように圧倒的な性能を持つメガダークライEXですが、運用には少し工夫が必要です。 強力なワザを使うための悪エネルギーを、いかに早く盤面に展開するかが課題となります。 現状、悪タイプには手軽なエネルギー加速手段が不足しているため、デッキ構築の腕が試されます。
サポートカードや、他のポケモンの特性をうまく組み合わせて、最速でワザを打てる盤面を作るのが理想です。 例えば、トラッシュからエネルギーを回収してつけるギミックなどを採用することで、安定感が増すでしょう。 このエネルギー問題をクリアできたプレイヤーが、次の環境を制するのかもしれません。
ワンパン火力のロマン「メガドリューズEX」の魅力
次にご紹介するのは、鋼タイプの重戦車「メガドリューズEX」です。 このカードは、一撃必殺のロマンを追求するプレイヤーにとって、たまらない性能を秘めています。 圧倒的な火力で相手のポケモンを粉砕する爽快感は、他のカードではなかなか味わえません。
マキシマムドリルの破壊力
メガドリューズEXの代名詞とも言えるのが、ワザ「マキシマムドリル」です。 基本ダメージ200に加えて、ワザを使うためのエネルギーより2個多くエネルギーがついているなら、さらに130ダメージを追加します。 合計330ダメージという数値は、現在環境に存在するほぼ全てのポケモンを、一撃で沈めることができる火力です。
進化ポケモンであること、そして多くのエネルギーを必要とすることから、準備には少し時間がかかります。 しかし、その準備が整った時の制圧力は計り知れません。 相手は、ベンチで着々とエネルギーを蓄えるメガドリューズEXの姿に、大きなプレッシャーを感じることでしょう。
サポートとの連携が鍵
この規格外の火力を実現するためには、味方のサポートが不可欠です。 エネルギーを素早くつけることができる特性を持つポケモンや、山札からエネルギーを持ってくるグッズを駆使する必要があります。 特定のタイプに依存しないエネルギー加速手段と組み合わせるのも、面白い構築になると思います。
また、ワザ「ホリクズス」による相手の山札破壊も、地味ながら強力な牽制となります。 相手のキーカードをトラッシュに送ることができれば、一気に有利な展開に持ち込むことができます。 豪快さと狡猾さを兼ね備えた、非常に魅力的なアタッカーです。
変則的な戦術を可能にする「モルペコEX」と「ホエルEX」
アビスアイには、力押しだけでなく、トリッキーな戦術で相手を翻弄するポケモンも多数収録されています。 その代表格が、「モルペコEX」と「ホエルEX」です。 これらのカードは、一見すると使いにくそうに見えますが、適切な組み合わせを見つけることで大化けする可能性を秘めています。
倍返しで圧倒するモルペコEX
「モルペコEX」は、受けたダメージを利用して強力なカウンターを放つポケモンです。 ワザ「ハラペコボンバー」は、自身に乗っているダメカンの数に応じてダメージが跳ね上がります。 うまくダメカンを調整することができれば、相手の大型ポケモンをも一撃で倒す火力を発揮します。
さらに、ワザ「ホイールドロー」で手札を補充しつつ、ベンチと入れ替わるヒット&アウェイ戦法も得意としています。 相手の攻撃を耐え、手札を整えながら、一撃必殺のタイミングを窺う、テクニカルなプレイングが要求されます。 ダメカンを自由に移動させる特性を持つポケモンと組み合わせると、非常に厄介なデッキになりそうです。
眠りを克服するホエルEX
一方、「ホエルEX」は、超高HPと強力なワザを持ちながら、ワザを使うと眠ってしまうというデメリットを抱えています。 ワザ「フォーリングダウン」は270ダメージという破格の威力を誇りますが、その後の隙が大きすぎます。 しかし、このデメリットを打ち消す方法が、今回の新弾に隠されています。
特殊状態にならない効果を持つ特殊エネルギーや、眠りから即座に回復させるサポートカードを駆使するのです。 特に、サポートカード「霞の元気」との相性は抜群です。 一気に水エネルギーを加速し、眠り対策を施したホエルEXが毎ターン270ダメージを連打する姿は、まさに脅威の一言です。
妨害性能が光る「メガシャンデラEX」と「メガゼラオラEX」
対戦相手の行動を制限し、自分のペースに引きずり込む「コントロールデッキ」を好むプレイヤーに朗報です。 「メガシャンデラEX」と「メガゼラオラEX」は、相手の妨害において非常に優秀な能力を持っています。 盤面を支配する楽しさを味わいたいなら、ぜひ使ってみてほしいカードたちです。
逃げることを許さないメガシャンデラEX
「メガシャンデラEX」の特性「呪縛の炎」は、相手のバトルポケモンの逃げるためのエネルギーを増やすという、非常に嫌らしい効果です。 これだけでも相手のテンポを大きく崩すことができますが、真骨頂はそのワザにあります。 ワザ「ファントムメイズ」は、相手の逃げるエネルギーの数が多いほど、ダメージが上昇するのです。
複数のメガシャンデラEXをベンチに並べることで、特性の効果は重複し、逃げるコストは天文学的な数字に跳ね上がります。 相手は逃げることもできず、ターンを重ねるごとに増大するダメージに怯えることになります。 ゴーストタイプらしい、じわじわと相手を追い詰める戦術が非常に強力です。
序盤からプレッシャーをかけるメガゼラオラEX
「メガゼラオラEX」は、雷タイプらしいスピード感と、小回りの効くワザ構成が魅力です。 ワザ「サンダーフィスト」は、自身についている雷エネルギーの数だけダメージがアップするため、序盤から安定した火力を出すことができます。 たねポケモン特有の速攻性能を活かし、相手の準備が整う前にサイドを先行するプレイングが得意です。
また、ワザ「Zターン」は、ダメージを与えつつ自身をベンチポケモンと入れ替えることができます。 これにより、相手からの反撃を回避しつつ、有利な対面を維持し続けることが可能です。 決して派手な火力はありませんが、堅実な立ち回りで着実に勝利を引き寄せる、いぶし銀な活躍が期待できます。
汎用サポートカード「霞の元気」と「グラジオの決戦」の評価
ポケモンカードの勝敗を大きく左右するのが、サポートカードの存在です。 アビスアイには、今後の環境で長く使われるであろう、強力な汎用サポートが収録されています。 特に「霞の元気」と「グラジオの決戦」は、多くのデッキに採用が検討されるはずです。
破格のエネルギー加速「霞の元気」
「霞の元気」は、自分の番が終わってしまうという重いデメリットと引き換えに、山札から水エネルギーを4枚もポケモンにつけることができる、規格外のカードです。 これまでの常識を覆すほどのエネルギー加速力であり、水タイプを主体とするデッキの構築を根底から変える力を持っています。 序盤に使えれば、一気にゲームの主導権を握ることができるでしょう。
前述のホエルEXとの組み合わせはもちろんのこと、ワザに必要なエネルギーが多い水ポケモン全てにとっての救世主となります。 ターンが終了してしまうため、使うタイミングは見極める必要がありますが、そのリスクに見合うだけのリターンは十分にあります。 このカードの存在により、水デッキの評価は大きく上昇するはずです。
一発逆転の切り札「グラジオの決戦」
「グラジオの決戦」は、自分の手札がこのカード1枚の時にしか使えないという、非常に厳しい条件を持っています。 しかし、その効果は「非ルールのポケモンが与えるダメージを+80する」という、まさに一発逆転を可能にするものです。 普段は火力が足りない非ルールのポケモンたちが、一躍メインアタッカーへと躍り出る瞬間です。
手札を1枚にするという条件を満たすためには、手札をトラッシュする特性や、手札を使い切るようなプレイングが求められます。 構築の難易度は高いですが、決まった時の爽快感は格別です。 相手の意表を突く、ロマンあふれるコンボデッキのキーカードとして、熱狂的なファンを生み出しそうな一枚です。
アートレア(AR)のイラストの魅力とコレクション価値
対戦環境の考察も重要ですが、ポケモンカードのもう一つの大きな魅力は、その美しいイラストの数々です。 アビスアイのAR(アートレア)枠は、イラストレーターの方々の情熱が注ぎ込まれた、芸術作品のようなカードが目白押しです。 バインダーに並べるだけで、ため息が出るような美しさです。
ポケモンの生態を描く傑作たち
例えば「フォクスライ」のARは、夜の街を滑るように駆け抜ける、スタイリッシュな姿が描かれています。 「ライボルト」のARは、激しい雷雨の中で雄叫びを上げる、迫力満点のイラストが印象的です。 これらのカードは、単なるゲームの駒ではなく、ポケモンの世界観を深く表現するアイテムとして、高い価値を持っています。
ARは封入率も比較的良いため、集めやすいのも嬉しいポイントです。 お気に入りのイラストレーターさんの作品をファイリングしたり、特定のタイプのポケモンだけでページを作ったりと、楽しみ方は無限大です。 対戦の合間に、ふとイラストを眺めて癒されるのも良いですね。
人気進化ラインのAR化
今回の弾では、「アシレーヌ」などの人気ポケモンの進化ラインがARとして収録されているのも大きなトピックです。 進化前の愛らしい姿から、進化後の美しく成長した姿まで、一枚一枚のカードにストーリーが込められています。 これらの進化ラインを揃えて飾ることは、コレクターにとって至福の喜びと言えるでしょう。
特定のARカードは、イラストの人気次第でシングル価格が高騰することもあります。 自分が「素晴らしい」と感じたイラストのカードは、価格に関わらず手元に残しておくことをおすすめします。 将来、見返した時に、きっと特別な思い入れを感じるはずです。
特殊エネルギーと新グッズがもたらす戦術の変化
最後に、地味ながらも環境に確実に影響を与える、特殊エネルギーと新グッズについて触れておきます。 これらをいかにデッキに組み込み、使いこなすかが、上級者への第一歩となります。 アビスアイ収録のトレーナーズは、総じて優秀なものが揃っています。
タイプの長所を伸ばす特殊エネルギー
「ボルト雷エネルギー」は、雷ポケモンのダメージを底上げする効果を持っています。 打点が少し足りない場面で、このエネルギーがついているだけで確定数が変わることも多く、雷デッキには必須のカードとなりそうです。 一方、「シャドウ悪エネルギー」は、ベンチにいる悪ポケモンを相手のワザのダメージから守る、強力な防御効果を備えています。 ベンチ狙撃を得意とするデッキに対する、強烈なメタカードとして機能します。
これらの特殊エネルギーは、それぞれのタイプの特徴をさらに強調し、戦術に深みを与えてくれます。 デッキ構築の際は、基本エネルギーとのバランスを考えながら、最適な枚数を採用したいですね。
トリッキーな動きをサポートするグッズ
「ダークベル」は、お互いのバトルポケモンを強制的に混乱状態にするという、非常にユニークな効果を持っています。 相手の行動を制限するだけでなく、相手が特殊状態であることを条件とするワザ(メガダークライEXなど)のサポートとして、完璧に機能します。 また、化石ポケモンを直接ベンチに出すことができる「化石採掘場」などのスタジアムも登場し、これまで日の目を見なかったカードたちが再び輝くチャンスが生まれています。
これらの新カードの登場により、これまでの定石が通用しなくなる場面も増えてくるでしょう。 新しいコンボや戦術をいち早く見つけ出し、自分のデッキに落とし込むことが、勝利への近道となります。 ぜひ、様々なカードの組み合わせを試してみてください。
まとめ
今回のレビューでは、ポケモンカードゲーム新弾「アビスアイ」の120BOX開封結果に基づく、各レアリティの封入確率と注目カードの解説をお届けしました。
新レアリティMURの圧倒的な希少価値や、環境を大きく動かすであろうメガダークライEXなどの強力なカードたちの存在が明らかになりました。 封入率のリアルな数字を知ることで、今後のカード収集やデッキ構築の計画が立てやすくなったのではないでしょうか。
ポケカは、対戦の奥深さはもちろんのこと、美しいイラストのコレクションや、パックを開封する瞬間のワクワク感など、多角的な楽しみ方ができる最高のゲームです。 アビスアイの発売を機に、新しいデッキを組んだり、お気に入りのカードをファイリングしたりと、ぜひ皆様それぞれのスタイルでポケカライフを満喫してください。
























