編集デスク ポケモンカードゲーム攻略ライターの橋本ユアです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、ポケモンカードゲームの新弾「アビスアイ」にどのようなカードが収録され、今後の対戦環境(メタゲーム)にどう影響するのかが気になっていると思います。特に「どのカードを4枚集めるべきか」「新ギミックは既存のデッキに勝てるのか」という点は、プレイヤーにとって最も重要な関心事ですよね。
本レビューでは、公開されたカードリストを隅々まで読み解き、私自身の対戦経験とライターとしての分析を詰め込みました。新特性「化け隠れ」の運用法から、特殊エネルギーによる雷・悪タイプの復権、そして巨大なHPを持つメガシンカEXたちの評価まで、忖度なしの「マジレス」でお届けします。
この記事を読み終える頃には、アビスアイの注目カードに関する疑問が完全に解決し、新弾発売後のデッキビルディングが楽しみになっているはずです。
- アビスアイ収録の環境必須級カードを網羅的に把握できる
- 新特性「化け隠れ」を主軸とした非ルールデッキの回し方がわかる
- 強力なメガシンカEXポケモンの真の評価と対策を知ることができる
- 既存の環境トップデッキ(ドラパルトEX等)に対する新カードの影響を理解できる
それでは解説していきます。
アビスアイ収録の環境必須カードと新弾の全体像
「アビスアイ」は、一言で言えば「既存の常識を揺るがすテクニカルなパック」です。これまでのパワーバランスを維持しつつも、特定のタイプや戦術をピンポイントで強化するカードが目立ちます。ここでは、環境の軸となるであろう必須カードたちを、その性能から具体的な運用シーンまで深掘りしていきます。
ボルト雷エネルギーによる雷タイプの超絶強化
今回のパックで唯一の「Sランク」評価をつけたいのが、このボルト雷エネルギーです。雷ポケモンの火力不足という課題を、エネルギー1枚で解決してしまう驚異の性能を持っています。
ボルト雷エネルギーの基本スペック
このカードは雷エネルギー1個分として働き、これをつけている雷ポケモンの技が、相手のバトルポケモンに与えるダメージを「$+20$」します。
この「$+20$」という数値は、一見控えめに見えますが、ポケモンカードにおいては「確定数」をずらす決定的な数字です。
例えば、4枚重ねて貼ることができれば、ダメージは「$+80$」まで膨れ上がります。
ダメージ計算と確定数の変化
以下の表に、ボルト雷エネルギーによるダメージの変動をまとめました。
| 元のダメージ | エネ1枚 ($+20$) | エネ2枚 ($+40$) | 主な仮想敵 |
|---|---|---|---|
| $60$ | $80$ | $100$ | 進化前のたねポケモン |
| $110$ | $130$ | $150$ | 非ルールのアタッカー |
| $200$ | $220$ | $240$ | たねEXポケモン(オーガポン等) |
| $260$ | $280$ | $300$ | VSTAR・1進化EX |
特に注目すべきは、元々$200$ダメージ程度しか出せなかったポケモンが、$220$ラインに届くようになる点です。これは環境に多いオーガポンEXやテツノカイナEXを一撃で倒せるようになることを意味します。
非ルールの新星!ダダリンと化け隠れギミック
アビスアイの目玉ギミックである「化け隠れ」。その中でもメインアタッカーとして期待されるのがダダリンです。
ダダリンのポテンシャル
ダダリンは超タイプのHP140という、非ルールポケモンとしては非常に高い耐久力を持っています。このHP140という数字が偉い理由は、環境に多いウッウの「おとぼけスピット($110$ダメージ)」を耐えられる点にあります。
技の破壊力と条件
ダダリンの真骨頂は、トラッシュに「化け隠れ」の特性を持つポケモンが4枚以上あれば、ダメージが$140$追加される点です。
- 基本ダメージ:$30$
- 追加ダメージ:$+140$
- 合計:$170$ ダメージ
たった1エネルギーで$170$ダメージを出せるのは破格です。2回攻撃すれば $170 \times 2 = 340$ となり、ほぼ全ての2進化EXポケモンを倒す計算になります。
さらに、超タイプであるため「テレパス超エネルギー」で使い回せる点も、このカードの評価を押し上げています。
化け隠れデッキを支えるサポートポケモンたち
ダダリンを活躍させるためには、トラッシュに「化け隠れ」ポケモンを効率よく送る必要があります。アビスアイには、そのためのパーツも豊富に揃っています。
ヤバソチャ:ドラパルトEXへの回答
ヤバソチャは、特性によって相手の技の効果を受けません。これは現在のトップメタであるドラパルトEXの「ファントムダイブ」によるダメカンばらまき($60$ダメージ分)を完全に無効化することを意味します。
技「まっちゃスピン」の運用
トラッシュに化け隠れポケモンが6枚以上あれば、相手のバトルポケモン全員にダメカンを4個($40$ダメージ)ずつ乗せられます。
- ダダリンの $170$ ダメージ
- ヤバソチャの $40$ ダメージ
- 合計:$210$ ダメージ
このコンボにより、HP210のオーガポンEXなどを完璧にサイドレースに巻き込むことができます。
ジュペッタによる確定サーチの安定感
ジュペッタの技「にんぎょうキャッチ」は、$80$ダメージを与えながら、山札から好きなカードを1枚持ってこれます。現在の環境は手札干渉(ナンジャモやツツジ)が多いですが、技の追加効果で次のターンの「ボスの指令」や「カウンターキャッチャー」を確実に握れるのは、非ルールデッキにおいて生命線となります。
収録EXポケモンの徹底解剖とメガシンカの衝撃
今回のパックでは、非常に高いHPを持つメガシンカEXたちが登場しました。これまでの「たねEX」中心の環境に、重量級のEXがどう食い込むかを考察します。
メガドリュウズEX:鉄壁の要塞
HP340、鋼タイプのメガドリュウズEXは、アビスアイ収録のEXの中で最も「ガチ」に近い存在です。
圧倒的な耐久と妨害
上技は鋼エネルギー3つで$90$ダメージを与えつつ、相手の山札を2枚トラッシュします。これにより、相手のデッキのリソースを削りながら、HP340の壁を押し付けることができます。炎タイプが少ない現環境では、このポケモンを一撃で倒す手段は限られています。
最大火力 330ダメージ
下技は、エネルギーが5個ついていれば $200 + 130 = 330$ ダメージを叩き出します。準備は大変ですが、決まれば2進化EXすら粉砕するパワーを持っています。
メガシャンデラEXとラティアスEXのメタ関係
メガシャンデラEXは特性「呪縛の炎」により、相手の逃げるエネルギーを増やします。
- 相手の逃げエネが多ければ技のダメージがアップする
- しかし、同時に収録されたラティアスEXが「たねポケモンの逃げエネを0にする」特性を持っているため、この二者は完全なメタ関係にあります。
ラティアスEXがベンチにいるだけで、メガシャンデラEXの戦術が崩壊するため、評価としては「Dランク」に落ち着かざるを得ないというのが正直なところです。
特殊戦術とシステムカードの活用法
アビスアイには、これまでのデッキ構築の常識を変えるようなユニークなカードも含まれています。
カスミの元気と水タイプの爆発力
自分の番が終わるという重い制約がありますが、水エネルギー4枚を一気に加速できる「カスミの元気」。これは、HP380を誇るホエルオーEXを即座に起動させるためのデザインでしょう。
化石採掘場:ロマンから実用へ
スタジアム「化石採掘場」は、山札から「化石」とつくグッズを2枚までベンチに出せます。これまで準備が難しかった化石ポケモンたちが、この1枚で一気に環境に現れる可能性があります。
まとめ
「アビスアイ」のカードリストを総括すると、以下のようになります。
- 雷タイプはボルト雷エネルギーによって、一撃の重さが劇的に改善された
- 非ルールデッキは「化け隠れ」ギミックにより、ドラパルトEXなどのメタを張りながらサイドレースで優位に立てるようになった
- メガシンカEXはHPの高さが魅力だが、準備の遅さや特定のメタカード(ラティアスEX等)にどう対応するかが課題
一見、扱いが難しいカードも多いですが、これらは「使いこなせば強い」という、熟練プレイヤーの腕が鳴るような絶妙な調整がなされています。特にダダリンを中心とした化け隠れデッキは、安価で組める上に環境トップを食うポテンシャルがあるため、ぜひ一度試していただきたいです。
この記事が、皆さんの新弾攻略の一助になれば幸いです。もし「このカードはどう使うの?」といった疑問があれば、ぜひコメントで教えてくださいね!
皆さんはどのカードに注目していますか?新弾発売後のJCSやジムバトルでの活躍を、私も一人のプレイヤーとして楽しみにしています。
今回のレビューは以上となります。今後も最新情報やデッキ解説をどんどん発信していきますので、ぜひチェックをお願いします!
ポケモンカードゲーム攻略ライター:橋本ユア























