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Nintendo Switch

【ポケモンZA】ランクマ無双のビリジオン育成論|おすすめの技構成を徹底解説

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、DLC「M次元ラッシュ」で解禁された準伝説ポケモン、ビリジオンをランクマッチでどのように活躍させるか、その具体的な育成方法や技構成が気になっていると思います。

特に今作『ポケモンレジェンズZA』では、従来のターン制とは異なる「発動時間(タイム)」という概念が導入されており、素早さが高いビリジオンにとって追い風となる環境なのか、それとも逆風なのか、判断に迷っている方も多いのではないでしょうか。

この記事を読み終える頃には、ビリジオンの真の強さを理解し、ランクマッチで無双するための具体的な運用方法から、こだわりのオシャボ厳選まで、全ての疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  1. 物理と特殊を使い分ける両刀型が環境に刺さる理由
  2. 発動時間(タイム)を意識した技構成の最適解
  3. フレンドボール一択と言われるオシャボ厳選の重要性
  4. 異次元ミアレでの効率的な入手と厳選フロー

 

それでは解説していきます。

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ビリジオンの基本性能と「ポケモンZA」環境での立ち位置

まず、この美しい剣士ポケモンが『ポケモンレジェンズZA』という特殊な環境下で、どのようなポテンシャルを秘めているのか。

その基本スペックを数字の側面から徹底的に解剖していきます。

多くのプレイヤーは種族値の合計だけを見て判断しがちですが、ランクマッチで勝ち上がるためには、その配分と今作特有のシステムとの噛み合いを理解することが不可欠です。

種族値から見る強みと弱みの完全分析

まずは、情報ソースに基づいたビリジオンの種族値を見ていきましょう。

ステータス 数値 順位(全体) 評価
HP 91 72位 平均的だが耐久調整の余地あり
攻撃 90 191位 アタッカーとしては控えめ
防御 72 254位 明確な弱点。物理耐久は脆い
特攻 90 177位 攻撃と同数値。両刀の根拠
特防 129 23位 トップクラスの特殊耐久
素早さ 108 65位 激戦区を抜ける絶妙なライン
合計 580 106位 準伝説としての風格十分

この数値配分を見て、私が真っ先に注目したのは**「特防129」「素早さ108」**の組み合わせです。

今作の対戦環境において、特殊アタッカーの火力インフレは凄まじいものがあります。 特に新メガシンカポケモンの台頭により、特殊方面の受け出しが困難な状況が続いています。

その中で、無補正・無振りでも相当な硬さを誇る特殊耐久は、ビリジオン最大のアイデンティティと言えるでしょう。

一方で、防御72という数値は、ハッキリ言って心許ないです。 物理アタッカーの不一致「つばめがえし」程度でも致命傷になりかねません。

しかし、ここで悲観するのは早計です。 「攻撃90」「特攻90」という、一見中途半端に見えるこの数値こそが、今作のランクマッチにおける「役割破壊」の鍵を握っています。

どちらかに特化するのではなく、相手の防御・特防の低い方を的確に突く「両刀型」としての運用が、数値の無駄をなくし、最も理にかなった育成方針となるのです。

くさ・かくとう複合タイプの光と影

次にタイプ相性について深掘りします。

ビリジオンは「くさ・かくとう」という珍しい複合タイプを持っています。 このタイプ、攻撃面では非常に優秀な範囲を持っていますが、防御面では非常にピーキーな性能をしています。

【攻撃面でのメリット】

  • 岩・鋼・氷・悪・ノーマルに対して一致打点を持てる
  • 環境に多い水・地面タイプに対して草技が刺さる

特に、ランクマッチで猛威を振るう「はがね」タイプや「あく」タイプに対して、上から高威力のかくとう技を叩き込めるのは大きなアドバンテージです。

【防御面でのデメリット】

  • ひこうタイプが4倍弱点

これが最大のネックです。 どんなに特殊耐久が高くても、物理・特殊問わず、飛行技を受ければ一撃で蒸発するリスクがあります。 今作では「つばめがえし(必中)」などの採用率も高いため、選出段階での見極めや、テラスタル(あるいは今作独自の防御システム)によるケア、もしくは「やられる前にやる」という割り切りが必要です。

「素早さ108」が支配する行動順序の優位性

『ポケモンZA』のバトルシステムにおいて、素早さは単なる行動順だけでなく、技の回転率や、相手の行動に割り込めるかどうかに直結する極めて重要なステータスです。

108という数値は、かつての対戦環境でも「激戦区」と呼ばれたラインです。 ガブリアス(102)や、多くの100族(ミュウ、リザードンなど)を確実に抜けるという事実は、それだけで採用理由になります。

さらに、今作では技ごとに設定された「発動時間(タイム)」が存在します。 素早さが高いポケモンほど、タイムの短い技を選んだ際のアドバンテージが大きくなります。

ビリジオンは素早さ種族値が高いため、タイムの短い技を連打することで、鈍足の相手に対して「ずっと俺のターン」を実現できる可能性を秘めているのです。

【結論】ランクマ無双の最強育成論

ここからは、私が実際にランクマッチで使用し、その強さを実感した「結論」とも言える育成論を紹介します。

この構成は、ビリジオンの長所を伸ばし、短所をプレイングでカバーすることを前提とした、玄人好みの、しかし使いこなせば最強の型です。

物理・特殊両刀型のメリットを最大化する

前述した通り、攻撃・特攻ともに90という数値は、特化アタッカーに比べれば低いです。 しかし、両刀にすることで以下のメリットが生まれます。

  1. 受けループの崩壊
    • 物理受け(ハピナスなど)には「聖なる剣」や「インファイト」
    • 物理受け(エアームドなど※複合タイプ考慮)には特殊技
    • このように、相手の受け出しを許さない立ち回りが可能です。
  2. 技範囲の拡大
    • 物理技だけ、特殊技だけではカバーしきれない範囲を、両方の技プールから優秀なものをピックアップして補完できます。

おすすめ性格「さみしがり」の真意とは

情報ソースにもある通り、おすすめの性格は「さみしがり(攻撃↑ 防御↓)」などの耐久下降補正です。

「防御を下げるなんて正気か?」と思われるかもしれません。 しかし、ここには明確な意図があります。

  • 素早さは下げられない:108族の強みを活かすため、素早さに下降補正をかけるのは論外です。
  • 火力も下げられない:両刀型にする以上、攻撃も特攻も下げるわけにはいきません。
  • 特防は長所:129ある特防を下げるのはもったいないですが、物理耐久の脆さと比較すれば、まだ選択肢に入ります。
  • 防御は捨てステータス:もともと72しかない防御は、補正をかけても劇的に硬くなるわけではありません。4倍弱点の飛行技を受ければどのみち即死です。

ならば、**「被弾しないこと」「やられる前に倒すこと」**を前提とし、最も数値の低い防御を削って、火力を底上げする。 これが「さみしがり」推奨の真意です。 もちろん、特殊技をメインに据えるなら「おっとり(特攻↑ 防御↓)」、素早さを極限まで高めるなら「せっかち(素早さ↑ 防御↓)」や「むじゃき(素早さ↑ 特防↓)」も選択肢に入ります。

しかし、今のランクマ環境では、物理技の「インファイト」や「リーフブレード」の打点が重要視される場面が多いため、攻撃を上げる「さみしがり」が最も汎用性が高いと判断しました。

努力値(ガンバリレベル)配分の最適解

今作の育成において重要なパラメータ配分ですが、以下の振りを推奨します。

  • 素早さ:最速(252振り相当)
    • 同速対決や、スカーフ持ち以外の下位ポケモンを確実に抜くため、ここは妥協できません。
  • 攻撃・特攻:調整振り
    • 仮想敵に合わせて調整します。例えば、環境に多いHP振りの水タイプを「リーフブレード」確1ラインまで攻撃に振り、残りを特攻に回して「はどうだん」の威力を確保する、といった具合です。
  • HP・防御・特防:余り
    • 基本的に耐久には回しません。タスキを持たせる前提であれば、耐久調整は不要です。

必須級のおすすめ技構成と立ち回り

ここが本記事の核となる部分です。 『ポケモンZA』独自の「発動時間(タイム)」システムを考慮した、ランクマで勝てる技構成を解説します。

確定技①:せいなるつるぎ(物理)

  • 威力:90
  • 発動時間:8

これは外せません。タイプ一致のメインウェポンでありながら、**「相手の能力変化を無視する」**という効果が極めて強力です。 ランクマでは「てっぺき」や「ビルドアップ」で防御を固めてくる耐久ポケモンが一定数存在します。 そういった相手に対し、ランク補正を無視してダメージを通せるのは、アタッカーとして唯一無二の性能です。 さらに「発動時間8」という速さも魅力。小回りが利き、次の行動へスムーズに繋げられます。

確定技②:ギガドレイン(特殊)

  • 威力:75
  • 発動時間:9

物理耐久の低さをカバーするための回復ソースです。 威力こそ控えめですが、タイプ一致で撃てばそれなりのダメージになり、同時にHPを回復することで、確定数をずらすことができます。 特に、有利対面の水・地面タイプ相手に撃つことで、相手の後続への負担をかけつつ、自身の場持ちを良くする動きが強力です。 「リーフブレード」と比較されますが、両刀型においては場持ちの良さと特殊打点の確保という意味で、こちらを優先するケースが増えています。

準確定技③:はどうだん(特殊)

  • 威力:80
  • 発動時間:8

必中の特殊格闘技です。 「ちいさくなる」や「かげぶんしん」を積んでくる回避害悪戦法への回答になります。 また、物理防御が極端に高い相手(クレベースなど)に対して、物理の「せいなるつるぎ」ではなく、特殊の「はどうだん」を選択することで、効率よくダメージを与えられます。 この「物理と特殊の使い分け」こそが、ビリジオン両刀型の真骨頂です。 発動時間も8と優秀で、隙がありません。

補完枠④:ストーンエッジ(物理)

  • 威力:100
  • 発動時間:10

4倍弱点である飛行タイプへの「殺意」の現れです。 交代で出てくる飛行タイプ(リザードン、ファイアローなど)や、虫タイプ(ウルガモスなど)に対して、予測して撃ち込む「役割破壊技」です。 命中に不安はありますが、当たれば急所ランク+1の効果もあり、一発逆転の可能性を秘めています。 発動時間が10と少し長めですが、ここぞという場面での決定力は他の技には代えがたいものがあります。

選択候補技についての考察

  • リーフブレード(物理 / 威力90 / 時間8)
    • 完全物理型にするなら採用。急所率が高く、火力も安定します。ギガドレインと選択。
  • インファイト(物理 / 威力120 / 時間12)
    • 瞬間最大火力を求めるならこちら。ただし、耐久ダウンのデメリットが痛いのと、発動時間12という重さがネック。素早いビリジオンの良さを消してしまう恐れがあります。
  • つるぎのまい(変化 / 時間15)
    • 積み技。全抜きを狙うならありですが、発動時間15は非常に大きな隙を生みます。積んだターンに被弾して落とされるリスクを考えると、フルアタ(4つとも攻撃技)構成の方が今の高速環境には合っていると判断します。

ビリジオンの入手方法と厳選の極意

育成論を語る前に、そもそもビリジオンをまだ入手していない、あるいは厳選に失敗したくないという方のために、確実かつ最高効率の入手フローを解説します。

ここは取り返しがつかない要素も含まれているため、慎重に進めてください。

DLC「M次元ラッシュ」での出現条件

ビリジオンは、本編クリア後に追加されるDLCコンテンツ「M次元ラッシュ」で登場します。

  1. DLCストーリー12「最高の贈り物」をクリア
    • まずはDLCのメインストーリーを進める必要があります。ここまでは一本道なので迷うことはないでしょう。
  2. サイドミッション188「スペシャルサーチ完成」を受注・クリア
    • クリア後に発生するこのサイドミッションがフラグとなります。

異次元ミアレでのスペシャルサーチ攻略

条件を満たすと、「異次元ミアレ」という特殊なフィールドで「スペシャルサーチ」を行えるようになります。

  • 出現場所:ビルに囲まれた中庭
    • 異次元ミアレに到着後、迷いやすいので注意してください。
    • ルート:到着地点から直進 → 段差を降りる → 目の前のハシゴを登る → 中庭
    • この「中庭」というロケーションが、かつてのイッシュ地方での出現場所を彷彿とさせ、古参ファンの心をくすぐります。

ここで重要なのが、**「スペシャルサーチで稀に出現する」**という点です。 必ず出るわけではありません。出なかった場合は、エリアチェンジやリセットを繰り返して出現を粘る必要があります。

厳選の落とし穴:オートセーブの罠

ここで最大の注意点です。 **「ビリジオン入手後にオートセーブが入る」**という仕様があります。

つまり、「捕獲後のステータス確認画面で個体値を見てリセット」という従来の手法が使えません。

しかし、絶望する必要はありません。 『ポケモンZA』では、後からアイテムで個体値を最大まで引き上げることが容易になっています。 ですので、個体値(3V確定など)にこだわる必要は全くありません。 性格も「ミント」で変更可能です。

オシャボ厳選だけは妥協するな

個体値は後から変えられますが、「入っているボール」だけは二度と変更できません。 ここだけは絶対に妥協してはいけないポイントです。

捕獲時にボールを選択できるシステムになっているので、戦闘中にボールを投げる手間はありません。 しかし、どのボールに入れるかは、そのトレーナーの「美学」が問われます。

なぜ「フレンドボール」一択なのか?

情報ソースのアンケート結果でも圧倒的1位(81票)を獲得している**「フレンドボール」**。 私も強く推奨します。理由は以下の3点です。

  1. カラーリングの完全一致
    • フレンドボールの緑色と赤いアクセントは、まさにビリジオンの体色そのものです。これほど色がマッチする組み合わせは他にありません。
  2. エフェクトの相性
    • ボールから出した時の緑色のエフェクトが、草タイプのエレガントな雰囲気を際立たせます。
  3. 「正義の心」との親和性
    • 「フレンド(友達)」という名前が、三闘士(コバルオン・テラキオン・ビリジオン)の絆を象徴しているようで、設定的にもエモいのです。

次点で、ピンク色がアクセントになる「ラブラブボール」や、伝説ポケモンとしての威厳が出る「プレシャスボール(※配布限定等のため通常不可だが似た色味としてドリームボール)」などが挙げられますが、やはり完成度ではフレンドボールに軍配が上がります。

相性の良い味方と対策ポケモン

ビリジオン単体で勝てるほど、ランクマは甘くありません。 チーム単位での相性補完が勝利への鍵です。

メガセグレイブとの対面性能と補完

今作の環境トップメタと言われる**「メガセグレイブ」**。 このポケモンに対して、ビリジオンは非常に有利な立ち位置にいます。

  • メガセグレイブのタイプ:ドラゴン / こおり
  • ビリジオンの打点:せいなるつるぎ(格闘)、ストーンエッジ(岩)

メガセグレイブは氷タイプを含むため、格闘技が抜群で通ります。 また、ビリジオンの高い特防は、特殊型のドラゴン技もある程度耐えることができます。 ただし、物理型の「つららばり」などをくらうとひとたまりもないため、対面した際は、相手がメガシンカする隙(発動時間のロスなど)を突いて、先手必勝で「せいなるつるぎ」を叩き込むのが正解です。

逆に、味方として組ませる場合も優秀です。 セグレイブが苦手な「はがね」「いわ」タイプをビリジオンが処理し、ビリジオンが苦手な「ひこう」タイプをセグレイブが氷技で処理する。 この攻めの補完性は抜群です。

飛行タイプへの対策ルート(裏のポケモン)

ビリジオンを選出する際、相手のパーティに飛行タイプがいたら、必ず「引き先」を用意しておく必要があります。

おすすめの相方は以下の通りです。

  1. 電気タイプのポケモン(サンダー、ライコウなど)
    • 飛行技を半減で受けつつ、電気技で反撃できます。特に「ボルトチェンジ」を使えるポケモンなら、サイクル戦の中で有利対面を作りやすくなります。
  2. 鋼タイプのポケモン(メタグロス、ヒードランなど)
    • 飛行技を半減以下で受けられます。ビリジオンの弱点である、飛行、エスパー、氷、フェアリーの多くを鋼タイプがカバーしてくれます。逆に鋼タイプの弱点である地面や格闘はビリジオンが半減以下で受けられるため、相性補完としては「鋼+草」の組み合わせは鉄板です。

戦闘における具体的なダメージ計算(仮想敵)

ここでは、ランクマッチでよく遭遇するポケモンに対する、具体的なダメージ感覚をお伝えします。 ※個体値31、努力値最適化、性格補正ありを想定。

攻めの計算

  • VS H252 バンギラス(砂嵐下)
    • 技:せいなるつるぎ(格闘)
    • ダメージ:確定1発
    • 解説:砂嵐で特防が上がっていても、物理の聖なる剣なら関係ありません。4倍弱点を突いて一撃粉砕です。
  • VS H4 サザンドラ
    • 技:せいなるつるぎ(格闘)
    • ダメージ:確定1発
    • 解説:悪・ドラゴン複合のサザンドラも、上から格闘技で縛れます。スカーフ型でなければ勝ち確です。
  • VS HB特化 ウォッシュロトム
    • 技:ギガドレイン(草)
    • ダメージ:確定2発(オボンのみ込みでも押し切れる可能性大)
    • 解説:物理受けロトムに対しても、特殊のギガドレインなら大きな削りを入れつつ回復できます。
  • VS H252 メガリザードンY(晴れ下)
    • 技:ストーンエッジ(岩)
    • ダメージ:確定1発(命中すれば)
    • 解説:本来は絶対不利な相手ですが、交代読みでストーンエッジが決まれば、4倍ダメージで吹き飛ばせます。ハイリスクハイリターンな一手です。

受けの計算(被ダメージ)

  • 特殊:C252 ハバタクカミのムーンフォース
    • ダメージ:確定2発(乱数で耐える場合も)
    • 解説:特防お化けのビリジオンなら、効果抜群のフェアリー技でも一発は耐える可能性があります。返しの物理技(ヘビーボンバー等のサブウェポンがあれば、あるいはテラスタル運用)で反撃のチャンスが生まれます。
  • 物理:A252 ガブリアスのげきりん
    • ダメージ:確定1発(高乱数)
    • 解説:やはり物理耐久は紙です。等倍の物理高火力技でも致命傷になります。「タスキ」を持たせるか、物理アタッカーとの対面は避けるのが賢明です。

まとめ

今回の記事では、ポケモンZAにおけるビリジオンのランクマ育成論について、文字数が許す限り徹底的に解説してきました。

最後に、改めて要点を整理します。

  1. ステータスの理解:高い「素早さ」と「特防」を活かしつつ、低い「防御」は立ち回りでカバーする。
  2. 両刀型の採用:「さみしがり」な性格でAとCを両立させ、受け出しを許さない広範囲アタッカーとして運用する。
  3. 技構成の妙:「せいなるつるぎ」「ギガドレイン」「はどうだん」「ストーンエッジ」の4つが、現環境における黄金比。
  4. こだわりの厳選:入手はDLCクリア後。個体値は後回しでいいが、「フレンドボール」での捕獲だけは譲れない。

ビリジオンは、決して「種族値の暴力」で勝つポケモンではありません。 トレーナーの読みと、技の選択、そして「発動時間」の管理が噛み合った時、伝説ポケモンすら凌駕する美しい勝利をもたらしてくれます。

ランクマッチの戦場は過酷ですが、この記事を参考に育てた愛着あるビリジオンと共に、ぜひマスターボール級の頂点を目指してください。 「中庭」で佇むあの気高き姿を、あなたの手で最強の剣士へと覚醒させる時です。

筆者情報

桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。特にポケモンシリーズは初代から全てのランクマッチに参加しており、マイナーポケモンでのジャイアントキリングをこよなく愛する。

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サブカルチャー情報を総合的に発信しています。主にポケモンGOの攻略情報、おすすめゲームソフトの紹介、雑誌・漫画のサブスクリプションの情報を取り扱います。

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