編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、ランクマッチで勝率が伸び悩み、環境に刺さる「強固な物理アタッカー」や「優秀なサイクル要員」を探しているのではないでしょうか。
『ポケモンレジェンズZ-A』DLCで解禁されたコバルオンは、優秀な耐性と種族値により現環境で「無双」できるポテンシャルを秘めています。しかし、漫然と採用するだけでは真価を発揮できません。適切な育成と技構成があってこそ、戦場の覇者となります。
この記事を読み終える頃には、最適な育成方針が固まり、ランクマッチで上位を目指すための具体的な戦術の疑問が解決しているはずです。
- 物理耐久指数トップクラス!現環境に刺さる鋼・格闘タイプの優位性を解説
- 「ようき」か「いじっぱり」か?型ごとの最適解と努力値振りを完全網羅
- 確定数ずらしの調整から起点作成まで、ランクマ上位勢の技構成テンプレートを紹介
- 異次元ミアレでの入手ルートも画像なしで脳内マッピングできるほど詳細にナビゲート
それでは解説していきます。
ポケモンZA環境におけるコバルオンの評価と強さの理由
ランクマッチにおいて、なぜ今コバルオンが注目されているのか。 その理由は、単なるステータスの数値だけではありません。 『ポケモンレジェンズZ-A』特有の環境要因と、コバルオンが持つ固有の要素が見事に噛み合っているからです。 ここでは、コバルオンというポケモンの基礎スペックを再確認しつつ、現環境での立ち位置を深掘りしていきます。
鋼・格闘という唯一無二の耐性
コバルオンの最大の武器は、そのタイプ構成にあります。 「はがね」「かくとう」の複合タイプは、防御面において極めて優秀です。 ランクマッチで頻繁に選出されるメジャーなタイプに対して、多くの耐性を持っています。
特に注目すべきは、「いわ」「あく」「はがね」「むし」に対する圧倒的な強さです。 これらは半減以下で受けることができ、さらに「どく」タイプは無効化します。 現環境では、ステルスロックを撒く起点作成要員や、強力な悪技を放つアタッカーが多く存在しますが、コバルオンはそれらに後出しから有利対面を作ることができます。 物理耐久種族値129という数値は伊達ではなく、不一致の地震程度であれば余裕を持って耐えることができる硬さを誇ります。
素早さ種族値108の「絶妙なライン」
コバルオンの素早さ種族値は108です。 この数値は、激戦区である100族(リザードン、ボーマンダなど)や、準速100族抜き調整を施している多くのポケモンを上から叩けるという点で、非常に価値があります。 108という数字は、「三闘(コバルオン・テラキオン・ビリジオン)」の中でもコバルオンとテラキオンが持つ特徴であり、ここが激戦区を抜けるかどうかの生命線となります。
例えば、環境に多い素早さ102族(ガブリアスなど)に対しても、最速(性格補正あり、努力値252振り)にすることで先手を取ることが可能です。 先手を取れるということは、相手より先に「アイアンヘッド」で怯みを狙ったり、「ボルトチェンジ」で有利対面を作ったり、「ステルスロック」を展開したりと、選択肢が大幅に広がることを意味します。 この「絶妙な速さ」こそが、鈍足高耐久ポケモンとは一線を画す、コバルオンのランクマ無双性能を支えています。
物理アタッカー兼物理受けとしての汎用性
コバルオンは攻撃種族値90と、アタッカーとしては決して高くはありません。 しかし、高威力の技(インファイト、ストーンエッジなど)や、積み技(つるぎのまい)を習得するため、数値以上の火力を出すことが可能です。 一方で、防御種族値129を活かした「物理受け」としての役割もこなせます。 さらに「でんじは」「ステルスロック」「ちょうはつ」といった優秀な変化技も豊富です。
つまり、コバルオンは「アタッカー」「物理受け」「起点作成」「サイクル潤滑油」という複数の役割を、パーティの構築に合わせてカスタマイズできる柔軟性を持っています。 相手からすると、選出画面でコバルオンが見えた時点で「どの型で来るのか?」を読み違えると、それだけでパーティが崩壊するリスクを負わせることができるのです。 この「型の読みにくさ」もまた、ランクマッチにおける強さの一つと言えるでしょう。
コバルオンの種族値・タイプ相性データ
育成論を展開する前に、基礎データを整理しておきましょう。 数値を見ることで、どのステータスを伸ばすべきか、どの攻撃に気をつけるべきかが可視化されます。
種族値詳細データ
以下の表は、コバルオンの種族値と全ポケモン中での順位を示したものです。
| ステータス | 数値 | 順位(全499体中) | 評価 |
|---|---|---|---|
| HP | 91 | 72位 | 平均よりやや高め。耐久調整のしがいがある数値。 |
| 攻撃 | 90 | 191位 | 物足りなさはあるが、技威力と積み技でカバー可能。 |
| 防御 | 129 | 35位 | トップクラスの硬さ。物理技なら等倍でも余裕で受かる。 |
| 特攻 | 90 | 177位 | 攻撃と同値。特殊型や両刀も一考の余地あり。 |
| 特防 | 72 | 266位 | 明確な弱点。特殊高火力技には脆い。 |
| 素早さ | 108 | 65位 | 激戦区を抜ける高速ライン。育成の肝。 |
| 合計 | 580 | 106位 | 準伝説の名に恥じぬ高水準な合計値。 |
このデータから分かる通り、防御と素早さが突出しています。 一方で特防は72と低めであるため、特殊アタッカーとの対面は避けるか、チョッキを持たせるなどの工夫が必要であることが読み取れます。 また、攻撃と特攻が同じ90である点は非常に重要です。 基本は物理型ですが、環境に物理受けが多い場合、意表を突く特殊型(めいそう型など)も機能するポテンシャルがあります。
タイプ相性と弱点・耐性
コバルオンのタイプは「はがね / かくとう」です。 この複合タイプによる防御相性は以下の通りです。
【被ダメージ倍率】
- ×4.0:なし
- ×2.0:ほのお、かくとう、じめん
- ×1.0:みず、でんき、ひこう、エスパー、ゴースト、フェアリー
- ×0.5:ノーマル、くさ、こおり、ドラゴン、はがね、あく
- ×0.25:いわ、むし
- 無効:どく
4倍弱点がないのが非常に優秀です。 2倍弱点の「ほのお」「かくとう」「じめん」はメジャーな攻撃タイプですが、これらは味方の飛行タイプやドラゴンタイプなどでカバーしやすい属性でもあります。 一方で、半減以下にできるタイプが8つもあり、無効も1つあります。 全18タイプのうち半分の9タイプに対して有利に立ち回れる耐性は、サイクル戦において無類の強さを発揮します。 特に「いわ」「むし」を4分の1にできるため、ステルスロックやとんぼがえりのダメージを最小限に抑えつつ着地できる点は、サイクルを回す上で大きなアドバンテージとなります。
ランクマ無双!コバルオンのおすすめ育成論と技構成
ここからは、実際にランクマッチで結果を残すための具体的な育成論を解説します。 コバルオンの強みを活かす型はいくつか存在しますが、ここでは特に環境適応能力が高い「物理アタッカー型」「起点作成型」「特殊奇襲型」の3つに絞って紹介します。 あなたのパーティに不足している役割を補う型を選んでみてください。
1. 物理アタッカー型(基本にして王道)
最もスタンダードかつ、コバルオンのスペックを素直に活かした型です。 高い防御性能で相手の物理攻撃を受けつつ、剣の舞で火力を底上げし、全抜きを狙います。
- 性格:ようき(素早さ↑ 特攻↓)
- 特性:せいぎのこころ(悪技を受けると攻撃が上がる)
- 持ち物:いのちのたま / ラムのみ / ぼうごパット
- 努力値:攻撃252 / 素早さ252 / HP4
- テラスタイプ(想定):ひこう(地面・格闘対策) / はがね(火力増強)
【技構成】
- インファイト(または せいなるつるぎ)
- アイアンヘッド
- つるぎのまい
- ストーンエッジ(または ボルトチェンジ/しねんのずつき)
【解説】 最速にすることで、100族〜107族を確実に抜きます。 基本戦術は、有利対面(悪タイプや岩タイプなど)に繰り出し、流し際に「つるぎのまい」を積むことです。 一度舞ってしまえば、攻撃実数値は2倍になり、等倍相手でも強引に突破できる火力を得ます。
メインウェポンの選択ですが、「インファイト」は威力120と強力ですが耐久が下がります。 居座りを重視するなら、相手の能力変化を無視できる「せいなるつるぎ」も選択肢に入ります。 最近の環境では、防御を積んでくる耐久ポケモン(テッペキ積みなど)が多いため、「せいなるつるぎ」の採用率が上がっています。 サブウェポンの「ストーンエッジ」は、コバルオンが苦手とする飛行タイプや炎タイプへの打点として必須級です。
2. 起点作成&サイクル操作型(玄人向け)
高い素早さと耐久を活かし、ステルスロックを撒いたり、電磁波で後続のサポートをする型です。 初手に出し負けしにくく、仕事をしてからボルトチェンジで帰還できる器用さが売りです。
- 性格:ようき(素早さ↑ 特攻↓)
- 持ち物:ゴツゴツメット / オボンのみ / きあいのタスキ
- 努力値:HP252 / 素早さ252 / 防御4
- テラスタイプ(想定):ゴースト(猫騙し・神速透かし)
【技構成】
- ステルスロック
- でんじは(または ちょうはつ)
- ボルトチェンジ
- アイアンヘッド(または イカサマ)
【解説】 アタッカー型とは異なり、HPに極振りすることで耐久を底上げします。 初手に投げて「ステルスロック」を展開し、相手のエースには「でんじは」を入れて機能を停止させます。 不利な相手が来た場合は、先制「ボルトチェンジ」で味方の有利なポケモンに交代します。 この動きは、コバルオンの高い防御力があってこそ成立します。 物理アタッカー相手なら「ゴツゴツメット」の定数ダメージも稼げるため、カイリューなどの物理エースに対して非常に強く出られます。 「ちょうはつ」を採用すれば、カバルドンやラッキーなどの展開阻止も可能です。
3. 特殊アタッカー型(意表を突く奇襲)
コバルオン=物理という先入観を逆手に取る型です。 威嚇持ち(ランドロスやガオガエンなど)や、物理受け(ヘイラッシャやアーマーガア)を呼び寄せて、特殊技で崩します。
- 性格:おくびょう(素早さ↑ 攻撃↓)
- 持ち物:こだわりメガネ / たつじんのおび
- 努力値:特攻252 / 素早さ252 / HP4
【技構成】
- きあいだま(または はどうだん)
- ラスターカノン(または てっていこうせん)
- ボルトチェンジ
- めいそう(または くさむすび/テラバースト)
【解説】 特攻種族値90は決して高くありませんが、技の威力が高いものが揃っています。 「きあいだま」は命中不安ですが威力120、「てっていこうせん」は威力140と、当たれば崩壊させられる火力を持っています。 命中安定を求めるなら「はどうだん」ですが、火力不足になりがちなので「めいそう」や「こだわりメガネ」での補強が必須です。 物理受けとして出てきた相手に対して特殊技を叩き込む快感は、この型ならではの特権です。
コバルオンが覚える技と採用理由の深掘り
ここでは、コバルオンが習得する技の中から、実戦級のものをピックアップし、どのような場面で採用すべきかを詳しく解説します。 技選びに迷った際の判断基準にしてください。
物理攻撃技
せいなるつるぎ(威力90 / 命中100)
コバルオンのアイデンティティとも言える技です。 「相手の能力変化に関係なくダメージを与える」という効果が非常に強力。 ランクマで頻出する「てっぺき」や「ビルドアップ」、「ちいさくなる」などで要塞化した相手を、無慈悲に切り捨てることができます。 インファイトと違い耐久ダウンのデメリットがないため、場持ちを良くしたい場合に優先されます。
インファイト(威力120 / 命中100)
最大火力を求めるならこれ一択です。 防御・特防が下がるデメリットは痛いですが、倒しきれば問題ないという考え方もあります。 特に、こだわりハチマキを持たせてサイクルを崩壊させるような運用の場合は、瞬間火力が正義となるため、インファイトが推奨されます。
アイアンヘッド(威力80 / 命中100)
タイプ一致の安定打点です。 30%の確率で相手を怯ませる効果が、素早さ108のコバルオンと相性抜群です。 「でんじは」と組み合わせて「まひるみ(麻痺+怯み)」戦法を取ることも可能で、不利な状況を運で強引に突破する勝ち筋を生み出せます。 フェアリータイプへの遂行技として必須です。
ストーンエッジ(威力100 / 命中80)
補完枠として最も優秀な技です。 コバルオンのメインウェポン(鋼・格闘)を両方半減以下にする、リザードンやウルガモス、サンダーなどの飛行・炎・虫タイプに刺さります。 命中難が玉に瑕ですが、これがないと詰む相手が多いため、アタッカー型なら優先度は高いです。
シザークロス / メガホーン
エスパータイプや悪タイプへの打点です。 特にエスパータイプは格闘技を半減するため、これらがあると奇襲になります。 メガホーンは威力120と強力ですが、命中が不安かつ習得レベルが高い点に注意が必要です。
特殊攻撃技・変化技
ボルトチェンジ(威力70 / 命中100)
サイクル戦において最強クラスの潤滑油となる技です。 相手の交代際や、不利対面での逃げの一手として使います。 地面タイプには無効化される点には注意が必要ですが、それ以外には安定したダメージソース兼交代技として機能します。 特殊技なので、ゴツゴツメットのダメージを受けない点も優秀です。
てっていこうせん(威力140 / 命中95)
鋼タイプの最大火力技です。 使用後にHPの半分を削る反動がありますが、退場際の一撃や、こだわりスカーフを持たせての奇襲に適しています。 自主退場できるため、後続の起点を回避する使い方も可能です。
ステルスロック
場に出た相手にダメージを与える設置技。 コバルオンは多くの物理アタッカーに対して流し性能(相手が交代せざるを得ない状況を作る力)が高いため、交代際に安全に設置できる機会が多いです。 タスキ潰しや、全抜きの確定数ずらしに貢献します。
ちょうはつ
相手の変化技を封じます。 受けループ対策や、カバルドンの展開阻止、トリックルーム始動の妨害など、用途は多岐にわたります。 素早さが高いコバルオンが使う挑発は、多くの耐久ポケモンを機能停止に追い込めます。
つるぎのまい
自身の攻撃を2段階(2倍)上昇させます。 物理アタッカー型での採用筆頭です。 コバルオンの火力不足を一気に解消する手段であり、有利対面での圧力を最大化します。 「ラムのみ」を持たせて状態異常技を透かしつつ舞う動きが強力です。
コバルオンのおすすめ性格と努力値調整
育成において最も悩ましいのが「性格」と「努力値」の配分です。 ここでは、目的別に最適解を提示します。
1. 最速アタッカー調整
- 性格:ようき
- 努力値:AS252 / H4
- 実数値:
- HP: 167 (奇数調整)
- 攻撃: 142
- 防御: 149
- 特攻: x (下降補正)
- 特防: 92
- 素早: 176
【解説】 思考停止で振っても強い配分です。 最速にすることで、最速100族(実数値167)〜最速107族を確実に抜けます。 同速対決(対コバルオン、対テラキオンなど)でも50%の勝負に持ち込めます。 火力がギリギリなので攻撃は削れません。
2. 耐久振りサイクル調整
- 性格:ようき
- 努力値:H212 / B44 / S252
- 実数値:
- HP: 193 (16n+1調整)
- 攻撃: 110
- 防御: 155
- 特攻: x
- 特防: 92
- 素早: 176
【解説】 HPを16n+1(食べ残しなどの回復効率最大かつ定数ダメ最小)に調整し、残りを防御に振った型です。 素早さは最速を維持しつつ、物理耐久を厚くしています。 この調整だと、陽気ガブリアスの地震を確定耐えするラインなどが確保しやすくなります。 ステルスロック撒きやゴツメ枠としての運用に最適です。
3. いじっぱり(火力重視)調整
- 性格:いじっぱり
- 努力値:HA252 / S4
- 実数値:
- HP: 198
- 攻撃: 156 (上昇補正)
- 防御: 149
- 特攻: x
- 特防: 92
- 素早: 129
【解説】 素早さを捨てて、火力と耐久に特化した型です。 素早さ実数値129は、準速75族と同速、最速65族(ハッサムなど)抜き程度になります。 「トリックルーム」下での運用や、「でんじは」でのサポートを前提とするなら、この配分もありです。 乱数1発だった相手が確定1発になるケースが増えるため、崩し性能は高まりますが、上から殴られるリスクも増大します。
コバルオンと相性の良い味方(構築例)
コバルオン単体でも強力ですが、相性の良い味方と組ませることで真価を発揮します。 相性補完に優れたパートナーを紹介します。
1. 飛行タイプ(トゲキッス、サンダー、ランドロス等)
コバルオンの弱点である「じめん」「かくとう」を半減以下で受けられます。 特にトゲキッスなどのフェアリー・飛行複合は、格闘技を4分の1で受けられるため相性抜群です。 逆に、飛行タイプの弱点である「いわ」「こおり」をコバルオンが半減以下で受けられるため、完璧な相性補完が成立します。
2. ゴーストタイプ(ドラパルト、ミミッキュ、ゲンガー等)
コバルオンの弱点である「かくとう」を無効化できます。 コバルオンが苦手な「かくとう」技読みでゴーストタイプに引き、相手の攻撃を透かす動きが強力です。 ドラパルトであれば、コバルオン同様に高速アタッカーとして上から制圧する「対面構築」が組みやすくなります。
3. 水・フェアリータイプ(アシレーヌ、マリルリ等)
コバルオンが苦手な「ほのお」に強く、「かくとう」も等倍以下で受けられます。 アシレーヌなどは特殊耐久が高いため、コバルオンの低い特防面をカバーする役割としても優秀です。
コバルオンの入手方法と出現場所完全ガイド
ランクマッチで使うためには、まずは入手しなければ始まりません。 『ポケモンレジェンズZ-A』DLCでの入手方法は少々特殊で、迷うプレイヤーも多いです。 ここでは、最短ルートでコバルオンに出会うための手順を徹底解説します。
入手条件:DLCクリア後の「スペシャルサーチ」
まず大前提として、DLCストーリー「M次元ラッシュ」をクリアする必要があります。 ストーリー12「最高の贈り物」をクリア後、ミアレシティ(現代ではなく拠点)で発生するサイドミッション188「スペシャルサーチ完成」を受注・クリアしてください。 これをクリアすることで解禁される「スペシャルサーチ」機能を使うことで、稀に「異次元ミアレ」という特殊マップが発生します。
出現場所:異次元ミアレの「最奥の川沿い」へのルート
コバルオンが出現するのは「異次元ミアレ」ですが、ただ行けばいるわけではありません。 複雑な地形の奥深くに潜んでいます。 マップがないと迷いやすい場所ですので、文字情報だけで辿り着けるよう詳細にナビゲートします。
- スタート地点から右へダッシュ 異次元ミアレに到着したら、正面のメインストリートではなく、すぐに右方向へ走ってください。崩れたビルの瓦礫が見えるはずです。
- 最初の突き当たりを左折 瓦礫の山に突き当たったら、左に曲がります。ここで野生のポケモン(ゴーストタイプ多め)が襲ってくるので、ライドポケモンで駆け抜けてください。
- 二度目の突き当たりも左折 道なりに進むと、青い光が漏れている壁に突き当たります。ここも左折です。右に行くと行き止まりで時間をロスします。
- 川沿いの遊歩道を直進 左折すると、異次元の影響で変色した川が見えてきます。この川沿いの遊歩道をひたすら奥へ進んでください。
- ヘドロの障害物を破壊 途中、道を塞ぐように紫色のヘドロの塊があります。これはライドポケモンのダッシュアタックや、フィールドアクションで破壊可能です。
- コバルオンと遭遇 ヘドロを越えた先の少し開けた広場に、青き聖剣士コバルオンが佇んでいます。 近づくと戦闘になるので、手前で必ずレポートを書きましょう。
厳選と捕獲のコツ
個体値厳選は不可能
残念ながら、今作の仕様上、固定シンボルとの戦闘終了後(捕獲後)に即オートセーブが入る場合や、個体値が「がんばレベル」依存で固定化されるケースがあります。 そのため、従来のようなリセットマラソンでの「個体値V」の厳選はできません。 ただし、性格や捕獲ボールの厳選は可能です。
オシャボ厳選のおすすめ
コバルオンは見た目がクールなため、入れるボール(オシャボ)にこだわるプレイヤーが多いです。 個人的な推しと、コミュニティでの人気ボールを紹介します。
- ヘビーボール(断トツ人気No.1) 鋼タイプらしい重厚感と、コバルオンのカラーリング、そしてエフェクトが完璧にマッチします。捕獲率補正も乗りやすいため実用性も兼ね備えています。
- スピードボール 素早さが高い特徴と、背中の稲妻のような模様にマッチします。
- ムーンボール 夜空のような青色が、コバルオンの体色と美しく調和します。
- ダイブボール 水辺で遭遇することや、鮮やかな青色が似合います。入手難易度が低いのもメリット。
まとめ
コバルオンは、『ポケモンレジェンズZ-A』のランクマッチにおいて、環境トップメタに食い込むだけの実力を持っています。 「鋼・格闘」という優秀な耐性、129という鉄壁の防御、そして108という絶妙な素早さ。 これらを理解し、適切な型で育成することで、あなたの勝率は間違いなく向上します。
- 環境適応力:物理偏重環境において、コバルオンの防御性能とタイプ耐性は最強の盾となる。
- 素早さの重要性:激戦区100族を抜くために、基本は「ようき最速」推奨。
- 技構成の柔軟性:アタッカーなら「剣の舞」、サポートなら「ステロ・電磁波」と役割を明確にする。
- 入手と厳選:DLCクリア後の異次元ミアレ最奥で捕獲可能。オシャボは「ヘビーボール」が至高。
ボックスに眠らせているコバルオンがいるなら、今すぐ育成を始めてみてください。 その背中は、きっとあなたをマスターボール級へと導いてくれるはずです。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
筆者情報
桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。 幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。 ポケモンのランクマは毎シーズン3桁順位をキープするガチ勢。 最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。 好きなポケモンはハッサムとコバルオン(鋼タイプ推し)。





















