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PS5

【MHWs】ナナイロカネ節約!最大効率の巨戟アーティア厳選のやり方を解説|モンハンワイルズ

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、モンハンワイルズのエンドコンテンツである「巨戟アーティア」武器の厳選において、あまりにも枯渇する素材「ナナイロカネ」の節約方法や、効率的な理想個体(理論値)の出し方が気になっていると思います。

エンドコンテンツの醍醐味である装備更新ですが、正攻法で挑むと数百時間の素材集めが必要になる過酷な仕様に心が折れかけている方も多いのではないでしょうか。私自身、積みゲーを消化したいのにモンハンの沼から抜け出せず、検証のために数千回のロードを繰り返してきました。その経験から導き出した最適解を共有します。

この記事を読み終える頃には、テーブル管理を利用した厳選の仕組みを完全に理解し、最小限のコストで最強の武器を作成する手順の疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  1. 乱数テーブルの固定化を利用し未来の結果を完全予知する
  2. オートセーブを手動に切り素材消費を無効化する
  3. リセット後の捨て回しでテーブルを制御し本命を引く
  4. 複数武器種の並行厳選でナナイロカネ効率を最大化する

 

それでは解説していきます。

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巨戟アーティア厳選の基礎とナナイロカネ枯渇問題の解決策

モンハンワイルズ(MHWs)を遊び尽くす上で避けては通れないのが、最強の武器シリーズと名高い「巨戟(きょげき)アーティア」の作成と強化です。しかし、このコンテンツはハンターの時間を無慈悲に奪い去る「底なし沼」としても知られています。まずは、なぜこれほどまでに厳選が困難なのか、そしてその解決の糸口となるシステム的な背景について、深掘りして解説していきます。

エンドコンテンツの頂点「巨戟アーティア」とは何か

「巨戟アーティア」シリーズは、モンハンワイルズのアップデートで追加された最高難易度の製作武器です。既存のモンスター素材で作る武器とは一線を画し、その最大の特徴は「復元(クラフト)およびEX化(強化)時に付与されるステータスがランダムである」という点にあります。

従来のモンハンであれば、「攻撃力300、斬れ味白」のように性能は固定されていました。しかし、アーティア武器はベースとなる性能こそ決まっているものの、そこに追加されるボーナス値が運に左右されます。

  • 攻撃力ボーナス: +5 〜 +20
  • 属性値ボーナス: +10 〜 +50
  • 斬れ味加算: +10 〜 +30(匠不要で紫ゲージが出ることも)
  • 空きスロット: レベル4スロット追加など
  • 特殊スキル付与: 会心撃【属性】、業物、弾丸節約など

このように、振れ幅が非常に大きく設定されています。運が良ければ、既存の最強武器を過去のものにする「理論値個体」が手に入りますが、運が悪ければ下位武器に毛が生えた程度の性能にしかなりません。この「自分だけの最強武器」を目指せるギャンブル性こそが、多くのハンターを惹きつけ、同時に苦しめている要因なのです。特に、タイムアタック(TA)を目指す層や、効率狩猟を求める層にとっては、ここで妥協することは許されません。0.1%の確率で排出される神ステータスを引くまで、終わりのない旅が続くことになります。

ナナイロカネが絶対的に不足するシステム的背景

厳選作業における最大のボトルネック、それが「ナナイロカネ」の枯渇問題です。この素材は、アーティア武器の復元に5個、EX化のたびに10個、20個と要求数が増えていきます。一見すると少ないように感じるかもしれませんが、理想の個体を引くための試行回数は、優に100回、200回を超えます。

単純計算してみましょう。 1回のガチャ(復元・強化)で平均15個消費すると仮定します。 確率1%の当たりを引くために100回試行する場合、1,500個のナナイロカネが必要です。

対して、ナナイロカネを入手できる高難易度クエストの報酬は、1回あたり平均5〜8個程度。運良く枠が増えても10個いくかどうかです。つまり、ガチャ1回分を回すために、10分〜15分のクエストを2回クリアしなければなりません。 100回ガチャを回すためには、200回クエストに行く必要があり、1クエスト15分としても**3,000分(50時間)**がかかります。たった一つの武器を作るために、です。

さらに、我々ハンターは1つの武器種だけで満足する生き物ではありません。対モンスター用に属性を変え、武器種を変えれば、必要なナナイロカネは数万個単位に膨れ上がります。正攻法で集めようとすれば、人生の可処分時間をすべてモンハンに捧げても足りない計算になります。この絶望的な需給バランスの崩壊こそが、今回紹介する「リセマラ(リセットマラソン)」テクニックを必須としている理由です。

乱数テーブル完全理解!ガチャの未来を予知する仕組み

「リセマラ」と聞くと、単に「セーブせずにリセットしてやり直す」だけだと思うかもしれません。しかし、モンハンワイルズのアーティア厳選におけるリセマラは、もう少し複雑で、システム的な理解が必要です。それが「乱数テーブル」という概念です。

一般的なソーシャルゲームのガチャは、サーバー側でその都度抽選が行われます。しかし、コンシューマーゲームであるモンハンワイルズの場合、オフラインでも動作させる必要があるため、乱数(ランダムな結果)の生成には「擬似乱数」という仕組みが使われています。

具体的には、プレイヤーごとに見えない「数秘録(テーブル)」のようなものが内部的に生成されており、「1回目は攻撃+5が出る」「2回目はスロット追加が出る」「3回目はハズレ」といった結果の羅列が、あらかじめ決定されています。

重要な法則:

  1. 結果は固定されている: 何度リセットしてやり直しても、同じ回数(1回目なら1回目)の結果は変わりません。
  2. テーブルは進む: 復元や錬金を行うと、テーブルの参照位置が次に進みます。
  3. セーブデータ依存ではない: セーブせずにリセットしても、内部的なテーブルの位置(シード値)自体が変わるわけではありませんが、「どこまで進めたか」という進行状況はセーブ時点に戻ります。

この法則を利用するのが、今回のテクニックの核心です。 「とりあえず10回分の結果を見て(未来予知)、良い結果の時だけ本番の素材を使い、悪い結果の時はリセットして、どうでもいい素材を使ってその回数をスキップする(テーブルを進める)」 これにより、ナナイロカネの消費を「当たりの回」だけに限定することが可能になるのです。これは不正行為(チート)ではなく、ゲームの仕様を逆手に取った効率化術と言えます。

厳選効率を劇的に変える「並行厳選」の思考法

ナナイロカネを節約する上で、もう一つ重要な思考法があります。それは「一つの武器に固執しない」ことです。これを私は「並行厳選」と呼んでいます。

乱数テーブルの結果は、武器種によって「当たり」か「ハズレ」かの解釈が異なります。 例えば、テーブルの5回目に「ガード性能+5」という結果が出たとします。 あなたがもし「双剣」だけを作ろうとしていたら、この結果は完全なゴミであり、スキップ対象です。しかし、もし「ランス」や「チャージアックス」も並行して作ろうとしていたなら、この結果は神引きに変わります。

単独厳選の非効率さ: 双剣のみを狙う場合、有効な結果(属性会心など)が出る確率は低く、多くの回数をスキップ(捨て素材消費)することになります。

並行厳選の効率性: 双剣、大剣、ライトボウガン、ランスを同時にリストアップしておきます。 「お、今回は抜刀術が出たから大剣に回そう」 「次は速射強化が出たからライトボウガンで確定させよう」 このように、予知した結果を最も有効活用できる武器に割り当てることで、捨て回し(無駄な消費)を極限まで減らし、ナナイロカネ1個あたりの成果(ROI)を最大化できるのです。全14武器種を愛する筆者のようなプレイヤーにとって、これは必須のテクニックです。

準備編:オートセーブ無効化と必須素材の確保ライン

理論を理解したところで、実践に向けた準備について解説します。ここを怠ると、取り返しのつかない事故(素材ロスト)に繋がるため、指差し確認をお願いします。

まず、「オートセーブ機能」の無効化は絶対条件です。 オプション画面の「GAME SETTINGS」から「オートセーブ」の項目を「OFF」または「手動のみ」に変更してください。デフォルトではONになっていることが多く、クエスト帰還時や装備強化時に勝手にセーブされてしまいます。厳選中にうっかりゴミ武器を作ってしまい、その瞬間にオートセーブが走ると、ナナイロカネ数百個が電子の藻屑となります。この悲劇を回避するため、必ず設定を変更し、厳選終了後に必要であれば戻すようにしましょう。

次に、「種銭」となる素材の確保です。 リセマラをするとはいえ、未来を見るためには一時的に素材を消費する必要があります。 推奨する確保ラインは以下の通りです。

  • ナナイロカネ:300個以上
    • 1回の未来予知で20連〜30連ほど回せる量が理想です。少なすぎると、当たりが出る前に素材が尽きてしまい、効率的なテーブル管理ができません。
  • 巨戟の龍玉・天殻等のレア素材:各5個以上
    • ベース武器の生産や強化に必要な素材です。これがないとスタートラインに立てません。
  • 各属性のアーティアパーツ:各種50個以上
    • 意外と盲点なのがこれです。ナナイロカネがあっても、パーツが足りずに強化が止まることがあります。
  • 不要な端材や低レア素材:大量に
    • これは「捨て回し(テーブルを進めるための生贄)」に使用します。錬金術などでテーブルを進める場合にも役立ちます。

これらが揃って初めて、効率的な厳選のスタートラインに立つことができます。

記録の重要性:デュアルモニターやメモ活用術

最後に、物理的な準備についてです。厳選作業は情報の管理戦です。 「今、何回目の結果を見ているのか?」 「さっきの神ステータスは7回目だったか8回目だったか?」 これを記憶だけで処理するのは不可能ですし、ミスのもとです。

私はPCのメモ帳やExcel、あるいはスマホのメモアプリを使って、以下のようなフォーマットで記録を取ることを強く推奨します。

回数 武器種 結果概要 評価 備考
1 片手剣 攻撃+5 × ゴミ
2 片手剣 スロ4追加 キープ候補
3 片手剣 属性+50 理論値!
4 片手剣 防御+20 × ゴミ

このように可視化することで、リセット後にロードした際、「今は0回目だから、あと2回捨てて、3回目に本命を投入すればいい」と迷わず行動できます。 デュアルモニター環境の方は、片方の画面にゲーム、もう片方にスプレッドシートを開いておくと最強です。アナログ派の方は、チラシの裏でも構いませんので、必ずペンを持って記録してください。この「事務作業」こそが、最強ハンターへの近道なのです。

実践!ナナイロカネ節約リセマラの完全攻略チャート

ここからは、実際にゲーム画面を開きながら行う具体的な手順を解説します。一歩間違えれば素材を無駄にする緊張感のある作業ですが、手順さえ守れば誰でも確実に成果を出せます。フローチャートを頭に叩き込んでください。

手順詳細1:基準点作成と未来視データの収集

すべての準備が整ったら、厳選のサイクルを開始します。

  1. 拠点でのセーブ(基準点作成): 工房の目の前まで移動し、メニューから「セーブ」を行います。これが全ての起点となります。この時点のナナイロカネ所持数(例:500個)をメモしておきます。
  2. 復元・強化の実施(未来視): 工房に話しかけ、厳選したい武器の復元またはEX化を行います。 ここでは、結果が良くても悪くても一喜一憂せず、ひたすらボタンを連打して回数を重ねます。 重要なのは、「何回目に何が出たか」を正確にメモすることです。
    • 1回目:ハズレ
    • 2回目:ハズレ
    • 3回目:ハズレ
    • ……
    • 15回目:大当たり(攻撃+20、斬れ味紫)
    • ……
    • 30回目:素材切れで終了

    このフェーズでは、セーブは一切行いません。あくまで「未来の予定表」を覗き見ているだけです。30回分のデータが取れたら、ゲームを終了します。メニューから「タイトルに戻る」を選択し、「セーブせずに終了しますか?」に「はい」と答えます。

手順詳細2:リセット挙動とテーブル消化のテクニック

タイトル画面からデータをロードすると、手順1でセーブした「基準点(ナナイロカネ500個所持)」の状態に戻ります。しかし、あなたの手元には「未来のメモ」があります。 メモによると、**「15回目」**に大当たりが待っています。つまり、1回目〜14回目はハズレです。この14回分のハズレを、いかに低コストで処理するかが腕の見せ所です。

  1. 捨て回しの実行: 1回目〜14回目までのテーブルを消化する必要があります。ここで本命の「ナナイロカネを大量消費する高ランク武器」を使ってはいけません。
    • 方法A:低コストな錬金術を利用する マカ錬金などでアイテムを1回生成すると、テーブルが1つ進む場合があります(※バージョンによって挙動が異なるため要検証。現行Verでは同系統のテーブルを共有している場合が多いです)。
    • 方法B:サブ武器の厳選に充てる これが最も推奨される方法です。14回分のハズレ枠を使って、例えば「とりあえず作っておきたいコレクション用の武器」や「妥協してもいい武器」を復元します。もしそこで予期せぬ「その武器にとっての当たり」が出れば儲けものです。
    • 方法C:どうでもいい武器で素材をドブに捨てる 余っている素材で作れる低ランクのアーティア武器などで回数を稼ぎます。ナナイロカネの消費が少ないルートを選びましょう。
  2. カウンターの確認: 今、何回消化したかを慎重にカウントします。14回消化し終えたら、次がいよいよ運命の15回目です。
  3. 本命の投入: 15回目のタイミングで、本気で作りたかったメイン武器(例:最強の大剣)の復元・強化を行います。 すると、メモ通りに「攻撃+20、斬れ味紫」の結果が確定で排出されます。
  4. 確定セーブ: 理想の個体を入手したら、速やかにセーブを行います。これで15回目までの未来が確定し、再びここが新たな「基準点」となります。

「リセットして再復元」と「構成維持」の挙動差異

ここで注意が必要なのが、復元メニューの選択です。アーティア工房には「リセットして再復元」と「現在の構成で再復元(構成維持)」の2種類があります。

  • リセットして再復元: 完全にランダムな再抽選を行います。**このテーブルは非常に素直で、リセット後も結果が変わりにくい(再現性が高い)**特徴があります。基本的にはこのモードで厳選を行うのが安全です。
  • 構成維持(EX化など): 現在のステータスを引き継ぎつつ強化します。 警告: このモードのテーブルは、ベースとなる武器の状態(現在の属性値や付与されているスキル)によって、乱数の変動パターンが変わることがあります。 例えば、「火属性・攻撃+5」の状態から強化した時の5回目の結果と、リセットして「水属性・攻撃+5」の状態から強化した時の5回目の結果が異なる場合があります。 「構成維持」での未来予知を行う場合は、必ず**「全く同じ武器、全く同じ状態」**に戻してから再現する必要があります。少しでも条件がズレると、メモ通りの結果が出ない「乱数ズレ」が発生するため、上級者向けです。

全14武器種別:狙うべき理論値ステータス詳細リスト

「当たり」が出たと言っても、それが本当にその武器にとってのゴールなのか判断できなければ意味がありません。ここでは、各武器種において目指すべき「理論値(ゴール品)」のステータスを定義します。これが出たら即セーブ案件です。

【大剣・ハンマー・狩猟笛】一撃必殺・物理特化

  • 必須: 攻撃力ボーナス最大値(+20〜)、斬れ味+(紫ゲージ確保)
  • 準必須: スロットLv4追加
  • 解説: とにかく物理火力が正義です。属性値よりもモーション値が高いため、攻撃力の実数値が最も重要。狩猟笛は旋律パターンも抽選される場合があるため、攻撃力UP大が吹ける旋律かどうかもチェックが必要です。

【太刀・スラッシュアックス・操虫棍】バランス・斬れ味型

  • 必須: 斬れ味+(紫ゲージ長め)、攻撃力ボーナス
  • 推奨: 会心率UP、属性値ボーナス
  • 解説: 手数もそこそこ多いため、斬れ味の維持が火力に直結します。特に太刀は居合抜刀気刃斬りのために納刀術などが付くと嬉しいですが、基本はステータス重視。スラアクはビンの種類(強撃ビン一択など)も厳選対象になる場合があります。

【片手剣・双剣】超属性特化

  • 必須: 属性値ボーナス最大値(+50〜)、属性会心、斬れ味(白以上)
  • 解説: この2種は物理攻撃力よりも属性値が命です。攻撃力が低くても、属性値が跳ね上がっている個体は対モンスターにおいて最強のDPSを叩き出します。物理特化が出たらハズレと見なして捨てましょう。

【ランス・ガンランス】ガード・砲撃特化

  • ランス必須: ガード性能、攻撃力、斬れ味
  • ガンス必須: 砲撃レベル最大(通常Lv8/放射Lv8/拡散Lv8)、砲弾装填数UP
  • 解説: ガンランスは砲撃レベルが全てです。攻撃力がカンストしていても、砲撃レベルが低い個体は使い物になりません。逆に言えば、砲撃レベルさえ最大なら他が低くても採用価値があります。

【チャージアックス】榴弾/強属性の二極化

  • 榴弾ビン用: 攻撃力最大、砲術ボーナス
  • 強属性ビン用: 属性値最大
  • 解説: 自分のプレイスタイルに合わせて厳選します。ビンの種類が変わることもあるため、理想のビンタイプとステータスが合致する奇跡を待つ必要があります。

【弓】属性・スタミナ管理

  • 必須: 属性値ボーナス最大、体術orスタミナ急速回復、溜め段階解放
  • 解説: 弓も属性武器です。加えて、スタミナ系スキルが内蔵されていると装備構成が劇的に楽になります。

【ライトボウガン・ヘビィボウガン】弾スペック至上主義

  • 必須: 反動「小」、リロード「速」、装填数UP、速射対応(ライト)
  • 解説: 攻撃力よりも「撃てる弾の種類」と「取り回し」が最優先。主力弾(貫通Lv2や散弾Lv3など)が反動小・リロード速で撃てる補正が付いているかが全てです。これがクリアできて初めて攻撃力を見ます。

捨て回し活用術:サブ武器育成で無駄を極限まで排除

先述の「手順2」で発生するハズレ回(捨て回し)の具体的な活用例を紹介します。

例えば、貴方が「双剣(属性重視)」の厳選をしているとします。 未来予知の結果、以下のようなテーブルでした。

  • 1回目:攻撃+10(属性なし)
  • 2回目:ガード性能+3
  • 3回目:反動軽減+1
  • 4回目:属性値+50(双剣の理論値)

この場合、1〜3回目は双剣にとって不要です。 しかし、この結果を他の武器に当てはめてみます。

  • 1回目(攻撃+10): 「大剣」や「ハンマー」なら当たりの部類です。ここで大剣を復元します。
  • 2回目(ガード性能): 「ランス」なら必須級です。ランスを復元します。
  • 3回目(反動軽減): 「ボウガン」には神スキルです。ヘビィボウガンを復元します。
  • 4回目: 満を持して「双剣」を復元します。

こうすることで、本来ならゴミとして捨てていたナナイロカネ消費分で、大剣・ランス・ヘビィの実用レベル武器が手に入ります。これが「並行厳選」の真髄です。「ハズレなんてない、使い所が違うだけだ」という精神で臨みましょう。

ナナイロカネ・アーティアパーツの最高効率収集ルート

厳選テクニックを駆使しても、素材は減ります。減った素材を回収するための最高効率ルートも併せて紹介します。

ナナイロカネ収集:探索ツアー「○◯の洞窟」周回ルート 実はクエスト報酬よりも、探索ツアーでの採掘が時間効率最強です。

  • 条件: 環境情報「鉱石増殖中」の日を狙う。
  • スキル: 地質学Lv3(採掘回数+1)、ランナー、植生学
  • ルート: ベースキャンプから最寄りの採掘ポイント3箇所を周り、ファストトラベルで戻る、を繰り返す。
  • 効率: 戦闘なしで、1分間に約10個〜15個ペースで回収可能。動画を見ながら無心で回れます。

アーティアパーツ収集:導きの地「落とし物」戦法 パーツはモンスター素材です。

  • 推奨: 導きの地(エンドレス狩猟エリア)。
  • 戦法: 「ぶっ飛ばし」による壁ドンを徹底する。壁ドンするたびに落とし物を落とす仕様を利用し、倒すことよりも「落とさせる」ことに専念します。
  • スキル: 地質学Lv1(導きの地の特殊仕様で、骨系素材の落とし物を2回拾えるバグ技的挙動が適用される場合があるため必須)。
  • 効率: 1体討伐する間に、報酬の3倍以上の素材を落とし物から拾えます。

よくあるミスとリカバリー不能な状況への対策

事例1:「いいのが出た!」と思って反射的にセーブしたが、実はオートセーブがONだった対策: 諦めてください。次からは必ず設定画面のスクリーンショットを撮ってから始めるくらいの慎重さを。

事例2:メモと違う結果が出始めた原因: 捨て回しの最中に、オトモ隠密隊を派遣したり、交易船を確認したりしていませんか?これらの行動も乱数を消費する場合があります。厳選中は「工房とセーブポイントの往復」以外、息もしてはいけません。余計な操作は厳禁です。

事例3:リセットしすぎて今が何回目かわからなくなった対策: 迷ったら一度セーブせずに終了し、最初の基準点からやり直しましょう。不確かな状態で本番素材を投入するのはギャンブルすぎます。

今後のアップデートを見据えた素材管理と展望

最後に、長期的な視点でのアドバイスです。モンハンはアップデートでさらに上の強化段階(マスターランクの上、傀異化など)が追加されるのが常です。 現在の理論値が、半年後にはゴミになる可能性もあります。 ですので、現時点での理論値(100点)を無理に狙いすぎて、素材と精神をすり減らすよりは、90点くらいの妥協ラインで「キープ」しておき、素材を温存しておくのも賢い戦略です。ナナイロカネは裏切りません。貯金こそが最強の装備です。

まとめ

今回の記事では、モンハンワイルズのエンドコンテンツ「巨戟アーティア」厳選におけるナナイロカネ節約術(リセマラ法)について、徹底的に解説しました。

  1. 乱数テーブルは固定されているため、リセットによる未来予知が可能。
  2. オートセーブを切ることは、厳選における命綱である。
  3. 「捨て回し」をサブ武器の育成に充てることで、素材効率は数倍に跳ね上がる。
  4. 武器種ごとの理論値を理解し、適切なゴールラインを設定する。

このテクニックは、ゲームの仕様を最大限に利用した攻略法です。賛否あるかもしれませんが、限られた時間の中でモンハンという広大なコンテンツを遊び尽くすためには、こうした「知識」が武器になります。

数千回のガチャの果てに、紫に輝く斬れ味とカンストした攻撃力を持つ「自分だけの相棒」に出会えた時の感動は、何物にも代えがたいものです。どうかこの記事を参考に、皆様が理想の装備を手に入れ、良きハンターライフを送れることを願っています。 次回は「錬金術のテーブル解析」について執筆予定です。お楽しみに!

筆者情報

筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。先日ついに、厳選中に寝落ちしてコントローラーを握ったまま朝を迎えた。

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