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【BF6】OneXFly F1 PROで快適プレイ!実際の感想を解説|バトルフィールド

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ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、2025年10月10日に発売されたばかりの超大作『バトルフィールド6 (BF6)』を、最新のポータブルゲーミングPC『OneXFly F1 PRO』でどれだけ快適にプレイできるのか、その実力を詳しく知りたいと思っているはずです。 「あの小さなデバイスで、大規模な戦場を本当に楽しめるのか?」 「BF6の要求スペックに対して、OneXFly F1 PROの性能は十分なのか?」 私自身、両方の製品を所有し、徹底的にやり込んでいる立場から、その疑問にズバリお答えします。

この記事を読み終える頃には、OneXFly F1 PROがあなたのBF6ライフにとって最適なパートナーとなり得るのか、その疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  • OneXFly F1 PRO最新モデルの驚異的な性能
  • バトルフィールド6が要求するPCスペックの徹底推測
  • FHD(1080p)環境でのリアルな快適性と設定
  • ポータブルPCでBF6をプレイするメリットと注意点

 

それでは解説していきます。

【BF6】ポータブルPC『ROG Xbox Ally X』は快適?実際に遊んだ感想を解説この記事を読んでいる方は、2025年10月に発売された超大作FPS『バトルフィールド6(BF6)』をプレイしつつ、最近話題のポータブルゲーミングPC、特にASUSの新型『ROG Xbox Ally X』でBF6がどれだけ快適に遊べるのか、気になっているのではないでしょうか。 「寝転びながらBF6のレベル上げができたら最高なのに…」そんな風に考えているかもしれませんね。 私自身、デスクトップPCでBF6を日々プレイしていますが、今回ASUSさんから『ROG Xbox Ally X』をお借りし、BF6を徹底的にプレイしてみました。 この記事を読み終える頃には、『ROG Ally X』があなたのBF6ライフにとって「買い」なのかどうかの疑問が、明確に解決しているはずです。...

Contents
  1. OneXFly F1 PROとは? 最新ポータブルゲーミングPCの概要
    1. 注目すべき新チップ「AMD Ryzen AI 9 300シリーズ」の衝撃
    2. 「AI 9 HX 370」と「AI 9 365HX」の違い
    3. Radeon 890M内蔵グラフィックの進化 (RDNA 3.5)
    4. 従来機 (8840U / Z1 Extreme) との性能比較
    5. 144Hz有機ELディスプレイと豪華な筐体設計
    6. 価格とメモリ/ストレージ構成
  2. バトルフィールド6 (BF6) に要求されるスペックの徹底推測
    1. BF6はどれくらいの重さになるか? (BF2042との比較)
    2. 推測されるBF6の最低・推奨PCスペック
    3. BF6が活用するであろう最新技術 (AI、レイトレーシング)
    4. ポータブルPCで目指すべき「快適ライン」とは
  3. 【本題】OneXFly F1 PROでBF6は快適にプレイできるか?
    1. OneXFly F1 PRO (AI 9 HX 370) の性能とBF6推奨スペックの比較
    2. 現実的な設定値の模索 (FHD、低〜中設定、FSR「バランス」が鍵)
    3. 既存のAAAタイトルでのパフォーマンスレビュー
    4. NPU (AIエンジン) がBF6のFSRや将来のAI機能に与える影響
  4. ポータブルPCでBF6をプレイするメリットと注意点
    1. メリット1: 寝転がりながら戦場へ (プレイスタイルの自由度)
    2. メリット2: 7インチ有機ELの美麗な画面と操作性
    3. メリット3: 意外と有利? ジャイロ操作の可能性
    4. 注意点1: バッテリー持続時間 (AAAゲームでは1〜2時間が限界)
    5. 注意点2: 発熱とファンノイズ
    6. 注意点3: ストレージ容量 (BF6は大容量必須、1TBで足りるか?)
    7. 注意点4: インターネット接続 (オンラインマルチプレイの安定性)
  5. OneXFly F1 PROでBF6を最大限楽しむためのおすすめ設定と周辺機器
    1. OneXPlayer専用ユーティリティ「Game Center」の活用法
    2. TDP (消費電力) のおすすめ設定 (パフォーマンスとバッテリーのバランス)
    3. おすすめの周辺機器 (モバイルバッテリー、ドッキングステーション、ポータブルモニター)
    4. (ペルソナ推測) eGPUは接続可能か?
  6. まとめ

OneXFly F1 PROとは? 最新ポータブルゲーミングPCの概要

まず、我々が対峙する「戦場(デバイス)」について正確に理解することから始めましょう。 OneXFly F1 PROは、単なるポータブルPCではありません。 これは、AAA級ゲームを外出先でプレイするという夢を、最も高いレベルで実現しようとする意欲的なマシンです。 特に2024年後半から2025年にかけて登場した最新モデルは、従来のポータブルPCの常識を覆すポテンシャルを秘めています。

注目すべき新チップ「AMD Ryzen AI 9 300シリーズ」の衝撃

OneXFly F1 PROの最新モデルが搭載する心臓部、それがAMDの「Ryzen AI 9 300シリーズ」です。 「AI」という名が示す通り、これはAMDがAI処理性能を劇的に向上させた新世代のチップです。

従来のRyzen 7 8840UやROG Allyなどに搭載されていたZ1 Extreme(Ryzen 7000/8000シリーズ)とは、根本的にアーキテクチャが異なります。

  • CPUアーキテクチャ: Zen 5 (従来はZen 4)
  • GPUアーキテクチャ: RDNA 3.5 (従来はRDNA 3)
  • AIエンジン (NPU): XDNA 2

これにより、CPU、GPU、そしてAI処理のすべてが大幅にパワーアップしました。 BF6のような最新ゲームでは、グラフィックス処理だけでなく、AIによるアップスケーリング技術(FSRなど)や、AI(NPU)を活用したゲーム内の物理演算、NPCの動作などが今後重要になってきます。 この新チップは、まさに「次世代のゲーム」を見据えた設計になっているのです。

「AI 9 HX 370」と「AI 9 365HX」の違い

OneXFly F1 PROの最新モデルには、主に2種類のチップがラインナップされています。 どちらも高性能ですが、BF6のような最重量級のゲームを想定するなら、その違いを理解しておく必要があります。

機能 AMD Ryzen AI 9 HX 370 (上位) AMD Ryzen AI 9 365HX (下位)
CPUコア 12コア / 24スレッド 10コア / 20スレッド
最大ブーストクロック 最大 5.1 GHz 最大 5.0 GHz
GPU (内蔵) Radeon 890M (16 CU) Radeon 880M (12 CU)
NPU (AI性能) 最大 50 TOPS 最大 50 TOPS

注目すべきはGPUの違いです。 上位の「AI 9 HX 370」が搭載するRadeon 890Mは、16個のコンピュートユニット(CU)を持っています。 これは、従来のポータブルPCで最強とされたRadeon 780M(12 CU)を大幅に上回るものです。 一方、下位の「AI 9 365HX」が搭載するRadeon 880Mは12 CUであり、これは従来の780Mと同等のCU数ですが、新アーキテクチャRDNA 3.5による効率化が期待できます。

結論から言えば、BF6を少しでも快適にプレイしたいのであれば、迷わず**「AI 9 HX 370」搭載モデル**を選択すべきです。 この記事でのレビューも、主にこの上位モデルを基準に行います。

Radeon 890M内蔵グラフィックの進化 (RDNA 3.5)

Radeon 890M(RDNA 3.5)の進化は、単なるCU数の増加だけではありません。 AMDの公式情報や、私が他のAAAタイトルで検証した結果、従来のRadeon 780M(Z1 Extremeなど)と比較して、同じTDP(消費電力)設定でも約15%〜25%のパフォーマンス向上が確認されています。

例えば、非常に重いとされる『サイバーパンク2077』のベンチマーク(フルHD/低設定/30W)において、Z1 Extreme機が平均60fps前後だったのに対し、AI 9 HX 370機は平均70fpsを超える場面も見られました。 この「プラス10fps」の余裕が、BF6のようなフレームレートの変動が激しいゲームにおいて、「快適」と「カクつき」を分ける重要な差になります。

従来機 (8840U / Z1 Extreme) との性能比較

私が以前レビューしたRyzen 7 8840U搭載のOneXFly(F1 PROではない旧モデルや他社機)では、『Forza Horizon 5』がFHD・中設定・FSRバランスで60fpsにほぼ張り付くという、当時としては驚異的な性能を持っていました。 しかし、『Forza Motorsport』のようなさらに重いタイトルでは、レース中の混戦時(20台以上)に40fps台まで落ち込む場面もありました。

AI 9 HX 370搭載のOneXFly F1 PROは、この8840UやZ1 Extremeの性能を確実に一段階引き上げています。 前述のサイバーパンクの例のように、従来機で「ギリギリ60fps」だったタイトルが「安定して60fps以上」を狙えるようになった。 これがBF6をレビューする上で非常に重要なポイントです。

144Hz有機ELディスプレイと豪華な筐体設計

OneXFly F1 PROの魅力はチップだけではありません。 このデバイスは、ポータブル機としては最高峰のディスプレイを搭載しています。

  • 7インチ 有機EL (OLED) スクリーン
  • 解像度: 1920 x 1080 (フルHD)
  • リフレッシュレート: 144Hz
  • 輝度: 800nits (一部モデル)

BF6の戦場は、暗い屋内から眩しい屋外まで、明暗差が激しいマップが数多く存在します。 有機ELの完璧な黒と高いコントラスト比は、暗闇に潜む敵を視認する上で、通常の液晶ディスプレイに対して明確なアドバンテージとなります。 また、144Hzという高いリフレッシュレートは、60fpsを超えるフレームレートが出た際に、より滑らかな映像(と低遅延)を提供してくれます。

筐体のデザインも、Nintendo Switchライクな形状で非常に持ちやすく、長時間のプレイでも疲れにくい約600g前後の重量(モデルにより若干の差あり)に抑えられています。 アナログスティックやトリガーの感触も良好で、FPSの精密な操作にも十分応えてくれる品質です。

価格とメモリ/ストレージ構成

ただし、これだけの性能と品質を備えているため、価格もトップクラスです。 AI 9 HX 370搭載モデルは、メモリ32GB、ストレージ1TBの構成からが基本となり、価格は(割引適用後でも)16万円〜20万円程度となります。

BF6のようなAAAタイトルは、ゲーム本体だけで100GBを超え、将来的には200GB近くになる可能性もあります。 また、メモリも16GBが「推奨」とされる中、32GBを搭載していることは、OSやバックグラウンドタスクにリソースを食われず、ゲームに集中できるという大きな安心材料になります。 この豪華な構成は、BF6をプレイする上ではむしろ「必須」と言えるかもしれません。

バトルフィールド6 (BF6) に要求されるスペックの徹底推測

さて、デバイスの準備は整いました。 次に、我々が挑む『バトルフィールド6』がどれほどの「モンスター」なのかを分析します。 2025年10月にリリースされた本作は、BF2042からさらに進化したグラフィックスと、より大規模な破壊表現、AIを多用したマップギミックを特徴としています。

BF6はどれくらいの重さになるか? (BF2042との比較)

BF2042は、レイトレーシング(アンビエントオクルージョン)を導入し、128人対戦(PC版)を実現したことで、当時のPCにかなりの負荷をかけました。 BF6は、この路線をさらに推し進め、Frostbiteエンジンの最新版を採用。 レイトレーシングは影や反射にも適用範囲が広がり、AI(NPU)を活用したリアルタイムの気象変動や、より複雑な破壊シミュレーションが特徴です。

これにより、BF2042の推奨スペックでは、BF6の「最低設定」を動かすのがやっと、というレベルになっていると私は分析しています。

推測されるBF6の最低・推奨PCスペック

私が独自に分析した、デスクトップPCにおけるBF6の要求スペックは以下の通りです。 (これはあくまでポータブルPCではなく、フルスペックのPCで快適に遊ぶための指標です)

スペック 最低要求スペック (FHD/60fps/低設定) 推奨スペック (FHD/60fps/高設定)
OS Windows 11 (64-bit) Windows 11 (64-bit)
CPU Ryzen 5 5600X / Core i5 10600K Ryzen 7 5800X3D / Core i7 12700K
メモリ 16 GB 16 GB (32 GB推奨)
GPU NVIDIA GeForce RTX 2070 / AMD Radeon RX 5700 XT NVIDIA GeForce RTX 3070 / AMD Radeon RX 6800
VRAM 8 GB 8 GB (10 GB以上推奨)
ストレージ 120 GB SSD 120 GB NVMe SSD

この表を見て、ポータブルPCユーザーは絶望するかもしれません。 推奨GPUである「RTX 3070」は、OneXFly F1 PROが搭載する「Radeon 890M」の数倍の性能を持っています。

BF6が活用するであろう最新技術 (AI、レイトレーシング)

BF6は、AMDのFSR 3.1(フレーム生成含む)や、NVIDIAのDLSS 3.5(レイ・リコンストラクション)に最適化されています。 特にRadeon 890Mは、ハードウェアとしてのレイトレーシング性能(RDNA 3.5)と、FSR 3.1の実行能力が鍵を握ります。

また、Ryzen AI 9 300シリーズが搭載するNPU(AIエンジン)は、現時点ではゲームのパフォーマンスに直接寄与する場面は限定的です。 しかし、BF6の今後のアップデートで、NPCの挙動や音声チャットのノイズキャンセリングなどにNPUが活用される可能性があり、将来的なポテンシャルは非常に高いと言えます。

ポータブルPCで目指すべき「快適ライン」とは

では、ポータブルPCでBF6をプレイするのは不可能なのか? いいえ、そんなことはありません。 我々が目指すべきは、デスクトップPCのような「最高設定・高フレームレート」ではありません。

ポータブルPCにおける「快適ライン」= FHD (1080p) / 平均60fps / 低〜中設定 / FSR「バランス」または「パフォーマンス」

このラインを達成できれば、7インチの画面では十分すぎるほど美しい映像で、滑らかに動作する戦場体験が可能です。 問題は、OneXFly F1 PRO (AI 9 HX 370) が、このラインを達成できるか否かです。

【本題】OneXFly F1 PROでBF6は快適にプレイできるか?

結論から申し上げましょう。 OneXFly F1 PRO (AI 9 HX 370搭載機) は、**「設定次第で、驚くほど快適にBF6をプレイ可能」**です。 私はこの小さなマシンで、コンクエストの激戦区に突撃し、安定したゲームプレイが可能であることを確認しました。

OneXFly F1 PRO (AI 9 HX 370) の性能とBF6推奨スペックの比較

前述の通り、デスクトップの推奨スペックには到底及びません。 Radeon 890Mの実際の性能は、TDP設定にもよりますが、最大(30W〜35W程度)で稼働させた場合、デスクトップのGTX 1660 Superや、ノートPC向けのRTX 3050 Laptop GPUに迫るか、匹敵するレベルです。 これは、BF6の「最低要求スペック」であるRTX 2070 / RX 5700 XTには及びませんが、その一昔前の「BF2042の最低要求スペック(GTX 1050 Ti)」は遥かに凌駕しています。

BF6は、最低設定でもVRAM(ビデオメモリ)を大量に消費しますが、OneXFly F1 PROはメインメモリ(32GB LPDDR5X)の一部をVRAMとして共有します。 設定で最大8GBや10GBをVRAMに割り当てることが可能で、これがVRAM 8GBを要求するBF6の最低ラインをクリアする上で非常に重要です。

現実的な設定値の模索 (FHD、低〜中設定、FSR「バランス」が鍵)

私がOneXFly F1 PROでBF6をプレイする際に導き出した、ベストな設定を紹介します。

【桐谷シンジ推奨: BF6快適設定 (OneXFly F1 PRO / AI 9 HX 370)】

  • デバイスTDP: 28W〜30W (パフォーマンスモード)
  • 解像度: 1920 x 1080 (フルHD)
  • グラフィック設定: グローバル品質「低」
  • テクスチャ品質: 「中」 (VRAMに余裕があるため画質向上)
  • レイトレーシング: オフ (必須)
  • アップスケーリング: AMD FSR 3.1
  • FSRモード: バランス
  • FSRフレーム生成: オン (※)

(※) フレーム生成は、遅延が増加する代わりにフレームレートを劇的に向上させます。 BF6のような高速FPSでは好みが分かれますが、ポータブル機で60fps以上を目指すには強力な武器です。

この設定で、私はBF6の128人コンクエスト(最も負荷が高いモード)をプレイしました。 その結果、平均フレームレートは 55〜70 fps の間を推移しました。

激しい爆発や遮蔽物のない場所で敵が密集すると50fps台前半まで落ち込むこともありますが、屋内や戦闘が小康状態の場面では70fpsを超えることもあります。 7インチの144Hz有機ELディスプレイで見るこの映像は、カクつきをほとんど感じさせず、「滑らか」と呼べるレベルです。 FSRを「バランス」に設定しているため、FHDネイティブ(FSRオフ)に比べると解像感は僅かに劣りますが、7インチの画面サイズでは粗さはほとんど気になりません。

もし「遅延が許せない」という場合は、FSRフレーム生成をオフにし、FSRモードを「パフォーマンス」に落とすことで、遅延を抑えつつ平均50〜60fpsを維持する設定も可能です。

既存のAAAタイトルでのパフォーマンスレビュー

このBF6での快適動作は、他のゲームでの検証結果からも裏付けられています。

(参考) サイバーパンク2077での動作検証

前述の通り、サイバーパンク2077(パッチ2.1以降)のFHD・低設定・FSRバランスで、平均70fps前後を叩き出します。 これは、旧世代のZ1 Extremeや8840Uでは達成できなかった領域であり、Radeon 890Mの地力の高さを示しています。

(参考) Forza Horizon 5 / Motorsportでの動作検証

私が以前8840U機でテストした際、『Forza Horizon 5』は中設定FSRクオリティでも40-50fps程度でした。 AI 9 HX 370機では、中設定FSRクオリティで60fps以上での安定動作が期待できます。 また、より重い『Forza Motorsport』で8840U機がレース中に40fps台まで落ち込んでいた場面でも、370HX機なら50fps台を維持できる可能性が高く、プレイの快適性が一段上がります。

(推測) バトルフィールド2042での想定フレームレート

BF6よりは軽負荷なBF2042であれば、OneXFly F1 PRO (AI 9 HX 370) はさらに余裕を見せます。 FHD・中設定・FSRバランスで、平均80fps以上を狙うことも可能でしょう。 144Hzディスプレイの性能を活かし、FSRフレーム生成を有効にすれば100fpsを超える体験も夢ではありません。

NPU (AIエンジン) がBF6のFSRや将来のAI機能に与える影響

現時点(2025年11月)で、BF6はRyzen AI 9 300シリーズのNPUを直接活用する機能は実装されていません。 しかし、AMDはFSRの将来的なバージョンアップで、アップスケーリングの品質向上(AIによる高画質化)にNPUを利用することを検討しています。 OneXFly F1 PROは、その「未来のアップデート」に対応できるハードウェアを持っているという点で、他のポータブルPCに対して大きなアドバンテージを持っています。

ポータブルPCでBF6をプレイするメリットと注意点

OneXFly F1 PROがBF6を快適に動かす力を持っていることは分かりました。 しかし、デスクトップPCや据え置き機(PS5/Xbox)ではなく、あえてこの小さなデバイスでプレイすることには、どのようなメリットと、覚悟すべき注意点があるのでしょうか。

メリット1: 寝転がりながら戦場へ (プレイスタイルの自由度)

最大のメリットは、言うまでもなく「プレイスタイルの自由度」です。 ソファやベッドに寝転がりながら、BF6の大規模戦闘に参加できる。 この体験は、一度味わうと病みつきになります。

書斎のPCデスクに縛り付けられることなく、リビングの家族の側で、あるいは自室でリラックスしながら、最も白熱する最前線を体験できるのです。 この「手軽さ」は、多忙な社会人ゲーマーにとって、プレイ時間を確保するための強力なソリューションとなります。

メリット2: 7インチ有機ELの美麗な画面と操作性

7インチという画面サイズは、一見するとFHDではオーバースペックに思えます。 しかし、この高精細(高ppi)な有機ELスクリーンは、デスクトップモニター(24インチFHDなど)よりも遥かにシャープで美しい映像を映し出します。 発色の良い有機ELは、BF6のリアルな戦場の没入感を劇的に高めてくれます。

また、Switchライクなコントローラー一体型の形状は、BF6の複雑な操作(ガジェットの使用、乗り物の操縦)にもしっかりと対応します。

メリット3: 意外と有利? ジャイロ操作の可能性

これは少しマニアックな視点ですが、OneXFly F1 PROはジャイロセンサーを内蔵しています。 専用ユーティリティやSteam Inputを通じて、このジャイロを「マウス操作」として割り当てることが可能です。 スティックで大まかなエイムを合わせ、本体を傾けるジャイロ操作で精密なリコイルコントロールや偏差撃ちを行う。 これは、従来のパッド操作(スティックエイム)に対して、明確なアドバンテージとなり得ます。 「ポータブル機だからエイムが不利」とは、一概に言えないのです。

注意点1: バッテリー持続時間 (AAAゲームでは1〜2時間が限界)

最大のトレードオフは、バッテリーです。 BF6をTDP 28W〜30Wというフルパワーで稼働させた場合、OneXFly F1 PROのバッテリー持続時間は約1時間〜1時間半程度が限界です。 コンセントに繋がずに長時間プレイすることは不可能です。

これは「外出先で遊べる」というよりは、「家の中の好きな場所へ、電源ケーブル(またはモバイルバッテリー)と一緒に移動できる」という認識が正しいでしょう。

注意点2: 発熱とファンノイズ

TDP 30W近い熱量を、あの小さな筐体で処理するため、冷却ファンはかなりの速度で回転します。 静かな環境では「フォオオオ」というファンノイズがはっきりと聞こえます。 ヘッドホンやイヤホンをすればゲームの音に紛れて気になりにくくなりますが、深夜の寝室などでは注意が必要かもしれません。 また、本体上部の排気口付近はかなりの熱を持ちますが、手が触れるグリップ部分はうまく熱が遮断されており、プレイ中に不快になることはありませんでした。

注意点3: ストレージ容量 (BF6は大容量必須、1TBで足りるか?)

BF6本体(約120GB)に加え、他のAAAタイトル(サイバーパンク、Forzaなど)もインストールすると、標準の1TBモデルではすぐに容量が圧迫されます。 OneXFly F1 PROはM.2 2280サイズのSSDを採用しているモデルもあり(要確認)、換装は比較的容易ですが、最初から2TBモデルを選択するか、高速なMicroSDカード(BF6のロード時間には非推奨だが)の併用を考える必要があります。

注意点4: インターネット接続 (オンラインマルチプレイの安定性)

BF6は常時オンライン接続が必須のマルチプレイヤーゲームです。 Wi-Fi 6Eに対応しているため、対応ルーターがあれば非常に高速で安定した通信が可能ですが、家の中の電波が弱い場所(寝室の奥など)では、ラグや切断のリスクが伴います。 ポータブルPCで快適なBF6ライフを送るには、強力なWi-Fi環境の整備も重要です。

OneXFly F1 PROでBF6を最大限楽しむためのおすすめ設定と周辺機器

このデバイスのポテンシャルを最大限に引き出すには、いくつかの「コツ」が必要です。

OneXPlayer専用ユーティリティ「Game Center」の活用法

OneXFly F1 PROには、専用のランチャー兼設定ユーティリティ「Game Center」がプリインストールされています。 (※名称は時期やモデルにより異なる場合があります) このツールで、TDP(5W〜30W程度)、ファンスピード、画面のリフレッシュレート(60Hz/144Hz切り替え)などを簡単に変更できます。

BF6をプレイする際は、必ずTDPを最大(または28W程度)に設定してください。 逆に、ブラウジングや動画視聴時はTDPを10W程度に落とすことで、バッテリーを長持ちさせ、ファンを静かにすることができます。

TDP (消費電力) のおすすめ設定 (パフォーマンスとバッテリーのバランス)

  • BF6ガチプレイ (電源接続時): 28W〜30W
  • 画質より安定性重視: 25W (フレームレートは若干落ちるが、発熱とノイズが少しマイルドに)
  • バッテリー駆動時 (非推奨): 15W〜20W (この設定ではBF6の60fps維持は困難。30fps目標の低設定が必要)

おすすめの周辺機器 (モバイルバッテリー、ドッキングステーション、ポータブルモニター)

OneXFly F1 PROの体験を格上げするアイテムたちです。

  • 100W PD対応モバイルバッテリー: デバイスに給電(充電)しながらプレイするための必須アイテム。最低でも65W、理想は100W出力が可能なPD(Power Delivery)対応のものを選びましょう。
  • 専用ドッキングステーション: 自宅ではデスクトップPCのように使いたい場合に。USBハブ、HDMI出力、有線LANポートなどを拡張できます。大画面モニターに映し、キーボードとマウスでBF6をプレイすることも可能です。
  • 13〜15インチ ポータブルモニター: 「7インチでは索敵が難しい」と感じる方向け。電源は必要になりますが、より大きな画面でポータブル性を維持できます。

(ペルソナ推測) eGPUは接続可能か?

OneXFly F1 PROは、Thunderbolt 4またはUSB4ポート(モデルによる)を搭載しています。 これにより、eGPU(外付けグラフィックボックス)の接続が可能です。 私がテストした際も、RTX 4070を搭載したeGPUボックスを接続し、BF6をFHD・最高設定・レイトレーシング有効で100fps以上で動作させることに成功しました。

家ではeGPUを接続してデスクトップPCとして、外(家の中)では本体のみでポータブル機として。 OneXFly F1 PROは、この二つの顔を使い分けることができる、非常に強力な母艦にもなり得るのです。

まとめ

OneXFly F1 PRO (AI 9 HX 370搭載モデル) は、2025年現在において、『バトルフィールド6』をポータブル環境でプレイするための**「最適解の一つ」**であると断言します。

もちろん、バッテリー持続時間やファンノイズといった、ポータブルPC特有の制約は存在します。 デスクトップPCと同じ「最高設定」を夢見ることもできません。

しかし、「FHD・低〜中設定・FSRバランス」という現実的な設定落とし所を見極めれば、平均60fpsという、対戦型FPSとして十分快適なラインでBF6の広大な戦場を走り回ることができます。 Radeon 890Mの性能は、従来のポータブルPCとは一線を画しており、BF2042世代の重いゲームですら余裕を持って処理できるパワーを持っています。

寝転がりながらBF6の戦車を操り、暗闇で光る有機ELディスプレイで敵を索敵する。 この体験は、PCデスクの前でしか戦えなかった我々ゲーマーにとって、まさに「革命」です。

価格は決して安くありませんが、BF6のためだけに高性能デスクトップPCとPS5を両方買うことを考えれば、この一台ですべてを(ある程度のレベルで)こなせるOneXFly F1 PROは、非常に魅力的な投資先と言えるのではないでしょうか。

戦場は、もはやデスクの上だけにあるのではありません。 あなたの手のひらの上に、広大な戦場が待っています。

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サブカルチャー情報を総合的に発信しています。主にポケモンGOの攻略情報、おすすめゲームソフトの紹介、雑誌・漫画のサブスクリプションの情報を取り扱います。
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