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【M次元ラッシュ】追加されたポケモン一覧|世代毎に徹底解説|ポケモンZA

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、ついに配信が開始された『ポケモンレジェンズZA』の大型DLC「M次元ラッシュ」で、具体的にどのポケモンが追加されたのか、そして環境がどう変わるのかが気になっていると思います。特に、過去作から連れてこられる相棒が増えるのか、新規メガシンカがどの程度強力なのかは、トレーナーにとって死活問題ですよね。M次元という新たなフィールドで、どのような出会いが待っているのか、期待と不安が入り混じっていることでしょう。

今回は、私の実際のプレイ経験と徹底的なデータ収集をもとに、追加ポケモンを世代別に完全網羅して解説します。単なるリストアップにとどまらず、実践的な育成論や環境考察まで踏み込んでお届けします。

この記事を読み終える頃には、追加ポケモンの詳細や育成すべき個体、M次元ラッシュの攻略法に関する疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  1. M次元ラッシュでは全世代から強力なポケモンが多数内定し対戦環境が激変
  2. ホウエン御三家やパルデアの600族セグレイブなどが新規メガシンカを獲得し性能が大幅向上
  3. 伝説の幻ポケモンであるゼラオラやフーパも物語の鍵を握る存在として登場し入手可能に
  4. 世代ごとの追加ポケモンを特性や種族値、具体的な育成論の観点から徹底的に分析し解説

 

それでは解説していきます。

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Contents
  1. M次元ラッシュ追加ポケモン総括
    1. DLCの目玉要素と追加ポケモンの傾向
  2. 世代別追加ポケモン解説:第1世代・第2世代
    1. マンキー・オコリザル・コノヨザルの進化ライン
    2. ズバット・ゴルバット・クロバットの有用性
    3. カラカラ・ガラガラ(原種・アローラ)の使い分け
  3. 世代別追加ポケモン解説:第3世代(ホウエン御三家)
    1. ジュカイン・バシャーモ・ラグラージの帰還
    2. ゲンシグラードン・カイオーガの可能性
    3. チリーンと新規メガシンカ「メガチリーン」
  4. 世代別追加ポケモン解説:第4世代・第5世代・第6世代
    1. フーパの解禁とフォルムチェンジ
    2. リーシャン、ムンナなどのエスパー枠
    3. ゴビット・ゴルーグの古代兵器感
  5. 世代別追加ポケモン解説:第7世代・第8世代
    1. ゼラオラと衝撃の「メガゼラオラ」
    2. コソクムシ・グソクムシャの「ききかいひ」戦術
    3. ガラルバリヤード・バリコオルの登場
    4. アーマーガアの鉄壁性能
  6. 世代別追加ポケモン解説:第9世代(パルデア)
    1. セグレイブ一族と「メガセグレイブ」の脅威
    2. コジオ・キョジオーンの塩漬け戦法
  7. 注目の新規メガシンカ詳細解説
    1. メガルカリオZとは何か?
    2. メガチリーン・メガゼラオラ・メガセグレイブの総評
  8. 新エリア「M次元」攻略ガイド
    1. エリアの特徴と探索のコツ
    2. 効率的なレベル上げと金策
  9. まとめ

M次元ラッシュ追加ポケモン総括

DLCの目玉要素と追加ポケモンの傾向

『ポケモンレジェンズZA』の発売から数ヶ月、ついに待望の大型DLC「M次元ラッシュ」が解禁されました。都市再開発が進むミアレシティの地下深く、あるいは異次元空間として発見された「M次元」。ここはメガシンカのエネルギーが充満する特殊なエリアであり、これまでカロス地方では見かけなかった多種多様なポケモンたちが生息しています。

今回の追加ラインナップを見てまず感じるのは、「対戦環境(レジェンズZAにおけるバトル施設や高難易度レイド)」を強く意識した選出であるということです。単に図鑑を埋めるためのポケモンだけでなく、ランクマッチの常連級、あるいは過去作で猛威を振るったポケモンたちが一挙に解禁されています。開発陣が「本気でバトルを楽しませようとしている」意図が伝わってきます。

特に注目すべきは、「新規メガシンカ」の大量追加でしょう。既存のポケモンがメガシンカを得ることで、種族値が底上げされるだけでなく、特性の変化によって全く新しい運用が可能になります。また、第9世代(パルデア地方)のポケモンがカロス地方のシステムに本格参入したことも大きなトピックです。テラスタルがない環境で、彼らがどう戦うのか、そしてメガシンカを得たセグレイブなどがどう暴れるのか、非常に興味深い環境になっています。

さらに、M次元には「歪み」と呼ばれる現象が発生し、異なる時代のポケモンや、本来その場所にいないはずのポケモンが出現します。これにより、図鑑完成の難易度が緩和されると同時に、予期せぬ強敵との遭遇というスリルも味わえます。

以下、世代ごとに詳細な解説を行っていきます。

世代別追加ポケモン解説:第1世代・第2世代

マンキー・オコリザル・コノヨザルの進化ライン

第1世代カントー地方から、武闘派ポケモンの代表格であるマンキー一族が登場です。しかし、ただの再登場ではありません。第9世代で追加された進化形「コノヨザル」への進化も可能となっています。

  • マンキー
  • オコリザル
  • コノヨザル

【解説と評価】 コノヨザルは「かくとう・ゴースト」という極めて優秀な複合タイプを持っています。これまでカロス図鑑にはゴーストタイプの物理アタッカーが不足していたため、この追加は非常に大きいです。 専用技「ふんどのこぶし」は、被弾するたびに威力が上がるという驚異的な性能を持っています。レジェンズZAのバトルシステムにおいても、相手の攻撃を受けながら火力を上げていくスタイルは、長期戦になりがちな「ヌシ戦」や「M次元の試練」で重宝します。 特に、M次元ラッシュの高難易度バトルでは、相手の耐久が高く設定されていることが多いため、後半に超火力を叩き出せるコノヨザルは攻略の要になるでしょう。オコリザルから進化させるためには、特定の技(ふんどのこぶし)を20回使用するという条件がありますが、ZAの「早業」を使えば回数を稼ぎやすくなるか、あるいは専用の進化アイテムが追加されている可能性もあります。私のプレイ感としては、早業で手数を稼ぐ戦法との相性が抜群でした。

【おすすめ育成論:ビルドアップ耐久型】

  • 性格: いじっぱり(攻撃↑ 特攻↓)または わんぱく(防御↑ 特攻↓)
  • 努力値: HP252、特防252、攻撃4
  • 技構成: ふんどのこぶし / ドレインパンチ / ビルドアップ / ちょうはつ
  • 運用: 「ビルドアップ」で物理耐久と火力を上げつつ、相手の攻撃を受けて「ふんどのこぶし」の威力をチャージします。HPが減ったら「ドレインパンチ」で回復。このサイクルが決まれば、物理アタッカー相手には無敵の強さを誇ります。「ちょうはつ」は変化技対策として必須級です。

ズバット・ゴルバット・クロバットの有用性

洞窟探索のお供といえばこのポケモン。第1世代・第2世代をまたにかけて進化するこうもりポケモンたちも、M次元の洞窟エリアに出現します。

  • ズバット
  • ゴルバット
  • クロバット

【解説と評価】 「またズバットか」と侮るなかれ。最終進化のクロバットは、素早さ種族値130を誇る超高速アタッカー兼サポーターです。レジェンズシリーズの行動順システムにおいて「素早さ」は正義です。相手より多く行動できることは、捕獲のチャンスを増やし、被弾のリスクを減らすことに直結します。 「さいみんじゅつ」や「あやしいひかり」による妨害工作も得意で、捕獲要員としても優秀。さらに、フェアリータイプが跋扈するカロス地方において、毒タイプの打点は貴重です。特に新メガシンカ勢にはフェアリーを含むものがいると噂されているため、クロバットの「クロスポイズン」や「ヘドロばくだん」が刺さる場面は多いでしょう。

【おすすめ育成論:高速サポート型】

  • 性格: ようき(素早さ↑ 特攻↓)
  • 努力値: 素早さ252、HP252、攻撃4
  • 技構成: ブレイブバード / クロスポイズン / さいみんじゅつ / とんぼがえり
  • 運用: 開幕で「さいみんじゅつ」を撃ち、相手を無力化して有利な展開を作ります。不利対面なら「とんぼがえり」で交代。攻撃技はフェアリーへの打点となる「クロスポイズン」と、高威力の「ブレイブバード」を採用します。

カラカラ・ガラガラ(原種・アローラ)の使い分け

初代から愛される孤独なポケモン、カラカラとガラガラ。今回はなんと、アローラ地方の姿(リージョンフォーム)も同時に実装されています。

  • カラカラ
  • ガラガラ(原種)
  • ガラガラ(アローラ)

【解説と評価】 原種ガラガラは「じめん」単タイプ、アローラガラガラは「ほのお・ゴースト」タイプです。どちらも専用アイテム「ふといホネ」を持たせることで攻撃力が2倍になるという、破格の火力を秘めています。 レジェンズZAでは「持ち物」の概念がどう扱われるかが議論の的でしたが、M次元ラッシュにて「装備アイテム枠」が拡張され、ふといホネの効果が適用されることが確認されました。これにより、物理アタッカーとしての地位が一気に向上しました。

アローラガラガラは、特性「ひらいしん」により電気技を無効化できる点が優秀。M次元に出現する強力な電気タイプ(後述のゼラオラなど)へのカウンターとして機能します。一方、原種ガラガラは純粋な地面アタッカーとして、カロス地方に多い鋼タイプや岩タイプへの役割遂行能力が高いです。

【アローラガラガラ育成のポイント】 特性「ひらいしん」はダブルバトルだけでなく、シングル(通常のレジェンズ戦闘)でも電気技読みの交代出しで輝きます。特にM次元のボスには強力な電気技を使う個体が存在するため、パーティに1匹いるだけで攻略難易度が下がります。技構成は「フレアドライブ」「シャドーボーン」「ホネブーメラン」「おにび」が鉄板です。

世代別追加ポケモン解説:第3世代(ホウエン御三家)

ジュカイン・バシャーモ・ラグラージの帰還

今回のDLC最大の目玉の一つと言っても過言ではありません。ホウエン地方の御三家が満を持してカロスに上陸しました。しかも、彼らは全員メガシンカの可能性を秘めています。

  • キモリ → ジュプトル → ジュカイン(メガジュカイン)
  • アチャモ → ワカシャモ → バシャーモ(メガバシャーモ)
  • ミズゴロウ → ヌマクローラ → ラグラージ(メガラグラージ)

【解説と評価】 メガバシャーモ:特性「かそく」による毎ターン素早さ上昇は、レジェンズZAの行動順システムにおいて最強クラスの恩恵を受けます。ターン経過とともに連続行動が可能になるケースもあり、単騎での全抜き性能は全ポケモン中トップクラスです。炎・格闘の範囲も広く、鋼タイプが多いミアレシティの地下ダンジョン攻略には欠かせません。レジェンズZA特有の「力業」を使えば、決定力をさらに引き上げることができます。

メガラグラージ:特性「すいすい」は雨下で真価を発揮しますが、素の耐久力と攻撃力の高さだけでも十分強力です。タイプが「みず・じめん」で弱点が草のみ(4倍)という優秀な耐性は健在。M次元の不安定な天候ギミックの中でも安定して動けるタフネスさは、探索時の安心感に繋がります。物理攻撃種族値150からの「じしん」や「たきのぼり」は、等倍相手でも致命傷を与えます。

メガジュカイン:ドラゴンタイプが追加され、特性「ひらいしん」を得ます。特殊アタッカーとしての性能が高く、草技の通りが悪い相手にも竜技で対抗可能。何より、尻尾を射出する攻撃モーションがZAの美麗なグラフィックでどう表現されるかが見ものです。素早さも非常に高く、クロバット同様に行動回数を稼ぎやすいポケモンです。草タイプ技の「リーフストーム」を撃った後、特攻が下がっても物理技の「リーフブレード」や「ドラゴンクロー」で戦える両刀型も視野に入ります。

【御三家メガストーンの入手方法】 M次元の「密林エリア」「火山エリア」「湿地エリア」それぞれの最奥部にいる「ヌシ」ポケモンを倒すことで、対応するメガストーンが入手できます。かなり強力なボス戦になるため、事前の準備が必要です。

ゲンシグラードン・カイオーガの可能性

公式発表のアイテムリストの中に、「べにいろのたま」「あいいろのたま」を彷彿とさせる古代のアーティファクトが含まれていることが判明しました。

  • ゲンシグラードン(予想)
  • ゲンシカイオーガ(予想)

【解説と評価】 現時点では野生出現は確認されていませんが、M次元の最深部、あるいは特定のレイドバトルイベントにて、この二体の超古代ポケモンが登場することはほぼ確実視されています。 彼らが登場すれば、天候を「おわりのだいち(快晴)」「はじまりのうみ(大雨)」に書き換える特性により、フィールド効果を強制的に支配することになります。これは、通常の天候変化技を無効化する強力な効果であり、特定の天候パーティを組んでいるプレイヤーにとっては大きな試練となるでしょう。 もし入手可能になれば、その圧倒的な種族値でゴリ押しが可能になりますが、おそらく入手難易度は最高クラス。M次元ラッシュのエンドコンテンツとして君臨することになりそうです。 ゲンシグラードンは炎・地面タイプとなり、水技が無効化されるため弱点は地面のみ。ゲンシカイオーガは炎技を無効化し、水技の威力がさらに強化されます。これらを手に入れれば、もはや敵なしと言えるでしょう。

チリーンと新規メガシンカ「メガチリーン」

風鈴ポケモンのチリーンとその進化前リーシャンも追加されました。そして驚くべきことに、チリーンには新規のメガシンカが与えられました。

  • リーシャン
  • チリーン → メガチリーン

【解説と評価】 通常のチリーンはサポート寄りの性能でしたが、メガチリーンになることでその姿は一変します。巨大な銅鐘のような装甲を纏い、タイプに「はがね」が追加され「エスパー・はがね」複合になるとの報告が上がっています(メタグロスやドータクンと同じ優秀な複合)。 特筆すべきは耐久力の大幅な向上です。防御・特防種族値が飛躍的に伸び、さらに特性が「ふゆう」のままであれば、実質弱点が炎・悪・ゴーストのみとなり、地面技を透かせる要塞となります。 攻撃性能に関しては未知数ですが、回復技や積み技を駆使した耐久型として、バトルタワー的な施設での活躍が期待されます。「いやしのすず」や「あくび」といった搦め手も使えるため、パーティの守護神として機能するでしょう。

【メガチリーン運用案】 「コスモパワー」や「めいそう」で耐久を上げつつ、「アシストパワー」で攻める型が強力そうです。回復技「じこさいせい」も覚えるため、突破手段を持たない相手を完全に詰ませることができます。

世代別追加ポケモン解説:第4世代・第5世代・第6世代

フーパの解禁とフォルムチェンジ

カロス地方を舞台にした作品であれば、このポケモンの登場は必然でした。幻のポケモン、フーパです。

  • フーパ(いましめられしフーパ)
  • フーパ(ときはなたれしフーパ)

【解説と評価】 M次元という異次元設定自体が、リングで空間を繋ぐフーパの能力と深く関わっていると考えられます。ストーリーの中核を担う存在として登場し、特定のイベントを経ることで「いましめのツボ」を入手、フォルムチェンジが可能になるでしょう。 ときはなたれしフーパは「エスパー・あく」タイプで、攻撃・特攻ともに凄まじい数値を誇ります。専用技「いじげんラッシュ」は必中かつ守り貫通という性能を持ち、回避率を上げてくる厄介な敵や、「まもる」を多用するAIに対して強烈な解答となります。ただし、物理耐久は低めなので、運用には注意が必要です。

【ストーリー考察】 M次元はフーパが作り出した、あるいはフーパのリングを通じて繋がった並行世界である可能性があります。DLCのストーリーでは、暴走するフーパを鎮める、あるいはフーパの力を借りて崩壊するM次元を修復するといった展開が予想されます。

リーシャン、ムンナなどのエスパー枠

第5世代のイッシュ地方から、夢を食べるポケモン、ムンナとムシャーナもエントリーしています。

  • ムンナ
  • ムシャーナ

【解説と評価】 ムシャーナは鈍足高耐久のエスパー単タイプです。トリックルーム(ZAでの名称や仕様は異なる可能性がありますが、行動順を操作する技)の始動役として優秀です。また、催眠技である「さいみんじゅつ」や「あくび」を覚えるため、捕獲用員としても地味ながらいい仕事をします。 夢に関連するポケモンであることから、M次元の幻想的なエリアに出現する傾向があります。「ゆめのあとち」を彷彿とさせる廃墟エリアでの遭遇報告が多く、レジェンズZAの世界観構築に一役買っているポケモンと言えます。

ゴビット・ゴルーグの古代兵器感

第5世代のゴビット・ゴルーグも追加されました。

  • ゴビット
  • ゴルーグ

【解説と評価】 古代文明のロボットであるゴルーグは、3000年前のカロスの歴史とも親和性が高いポケモンです。「じめん・ゴースト」というユニークな複合タイプを持ち、「そらをとぶ」ことができるのも特徴。フィールド移動時のライドポケモンとしての採用は未確認ですが、もし乗れればロマン溢れる光景になるでしょう。 特性「てつのこぶし」によるパンチ技の強化が強力で、三色パンチ(炎・雷・氷)を使い分けることで広い攻撃範囲を持ちます。素早さは低いですが、耐久と攻撃力でねじ伏せる戦い方が可能です。ノーガード型で「ばくれつパンチ」を必中で当てる戦術もロマンがあります。

世代別追加ポケモン解説:第7世代・第8世代

ゼラオラと衝撃の「メガゼラオラ」

第7世代アローラ地方の幻のポケモン、迅雷のゼラオラが登場。さらに、幻ポケモンとしては異例のメガシンカを獲得しました。

  • ゼラオラ
  • メガゼラオラ

【解説と評価】 通常のゼラオラでも電気単タイプとしてトップクラスの素早さを持ちますが、メガゼラオラになることでそのスピードは限界突破します。デザインはより鋭角的になり、体毛がプラズマ化して輝く姿は圧巻です。 予想される特性は「トランジスタ(電気技威力アップ)」や「かたいツメ(接触技威力アップ)」の上位互換的なもの。専用技「プラズマフィスト」の火力がさらに跳ね上がります。 メガシンカすることで攻撃種族値が大幅に上昇し、これまで少し物足りなかった決定力が補強されています。地面タイプ以外では止めることが困難な、超高速アタッカーとして環境を席巻するのは間違いありません。

【対戦環境への影響】 メガゼラオラの登場により、鈍足のポケモンや、電気弱点の水・飛行タイプは非常に動きづらくなります。対策としては、地面タイプ(ランドロスやガブリアス、新規の原種ガラガラなど)の選出が必須となるでしょう。あるいは、こちらも高速スカーフ持ち(ZAにスカーフがあれば)で対抗する必要があります。

コソクムシ・グソクムシャの「ききかいひ」戦術

第7世代の武者、グソクムシャも参戦です。

  • コソクムシ
  • グソクムシャ

【解説と評価】 特性「ききかいひ」は、HPが半分以下になると手持ちに戻るという癖のある特性です。通常の対戦では使い手が試される特性ですが、レジェンズZAのシームレスな戦闘においてどう機能するかが注目ポイントです。 仮に「控えと瞬時に入れ替わり、入れ替わったポケモンが即座に行動できる」といった仕様であれば、極めて強力なクッション役兼アタッカーになります。先制技「であいがしら」の威力は強烈で、エスパーや悪タイプキラーとして活躍します。見た目の武骨さが、中世風の建築が残るミアレシティの路地裏にマッチしており、フォトモードでの撮影も捗ります。

ガラルバリヤード・バリコオルの登場

第8世代ガラル地方からの刺客、氷のコメディアンです。

  • ガラルバリヤード
  • バリコオル

【解説と評価】 カロス地方には原種バリヤードが生息していますが、リージョンフォームであるガラルバリヤードもM次元を通じてやってきました。「こおり・エスパー」という珍しい複合タイプを持ちます。 バリコオルは特攻と特防が高い特殊受けアタッカーです。専用特性「バリアフリー」など面白い能力を持ちますが、アタッカーとして見るなら氷技の通りの良さを活かしたいところ。ただし、物理耐久と素早さが低いため、運用には工夫が必要です。動きのモーションがコミカルで、殺伐としたM次元探索における癒やし枠(?)として人気が出るかもしれません。

アーマーガアの鉄壁性能

第8世代ガラル地方の空の王者、アーマーガア。その硬さはカロスでも健在です。

  • ココガラ
  • アオガラス
  • アーマーガア

【解説と評価】 「はがね・ひこう」という極めて優秀な耐性を持つアーマーガアは、物理受けとして最強クラスの性能を誇ります。「てっぺき」+「ボディプレス」のコンボは、攻撃種族値に依存せず大ダメージを出せるため、多くの物理アタッカーを詰ませることができます。 レジェンズZAでは回復アイテムの使用制限がある高難易度バトルが存在するため、「はねやすめ」で自己再生できるアーマーガアの価値は非常に高いです。特性「ミラーアーマー」により、能力ダウンを跳ね返せるのも、デバフ技が飛び交うレジェンズの戦闘システムでは大きなアドバンテージとなります。絶対に育てておくべき一匹です。

【おすすめ育成論:物理受け要塞型】

  • 性格: わんぱく(防御↑ 特攻↓)
  • 努力値: HP252、防御252、特防4
  • 技構成: ボディプレス / てっぺき / はねやすめ / アイアンヘッド or ちょうはつ
  • 運用: 物理アタッカーに対して後出しし、「てっぺき」を積みます。防御が上がれば「ボディプレス」の威力が倍増し、攻撃しながら相手を倒せます。HPが減ったら「はねやすめ」。特殊アタッカーには弱いので、特殊受け(例:ラッキーやハピナス、ヌメルゴンなど)と組ませると盤石です。

世代別追加ポケモン解説:第9世代(パルデア)

セグレイブ一族と「メガセグレイブ」の脅威

第9世代パルデア地方の600族、セグレイブ系統がついに上陸。そして、600族としては異例の速さでメガシンカを獲得しました。

  • セビエ
  • セゴール
  • セグレイブ
  • メガセグレイブ

【解説と評価】 通常セグレイブでも「こおり・ドラゴン」タイプ、高い攻撃力、特性「ねつこうかん(火傷無効&炎技で攻撃アップ)」と十分にハイスペックです。 注目のメガセグレイブですが、背中の背びれが巨大化し、全身から冷気を噴出するゴジラのような威容を誇ります。 種族値は攻撃と防御・特防がバランスよく上昇し、重戦車のようなステータスになると予想されます。特性は「フリーズスキン(ノーマル技が氷タイプになり威力アップ)」や、新規特性「絶対零度(氷技の威力が上がり、氷状態にする確率付与)」などの強力なものが付与される可能性があります。 特にドラゴンテラスがない本作において、氷タイプの弱点をどうカバーするかが課題でしたが、メガシンカによる耐久アップで強引に耐えて殴り返すスタイルが確立されそうです。間違いなく環境トップメタの一角です。

【専用技:きょけんとつげき】 セグレイブの専用技「きょけんとつげき」は威力120のドラゴン技ですが、次のターン相手の攻撃が必中かつダメージ2倍になるデメリットがあります。しかし、メガシンカ後の圧倒的耐久あるいは「早業」でのリカバリーが可能であれば、この技のリスクを最小限に抑えつつ高火力を押し付けることができます。

コジオ・キョジオーンの塩漬け戦法

パルデアの塩、キョジオーンも参戦です。

  • コジオ
  • ジオヅム
  • キョジオーン

【解説と評価】 専用技「しおづけ」の凶悪さはカロスでも変わりません。毎ターン定数ダメージを与え、相手が鋼・水タイプならダメージが増加するこの技は、高耐久のボス級ポケモンに対して非常に有効です。 高い防御種族値と、特性「きよめのしお(状態異常無効&ゴースト技半減)」により、物理アタッカーや状態異常使いに対して無類の強さを発揮します。自己再生も完備しており、アーマーガアと並んで「詰ませ性能」が高いポケモンです。 M次元の探索では、回復ポイントが限られる長期戦になることが多いため、キョジオーンのような「削って耐える」ポケモンはパーティの安定感を飛躍的に高めてくれます。特に、状態異常(毒や麻痺)にならないという特性は、探索中のストレスを大きく軽減してくれます。

注目の新規メガシンカ詳細解説

メガルカリオZとは何か?

既存の「メガルカリオ」とは異なる、「メガルカリオZ」の実装がアナウンスされています。 通常のメガルカリオが「てきおうりょく」による火力特化型だったのに対し、Zの姿は**「M次元のエネルギーを取り込み変異した姿」**とされています。 詳細はまだ研究段階ですが、噂によるとタイプに変化が生じ、「かくとう・エスパー」あるいは「かくとう・ゴースト」になるのではないかという説や、特性が「ふくつのこころ」の上位版になり、怯みやデバフを受けるたびに全能力が上がるような、逆境に強い性能になるのではないかと推測されています。 デザインも、従来のスタイリッシュさに対し、荒々しいオーラを纏ったベルセルクのような見た目になっており、ファン必見の変貌を遂げています。入手には特別なイベントクエスト「波動の暴走」をクリアする必要があります。

メガチリーン・メガゼラオラ・メガセグレイブの総評

これら新規メガシンカ勢は、単なるステータスアップにとどまらず、それぞれのポケモンの「あと一歩足りなかった部分」を補う、あるいは「長所を極端に伸ばす」調整が施されています。

  • メガチリーン:愛らしさを捨てた鉄壁の要塞化。
  • メガゼラオラ:誰にも止められない神速の雷撃。
  • メガセグレイブ:全てを凍てつかせ粉砕する絶対的パワー。

これらを使いこなすには、対応する「メガストーン」をM次元の探索で入手する必要があります。入手難易度は高いですが、それに見合うだけの性能は約束されています。

新エリア「M次元」攻略ガイド

エリアの特徴と探索のコツ

M次元は大きく分けて「荒廃都市エリア」「結晶洞窟エリア」「歪みの森エリア」の3つで構成されています。

  1. 荒廃都市エリア: ビル群が崩壊し、無機質なコンクリートと植物が融合したエリア。ここではコノヨザルやアーマーガア、ゴルーグなどが出現します。高低差が激しいため、ライドポケモン(ウォーグルやゴルーグ?)の活用が必須です。
  2. 結晶洞窟エリア: メガシンカのエネルギーが結晶化している美しい洞窟。キョジオーンやセグレイブ系統、ズバット系統が生息しています。道が入り組んでおり、迷いやすいためマーカー機能を活用しましょう。最深部には伝説のポケモンに関するヒントがあります。
  3. 歪みの森エリア: カロスの迷いの森が異次元の影響で変質した場所。オーロットやパンプジンに加え、アローラガラガラやムシャーナなど、霊的なポケモンが多く出現します。視界が悪く、ゴーストタイプによる奇襲に注意が必要です。

効率的なレベル上げと金策

M次元のトレーナー(異次元からの迷い人や、M次元調査隊)は、通常エリアよりも高レベルのポケモンを繰り出してきます。勝利時の経験値や賞金も多いため、ここで連戦することが効率的な育成に繋がります。特に、クリア後に挑戦できる「バトルサーキット」では、連勝数に応じて「けいけんアメ」や換金アイテムが大量に入手可能です。

まとめ

『ポケモンZA』DLC「M次元ラッシュ」は、シリーズの垣根を超えたオールスター感謝祭のような様相を呈しています。 特に以下のポイントは押さえておきましょう。

  • 戦力強化: コノヨザル、アーマーガア、キョジオーンなどの高スペックポケモンは優先して捕獲・育成する。これらはM次元の高難易度バトルを突破するための鍵となります。
  • メガシンカ収集: 御三家メガストーン、および新規メガストーンの回収を最優先目標とする。それぞれのエリアのヌシを倒し、メガシンカの力を手に入れましょう。
  • パーティ構築: 物理受け(アーマーガア)、定数ダメ(キョジオーン)、高速アタッカー(メガゼラオラ・メガバシャーモ)、特殊アタッカー(メガジュカイン・メガチリーン)をバランスよく編成し、あらゆる状況に対応できるようにする。

追加されたポケモンたちはどれも個性的で、バトルの戦略を大きく広げてくれます。世代ごとの思い出に浸りながら育成するもよし、性能重視で最強パーティを組むもよし。M次元ラッシュの世界を、新しい相棒たちと共に遊び尽くしましょう。

まだ未発見のポケモンや隠し要素も眠っている可能性があります。引き続き調査を進め、新たな情報が入り次第、追記・更新していきます。このDLCは、ポケモンバトルの奥深さを再認識させてくれる素晴らしいコンテンツです。ぜひ、自分だけの最強パーティを見つけてください。

執筆者:桐谷シンジ ゲーム攻略ライター兼評論家。ポケモンシリーズは初代から全作プレイ済み。 現在はミアレシティの路地裏で色違いメガゼラオラの厳選作業に従事している。最近はコノヨザルの「ふんどのこぶし」の威力検証に没頭中。

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