編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、ついに2月28日に配信販売が決定したスイッチ版の「ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン」や、旅パで超有能な神ポケモンが気になっていると思います。
リメイク作品として登場した本作は、初代の魅力に新たな要素が加わり、今でも色褪せない名作として愛され続けています。
当時夢中になってプレイした方も、今回のスイッチ版配信を機にこれから新たに触れてみたいと考えている方も多いでしょう。
この記事を読み終える頃には、間もなく配信されるスイッチ版のプレイ環境や、神ポケモンの特徴と入手方法についての疑問が解決しているはずです。
- 祝・2月28日配信!スイッチ版FRLGのプレイ環境と新要素への期待
- 旅パ編成におけるタイプバランスと秘伝要員の重要性
- 序盤から終盤まで大活躍する超有能な神ポケモン15選
- 各ポケモンの詳細なステータスとおすすめの技構成
それでは解説していきます。
スイッチ版事情 : FRLGの現状とプレイ環境
祝・2月28日配信開始!スイッチ版FRLGのプレイ環境
結論から申し上げますと、ついに公式から2月28日にNintendo Switchで「ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン」が配信販売されることが発表されました。
本作はゲームボーイアドバンス専用ソフトとして発売されたタイトルであり、長らく現行機で遊ぶ手段がありませんでした。
多くのファンがスイッチの大画面や携帯モードで再びカントー地方を冒険したいと願っていましたが、ついにその夢が現実のものとなります。
これまで本作をプレイするには、当時のゲームボーイアドバンス本体やニンテンドーDSといった実機を用意し、高騰する中古ソフトを探す必要がありました。
しかし、今回の配信販売により、誰もが手軽にスイッチの最新環境でカントー地方へ旅立つことができるようになります。
テレビに繋いで大画面で迫力のバトルを楽しむのも良し、携帯モードでベッドに寝転びながらじっくりレベル上げをするのも良しと、プレイスタイルの幅が大きく広がるのは間違いありません。
現代の環境で蘇る名作 : 通信機能やHOME連携への期待
今回のスイッチ版配信販売において、プレイヤーにとって最も期待が高まるのが通信機能のアップデートです。
かつてゲームボーイアドバンス時代は、専用の通信ケーブルやワイヤレスアダプタを持ち寄らなければ、友達とポケモンを交換したり対戦したりすることができませんでした。
しかし、スイッチ版となればインターネットを通じたオンライン通信交換や対戦がサポートされる可能性が非常に高く、世界中のプレイヤーと手軽に繋がることができるはずです。
また、最新のクラウドサービスである「ポケモンHOME」との連携が実現するのかどうかも、大きな注目ポイントとなっています。
もしHOME連携が可能になれば、FRLGの旅パで苦楽を共にした思い入れのある神ポケモンたちを、最新作へと連れて行くという夢のような体験が実現します。
2月28日の配信に向けて、今のうちに攻略情報や最強の旅パ編成を予習しておくことは、スタートダッシュを決める上で非常に重要です。
本レビューで紹介する神ポケモンたちの知識は、いざ冒険が始まった際に必ずあなたの大きな助けとなってくれるでしょう。
FRLGが名作として語り継がれる理由 : リメイクの魅力
「ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン」は、単なる初代のグラフィック向上版ではありません。
第3世代(ルビー・サファイア)のシステムをベースに再構築されているため、「特性」や「性格」といった深い育成要素が追加されています。
これにより、初代ではあまり注目されなかったポケモンが特性によって大化けしたり、新たな戦術が生まれたりと、バトル環境が劇的に進化しました。
また、ストーリー面でもクリア後に「ナナシマ」と呼ばれる新たなマップ群が登場し、冒険のボリュームが大幅に増しています。
BGMも初代のピコピコ音をリスペクトしつつ壮大にアレンジされており、イヤホンをしてプレイすると当時の感動が鮮やかに蘇ります。
さらに、バッグのUI改善や「おしえテレビ」といった初心者向けのチュートリアル機能も充実しており、非常に遊びやすい設計になっているのが特徴です。
初代の理不尽な仕様(エスパータイプが強すぎる、ふぶきの命中率が高すぎるなど)も見直され、ゲームバランスが洗練された最高傑作の一つと言えるでしょう。
旅パ編成の基本 : FRLG攻略のための重要なコツ
バランスの良いタイプ構成 : 攻略の鍵を握る要素
ストーリーをスムーズに攻略するためには、パーティ内のタイプバランスを整えることが最も重要です。
特定のタイプに偏ってしまうと、相性の悪いジムリーダーや四天王に遭遇した際に全滅するリスクが高まります。
基本的には、炎、水、草、電気、飛行、地面、格闘、エスパーといった主要なタイプをばらけさせるのが理想的です。
例えば、水タイプは秘伝技の「なみのり」を使うため必須級ですが、それに加えて水タイプが苦手とする草や電気に対抗できるポケモンを用意する必要があります。
序盤で手に入るポケモンは限られていますが、中盤以降はサファリゾーンやゲームコーナーを活用することで、多彩なタイプの仲間を集めることができます。
また、複合タイプを持つポケモンを積極的に採用することで、限られた6匹の枠でより多くの弱点をカバーできるようになります。
旅パにおいては、種族値の高さだけでなく、技範囲の広さやタイプの組み合わせが攻略の快適さに直結することを覚えておきましょう。
秘伝要員の確保 : 冒険をスムーズに進めるために
ポケモンの旅において避けて通れないのが、「いあいぎり」や「なみのり」といったフィールドを進むための秘伝技です。
FRLGには全部で7つの秘伝技(いあいぎり、そらをとぶ、なみのり、かいりき、フラッシュ、いわくだき、たきのぼり)が存在します。
これらを全て主力ポケモンに覚えさせると、バトルのための強力な技枠が圧迫されてしまい、戦力ダウンに繋がってしまいます。
そのため、戦闘にはあまり参加させず、秘伝技を複数覚えることができる専用の「秘伝要員」をパーティに1〜2匹組み込むのが定石です。
代表的な秘伝要員としては、「いあいぎり」「いわくだき」などを覚えるニドキングやサイドン、「なみのり」「たきのぼり」を覚えるギャラドスなどが挙げられます。
ただし、「なみのり」や「そらをとぶ」はバトルでも非常に強力な技なので、主力ポケモンにメインウェポンとして覚えさせるのは全く問題ありません。
探索をスムーズに進めるためにも、誰にどの秘伝技を覚えさせるかは計画的に決めておくことが大切です。
物理技と特殊技の仕様 : 第3世代特有のルールを理解する
FRLGをプレイする上で絶対に知っておくべき仕様が、物理技と特殊技の分類ルールです。
現在のポケモンシリーズでは、技ごとに直接攻撃か飛び道具かによって物理と特殊が分かれています。
しかし、FRLGが含まれる第3世代までは、「タイプごとに物理か特殊かが完全に固定されている」という非常に重要なルールがあります。
具体的には、ノーマル、格闘、飛行、毒、地面、岩、虫、ゴースト、鋼の9タイプは全て「物理技」となります。
一方、炎、水、草、電気、エスパー、氷、ドラゴン、悪の8タイプは全て「特殊技」として扱われます。
この仕様を理解していないと、せっかく攻撃力が高いポケモンに特殊技である炎技を覚えさせても、全くダメージが出ないという事態に陥ります。
例えば、攻撃力が非常に高いギャラドスですが、タイプ一致の水技は全て特殊扱いになるため、水技で大ダメージを出すことはできません。
逆に、特攻が高いユンゲラーに物理技である「シャドーボール」を覚えさせても、本来の力を発揮できないのです。
旅パのポケモンに技を覚えさせる際は、そのポケモンの高いステータス(攻撃か特攻か)と、技のタイプが噛み合っているかを必ず確認するようにしましょう。
おすすめ御三家 : 序盤から終盤まで活躍する神ポケモン
フシギバナ : 序盤の安定感と終盤のサポート力
フシギバナのステータスと特徴
| ステータス | 種族値 | 旅パでの評価 |
|---|---|---|
| HP | 80 | 平均以上の耐久力を持つ |
| 攻撃 | 82 | 物理技も最低限扱える |
| 防御 | 83 | 物理耐久も安定している |
| 特攻 | 100 | 草技のメイン火力を支える |
| 特防 | 100 | 特殊攻撃に対して非常に強い |
| 素早さ | 80 | 先手を取れるかギリギリのライン |
フシギバナは、最初の3匹(御三家)の中で最も旅パでの安定感が高いポケモンです。
見た目は少し地味に感じるかもしれませんが、その実力は折り紙付きであり、初心者から上級者まで幅広くおすすめできます。
最大の強みは、最序盤の難関であるニビジム(岩タイプ)とハナダジム(水タイプ)の弱点を一方的に突ける点にあります。
他の御三家を選んだ場合、これらのジムで大苦戦を強いられることが多いですが、フシギバナ系統であれば草技で簡単に突破することが可能です。
また、序盤に多く出現するロケット団が使ってくる毒タイプのポケモンに対しても、自身が毒タイプを持っているためダメージを等倍に抑えられます。
種族値のバランスも非常に良く、特に特攻と特防が高いため、中盤以降の特殊主体のアタッカーに対しても殴り勝つことができます。
素早さが劇的に高いわけではないため先手を取られることもありますが、高い耐久力で攻撃を耐えしのぎ、反撃に転じることができる粘り強さが魅力です。
入手方法と進化条件
フシギバナは、ゲーム開始直後にオーキド博士の研究所で「フシギダネ」を選ぶことでしか入手できません。
野生では一切出現しないため、最初に選ばなかった場合は通信交換を頼るしかなくなります。
フシギダネはレベル16でフシギソウに進化し、さらにレベル32でフシギバナへと最終進化を遂げます。
進化のレベルが比較的早いため、中盤のジム戦にはすでに最終形態として挑むことができるのも嬉しいポイントです。
おすすめの技構成と旅パでの役割
フシギバナの強さを支えているのは、レベルアップで覚える優秀な補助技の数々です。
「やどりぎのタネ」「ねむりごな」「どくのこな」といった状態異常技を自力で習得できるため、強敵とのバトルや野生ポケモンの捕獲において無類の強さを発揮します。
おすすめの技構成は、「ギガドレイン」「ヘドロばくだん」「ねむりごな」「やどりぎのタネ」といった耐久と妨害を両立させた形です。
「やどりぎのタネ」で相手のHPを毎ターン吸い取りつつ、「ギガドレイン」でさらに回復しながら攻撃するスタイルは、旅パにおいて非常に頼もしい戦術となります。
また、技マシンで「にほんばれ」を覚えさせ、天候を晴れにすることで1ターンで「ソーラービーム」を放つコンボも強力無比です。
特性の「しんりょく」はHPが3分の1以下になると草技の威力が1.5倍になるため、ピンチの場面で予想外の火力を叩き出し、逆転勝利を収めることも珍しくありません。
活躍するジムや四天王戦
前述の通り、ニビジムのタケシとハナダジムのカスミ戦では間違いなくMVPの働きをします。
クチバジムのマチス戦でも、草タイプは電気技を半減できるため、安全に立ち回ることが可能です。
四天王戦においては、シバのイワークや、水タイプを多数使用するチャンピオンのライバル戦で大きな役割を担います。
ただし、弱点も多く、飛行、炎、エスパー、氷タイプの攻撃には注意が必要です。
特に四天王カンナの氷技や、ライバルのリザードンの炎技を受けると一撃で倒される危険があるため、不利な相手には無理をさせず他の仲間に交代する見極めが肝心です。
終盤にはナナシマにいる技教えのおばあさんから、御三家専用の超火力技「ハードプラント」を教えてもらうことも可能です。
使用後に反動で動けなくなるデメリットはありますが、ここぞという時の決定打として非常にロマンのある技となっています。
リザードン : 大器晩成の炎・飛行エース
リザードンのステータスと特徴
| ステータス | 種族値 | 旅パでの評価 |
|---|---|---|
| HP | 78 | やや控えめな耐久力 |
| 攻撃 | 84 | 物理技も意外とダメージが出る |
| 防御 | 78 | 物理攻撃には少し脆い |
| 特攻 | 109 | 炎技の圧倒的な火力を生み出す |
| 特防 | 85 | 平均的な特殊耐久 |
| 素早さ | 100 | 多くの敵に先手を取れるスピード |
リザードンは、初代から圧倒的な人気を誇る炎・飛行タイプの御三家ポケモンです。
見た目のかっこよさは全ポケモンの中でもトップクラスであり、パッケージを飾っていることからもその存在感の大きさが伺えます。
しかし、旅パとしての運用を考えた場合、序盤は非常に苦労を強いられる「大器晩成型」のポケモンと言えます。
最初のニビジムは岩タイプ、次のハナダジムは水タイプと、序盤のボスがことごとく炎タイプを半減、あるいは弱点を突いてくるためです。
ヒトカゲやリザードの段階ではこれらを突破する有効な技がなく、道中の草むらで別のポケモンを捕まえて対策しなければ、クリアは困難を極めます。
ですが、この苦しい序盤を乗り越え、レベル36でリザードンに最終進化させると状況は一変します。
飛行タイプが追加されることで厄介な地面技が無効になり、特攻と素早さの種族値が跳ね上がるため、一気に無双状態へと突入します。
高い素早さから繰り出されるタイプ一致の炎技は、中盤以降の敵を次々と焼き払っていく爽快感があります。
入手方法と進化条件
リザードンもフシギバナと同様、最初にオーキド博士から「ヒトカゲ」をもらうことでしか入手ルートが存在しません。
ヒトカゲはレベル16でリザードに進化し、レベル36でリザードンへと進化します。
進化のレベルが御三家の中で最も遅く、中盤のタマムシシティやセキチクシティのあたりでようやく最終進化を迎えることが多いです。
それまでは耐久力に難があるため、こまめに回復しながら大切に育てていく必要があります。
おすすめの技構成と旅パでの役割
リザードンの最大のメリットは、秘伝技である「そらをとぶ」を覚えることができる点にあります。
御三家の中で唯一空を飛べるため、移動用のポケモンを別で用意する手間が省け、パーティの枠を一つ節約できるのは旅において計り知れない恩恵です。
おすすめの技構成は、「かえんほうしゃ」「そらをとぶ」「じしん」「ドラゴンクロー」といった、広い範囲の弱点を突けるアタッカー型です。
第3世代の仕様上、炎技は全て特殊技となるため、リザードンの高い特攻種族値(109)と見事に噛み合っています。
「かえんほうしゃ」は威力、命中ともに安定したメインウェポンであり、レベルアップや技マシンで容易に習得可能です。
また、物理攻撃の種族値も決して低くないため、「じしん」や「アイアンテール」といった強力な物理技の技マシンを使えば、対応できる敵の幅がさらに広がります。
特性の「もうか」はHPが3分の1以下になると炎技の威力が1.5倍になるため、ピンチに陥った際に放つ「かえんほうしゃ」は凄まじい破壊力となります。
活躍するジムや四天王戦
タマムシジムのエリカ(草タイプ)や、セキチクジムのキョウ(毒・虫タイプ)に対しては、炎技と飛行技で圧倒的な有利を取ることができます。
終盤の四天王戦でもその火力は健在で、特に鋼タイプや氷タイプに対しては強力なダメージソースとなります。
しかし、岩タイプと水タイプ、電気タイプには極端に弱く、特に岩技は4倍弱点となるため、カスってだけでも一撃で瀕死になる危険性が高いです。
グレンジムのカツラ戦は炎タイプ同士の対決になり、互いに有効打が少ない泥沼の戦いになりがちなので、水タイプや地面タイプの仲間でサポートしてあげるのが賢明です。
ナナシマで教え技の「ブラストバーン」を覚えさせれば、ラスボス戦でのとどめの一撃として、ロマン溢れる演出を楽しむことができるでしょう。
カメックス : 隙のない耐久と秘伝技の万能性
カメックスのステータスと特徴
| ステータス | 種族値 | 旅パでの評価 |
|---|---|---|
| HP | 79 | 安定した体力 |
| 攻撃 | 83 | 物理技も十分に使いこなせる |
| 防御 | 100 | 物理攻撃に対する強固な盾となる |
| 特攻 | 85 | 水技や氷技で弱点をしっかり突ける |
| 特防 | 105 | 特殊攻撃にも耐える要塞 |
| 素早さ | 78 | 先手を取れない相手も多い |
カメックスは、攻守のバランスに優れた水タイプの御三家ポケモンです。
巨大な甲羅から伸びる二門のロケット砲という無骨なデザインは、いかにも頼れる要塞といった風格を漂わせています。
旅パにおけるカメックスの評価は「とにかく隙がなく、使い勝手が抜群に良い」の一言に尽きます。
フシギバナのような序盤の圧倒的な有利さや、リザードンのような終盤の爆発力には一歩譲るかもしれませんが、最初から最後まで安定した戦力を提供してくれます。
ニビジムの岩タイプには水技で弱点を突け、ハナダジムの水タイプ同士の対決でも高い特防のおかげで有利に立ち回ることができます。
道中のトレーナー戦でも不利になる場面が少なく、回復アイテムの消費を抑えながらスムーズに冒険を進めることが可能です。
防御と特防の種族値がともに100を超えているため、どんな相手の攻撃でも一発は耐えてくれるという安心感は、長丁場の旅パにおいて非常に大きな武器となります。
入手方法と進化条件
他の御三家と同じく、マサラタウンのオーキド研究所で「ゼニガメ」を選択した場合のみ手に入れることができます。
ゼニガメはレベル16でカメールに進化し、レベル36でカメックスへと最終進化します。
進化のタイミングはリザードンと同じく少し遅めですが、カメールの段階でも十分な耐久力を持っているため、育成で苦労することはほとんどありません。
初心者からベテランまで、誰が使っても強いという懐の深さが魅力です。
おすすめの技構成と旅パでの役割
カメックスの最大の貢献は、必須秘伝技である「なみのり」をタイプ一致のメインウェポンとして最高効率で使いこなせる点です。
「なみのり」は威力90、命中100という破格の性能を誇り、移動手段としても攻撃手段としても冒険に欠かせない技です。
さらに、「かいりき」「たきのぼり」「いわくだき」といった他の秘伝技も多数覚えることができるため、パーティの秘伝枠を一人で担うことも不可能ではありません。
おすすめの技構成は、「なみのり」「れいとうビーム」「じしん」「かみつく」といった、あらゆる敵に対応できるフルアタッカー型です。
特に技マシンで覚えさせることができる「れいとうビーム」は非常に重要で、水タイプが本来苦手とする草タイプや、後半に登場する強力なドラゴンタイプに対する完璧な対策となります。
特性の「げきりゅう」はHPが減少すると水技の威力が1.5倍になるため、ピンチからの「なみのり」や「ハイドロポンプ」は相手の想定を大きく上回るダメージを叩き出します。
活躍するジムや四天王戦
中盤のグレンジム(カツラ戦)や、トキワジム(サカキ戦)では、タイプ一致の水技がクリティカルに刺さるため、一人で全抜きすることも容易です。
ライバルが使ってくるウインディやピジョットといったポケモンに対しても、「なみのり」や「れいとうビーム」で的確に弱点を突くことができます。
四天王のワタル戦では、ワタルが繰り出す強力なドラゴンポケモンたちに対して「れいとうビーム」が火を噴きます。
ただし、電気タイプと草タイプの技には弱いため、マチス戦やエリカ戦では過信せず、別のポケモンに任せるのが無難です。
素早さがやや低いため、相手に先手で弱点を突かれるリスクには常に注意を払っておきましょう。
教え技の「ハイドロカノン」を覚えさせれば、水技として最大クラスの威力を発揮し、まさに砲台としての名に恥じない活躍を見せてくれます。
冒険を支える便利枠 : サポートと特殊アタッカーの神ポケモン
ニャース : 金策とアイテム収集のスペシャリスト
ニャースのステータスと特徴
| ステータス | 種族値 | 旅パでの評価 |
|---|---|---|
| HP | 40 | 打たれ弱いため戦闘には不向き |
| 攻撃 | 45 | 物理火力は期待できない |
| 防御 | 35 | かすり傷でも致命傷になり得る |
| 特攻 | 40 | 特殊攻撃も非力 |
| 特防 | 40 | 特殊耐久も無に等しい |
| 素早さ | 90 | 逃げ足だけは速い |
ニャースは、戦闘要因としてではなく、パーティの「裏方」として神レベルの働きを見せる特殊なポケモンです。
種族値の表を見ていただければ分かる通り、ステータスは非常に低く、まともなバトルで勝つことは困難です。
しかし、このポケモンを旅パに入れる最大の理由は、特性の「ものひろい」と専用技の「ネコにこばん」による圧倒的な経済力にあります。
FRLGの旅において、回復アイテムやモンスターボール、技マシンなどを購入するための資金繰りは意外とシビアです。
ニャースはそんな資金不足の悩みを一手に解決してくれる、まさに歩く金庫とも言える存在なのです。
入手方法と進化条件
ニャースは、ハナダシティの北に位置する5番道路や6番道路などの草むらで比較的簡単に捕まえることができます。
レベル28でペルシアンに進化しますが、ここで非常に重要な注意点があります。
金策とアイテム収集を目的とする場合、絶対にペルシアンに進化させてはいけません。
なぜなら、ニャースの特性である「ものひろい」は、ペルシアンに進化すると「じゅうなん(麻痺にならない)」という別の特性に変わってしまうからです。
進化キャンセルを毎回行うのが面倒な場合は、イワヤマトンネル前のポケモンセンターで図鑑を20種類以上埋めるとオーキドの助手からもらえる「かわらずのいし」を持たせておきましょう。
おすすめの技構成と旅パでの役割
特性「ものひろい」は、戦闘終了後に一定確率で様々なアイテムを拾ってきてくれるという驚異的な能力です。
拾ってくるアイテムはキズぐすりやきのみなどの消耗品が主ですが、レベルが上がると「ふしぎなアメ」や「マックスアップ」、さらには貴重な技マシンの「めざめるパワー」といったレアアイテムまで拾ってくるようになります。
この特性の素晴らしいところは、ニャースが戦闘に出なくても、さらに言えば瀕死状態であっても、手持ちに入っているだけで発動する点です。
控えに置いておくだけで、冒険をしながら自動的に資産が増えていくという夢のようなシステムを構築できます。
もう一つの強みが、攻撃しながらお金を拾える技「ネコにこばん」です。
拾える金額は「ニャースのレベル×5円×技を当てた回数」で計算されます。
レベル50のニャースが2回攻撃を当てれば、それだけで500円の臨時収入となります。
さらに、16番道路でもらえるアイテム「おまもりこばん」を持たせておけば、拾える金額が2倍になるため、野生ポケモンとの戦闘ですら莫大な利益を生み出す狩り場へと変貌します。
活躍するジムや四天王戦
ジム戦や四天王戦でニャースを前線に出すことは、ほぼ自殺行為に等しいです。
ステータスが低すぎるため、相手の攻撃を一発でも受ければ確実に倒されてしまいます。
ニャースの役割はあくまで道中の雑魚戦での資金稼ぎと、移動中のアイテム収集に特化しています。
また、「かいりき」「いあいぎり」「フラッシュ」「あなをほる」といったフィールドで役立つ技を多数覚えることができるため、戦闘には参加しない完全なサポート要員として割り切って使うのが正解です。
可愛らしい見た目とお金持ちにしてくれる能力で、旅のモチベーションを大きく上げてくれる癒やしのマスコット枠です。
バタフリー : 序盤の救世主と優秀な状態異常要員
バタフリーのステータスと特徴
| ステータス | 種族値 | 旅パでの評価 |
|---|---|---|
| HP | 60 | 低めの耐久力 |
| 攻撃 | 45 | 物理攻撃は全く期待できない |
| 防御 | 50 | 物理攻撃に極めて弱い |
| 特攻 | 80 | 序盤から中盤にかけては十分な火力 |
| 特防 | 80 | 特殊攻撃にはある程度耐えられる |
| 素早さ | 70 | 平均的なスピード |
バタフリーは、物語の最序盤において圧倒的な存在感を放つ、虫・飛行タイプのポケモンです。
一般的に序盤で手に入る虫ポケモンはステータスが低く、すぐに戦力外通告を受けがちですが、バタフリーは明確な強みを持っているため、育てて損はありません。
特にFRLGでは特性システムが導入された恩恵を最も受けているポケモンの一匹と言えます。
特性の「ふくがん」は、自身が使う技の命中率を1.3倍にするという強力な効果を持っています。
これにより、本来命中率が75%で外れるリスクが高い「ねむりごな」や「しびれごな」といった状態異常技が、ほぼ必中(命中97.5%)の精度で撃てるようになります。
旅パにおいて、相手を確実に眠らせることができる能力は、強敵とのバトルを有利に進めるだけでなく、野生ポケモンの捕獲率を劇的に上げるため、非常に重宝します。
入手方法と進化条件
ゲーム開始後すぐに訪れる「トキワの森」で、キャタピーを捕まえることから始まります。
キャタピーはレベル7でトランセルに、そしてレベル10という驚異的な早さでバタフリーへと最終進化を遂げます。
この圧倒的な成長スピードこそが、序盤の救世主と呼ばれる所以です。
レベル10でバタフリーになると同時に、強力なエスパー技である「ねんりき」を習得します。
この時期の敵はノーマル技や毒技しか使ってこないことが多く、威力50の「ねんりき」を撃っているだけで、敵をバタバタとなぎ倒していく無双状態を楽しむことができます。
おすすめの技構成と旅パでの役割
バタフリーのおすすめ技構成は、「ねんりき(後にサイコキネシス)」「ねむりごな」「ぎんいろのかぜ」「どくのこな(またはギガドレイン)」といった、状態異常と特殊攻撃を織り交ぜた形です。
第3世代のFRLGでは、レベルアップで虫タイプの特殊技「ぎんいろのかぜ」を覚えるようになったのが大きな強化点です。
この技は威力60で、10%の確率で自身の全ステータスが1段階上がるという強力な追加効果を持っています。
運良くこの効果が発動すれば、そのまま手が付けられないほどの強さを発揮することもあります。
旅パでの主な役割は、先発で出て「ねむりごな」を撒き、相手を無力化してから安全に削るか、他のエースポケモンに交代するというサポート役です。
特に、捕まえにくいレアポケモンや伝説のポケモンに遭遇した際、バタフリーの必中ねむりごなは捕獲の成功率を大きく左右する切り札となります。
活躍するジムや四天王戦
序盤の難関であるニビジムのタケシ戦では、初代赤緑の頃は「ねんりき」で無理やり突破できましたが、FRLGではイワークが岩技の「がんせきふうじ」を使ってくるようになったため、バタフリーを出すのは非常に危険です。
しかし、その後のハナダシティ周辺や、ロケット団との戦いにおいては大活躍します。
ロケット団は毒タイプのポケモン(ズバットやアーボなど)を多用してくるため、バタフリーの「ねんりき」で弱点を突いて一網打尽にできます。
中盤のヤマブキシティにいる格闘道場のポケモンに対しても、エスパー技と飛行タイプの耐性で圧倒的に有利に立てます。
終盤になってくるとステータス不足が目立ってきますが、レベルを60前後までしっかり上げておけば、四天王シバの格闘ポケモン相手にも「サイコキネシス」で十分戦力として機能します。
岩、炎、電気、氷、飛行と弱点が多く耐久も低いため、四天王戦などで運用する場合は、相手のタイプを見極めて慎重に出し入れする立ち回りが求められます。
ユンゲラー : 通信交換不要の超火力エスパー
ユンゲラーのステータスと特徴
| ステータス | 種族値 | 旅パでの評価 |
|---|---|---|
| HP | 40 | かすり傷が致命傷になる紙耐久 |
| 攻撃 | 35 | 物理攻撃は全く無意味 |
| 防御 | 30 | 物理技を受ければ一撃で沈む |
| 特攻 | 120 | 御三家の最終進化を凌駕する圧倒的火力 |
| 特防 | 70 | 特殊技ならギリギリ耐えられる |
| 素早さ | 105 | ほとんどの敵を置き去りにする超スピード |
ユンゲラーは、エスパータイプを代表する超高火力の特殊アタッカーです。
通常、強力なポケモンは通信交換で最終進化させる必要がありますが、ユンゲラーは進化前のフーディンにさせずとも、旅パにおいて十分すぎるほどの戦力となります。
その最大の理由は、特攻種族値「120」という、常軌を逸した数値にあります。
これはフシギバナやリザードンといった御三家の最終進化形すらも大きく上回る火力であり、そこから放たれるタイプ一致のエスパー技は、半減されない限りほとんどの敵を一撃で粉砕します。
さらに素早さ種族値も「105」と非常に高いため、野生ポケモンやトレーナー戦のほとんどで確実に先手を取ることができます。
「先手を取って一撃で倒す」という、RPGにおいて最もストレスフリーで効率的な戦術を体現しているポケモンと言えるでしょう。
入手方法と進化条件
ユンゲラーを入手するには、まず進化前のケーシィを捕まえる必要があります。
ケーシィはハナダシティ北の24番道路や25番道路の草むらに出現しますが、戦闘が始まるとすぐに「テレポート」を使って逃げ出してしまうため、通常の手段では捕獲が非常に困難です。
ここで役に立つのが、前述したバタフリーの「ねむりごな」です。
素早さの高いポケモンで先手を取って状態異常にすることで、テレポートを封じて確実に捕まえることができます。
どうしても捕まえられない場合は、タマムシシティのゲームコーナーの景品としてコインと交換することも可能です。
ファイアレッドでは180コイン、リーフグリーンでは120コインとバージョンによって必要な枚数が異なりますが、スロットを回さずともお金でコインを買えば確実に入手できます。
ケーシィはレベル16でユンゲラーに進化します。
おすすめの技構成と旅パでの役割
ケーシィの段階では「テレポート」しか覚えていないため、捕まえた直後は「がくしゅうそうち」を持たせるか、戦闘の先発に出してすぐ交代する「入れ替え育成」で経験値を稼ぐ必要があります。
しかし、レベル16でユンゲラーに進化した瞬間に「ねんりき」を覚え、一気に自立したアタッカーへと覚醒します。
おすすめの技構成は、「サイコキネシス」「リフレクター(またはひかりのかべ)」「じこさいせい」「でんげきは(またはシャドーボール)」です。
メインウェポンである「サイコキネシス」は威力90、命中100の超安定技であり、一定確率で相手の特防を下げる追加効果もあるため、まさに最強の矛となります。
ただし、防御種族値が「30」と極端に低いため、物理技を先制で撃たれたり、一撃で倒しきれずに反撃を受けると簡単に倒されてしまう「紙耐久」が最大の弱点です。
これを補うために、「リフレクター」を張って物理ダメージを半減させたり、「じこさいせい」で素早く体力を立て直すといった補助技の活用が非常に重要になってきます。
活躍するジムや四天王戦
エスパータイプが猛威を振るうのは、毒タイプや格闘タイプを相手にした時です。
タマムシシティのロケット団アジトや、シルフカンパニーでの連戦においては、大量の毒ポケモンが登場するため、ユンゲラーが一人いるだけで難易度が劇的に下がります。
セキチクジムのキョウ(毒タイプ)や、ヤマブキシティの格闘道場でも無双の働きを見せます。
四天王戦では、格闘タイプの使い手であるシバを一人で完封することが可能です。
また、キクコが使ってくるゴーストポケモンは全て毒の複合タイプ(ゲンガー系統など)であるため、エスパー技で弱点を突いて一掃することができます。
通信交換というハードルを越えなくても、十分に殿堂入りまでの道のりを支えてくれる、初心者から熟練者までおすすめの神アタッカーです。
ナッシー : 晴れパ適性も持つ高火力特殊アタッカー
ナッシーのステータスと特徴
| ステータス | 種族値 | 旅パでの評価 |
|---|---|---|
| HP | 95 | 高めの水準で安定している |
| 攻撃 | 95 | 物理技も意外とダメージが通る |
| 防御 | 85 | 物理耐久もなかなかのもの |
| 特攻 | 125 | ユンゲラーをも凌ぐトップクラスの破壊力 |
| 特防 | 65 | 特殊攻撃にはやや脆い |
| 素早さ | 55 | 鈍足。後手になりやすい |
ナッシーは、草・エスパーの複合タイプを持つユニークなポケモンです。
見た目のコミカルさとは裏腹に、その実力はガチガチの武闘派であり、特に特攻種族値「125」は旅パで採用できるポケモンの中でも最上位クラスの数値を誇ります。
ユンゲラーのような超スピードはありませんが、その代わりにHPや防御の種族値が高く、一撃で倒される心配が少ないという「安定感のあるエスパー枠」として重宝します。
草タイプとエスパータイプの両方の強力な技を使いこなせるため、攻撃範囲が非常に広く、多くの敵の弱点を突くことができます。
また、特性の「ようりょくそ」は、天気が「晴れ」の時に素早さが2倍になるという強力な効果を持っています。
技マシンの「にほんばれ」と組み合わせることで、鈍足という最大の弱点を克服し、先制で超火力を押し付ける凶悪なアタッカーへと変貌します。
入手方法と進化条件
進化前の「タマタマ」は、セキチクシティにあるサファリゾーンで捕まえることができます。
タマタマにアイテムの「リーフのいし」を使うことでナッシーに進化しますが、ここで育成における非常に重要な注意点があります。
ナッシーに進化してしまうと、自力で覚えるレベルアップ技がほとんど無くなってしまうのです。
そのため、タマタマの段階で必要な技を覚えさせてから進化させるのが基本となります。
例えば、草タイプの強力な特殊技「ソーラービーム」を自力で覚えさせたい場合は、タマタマをレベル43まで育ててからリーフのいしを使う必要があります。
もし早々に進化させてしまった場合は、タマムシデパートなどで技マシンを購入し、技をカスタマイズして運用することになります。
おすすめの技構成と旅パでの役割
ナッシーの強みを最大限に活かすおすすめの技構成は、「サイコキネシス」「ソーラービーム」「にほんばれ」「ねむりごな」といった、晴れパ(天候を晴れにして戦う戦術)を自己完結できる形です。
戦闘に出たらまず「ねむりごな」で相手の動きを止め、安全な状態で「にほんばれ」を使用します。
すると特性「ようりょくそ」が発動して素早さが2倍になり、さらに「ソーラービーム」を1ターンで撃てるようになります。
この状態になったナッシーは、特攻125から放たれる高威力技の連打で敵パーティを半壊させるほどの制圧力を持ちます。
もちろん、晴れ状態にしなくても「サイコキネシス」や「ギガドレイン」で手堅く戦うことも可能です。
エスパー枠としてユンゲラーの神耐久に不安を感じる場合や、フシギバナを選ばなかった際の強力な草枠として、パーティの重鎮を担ってくれる存在です。
活躍するジムや四天王戦
草とエスパーの複合であるため、弱点を突ける相手が非常に多いのが特徴です。
中盤の水タイプや格闘タイプ、毒タイプのトレーナー戦では大活躍間違いなしです。
四天王戦においても、カンナの水ポケモンやシバの格闘ポケモンに対して強烈な打点を持ちます。
しかし、ナッシーを運用する上で絶対に忘れてはいけないのが、弱点の多さです。
虫タイプは4倍弱点であり、他にも炎、氷、毒、飛行、ゴースト、悪と、なんと7つもの弱点を抱えています。
特に虫技や炎技を受けた場合は、自慢の耐久力をもってしても致命傷は免れません。
相手のタイプをしっかりと見極め、不利な対面では無理をせずに別のポケモンに交代するという、トレーナーの的確な判断が求められる玄人向けの神ポケモンです。
中盤以降の主戦力 : 物理と特殊のエース級神ポケモン
オコリザル : 素早さと物理火力を併せ持つ格闘エース
オコリザルのステータスと特徴
| ステータス | 種族値 | 旅パでの評価 |
|---|---|---|
| HP | 65 | 耐久力は低め |
| 攻撃 | 105 | 格闘技の破壊力を十二分に引き出す |
| 防御 | 60 | 物理の殴り合いには少し不安 |
| 特攻 | 60 | 特殊技は使わないのが無難 |
| 特防 | 70 | 特殊耐久も心もとない |
| 素早さ | 95 | 格闘タイプとしては異例のスピード |
オコリザルは、カントー地方に出現する格闘タイプのポケモンの中で、最も旅パに適したステータスを持つ物理アタッカーです。
一般的に格闘タイプのポケモンは攻撃力が高い代わりに素早さが遅く、敵から先制攻撃を受けてダメージを蓄積しやすいという欠点を抱えています。
しかし、オコリザルは素早さ種族値が「95」と非常に高く、大半の敵よりも先に行動できるという大きなアドバンテージを持っています。
高い素早さから種族値105の物理火力を押し付けることができるため、被弾する前に敵を沈めるというアグレッシブな立ち回りが可能です。
序盤から終盤まで、ノーマルタイプや岩タイプ、氷タイプといった強敵を粉砕する切込隊長として、パーティの攻撃の要となります。
入手方法と進化条件
進化前のマンキーは、冒険の極めて序盤、マサラタウンを出てすぐの2番道路や、ニビシティを抜けた先の3番道路で捕まえることができます。
レベル28でオコリザルに進化するため、序盤から手持ちに入れて育てておけば、中盤のジム戦には頼もしい最終形態として活躍してくれます。
序盤で手に入る格闘タイプというのは非常に珍しく、特に最初のポケモンでヒトカゲ(炎)やピカチュウ(電気)を選んだプレイヤーにとっては、進行を大いに助けてくれる救世主となります。
おすすめの技構成と旅パでの役割
マンキーの段階で、レベル11という早さで「けたぐり」という強力な格闘技を覚えます。
この技は相手の体重が重いほど威力が上がるという特殊な計算式を持っており、岩タイプなどの巨大なポケモンに対して絶大な威力を発揮します。
おすすめの技構成は、「かわらわり(またはクロスチョップ)」「じしん」「いわなだれ」「つばめがえし(またはあなをほる)」といった、広範囲の物理技で固めた構成です。
技マシンの「かわらわり」は威力75で命中率100と非常に安定しており、相手のリフレクターやひかりのかべを破壊する追加効果もあるため、旅パのメインウェポンとして最適です。
オコリザルは格闘技だけでなく、「じしん」や「アイアンテール」、「いわなだれ」といった多種多様な物理技を覚えることができるため、サブウェポンで様々なタイプの弱点を突ける器用さも持ち合わせています。
特性の「やるき」は眠り状態にならないという効果があり、野生ポケモンが使ってくる厄介な「あくび」や「ねむりごな」を完全に無効化できるため、ストレスフリーで戦い続けることができます。
活躍するジムや四天王戦
オコリザルの最初の見せ場は、なんと言ってもニビジムのタケシ戦です。
タケシが繰り出すイワークに対して、体重依存の「けたぐり」を叩き込めば、弱点特効も相まって一撃で粉砕することができます。
その後も、ノーマルタイプを多用してくる一般トレーナー戦で常に安定した火力を提供してくれます。
四天王戦では、初戦のカンナが使う氷ポケモン(ジュゴンやラプラス)に対して格闘技が深く刺さります。
また、シバ戦では格闘タイプ同士の意地を懸けた殴り合いになりますが、オコリザルの素早さの高さが活き、先手で「じしん」や「つばめがえし」を撃つことで有利に立ち回れます。
耐久力は決して高くないため、エスパータイプや飛行タイプの敵が出てきたら素直に交代するのが長生きの秘訣です。
ライチュウ : 高い素早さで敵を制圧する電気アタッカー
ライチュウのステータスと特徴
| ステータス | 種族値 | 旅パでの評価 |
|---|---|---|
| HP | 60 | 打たれ弱いため被弾は避けたい |
| 攻撃 | 90 | 物理技もある程度ダメージが見込める |
| 防御 | 55 | 物理攻撃には非常に脆い |
| 特攻 | 90 | 10まんボルトの威力を引き出すのに十分 |
| 特防 | 80 | 特殊耐久は平均レベル |
| 素早さ | 110 | ユンゲラーをも上回る圧倒的な最速クラス |
ライチュウは、世界中で愛されるピカチュウの進化形であり、電気タイプを代表する高速アタッカーです。
進化前の可愛らしさから一転、引き締まったフォルムとなり、ステータスもバトルの第一線で戦えるレベルへと大幅に引き上げられています。
最大の特徴は、素早さ種族値「110」という、旅パで出会うほとんどのポケモンを置き去りにする圧倒的なスピードです。
このスピードから放たれるタイプ一致の電気技は、鳥ポケモンや水ポケモンにとって脅威以外の何物でもありません。
特攻と攻撃の種族値が共に「90」とバランス良く高いため、特殊技の電気技だけでなく、物理技もサブウェポンとして組み込むことができる両刀アタッカーとしての素質も秘めています。
入手方法と進化条件
進化前のピカチュウは、序盤の「トキワの森」で低確率(5%以下)で出現します。
序盤からピカチュウと一緒に旅をしたい場合は、根気よく草むらを歩き回る必要があります。
もしトキワの森で捕まえ損ねた場合でも、中盤に訪れる「無人発電所」では高い確率(25%程度)で出現するため、そこで捕獲してパーティに加えることも十分可能です。
ピカチュウからライチュウへの進化にはアイテムの「かみなりのいし」が必要となります。
石は無人発電所で拾えるほか、タマムシデパートで購入することもできるため、進化のハードルは低めです。
おすすめの技構成と旅パでの役割
石を使って進化するポケモンの宿命として、ライチュウに進化してしまうとレベルアップで新しい技をほとんど覚えなくなってしまいます。
そのため、進化させるタイミングは非常に重要です。
ピカチュウはレベル26で、命中安定・高威力の電気技「10まんボルト」を自力で覚えるため、この技を習得してから「かみなりのいし」を使うのが最も無駄のない育成ルートとなります。 (レベル41で「かみなり」も覚えますが、命中率が70%と不安定なため、旅パでは10まんボルトの方が重宝します)
おすすめの技構成は、「10まんボルト」「かわらわり」「アイアンテール(またはあなをほる)」「でんじは」です。
メインウェポンの「10まんボルト」で大半の敵を制圧しつつ、電気技が通らない岩や地面タイプ、あるいは特防が高い相手に対しては「かわらわり」などの物理技で弱点を突くという、臨機応変な立ち回りが可能です。
秘伝技の「かいりき」や「フラッシュ」なども覚えることができるため、いざという時のサポート要員としても役立ちます。
活躍するジムや四天王戦
道中頻繁に遭遇する飛行タイプ(ズバットやピジョットなど)や、釣り人が使ってくる水タイプ(コイキングやギャラドスなど)に対しては、ライチュウの独壇場となります。
電気技は弱点ではない相手にも等倍で通りやすいため、困った時にとりあえず出して「10まんボルト」を撃たせておけば、安定して敵の体力を削ってくれます。
四天王戦でもその有用性は高く、カンナの主力であるジュゴンやラプラス(水・氷タイプ)に対して先手で弱点を突くことができます。
また、チャンピオンのライバルが繰り出すピジョットやギャラドスといった厄介な飛行枠を処理する最適なポケモンでもあります。
弱点は地面タイプのみですが、防御力が極めて低いため、強烈な物理攻撃を受けるとあっさり倒されてしまう危険があります。
常に先手必勝を心がけ、倒しきれない強敵が相手の場合は素直に後続に任せるのが安全な運用法です。
ギャラドス : 威嚇と物理火力で圧倒する水・飛行枠
ギャラドスのステータスと特徴
| ステータス | 種族値 | 旅パでの評価 |
|---|---|---|
| HP | 95 | 非常に高く、安定した耐久力 |
| 攻撃 | 125 | 旅パ最高クラスの物理破壊力 |
| 防御 | 79 | 特性「いかく」のおかげで実質より硬い |
| 特攻 | 60 | 特殊攻撃は苦手。水技はおまけ程度 |
| 特防 | 100 | 特殊耐久も高く、隙がない |
| 素早さ | 81 | 平均以上の素早さ |
ギャラドスは、その凶悪な見た目と設定に違わず、旅パにおいて最強クラスの物理アタッカーとして君臨する水・飛行タイプのポケモンです。
最大の強みは、攻撃種族値「125」という圧倒的なパワーと、場に出た瞬間に相手の攻撃力を1段階下げる特性「いかく」の存在です。
この特性により、自身への物理ダメージを軽減するだけでなく、味方のポケモンへの被害も減らすことができるため、パーティ全体の生存率を大きく引き上げてくれます。
高いHPと特防も相まって、並大抵の攻撃ではビクともしない重戦車のようなタフさを誇ります。
ただし、第3世代の仕様において非常に厄介な点があります。
それは、ギャラドスのタイプ一致技である水タイプと飛行タイプの技が、どちらもギャラドスが苦手とする「特殊技(水)」や「有用な物理技がない(飛行)」という状態になっていることです。
そのため、タイプ一致のメインウェポンでゴリ押しするというよりは、豊富な物理のサブウェポンを駆使して戦うという、少し癖のある運用が求められます。
入手方法と進化条件
進化前のコイキングは、ご存知の通り「はねる」しか使えない最弱クラスのポケモンです。
ゲーム序盤、お月見山の前にある3番道路のポケモンセンターで、怪しいおじさんから500円でコイキングを買うことができます。
一見すると詐欺のようですが、実はこのコイキングこそが最強のギャラドスへと成長するダイヤの原石なのです。
コイキングの育成は、「がくしゅうそうち」を持たせるか、戦闘の先発に出してすぐ交代する地道な作業になりますが、レベル20になった瞬間にギャラドスへと進化し、ステータスが爆発的に上昇します。
序盤の苦労に見合うだけのリターンは絶対にあるため、騙されたと思って育ててみることを強くおすすめします。
おすすめの技構成と旅パでの役割
ギャラドスはレベルアップで「りゅうのまい」という、自身の攻撃と素早さを同時に1段階上げる最強クラスの補助技を覚えます。
この技を1〜2回積んでしまえば、文字通り誰も止められない破壊神と化します。
おすすめの技構成は、「おんがえし(またはかいりき)」「じしん」「りゅうのまい」「なみのり」です。
前述の通り水技は特殊扱いのため大ダメージは期待できませんが、それでも「なみのり」は弱点を突く際やフィールド移動において必須となるため覚えさせておきましょう。
メインのダメージソースは、高い攻撃力から繰り出される威力100の物理技「じしん」や、なつき度で威力が上がる「おんがえし」になります。
秘伝技の適正も凄まじく、「なみのり」「かいりき」「たきのぼり」「いわくだき」と、水辺と陸地の障害物を全て一人で対処できる秘伝要員のスペシャリストでもあります。
活躍するジムや四天王戦
特性「いかく」を活かして、物理攻撃を主体とする敵に対して後出しで安全に登場し、起点にして「りゅうのまい」を積む戦術が強力です。
終盤のサカキ戦(地面タイプ)では、自身の飛行タイプのおかげで強力な地震を無効化しつつ、水技や物理技で蹂躙することができます。
四天王戦でも、シバの格闘ポケモンたちの物理火力を削ぎ落としながら戦えるため非常に有利です。
最後の難関であるワタル戦では、相手もギャラドスやドラゴンポケモンを多数繰り出してきますが、こちらが「りゅうのまい」を積んでおけば、正面から殴り勝つことも夢ではありません。
唯一にして最大の弱点は、電気タイプの技です。
水・飛行の複合タイプであるため、電気技は4倍弱点となり、特防が高くても耐えることはほぼ不可能です。
電気ポケモンを出されたら、欲張らずに地面タイプのポケモンなどに交代する徹底したリスク管理が求められます。
ニドキング : 多彩な技マシンで弱点を突く万能アタッカー
ニドキングのステータスと特徴
| ステータス | 種族値 | 旅パでの評価 |
|---|---|---|
| HP | 81 | 十分な体力を持つ |
| 攻撃 | 102 | メインの物理技を支える高い火力 |
| 防御 | 77 | 平均的な物理耐久 |
| 特攻 | 85 | 特殊技も十分にサブウェポンとして使える |
| 特防 | 75 | 特殊攻撃にはやや注意 |
| 素早さ | 85 | 激戦区の素早さを持ち、先手を取りやすい |
ニドキングは、毒・地面の複合タイプを持つ、怪獣のようなフォルムが特徴のポケモンです。
初代から「旅パの覇王」として名を馳せてきましたが、FRLGにおいてもその実力は健在です。
最大の魅力は、なんと言っても「ゲームの最序盤で最終進化形態を手に入れられる」という圧倒的な成長スピードと、あらゆるタイプの技マシンを使いこなす「技のデパート」とも呼べる器用さにあります。
攻撃の種族値が102と高く、特攻も85あるため、物理・特殊を問わず様々な技を組み込んだ「両刀アタッカー」として、相手の弱点を的確に突く戦い方が得意です。
ステータスの数値自体は伝説のポケモンほど突出しているわけではありませんが、パーティに一匹いるだけで対応できる敵の幅が何倍にも広がる、まさに影の主人公のような存在です。
入手方法と進化条件
進化の起点となるニドラン♂は、ニビジムをクリアした直後に通る3番道路の草むらで簡単に捕獲できます。
ニドラン♂はレベル16でニドリーノに進化し、その後アイテムの「つきのいし」を使うことでニドキングへと最終進化します。
「つきのいし」はお月見山の中で拾うことができるため、順調に進めばハナダシティに到着する前(第2ジム挑戦前)に、最終進化の強力なポケモンをパーティに加えることができるという反則級のアドバンテージを得られます。
序盤のステータスの暴力で、中盤までのトレーナー戦を無双することが可能です。
おすすめの技構成と旅パでの役割
ニドキングは最終進化が早すぎるため、自力で覚える技だけでは火力不足に陥りがちです。
その真価は、道中やデパートで手に入る「技マシン」を惜しみなくつぎ込むことで発揮されます。
おすすめの技構成は、「じしん」「ヘドロばくだん」「10まんボルト」「れいとうビーム(またはなみのり)」といった、四属性をカバーするドリーム構成です。
タイプ一致の「じしん」と「ヘドロばくだん」は物理技として強力なダメージソースとなり、水・飛行対策の「10まんボルト」、ドラゴン・草対策の「れいとうビーム」を特殊技として採用することで、一人で何役もの立ち回りをこなすことができます。
また、「いあいぎり」「かいりき」「いわくだき」「なみのり」といった秘伝技も多数覚えるため、技マシンが揃うまでは秘伝要員としてパーティを支え、中盤以降は技マシンで武装したエースとして暴れ回るという柔軟な運用が可能です。
活躍するジムや四天王戦
マチス戦(電気タイプ)では、自身の地面タイプによって電気技を完全に無効化できるため、一方的な蹂躙劇となります。
エリカ戦(草タイプ)やキョウ戦(毒タイプ)でも、毒や地面の耐性を活かして有利に戦えます。
四天王戦においては、その技範囲の広さが最大限に活かされます。
カンナの水ポケモンには「10まんボルト」を撃ち、キクコのゴースト(毒複合)には「じしん」、ワタルのドラゴンには「れいとうビーム」と、相手の弱点に合わせて次々と的確な一撃をお見舞いします。
防御系のステータスは平均的なので、弱点である水、氷、エスパー、地面の攻撃を受けるとピンチになりやすいです。
特に素早さが負けている相手からの弱点攻撃には警戒が必要ですが、攻撃のバリエーションで相手を翻弄するプレイングの楽しさを教えてくれる、非常に奥深いポケモンです。
終盤や四天王戦で輝く : 耐久と最強クラスの神ポケモン
ラプラス : 圧倒的な耐久力と氷技のスペシャリスト
ラプラスのステータスと特徴
| ステータス | 種族値 | 旅パでの評価 |
|---|---|---|
| HP | 130 | 非常に高く、抜群のタフネスを誇る |
| 攻撃 | 85 | のしかかり等の物理技も実用レベル |
| 防御 | 80 | 物理攻撃にもしっかり耐える |
| 特攻 | 85 | 水技・氷技で確実にダメージを蓄積させる |
| 特防 | 95 | 特殊攻撃に対する強力な壁となる |
| 素早さ | 60 | 少し遅めだが、耐久力でカバー可能 |
ラプラスは、水・氷の複合タイプを持つ、高い耐久力と広い技範囲を兼ね備えた重戦車のような特殊アタッカーです。
物語の中では人を乗せて海を進む優しいポケモンとして描かれていますが、バトルにおいてもその優しさでパーティのピンチを何度も救ってくれる頼もしい存在です。
HP種族値が130と非常に高く、防御や特防も高水準でまとまっているため、相手の攻撃をがっちりと受け止めながら、安定した火力で反撃する戦い方を得意としています。
また、FRLGにおいて、終盤の難関となる四天王戦を想定した場合、ラプラスの持つ「氷タイプ」の技は攻略の生命線となります。
特に最強の四天王であるワタルが使うドラゴンタイプのポケモンたちは、氷技が4倍弱点となることが多く、ラプラスがいるかいないかでクリアの難易度が劇的に変わると言っても過言ではありません。
入手方法と進化条件
ラプラスは野生では出現せず、物語の中盤、ヤマブキシティのシルフカンパニーでのロケット団占拠イベント中に、助けた社員からお礼として1匹だけ譲り受けることができます。
入手できるタイミングはバッジを5〜6個集めた頃と少し遅めですが、もらった時点でレベルが25あり、捕獲の手間もかからないため、即戦力としてすぐにパーティに組み込むことができます。
進化はしないポケモンなので、そのまま育てていくだけで最終盤まで活躍してくれます。
おすすめの技構成と旅パでの役割
ラプラスはレベルアップと技マシンで、非常に優秀な技を多数習得します。
おすすめの技構成は、「なみのり」「れいとうビーム」「のしかかり」「10まんボルト(またはサイコキネシス)」です。
「なみのり」と「れいとうビーム」の2つだけでもほとんどの敵に対応できますが、麻痺の追加効果が強力な物理技「のしかかり」や、水タイプ同士の対決に強くなる「10まんボルト」を覚えさせることで、隙の無い要塞が完成します。
特性の「ちょすい」は、水タイプの技を受けるとダメージを無効化し、最大HPの4分の1を回復するという非常に強力な効果を持っています。
相手が水技を使ってきそうなタイミングでラプラスに交代すれば、ノーダメージで回復しつつ有利な対面を作ることができる、テクニカルな立ち回りも可能です。
秘伝要員としても「なみのり」「たきのぼり」「かいりき」など適正が高く、海を渡る際のメイン移動手段として手持ちから外せなくなるでしょう。
活躍するジムや四天王戦
入手直後のカツラ戦(炎タイプ)やサカキ戦(地面タイプ)では、水技で弱点を突いて大活躍します。
そして最大の活躍の場は四天王戦です。
カンナ戦では、特性「ちょすい」のおかげで相手の水技を気にせず、「10まんボルト」や「のしかかり」で安全に立ち回れます。
ワタル戦においては、相手のカイリューをはじめとする強力なドラゴン軍団に対して、タイプ一致の「れいとうビーム」が火を噴き、まさにドラゴンスレイヤーとしての役割を全うします。
格闘、岩、草、電気と弱点は多めですが、持ち前の高耐久で1発は耐えてくれることが多いため、安定感においてはパーティ随一の存在感を示します。
カビゴン : 高耐久と高火力を両立する動く要塞
カビゴンのステータスと特徴
| ステータス | 種族値 | 旅パでの評価 |
|---|---|---|
| HP | 160 | カントー図鑑でもラッキーに次ぐ圧倒的体力 |
| 攻撃 | 110 | 破壊力抜群の物理攻撃を放つ |
| 防御 | 65 | 物理耐久はHPの高さでカバー |
| 特攻 | 65 | 特殊攻撃は使わない |
| 特防 | 110 | 特殊攻撃に対してはほぼ無敵の硬さ |
| 素早さ | 30 | 極端な鈍足。基本は後攻になる |
カビゴンは、ノーマルタイプを代表する、規格外のHPと攻撃力を持つ「動く要塞」です。
その巨体から繰り出される物理攻撃は凄まじく、並のポケモンであれば一撃で粉砕する破壊力を秘めています。
HP種族値「160」と特防種族値「110」の組み合わせは、相手の特殊攻撃をほぼ無力化するほどの硬さを誇り、強力なエースアタッカーの攻撃を何発も耐え抜くことができます。
素早さが「30」と極端に遅いためほとんどの場面で相手に先制を許してしまいますが、カビゴンの場合は「相手の攻撃を耐えてから、高火力で殴り倒す」という戦術が基本となるため、鈍足であることが大きなデメリットになりません。
FRLGの旅パにおいて、「困ったらとりあえずカビゴンを出して殴ればなんとかなる」と言われるほど、圧倒的な単体性能を持った絶対的なエース候補です。
入手方法と進化条件
物語の中盤、シオンタウンのフジ老人から「ポケモンのふえ」をもらった後、12番道路か16番道路の道を塞ぐように眠っているカビゴンを起こすことで戦闘になり、捕獲することができます。
ゲーム中に2匹しか出現しない貴重なポケモンであり、レベル30と捕まえた直後から即戦力になるのも大きな魅力です。
捕獲戦では「あくび」や「ねむる」を使って回復してくるため、モンスターボールに収めるのは一苦労ですが、「ハイパーボール」や長期戦で捕獲率が上がる「タイマーボール」を惜しみなく使って確実にゲットしましょう。
この手間をかける価値は十二分にあります。
おすすめの技構成と旅パでの役割
カビゴンは自力で「のしかかり」「あくび」「ねむる」といった非常に優秀な技を覚えます。
おすすめの技構成は、「のしかかり(またはおんがえし)」「シャドーボール」「かわらわり(またはじしん)」「ねむる」です。
タイプ一致の「のしかかり」は威力85で、30%の確率で相手を麻痺させる追加効果があるため、カビゴンの鈍足をカバーする最強のメインウェポンとなります。
第3世代ではゴーストタイプの技(シャドーボール)が物理技扱いとなるため、カビゴンの高い攻撃力を活かしてエスパータイプやゴーストタイプへの強烈な対抗策となります。
また、体力が減ってきたら「ねむる」を使ってHPを全回復し、再び要塞として立ち塞がるというゾンビ戦法も、回復アイテムを節約したい旅パにおいて非常に重宝します。
特性の「あついしぼう」は炎タイプと氷タイプの技のダメージを半減させるという反則級の効果を持っており、実質的にカビゴンの弱点は格闘タイプのみとなります。
活躍するジムや四天王戦
格闘タイプのジムやトレーナー以外であれば、基本的にどの相手に対しても無類の強さを発揮します。
ナツメ戦(エスパータイプ)では、相手の強力な特殊技を難なく耐え、「シャドーボール」で一掃できます。
四天王戦では、初戦のカンナが使う氷技を特性「あついしぼう」で半減しつつゴリ押しすることが可能です。
キクコのゴーストポケモンに対しても「シャドーボール」や「じしん」で弱点を突いて壊滅させることができます。
ただし、シバが使ってくるカイリキーなどの強力な格闘タイプと対面した場合は、一撃で倒される危険があるため、素直に飛行タイプやエスパータイプに交代しましょう。
秘伝技の「なみのり」や「かいりき」も難なくこなせるため、パーティの枠を一切無駄にしない、超有能な神ポケモンです。
サイドン : 物理耐久と破壊力を極めた重戦車
サイドンのステータスと特徴
| ステータス | 種族値 | 旅パでの評価 |
|---|---|---|
| HP | 105 | 非常にタフな体力 |
| 攻撃 | 130 | 全ポケモン中トップクラスの物理破壊力 |
| 防御 | 120 | 物理攻撃に対しては難攻不落 |
| 特攻 | 45 | 特殊技は全く役に立たない |
| 特防 | 45 | 特殊攻撃(水・草)を受けると即死の危険 |
| 素早さ | 40 | 非常に鈍足 |
サイドンは、地面・岩の複合タイプを持つ、物理面に特化した究極の重戦車ポケモンです。
攻撃種族値「130」、防御種族値「120」という数値は伊達ではなく、物理攻撃同士の殴り合いにおいて右に出る者はいません。
相手がノーマル、飛行、炎、電気、毒、岩タイプの物理アタッカーであれば、サイドンを出した時点でほぼ勝利が確定すると言っても良いほどの制圧力を持ちます。
タイプ一致で放たれる「じしん」や「いわなだれ」は、弱点を突かずとも相手の体力を大きく削り取り、反撃の隙を与えません。
しかし、その圧倒的な物理性能の代償として、特殊耐久(特防)と素早さは絶望的に低く設定されています。
特に、水タイプと草タイプの技は4倍弱点となるため、道中の水溜まりで遭遇するメノクラゲが撃ってくる「みずでっぽう」や、ナゾノクサの「すいとる」といった弱い特殊技を受けただけでも、一撃で瀕死になるリスクを常に抱えています。
強みと弱みが極端にはっきりしているため、相手のタイプを読んで的確に出し入れするトレーナーの腕が試されるポケモンです。
入手方法と進化条件
進化前のサイホーンは、セキチクシティのサファリゾーンで捕まえることができます。
サファリゾーンの奥の方のエリアに出現しやすいため、エサと石を駆使して慎重に捕獲しましょう。
サイホーンはレベル42でサイドンに進化します。
進化のレベルが少し遅めですが、サイホーンの段階でも十分な物理耐久と火力を持っているため、物理主体の相手にぶつけていけばレベル上げに苦労することはあまりありません。
中盤以降の火力不足を感じた際に、パーティにカンフル剤として投入するのに最適なポケモンです。
おすすめの技構成と旅パでの役割
サイドンのおすすめ技構成は、「じしん」「いわなだれ(またはロックブラスト)」「メガホーン」「かいりき(またはあなをほる)」といった、ひたすら物理技で押しまくるフルアタッカー型です。
「じしん」は命中安定の最強メインウェポンであり、レベルアップや技マシンで習得可能です。
FRLGでは、おつきみ山などで教えてもらえる「いわなだれ」が非常に強力で、岩タイプ特有の命中不安(ストーンエッジなどが無い時代)を解消してくれる重要なダメージソースとなります。
さらに、レベルアップで虫タイプの強力な物理技「メガホーン(威力120)」を覚えるため、エスパータイプや悪タイプに対する強烈な奇襲手段も持っています。
旅パにおいては、飛行タイプや電気タイプを安全に処理する役割と、「かいりき」「いわくだき」「いあいぎり」といった陸上用の秘伝技を束ねる要員としての役割を兼任できます。
活躍するジムや四天王戦
グレンジムのカツラ戦(炎タイプ)や、トキワジムのサカキ戦(地面・岩タイプ)において、その物理耐久と弱点特効で無双の働きを見せます。
ライバルが使ってくるピジョットやウインディといった厄介な物理アタッカーを、安全に受け止めて粉砕するストッパーとしても優秀です。
四天王戦では、シバの格闘ポケモンたちとの肉弾戦において、高い防御力で耐えつつ「じしん」で制圧することができます。
しかし、カンナ(氷・水タイプ)やキクコ(ゴースト・毒タイプだが特殊技が多い)に対してサイドンを出すのは、的になっているようなものであり大変危険です。
「物理には滅法強く、特殊には紙切れのように脆い」という特性をしっかりと理解し、得意な相手にだけぶつける運用を心がければ、パーティの頼れる大黒柱として活躍してくれるでしょう。
カイリュー : 育成の苦労に見合う最強の600族ドラゴン
カイリューのステータスと特徴
| ステータス | 種族値 | 旅パでの評価 |
|---|---|---|
| HP | 91 | 非常に安定した耐久力 |
| 攻撃 | 134 | 全ポケモン中最高クラスの破壊神 |
| 防御 | 95 | 物理攻撃も難なく耐える |
| 特攻 | 100 | 特殊技の威力も並のアタッカー以上 |
| 特防 | 100 | 特殊耐久も極めて高い |
| 素早さ | 80 | 十分なスピードを持つ |
カイリューは、ドラゴン・飛行の複合タイプを持つ、初代カントー地方における伝説のポケモンを除けば「最強」のステータス合計値(600)を誇る、通称「600族」の代表格です。
その愛らしい表情とは裏腹に、攻撃種族値「134」から放たれる一撃は、どんな強敵をも木端微塵にする破壊力を秘めています。
HP、防御、特防の耐久面も軒並み高水準であり、特攻も100あるため物理技も特殊技も自在に使いこなす、まさにパーフェクトな存在です。
FRLGの旅パにおいてカイリューを完成させることができれば、終盤の四天王やチャンピオンとの戦いは、カイリュー一匹で全抜きできるほどの圧倒的な蹂躙劇へと変わります。
しかし、この最強の力を手に入れるためには、想像を絶する「捕獲の難しさ」と「育成の過酷さ」という二つの巨大な壁を乗り越えなければなりません。
手間暇をかけてでも「最強のロマン」を追い求めたいプレイヤーのための、究極の神ポケモンと言えるでしょう。
入手方法と進化条件
進化前のミニリュウを入手する方法は2つあります。
1つ目は、セキチクシティのサファリゾーンで「すごいつりざお」を使って釣り上げる方法です。しかし、出現確率がやや低く、サファリゾーン特有の逃げられやすさもあるため、かなりの根気が必要です。
2つ目は、タマムシシティのゲームコーナーでコインと交換する方法です。FR版ではレベル18、LG版ではレベル24のミニリュウが手に入りますが、膨大なコイン(=資金)が必要となります。
無事にミニリュウを手に入れた後も、真の地獄はここから始まります。
ミニリュウはレベル30でハクリューに進化し、なんとレベル55でようやくカイリューへと最終進化を遂げます。
ポケモンにはそれぞれレベルアップに必要な「経験値タイプ」が設定されていますが、ミニリュウ系統は最も成長が遅い「125万タイプ」に属しています。
中盤から手持ちに入れて育てても、四天王戦に挑む頃にようやくカイリューに進化するかどうか、というほどの気の遠くなるような育成を要求されます。
おすすめの技構成と旅パでの役割
苦労の末にカイリューへと進化した暁には、あらゆる技マシンを使いこなす最強のアタッカーが誕生します。
おすすめの技構成は、「そらをとぶ(またはつばめがえし)」「じしん」「れいとうビーム(または10まんボルト)」「ドラゴンクロー(またはげきりん)」です。
「そらをとぶ」はタイプ一致の物理技として道中の敵を蹴散らすメインウェポンとなり、同時にフィールドでの快適な移動手段を確保できます。
攻撃種族値134から繰り出される「じしん」はもはや言葉による説明が不要なほどの破壊力であり、電気タイプや鋼タイプの敵を消し飛ばします。
さらに、特攻も高いため「れいとうビーム」や「10まんボルト」などの特殊技を覚えさせれば、相手の防御ステータスの弱点を突いて効率よくダメージを与える両刀アタッカーの完成です。
特性の「せいしんりょく」は相手の技で「ひるまない」という効果があり、ねこだまし等で行動を阻害されることなく、常に安定して最強の火力を叩き込むことができます。
活躍するジムや四天王戦
ハクリューの段階でもステータスはそこそこ高いため、中盤のジム戦でも戦力としては十分に機能します。
そしてカイリューに進化した後、その真価が最も発揮されるのが四天王のワタル戦(ドラゴン使い)です。
ワタルの使うカイリューやギャラドス、プテラに対して、こちらのカイリューに「れいとうビーム」や「10まんボルト」を覚えさせておけば、圧倒的なステータスの暴力と多彩な技で、ワタルのお株を奪うような大暴れを見せてくれます。
唯一気をつけなければならないのが、氷タイプの技です。
ドラゴン・飛行タイプであるため、氷技は4倍弱点となり、カイリューの耐久力をもってしても急所などに当たれば致命傷になりかねません。
カンナ戦や、氷技を使ってくる敵に対しては無理をせず、不利な時は素直に交代するという王道の立ち回りを心がけることで、伝説をも凌ぐ最強のエースとして君臨し続けるでしょう。
FRLGをさらに楽しむためのやり込み要素と豆知識
ナナシマの探索と全国図鑑の完成
FRLGのストーリーは、四天王とチャンピオンを倒して殿堂入りを果たしただけでは終わりません。
本作の最大の追加要素とも言えるのが、「ナナシマ」と呼ばれる7つの島からなる広大な新マップの探索です。
物語の中盤で1の島〜3の島を訪れることになりますが、殿堂入り後に条件を満たすと、さらに4の島〜7の島へと足を運べるようになります。
ナナシマにはカントー地方には生息していない「金・銀(ジョウト地方)」のポケモンたちが多数生息しており、全国図鑑の完成を目指す上で避けては通れない重要なエリアとなっています。
また、強力なトレーナーたちとの再戦や、「アンノーン」が出現するアスカナ遺跡の謎解きなど、クリア後もプレイヤーを飽きさせない豊富なやり込み要素が用意されています。
スイッチ版でプレイされる方も、旅パで育て上げた神ポケモンたちと共に、未知の島々を探索し、新たな強敵に挑むやり込み要素をぜひ堪能してください。
教え技の活用とスイッチ版ならではの通信交換
FRLGには、技マシン以外にも強力な技をポケモンに覚えさせてくれる「教え技(おしえわざ)」のNPCが各地に点在しています。
例えば、おつきみ山で教えてもらえる「メガトンパンチ」や、トキワシティの「ゆめくい」、ナナシマの2の島で究極技(ブラストバーンなど)を教えてくれるおばあさんなど、彼らを活用することで旅パの戦力はさらに飛躍的に向上します。
特に「いわなだれ」や「のしかかり」といった実用性の高い技は、覚えさせるポケモンを慎重に選ぶことで攻略の難易度を劇的に下げてくれます。
さらに、今回のスイッチ版配信販売により、手軽にインターネットを通じて世界中のプレイヤーと通信交換や対戦が可能になることが予想されます。
かつてゲームボーイアドバンスで遊んでいた頃のように、友達と直接集まらなくても、手軽に図鑑を完成させたり、育て上げたポケモン同士を戦わせたりできるようになるのは、現代のプレイ環境ならではの最大のメリットです。
まとめ
今回紹介した15匹の神ポケモンたちは、それぞれがFRLGの旅パにおいて唯一無二の輝きを放つ、最強の相棒候補です。
序盤の安定感でパーティを支えるフシギバナやカメックス、高い素早さと火力で敵を制圧するユンゲラーやライチュウ、サポートと金策で冒険を豊かにするバタフリーやニャース、そして苦労の末に最強の破壊神となるカイリューなど、プレイスタイルに合わせて様々な組み合わせを試すことができます。
リメイク作品であるFRLGは、初代の理不尽さを解消しつつ、特性や教え技といった新たな戦略の幅を広げた、いつプレイしても色褪せない傑作です。
ついに2月28日にスイッチ版が配信される本作は、昔プレイした方には懐かしさを、新規プレイヤーには新鮮な感動を与えてくれることでしょう。
ぜひこの記事を参考にして、あなただけの最強の旅パを作り上げ、カントー地方へと旅立ってみてください。
ポケモンの世界での冒険は、いつだって選んだ仲間との絆が最大の武器になります。
皆さんの思い出に残る、素晴らしい冒険の旅になることを願っています。
筆者情報
筆者:桐谷シンジ
フリーランスのゲーム攻略ライター。
慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。
幅広いゲームに携わるが、主にRPGやFPS、サンドブロック系のゲームを得意とする。
数々のタイトルを遊び尽くし、独自の視点での攻略情報や旅パ考察を発信中。
最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。




















