編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、「仁王3のボス強さランキングが知りたい」「どのボスが弱くて、どのボスで詰まりやすいのか事前に把握したい」と考えていることと思います。
本作は前作以上にアクションの密度が濃く、特に序盤の壁や終盤の連戦で心を折られるプレイヤーが続出しています。私自身、全ボスをレベル1縛り・刀のみで攻略し、その挙動や隙を徹底的に分析しました。その経験から、明確な強さの序列と攻略の糸口が見えてきました。
この記事を読み終える頃には、各ボスの危険度と対策が明確になり、死にゲー特有のストレスが軽減され、スムーズに攻略が進められるようになっているはずです。
- 全ボスの強さをS〜DのTier形式で完全網羅
- 初心者が絶対につまづく「壁ボス」の明確な対策法
- 弱いボスを確実に初見撃破するためのポイント
- レベル1攻略視点から見た「真の強さ」の分析
それでは解説していきます。
仁王3 ボス難易度Tier表|最強から最弱まで一挙公開
まずは結論として、私が実際にプレイして感じた難易度をTier形式でまとめました。 このランキングは、装備が整っていない「初見時」や、プレイヤースキルが問われる「低レベル攻略」の視点を色濃く反映しています。
右に行くほど、同ランク内では戦いやすい(弱い)部類に入ります。
| Tier | 難易度 | 該当ボス名(左から強い順) |
|---|---|---|
| S | 最強 | 源頼朝、ヒルコ(古代)、武田信玄(鬼)、沖田総司、防執鬼 |
| A | 非常に強い | 剛眼鬼、塗仏、国松(人型・鬼)、武田信玄(人)、蛇骨婆、馬場信春 |
| B | 強い | 茨城童子、徳川慶喜、地方の修羅、大天狗、山県昌景、梶原景時 |
| C | 普通 | オロチ、火車、両面宿儺、かまいたち、陰摩羅鬼、阿麒(連戦) |
| D | 弱い | 飛縁魔、馬頭鬼、牛頭鬼、怨霊鬼 |
このTier表の評価基準について
今回のランキング作成にあたり、以下の要素を重視して評価しました。
- ワンパン即死率: 掴み攻撃や大技の火力の高さ
- 攻撃のディレイ(緩急): プレイヤーの回避タイミングをずらす嫌らしさ
- 隙の少なさ: 攻撃後の硬直時間や、反撃確定ポイントの多さ
- 理不尽さ: 視界外からの攻撃や、回避困難な連撃の有無
次項からは、各Tierごとの詳細な解説と攻略のポイントを深掘りしていきます。
S Tier|絶望的な強さを誇る「最強の壁」たち
Sランクに位置するボスは、本作における最高難易度の存在です。生半可な装備やステータスでは瞬殺されるため、攻撃パターンの完全暗記が必須となります。
源頼朝(平安編ラスト)
本作における事実上の最強ボスと言って過言ではありません。攻撃の発生速度、範囲、そしてリズム感、すべてが最高水準です。
圧倒的な連撃とリズム
源頼朝の最大の特徴は、攻撃の「読み」を許さない変則的な連撃です。 通常、敵のコンボは「3回振ったら終わり」といった法則がありますが、頼朝の場合、3回で止める時もあれば、そこから派生して5回、6回と振ってくる場合があります。
- 対策: ガード主体の立ち回りが安定します。すべての攻撃をパリィ(直前ガード)しようとすると、リズムを崩されて被弾します。
- 攻撃チャンス: 大技の後隙は確実に存在しますが、欲張って2発以上入れると反撃されます。1発当てて即離脱を徹底しましょう。
ヒルコ(古代編)
古代編の裏ボス的存在であり、その強さは異常です。特に第2形態からの行動パターンの変化に多くのプレイヤーが苦しめられます。
距離を許さない執拗な追尾
ヒルコの攻撃は、距離を取って回復しようとするプレイヤーを許しません。 遠距離攻撃の精度が高く、かつ瞬時に間合いを詰めてくる突進攻撃を持っています。
- 第1形態: 人型に近い動きで、弾き(ジャストガード)が有効です。ここでリズムを掴むのが攻略の鍵です。
- 第2形態: 動きが野性的になり、緩急が激しくなります。「来る!」と思って回避ボタンを押すと、一拍遅れて攻撃が飛んでくるため、目視での反応が求められます。
武田信玄(鬼形態)
戦国編の難易度を一手に引き受けているのが、この「鬼・武田信玄」です。 多くのプレイヤーがここで一度コントローラーを置くことになるでしょう。
理不尽な「掴み攻撃」
最も警戒すべきは、発生が極めて速い掴み攻撃です。 この攻撃はガード不能かつ、ホーミング性能が高いため、予備動作を見た瞬間に正しい方向へ回避しないと即死します。
- 気力管理の重要性: 私は刀の「総捲り」で反撃していましたが、こちらの気力がカツカツの状態で掴みが来ると詰みます。常に回避1回分の気力を残すリソース管理が求められます。
- 手の速さ: 引っ掻き攻撃の出が速く、見てから反応するのが困難です。密着しすぎず、つかず離れずの距離感が重要です。
沖田総司
人型ボスの中では最強格です。新選組一番隊組長の名に恥じない、神速の剣技を繰り出してきます。
隙を狩る追尾性能
沖田の連続攻撃は、一度回避しても執拗に追尾してきます。特に納刀からの突進攻撃は、弾いても行動がキャンセルされず、そのまま派生攻撃に移行することがあります。
- 弱点は体力: 攻撃力と手数はずば抜けていますが、体力自体は低めに設定されています(グラスキャノン)。
- 攻略法: 相手のスタミナ(気力)切れを狙うよりも、大技終わりの硬直に高火力の単発攻撃を叩き込む「後の先」戦法が有効です。
防執鬼(国松の影・隠しボス)
隠しボス「国松の影」3体の中で最も厄介な存在です。Sランク入りは確実でしょう。
属性攻撃と火柱によるハメ
攻撃に属性が付与されており、ガードしてもHPが削られます(削りダメージ)。 さらに、第3形態以降は周囲に火柱を発生させるため、近づくだけでダメージを受ける状況が生まれます。
- 対策: 属性カット率の高い装備を整えることが大前提です。
- 立ち回り: 掴み攻撃の射程も長いため、中距離での見合いが続きます。焦れて攻撃しに行くと火柱の餌食になるため、忍耐力が試されます。
A Tier|一瞬の油断が命取りになる強敵
Sランクほど理不尽ではありませんが、明確な「殺意」を持ったボスたちです。ここをスムーズに突破できるかで、プレイヤーの腕前が分かります。
剛眼鬼(隠しボス)
当初はSランク候補でしたが、対策が確立されればAランク筆頭に落ち着きます。とはいえ、150回以上敗北した経験から言うと、決して甘く見てはいけません。
水球による追撃
第3形態で自身の周囲に水の玉を展開します。これが本体の攻撃に合わせて時間差で飛んでくるため、パリィや回避のタイミングが狂わされます。 しかし、この水球展開中も攻撃判定がない一瞬の隙があるため、そこを突けるようになると攻略が楽になります。
塗仏
見た目のインパクトもさることながら、その攻撃範囲の広さが脅威です。
異次元のリーチを持つ掴み
塗仏の掴み攻撃は、「スマブラのサムスの掴み」並みに伸びます。 後方に回避しても捕まり、左右に避けても判定が横に広いため捕まります。
- 回避のコツ: 攻撃判定に自分の回避の無敵フレーム(i-frame)を完全に合わせる必要があります。「位置で避ける」のではなく「時間(フレーム)で避ける」意識が必要です。
- 派生攻撃: 攻撃が終わったと思っても、そこからもう一撃派生してくることが多く、安易な反撃は即死に繋がります。
国松(人型・鬼)
第1形態は比較的おとなしいですが、第2形態からの変貌ぶりが凄まじいです。
タイミングをずらす属性斬撃
剣を振った後、一拍遅れて属性の斬撃が飛んできます。 これにより「弾き(ジャストガード)」のタイミングが非常に取りづらくなっています。 茨城童子よりも明らかに強く、Sランク下位〜Aランク上位の実力を持っています。
武田信玄(人形態)
鬼になる前の形態ですが、これだけでも十分な強さを誇ります。 特に「ハメ倒し」が通用しない場合、正攻法で戦うとAランク相当の苦戦を強いられます。ワンパン火力の高さが際立ち始めてくる時期のボスのため、装備更新をサボっていると地獄を見ます。
蛇骨婆
**「仁王3におけるマルギット(エルデンリング)」**と呼ぶにふさわしい、序盤の大きな壁です。
初心者殺しの蛇攻撃
髪の毛(蛇)を使った攻撃はリーチが長く、かつ変則的です。 これまで雑魚敵相手に通用していた「ゴリ押し」を完全に否定してきます。 大技のパターンも複数あり、ここで「敵の動きを覚えて対処する」という死にゲーの基礎を叩き込まれます。
馬場信春
レベル3で挑んだ際はそこまで苦戦しませんでしたが、再戦時や低レベル攻略では評価が一変しました。
フェイントの達人
モーションにフェイント(攻撃すると見せかけてディレイをかける動き)が多く含まれています。 初見でたまたま勝てたとしても、安定して勝つのは難しいタイプです。武田四天王としての強さは本物です。
B Tier|実力が試される中堅ボス
このランクのボスは、明確な弱点や攻略法が存在します。しかし、油断すると一気にHPを持って行かれるため、緊張感のある戦いが楽しめます。
茨城童子
過去作のボスと比較しても、今作の茨城童子は強めに調整されています。 属性攻撃によるガード削りや、刀によるテクニカルな攻撃をしてきますが、理不尽な連撃は少なめです。 落ち着いて対処すれば、回復薬が尽きる前に倒しきれるでしょう。
徳川慶喜(幕末編)
ラスボス直前のボスとしては、ややインパクトに欠ける強さです。 攻撃の振りが大きく、弾き(パリィ)のタイミングが取りやすいため、こちらの攻撃チャンスを作りやすいのが特徴です。 ただし火力は高いため、ワンパン事故には注意が必要です。
地方の修羅
戦う時期によって評価が大きく分かれるボスです。 序盤(戦国体験版エリア等)で遭遇した場合はAランク級の強敵ですが、プレイヤーが強くなった後半ではBランク相当に落ち着きます。 攻撃は痛いですがモーションは素直で分かりやすいため、弾きの練習台として最適です。
大天狗(平安編)
属性攻撃を多用し、空からの攻撃も交えてくる厄介な敵です。 しかし、同時期に入手できるスキル(旋風剣など)が特攻となるケースが多く、特定の戦法を用いることで難易度を大幅に下げることが可能です。 もしスキルを使わずにガチンコで殴り合うなら、評価はもう少し上がるかもしれません。
山県昌景
ゲーム開始直後の最初のボスです。 **「仁王3の先生」**と呼ぶべき存在です。
ガードの重要性を教える教師
本作は回避の無敵時間が短く設定されています。 山県昌景は、回避連打で逃げようとする初心者を狩るような攻撃をしてきます。 「ガードで受けて、隙を見て1発殴る」という基本を徹底すれば勝てるよう設計されていますが、それに気づくまでは何度も落命することになります。
梶原景時
召喚攻撃やエンチャント(武器強化)を行い、遠距離攻撃も多用してくる「面倒くさい」ボスの代表格です。 強さというよりは、戦っていてストレスが溜まるタイプです。 ガードを固めてじっくり戦えば負けることはありませんが、爽快感がないため、個人的には評価を低く(ある意味で高く?)しています。Bランクの最底辺、あるいは「ドブカツ」枠です。
C Tier|癒やし枠・ギミックボス
このランクのボスは、アクションゲームに慣れている人なら数回の挑戦で突破できるでしょう。
オロチ
体が大きく、攻撃の予備動作も巨大で分かりやすいです。 大技を返した後の隙も大きく、刀の弾きアクションとも相性が良いため、戦っていて気持ちの良いサンドバッグになります。
火車
過去作からの続投ボスです。 相変わらず動きは速いですが、行動パターンが見切られやすく、ジャンプ回避などの対策も確立されています。 仁王3の新アクションについてこれていない印象があり、落ち着いて戦えば恐るるに足りません。
両面宿儺
某呪術漫画の影響で最強のイメージがありますが、本作ではそこそこの強さです。 赤と青の二面性による属性攻撃は健在ですが、それぞれの攻撃に対処法が明確にあり、理不尽なハメ技もありません。
かまいたち
素早い動きで翻弄してきますが、攻撃力自体は控えめです。 2の時よりもステータスが抑えられている印象で、ゴリ押しでもなんとかなるレベルです。
陰摩羅鬼
巨大な鳥の妖怪ですが、イベントボスのような側面が強いです。 「破魔の矢」などのギミックを使って攻略する要素があり、純粋なアクション勝負というよりは手順を踏む戦闘になります。 毒攻撃は厄介ですが、それ以外に特筆すべき強さはありません。
阿麒(連戦)
雑魚敵ラッシュ+ボスの構成ですが、途中で負けてもコンティニューが容易だったり、味方NPC(義経など)が助けてくれるため、難易度は低めです。
D Tier|はっきり言って弱すぎるボスたち
ここは「初見でもノーダメージクリアがいけるかもしれない」レベルのボスたちです。 過去作(仁王1・2)からの続投組が多く、プレイヤー側が対策を知り尽くしていることも要因です。
飛縁魔(ひのえんま)
麻痺攻撃さえ気をつければ、ただの的です。 大技を簡単に返せる上、気力(スタミナ)を削りやすく、ずっと俺のターンが可能です。 サブミッションで出てきた時は、ボーナス敵だと思って倒しましょう。
馬頭鬼・牛頭鬼・怨霊鬼
**「いつものメンツ」**です。 彼らはもはやボスというより、耐久力の高い雑魚敵に近い存在です。 攻撃モーションが大振りで、見てから回避・ガードが余裕で間に合います。 本作から始めた初心者でも、数回戦えばパターンを完全に見切れるでしょう。 特に怨霊鬼はDランクの中でも最弱候補です。
まとめ
今回は『仁王3』に登場する全ボスの強さを、レベル1攻略の視点からランキング形式で解説しました。
記事の要点まとめ
- 最強のS Tier: 源頼朝とヒルコは別格。リズム崩しと高精度な追尾攻撃への対策が必須。
- 壁となるA Tier: 鬼・武田信玄の「掴み」や、蛇骨婆の「蛇攻撃」は、本作の洗礼ポイント。
- 基礎を学ぶB Tier: 山県昌景で「ガード」を、大天狗で「スキル活用」を学ぶ設計になっている。
- 癒やしのC/D Tier: 過去作ボスや大型妖怪は、モーションが素直で戦いやすい。
攻略に詰まった際は、このTier表を参考に「自分が今、どのレベルの敵と戦っているのか」を客観視してみてください。Sランクの敵に負けるのは恥ずかしいことではありません。対策を練り、装備を見直し、あるいは後回しにする判断も重要です。
皆さんの攻略の一助になれば幸いです。
筆者情報
桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。




















