編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、仁王3を始めたばかりで「敵が強すぎて勝てない」「戦闘システムが複雑で覚えられない」といった悩みを抱えている、あるいは「もっと効率よく攻略したい」という向上心をお持ちのことだと思います。
この記事を読み終える頃には、死にゲー特有の理不尽さを乗り越え、自在にキャラクターを操るための「気力管理」や「立ち回り」の疑問が解決しているはずです。
- 攻防の要となる「気力(スタミナ)」の絶対的なルール
- 生存率を劇的に上げる「ガード」と「回避」の使い分け
- 形勢逆転を狙う「守護霊技」と「九十九化身」の活用法
- 今作からの新要素「ジャンプ・しゃがみ」による探索革命
それでは解説していきます。
仁王3の核心|気力(スタミナ)管理の鉄則
仁王3という作品は、アクションRPGであると同時に、リソース管理のゲームでもあります。そのリソースこそが「気力(きりょく)」です。他のゲームで言うところのスタミナにあたりますが、本作における気力の重要性は、単に走れる距離が決まるだけのものではありません。気力を制する者は仁王を制す。まずはこの大原則を理解しましょう。
気力とは何か?残量の重要性と死への直結
画面左上、体力ゲージ(緑色)の下にある青いゲージが「気力ゲージ」です。このゲージは、プレイヤーがあらゆる行動をとるたびに減少していきます。攻撃を振る、回避行動をとる、ダッシュする、そして敵の攻撃をガードする、あるいは被弾する。これらすべてが気力を消費します。
問題なのは、この気力がゼロになった時です。気力が尽きると「気力切れ」状態となり、プレイヤーは息切れを起こして一定時間操作不能に陥ります。この無防備な状態で攻撃を受けると、通常時よりも遥かに大きなダメージを受け、即死することさえ珍しくありません。つまり、気力管理の失敗は死に直結します。
初心者が陥りやすいミスは、攻撃を欲張りすぎて気力を使い果たし、回避もガードもできずに反撃を受けて落命するパターンです。常に気力ゲージの残量に目を配り、攻めるべきか引くべきかを判断する。この「押し引き」の駆け引きこそが、仁王3の面白さであり、難しさの根幹なのです。
人間と妖怪の気力ルールの違い
本作の戦闘システムが奥深いのは、この気力システムがプレイヤーだけでなく、敵キャラクターにも適用されている点です。しかし、敵の種族(人間か妖怪か)によって、そのルールが異なることを知っておく必要があります。ここを理解しているかどうかで、攻略難易度は大きく変わります。
人間タイプの敵 人間タイプの敵は、プレイヤーとほぼ同じルールで動いています。彼らも攻撃やガードで気力を消費し、時間経過で回復します。 こちらの攻撃をガードさせたり、攻撃の隙を突いてダメージを与えたりすることで、敵の気力を削り切ることができます。敵が気力切れを起こすと、大きな隙が生まれ、「組み打ち」という大ダメージを与える専用攻撃が可能になります。
妖怪タイプの敵 妖怪は人間とは異なる生態を持っています。最大の特徴は「基本的に自然回復しない」という点です。彼らは攻撃行動を行っても気力を消費しません。その代わり、プレイヤーが攻撃を当てることで一方的に気力を削ることができます。 ただし、妖怪は「常世(とこよ)」と呼ばれる特殊なエリアを発生させ、その中にいる時だけ気力を急速回復させます。プレイヤーはこの常世を消す(後述する残心などで)ことで、妖怪の回復を阻止し、有利に戦うことができます。
| 特徴 | 人間タイプの敵 | 妖怪タイプの敵 |
|---|---|---|
| 気力消費 | 攻撃・ガード等で消費する | 攻撃では消費しない |
| 気力回復 | 時間経過で自然回復 | 自然回復しない(常世でのみ回復) |
| 気力切れ | 息切れして操作不能になる | 怯むようになりコンボのチャンス |
| 致命の一撃 | 組み打ちが可能 | ダウン後に組み打ちが可能 |
気力削りに特化した戦術の組み立て
敵の気力をゼロにすることは、最大の攻撃チャンスを作ることを意味します。そのため、単にダメージを与えるだけでなく「気力を削る」ことに特化した技を意識的に使うことが重要です。
特に妖怪相手には、気力を削り切るとスーパーアーマー(攻撃しても怯まない状態)が解除され、こちらの攻撃で仰け反るようになります。こうなれば一方的にコンボを叩き込めるボーナスタイムです。
気力削りに適しているのは、主に「刃を使わない攻撃」です。
- 蹴り技:刀や槍などのコンボに組み込まれる蹴り。
- 柄打ち:武器の柄で殴るような打撃攻撃。
- 鈍器による攻撃:斧や槌などの重量武器。
これらの攻撃は、HPへのダメージは控えめですが、気力へのダメージ倍率が高く設定されています。「まずは気力を削る技で崩し、気力が尽きたところに高威力の技を叩き込む」という戦術フローを確立することで、硬い敵もスムーズに倒せるようになります。
生存率を上げる防御テクニック|ガードと回避
攻撃に関しては直感的に理解しやすいですが、防御に関しては「ガード」と「回避」のどちらを使うべきか迷う初心者が多いはずです。結論から言えば、どちらも極めて重要であり、状況に応じた使い分けが求められます。
ガードの信頼性とシステム的な優位性
仁王3において、ガードは非常に強力な防御手段です。 まず、物理攻撃であればダメージを100%カットできます。一部のアクションゲームにあるような「ガードの上から削られる」ということは、物理攻撃に関しては発生しません(属性攻撃は一部貫通します)。
また、ガード不能攻撃(黒いエフェクトを纏った技)以外は、巨大なボスの攻撃であっても防ぐことが可能です。初心者のうちは、敵の攻撃モーションを完全に見切ることは難しいため、「迷ったらガード」が生存への近道です。
さらに重要なテクニックとして、「被弾中のガード」があります。敵の連続攻撃を受けてしまった際、のけぞっている最中にガードボタンを押しっぱなしにすることで、次に来る攻撃をガードできる場合があります。パニックになって回避ボタンを連打するよりも、一度ガードで体勢を立て直す方が安全なケースが多いのです。
受け値と頑強さのステータス影響
ガード性能は、装備している武器と防具のステータスに大きく依存します。
武器ステータス:受け 武器には「受け」という数値が設定されています。この数値が高ければ高いほど、ガードした際に消費される気力量が少なくなります。例えば、二刀やトンファーのような手数の多い武器は受け値が高めに設定されている傾向があり、逆に斧などの重武器は低い場合があります。自分の武器の受け値を把握しておくことは重要です。
防具ステータス:頑強さ 防具には「頑強さ」というパラメータがあります。これはガード時の気力消費量と、攻撃を受けた時の怯みにくさに影響します。 頑強さは合計値によってA、B、Cのランク分けがされます。
- 頑強さA(260以上):ガード時の気力消費が極めて少なく、攻撃動作中に被弾しても中断されにくい。
- 頑強さB(130〜259):標準的な性能。
- 頑強さC(130未満):ガードすると一気に気を持っていかれ、攻撃を受けると即座に怯む。
初心者のうちは、少なくとも頑強さB以上を確保することをお勧めします。頑強さAまで上げると、ガードが鉄壁となり、ゴリ押し気味の攻撃も通るようになるため、劇的に難易度が下がったように感じられるでしょう。
回避の極意「無敵時間」の活用
回避(ステップやローリング)は、気力を消費して素早く移動するアクションですが、ここには「無敵時間」が存在します。回避動作の出始めの一瞬、キャラクターはあらゆる攻撃判定をすり抜けることができます。
この無敵時間を利用した高度なテクニックが「前回避(敵に向かって避ける)」です。 敵の攻撃判定は一瞬で通り過ぎるものが多いです。敵の攻撃に合わせて後ろや横に逃げると、攻撃判定の持続時間と自分の体が重なる時間が長くなり、結果として被弾しやすくなります。逆に、攻撃が来る方向に向かって飛び込むように回避すると、攻撃判定とすれ違う時間が短くなり、無敵時間だけですり抜けやすくなるのです。
リスクは伴いますが、成功すれば敵の懐に潜り込め、即座に反撃に転じることができます。
ガードと回避のハイブリッド運用
実戦で最も推奨したいのが、ガードと回避を組み合わせた運用です。 具体的には**「ガードボタンを押しながら回避行動をとる」**というテクニックです。
仁王3では、ガード入力中に回避ボタンを押すことで、ガード状態を維持したまま回避モーションへ移行できます。もし回避のタイミングが遅れてしまっても、ガード判定が残っているため、被弾せずにガードとして処理される可能性が高まります。 回避失敗のリスクをガードで保険をかける、非常に合理的な操作方法です。特に敵の攻撃パターンを完全に把握できていない初見攻略時は、この「ガード仕込み回避」を基本の立ち回りに据えることで、生存率が飛躍的に向上します。
形勢逆転の切り札|守護霊技と九十九化身
仁王3独自のシステムとして、プレイヤーを助ける「守護霊」の存在があります。これは単なる装備品ではなく、戦況を一変させる強力な必殺技のようなものです。気力ゲージの下にある「霊力ゲージ」と「アムリタゲージ」を管理することで発動できます。
守護霊技の5つのメリットと戦術的価値
霊力ゲージが溜まると使用できる「守護霊技」は、前作までの妖怪技に近い性質を持ちつつ、さらに進化しています。主なメリットは以下の5点です。
- 気力を消費しない 守護霊技は霊力を消費しますが、気力は使いません。気力が尽きかけのピンチの時でも発動でき、さらに技の動作中は気力が回復し続けます。攻めの継続手段としても、緊急時の時間稼ぎとしても優秀です。
- モーションキャンセル性能 攻撃の硬直やアイテム使用の隙をキャンセルして発動できます。コンボの締めに守護霊技を組み込むことで、DPS(時間あたりのダメージ)を底上げしたり、隙を消して安全を確保したりできます。
- 大技返し(カウンター) 敵が赤いオーラを纏って放つ「大技」に対し、タイミングよく守護霊技を当てると「大技返し」が成立します。敵の大技を中断させ、気力に甚大なダメージを与え、さらにダウンを奪うことができます。ハイリスクハイリターンな行動ですが、これを決められるかどうかがボス攻略の鍵を握ります。
- 妖怪の気力上限を削る 妖怪タイプの敵に対し、守護霊技は「気力の上限値」を大きく削る効果があります。気力上限を削り切ることで妖怪はダウンし、組み打ちが可能になります。通常の武器攻撃よりも効率よくダウンを奪えるため、妖怪戦では必須のアクションです。
- 常闇(とこやみ)での強化 ボス戦などで発生する「常闇」エリアでは、こちらの気力回復速度が低下しますが、逆に「霊力」は溜まりやすくなり、守護霊技の威力も強化されます。不利な状況を覆すためのシステムとしてデザインされているのです。
九十九化身(アムリタゲージ)の爆発力
もう一つの切り札が、アムリタゲージを最大まで溜めることで発動可能な「九十九化身(つくもけしん)」です。発動すると守護霊と合体し、一定時間、超常的な力を得ます。
九十九化身の特徴
- 無敵状態:発動中は体力ゲージがアムリタゲージに置き換わり、ダメージを受けてもHPは減りません(ゲージが減って変身時間が短くなるだけです)。
- 怯まない:スーパーアーマー状態となり、敵の攻撃を受けても行動が中断されません。
- 専用攻撃:武器ごとのモーションではなく、九十九化身専用の強力な攻撃モーションに変化します。
「ここぞ」という時のラッシュや、体力が残りわずかで回復アイテムも尽きた時の起死回生の手段として非常に強力です。また、発動の瞬間には周囲に攻撃判定があり、敵を弾き飛ばす効果もあるため、囲まれた時の脱出手段としても使えます。変身終了後は武器を納刀する動作が入りますが、手動で納刀することでゲージの残量を温存できるテクニックも覚えておきましょう。
キャラクタービルドの基礎|武技・忍術・スキル
仁王3の育成はレベルアップだけではありません。「スキル」の習得がキャラクターの動作そのものを拡張していきます。
武技と忍術の習得フロー
サムライスキル・ニンジャスキル 武器を使って戦うと「武技ポイント」が、手裏剣などの忍術道具を使うと「忍術ポイント」が溜まります。また、「遺髪」というアイテムを入手することでもポイントが得られます。 スキルツリーは広大で迷いがちですが、まずは以下の基準で選ぶと良いでしょう。
- パッシブスキル:常時発動する効果(気力回復速度アップ、体力最大時にダメージ軽減など)。これらは腐ることがありません。
- 気力削り技:前述した「蹴り」や「柄打ち」系の武技。
- 受け身・残心強化:基本動作を強化するもの。
探索での習得 今作では、宝箱やミッション報酬、あるいは「地獄武器」などの特殊なアイテムを経由してスキルを覚えることもあります。探索を疎かにせず、マップの隅々まで調べることがキャラクターの強化に直結します。
全武器共通スキルの重要性
特定の武器種でしか使えないスキルも多いですが、優先すべきは「全武器共通」のカテゴリにあるスキルです。
- 残心(ざんしん):攻撃後の気力回復を早める基本中の基本。
- 流転(るてん):残心成立時に構えを切り替えると気力がさらに回復する。
- 組み打ち・追い討ち:気力切れやダウン中の敵への大ダメージ技。
これらはどの武器を使っていても必須となるテクニックです。特に「流転」をマスターすると、無限に近い気力を得ることができ、攻めを継続し続けることができるようになります。
秘伝書と改変武技の奥深さ
ボスを倒すと稀に「秘伝書」をドロップすることがあります。これはスキルツリーには存在しない、そのボス独自の技を習得できるアイテムです。非常に強力かつ派手な技が多いので、収集要素としても魅力的です。
また、「改変武技」というシステムも存在します。これは既存の武技の性能をカスタマイズするものです。 例えば、「威力を上げる代わりに気力消費が増える」「属性を付与する」「ステータスの影響を変更する」といった効果を武技にセットできます。自分のプレイスタイルやステータス振りに合わせて技をチューニングできるため、同じ武器を使っていてもプレイヤーごとに全く異なる使用感になります。
装備選びで変わる世界|ステータスと特殊効果
「強い装備を拾ったらとりあえず装備する」だけでは、仁王3の真価は発揮できません。装備重量と特殊効果のパズルを解くことが重要です。
敏捷さ(装備重量)のA・B・C評価
防具には「重さ」があり、総重量によって「敏捷さ」のランクが決まります。
| 敏捷さランク | 装備重量率 | 特徴 | 適正プレイスタイル |
|---|---|---|---|
| 敏捷さ A | 30%以下 | 気力回復が最速。回避距離が長い。防御力は低い。 | ヒット&アウェイ、回避主体 |
| 敏捷さ B | 30.1%〜70% | バランス型。気力管理もしやすく防御も確保できる。 | 初心者に最も推奨 |
| 敏捷さ C | 70.1%〜100% | 気力回復が遅い。回避性能が低い。防御力は高い。 | ガード主体、タンク役 |
| 敏捷さ D | 100%超過 | 気力消費が激増し、まともに動けない。 | 論外(即刻調整が必要) |
初心者は、まず**「敏捷さB(重量70%以下)」**を目指して装備を組みましょう。敏捷さCになると気力管理が極端に難しくなり、攻撃後の隙もカバーしきれなくなります。逆に敏捷さAは快適ですが、防御力が紙になるため、ワンミスで死ぬリスクが高まります。慣れるまではBが最適解です。
揃え効果(セットボーナス)の選び方
装備名に「~の恩寵」や「西国無双の誉れ」といったシリーズ名がついている場合、同じシリーズの装備を複数箇所に装備することで「揃え効果」が発動します。 2つ揃えで体力アップ、4つ揃えで近接ダメージ増加など、その効果は強力です。
バラバラの装備で防御力を数ポイント上げるよりも、多少レベルが低くてもセット効果を発動させた方が総合的な戦闘力は高くなることが多いです。「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」というアクセサリを入手すると、セット装備の必要数を-1できるため、複数のセット効果を重複させる高度なビルドも可能になります。
ステータス反映と改造
武器には「攻撃力反映(心)」のように、どのステータスを上げれば攻撃力が伸びるかが設定されています。 刀なら「心」、槍なら「体」、斧なら「剛」がメインの反映ステータスです。 さらに、鍛冶屋での「改造」を行うことで、この反映ステータスを変更したり、特化させたりすることができます。 「技」のステータスばかり上げているのに、「剛」反映の斧を使っていては攻撃力が出ません。自分の育成ステータスと武器の反映ステータスが合致しているかを常に確認しましょう。
戦況をコントロールする|状態異常とアイテム
戦闘は剣戟だけではありません。搦手(からめて)を使うことで、不利な状況を覆せます。
状態異常と属性やられの効果一覧
属性攻撃を与え続けると、敵は「属性やられ」という状態異常になります。これはプレイヤーにも適用されるので注意が必要です。
- 火属性やられ:徐々に体力が減少する(毒と同様)。
- 水属性やられ:防御力が低下し、受けるダメージが増加する。
- 雷属性やられ:移動速度と攻撃速度が低下する。
- 風属性やられ(今作の特徴):気力消費量が増加し、崩されやすくなる。
特に強力なのが**「混沌やられ」**です。これは2種類以上の属性やられを同時に付与することで発生します。混沌状態になった敵は、被ダメージが激増し、気力回復が停止します。ボス戦での最大火力を出すためには、この混沌やられを狙うのがセオリーです。
必須アイテムとショートカット登録
戦闘中にメニューを開いてアイテムを探している暇はありません。以下のアイテムはショートカットに登録しておきましょう。
- 仙薬:基本の回復アイテム。
- 毒消し・麻痺治しの針:エリアによっては必須。特に麻痺は動けなくなるため致命的です。
- 護摩の灰:蓄積した属性値を解除します。
- 変わり身の術(忍術):HPが0になっても一度だけ空蝉のように復活できる。保険として最強です。
陰陽術と妖怪技のサポート
陰陽術の「遅鈍符(敵の動きを遅くする)」や「金剛符(防御力アップ)」は、アクションが苦手な人ほど使うべき救済措置です。これらは使用回数に制限がありますが、社(セーブポイント)で拝むことで補充されます。消耗品ではないので、雑魚戦でも惜しみなく使って構いません。
また、妖怪からドロップする「魂代(たましろ)」を憑着させることで使える妖怪技も、状態異常付与に役立ちます。例えば、多段ヒットする妖怪技なら属性蓄積が早く、一気に属性やられに持ち込むことができます。
新アクションの衝撃|ジャンプとしゃがみの戦術
仁王3から導入された「ジャンプ」と「しゃがみ」は、これまでの「地続きの死にゲー」から「立体的なアクション」へと進化させました。
ジャンプによる立体的探索とステルス
ジャンプの最大の恩恵は探索ルートの拡大です。屋根の上、崩れた壁の向こう側など、これまでは行けなかった場所にアイテムや隠しルートが存在します。 高い場所に陣取っている遠距離攻撃の敵(弓兵や鉄砲兵)に対し、正面から撃ち合わずに、屋根伝いに接近して背後から奇襲するといったルート構築が可能になりました。
また、ジャンプ中は足音が鳴らないため、敵の背後に素早く近づく手段としても有効です。ゆっくり歩くよりも速く、かつ気づかれずに接近できるため、先制攻撃のチャンスが増えます。
空中コンボとジャンプ攻撃のメリット
戦闘においてもジャンプは有効です。
- 打点の高さ:空中に浮いている敵や、巨大な妖怪の頭部(弱点であることが多い)を直接狙えます。
- ガードされにくい:ジャンプ攻撃は弾かれにくい特性を持つことが多く、ガードを固める人間兵士に対して強引に攻める起点になります。
- 下段攻撃の回避:敵の足払いアや衝撃波など、地面を這う攻撃をジャンプで回避しつつ、空中から反撃を入れるスタイリッシュな攻防が可能です。
しゃがみによる納刀キャンセルテクニック
「しゃがみ」はステルス(敵に見つかりにくくなる)だけでなく、戦闘テクニックにも応用できます。 しゃがみ状態に移行すると、キャラクターは強制的に「納刀状態」になります。これを利用し、武器を振った直後にしゃがむことで、瞬時に納刀状態を作り出すことができます。
これがなぜ重要かというと、居合い斬りなどの「納刀状態からしか出せない高威力技」を、コンボの最中にスムーズに組み込めるようになるからです。 「通常攻撃→しゃがみ(一瞬)→居合い」という連携は、操作難易度は高いですが、マスターすれば凄まじい火力を叩き出せます。上級者を目指すならぜひ練習したいテクニックです。
まとめ
仁王3の戦闘は、覚えることが多い分、理解すればするほど自由度が広がる奥深いシステムです。
- 気力管理を徹底する:無理に攻めず、残心や流転を意識する。
- 防御行動を複合させる:ガード仕込み回避でリスクを減らす。
- 装備とステータスを見直す:敏捷さB以上、頑強さを意識する。
- 新アクションを活用する:ジャンプとしゃがみで地形と間合いを制する。
まずはこれらの基礎を意識してプレイしてみてください。何度も落命するでしょうが、その度に知識と経験が蓄積され、気づけば強敵を圧倒できるようになっているはずです。それが「仁王」というゲームの最大の報酬なのですから。
筆者情報
桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。




















