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【キングダム覇道】新キャラSSR「蒙驁(もうごう)」の評価とおすすめ編成を徹底解説

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、「新しく実装された蒙驁(もうごう)を獲得すべきか」、「手に入れたけれど、どの武将と組み合わせれば最強の部隊が作れるのか」、あるいは「護タイプは火力不足になりがちだが、蒙驁はどう運用すれば輝くのか」といった点が気になっていると思います。

この記事を読み終える頃には、蒙驁という武将のポテンシャルを120%引き出すための編成理論、具体的な運用シーン、そして育成の優先順位についての疑問が完全に解決しているはずです。

この記事の要約
  1. 耐久力と復帰力を兼ね備え、現環境で「9.8点」を叩き出す護タイプの最高峰であること
  2. 麃公(ひょうこう)との相性が抜群で、戦威バフの起点として最強の副将枠になること
  3. 技能「白老」による堅固付与とデバフ解除により、高難易度クエストでの安定感が段違いであること
  4. 副将1に配置することで連鎖順を最適化し、最大火力を出すためのロジックが存在すること

 

それでは解説していきます。

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蒙驁(もうごう)の評価:耐久とバフを兼ね備えた「白老」の実力

総合評価:9.8点 / 10点満点

まず結論から申し上げますと、蒙驁(もうごう)の評価は**現環境トップクラスの「9.8点」**と言えます。これはリセマラランキングでも即終了ライン、既存プレイヤーであれば何としてでも確保すべき「人権級」の評価です。

なぜこれほど高い評価になるのか。それは彼が単なる「壁役」に留まらない、攻撃の起点作りとしての役割も高度にこなせる「ハイブリッドな護タイプ」だからです。

従来の「護」タイプの武将は、防御力は高いものの攻撃性能が低く、敵を倒しきる前にジリ貧になったり、タイムアップになったりすることが多々ありました。しかし、蒙驁はその常識を覆す性能を持っています。自身は驚異的な回復能力で耐え続け、味方には強力な攻撃バフ(戦威上昇)を撒く。まさに「不沈艦」でありながら「空母」のような役割を果たします。

耐久性能の高さ:負傷兵回復という「ゾンビ戦法」

蒙驁を語る上で外せないのが、戦法「常勝戦術」に含まれる**「負傷兵回復」**の効果です。

  • 効果内容:負傷兵を最大兵力の20%回復

この「20%」という数字、一見すると地味に見えるかもしれません。しかし、実際の戦闘においてはこの効果が戦局を左右します。

キングダム覇道の戦闘システムにおいて、兵力が0になることは部隊の壊滅を意味します。通常、ダメージを受けると兵力は減っていきますが、その一部は「死亡」せず「負傷兵」としてストックされます。蒙驁の戦法は、このストックされた負傷兵を戦闘中に即座に戦線復帰させることができるのです。

例えば、最大兵力が10,000の部隊であれば、一度の戦法発動で2,000の兵士が蘇ります。 特に連戦が続く攻城戦や、敵の猛攻を耐え凌ぐ必要がある防衛戦において、戦法が発動するたびに実質的なHPが回復し続けることになります。これが回転し始めると、相手からすれば「倒しても倒しても復活してくる」ような、極めて厄介な耐久力を発揮します。これこそが蒙驁が「白老」と呼ばれる所以、老獪かつ粘り強い戦い方の真骨頂です。

戦威上昇バフ:味方の火力を底上げする

もう一つの評価ポイントは、「戦威(せんい)」の上昇効果です。

  • 効果内容:自部隊と同じ横列の部隊の戦威を20%上昇

「戦威」は、最近の環境で重要視されているステータスの一つです。これはクリティカル発生率や、特定の武将(麃公など)のスキル威力に直結するパラメータです。

蒙驁自身が直接的な大ダメージを出すわけではありません。しかし、彼が戦威を高めることで、隣に配置したアタッカーが本来の性能以上の火力を発揮できるようになります。 「守るだけでなく、味方を鼓舞して攻めさせる」。このバッファーとしての能力が、他の護タイプ武将と蒙驁を明確に差別化しています。

弱化効果の解除:デバフ環境への明確な回答

忘れてはならないのが**「弱化効果(デバフ)を3つ解除」**という性能です。

最近の環境では、以下のような致命的なデバフを付与してくる敵武将が増えています。

  • 防御力ダウン:一瞬で溶かされる原因になります。
  • 攻撃速度低下:DPS(秒間ダメージ)が激減します。
  • 燃焼・毒:継続ダメージで回復が追いつかなくなります。
  • 技能封印:スキルの発動を止められます。

これらを放置しておくと、どれだけステータスが高くても機能不全に陥ります。 蒙驁は戦法発動時にこれらを「3つ」も解除できます。「1つ」や「2つ」解除の武将はいますが、「3つ」解除できる武将は貴重です。主要なデバフはほぼ全てリセットできると考えて良いでしょう。この「クレンズ(浄化)能力」があるだけで、高難易度クエストや対人戦(PvP)での安定感が段違いになります。

戦法・技能の詳細解説:なぜ「白老」は落ちないのか

ここでは、蒙驁が持つスペックを数値面から細かく分析していきます。

戦法:常勝戦術(じょうしょうせんじゅつ)

  • 発動間隔:標準的
  • 連鎖順:普通
  • 効果範囲:自部隊と同じ横列の部隊

効果の詳細分析と戦術的価値

  1. 弱化効果解除(3つ)
    • 戦術的価値Sランク。前述の通り、デバフまみれの現環境へのカウンターとして機能します。特に「恐怖」や「混乱」といった行動阻害系のデバフを受けにくい立ち回りが可能になります。
  2. 防御40%上昇
    • 戦術的価値Aランク。自身の「護」タイプとしての硬さをさらに引き上げます。40%という倍率は、バフとしてはかなり高水準です。これにより、物理攻撃主体の敵に対して圧倒的な硬さを誇ります。
  3. 戦威20%上昇
    • 戦術的価値Sランク。攻撃のスイッチです。特に開幕のぶつかり合いで、相手より先に高い戦威を確保することで、クリティカル合戦を制することができます。
  4. 負傷兵20%回復
    • 戦術的価値SSランク。最大兵力に対する割合回復なので、兵力が多いほど、そして部隊のランクが高いほど恩恵が大きくなります。兵士数が数万規模になる後半戦では、数千単位の兵力が回復するため、戦況をひっくり返す力があります。
  5. 反撃強化50%付与
    • 戦術的価値Bランク。地味ながら強力です。殴られた際に相手に返すダメージが増えます。防御が高い蒙驁は被ダメを抑えつつ、反射で削る戦法も取れるため、手数を稼げます。

技能:頑健(がんけん)

  • 効果:部隊の防御力が上昇(最大Lv5で+20%)

シンプルですが、腐ることがない最強のパッシブスキルの一つです。 常に防御力が20%上がっている状態というのは、最高レアリティの防具を1〜2個追加で装備しているのと同義です。 この技能のおかげで、蒙驁を編成した部隊はとにかく「ベースの硬さ」が違います。敵の攻撃が激しい最前線、特に敵城への張り付き役として最適です。

技能:白老(はくろう) ※Lv30解放

  • 条件:自身が主将、または副将で主将と共通する個性が合計2個以上
  • 効果:交戦開始時、堅固5%を付与(10秒)

これは「開幕の事故死」を防ぐための技能です。 「堅固」とは、ダメージを一定量無効化あるいは軽減するシールドのような効果です。 条件にある「共通する個性」ですが、蒙驁は「防御」「経験豊富」といった汎用的な個性を持っています。麃公や王翦といった名だたる武将と個性が被りやすいため、発動条件を満たすのは難しくありません。 特に、対人戦における開幕の高火力スキル(いわゆる「ぶっぱ」)を耐えるための保険として機能します。

シーズン技能:シーズン2(Lv40+練達で解放)

  • 効果:攻撃を受けた際、負傷兵として生存する兵力+10%

これが非常に重要です。蒙驁を運用するなら、ここまでの育成を目指すべきです。 通常、攻撃を受けて減った兵士の一部は「死亡」扱いとなり、その戦闘中は二度と回復できません。しかし、この技能があると「死亡せずに負傷兵として残る」確率(割合)が増えます。

つまり、戦法による「負傷兵回復」の対象となるパイ自体を増やすことができるのです。 「回復スキルを持っているが、回復させる負傷兵がいない(みんな死んでしまった)」という悲しい事態を防ぎ、ゾンビ戦法の効率を極限まで高めます。シーズン2を戦い抜く上で、この技能の有無は継戦能力に直結します。

おすすめ編成:麃公(ひょうこう)との「爆発力」シナジー

蒙驁を運用する上で、最も推奨される編成パートナー。それは間違いなく**「麃公(ひょうこう)」**です。 この二人の組み合わせは、現環境における「盾」と「矛」の最強の融合形と言えます。

高威力「戦威ダメージ」を叩き出すロジック

この編成の核となるのは、麃公の戦法が持つ「戦威の数値に応じてダメージが上昇する」という特性と、蒙驁の「戦威を上昇させる」という特性の完璧な噛み合いです。

理想的なコンボの流れ

  1. 蒙驁が戦法発動(先攻)
    • 味方のデバフを解除し、防御を上げ、そして「戦威」を20%上昇させます。この時点で部隊の状態は最高潮になります。
  2. 麃公へ連鎖(後攻)
    • 蒙驁によって高められた戦威を受け取った状態で、麃公が戦法を発動します。
  3. 大ダメージ発生(フィニッシュ)
    • 麃公の攻撃は、自部隊の戦威が高ければ高いほど威力が跳ね上がります(最大で400%など)。さらに、蒙驁の防御バフにより、敵の反撃を恐れずに突撃できます。

この流れを作ることで、単体では出しにくい超火力を実現することが可能です。

具体的な編成例:対部隊・殲滅特化型

ここで、私が実際に使用し、その強さを実感した「蒙驁×麃公」のテンプレート編成を紹介します。

役割 武将名 役割と採用理由
主将 麃公(ひょうこう) この編成のメインアタッカー。「本能」型の極致。戦威依存の超強力な一撃を持つ。連鎖順が「遅い」のがポイント。
副将1 蒙驁(もうごう) 最重要ポジション。 主将より先に動いてバフをかけるため、ここに配置する。耐久力の底上げ役であり、エンジンの点火役。
副将2 縛虎申(ばくこしん) 攻撃と対物特効を上げつつ、さらに戦威ダメージを追撃するサブアタッカー。特攻隊長。「命を投げ打つ」覚悟の火力が魅力。
補佐1 姜燕(きょうえん) 技能「助勢」により、さらに戦威を底上げする。弓タイプで射程やステータス補正も優秀。廉頗四天王の一角。
補佐2 楚水(そすい) 同じく戦威サポートや、部隊の安定感を高めるために採用。汎用性が高い。騎馬隊との相性が良い。

なぜ蒙驁を「副将1」にするのか?【重要】

ここが初心者の方がやりがちなミスなのですが、蒙驁と縛虎申の配置順には厳格なルールがあります。

  • 蒙驁:連鎖順「普通」
  • 縛虎申:連鎖順「普通」

同じ「普通」の場合、配置されているスロットの若い順(副将1→副将2)に処理される傾向があります(または同時発動時の判定において優先度が変わるケースがあります)。

重要なのは、**「麃公が殴る前に、確実に蒙驁の戦威バフが入っていること」**です。 また、縛虎申も戦威ダメージを持っています。もし縛虎申が蒙驁より先に動いてしまうと、蒙驁のバフがかかっていない状態で攻撃することになり、大幅なダメージロスが発生します。

したがって、「副将1:蒙驁」、**「副将2:縛虎申」**という並びは絶対厳守です。この配置にするだけで、総ダメージ量が目に見えて変わります。

その他の編成案:蒙驁主将の「鉄壁」運用

麃公を持っていない、あるいは防衛戦でとにかく時間を稼ぎたい場合の編成です。

  • 主将:蒙驁
  • 副将1:王翦(おうせん)
    • 蒙驁の元副将。知略と防御に優れ、蒙驁の耐久力をさらに引き上げます。
  • 副将2:桓騎(かんき)
    • 同じく蒙驁の元副将。相手の攻撃力を下げるデバフや奇襲攻撃で、相手を翻弄します。

この「蒙驁軍」編成は、原作ファンにとっても熱い組み合わせですが、実戦でも非常に理にかなっています。王翦・桓騎ともに蒙驁との相性ボーナスが発生しやすく、部隊全体のステータスが高くなります。特に防衛戦において、時間切れ狙いの耐久編成として強力です。

相性の良い武将と個別解説

蒙驁の強みを引き出すには、以下の「個性」を持つ武将と組ませるのが鉄則です。

1. 個性「防御」を持つ武将:基礎ステータスの底上げ

  • 壁(へき)
    • 蒙驁の部隊において、序盤から最も頼りになる副将・補佐候補です。入手難易度が低く、育成しやすいのがメリット。防御力をさらに高め、安定した戦いを提供します。
  • 渕(えん)
    • 信を支え続ける副長。サポート能力が高く、蒙驁の部隊に不足しがちな攻撃速度などを補ってくれます。
  • 番陽(ばんよう)
    • 王賁の教育係。防御バフに特化しており、蒙驁と合わせることで「カチカチ」の部隊が出来上がります。

2. 個性「経験豊富」を持つ武将:ベテランの味

  • 麃公(ひょうこう)
    • 前述の通り、最高のパートナー。
  • 昌文君(しょうぶんくん)
    • ゲージ加速(戦法ゲージの上昇速度アップ)を持っています。蒙驁の戦法回転率を上げることで、回復の回数を増やし、結果として耐久力を上げることができます。
  • 張唐(ちょうとう)
    • 毒などのスリップダメージに強い特性を持つことが多く、蒙驁のデバフ解除と合わせて「状態異常無効」のような立ち回りが可能です。

3. 個性「山陽の戦い」を持つ武将:史実の絆

  • 王賁(おうほん)
    • 攻撃的な槍武将。蒙驁部隊に火力を足したい時に最適です。
  • 蒙恬(もうてん)
    • 孫。蒙驁と同じく受けに強い性能をしており、並べて配置することで前線を維持しやすくなります。
  • 信(しん)
    • 主人公。爆発力があり、蒙驁が作ったチャンスをものにしてくれます。

運用シーン別ガイド

蒙驁をどこでどう使うべきか、具体的なシーン別に解説します。

攻城戦:城壁への張り付き役

攻城戦では、敵の防衛施設や守備兵からの激しい攻撃に晒されます。 蒙驁部隊は、その高い防御力と回復能力を活かし、**「真っ先に城壁に取り付く役(タンク)」**として運用するのがベストです。

敵の攻撃を蒙驁部隊が一手に引き受けている間に、後方から弓部隊や高火力のアタッカー部隊が攻撃する。この基本戦術を最も安定して遂行できるのが蒙驁です。 また、攻城兵器へのダメージを軽減するスキル構成にすれば、破城槌としての役割も期待できます。

領土戦:拠点防衛の要

領土戦の防衛部隊として配置する場合、蒙驁は非常に嫌らしい存在になります。 攻め手からすると、「削っても回復される」「デバフが効かない」ため、攻略に時間がかかります。 領土戦は時間の奪い合いでもあるため、相手に「この拠点は落とすのに時間がかかりそうだ」と思わせるだけで抑止力になります。 防衛設定では、主将として配置し、副将に王翦や壁などを置いてガチガチに固めるのがおすすめです。

討伐戦(イベントボス):長期戦でのサポーター

強力なボスと戦う討伐戦では、戦闘が長引く傾向があります。 ここでは蒙驁の「継続的な回復」と「戦威バフ」が輝きます。 ボスは強力な範囲攻撃やデバフを使ってくることが多いですが、蒙驁がいれば立て直しが容易です。 オート戦闘で放置する場合でも、蒙驁がいると事故率(全滅リスク)が大幅に下がります。

まとめ:蒙驁は確保すべきか?

結論として、**「絶対に確保し、育成すべき武将」**です。

その理由は以下の3点に集約されます。

  1. 腐らない「防御&回復」性能
    • アタッカーは環境のインフレによって火力が陳腐化しやすいですが、防御バフや回復、デバフ解除といったユーティリティ(便利枠)は、いつの時代も必要とされます。長く使えるキャラです。
  2. 麃公という相棒の存在
    • 現環境の強力なアタッカーである麃公のベストパートナーである以上、麃公を持っているなら必須。持っていなくても、フレンドの麃公を借りる際に自前の蒙驁がいるだけで戦略の幅が広がります。
  3. 高難易度コンテンツへの適正
    • 今後追加されるであろう、より高難易度な攻城戦やイベントボスに対して、蒙驁の耐久力は必ず鍵になります。

最後に筆者から一言

「白老」蒙驁。 原作では、決して派手な武功を立てるタイプではありませんでしたが、堅実に勝ちを拾い、部下(王翦や桓騎)の才能を活かす器の大きさを見せました。廉頗に勝てなかった過去を持ちながらも、最後には彼なりの戦い方で勝利を掴み取りました。

キングダム覇道における彼の性能は、まさにそのキャラクター性を体現しています。 彼一人が無双して敵をなぎ倒すわけではありません。しかし、彼がいることで部隊全体が強くなり、負けない軍団が出来上がる。 派手さはないが、気づけば戦場に最後まで立っている。そんな武将です。

もしガチャで引けたなら、優先的にリソースを割いて育ててください。 必ずやあなたの軍勢を支える「大黒柱」となってくれるはずです。

それでは、戦場でお会いしましょう!

筆者情報

筆者:桐谷シンジ

フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。 幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。 キングダム覇道はサービス開始初日からプレイを継続中。プレイスタイルは「理論に基づいた堅実な編成」を好み、データの検証に余念がない。 最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたことと、深夜の攻城戦による寝不足。

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