編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、2026年発売予定の『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち リイマジンド』における最新の職業システムや、特に「マスター職」と呼ばれる新要素が気になっていることでしょう。
かつての「最上級職」がどのように進化し、戦略にどう関わるのか、公式情報を元に徹底的に深掘りしていきます。
この記事を読み終える頃には、本作のジョブビルドに関する疑問がスッキリと解決し、発売日までの育成プランが見えてくるはずです。
1 マスター職は上級職2種以上を極めることで転職可能な究極の職業
2 勇者の証や分身などバースト効果による爆発的な火力と補助能力
3 習得特技の引き継ぎ制限により職業ごとの役割分担がより明確化
4 モンスターの心が放つ無敵効果など装備品を凌駕する強力な恩恵
それでは解説していきます。
マスター職システムの新概念と転職条件
本作『ドラゴンクエストVII リイマジンド』において、最も注目すべき変更点の一つが「マスター職」の導入です。
これまでのシリーズや旧作では「最上級職」などと呼ばれていたポジションが、本作では正式に「マスター」というカテゴリーで統一されました。
このセクションでは、その定義と判明している転職条件について解説します。
マスター職とは何か:最上級職の新たな定義
マスター職は、複数の上級職を極めた(熟練度を最大にした)者だけが到達できる、文字通り「道を極めた者」の職業です。
代表的な職業として「ゴッドハンド」「天地雷鳴士」「勇者」が挙げられます。
これらは単にステータスが高いだけでなく、固有の「バースト効果」という強力なシステムを有しているのが最大の特徴です。
バーストシステムの導入
マスター職には、戦闘中に特定の条件下で発動できる「バースト」が存在します。
これは『ドラゴンクエストXI』のゾーンに近いシステムとも推測されますが、より職業ごとの個性が際立つ設計になっています。
例えば、勇者であれば「覇者の特技」の使用、ゴッドハンドであれば「分身」による連続攻撃など、戦況を一変させる力を秘めています。
判明している転職条件の変化
リイマジンド版では、オリジナル版(PS1)やリメイク版(3DS)と比較して、転職条件に一部調整が入っていることが公式映像から読み取れます。
| 職業名 | 推定される転職条件(リイマジンド版) | 変更点・備考 |
| ゴッドハンド | バトルマスター + パラディン | 基本的に従来通りだが、ステータス補正が調整 |
| 天地雷鳴士 | 賢者 + スーパースター + α | 条件となる職業が3つのうち2つを極める形式に変更か |
| 勇者 | 上級職のうち指定された7種類から複数 | ゴッドハンド・天地雷鳴士が条件から除外された可能性大 |
勇者の転職ハードルの調整
特筆すべきは「勇者」の条件です。
これまでは「上級職を3つ極める」といった比較的緩い条件でしたが、本作では「ゴッドハンドや天地雷鳴士を経由して勇者になる」というルートが制限されているようです。
これは、特定の最強職に偏るのを防ぎ、多様なパーティ構成を楽しんでもらいたいという開発側の意図が感じられます。
ゴッドハンドと勇者の新バースト能力
マスター職の中でも物理アタッカーの最高峰である「ゴッドハンド」と、パーティの核となる「勇者」には、それぞれ強力な専用能力が用意されています。
ゴッドハンド:最強の物理破壊力「分身」
ゴッドハンドのバースト効果として発表された「分身」は、本作のバランスを揺るがしかねないほど強力です。
分身の驚異的な仕様
これまでのシリーズでの「分身」は、1ターン溜めて次ターンの行動を3倍にするというものが一般的でした。
しかし、本作のバーストによる分身は「ターンを消費せずに発動」し、その直後の攻撃を3倍にする、あるいは3回分にするという性質を持っています。
これにより、本来であれば攻撃チャンスを逃していた溜めターンが不要になり、純粋な瞬間火力が極限まで高まっています。
全身全霊斬りとのコンボ
新特技「全身全霊斬り」がゴッドハンドで習得可能である場合、この分身と組み合わせることで、一撃で数千ダメージを叩き出すことが可能です。
「破壊神」の異名にふさわしい、脳筋(物理特化)プレイを好むプレイヤーにとっては最高の職業と言えるでしょう。
勇者:戦場を支配する「勇者の証」
勇者のバースト効果「勇者の証」は、勇者だけが扱える「覇者の特技」を会得するというものです。
覇者の特技の正体
現時点では具体的な技名は伏せられていますが、ファンの間では「いてつくはどう」や「ギガジャスティス」の系譜ではないかと予測されています。
特に「いてつくはどう」は、これまで熟練度で習得するものでしたが、バースト限定技になったことで、その希少価値と戦略性が向上しています。
バフを多用する強敵への対抗策
「いてつくはどう」がバースト専用になったということは、逆説的に「敵が強力なバフ(バイキルトやスカラ等)を頻繁に使用してくる」という難易度調整の裏返しでもあります。
勇者がパーティにいるかいないかで、ボスの難易度が劇的に変わるシーンが増えるかもしれません。
天地雷鳴士の強化と魔術的な役割
物理のゴッドハンドに対し、魔術・召喚の最高峰として君臨するのが「天地雷鳴士(てんちらいめいし)」です。
幻魔召喚の進化とグラフィック
天地雷鳴士の代名詞である「げんま召喚」は健在です。
カカロン、バルバルー、クシャラミ、ドメディといった幻魔たちが、現代のクオリティによる「ドールルック」で戦場に降臨します。
それぞれが自動で行動し、回復、攻撃、補助とパーティの隙間を埋めてくれるため、人数以上の戦力を展開できる強みは変わりません。
呪文ラインナップの再編:マダンテの習得
驚くべきことに、本作のマリベル(天地雷鳴士と思われる状態)のスキル欄には「マダンテ」が確認されています。
かつてはモンスター職の極みでしか習得できなかった究極呪文が、人間職のマスタークラスで習得可能になったことは大きな強化です。
地獄の火炎とジゴスパークの仕様変更
これまでの天地雷鳴士は、攻撃範囲が曖昧な特技が多かったですが、本作では「グループ攻撃」や「全体攻撃」といった区分が明確化されています。
また、ジゴスパークには「麻痺」の追加効果が強化されており、単なるダメージソース以上の役割を期待できます。
| 特技名 | 変更点・特徴 |
| ジゴスパーク | 範囲がグループになり、麻痺の付与確率が上昇 |
| マダンテ | 特技ではなく「呪文」カテゴリーとして登場か |
| コーラルレイン | 船乗りで習得する呪文として、序盤から中盤の主力に |
職業スキルの引き継ぎ制限という大きな転換点
本作で最も議論を呼びそうなのが、習得した呪文や特技の「引き継ぎ制限」です。
これまでのDQ7リメイク(3DS版)では上級職の技が引き継げない仕様でしたが、本作ではさらに厳格化されている可能性が高いです。
職業固有のスキルスロット
公開された戦闘画面では、天地雷鳴士になったマリベルの特技欄が非常にスッキリとしています。
これは、以前の職業(僧侶や魔法使い、賢者など)で覚えたはずの呪文が、現在の職業では使用できないことを示唆しています。
「かけ持ち」システムの重要性
この制限を緩和するためのシステムとして「かけ持ち(サブ職)」が存在すると推測されます。
メインの職業とは別に、もう一つ職業の恩恵を受けられる枠があることで、戦略の幅を広げる仕組みです。
例えば、「天地雷鳴士」をメインにしつつ、サブに「僧侶」を置くことで、ベホマラーなどの回復呪文を補うといったビルドが必要になるでしょう。
役割分担の明確化によるゲーム性の向上
この仕様変更は、一見不便に感じますが、ゲームとしては非常に健全な調整です。
「全員が全ての呪文を使える」状態だと、結局はステータスの高い職業に全員が転職するだけのゲームになってしまいます。
「踊り系の技を使いたいならスーパースターになるしかない」といった制約があることで、パーティ内での個々の役割が際立つのです。
モンスターの心と装備の新要素
職業システムと並行して、キャラクターを強化する重要な要素が「モンスターの心」と「装備外見(着せ替え)」です。
チート級の効果?洞窟魔人の心
新たに公開された「洞窟魔人の心」の効果が、プレイヤーの間で波紋を広げています。
その効果は「3ターンに1度、全ての攻撃を受け付けなくなる」という、極めて強力なパッシブ能力です。
無敵状態の仕様推測
「アストロン」のように行動不能になるのか、あるいは行動可能なまま無敵になるのかは不明ですが、もし行動可能であればバランス崩壊レベルの性能です。
本作において「心」は、単なる転職用アイテムではなく、アクセサリーのように装備して強力な特殊効果を得るための「ビルドパーツ」としての側面が強まっています。
心の入手方法の多様化
強モンスター(サイクロプス強、井戸魔人強など)を倒すことで、これらの「心」を入手できる機会が増えているようです。
宝箱からの入手だけでなく、フィールド探索や強敵撃破が直接的な戦力アップに繋がる仕組みです。
イベントシーンに反映される着せ替え
本作では、装備品によってキャラクターの見た目が変わる「着せ替え」が、イベントシーンにもそのまま反映されます。
予約特典や体験版特典の活用
体験版をプレイすることで入手できる「おやすみワンピース」などの限定衣装も、物語のシリアスな場面で着用させることが可能です。
シュールな光景を楽しむのもよし、自分好みのコーディネートで旅を彩るのもよしの、ファンには嬉しい要素です。
闘技場とクリア後のやり込み要素
冒険の中盤以降、プレイヤーを待ち受けるのが「コスタール」に存在する闘技場です。
闘技場のシステムと報酬
本作では、従来の「ラッキーパネル」以外のギャンブル要素が整理され、その代わりに闘技場が大きな役割を担っています。
パーティメンバーから1人を選出
闘技場は、パーティ全員で挑むのではなく、代表者1人を選んで連続戦闘に挑む形式です。
選ぶキャラクターの職業や装備(そしてモンスターの心)の組み合わせが、勝利の鍵を握ります。
豪華な記念品「ちからのたね」など
ブロンズ杯などの各ランクをクリアすることで、ステータスアップアイテムである「ちからのたね」などが手に入ります。
キャラクターを極限まで強化したいプレイヤーにとって、避けては通れない聖地となるでしょう。
リイマジンド版に向けた育成アドバイス
最新情報を踏まえ、発売後にスムーズに「マスター職」へ到達するための、現時点での最適解を考察します。
序盤は基本職のマスターを急ぐ
「引き継ぎ制限」がある以上、多くの職業を浅く触れるよりも、必要な呪文・特技を持つ職業を確実に極めることが重要です。
特に回復手段を確保するため、誰か一人は「僧侶」を経由し、そのまま「賢者」を目指すルートが安定するでしょう。
物理キャラはバトルマスター直行ルート
ガボやアイラといった物理アタッカーは、脇目を振らずに「戦士」と「武闘家」を極め、「バトルマスター」へと急ぐのが正攻法です。
その後、パラディンを経て「ゴッドハンド」の分身を手に入れれば、中盤以降のボス戦が劇的に楽になります。
モンスターの心集めを怠らない
本作では武器の攻撃力以上に、「心のパッシブ効果」が重要になる局面が多いと予想されます。
フィールドで見慣れない「強」のついたモンスターを見かけたら、積極的に戦い、心をドロップするまで粘る価値はあるはずです。
まとめ
『ドラゴンクエストVII リイマジンド』の職業システムは、旧作の良さを残しつつ、現代的な「役割分担(ロールプレイ)」を重視した形へと劇的に進化しています。
マスター職の「バースト能力」は、これまでの単調になりがちだった戦闘に、リソース管理と発動タイミングという新たな戦略性を持ち込みました。
特に「引き継ぎ制限」という大胆なメスを入れたことで、プレイヤーごとに異なる「自分だけの最強パーティ」を模索する楽しさが倍増しています。
ゴッドハンドで圧倒的な破壊力を楽しむか、天地雷鳴士で華麗に戦場を操るか。
発売日の2月5日(デラックス版なら2月3日)が待ち遠しいですね。
筆者情報
筆者:桐谷シンジ
フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。
幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。
ドラクエシリーズは幼少期から全作品をやり込んでおり、本作DQ7リイマジンドも最速クリアを目指して待機中。
最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。
























