編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられている質問に、実体験を交えてお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、「あつ森で理想の島を作りたいけれど、資金（ベル）が足りない」「カブで一発逆転を狙いたいが、大損して破産するのが怖い」「もっと確実で、ストレスのない稼ぎ方を知りたい」と悩んでいることと思います。
「あつ森」のベル稼ぎといえば「カブ」が代名詞ですが、実はカブには初心者が見落としがちな「構造的なリスク」が潜んでおり、安易に手を出して全財産を失うケースも少なくありません。 私自身、過去にカブ価の暴落（減少型）で泣きを見た経験があり、それ以来「脱・カブ依存」の堅実な稼ぎ方を徹底的に研究してきました。
この記事を読み終える頃には、カブというギャンブルに頼らなくても、毎日楽しくプレイするだけで数百万、数千万ベルを確実に貯蓄するための具体的なロードマップが見え、お金の悩みから完全に解放されているはずです。
- カブ取引に潜む4つの具体的リスクと元本割れの恐怖
- 毎日のルーティンだけで月300万ベル稼ぐ「塵積」メソッド
- レックス・ジャスティンを極限まで活用した高額売却術
- 最終奥義「青バラ・金バラ」と「料理」による永続的富裕層システム
それでは解説していきます。
カブ（ウリ）によるベル稼ぎの具体的なリスクとは
あつ森において、日曜日の午前にウリからカブを買い、月曜日から土曜日の間にタヌキ商店で売却して差額を稼ぐ「カブ取引」。 一攫千金の代名詞として有名ですが、実は多くのプレイヤーが語らない「構造的なリスク」が存在します。 ここでは、なぜ私が堅実派のプレイヤーにカブをおすすめしないのか、その理由を4つの観点から深掘りします。
カブ価変動パターンによる「ジリ貧」の恐怖
カブ価の変動には大きく分けて4つのパターン（波型、跳ね小型、跳ね大型、減少型）が存在しますが、最も恐ろしいのが「減少型（ジリ貧）」です。 これは、購入した価格から一度も値上がりすることなく、毎日少しずつカブ価が下がっていく絶望的なパターンです。
例えば、1カブ100ベルで100万ベル分購入したとします。 月曜日に90ベルになり、火曜日に85ベルになり、木曜日には60ベルに……と下がっていき、最終的に土曜日の午後に40ベル程度まで落ち込むことがあります。 この場合、月曜から土曜のどのタイミングで売っても赤字が確定します。 もし100万ベル投資して40万ベルしか戻ってこなければ、60万ベルの損失です。 初心者の場合、この「減少型」を引いた際の見極めができず、「明日には上がるかもしれない」「午後は回復するかもしれない」という希望的観測（サンクコストバイアス）で土曜日まで持ち越してしまい、結果的に大損害を被るケースが後を絶ちません。
「腐る」という絶対的なタイムリミット
カブには厳格な賞味期限があります。 購入してから1週間、次の日曜日の朝になると、持っているカブはすべて「腐ったカブ」に変化します。 腐ったカブは1つ100ベル（10カブの束ではなく1個単位）というタダ同然の価格でしか売れず、実質的に価値がゼロになります。また、地面に置くとアリが湧くため、衛生面（景観面）でもマイナスです。
忙しい社会人プレイヤーや学生の方によくあるのが、「平日は残業や部活で忙しくてログインできなかった」「土曜日の午後に売ろうと思っていたら、うっかり寝過ごして日曜になってしまった」という事態です。 こうなると、投資した数百万ベルが一瞬にしてゴミの山と化します。 ゲーム内でこれほどの喪失感を味わう要素は他になく、これが原因であつ森のモチベーションを完全に失ってしまう（引退してしまう）人もいるほどです。
時間操作（タイムトラベル）へのペナルティ
あつ森を効率的に進めるために、Switch本体の時計を進めたり戻したりする「時間操作」を行っているプレイヤーもいるでしょう。 しかし、カブは時間操作に対して非常に厳しいペナルティを持っています。 カブを持っている状態で時間を「1分でも過去に戻す」と、その瞬間にすべてのカブが腐ります。 また、時間を未来に進める場合でも、次の日曜日を超えてしまうと腐ります。
カブを持っている間は、時間操作による季節イベントの回収や、建設の短縮、見逃した流星群の回収といったプレイスタイルが厳しく制限されます。 「あ、あの家具を取り逃したから昨日に戻ろう」「キャンプサイトの厳選をしたいから日付を変えよう」と無意識に操作してしまい、ポケットの中のカブが全滅する悲劇は、ベテラン勢でもやってしまうミスの一つです。
マルチプレイ強要の精神的コスト
カブで「確実に」儲けるためには、自分の島のカブ価が下がった時に、カブ価が高騰している「他人の島」へ売りに行く必要があります。 SNSや掲示板で島を開放している人を探し、パスワードを入力して訪問し、列に並んで売却する。 この一連の作業には、膨大な時間と「知らない人と通信する」という精神的なコストがかかります。
- 「マナーを守れ」という圧力
- 「お礼（マイル旅行券やベル袋）を置いていけ」というローカルルール
- 通信エラーによる切断トラブル
- 島への入退場時の長いロード時間
これらに疲弊してしまう人も多く、ソロプレイで気楽に楽しみたい人や、オンライン有料プランに加入していない人にとって、カブは非常に相性が悪い金策と言えるでしょう。
元手ゼロ・リスクゼロで稼ぐ「基本のルーティン」
ここからは、カブのようなリスクを一切負わず、日々のプレイの中で確実に資産を増やしていく方法を解説します。 まずは「元手ゼロ」から始められる、基本中の基本から見ていきましょう。 「チリも積もれば山となる」の精神ですが、これから紹介する方法を徹底すれば、チリどころか小高い丘くらいの資産はすぐに築けます。
ポストとリサイクルBOXの不用品管理
毎日必ずチェックすべきなのが、自宅のポストと案内所にあるリサイクルBOXです。 これらは完全に「不労所得」の源泉です。
住民からの手紙とプレゼント
住民と仲良くなると、頻繁に手紙と共にプレゼントが送られてきます。 中身は洋服や家具が中心ですが、自分の趣味に合わないものや、すでに持っている「被りアイテム」であることも多いはずです。 これらを「とりあえず収納」してしまうのが一番の機会損失です。 収納には限界数（最大5000）がありますが、不用品で埋めてしまうといざという時に整理が大変です。 使わないと判断したら、その足でタヌキ商店に向かい即売却しましょう。 1つ数百ベルから数千ベルにしかならないかもしれませんが、毎日3〜4通届けば、1ヶ月で数万ベルの差になります。
リサイクルBOXの宝の山
案内所のリサイクルBOXは、実は宝の山です。 住民が引っ越した後や、とたけけライブの後、ジョニーを助けた翌日などには必ずチェックしてください。 特に注目すべきは以下のアイテムです。
- ダンボール・紙袋: DIYの素材になりますが、余っていれば売却。
- さびたパーツ: ヒーローロボの材料ですが、作らない人にとっては不用品。1個10ベルと安いですが、プレイヤー間取引では需要があります。面倒なら売ってしまいましょう。
- だらしないシリーズ: 住民が引っ越した後に残していく家具（だらしないベッド、だらしないソファなど）。これは「非売品」であり、カタログ注文もできません。実はプレイヤー間取引では高値がつきますが、商店に売ってもそれなりの値段になります。
- 各種資材: 住民が拾った木材や鉄鉱石が入っていることもあります。
これらは元手が0ベルなので、売れば売るだけ純利益になります。 倉庫を圧迫する不用品を現金化することで、島の整理整頓とお金稼ぎを両立させましょう。
化石鑑定による安定収入（日給約1.5万ベル）
あつ森の島には、毎日必ず4つの化石が地面に埋まっています。 （化石が見つからない場合は、家具やマイデザインで地面が埋まっていないか、崖の裏側など死角になっていないか確認しましょう） これを掘り起こして売るのが、序盤から終盤まで使える最も安定した金策です。
鑑定しないと大損
掘り出した「かせき」をそのまま売ると、一律100ベルにしかなりません。これは絶対にやってはいけません。 博物館のフータに鑑定してもらうことで、価値が数十倍に跳ね上がります。
主な化石の売却額例：
- Tレックスの頭：6,000ベル
- ブラキオサウルスの胸：5,500ベル
- トリケラトプスの頭：5,500ベル
- コハク：1,200ベル（最低ラインでもこの価格）
- 化石の平均売却額：約3,500ベル
- 1日の出現数：4個
- 1日の期待値：約14,000ベル
- 1ヶ月の期待値：約420,000ベル
博物館の化石エリアをコンプリートした後は、化石を掘り出すモチベーションが下がりがちですが、「毎日1万5千ベルが地面に落ちている」と考えれば、掘らない手はありません。 雨の日も雪の日も必ず4つ埋まっているので、ログインしたらまず化石を探す癖をつけましょう。
お金のなる木の最大効率運用
地面が光っている場所を見つけたら、スコップで掘ってみましょう。 1,000ベルが出てきますが、そこで穴を埋めずに、手持ちのベルをその「光る穴」に埋めると、数日後に「お金のなる木」が育ちます。
埋めるべき金額の正解は「1万ベル」
ここで重要なのが「いくら埋めるか」という問題です。 お金のなる木は、埋めた金額の3倍（つまり3袋）の実がなります。 しかし、上限金額の判定には確率が絡みます。
- 10,000ベル以下を埋めた場合：確実にその3倍の額が実る。（例：1,000ベル埋める→3,000ベル実る）
- 10,001ベル以上を埋めた場合：稀にその3倍が実るが、高い確率で「10,000ベル×3」になってしまう。
例えば、99,000ベルを埋めたとして、成功すれば297,000ベルになりますが、失敗（約70%の確率と言われています）すれば30,000ベルにしかならず、69,000ベルの大損です。 このギャンブル要素を排除し、確実に利益を出すための最適解は**「毎回必ず10,000ベルを埋める」**ことです。 これなら確実に30,000ベル回収でき、差引20,000ベルの利益が毎日確定します。
- 1日の利益：20,000ベル
- 1ヶ月の利益：600,000ベル
化石と合わせれば、これだけで月100万ベル以上の収入が何もしなくても確定するのです。 一度収穫したお金のなる木は、ただの広葉樹に戻ります。 景観を維持したい場合は、収穫後に切り倒し、また新しく光る地面を探して植えるサイクルを回しましょう。
自然の恵みをベルに変える「採集・漁業」テクニック
あつ森の基本である「虫取り」「魚釣り」「素潜り」。 これらをただ漫然と行うのではなく、戦略的に行うことで、時給効率を飛躍的に高めることができます。 ここでは、それぞれの効率的な稼ぎ方と、特定の訪問者を活用した倍率アップ術を解説します。
レックスとジャスティンへの「積み立て投資」
案内所が改築された後、不定期で島にやってくる「レックス（カメレオン）」と「ジャスティン（ビーバー）」。 彼らは、それぞれ虫と魚を通常の1.5倍の価格で買い取ってくれます。 この1.5倍という倍率は非常に大きく、彼らが来るまで高額な獲物を「貯金」しておくことが、お金持ちへの近道です。
普段の立ち回り：倉庫への保管
普段プレイしている時は、売値が1,000ベルを超えるような高額な生き物はタヌキ商店に売らず、自宅の収納に保管しておきます。 「家の収納がいっぱいで入らない」という方は、島の空き地に水槽や虫かごを飾っておくのも一つの手です（景観レベルには注意）。
保管推奨リスト（魚）：
- シーラカンス（15,000ベル → 22,500ベル）
- デメニギス（15,000ベル → 22,500ベル）
- サメ類（8,000〜15,000ベル → 12,000〜22,500ベル）
- ゴールデントラウト、イトウなど（15,000ベル → 22,500ベル）
- タイ、イシダイ（3,000〜5,000ベル → 4,500〜7,500ベル）
保管推奨リスト（虫）：
- ヘラクレスオオカブト、オウゴンオニクワガタなど（12,000ベル → 18,000ベル）
- サソリ、タランチュラ（8,000ベル → 12,000ベル）
- カラスアゲハ（2,500ベル → 3,750ベル）
- モルフォチョウ（4,000ベル → 6,000ベル）
- ヨナグニサン（3,000ベル → 4,500ベル）
逆に、アジやスズキ、モンキチョウ、コオロギといった安価な生き物は、収納を圧迫するだけなので即座にタヌキ商店で現金化します。
レックス・ジャスティン来訪時の立ち回り
彼らが島に来たら、収納に貯め込んだ高級魚・高級虫を一気に放出します。 さらに、彼らがいる当日は、島中を駆け回って獲物を乱獲し、その場ですぐに彼らに売却する「乱獲モード」に入りましょう。 彼らは朝5時まで島に滞在しているので、深夜帯に出現するレアな生き物を狙うのも有効です。
虫：ハチ養殖による確実な収益
虫の中で特にコストパフォーマンスが良いのが「ハチ」です。 木を揺すると落ちてくるハチの巣。 刺されるリスクはありますが、慣れれば確実に捕獲できます。
- 通常の売値：2,500ベル
- レックスへの売値：3,750ベル
島にある「広葉樹・針葉樹（フルーツの木以外）」のうち、5本の木には必ずハチの巣が隠されています。 毎日木を揺すって5匹のハチを捕まえれば、それだけで12,500ベル（レックスなら18,750ベル）になります。 ハチは季節や時間帯に関係なく、毎日確実に出現するため、収入源として計算しやすいのが魅力です。
ハチ捕獲のコツ：
- 必ず虫取り網を持った状態にする。
- 木の「正面」に立つ。
- Aボタンで木を揺する。
- ハチの巣が落ちるとキャラクターが驚くモーションを取るが、この時自動的にハチの方を向く。
- モーションが終わった瞬間にAボタンを連打する。
これで100%捕まえられます。薬代を払う必要もありません。
魚：ジャスティンの腕前チェックをクリアせよ
ジャスティンに魚を売るには、簡単な「腕前チェック」をクリアする必要があります。 「サイズの小さい魚を3匹連続で釣る」「とある魚を3匹連続で釣る」などのお題が出されますが、これをクリアしないと買い取りに応じてくれません。 彼を見つけたらまずは話しかけ、すぐにお題をクリアして売却可能な状態にしておきましょう。
釣り大会の日： 釣り大会の日は、参加さえすれば無条件で高額買取してくれます。 さらに、釣った魚は自動的にクーラーボックスに送られるため、ポケットの空きを気にする必要がありません。 この日は撒き餌を大量に用意し、一日中釣り続けるのが正解です。
海の幸：季節を問わない安定の高単価
マリンスーツを着て海に潜る「素潜り」で採れる海の幸。 これは、虫や魚に比べて「ハズレ」が少なく、単価が高いのが特徴です。 また、釣り竿や網のように「道具が壊れない」ため、道具を作り直す手間やコストがかからない点も優秀です。
高額な海の幸の特徴
海面に浮かぶ「泡」の出方で、ある程度何がいるか判別できます。
- オオシャコガイ（15,000ベル）: 泡がまっすぐ少しずつ出る。影が大きい。近づくと猛スピードで逃げる。
- カイロウドウケツ（5,000ベル）: 泡がまっすぐ出る。影は中くらい。そこそこ速い。
- センジュナマコ（10,000ベル）: 影は小さめだが動きが速い。
島の周囲を一周泳いでポケットを一杯にして売れば、だいたい3万〜5万ベルにはなります。 レックスやジャスティンのような高額買取キャラはいませんが、いつでも安定して稼げるため、欲しい家具が売り出されている時などの「即金」を作るのに最適です。
DIYと料理で付加価値をつける「加工貿易」
素材をそのまま売るのではなく、DIYで家具や料理に加工してから売ることで、売却益を底上げすることができます。 これは現実世界で言うところの「付加価値」をつける作業です。
「高額買取品」の活用と罠
タヌキ商店の前にある看板や、まめきちとの会話で確認できる「今日の高額買取品」。 指定されたDIY家具を売ると、通常の2倍の価格で買い取ってくれます。 余っている素材で作れるものが対象になっている場合はチャンスですが、わざわざ貴重な素材を使ってまで作るべきかは判断が分かれます。
おすすめの高額買取ジャンル：かいがらシリーズ
特におすすめなのが「かいがらシリーズ」の家具です。 海岸に落ちている貝殻は、毎日無限に拾える資源ですが、そのまま売ると安値です。 しかし、「かいがらのアーチ」や「かいがらのベッド」などの家具に加工すると、一気に単価が上がります。 これらが高額買取品に指定された日は、海岸に貯めておいた貝殻を一気に放出するチャンスです。 普段から貝殻は売らずに収納しておき、この日のために備えておきましょう。
素材別・稼げるDIYレシピ
高額買取の日でなくても、素材を加工して売るだけで利益が出るレシピが存在します。 素材が余りすぎて収納を圧迫している場合は、以下の家具に変えて売り払いましょう。
- 石（いし）：ストーンアーチ 石は岩を叩くと大量に手に入りますが、使い道に困る素材No.1です。 「ストーンアーチ」は石90個を使いますが、売値は13,500ベルと高額。 3スタック分の石を一気に処分でき、まとまった金策になります。
- 鉄鉱石：アイアンアーマー・アイアンなドアプレート 鉄鉱石も余りがちです。これらは比較的少ない個数でそこそこの値段になります。 「アイアンガーデンチェア」などもおすすめ。
- 雑草：葉っぱのお面など 雑草もDIYで加工すれば多少価値が上がりますが、微々たるものです。 手間を考えるとそのまま売っても良いですが、DIY回数のマイレージ（道具を壊す、DIYをする）を稼ぎたい場合は加工してから売るのが良いでしょう。
料理：キノコのアヒージョ錬金術
Ver.2.0から追加された「料理」。 実は料理の中には、とんでもない利益率を誇るメニューが存在します。 それが**「キノコのアヒージョ」**です。
秋の味覚で2万ベル！？
「キノコのアヒージョ」の材料は、秋に採れるキノコ類（まるいキノコ、ひらたいキノコ、ほそいキノコ、めずらしいキノコ）を各1個ずつです。 これを料理して売るとなんと、約20,000ベルになります。 それぞれのキノコを単体で売るよりも遥かに高額です。
- まるいキノコ：200ベル
- ひらたいキノコ：200ベル
- ほそいキノコ：300ベル
- めずらしいキノコ：16,000ベル
- 合計：16,700ベル
- アヒージョ売値：20,000ベル（差益3,300ベル）
めずらしいキノコを含むため元値も高いですが、加工することでさらに価値が上がります。 北半球なら11月、南半球なら5月のキノコシーズンは、毎日キノコを拾ってアヒージョを作るだけで、大金持ちになれます。 レシピを手に入れたら、絶対に活用すべき最強の料理金策です。
その他の料理金策：
- カボチャのカレー：小麦粉3＋オレンジのカボチャ3。カボチャは水やりで最大3個収穫できるため、大量生産が可能。
- 野菜のバスケット：各種野菜を使う。野菜農園を作っている人にはおすすめ。
究極の不労所得システム「青バラ・金バラ農園」
ここからは、準備に時間はかかるものの、一度完成すれば半永久的に莫大な富を生み出し続ける、あつ森における「最終奥義」を紹介します。 それが、「青いバラ」と「金のバラ」を使ったリース量産です。
なぜ「バラのリース」なのか？
花を摘んでDIYで作れる「リース」や「かんむり」。 その中でも「あおいバラのリース」と「きんのバラのリース」は、売値が20,000ベルという破格の設定になっています。 花は一度摘んでも、水をやれば2日後（雨が降れば翌日の場合も）にまた咲きます。 つまり、島一面に青いバラと金のバラを植えておけば、2日に1回、数十分の作業で数十万ベルを収穫できる「農園」が完成するのです。
青いバラへの長い道のり
青いバラを咲かせるのは、あつ森のエンドコンテンツと言われるほど難易度が高いです。 複雑な遺伝子の交配を繰り返す必要があり、数ヶ月かかることもあります。
簡易ルート例：
- 種から育てた白×白で「紫」を作る。
- 種から育てた赤×黄で「オレンジ」を作る。
- できた紫×オレンジで「特殊な赤（赤1）」を作る。
- 特殊な赤（赤1）×特殊な赤（赤1）で「特殊な赤（赤2）」を作る……。
と、非常に工程が多いですが、やる価値は十分にあります。 もし友人で青いバラを持っている人がいれば、1株分けてもらい、そこから増やしていくのが最も早道です。 一度咲いてしまえば、あとは青×青で無限に増殖させることができます。
金のバラの量産方法
金のバラは青いバラよりは簡単です。
- 黒いバラを用意する（赤いバラ×赤いバラで交配）。
- 黒いバラに「金のジョウロ」で水をやる。
これだけで、低確率ですが金のバラが咲きます。 「金のジョウロ」は島の評判を星5にするとしずえさんから貰えます。 島の評判を上げる過程も楽しみながら、黒いバラを育てておきましょう。
金策としての完成形
島の一角を「バラ農園」にし、青バラと金バラを合計50株植えたとします。 2日に1回、50個の花を摘み取ります。 花10個でリースが1つ作れるので、5個のリースが完成します。 リース1個20,000ベル×5個＝100,000ベル。
たったこれだけの作業で、2日に1回10万ベルが入ります。 株数を200株に増やせば、40万ベルです。 ここまでくれば、カブ価に一喜一憂するのが馬鹿らしくなるほど、安定してベルが供給され続けます。
その他の賢い稼ぎ方と節約術
メインの稼ぎ方以外にも、知っておくと得する小技を紹介します。
住民との物々交換わらしべ長者
住民にプレゼントを渡すと、お返しにアイテムを貰えることがあります。 ここで重要なのが、**「特産品以外のフルーツ」や「ヤシの実」**をラッピングして渡すことです。
- 渡すもの：ヤシの実（売値250ベル）×2個（ラッピングする）
- もらえるもの：服や家具（売れば数百〜数千ベル）
住民の好感度を上げつつ、わらしべ長者のように資産を増やせます。 特に「しゃしん」を貰うための好感度上げ作業と並行して行えるので、日課に組み込むと無駄がありません。 また、カボチャや小麦などの野菜も、まとめてラッピングして渡すのに適しています。
DLC所有者限定：ポキ・ベル両替
有料追加コンテンツ「ハッピーホームパラダイス」をプレイしている場合、別荘作りで稼いだ通貨「ポキ」を「ベル」に両替できるATMが設置されます（ストーリー進行が必要）。
このレートは毎日変動します。 「100ポキ ＝ 300ベル」以上になる日を狙って両替しましょう。 1日に両替できる上限額（15,000ポキ/30,000ポキ等）はありますが、ポキは別荘作りを楽しんでいれば勝手に貯まっていくので、実質的な不労所得になります。
銀行利息の活用
ATMにベルを預けておくと、毎月末に残高に応じた利息がつきます。 利率は0.05%と低く、上限も9,999ベルまで引き下げられましたが、それでも「預けておくだけ」で増えるのはメリットです。 約2,000万ベルを預けておけば、毎月上限の9,999ベルが貰えます。 時間操作プレイヤーの中には、数十年単位で時間を進めて利息だけで稼ぐ強者もいますが、ロード時間が長く、雑草やゴキブリの処理が大変なので、あまり推奨はしません。
まとめ：カブに頼らない「豊かな無人島ライフ」を
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 今回紹介した方法を組み合わせれば、カブというハイリスクなギャンブルに手を出さなくても、十分に大金を稼ぐことができると分かっていただけたはずです。
記事のポイント
- 毎日の化石・光る地面・木揺すりだけで月300万ベルのベースを作る
- レックス・ジャスティンが来るまで高額な生き物は売らずに貯め込む
- キノコのアヒージョや貝殻家具など、加工してから売る癖をつける
- 最終的には青バラ・金バラ農園を作り、半永久的な収入源を確立する
あつ森の楽しさは、ベルを稼ぐことそのものではなく、稼いだベルで好きな家具を揃え、自分だけの理想の島を作り上げることです。 カブ価の暴落に怯えてストレスを溜めるよりも、島の自然と触れ合い、住民と交流しながらコツコツと資産を増やしていく方が、きっと長くこのゲームを楽しめるはずです。
最初は小さな額からでも構いません。 今日から、まずは「化石の鑑定」と「光る地面への1万ベル埋め」から始めてみてください。 気づいた時には、マイホームのローンも完済し、貯金通帳の桁が増えている喜びに浸れるはずです。
あなたの島での生活が、より豊かで、ストレスフリーなものになることを心から願っています。 それでは、良きあつ森ライフを！
