編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、ダウンロードコンテンツ「M次元ラッシュ」で噂されている「メガガブリアスZ」の具体的な入手時期や、その破格と言われる性能が気になっていると思います。
現状、ネット上では様々な憶測が飛び交っていますが、内部データや海外の解析情報を精査することで、かなり確度の高い情報が見えてきました。特に、従来のガブリアスとは全く異なる「特殊アタッカー」としての性能は、今後の対戦環境を激変させる可能性を秘めています。
この記事を読み終える頃には、メガガブリアスZの入手スケジュールから、育成論、同時期に開催される配布イベント情報の疑問が解決しているはずです。
- メガガブリアスZの入手は2026年明けのイベントでの実装が濃厚
- 素早さ種族値151・特攻141という驚異の高速特殊アタッカーへ変化
- 親分リザードンや大量のアイテムが貰える合言葉が期間限定で公開中
- ウネルミナモ・テツノイサハのレイドイベントも復刻開催が決定
それでは解説していきます。
メガガブリアスZの入手方法と実装時期について
多くのプレイヤーが待ち望んでいる「メガガブリアスZ」ですが、結論から申し上げますと、年内の入手は不可能であるという情報が有力です。 「M次元ラッシュ」の配信開始から約1ヶ月以上が経過し、多くの追加メガシンカポケモンが発見されましたが、ガブリアスだけが沈黙を守っていました。その理由と今後の展開について解説します。
実装時期は2026年初頭が濃厚
海外の解析データおよび内部情報のリークによると、メガガブリアスZに関連するイベントフラグは2026年の年明けに設定されていることが判明しました。 これまで「M次元ラッシュ」内では、特定の条件を満たすことでメガストーンを入手できるケースが多かったですが、ガブリアスZに関しては「期間限定イベント」または「追加アップデート」という形式が取られる可能性が高いです。
これは、年末年始の商戦期に合わせて大きな話題を作るための戦略と考えられます。プレイヤーとしては少し待つ形になりますが、その分、演出や入手イベントの難易度も「ラスボス級」に設定されていることが予想されます。
入手イベントの形式予想
入手方法については、過去の「ディアンシー」や「ミュウツー（プロジェクトコードM）」の事例に近い形式になると推測されます。
- 専用のクエスト配信: インターネット通信を通じて「不思議な贈り物」からチケットやアイテムを受け取り、それを持って特定の場所（カロス地方の深部やM次元の最奥）へ行くことでイベントが発生する。
- レイドバトル形式: 非常に強力なボスとしてメガガブリアスZが登場し、討伐することでメガストーン（ガブリアスナイトZ？）を入手できる。
画像データとして、すでにイベントシーンと思われるものが確認されており、入手イベント自体は実装準備が完了していると見て間違いありません。
メガガブリアスZのステータスと性能評価
ここからは、判明したメガガブリアスZの種族値データを元に、その性能を徹底的に分析します。 従来の「メガガブリアス」は攻撃力は高いものの、素早さが下がってしまう（102→92）という痛手があり、対戦環境では「元のガブリアスの方が使いやすい」と言われることもありました。 しかし、今回の「Z」はその評価を完全に覆すスペックを持っています。
驚異の種族値データ詳細
以下は、リーク情報に基づいたメガガブリアスZの種族値です。
| ステータス | ガブリアス | メガガブリアス(旧) | メガガブリアスZ |
|---|---|---|---|
| HP | 108 | 108 | 108 |
| 攻撃 (A) | 130 | 170 | 130 |
| 防御 (B) | 95 | 115 | 85 |
| 特攻 (C) | 80 | 120 | 141 |
| 特防 (D) | 85 | 95 | 85 |
| 素早さ (S) | 102 | 92 | 151 |
| 合計 | 600 | 700 | 700 |
この数値を見て、歴戦のポケモントレーナーなら誰もが驚愕するはずです。
素早さ151族という圧倒的なアドバンテージ
最大の注目ポイントは、素早さ種族値が151まで上昇している点です。 これは、環境に存在するほとんどのポケモンを上から行動できる数値であり、ドラパルト（S142）や黒バドレックス（S150）すらも抜き去る速さです。 旧メガガブリアスの最大の弱点であった「素早さダウン」が解消されるどころか、全ポケモン中でもトップクラスの俊足を手に入れました。これにより、「上から高火力を押し付ける」という、第4世代全盛期のガブリアスを彷彿とさせる、いやそれ以上の制圧力を発揮します。
特殊アタッカーへの転身
もう一つの大きな変化は、攻撃（A）ではなく特攻（C）が141まで伸びている点です。 攻撃種族値は130と原種据え置きですが、特攻が大幅に強化されたことで、完全な「特殊アタッカー」または「両刀型」としての運用がメインになります。
- りゅうせいぐん: タイプ一致の最大火力。C141から放たれる流星群は、半減でも受け出しが困難な威力となります。
- だいちのちから: 物理受けのポケモン（エアームドやアーマーガアなど）に対して、特殊地面技が刺さります。
- だいもんじ: 鋼タイプへの役割遂行技。Cが上がったことで、物理型では落としきれなかった相手も確殺圏内に入ります。
これまでガブリアス対策として有効だった「鬼火（火傷）」や「威嚇」が機能しなくなるため、受けループ崩しとしても極めて優秀な性能と言えます。防御と特防が若干下がっている（あるいは据え置き・微減）点は注意が必要ですが、やられる前にやるスタイルが確立されるでしょう。
色違いの見た目の変化
メガガブリアスZの色違いについても情報が出ています。 基本的には原種の色違いに近い配色ですが、通常色では赤かった部分が鮮やかなピンク色に変化しているのが特徴です。 ド派手な変化ではありませんが、深紅からピンクへの変化はバトル場でも視認できるアクセントとなっており、フカマルの色違い厳選を今のうちに済ませておく価値は十分にあります。
現在開催中の配布イベント情報：親分リザードン
メガガブリアスZの実装を待つ間、現在「ポケモンレジェンズZA」および関連タイトルで行われている豪華な配布イベントを見逃さないようにしましょう。 特に注目なのが、「リザードン大進撃」イベントで入手できる「親分リザードン」です。
親分リザードンの入手方法と合言葉
このリザードンは、ヒスイ地方で確認された「親分」個体と同様に、通常個体よりもサイズが非常に大きいのが特徴です。
- 合言葉:
B1G006 - 入力期限: 2026年1月19日まで
入力手順:
- ゲーム内のメニュー画面で「通信」を選択（Xボタン）
- 「ふしぎなおくりもの」を選択
- 「シリアルコード/あいことばで受け取る」を選択
- 上記のコードを入力
「BIG（大きい）」とリザードンの図鑑番号「006」を組み合わせたコードと覚えると忘れにくいでしょう。
配布リザードンの個体詳細
受け取ったリザードンのスペックは以下の通りです。
- レベル: 36
- ボール: プレシャスボール入り
- 技構成:
- ソーラービーム
- ドラゴンクロー
- かえんほうしゃ
- エアスラッシュ
- 個体値: 3V以上確定（HP・特攻・攻撃が「さいこう」のケースが多い）
特別な限定技を覚えているわけではありませんが、プレシャスボール入りの親分個体というだけでコレクション価値は非常に高いです。 個体値に関しては、受け取った時点でセーブされる仕様上、厳選は困難です。しかし、多くの報告で「3V固定」またはそれに準ずる高個体であることが確認されているため、即戦力として、あるいは旅パの一員として活躍が期待できます。
冒険に役立つアイテム配布とその他の伝説イベント
ポケモンの配布だけでなく、冒険を有利に進めるためのアイテムセットも配布されています。 特に「M次元ラッシュ」の高難易度コンテンツ攻略において、回復アイテムの枯渇は死活問題となるため、必ず受け取っておきましょう。
アイテムセットの合言葉
- 合言葉:
PRPAR1Ng - 入力期限: 2027年3月31日まで
- 内容:
- げんきのかたまり ×5
- かいふくのくすり ×10
- ハイパーボール ×10
期限が2027年までと非常に長く設定されていますが、後回しにすると忘れてしまうため、この記事を読んだらすぐにゲームを起動して入力することをお勧めします。 「げんきのかたまり」は非売品であることが多く、レイドバトルや連戦において非常に重宝します。
ディアンシーとミュウツーのイベント確認
「ふしぎなおくりもの」のメニューから「インターネットで受け取る」を確認すると、以下のイベントが表示される場合があります。
- 「宝石のような輝きを」: 幻のポケモン「ディアンシー」に関連するクエストや個体が入手可能。
- 「プロジェクトコードM」: 最強の遺伝子「ミュウツー」に関連するイベント。
これらはすでに配信済みのものですが、まだ受け取っていない場合はリストに表示されます。 特にディアンシーはメガシンカが可能であり、フェアリー枠のアタッカーとして非常に優秀です。もし「受け取ったことがあるのでこれ以上受け取れません」と表示された場合は、ボックス内を確認してみてください。
SV連動イベント：ウネルミナモ＆テツノイサハ復刻
最後に、「ポケモン スカーレット・バイオレット（SV）」側の最新情報も併せてお伝えします。 ZAをプレイしている方はSVも並行して遊んでいることが多いと思いますが、見逃せないレイドイベントが復刻します。
星5テラレイドバトル再登場
- 対象ポケモン: ウネルミナモ（スカーレット）、テツノイサハ（バイオレット）
- 開催期間: 202X年12月19日 ～ 2026年1月5日
- 入手制限: 1つのセーブデータにつき1匹のみ
これらは「パラドックスポケモン」の中でも特に人気が高く、専用技「ハイドロスチーム」「サイコブレイド」が強力です。 過去のイベントで捕獲し損ねた方、あるいは最近ゲームを始めた方にとっては千載一遇のチャンスです。
注意点として、すでに入手済みのセーブデータでは再度捕獲することはできません（レイドに参加して報酬を受け取ることは可能です）。 まだ持っていないバージョンの方と協力して、両方の個体を確保しておくのがベストです。年末年始の休暇を利用して、しっかりと攻略しておきましょう。
まとめ
今回の記事では、M次元ラッシュの目玉となる「メガガブリアスZ」の情報を中心に解説しました。 現時点で判明しているポイントを整理します。
- 実装時期: 2026年明けのイベントでの解禁が確実視されている。
- 性能: 素早さ151、特攻141という、従来のガブリアスとは一線を画す「超高速特殊アタッカー」。
- 配布情報: 合言葉
B1G006で親分リザードン、PRPAR1Ngで回復アイテムセットが入手可能。 - SV情報: 年末年始にウネルミナモ・テツノイサハのレイドが復刻。
メガガブリアスZの登場は、対戦環境における「ガブリアス復権」を決定づける出来事になるでしょう。 物理受けで止まらない、上から縛れる範囲が広い、そして何よりデザインが秀逸。 実装までの間は、リザードンやアイテムを受け取りつつ、フカマルの良個体（特に色違い）の厳選を進めておくのが、我々トレーナーにできる最善の準備です。
新たな情報が入り次第、また記事を更新してお知らせします。 それでは、良きポケモンライフを！
