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【ポケモンZA】ランクマで無双するメガリザードンX育成論|技構成と立ち回りを徹底解説

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。

2025年10月発売の『ポケモンレジェンズ Z-A(PLZA)』ランクマッチで、解禁された「メガリザードンX」の運用に悩むトレーナーが増えています。 「物理最強」の評判とは裏腹に、耐久不足や積むタイミング、Yとの使い分けなど、使いこなすには高いハードルがあります。単なる技連打では今の環境を勝ち抜けません。

この記事では、私の実戦データに基づき、メガリザードンXの真価を引き出すための努力値調整、技構成、Yとの差別化戦術を余すところなく公開します。 読み終える頃には、ランクマ上位を狙う絶対的エースとして自信を持って選出できるようになるはずです。

この記事の要約
  • タイプ変化による弱点克服と攻撃範囲の広さがもたらす選出誘導力
  • 特性「かたいツメ」による、数値以上の圧倒的な物理破壊力
  • メガリザードンYの存在を利用した、選出画面から始まる高度な心理戦
  • 「りゅうのまい」を安全に積むための起点作りと、そこからの全抜きルート構築

 

それでは解説していきます。

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ランクマ環境でメガリザードンXが最強格である理由

2025年10月に発売された『ポケモンレジェンズ Z-A』において、対戦環境は激変しました。特に「メガシンカ」の復活は、これまでの第8世代、第9世代の戦術を根底から覆す要素となっています。ダイマックスやテラスタルといったシステムを経て、再び原点にして頂点とも言えるメガシンカ環境が到来したわけですが、その中でもメガリザードンXがなぜこれほどまでに評価され、環境トップメタ(使用率上位)として君臨し続けているのか。その理由は、単なる種族値の高さだけでは語り尽くせません。

炎・ドラゴンの複合タイプによる耐性変化の恩恵

メガリザードンX最大の特徴にして最大の武器は、メガシンカによる劇的なタイプ変化です。 通常のリザードンおよびメガリザードンYが「炎・飛行」タイプであるのに対し、メガリザードンXは「炎・ドラゴン」タイプへと変化します。この変化こそが、リザードンXを唯一無二の存在にしています。

1. 「岩4倍」からの解放とステルスロック問題

まず、通常リザードンの致命的な弱点であった「ステルスロック」のダメージについてです。通常時やYの場合、岩タイプが4倍弱点となるため、場に出ただけで最大HPの1/2(50%)を失うという強烈なディスアドバンテージを負います。 しかし、メガリザードンXに進化することでタイプが変化し、岩タイプは2倍弱点となります。 「え、まだ弱点なの?」と思われるかもしれませんが、この差は決定的です。対面性能において、相手の岩技(ストーンエッジやがんせきふうじ)を「耐えて舞う」という選択肢が生まれるからです。 ※注意:ステルスロックのダメージ判定は「場に出た瞬間」のタイプで計算されるため、メガシンカ前に場に出る際は依然として半分削れます。しかし、メガシンカ後に一度引いて再度繰り出す際や、初手対面での岩技への耐性変化が重要となります。

2. 水等倍・電気半減という驚異の耐性

炎タイプでありながら、本来弱点であるはずの「水タイプ」が等倍になり、「電気タイプ」に至っては半減になります。 これは、環境に数多く存在する「ウォッシュロトム」や「サンダー(10まんボルト採用型)」、「ボルトロス」といったポケモンに対して、圧倒的に強くなることを意味します。 本来、炎タイプのアタッカーは水タイプで止まりやすいのですが、メガリザードンXは水技を等倍で受けられるため、耐久無振りの水タイプアタッカー程度なら対面から殴り勝つことが可能です。さらに、「おにび」が無効である炎タイプという性質も相まって、物理アタッカーとしての安定感は群を抜いています。

3. フェアリーに対する優位性

ドラゴンタイプが追加されることで、本来苦手とする「フェアリータイプ」が弱点になります。しかし、ここでも「炎タイプ」との複合が活きます。 炎技はフェアリータイプに対して等倍で通る上、鋼タイプ(フェアリーの弱点)への打点も持っているため、フェアリー側も安易に後出しができません。何より、多くのフェアリータイプがサブウェポンとして持つ炎技を半減できる点も評価ポイントです。

特性「かたいツメ」が生み出す規格外の破壊力

メガリザードンXの攻撃種族値は130。昨今のインフレ環境(攻撃種族値140や150が珍しくない環境)においては、数値だけ見れば「並の高さ」に見えるかもしれません。しかし、この数値を鵜呑みにしてはいけません。真の恐怖は特性「かたいツメ」にあります。

実質攻撃種族値は180超え?

特性「かたいツメ」は、直接攻撃(接触技)の威力を1.3倍にするというものです。 これは実質的に、デメリットなしで「いのちのたま」を持っている状態、あるいは常時「こだわりハチマキ(1.5倍)」に近い火力を、技の打ち分け可能な状態で叩き出すことを意味します。

主力技である「フレアドライブ(威力120)」や「ドラゴンクロー(威力80)」、「げきりん(威力120)」、「ニトロチャージ(威力50)」などはすべて接触技です。 例えば、「フレアドライブ」の威力は、タイプ一致補正(1.5倍)×かたいツメ補正(1.3倍)=1.95倍となります。 実質威力234の技を、攻撃種族値130からデメリット無しで放ってくる物理アタッカー。これがメガリザードンXの正体です。

【火力指数の比較(A252振り)】

ポケモン 攻撃種族値 特性・持ち物 条件 物理火力評価
メガリザードンX 130 かたいツメ 常時1.3倍 SS(環境トップ)
ガブリアス 130 反動あり S
メガボーマンダ 145 スカイスキン 1.2倍 S
オノノクス 147 かたやぶり 特になし A+

この表を見ても分かる通り、物理アタッカーとしての適性は群を抜いています。ここに「りゅうのまい(攻撃・素早さ1.5倍)」が加われば、物理受けポケモン(カバルドン、ヘイラッシャ等)ですら後出しから受けることは困難になります。

Yの存在がXをより強くする「2択の恐怖」

メガリザードンXがランクマッチで強い最大の理由は、スペックそのものに加え、「メガリザードンYの存在」にあります。これこそがリザードンを最強たらしめる要因です。

選出画面で相手がリザードンを見たとき、相手は「X(物理・ドラゴン)」なのか「Y(特殊・日照り)」なのかを判断しなければなりません。しかし、これを見分ける方法は対戦が始まるまで存在しません。

  • 相手の思考A:「Yだと予想して特殊受け(ハピナス・バンギラス)を出そう」
    • 結果: Xの物理技(フレアドライブ・インファイト等)で粉砕され、サイクルが崩壊して負け。
  • 相手の思考B:「Xだと予想して物理受け(クレベース・カバルドン)を出そう」
    • 結果: Yの特性「ひでり」オーバーヒートで黒焦げにされ、受けが成立せず負け。

この「選出段階での絶対的なじゃんけん」を相手に強要できる点が、リザードンというポケモンのポテンシャルを底上げしています。相手は安定行動を取ることが難しく、リスクを承知でどちらかに賭けるか、両方に対応できる(と思っている)選出を強いられます。 PLZA環境においてもこの「リザードン検定」は健在であり、X側のプレイヤーは常に心理的優位に立つことができるのです。相手が迷って中途半端な選出をしてくれば、それだけで勝率は跳ね上がります。

メガシンカの仕様変更とテラスタルの兼ね合い

PLZAではメガシンカが復活しましたが、過去作(第6世代、第7世代)と全く同じ仕様ではありません。特に「行動順」の仕様が第7世代以降のもの(メガシンカしたターンから、メガシンカ後の素早さが適用される)になっている点は、メガリザードンXにとって追い風です。 素早さ種族値100は激戦区ですが、メガシンカしたターンから即座にS100族として動けるため、進化前のS100同速勝負や、S90族近辺のポケモンを抜く際に有利に働きます。

また、もし仮に「テラスタル」などのシステムが共存している場合でも、メガリザードンXは「単体性能の完結力」が高いため、テラスタル権を他のポケモンに回せるというメリットがあります。逆に、自身の弱点を消すためにテラスタルを切る動きも強力で、戦術の幅は無限大です。

【決定版】龍舞エース型メガリザードンXの育成論

ここでは、ランクマッチで最も汎用性が高く、初心者から上級者まで幅広く使える「龍の舞エース型」の具体的な育成論を解説します。私が実際に使用し、マスターボール級まで駆け上がった実績のある構成です。

性格と努力値配分:最速か、それとも火力特化か

育成において最も悩むのが性格と努力値(基礎ポイント)の配分です。メガリザードンXには大きく分けて3つの調整案がありますが、現環境で最も推奨するのは「最速」です。

パターン1:推奨!最速アタッカー型

  • 性格:ようき(素早さ↑ 特攻↓)
  • 努力値:A252 S252 B4
  • 実数値(メガ後):153-182-132-x-105-167

【解説】 PLZA環境には、素早いパラドックスポケモンや、スカーフを持った準速100族付近のポケモンが多数存在します。これらを「りゅうのまい」1回で確実に抜き去るためには、最速(性格ようき)が最も安定します。 特に、激戦区である「100族(ボーマンダ、ウルガモス等)」との同速勝負に勝てる可能性を残すこと、そして「最速90族(ルカリオ等)」や「準速ミミッキュ」を確実に抜いていることは死活問題です。まずはこの調整から始めることを強くおすすめします。

パターン2:崩し重視の意地っ張り型

  • 性格:いじっぱり(攻撃↑ 特攻↓)
  • 努力値:A252 S252 B4
  • 実数値(メガ後):153-200-132-x-105-152

【解説】 火力を極限まで高めた型です。攻撃実数値が200に達し、HB特化カバルドンなどを強引に突破できる確率が上がります。 しかし、最速ドリュウズやミミッキュ、カプ・テテフなどに上を取られるリスクが増大します。「りゅうのまい」を2回積むことを前提とするか、「ニトロチャージ」を採用する場合におすすめです。

パターン3:耐久調整型(上級者向け)

  • 性格:いじっぱり(攻撃↑ 特攻↓)
  • 努力値:H108 A196 B4 D4 S196
  • 調整意図:
    • H:16n-1(定数ダメージ最小)かつ、無補正ガブリアスの地震を確定耐え
    • S:竜舞1回で最速ドラパルト抜き
    • A:余り(可能な限り高く)

【解説】 特定の攻撃を耐えてから舞うことを想定した調整です。サイクル戦を重視する場合に有効ですが、今の高速・高火力環境では「上から叩かれる」リスクの方が高いため、運用難易度は高いです。

特性「かたいツメ」を活かす技構成の最適解

技構成は、メガリザードンXの強みを最大限に活かすために以下の3つを確定とし、残り1枠を選択とします。

【確定技1】フレアドライブ

  • 威力120 / 命中100 / 炎 / 物理 / 接触
  • 解説: メガリザードンXの代名詞。かたいツメ補正とタイプ一致で、等倍相手ならほとんど消し炭にします。反動ダメージ(与えたダメージの1/3)が痛いですが、相手を確定1発で持っていくためには必須です。ここぞという場面で撃ち込むフィニッシュブローです。

【確定技2】ドラゴンクロー or げきりん

  • ドラゴンクロー(威力80 / 命中100 / ドラゴン / 物理 / 接触)
  • げきりん(威力120 / 命中100 / ドラゴン / 物理 / 接触 / 2-3ターン固定後に混乱)
  • 解説: ドラゴン技の選択は永遠の課題です。
    • ドラゴンクロー推奨派: PLZA環境にはフェアリータイプ(ミミッキュ、カプ系、パラドックス等)が多いため、行動固定される「げきりん」はリスクが高すぎます。フェアリーに無償降臨を許せば即負けに繋がります。威力は控えめですが、舞ってしまえば十分な火力が出るため、安定の「ドラゴンクロー」を強く推奨します。
    • げきりん採用派: サイクルを回されると火力が足りない場合や、強引な突破力を求める場合はこちら。ただし、混乱の実(キーのみ等)を持てないメガ枠での逆鱗はギャンブル要素が強くなります。

【確定技3】りゅうのまい

  • 変化技 / 自分の攻撃・素早さを1段階上昇
  • 解説: この型の核となる積み技です。有利対面や、壁サポートがある状態でこの技を1回でも積むことができれば、全抜き体制が整います。この技があるからこそ、相手は安易な守るや交代ができなくなります。必須です。

【選択技4】環境に合わせたラストピース 最後の枠は、パーティが重い相手や環境によって使い分けます。

  • はねやすめ(回復)
    • おすすめ度:★★★★★
    • フレアドライブの反動回復や、ステロダメージのリカバリー、そして不意打ち透かしや耐久型相手(ポリゴン2など)への詰ませ性能確保に極めて有用。場持ちが格段に良くなり、試行回数を稼げます。
  • かみなりパンチ(電気 / 物理 / 接触)
    • おすすめ度:★★★★☆
    • 天敵である「マリルリ」「カプ・レヒレ」「ギャラドス」「ヘイラッシャ」への打点。かたいツメ補正が乗るため、サブウェポンとしては破格の威力(実質威力97相当)です。水タイプを呼んで倒す「役割破壊」として優秀。
  • じしん(地面 / 物理 / 非接触)
    • おすすめ度:★★★☆☆
    • 「ヒードラン」などの「もらいび」持ち炎タイプや、ウツロイド等の岩・毒タイプへの打点。ただし非接触技なのでかたいツメ補正は乗らず、威力はそのままの100です。ヒードランが重いなら必須。
  • ニトロチャージ(炎 / 物理 / 接触)
    • おすすめ度:★★☆☆☆
    • 攻撃しながら素早さを上げる技。タスキ潰しや、ミリ残しの処理に使いつつSを上げられますが、りゅうのまいとの役割重複が気になります。剣の舞とセットで採用するならあり。
  • つるぎのまい(変化技 / 攻撃2段階上昇)
    • おすすめ度:★★☆☆☆
    • 受けループ破壊用。Aを一気に2段階上げることで、物理受けを強引に突破します。Sが上がらないため、鈍足サイクル相手には強いですが、対面構築には弱くなります。

現環境では、受け出しに来る水タイプ(特に耐久水)を崩すためのかみなりパンチ、もしくは継戦能力を高めるはねやすめの優先度が非常に高いです。

持ち物とテラスタイプの考察

持ち物:リザードナイトX これ一択です。メガシンカするために必須です。他のアイテムを持つ選択肢はありません。「こだわりハチマキリザードン」なども存在はしますが、X運用の記事ですので割愛します。

徹底的なダメージ計算:あのポケモンを確定何発?

ここでは、ランクマッチでよく遭遇する主要なポケモンに対するダメージ計算を詳細に記載します。 自分の攻撃がどれくらい通るのか、相手の攻撃をどれくらい耐えるのかを知ることは、勝率を上げるための第一歩です。 ※個体値は全て31(理想個体)、性格補正ありの実数値で計算しています。 ※リザードンXは「ようきA252振り」、特性「かたいツメ」適用済みです。

与ダメージ計算(攻撃面)

いかに「火力がおかしい」かを数字で確認してください。

対 物理受け(本来止められるはずの相手)

VS HB特化エアームド(鉄壁の物理受け)

  • フレアドライブ
    • ダメージ:198〜234
    • 割合:114.5%〜135.2%(確定1発
    • 解説:物理受けとして名高いエアームドですら、タイプ一致弱点のフレアドライブで木っ端微塵にします。「がんじょう」で耐えられても、反動やステロで相打ち以上には持っていけます。

VS HB特化カバルドン(物理耐久の指標)

  • フレアドライブ
    • ダメージ:88〜105
    • 割合:40.9%〜48.8%(確定3発)
  • フレアドライブ(ランク+1 = 龍舞1回後)
    • ダメージ:132〜156
    • 割合:61.3%〜72.5%(確定2発)
    • 解説:さすがにカバルドンは硬いです。対面から突破するのは厳しいですが、少し削れていれば舞った後のフレドラ2発で押し切れます。

VS H252ヘイラッシャ(天然持ちの要塞)

  • げきりん
    • ダメージ:109〜129
    • 割合:42.4%〜50.1%(乱数2発 0.39%)
  • かみなりパンチ
    • ダメージ:88〜104
    • 割合:34.2%〜40.4%(確定3発)
    • 解説:天然(能力変化無効)のため、龍舞が無意味です。ヘイラッシャは明確な「無理な相手」です。素直に引くか、特殊アタッカーに任せましょう。

対 アタッカー・準伝説・パラドックス

VS H252ガブリアス

  • ドラゴンクロー(ランク+1)
    • ダメージ:224〜267
    • 割合:104.1%〜124.1%(確定1発
    • 解説:通常時は乱数ですが、1回舞えば耐久に振ったガブリアスですらドラゴンクローで確1です。げきりんなら舞わなくても高乱数で飛びます。

VS H252マリルリ(天敵)

  • かみなりパンチ(ランク+1)
    • ダメージ:188〜222
    • 割合:90.8%〜107.2%(乱数1発 43.8%
    • 解説:タイプ相性で不利なマリルリに対しても、舞った雷パンチなら致命傷を与えられます。ステルスロックのダメージが入っていれば確定で落とせます。

VS H4ミミッキュ(化けの皮剥がし後)

  • フレアドライブ
    • ダメージ:150〜177
    • 割合:114.5%〜135.1%(確定1発
    • 解説:皮さえ剥がれていれば、等倍でも余裕でオーバーキルです。皮ダメ+フレドラで確実に処理できます。

VS H4ハバタクカミ(高速特殊アタッカー)

  • フレアドライブ
    • ダメージ:216〜255
    • 割合:164.8%〜194.6%(確定1発
  • ドラゴンクロー
    • 効果なし(フェアリータイプのため)
  • ニトロチャージ
    • ダメージ:90〜106
    • 割合:68.7%〜80.9%(確定2発)
    • 解説:耐久の低いハバタクカミなら、ニトロチャージ+ステロ等で倒せる可能性がありますが、基本はフレドラ推奨です。

被ダメージ計算(防御面)

メガリザードンXは物理防御(B)種族値も111まで上昇するため、意外と硬いです。ただし、HPが低めなので過信は禁物です。

VS A252ガブリアス

  • じしん
    • ダメージ:132〜156
    • 割合:86.2%〜101.9%(低乱数1発 12.5%
    • 解説:タイプ一致の弱点地震を、無振りでも高確率で耐えます。これが意味するのは、「対面からでも1回舞って(S逆転)、次のターンに上から倒す」という強引なプレイングが可能だということです。

VS C252カプ・コケコ

  • マジカルシャイン
    • ダメージ:84〜100
    • 割合:54.9%〜65.3%(確定2発
    • 解説:等倍になったフェアリー技も余裕を持って耐えます。返しのフレアドライブで倒せます。

VS A特化ミミッキュ

  • じゃれつく(珠持ち)
    • ダメージ:87〜105
    • 割合:56.8%〜68.6%
  • かげうち(珠持ち)
    • ダメージ:32〜39
    • 割合:20.9%〜25.4%
    • 解説:珠じゃれつく+かげうちを、高確率で耐えることができます。対面からでも勝機は十分にあります。

VS A特化カイリュー

  • しんそく(ノマテラ鉢巻)
    • ダメージ:94〜111
    • 割合:61.4%〜72.5%
    • 解説:半分以上削られます。先制技圏内に入らないよう、HP管理(はねやすめ等)が重要です。

ランクマでの勝利を掴む立ち回り徹底解説

構築と計算が分かったところで、実際のバトルでの立ち回り(運用フロー)を解説します。メガリザードンXは「いつ出すか」が勝負の8割を決めるポケモンです。

序盤:相手の選出を割り出し、障害を取り除く

絶対にやってはいけないこと: 「とりあえず先発で出して、有利なら突っ込む」という思考停止プレイです。リザードンXはエースであり、フィニッシャーです。大切に温存しましょう。

序盤の仕事は、先発のポケモン(カバルドン、ランドロス、キラフロル等)で場を整えることです。 特に**「ステルスロック」**を撒くことは非常に有効です。リザードンXの火力はギリギリで相手を落とせるラインにあることが多いため、ステロダメージの1/8や1/16が確定数をずらす決定打になります。また、相手の「きあいのタスキ」や「マルチスケイル(カイリュー)」を潰す意味でも必須級です。

同時に、相手のパーティにいる「メガリザードンX受け(ヘイラッシャ、ドヒドイデ等)」を削る、あるいは引きずり出して疲弊させることに専念します。

中盤:死に出しからの「安全な龍の舞」

味方が倒された後の「死に出し」が基本の降臨タイミングです。 ここで重要なのが、**「どの対面なら舞えるか」**を瞬時に判断することです。

舞える対面(起点にできる相手):

  • 炎技読みで引くしかない鋼タイプ(ナットレイ、ハッサム、テッカグヤなど)
    • これが最も理想的です。相手は引くしかないので、その交代際に安全に「りゅうのまい」を積めます。
  • 火力の低い耐久ポケモン(ドヒドイデ、ポリゴン2など)
    • ただし「どくどく」や「でんじは」には注意。身代わりや挑発がない場合はリスクがあります。
  • 拘りアイテムを持っていて、リザードンXに対して有効打がない技で拘っている相手
    • 例:スカーフカプ・テテフが「サイコキネシス」で拘っている場合など(メガシンカ前なら等倍ですが、Dもそこそこあるので耐えて舞えます)。

相手が交代するタイミングに合わせて「りゅうのまい」を選択します。これが決まれば、その瞬間に勝利へのカウントダウンが始まります。 もし相手が居座ってきても、前述の通り物理耐久は高いため、一発耐えて舞うことも可能です。

終盤:全抜きショーの開幕

攻撃と素早さが1段階上昇(A1.5倍、S1.5倍)したメガリザードンXを止められるポケモンは、そう多くありません。ここからは、ひたすら目の前の敵に最適な技を叩き込んでいきます。

意識すべきポイント:

  • HP管理: フレアドライブの反動で自滅しないよう計算する。「はねやすめ」があるなら、余裕があるときに回復を挟み、相手の先制技圏内から逃れる。
  • メガシンカのタイミング: 基本は即メガシンカで良いですが、相手が「じしん」を持っていて、かつこちらが浮いている(飛行タイプ)方が有利な場合は、あえてメガシンカせずに空を飛んだまま受ける(透かす)テクニックもあります。しかし、X型の場合は火力が重要なので、進化して攻めるのが基本です。

具体的な選出パターン

  1. 対スタンダード(基本選出)
    • 先発:起点作成要員(カバルドン等)
    • 中堅:クッション&削り役(ミミッキュ、カプ・レヒレ等)
    • エース:メガリザードンX
    • 最もオーソドックスな形。ステロ撒き→削り→リザ着地→全抜きを目指します。
  2. 対受けループ(低速サイクル)
    • 選出:崩し枠(剣舞持ち等)+メガリザードンX+補完
    • 受けループにはリザXが非常に刺さります。エアームドやハピナスを起点に舞い、ドヒドイデ等の耐久水さえ処理できれば(雷パンチがあればベスト)、そのままイージーウィンできます。
  3. 対対面構築(襷やミミッキュが多いパーティ)
    • 選出:ステロ撒き必須
    • 襷を潰さないとリザXが止まります。ステロを撒くことを最優先し、リザXはニトロチャージ等でSを上げつつ皮を剥ぐなどの立ち回りが必要です。

メガリザードンXを止める「対策ポケモン」とその攻略法

無敵に見えるメガリザードンXにも、明確な天敵が存在します。これらが見えた場合は選出を控えるか、対策を用意する必要があります。

1. ヘイラッシャ / ヌオー(特性「てんねん」)

【脅威度:MAX】 いくら「りゅうのまい」を積んでも、特性「てんねん」により能力上昇を無視されます。物理耐久も高いため、殴り勝つことはほぼ不可能です。

  • 対策: リザXで相手をするのは諦めましょう。特殊アタッカー(フリーズドライ持ちや草結び持ち)を裏に用意し、彼らで処理してからリザを通します。

2. ドヒドイデ / カプ・レヒレ(高耐久水・フェアリー)

【脅威度:高】 タイプ相性で不利かつ、高耐久で受け切られます。ドヒドイデは「トーチカ」で毒にしてきたり、「くろいきり」で積みをリセットしてきます。

  • 対策: 「かみなりパンチ」や「じしん」を採用していれば突破口はあります。もしくは、積み技(剣の舞)で強引に突破するか、ステロ+削りで圏内に入れます。

3. ステルスロック

【脅威度:中】 ポケモンではありませんが、最大の敵です。メガシンカ前に半分削れるのは致命的です。

  • 対策: 初手で「ちょうはつ」持ちを出してステロを撒かせない、あるいは「こうそくスピン」「きりばらい」持ちで除去するサポートが必要です。

相性抜群!おすすめのパートナーと構築例

メガリザードンXをエースに据えるなら、取り巻きもそれに合わせて組む必要があります。

1. カバルドン(起点作成の王)

  • 役割: ステルスロック、あくび、すなあらし
  • 解説: 「カバリザ」と呼ばれる黄金コンビ。カバルドンでステロを撒き、あくびで相手を流しつつ眠らせ、安全にリザードンを着地させる動きが強力無比です。砂嵐ダメージでタスキを潰せるのも◎。

2. カプ・レヒレ / アシレーヌ(タイプ補完)

  • 役割: クッション、状態異常対策
  • 解説: リザードンXが苦手な「ドラゴン」「地面」「岩」を受けられます。特にカプ・レヒレは「ミストフィールド」を展開することで、リザードンXの機能停止要因である「麻痺・火傷・毒」を防いでくれます。ただし、フィールド中はドラゴン技の威力が半減するため、リザードンの技選択(フレドラ中心にするなど)には注意が必要です。

3. ナットレイ / テッカグヤ(相性補完サイクル)

  • 役割: 物理受け、削り
  • 解説: 鋼・草(飛行)の複合タイプは、リザードンXとの相性補完が完璧に近いです。 リザードンが苦手な地面、岩、水を受けられ、逆にこれらが苦手な炎はリザードンが起点にできます。いわゆる「相性補完サイクル」を形成し、サイクル戦の中で有利対面を作ってからリザードンを着地させる戦術は非常に強力です。

4. ミミッキュ(ストッパー兼スイーパー)

  • 役割: 行動保証、詰め
  • 解説: リザードンXが暴れた後の撃ち漏らしを「かげうち」で処理したり、リザードンが苦手なドラゴンタイプを「じゃれつく」で倒したりと、補完として優秀です。困ったら入れておけば活躍します。

まとめ

PLZAのランクマッチにおけるメガリザードンXは、対策必須のトップメタでありながら、使い手次第でさらにその強さを伸ばせる奥深いポケモンです。 単なる火力馬鹿ではなく、繊細なタイプ相性の計算、HP管理、そして相手の心理を読む洞察力が求められます。

記事のポイントを改めて整理します。

  • タイプ変化の妙: メガシンカによる岩4倍消滅と水等倍化により、積むチャンスが大幅に増加。
  • 特性の暴力: 「かたいツメ」により、リスクなしで超火力を連発可能。物理受けをも粉砕する。
  • 選出の圧力: Yとの2択を迫ることで、選出段階から相手に誤った判断をさせやすい。
  • 勝利の方程式: 「ステロ展開」→「死に出し起点作成」→「龍舞」→「全抜き」のルートを確立せよ。

メガリザードンXは、一度その爆発力を体験すると病みつきになる魅力を持っています。「フレアドライブ」で相手のパーティが半壊していく様は、まさに爽快の一言。 まずは今回紹介した**「陽気ASぶっぱ・フレドラ/ドラクロ/龍舞/羽休め」**の基本構成を作成し、実戦でその圧倒的な火力を体感してみてください。

さあ、あなたも相棒のリザードンと共に、カロス地方の頂点を目指してランクマッチへ飛び込みましょう!

フォローよろしくお願いします。

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