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【ポケモンGOマスターリーグ】おすすめパーティ4選!メガ環境で勝てる立ち回りを徹底解説

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、現在開催中、あるいは今後開催される「ポケモンGO マスターリーグ(メガシンカあり)」の環境で、どのパーティを使えば勝てるのか、どのポケモンを育成すべきかが気になっていると思います。

特に、CP無制限のマスターリーグは育成コストが非常に高く、失敗したくないという心理が働くものです。 また、通常のマスターリーグとは異なり、メガシンカやゲンシカイキが可能なルールでは、環境が一変します。 「ザシアンやパルキアが多いけれど、どう対策すればいい?」「メガギャラドスが強いって本当?」といった疑問をお持ちではないでしょうか。

この記事を読み終える頃には、現在のメガマスターリーグの環境を正確に把握し、自分の手持ちに合わせた最強パーティを構築でき、自信を持ってランクマッチに挑めるようになっているはずです。 初心者から上級者まで、勝率を上げるためのヒントを網羅しました。

この記事の要約
  1. 最新の環境使用率ランキングと考察
  2. メガ環境で勝つための具体的パーティ4選
  3. 環境トップ(ザシアン・パルキア)の徹底対策
  4. マスターリーグで勝ち越すための育成と立ち回り

 

この記事を読めば、きっと問題が解決できるはず。

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メガマスターリーグの環境考察と最新トレンド

まず、今回のマスターリーグ(メガシンカあり)における環境の全体像を把握しましょう。 通常のマスターリーグと違い、メガシンカポケモンとゲンシカイキポケモンが参加可能なこのルールは、文字通り「怪獣大決戦」の様相を呈しています。 圧倒的なステータスを持つポケモンたちがぶつかり合うため、生半可なパーティでは太刀打ちできません。

ここでは、最新の採用率ランキングを基に、現在のメタゲーム(流行)を深く分析していきます。

採用率ランキングTOP10とその背景

直近のデータに基づいた採用率ランキングは以下の通りです。 このランキングを見るだけで、現在の環境がいかに「特定のポケモン」を中心に回っているかが見えてきます。

順位 ポケモン名 タイプ 役割・特徴
1位 ザシアン(れきせんのゆうしゃ) フェアリー 環境の絶対王者。技範囲が広く、対応力が異常に高い。
2位 パルキア(オリジンフォルム) 水 / ドラゴン 亜空切断による制圧力と優秀な耐性。
3位 ゲンシカイオーガ 圧倒的な火力。根源の波動で全てを薙ぎ払う。
4位 メガギャラドス 水 / 悪 噛み砕く・アクアテールによる回転率と耐久力。
5位 ゲンシグラードン 地面 / 炎 断崖の剣の火力と、電気・鋼への圧倒的圧力。
6位 アシレーヌ 水 / フェアリー ドラゴン対策兼水タイプ。チャームボイスが強力。
7位 ホウオウ 炎 / 飛行 焼き尽くすの火力と聖なる炎のデバフ。ザシアン対策。
8位 ディアルガ(オリジン含む) 鋼 / ドラゴン 鋼枠の筆頭。ドラゴン技を等倍で受けられる強み。
9位 ゼクロム ドラゴン / 電気 水環境に刺さる電気打点。クロスサンダーが強力。
10位〜 メガデンリュウなど 電気 / ドラゴン 対水・対ドラゴンの奇襲枠。

このランキングから読み取れる最大のポイントは、「ザシアン」と「パルキア(オリジン)」の2トップ体制であるということです。 この2体は、通常のマスターリーグでもトップメタですが、メガ環境においてもその地位は揺らいでいません。 むしろ、メガシンカポケモン相手にも互角以上に渡り合えるスペックを持っていることが証明されています。

また、3位以降に**「水タイプ」が非常に多い**ことにも注目してください。 パルキア、ゲンシカイオーガ、メガギャラドス、アシレーヌと、上位の半数近くが水タイプに関連しています。 これは、ゲンシグラードンやホウオウといった強力な炎・地面タイプを抑制する動きであると同時に、水タイプ自体のスペックが高い(特にカイオーガとパルキア)ことに起因しています。

なぜ「水タイプ」が環境を支配しているのか

水タイプがこれほどまでに環境上位を占める理由は、単に弱点が少ないからだけではありません。 「ゲンシカイオーガ」の存在が環境を定義しています。 ゲンシカイオーガは、その圧倒的な攻撃種族値と、専用技「こんげんのはどう」によって、等倍相性のポケモンすら強引に突破するパワーを持っています。

これに対抗するためには、こちらも水タイプ(パルキアなど)で受けるか、ドラゴンタイプで受ける必要があります。 しかし、ドラゴンタイプを出すと、今度は1位のザシアン(フェアリー)の餌食になります。 この「水→ドラゴン→フェアリー→水…」という3すくみが、非常に高いレベルで均衡しているのが現在の環境です。

さらに、メガギャラドスの存在感が急上昇しています。 通常色のギャラドスと異なり、メガシンカすることでタイプが「水・悪」に変化します。 これにより、ミュウツーなどのエスパー技を軽減できるほか、ゴースト技(ギラティナなど)にも耐性を持ちます。 何より、ステータスが大幅に上昇し、マスターリーグの重量級アタッカーとも殴り合える耐久力を手に入れた点が評価されています。 18位から急浮上してきている点も見逃せません。

電気タイプ復権の兆しとメタの循環

水タイプが多い環境であるならば、当然その弱点を突く「電気タイプ」の需要が高まります。 ランキング9位のゼクロムや、圏外から顔を出しているメガデンリュウなどがその筆頭です。

これまでは、グラードンやガブリアス、ランドロスといった地面タイプが環境に多かったため、電気タイプは動きづらい状況でした。 しかし、現在は水タイプ過多の環境です。 ゲンシカイオーガ、メガギャラドス、パルキア(水複合)、アシレーヌに対して抜群を突ける電気技の通りが非常に良くなっています。

特に、ゼクロムはドラゴンタイプを複合しているため、水技を今ひとつで受けつつ、強力な電気技「クロスサンダー」を叩き込むことができます。 今後、環境が煮詰まるにつれて、電気タイプの採用率はさらに上昇していくと予想されます。 「水が多いから電気を入れる」「電気対策に地面を入れる」「地面対策にまた水や氷(ザシアンのじゃれつく等)が刺さる」というメタゲームの循環を理解することが、勝率アップへの第一歩です。

環境トップ「ザシアン・パルキア」の強さと対策

具体的なパーティ紹介に移る前に、敵として必ずマッチングするであろう「ザシアン」と「パルキア(オリジン)」について、なぜ強いのか、そしてどう対処すべきかを深掘りします。 ここを理解していないと、どんなパーティを使っても勝つことは難しいでしょう。

ザシアン(れきせんのゆうしゃ)の驚異的な汎用性

ザシアンが1位に君臨し続ける理由は、その「技範囲の広さ」と「タイプ優秀さ」に尽きます。 フェアリー単タイプであるため、弱点は「毒」と「鋼」のみ。 マスターリーグにおいて毒技をメインに使うポケモンは極めて少なく(ウツロイドくらい)、実質的な弱点は鋼のみと言えます。

しかし、ザシアンはサブウェポンとして格闘技の「インファイト」を覚えます。 これにより、本来苦手なはずの鋼タイプ(ディアルガ、メタグロス、ドリュウズ)に対して、逆に致命傷を与えることができます。 さらに、「ワイルドボルト」を採用すれば、カイオーガやホウオウ、ギャラドスへの打点も確保できます。 「かみくだく」を採用すれば、ミュウツーやギラティナ、ソルガレオ、ネクロズマにも対抗可能です。

つまり、**「相手が技構成を知るまで、受け出しが安定しない」**というのがザシアン最大の強みです。 シールドを貼るべきか、受けるべきかの読み合いを強要し、出し負け(不利対面)からでも捲れるポテンシャルを持っています。

【対策のポイント】

  • ホウオウ: 聖なる炎で攻撃力を下げつつ、フェアリー技を半減できます。ワイルドボルトにだけ注意が必要ですが、基本的には有利です。
  • 毒タイプ(ウツロイドなど): 数は少ないですが、明確なアンチピックとなります。
  • ゲンシグラードン: 等倍での殴り合いになりますが、耐久と火力で押し切れる場合があります。

パルキア(オリジンフォルム)の制圧力

パルキア(オリジン)の強さは、専用技「あくうせつだん」の性能と、優秀な耐性にあります。 水・ドラゴンの複合タイプは、弱点が「ドラゴン」と「フェアリー」のみ。 炎や水といったメジャーなタイプを二重耐性や等倍以下で受けられるため、非常に場持ちが良いです。

「あくうせつだん」は威力・DPE(エネルギー効率)ともに最高峰の技であり、等倍の相手であればゴリゴリとHPを削っていきます。 また、通常技の「りゅうのいぶき」による削り性能も高く、シールドがない状態での詰め性能も抜群です。

【対策のポイント】

  • フェアリータイプ(ザシアン、トゲキッス、ゼルネアス): ドラゴン技を無効化(二重耐性)できるため、パルキアに対して圧倒的に有利です。パルキア側は「アクアテール」などで抵抗するしかありません。
  • ディアルガ: ドラゴン技を等倍で受けつつ、こちらは抜群のドラゴン技を撃ち込めます。

おすすめパーティ1:ザシアン・メガギャラドス・パルキア

それでは、ここからは具体的なおすすめパーティを紹介していきます。 まず1つ目は、環境トップのザシアンとパルキアを軸に、メガ枠としてメガギャラドスを採用したバランス型のパーティです。

パーティ構成と技構成

ポケモン 役割 通常技 ゲージ技1 ゲージ技2
ザシアン 初手 でんこうせっか じゃれつく インファイト or ワイルドボルト
メガギャラドス 引き先(クッション) りゅうのいぶき アクアテール かみくだく
パルキア(オリジン) エース(ラス1) りゅうのいぶき アシッドボム あくうせつだん

※パルキアの「アシッドボム」は好みで「アクアテール」でも可ですが、起点作りとして優秀です。

立ち回りの詳細解説

このパーティはいわゆる**「ギミックパーティ(相性補完型)」**の一種です。 初手のザシアンが苦手とする「炎タイプ(ホウオウなど)」や「鋼タイプ(日食ネクロズマなど)」に対して、裏の2体(メガギャラドス、パルキア)が非常に強く出られる構成になっています。

【基本戦略:おびき出し戦法】 このパーティの肝は、引き先であるメガギャラドスの役割です。 もし初手でザシアンが出し負けた場合、あるいは均衡した状態の場合、メガギャラドスに即座に交代します。 メガギャラドスは水・悪タイプなので、相手はこれに対抗するために「フェアリータイプ(ザシアンなど)」や「格闘技持ち」を出してくる可能性が高いです。

ここで重要なのは、**「相手のフェアリータイプをメガギャラドスで吊り出す」**ということです。 メガギャラドスで相手のフェアリーを誘い出し、倒されることで、こちらのラストに残っているパルキア(オリジン)の障害を取り除きます。 パルキアにとって最大の天敵はフェアリータイプです。 その天敵を序盤〜中盤で処理(あるいはHPを削る)してしまえば、最後はパルキアの「あくうせつだん」で全抜きすることが可能になります。

【対ホウオウ・対鋼】 初手ザシアンに対してホウオウが来た場合、ザシアンは不利です(ワイルドボルトがあれば別ですが、聖なる炎のデバフが痛い)。 この場合、即座にパルキアやギャラドスに引くことで、相手のホウオウを腐らせることができます。 裏の2体は水タイプを持っているので、炎技に耐性があり、圧倒的有利に試合を運べます。

【メガギャラドスの強み】 メガギャラドスは耐久力が非常に高く、等倍同士の殴り合いであればほとんどのポケモンに打ち勝ちます。 「かみくだく」防御ダウンのデバフ効果も期待できるため、後続のサポートとしても優秀です。 また、悪タイプが入ることで、ミュウツーのサイコブレイクを軽減できるのも、今の環境では大きなアドバンテージとなります。

おすすめパーティ2:フラージス・ゲンシグラードン・パルキア

2つ目のパーティは、初手にフェアリータイプの「フラージス」を置いた、対ドラゴン特化型の構築です。

パーティ構成と技構成

ポケモン 役割 通常技 ゲージ技1 ゲージ技2
フラージス 初手 ようせいのかぜ チャームボイス ムーンフォース
ゲンシグラードン 引き先 / エース マッドショット だんがいのつるギ ほのおのパンチ
パルキア(オリジン) エース りゅうのいぶき アクアテール あくうせつだん

立ち回りの詳細解説

このパーティのコンセプトは、**「環境に多いドラゴンタイプを初手でカモにする」**ことです。 パルキア、ゼクロム、ディアルガ、ギラティナなど、マスターリーグはドラゴンタイプの宝庫です。 初手にフラージスを置くことで、これらのドラゴンタイプに対して圧倒的な出し勝ちを狙います。

【フラージスの役割】 フラージスは純粋なフェアリータイプであり、ドラゴン技を二重耐性で受けます。 通常技の「ようせいのかぜ」はエネルギーチャージ効率が非常に良く、素早くゲージ技を撃つことができます。 「チャームボイス」は威力は低いですが、消費エネルギーが少なく、相手のシールドを剥がすのに役立ちます。 「ムーンフォース」は決定打となります。

【裏の2体による補完】 フラージスの弱点は「鋼タイプ」と「毒タイプ」、そして打点を持たない「炎タイプ」です。 特にメタグロスやディアルガ(アイアンヘッド持ち)、ホウオウなどは天敵です。 そこで、裏に控えるゲンシグラードンパルキアが活きてきます。

もし初手で鋼タイプ(メタグロスなど)と対面してしまった場合、即座にゲンシグラードンやパルキアに引く動きが基本になります。 ゲンシグラードンは地面技で鋼タイプを粉砕でき、炎タイプとしての側面も持つため、フェアリーが苦手な相手を焼き払うことができます。 パルキアは水タイプ複合なので、鋼技を等倍で受けつつ、強烈な水・ドラゴン技で反撃可能です。

【ゲンシグラードンの圧倒的パワー】 ゲンシグラードンは、地面・炎タイプという唯一無二の複合タイプになります。 これにより、電気技を無効化しつつ、炎技で草や氷、鋼を焼くことができます。 特に「だんがいのつるぎ」の威力は凄まじく、シールドがない相手であれば一撃で瀕死に追いやるほどの火力を持ちます。 フラージスで相手のシールドを使わせた後、ゲンシグラードンを通す動きが決まれば、勝利は目前です。

おすすめパーティ3:ルギア・メガデンリュウ・ゼクロム

3つ目は、水タイプが多い現環境に強烈に刺さる「電気ギミック」パーティです。

パーティ構成と技構成

ポケモン 役割 通常技 ゲージ技1 ゲージ技2
ルギア 初手 ドラゴンテール ゴッドバード エアロブラスト
メガデンリュウ 引き先 ボルトチェンジ ブンマワス りゅうのはどう
ゼクロム エース りゅうのいぶき クロスサンダー げきりん

立ち回りの詳細解説

このパーティは、環境に蔓延る**「水タイプ」を徹底的にメタる**ために設計されています。 裏の2体(メガデンリュウ、ゼクロム)が電気技を持っているため、カイオーガ、ギャラドス、パルキア、アシレーヌといったポケモンに対して非常に強く出ることができます。

【初手ルギアの役割】 電気タイプ主体のパーティにとって最大の脅威は「地面タイプ(グラードン、ガブリアス、ランドロス)」です。 そこで、初手に飛行タイプのルギアを採用しています。 ルギアは地面技を二重耐性(無効レベル)で受けることができるため、初手で地面タイプと対面しても圧倒的に有利です。 また、ルギア自身の耐久力が異常に高く、等倍の相手であれば泥仕合に持ち込んで競り勝つことができます。

【メガデンリュウの奇襲性】 引き先として採用されているメガデンリュウは、電気・ドラゴンの複合タイプです。 これにより、水タイプだけでなく、ドラゴンタイプとも殴り合うことができます。 特に「りゅうのはどう」を持たせておくことで、相手がドラゴンタイプ(パルキアやゼクロムなど)で追ってきた場合でも、手痛い反撃を与えることが可能です。 「ブンマワス」は回転率の良い悪技で、エスパーやゴーストへの打点となります。

【ゼクロムによる詰め】 ラストのゼクロムは、このパーティのフィニッシャーです。 メガデンリュウで相手のシールドを削ったり、苦手な地面タイプをルギアで処理した後に降臨させます。 「クロスサンダー」の通りが今の環境では非常に良く、止まる相手が少ないです。 また、ドラゴンタイプ同士の殴り合いでも「げきりん」や「りゅうのいぶき」で戦えるため、腐ることがありません。 まさに今の水環境に一石を投じる、攻撃的な構築と言えるでしょう。

おすすめパーティ4:ゲンシカイオーガ・ザシアン・ザマゼンタ

最後4つ目は、圧倒的な種族値の暴力で押し切る、ゲンシカイオーガを軸にした構築です。 動画内で「水・鋼ギミック」と言及されていた部分を補足・修正しつつ、その真意である「相性補完の極意」を解説します。

パーティ構成と技構成

ポケモン 役割 通常技 ゲージ技1 ゲージ技2
ゲンシカイオーガ 初手 たきのぼり こんげんのはどう かみなり
ザシアン 引き先 でんこうせっか じゃれつく インファイト
ザマゼンタ(れきせん) カバー でんこうせっか インファイト こおりのキバ(or かみくだく)

立ち回りの詳細解説

このパーティは、初手のゲンシカイオーガの圧倒的パワーを押し付けつつ、その弱点である「ドラゴンタイプ」や「草タイプ」を、裏の2体(ザシアン、ザマゼンタ)でカバーする構成です。 いわゆる**「伝説の英雄(剣盾)」コンビ**でカイオーガを守る布陣です。

【ゲンシカイオーガの役割】 ゲンシカイオーガは、場に出るだけで天候を「雨(はじまりのうみ)」にし、水技の威力を底上げします。 「たきのぼり」の削り性能だけで相手を瀕死に追いやることも珍しくありません。 炎タイプ(ホウオウ、グラードン)や地面タイプに対しては、出せば勝ちと言えるほどの制圧力を誇ります。 ただし、ドラゴンタイプ(パルキア、ディアルガ、ゼクロム)には水技が半減されてしまうため、苦戦を強いられます。

【裏の2体によるドラゴン対策】 そこで控えているのがザシアンザマゼンタです。 ザシアンはフェアリータイプなので、ドラゴン技を無効化しつつ「じゃれつく」で返り討ちにできます。 ザマゼンタ(れきせんのゆうしゃ)は格闘タイプですが、**「こおりのキバ」**を採用することで、ドラゴンタイプや地面タイプへの強力な打点を持つことができます。

一般的にザマゼンタは格闘技主体と思われがちですが、このパーティでは「対ドラゴン・対地面・対飛行」の役割を担わせるために、あえて氷技を採用するという高度なチューニングが施されています。 これにより、カイオーガが苦手なドラゴンタイプをザシアンとザマゼンタの2枚看板で徹底的にマークし、安全圏を作ってから再びカイオーガを通すという動きが可能になります。

【「鋼」のような役割】 動画内で「鋼タイプ」という表現がありましたが、これはザシアンやザマゼンタが持つ「高耐久」と「耐性の優秀さ」が、鋼タイプのようなクッション役(受け役)を果たしているという意味合いが強いでしょう。 また、ザシアンのインファイト、ザマゼンタのインファイトにより、相手の鋼タイプ(ディアルガなど)を粉砕できるため、実質的に鋼タイプを抑制する働きも持っています。

勝率を上げるための立ち回りとテクニック

おすすめパーティを知っただけでは、マスターリーグで勝ち続けることはできません。 ここでは、メガ環境特有の立ち回りや、勝敗を分けるテクニックについて解説します。

メガシンカのタイミングと仕様理解

マスターリーグにおけるメガシンカの最大のメリットは、タイプ変化とステータス上昇です。 レイドバトルのように「味方の技威力が上がる」というブースト効果は、PVP(トレーナーバトル)では適用されません。 しかし、タイプが変わることは戦局を大きく左右します。

例えばメガギャラドス。 通常時は「水・飛行」ですが、メガシンカすると「水・悪」になります。 これにより、電気技が「二重弱点」から「単なる弱点(1.6倍)」に軽減されます。 また、岩技が弱点ではなくなり、逆に格闘技や虫技、フェアリー技が弱点になります。

このタイプの変化を理解せずに戦うと、思わぬ技で大ダメージを受けたり、逆に耐えられるはずの技で倒されたりします。 自分が使うメガシンカポケモンのタイプ変化だけでなく、相手のメガシンカポケモンのタイプ変化も頭に入れておく必要があります。 「相手がメガシンカしてくるかどうか」を予測し、技を撃つタイミングを計ることが重要です。

シールド管理の重要性

メガ環境、そしてCP無制限のマスターリーグは、一撃のダメージが非常に重い環境です。 ゲンシグラードンの「だんがいのつるぎ」や、ゲンシカイオーガの「こんげんのはどう」、パルキアの「あくうせつだん」などは、等倍でも致命傷になりかねません。

そのため、スーパーリーグやハイパーリーグ以上に**「シールドの使い所」**がシビアになります。 基本的には、「出し負けた時の巻き返し」や「エースを通すための温存」にシールドを使います。 しかし、この環境では「相手の大技を一発耐える」ことが難しいケースが多いため、迷ったらシールドを貼る勇気も必要です。 特に、防御が下がった状態(インファイト後など)では、等倍の技でも即死することがあるので注意しましょう。

ターン数と技のカウント(CCT)

上級者向けのテクニックですが、相手の通常技の回数を数える(技カウント)ことは、マスターリーグでも非常に有効です。 例えば、ザシアンの「バークアウト」は3ターン技です。 ザシアンが「じゃれつく」を撃つためには、バークアウトを何回撃つ必要があるかを知っておけば、相手がいつゲージ技を撃ってくるかを予測し、無駄なシールド消費を防ぐことができます(交代受けなど)。

  • りゅうのいぶき(パルキアなど): 1ターン技。ダメージ判定が早いため、HPの削り合いに強い。
  • マッドショット / 電気ショック: 2ターン技。ゲージ溜めが速い。
  • ボルトチェンジ / 焼き尽くす: 4ターン〜5ターンの重い技。隙が大きいが、着弾すれば大ダメージ&大量ゲージ獲得。

特に「焼き尽くす(5ターン)」を使うホウオウなどは、技の硬直時間が長いため、その間にこちらが技を差し込む隙が生まれます。 このリズムを体得することが、ランクレジェンドへの近道です。

初心者向け:マスターリーグ参入への壁と育成ガイド

「マスターリーグは敷居が高い」と感じている方も多いでしょう。 実際、PL(ポケモンレベル)50まで強化し、アメXLを296個集め、さらに個体値も100%近くを狙うというのは、並大抵の努力ではありません。 しかし、その分一度作ってしまえば長く使えるのがマスターリーグの魅力でもあります。

妥協なき個体値厳選

スーパーリーグなどとは異なり、マスターリーグでは**「攻撃・防御・HPすべてMAX(15/15/15)」**の個体が理想とされます。 特に攻撃力15は必須級です。 なぜなら、同じポケモン同士が対面した場合(ミラー対面)、攻撃力が高い方が先にゲージ技を撃てる(CMP判定)からです。

例えば、ザシアン同士が対面し、同時に「インファイト」を撃とうとした時、攻撃個体値が14のザシアンは、15のザシアンに必ず負けます。 これが勝敗に直結するため、可能な限り100%に近い個体を厳選しましょう。 もし100%がいない場合は、少なくとも「攻撃15」の個体を採用することを強く推奨します。

アメXLの集め方と「相棒」システム

伝説ポケモンのアメXLを集める基本は「レイドバトル」です。 伝説レイドを周回し、捕獲時に確定で手に入るアメXL(3個〜)を集めるのが最短ルートです。 また、交換でも稀に入手できますが、確率は低いです。

さらに重要なのが**「最高の相棒」ブースト**です。 相棒レベルを「最高の相棒」にすると、相棒に設定している間だけCPがブーストされ、PLが+1されます。 つまり、PL50のポケモンが実質PL51になります。 この「1レベルの差」が、ブレイクポイント(通常技のダメージが変わる閾値)に関わってくることがあります。 マスターリーグでガチ対戦をするなら、主力メンバーは必ず「最高の相棒」にしておきましょう。

今後の展望:チャンピオンシップ2025に向けて

動画内でも触れられていましたが、2025年のチャンピオンシップなどの公式大会に向けて、環境は日々変化していきます。 現在は水タイプやザシアンが中心ですが、今後新たな技の習得や、未実装のメガシンカ(メガメタグロスやメガルカリオなど)が登場すれば、勢力図は一変するでしょう。

また、メンバーシップなどのコミュニティに参加することで、最新の情報を得たり、フレンドと練習試合を行うことも上達への近道です。 情報の鮮度が命のPVPにおいて、常にアンテナを張っておくことが重要です。 特にシャドウポケモンの解禁有無や、ルール変更のアナウンスには敏感になっておきましょう。

まとめ

今回は、メガマスターリーグの環境考察とおすすめパーティについて解説しました。 要点を振り返りましょう。

  • 環境はザシアン・パルキア(オリジン)の2強に加え、ゲンシカイオーガ率いる水タイプが支配的。
  • 水タイプ対策として、**電気タイプ(ゼクロムなど)**の需要が高まっている。
  • メガギャラドスは耐久とタイプ相性で、環境に刺さる優秀なクッション役。
  • パーティ構築は「相性補完」を意識し、トップメタを対策できる構成(ギミック)が鍵。

マスターリーグは、ポケモンの育成難易度が高い分、一度完成させれば相棒として長く戦えるリーグです。 今回紹介したパーティを参考に、自分の手持ちポケモンと相談しながら、最強のチームを作り上げてください。 メガシンカの圧倒的なパワーを体感し、勝利の快感を味わいましょう!

この記事が、皆さんのマスターリーグ攻略の一助となれば幸いです。 それでは、バトルフィールドでお会いしましょう!

※本記事の情報は執筆時点(動画参照時点)のものです。ゲーム内のバランス調整により変更される可能性があります。

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