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【ポケポケ】メガバシャーモデッキが現環境最強と言われる理由|強さの秘訣を解説|ポケカアプリ

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編集デスク スマホゲーム評論担当の橋本ユアです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、新パック「メガライジング」で登場した「メガバシャーモex」デッキが、なぜ「現環境最強」と呼ばれているのか、その強さの秘密や具体的なデッキ構成、立ち回りについて詳しく知りたいと思っているのではないでしょうか。

私も実装直後からかなりやり込んでいますが、その爆発力は本物です。 今回のレビューでは、私が実際に使用しているデッキレシピや、他の構築パターン、環境デッキとの戦い方まで、余すところなく徹底的に解説していきます。

この記事を読み終える頃には、メガバシャーモデッキの強さに関するあなたの疑問がすべて解決し、すぐにでもデッキを組みたくなるはずです。

この記事の要約
  • メガバシャーモexの圧倒的な火力と「火傷」の性能
  • 環境に刺さる「エレキットシステム」の解説
  • 主流の「エレキット型」「エンテイ型」など4つのデッキ構築例
  • 対戦動画から学ぶ具体的な立ち回りと弱点対策

 

それでは解説していきます。

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メガバシャーモexが「現環境最強」と呼ばれる理由

ポケポケに新パック「メガライジング」が実装されてから、環境は大きく動きましたよね。 その中でも、ひときわ注目を集めているのが「メガバシャーモex」です。 私自身、さまざまなデッキを試してきましたが、このメガバシャーモexのポテンシャルは頭一つ抜けていると感じています。

では、なぜこのポケモンが「最強」とまで言われるのか、まずはその強さの秘訣を、カードの性能から深掘りしていきましょう。

理由1:実質140ダメージ!「メガバーニング」と「火傷」の圧倒的火力

メガバシャーモexの強さの根幹は、なんといってもワザ「メガバーニング」のシンプルかつ強力な性能にあります。

  • ワザ「メガバーニング」(炎・炎・無):120ダメージ
    • 追加効果:相手のバトルポケモンを「やけど」にする。

必要なエネルギーは3つ(炎2、無色1)と標準的ですが、その見返りは非常に大きいです。 120ダメージという数値だけでも、多くのたねポケモンexを射程圏内に入れる強力なものですが、本当に恐ろしいのは追加効果の「火傷」です。

ポケポケにおける「火傷」は、ポケモンの番の終わりに「20ダメージ」を与え、その後コイントスで裏なら「火傷」が継続するという、非常に強力な状態異常です。

つまり、メガバシャーモexがワザを使ったターンには、「120ダメージ+火傷20ダメージ」で、実質140ダメージを相手に与えることができます。 仮に相手が次のターンに逃げたり交代したりできなければ、さらに20ダメージ……と、継続的にHPを削り取れるんです。 この「火傷ダメージ」が、今の環境で非常に重要な役割を果たします。

現環境のHPラインと140ダメージの重要性

この「実質140ダメージ」というのが、今のポケポケ環境にとてもよく刺さっています。 新パック「メガライジング」で登場したポケモンも含め、現環境でよく使われる主要なexポケモンのHPラインを見てみましょう。

主なexポケモン HP メガバーニング(火傷込)
ライコウex 120 ワンパン(120 + 20)
ミュウex 120 ワンパン(120 + 20)
エンテイex 130 ワンパン(120 + 20)
サーナイトex 140 ワンパン(120 + 20)
ミュウツーex 150 ほぼワンパン(残りHP10)
メガギャラドスex 210 2発で確定
メガバシャーモex 210 2発で確定

このように、HP140以下の主要なexポケモンを一撃で倒す(ワンパン)ことが可能です。 特にライコウexやミュウexといった、システムとアタッカーを兼ねるHP120ラインのポケモンを、エネルギーをトラッシュするなどのデメリットなしで倒せるのは、テンポを取る上で非常に大きなアドバンテージとなります。

また、HP150のミュウツーexに対しても、実質残りHP10まで追い込めるため、次のターンの行動を大きく制限できます。 この「ワンパン範囲の広さ」こそが、メガバシャーモexが攻撃的なデッキとして高く評価される一つ目の理由です。

理由2:最速2ターン目!「不思議なアメ」による高速展開

メガバシャーモexは「2進化ポケモン」です。 普通なら「アチャモ」→「ワカシャモ」→「メガバシャーモex」と、着実に進化させる必要があり、バトルに出るまでに最低でも3ターンかかってしまいます。 しかし、ポケポケには「不思議なアメ」という強力なグッズが存在します。

このカードは、「たねポケモン」から「2進化ポケモン」へ、1進化を飛ばして一気に進化させることができるアイテムです。 これを利用することで、メガバシャーモexは驚異的な速度でバトル場に降臨できます。

  1. 1ターン目: ベンチに「アチャモ」を出す。
  2. 2ターン目: 手札に「メガバシャーモex」と「不思議なアメ」があれば、アチャモから一気にメガ進化できる。

この「最速2ターン目アタック」が、メガバシャーモデッキの基本的な勝ち筋の一つです。 もちろん、2ターン目に必要な3枚のカード(アチャモ、アメ、メガバシャーモex)と3枚のエネルギーを揃えるのは簡単なことではありません。 しかし、後述する「P(ピィ)」や、「博士の研究」「シルバー」といったドローサポートカードを駆使することで、この高速展開を安定して狙うことが可能です。

相手のデッキがまだ準備段階である2ターン目や3ターン目に、HP210の高耐久と実質140ダメージの高火力を持つアタッカーが完成してしまう……。 この展開速度が、相手にとって大きなプレッシャーとなるのです。

理由3:相手のエースを狙い撃ち!「エレキットシステム」の凶悪コンボ

これが、私がメガバシャーモデッキを「現環境最強」と評価する最大の理由かもしれません。 「エレキットシステム」と呼ばれる、非常に攻撃的かつ戦略的なコンボの存在です。

このシステムのキーカードは、一見地味なたねポケモン「エレキット」と、強力なサポートカード「赤木(アカギ)」です。

  • エレキット(たねポケモン)
    • ワザ「ビリビリショット」(無色エネルギー1個):20ダメージ
      • 効果:相手のベンチポケモン1匹に、20ダメージ。
  • 赤木(サポート)
    • 効果:相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。

これらのカードを使い、以下のような非情な動きを実現します。

  1. 相手がベンチでゆっくりと育てているメインアタッカー(例えば、ミュウツーexやメガギャラドスex)を見つけます。
  2. ここで、相手エースのHPを確認します。例えばミュウツーexならHP150。メガバシャーモexの「メガバーニング」(実質140ダメージ)では、ギリギリ倒しきれません。
  3. そこで、まず「エレキット」をバトル場に出し、無色エネルギー1個で「ビリビリショット」を使います。
  4. 相手のベンチにいるミュウツーexに20ダメージを与えます。これで、ミュウツーexの残りHPは(150 – 20 = 130)となります。
  5. これで準備は完了。メガバシャーモexの「メガバーニング」(実質140ダメージ)の圏内に入りました。
  6. 次のターン、サポート「赤木」を使って、HPが130になったミュウツーexをベンチからバトル場に引きずり出します。
  7. 満を持して、メガバシャーモexの「メガバーニング」!
  8. 120ダメージ+火傷20ダメージで、相手のエースポケモンを確実に仕留めます。

なぜこの動きが「最強」なのか?

この戦術の本当に恐ろしいところは、「メガバシャーモexが返り討ちに合うリスクを最小限にできる」ことです。

もし、このシステムを使わずにHP150のミュウツーexに「メガバーニング」を撃った場合、どうなるでしょうか。 相手のHPは10残ってしまいます。 すると、次の相手のターンで、手負いとはいえ強力なワザを持つミュウツーexから反撃を受け、せっかく育てたメガバシャーモexが倒されてしまうかもしれません。 これでは、サイドは取れても、テンポを失ってしまいますよね。

しかし、「エレキットシステム」を使えば、相手がワザを使えるようになる前にベンチで安全にHPを削り、準備が整った(=ワンパンできる)タイミングで引きずり出して、確実に仕留めることができます。

相手からすれば、ベンチで育てていた切り札が、何もできないまま倒されてしまうわけです。 この「相手のエースポケモンだけを的確に狙い撃ちできる」性能が、メガバシャーモデッキの勝率を飛躍的に高めています。 対戦動画の1戦目(vs ミュウツーex)でも、この動きが見事に決まっていましたね。 まさに、メガ環境に噛み合った戦術と言えます。

理由4:環境に合わせた柔軟なデッキ構築

メガバシャーモexは、その核となる性能が自己完結しているため、デッキの「相方」となるサブアタッカーやシステムポケモンの選択肢が非常に広いという特徴があります。 これも、多くのプレイヤーに支持され、「最強」と呼ばれる一因です。

  • エレキット型: 上記の「エレキットシステム」を採用し、攻撃性能と戦略性を高めた構築。
  • エンテイex型: 「エンテイex」を壁にしつつ、特性のドローで安定感を極限まで高めた構築。
  • クイタラン型: 「クイタラン」を採用し、P(ピィ)などのHPが低い「たねポケモン(ベビー)」をワンパンしやすくした構築。
  • Pのみ型: システムポケモンをP(ピィ)だけに絞り、最速でのメガバシャーモex完成に特化した構築。

このように、環境の流行や自分のプレイスタイルに合わせて、デッキを自由にカスタマイズできる柔軟性も、メガバシャーモexの大きな魅力です。

次のセクションでは、これらの具体的なデッキ構築例を、私の考察を交えながら詳しく見ていきましょう。

メガバシャーモex デッキレシピと構築パターン4選

それでは、ここからは具体的なデッキ構築例を紹介していきます。 私が特におすすめする、対戦動画でもメインで紹介されていた「エレキットP型」を中心に、情報ソースでも触れられていた主要な4つのタイプを、それぞれの強み・弱みと共に解説しますね。 デッキレシピはあくまで一例ですので、ご自身の持っているカードやプレイスタイルに合わせて調整してみてください。

① エレキットP型(攻撃特化・筆者おすすめ)

P(ピィ)による安定感と、エレキットシステムによる高い攻撃性能を両立させた、現在最も強力と目される構築の一つです。 私が今一番しっくりきている構築でもあります。

デッキレシピ例(エレキットP型)

カードの種類 カード名 枚数
ポケモン アチャモ 4
ポケモン ワカシャモ 2
ポケモン メガバシャーモex 3
ポケモン P (ピィ) 2
ポケモン エレキット 2
サポート 博士の研究 4
サポート シルバー 3
サポート 赤木 2
サポート カスミのいかり 1
グッズ モンスターボール 4
グッズ 不思議なアメ 3
グッズ フレームパッチ 2
グッズ 大きなマント 1
エネルギー 基本炎エネルギー 17
合計   50枚

採用カードの役割と解説

  • メガバシャーモexライン (4-2-3)
    • デッキの核となるメインアタッカーです。
    • スタートポケモンにもなる「アチャモ」は、デッキの安定性を考えても最大枚数の4枚採用が必須です。
    • 「ワカシャモ」は、「不思議なアメ」が引けなかった時の中継ぎとして、また「モンスターボール」で進化先として引ける確率を上げるために2枚採用しています。
    • 「メガバシャーモex」は、サイド落ち(デッキ構築時にサイドカードとして置かれてしまうこと)のケアと、2体目を育てる展開も視野に入れて3枚採用がバランス良いと感じます。
  • P (ピィ) (2枚)
    • このデッキの安定感を支える、最重要システムポケモンです。
    • ワザ「キラキラコール」は、エネルギーなしで使え、山札から好きなカードを1枚手札に加えられます。
    • 1ターン目にバトル場に出せれば、次のターンに必要な「不思議なアメ」や「メガバシャーモex」、「博士の研究」などを確実に持ってくることができます。この動きが本当に強いです。
    • HP50と低く狙われやすいですが、それを補って余りある性能です。
  • エレキット (2枚)
    • 「エレキットシステム」の要です。
    • 無色エネルギー1個でベンチに20ダメージを与えられるのが非常に優秀。
    • 逃げエネルギーが0なのも、Pやメガバシャーモexとの入れ替えがスムーズで、非常に使いやすいポイントです。
  • サポートカード(博士、シルバー、赤木)
    • 「博士の研究」(4枚)と「シルバー」(3枚)で、山札を全力で掘り進め、必要なパーツ(特にアメとメガバシャーモ)を探しに行きます。
    • 「赤木」は「エレキットシステム」のフィニッシャーとして、また終盤の詰めにも使うため、確実に引きたい2枚採用です。
  • フレームパッチ (2枚)
    • トラッシュにある炎エネルギーをベンチポケモンにつけられる強力なグッズです。
    • 「博士の研究」でトラッシュに落ちたエネルギーを有効活用し、メガバシャーモexの起動を早めたり、2体目のメガバシャーモexを育てるのに役立ちます。

この構築の強みと弱み

  • 強み: P(ピィ)による安定した展開力と、エレキットシステムによる高い攻撃性能・盤面制圧力を兼ね備えています。対戦動画の1戦目、2戦目のように、理想的な動きが決まった時の爆発力は随一です。柔軟な立ち回りが可能で、使っていて非常に楽しいデッキタイプですね。
  • 弱み: デッキの枠をシステムポケモン(P、エレキット)に割いているため、純粋なアタッカーはメガバシャーモexのみになりがちです。手札事故でメガバシャーモexが完成しないと、サブアタッカーがいない分、苦しくなる展開もあります(対戦動画3戦目のようなケース)。

② エンテイex型(安定・ドロー重視)

情報ソースで「1番使われているかも」と紹介されていた、安定感を最重要視した構築です。 「エンテイex」の強力なドロー特性で、手札事故を徹底的にケアします。

デッキレシピ例(エンテイex型)

カードの種類 カード名 枚数
ポケモン アチャモ 4
ポケモン ワカシャモ 2
ポケモン メガバシャーモex 3
ポケモン エンテイex 2
ポケモン P (ピィ) 1
サポート 博士の研究 4
サポート シルバー 3
サポート 赤木 1
グッズ モンスターボール 4
グッズ 不思議なアメ 3
グッズ フレームパッチ 3
グッズ 大きなマント 2
エネルギー 基本炎エネルギー 18
合計   50枚

採用カードの役割と解説

  • エンテイex (2枚) *
    • この構築の核となるシステムポケモン兼サブアタッカーです。
    • 特性「バーニングロード」が非常に強力で、バトル場にいるなら、自分の番に1回、手札が6枚になるようにドローできます。
    • 序盤はエンテイexを壁にしつつ、この特性で手札を補充し、メガバシャーモexの完成を目指します。
    • ワザ「ブレイズボール」も3エネルギー90ダメージとそこそこの火力が出るため、いざという時にはアタッカーにもなれます。
  • フレームパッチ (3枚)
    • このデッキでは特に重要なカードです。
    • エンテイexがバトル場でエネルギーをつけながら耐え、倒されたり逃げたりした際にトラッシュに落ちたエネルギーを、ベンチのメガバシャーモexに「フレームパッチ」で再利用する動きが非常にスムーズで強力です。

この構築の強みと弱み

  • 強み: エンテイexのドロー特性により、手札事故が劇的に起こりにくくなります。常に手札が潤沢な状態で戦えるため、非常に安定した立ち回りが可能です。メガバシャーモexが倒された後のリカバリーもしやすいですね。初心者の方にも扱いやすい構築と言えます。
  • 弱み: エンテイexのワザ火力が90と、現環境のexポケモン相手にはやや力不足です。サブアタッカーとして機能しづらく、エンテイexがドロー特性を使う前に倒されてしまうと、テンポを失いやすいのがネックですね。

③ クイタラン型(ベビーポケモン対策)

「エレキット」の枠を、より攻撃的な「クイタラン」に変更した、小型ポケモンへの対策を厚くした構築です。

デッキレシピ例(クイタラン型)

カードの種類 カード名 枚数
ポケモン アチャモ 4
ポケモン ワカシャモ 2
ポケモン メガバシャーモex 3
ポケモン クイタラン 2
ポケモン P (ピィ) 2
サポート 博士の研究 4
サポート シルバー 3
サポート 赤木 2
グッズ モンスターボール 4
グッズ 不思議なアメ 3
グッズ フレームパッチ 3
グッズ 大きなマント 1
エネルギー 基本炎エネルギー 17
合計   50枚

採用カードの役割と解説

  • クイタラン (2枚)
    • ワザ「ヒートラリアット」(炎・無)が60ダメージ。
    • この60ダメージというのが絶妙で、P(HP50)やラルトス(HP50)など、環境にいる厄介なたねポケモン(ベビー)をワンパンできるのが非常に大きな強みです。
  • フレームパッチ (3枚)
    • クイタランのワザには炎エネルギーが必要です。
    • 最速でワザを使うためには、トラッシュからエネルギーを加速できる「フレームパッチ」の重要度がエレキット型よりも上がります。

この構築の強みと弱み

  • 強み: P(ピィ)などのシステムポケモンを早期に倒せるため、相手の展開を強力に妨害する能力に長けています。
  • 弱み: クイタランのワザには炎エネルギーが必要なため、無色1エネで動けるエレキットと比べると、最速アタックの要求値が高くなります。「フレームパッチ」への依存度が上がる点も注意が必要ですね。

④ Pのみ型(最速完成特化)

サブアタッカーや他のシステムポケモンを極力排し、P(ピィ)の「キラキラコール」とドローサポートだけで、とにかく最速のメガバシャーモex完成を目指す、ロマン溢れる純粋な構築です。

デッキレシピ例(Pのみ型)

カードの種類 カード名 枚数
ポケモン アチャモ 4
ポケモン ワカシャモ 2
ポケモン メガバシャーモex 4
ポケモン P (ピィ) 3
サポート 博士の研究 4
サポート シルバー 4
サポート カスミのいかり 2
グッズ モンスターボール 4
グッズ 不思議なアメ 4
グッズ フレームパッチ 2
グッズ 大きなマント 1
エネルギー 基本炎エネルギー 16
合計   50枚

採用カードの役割と解説

  • メガバシャーモex (4枚) / 不思議なアメ (4枚)
    • キーカードとなるこの2種類を最大枚数採用し、とにかく引ける確率を極限まで高めています。
    • デッキの不純物(他のポケモン)が少ないため、モンスターボールでアチャモがヒットする確率が高いのも利点です。
  • P (ピィ) (3枚)
    • 1ターン目にスタートできる確率を上げるため、多めの3枚採用。

この構築の強みと弱み

  • 強み: メガバシャーモexの完成率が理論上は最も高く、2体目のメガバシャーモexも育てやすいです。上振れた時の2ターン目、3ターン目での連続アタックは、相手に何もさせずに勝利できるほどの爆発力を秘めています。
  • 弱み: エレキットやクイタランのような器用な動きができず、戦術が「メガバシャーモexで殴る」という単調なものになりがちです。メガバシャーモexが対策されたり、倒されたりすると、後続が続かなくなりやすいという脆さも抱えています。

どのデッキタイプを選ぶべき?

4つのタイプを紹介しましたが、プレイスタイルや資産状況によっておすすめは変わってきます。 それぞれの特徴を比較表にまとめてみました。

デッキタイプ おすすめ度 安定性 速度 攻撃性能 戦略性
① エレキットP型 ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★
② エンテイex型 ★★★★☆ ★★★★★
③ クイタラン型 ★★★☆☆
④ Pのみ型 ★★☆☆☆ ★★★★★

個人的には、やはりポケポケの奥深さを最も楽しめる**「① エレキットP型」を一番におすすめしたいです。戦略性が高く、プレイングが上達するほどに勝率が上がっていくのを実感できるはずです。 もし、まだカードが揃っていなかったり、安定した戦いを好むのであれば、「② エンテイex型」**から試してみるのが良いと思いますよ。

メガバシャーモデッキの基本的な立ち回り(運用方法)

デッキを組んだら、次はどう動かすかが重要ですよね。 ここでは、対戦動画でも見られた「エレキットP型」を例に、序盤・中盤・終盤の理想的な立ち回りと、考えるべきことを詳しく解説します。

序盤(1〜2ターン目):最速でメガバシャーモexを完成させる

このデッキの序盤の目標は、ただ一つ。 「何よりも優先して、メガバシャーモexをバトル場に着地させること」です。

理想のスタート:P(ピィ)

  • 1ターン目(先行/後攻):
    • バトル場にP(ピィ)を出し、ベンチにアチャモを1〜2体並べます。
    • エネルギーは、後々のためにベンチのアチャモにつけておくと良いでしょう。
    • ワザ「キラキラコール」を使います。
  • 「キラキラコール」で何を持ってくるか?
    • 手札の状況に応じて、次のターンにメガ進化するために足りないパーツを持ってきましょう。
    • 例1: 手札に「アメ」と「メガバシャーモex」がある
      • → 「博士の研究」を持ってきて、次のターンにエネルギーを引き込みつつ、さらに手札を充実させる。
    • 例2: 手札に「アメ」か「メガバシャーモex」のどちらかしかない
      • → 足りない方(アメ or メガバシャーモex)を持ってきて、2ターン目進化を確定させる。
    • 例3: 手札に「アチャモ」しかいない
      • → まずは「不思議なアメ」を持ってくる。
  • 2ターン目:
    • 「キラキラコール」で持ってきたカードを使い、メガバシャーモexに進化させます。
    • エネルギーが3枚ついていれば、このターンから「メガバーニング」で攻撃を開始できます。

次点のスタート:アチャモ

  • 1ターン目(先行/後攻):
    • アチャモをバトル場に出します。ベンチにもう1体アチャモを置けると完璧です。
    • 手札に「博士の研究」や「シルバー」があれば、迷わず使います。
    • 山札を全力で掘り進め、「不思議なアメ」と「メガバシャーモex」、そしてエネルギーを探しに行きます。
  • 2ターン目:
    • 1ターン目にパーツが揃っていれば、メガ進化して攻撃開始です。
    • 対戦動画の2戦目のように、後攻1ターン目からアチャモにエネルギーをつけておけると、2ターン目の「メガバーニング」が非常に狙いやすくなりますね。

中盤(3〜4ターン目):エレキットシステムで盤面を制圧する

メガバシャーモexが無事に完成したら、ここからがこのデッキの真骨頂です。 相手の盤面を見ながら、最も効率的にサイドを取るプランを考えます。

相手のベンチを観察する

  • まずは、相手がベンチで育てている「メインアタッカー」や「厄介なシステムポケモン」を徹底的にチェックします。
    • (例)ミュウツーex、メガギャラドスex、サーナイトex、ライコウex、オドリドリ、P(ピィ)など

HP調整と赤木による狙撃

相手のキーポケモンを見つけたら、どう倒すかを考えます。

  • パターンA:ワンパンできる相手(HP140以下)
    • ライコウex(HP120)やサーナイトex(HP140)など、「メガバーニング」+火傷で一撃で倒せる相手。
    • これは簡単です。バトル場に出てきたら、そのまま「メガバーニング」で倒しにいきましょう(対戦動画2戦目)。
  • パターンB:ワンパンできない相手(HP150以上)
    • ミュウツーex(HP150)や、メガギャラドスex(HP210)など。
    • ここで「エレキットシステム」の出番です(対戦動画1戦目)。
    1. メガバシャーモexを一度ベンチに下げます。(逃げエネが1なので、手張りしたエネルギー1枚で逃げられるのが本当に偉いです)
    2. ベンチから「エレキット」をバトル場に出します。
    3. 無色エネルギー1個で「ビリビリショット」を使い、相手のベンチにいるエースポケモンに20ダメージを与えます。
    4. これで、ミュウツーexのHPは130に、メガギャラドスexのHPは190になりました。
    5. 次のターン、手札に「赤木」があれば使います。
    6. HPが削れた相手エースをベンチからバトル場に引きずり出します。
    7. メガバシャーモexに交代し、「メガバーニング」で確実に仕留めます。

この動きが決まれば、相手の戦術はボロボロになり、サイドレースで圧倒的に有利になります。 中盤は常にこの「エレキットシステム」を狙いながら、盤面をコントロールすることを意識しましょう。

終盤(5ターン目〜):火傷ダメージも計算に入れて詰める

終盤は、サイドを取り切るための「詰め(リーサル)」を考えます。 ここでも「火傷」と「赤木」が輝きます。

火傷ダメージの継続計算

  • 「メガバーニング」の火傷は、相手がコイントスで表を出すまで継続します。
  • 相手がポケモンを入れ替えられない状況なら、火傷ダメージは20、40、60……と蓄積していきます。
  • 例えば、相手のHPが残り60なら、メガバシャーモexが倒されても、火傷が継続すれば3ターン後には自動的に倒せる計算になります。
  • この「継続ダメージ」も計算に入れ、どのポケモンを攻撃すれば最も早く勝利できるかを考えましょう。

赤木で逃げた相手を狩る

  • HPがミリ単位で残ってベンチに逃げた相手も、終盤まで温存しておいた「赤木」があれば、再び引きずり出して倒せます。
  • 対戦動画の3戦目でも、相手が交代したメガギャラドスを最後の「赤木」で引きずり出して勝利していましたね。
  • 「赤木」は、「エレキットシステム」で使う1枚と、終盤の詰めに使う1枚、という意識で大切に使うと勝率が上がりますよ。

メガバシャーモデッキの弱点と環境デッキとの相性

「最強」と呼ばれるメガバシャーモデッキですが、もちろん完璧ではありません。 明確な弱点や、苦手な相手も存在します。 対策を知っておくことで、不利な対面でも勝ち筋を見つけられるようになりますよ。

メガバシャーモデッキの明確な弱点

弱点1:水タイプ(特にメガギャラドスex)

  • ポケモンのタイプ相性として、メガバシャーモex(炎タイプ)は「水タイプ」が弱点です。
  • ワザのダメージが2倍になってしまうため、水タイプのポケモンから攻撃されると非常に脆いです。
  • 現環境で強力な水タイプといえば、同じく「メガライジング」で登場した「メガギャラドスex」です。 *
  • メガギャラドスexのワザ「メガブラスター」は基本120ダメージですが、弱点を突かれると240ダメージとなり、HP210のメガバシャーモexでも一撃で倒されてしまいます。
  • 対策(vs メガギャラドスex):
    • これはもう、純粋な「速度勝負」になります。
    • 対戦動画の3戦目でも見られましたが、相手がメガギャラドスexを完成させるより「先」に、こちらがメガバシャーモexを完成させ、攻撃を仕掛けるしかありません。
    • 幸い、メガギャラドスexのHPも210なので、こちらの「メガバーニング」(120+火傷20)→ 次のターン「メガバーニング」(120+火傷20)で合計280ダメージとなり、確実に2発で倒すことができます。
    • 相手に先に展開されると非常に厳しいため、1ターン目から全力でメガバシャーモexの完成を目指しましょう。

弱点2:手札事故と妨害(レッドカード、カイトウ)

  • これは2進化デッキ全ての宿命ですが、「たねポケモン」「不思議なアメ」「2進化ポケモン」の3点セットを揃える必要があるため、手札事故とは常に隣り合わせです。
  • 特に、相手の「レッドカード」や「カイトウ」といった手札妨害(ハンデス)カードで、せっかく揃えたパーツを流されてしまうと、一気に厳しくなります。
  • 対戦動画の3戦目も、序盤に「レッドカード」「カイトウ」を連続で使われ、メガバシャーモexがなかなか完成しない苦しい展開でした。
  • 対策(手札妨害):
    • P(ピィ)の採用: 「キラキラコール」は、妨害された後でも、山札から最も必要なカードを1枚持ってくることができる、最高のリカバリー手段になります。
    • エンテイex型の採用: 「エンテイex型」を採用し、ドロー特性で常に手札を6枚に保つことで、妨害されてもすぐに立て直せるようにする。
    • 忍耐力: 対戦動画3戦目のように、事故っても諦めず、アチャモやエレキットを壁にしてターンを稼ぎ、トップデッキ(山札から引くカード)に賭ける忍耐力も時には必要です。

環境デッキとの相性考察

弱点を理解した上で、現環境でよく見かける他のデッキタイプとの相性も見ていきましょう。

vs ミュウツーex & サーナイト(有利)

  • 対戦動画1戦目で実際に対戦した相手ですね。
  • ミュウツーex(HP150)、サーナイトex(HP140)と、どちらもメガバシャーモexの射程圏内です。
  • 特にミュウツーexは、先ほどから何度も例に出している通り、「エレキットシステム」の格好の的です。
  • 相手がベンチでゆっくりミュウツーexにエネルギーを溜めている間に、こちらはエレキットで20ダメージを与えておく。
  • 相手の準備が整う前に「赤木」で引きずり出し、「メガバーニング」で倒す。この動きが非常に強力に決まります。
  • サーナイトexも「メガバーニング」+火傷でワンパンできるため、全体的に有利に立ち回れる相手と言えます。

vs ライコウex & オドリドリ(有利)

  • 対戦動画2戦目の相手です。
  • メインアタッカーのライコウex(HP120)は、「メガバーニング」で問題なくワンパンできます。
  • このデッキで問題となるのは、炎タイプのワザを無効にする特性「ほのおのまい」を持つ「オドリドリ」の存在です。 *
  • メガバシャーモexの「メガバーニング」は、オドリドリがバトル場にいるとダメージを与えられません。
  • 対策(vs オドリドリ):
    • ここで、再び「エレキットシステム」が輝きます。
    • 「エレキット」の「ビリビリショット」は、炎タイプではない「無色タイプ」のワザです。そのため、オドリドリの特性に関係なく、ベンチにダメージを与えられます。
    • 対戦動画2戦目のように、
      1. まずライコウexをワンパンする。
      2. 相手はオドリドリをバトル場に出してくる。
      3. こちらはエレキットに交代し、ベンチにいる別のアタッカー(動画ではゼラオラ)に「ビリビリショット」でダメージを与えておく。
      4. 最後に「赤木」でそのアタッカーを引きずり出し、メガバシャーモexで倒して勝利。
    • このように、オドリドリの特性を無視してベンチを攻撃できる「エレキット」の存在が、この対面に非常に強く出られる理由です。
    • もちろん、「赤木」でオドリドリを引きずり出し、エレキットで倒すという逆のパターンも可能ですよ。

まとめ

今回は、ポケポケの新環境で「最強」と名高い「メガバシャーモexデッキ」について、その強さの理由から、具体的なデッキレシピ、立ち回り、そして弱点に至るまで、徹底的にレビューしてきました。

  • 「メガバーニング」(実質140ダメージ)の圧倒的な火力と、環境のHPラインへの刺さりの良さ。
  • 「エレキットシステム」による、相手エースポケモンの的確な狙撃という高い戦略性。
  • 「P(ピィ)」や「エンテイex」による、2進化デッキとは思えないほどの高い安定性。
  • 環境やプレイスタイルに合わせて構築を選べる、デッキの柔軟性。

これらの強力な要素がすべて噛み合い、メガバシャーモexは「メガライジング」環境のトップに君臨していると、私は分析しています。

私個人のイチオシは、対戦動画でもその強さがいかんなく発揮されていた、戦略性と攻撃力を両立した**「エレキットP型」です。 もし安定性を重視するなら「エンテイex型」**から試してみるのも良いと思います。

どちらの型を選んだとしても、その爆発的な火力は、一度味わうと病みつきになること間違いなしです。 ぜひ、このレビューを参考にして、あなただけの最強メガバシャーモデッキを組んでみてくださいね。

スマホゲーム評論担当の橋本ユアでした。 また次のレビューでお会いしましょう。

フォローよろしくお願いします。

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