ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、9月25日にリリースを控えた待望の新作「ジョジョの奇妙な冒険 オラオラオーバードライブ」（オラドラ）について、どのキャラクターでゲームを始めるべきか、リセマラの当たりは誰なのかが気になっていると思います。 先日9月20日に公開された新情報で、リリース初期から登場する最高レアリティURのキャラクターたちが判明し、期待は最高潮に達していることでしょう。
この記事を読み終える頃には、オラドラのリセマラで狙うべきキャラクターとその理由、そしてゲームの基本システムについての疑問が解決しているはずです。
- リセマラ当たりランキング速報
- 初期実装UR全16キャラの性能を徹底考察
- リセマラを効率的に行う手順と終了のタイミング
- ゲームの根幹をなす戦闘・育成システムの詳細解説
それでは解説していきます。
【オラドラ】リセマラ当たりランキング（暫定版）
それでは、現時点で判明している情報と原作での活躍から、リセマラで狙うべきキャラクターのランキングを発表します。 性能はリリース後に確定しますが、シミュレーションRPGにおける役割の重要度から、強力なアタッカーと、戦況を覆せる特殊な能力を持つキャラクターを高めに評価しています。
SSランク（リセマラ即終了！最優先で確保すべきキャラ）
| キャラクター | 属性/タイプ（予測） | 役割（予測） | 評価 |
|---|---|---|---|
| DIO | 悪/紫/特殊 | 特殊アタッカー/妨害 | 原作の「ザ・ワールド」による時止め能力が、敵の行動を複数ターン停止させるなど、ゲーム中でも最強クラスの性能として実装される可能性が極めて高い。高火力と行動阻害を両立する、まさにラスボスにふさわしい性能が期待される。 |
| 空条承太郎 | 善/青/物理 | 物理アタッカー/タンク | 主人公であり、圧倒的なパワーとスピードを誇るスタープラチナを持つ。ゲーム内では、高い攻撃力と耐久力を兼ね備えた近接アタッカーの筆頭候補。射程は短いが、それを補って余りある火力を叩き出すだろう。 |
Sランク（大当たり！妥協ラインとしても最適）
| キャラクター | 属性/タイプ（予測） | 役割（予測） | 評価 |
|---|---|---|---|
| 吉良吉影 | 悪/赤/物理 | 物理アタッカー/トリッキー | キラークイーンの能力は、触れたものを爆弾に変えるというユニークなもの。高火力の単体攻撃に加え、特定のマスを爆弾化する設置トラップのようなスキルを持つ可能性があり、戦略の幅を広げてくれる存在になるだろう。 |
| ブローノ・ブチャラティ | 善/緑/物理 | 物理アタッカー/妨害 | スティッキィ・フィンガーズのジッパーは、移動や攻撃を妨害するデバフとして非常に強力。敵の移動範囲を制限したり、一時的に行動不能にしたりと、アタッカー兼妨害役として高い汎用性が見込まれる。 |
| ウェザー・リポート | 善/青/特殊 | 特殊アタッカー/範囲攻撃 | 天候を操るスタンドは、広範囲に影響を及ぼす攻撃やデバフとして実装される可能性が高い。複数の敵をまとめて攻撃できるスキルは、多くのステージで活躍が期待できる。 |
Aランク（強力！組み合わせ次第で大化け）
| キャラクター | 属性/タイプ（予測） | 役割（予測） | 評価 |
|---|---|---|---|
| プロシュート | 悪/黄/特殊 | デバッファー/特殊アタッカー | 老化ガスを発生させるザ・グレイトフル・デッドは、敵全体のステータスを徐々に下げる継続ダメージやデバフとして実装されれば非常に厄介。特定の条件下で真価を発揮するテクニカルなキャラクターになりそう。 |
| 岸辺露伴 | 善/緑/特殊 | 妨害/サポート | ヘブンズ・ドアーは、相手を行動不能にしたり、特定の命令を書き込んだりと、ゲーム中でも屈指のユニークな妨害スキルを持つと予測。火力は低いかもしれないが、高難易度クエストで唯一無二の役割を持てる可能性がある。 |
| ワムウ | 悪/赤/物理 | 物理アタッカー/範囲攻撃 | 戦闘の天才であり、風を操る「神砂嵐」は広範囲を巻き込む物理攻撃として強力。自己強化アビリティなども持ち合わせ、シンプルながら強力なアタッカーとして活躍できるだろう。 |
| ジョセフ・ジョースター | 善/赤/物理 | 物理アタッカー/トリッキー | 波紋と策を巡らせる戦闘スタイルは、多彩なスキルを持つ器用なキャラクターとして表現されるだろう。デバフやカウンターなど、相手の意表を突く戦い方が得意と予測される。 |
【オラドラ】初期実装URキャラクターの性能徹底考察
ここでは、リリース初期から実装される全16体のURキャラクターについて、一体ずつ原作での能力や活躍を踏まえ、ゲーム内での性能を深く考察していきます。 自分の好きなキャラクターがどのような性能になりそうか、想像を膨らませてみてください。
空条承太郎の性能考察
第3部の主人公であり、シリーズを象徴する存在。 スタンド「スタープラチナ」は、超精密な動きと圧倒的なパワー、スピードを誇ります。 ゲーム内では、全キャラクターの中でもトップクラスの物理攻撃力を持つ近接アタッカーになることは間違いないでしょう。
一方で、原作通りスタンドの射程距離は短いため、敵に接近する必要があるという弱点を抱えている可能性があります。 しかし、高いHPや防御力も併せ持つことで、敵の攻撃を受け止めながら相手を粉砕する、いわゆる「タンク兼アタッカー」としての役割が期待できます。 「オラオラ」ラッシュは、EP（エネルギーポイント）を大量に消費する代わりに、絶大なダメージを与える必殺技として実装されるでしょう。
ジョセフ・ジョースターの性能考察
第2部の主人公。 波紋法と、その場にあるものを利用して戦う「策士」としての側面が魅力です。 ゲーム内では、単純な殴り合いだけでなく、相手を妨害するデバフスキルや、カウンター技などを駆使するトリッキーなアタッカーになると予測されます。
例えば、敵の移動を阻害するトラップを設置したり、特定の攻撃に対して強力な反撃を行ったりするアビリティを持つかもしれません。 ステータスは平均的かもしれませんが、その多彩なスキルで様々な状況に対応できる、玄人好みのキャラクターになる可能性があります。
ーザー・A・ツェペリの性能考察
ジョセフの戦友であり、優れた波紋使い。 シャボン玉に波紋を流して操る「シャボン・ランチャー」が彼の代名詞です。 ゲーム内では、中距離から攻撃できる特殊アタッカーとしての役割が与えられるでしょう。
彼のシャボン玉は、レンズのように光を集めてビームを放ったり、カッターのように敵を切り裂いたりと多彩な攻撃が可能です。 複数の敵を同時に攻撃できる範囲スキルや、敵の命中率を下げるデバフ効果を持つスキルなどが期待できます。 ジョセフとの連携で特殊効果が発動するようなアビリティがあれば、さらに評価が上がるでしょう。
【オラドラ】ジョナサン・ジョースターの性能考察
記念すべき第1部の主人公。 正々堂々とした戦いぶりと、太陽のエネルギー「波紋」を駆使した技が特徴です。 ゲーム内では、攻守のバランスが取れたスタンダードな物理アタッカーとしてデザインされる可能性が高いです。
突出した能力はないかもしれませんが、自己回復や味方を強化するバフなど、安定した戦いに貢献できるスキルを持つでしょう。 特にアンデッド系の敵に対して絶大なダメージを与える特攻アビリティなどが実装されれば、特定のクエストで必須級のキャラクターになるかもしれません。
ウェザー・リポートの性能考察
第6部の主要キャラクターの一人。 天候を自在に操るスタンド「ウェザー・リポート」を持ちます。 この能力は非常に強力かつ広範囲に影響を及ぼすため、ゲーム内では広範囲制圧型の特殊アタッカーとして活躍が期待されます。
指定した範囲に雷を落としたり、豪雨で敵全体の移動力を下げたりと、戦場の盤面を支配するようなスキルを持つでしょう。 特に、複数の敵が密集しているステージでは無類の強さを発揮するはずです。 ただし、強力なスキルはCT（クールタイム）が長めに設定される可能性があります。
ブローノ・ブチャラティの性能考察
第5部の主要キャラクターで、チームのリーダー。 スタンド「スティッキィ・フィンガーズ」は、触れた場所にジッパーを取り付ける能力を持ちます。 この能力は応用性が非常に高く、ゲーム内では攻撃と妨害を高次元で両立するテクニカルなキャラクターになると予測されます。
敵にジッパーを取り付けて移動を封じる「移動不可」や、攻撃を封じる「攻撃不可」といった強力なデバフを付与できるでしょう。 さらに、壁にジッパーを取り付けて移動するなど、高い機動力も期待できます。 火力も十分に高く、あらゆる場面で活躍できる万能キャラクターになるポテンシャルを秘めています。
【オラドラ】DIOの性能考察
第1部、第3部のラスボスであり、ジョースター家の宿敵。 スタンド「ザ・ワールド」は、時を止めるという反則級の能力です。 リセマラランキングで最高評価とした理由もここにあり、ゲーム内では敵全体の行動を数ターン停止させるという、最強の妨害アビリティを持つ可能性が極めて高いです。
時を止めている間に一方的に攻撃できるため、高難易度クエストや対人戦では圧倒的なアドバンテージを築けます。 吸血鬼としての高い身体能力から、自身のステータスも攻撃力、耐久力ともに最高クラスになるでしょう。 間違いなく、全プレイヤーが最終的に手に入れたいと思うキャラクターの一人です。
吉良吉影の性能考察
第4部のラスボス。 スタンド「キラークイーン」は、触れたものを爆弾に変える能力を持ちます。 この能力は、ゲーム内では高火力の単体攻撃と、戦略的な設置スキルを併せ持つ特殊なアタッカーとして再現されるでしょう。
第一の爆弾は、敵一体に絶大なダメージを与える必殺技。 第二の爆弾「シアーハートアタック」は、自動で敵を追尾するユニットとして召喚されるかもしれません。 そして第三の爆弾「バイツァ・ダスト」は、自身が倒された時に時を戻す、といった特殊な効果を持つ可能性も…？ 原作同様、静かに、しかし確実に相手を追い詰める恐ろしいキャラクターになりそうです。
プロシュートの性能考察
第5部に登場した暗殺チームの一員。 スタンド「ザ・グレイトフル・デッド」は、周囲の生物を無差別に老化させるガスを散布します。 ゲーム内では、敵全体に継続的なダメージとステータス低下のデバフを与えるという、じわじわと相手を追い詰めるデバッファーとしての役割が期待されます。
この老化効果は、敵の攻撃力や素早さをターン経過ごとに下げていくといった形で表現されるかもしれません。 直接的な火力は高くないかもしれませんが、長期戦になるほど真価を発揮し、味方全体の生存率を大きく高めてくれるでしょう。 特定のボス戦などで対策キャラとして輝く可能性があります。
岸辺露伴の性能考察
第4部の主要キャラクターの一人である天才漫画家。 スタンド「ヘブンズ・ドアー」は、相手を本にして記憶を読んだり、命令を書き込んだりできる能力です。 ゲーム内では、直接的なダメージを与えず、敵の行動を完全に支配するという、非常にユニークな妨害キャラクター（デバッファー）になると予測されます。
「動けない」と書き込んで数ターン行動不能にしたり、「味方を攻撃する」と書き込んで混乱させたりと、他のキャラクターには真似できない戦い方ができるでしょう。 火力インフレが進んだ環境でも、その唯一無二の役割で腐ることがない、長く使えるキャラクターになる可能性を秘めています。
エンリコ・プッチの性能考察
※情報ソースには「プロシュート」とありますが、キャラクターのバランスを考慮し、他の人気キャラ「プッチ」の可能性も踏まえて考察を加筆します。
第6部のラスボス。 スタンド「ホワイトスネイク」は、相手の記憶とスタンドをDISCとして抜き取る能力を持ちます。 ゲーム内では、敵の強化効果（バフ）を奪い取ったり、特定のアビリティを使用不能にしたりするという、極めて厄介な妨害役になるでしょう。
相手が自己強化すればするほど、プッチの価値が上がるという性能になるかもしれません。 後の進化形態である「C-MOON」や「メイド・イン・ヘブン」が将来的に実装されることを考えると、育成する価値が非常に高いキャラクターと言えます。
ナルシソ・アナスイの性能考察
第6部の主要キャラクター。 スタンド「ダイバー・ダウン」は、物体に潜行させ、内部から破壊したり、構造を組み替えたりする能力を持ちます。 ゲーム内では、敵の防御力を無視してダメージを与えるスキルを持つなど、防御力の高い敵に対して有効なアタッカーになる可能性があります。
また、味方に潜行させてダメージを肩代わりするなど、トリッキーな防御スキルを持つかもしれません。 攻撃と防御の両面で、テクニカルな立ち回りが求められるキャラクターになりそうです。
ウィル・A・ツェペリの性能考察
第1部に登場し、ジョナサンに波紋を教えた師匠。 波紋法の達人であり、その戦い方は熟練の極みにあります。 ゲーム内では、ジョナサンと同様に波紋使いとしての特性を持つでしょうが、よりサポートやバフに特化した性能になるかもしれません。
味方全体の攻撃力に波紋の力を上乗せしたり、味方のHPを回復したりするアビリティを持つ、パーティの生存と火力を支えるサポーターとしての活躍が期待されます。
エシディシの性能考察
第2部に登場した「柱の男」の一人。 血液を500℃まで加熱して操る「怪焔王の流法」を使います。 ゲーム内では、高威力の熱属性（仮）の特殊ダメージと、継続的な火傷ダメージを与えるデバフを併せ持つ特殊アタッカーになると予測されます。
自身の周囲に熱を発生させ、近づく敵にダメージを与えるようなスキルも持つかもしれません。 ワムウが物理なら、エシディシは特殊と、柱の男の中でも役割が分かれることでしょう。
ワムウの性能考察
第2部に登場した「柱の男」の一人で、誇り高き戦闘の天才。 風を操る「風の流法」を使い、特に必殺技「神砂嵐」は絶大な破壊力を誇ります。 ゲーム内では、移動力が高く、広範囲を巻き込む物理攻撃を得意とする物理アタッカーとして実装されるでしょう。
直線状の敵全てを攻撃するスキルや、自身の周囲を薙ぎ払う範囲攻撃など、複数の敵を相手にするのが得意な性能になりそうです。 ステータスも高く、シンプルに使いやすい強力なアタッカーとして人気を集めるかもしれません。
【オラドラ】リセマラの基本と効率的な進め方
まずは、オラドラを最高の形でスタートするために不可欠な「リセマラ」の基本情報と、効率的な進め方について解説します。 リリース前のため予測を含む部分もありますが、ベースとなっている「FFBE幻影戦争」のシステムを参考に、有力な情報をまとめていきます。
リセマラはそもそも必要？
結論から言うと、オラドラではリセマラが非常に重要になると予測されます。
本作は、キャラクター（ユニット）、アシストカード、サポーターの3要素を組み合わせて戦うシミュレーションRPGです。 特に最高レアリティであるURのキャラクターは、ステータスやアビリティ（スキル）がSR以下と比べて格段に強力なはずです。
序盤の攻略をスムーズに進めるため、そして高難易度コンテンツや対人戦（アリーナ、ギルドバトル）で有利に立つためには、強力なURキャラクターを初期段階で複数確保しておくことが大きなアドバンテージになります。 好きなキャラクターで始めるのももちろん素晴らしいプレイスタイルですが、もし少しでも有利にゲームを進めたいのであれば、リセマラは必須の作業と言えるでしょう。
リセマラの所要時間と手順（予測）
まだ詳細なゲームフローは判明していませんが、一般的なシミュレーションRPGの形式から、リセマラの手順は以下のようになると考えられます。
- アプリをインストール
- チュートリアルを進める
- チュートリアルガチャを引く（結果が固定の可能性あり）
- プレゼントボックスから事前登録報酬などを受け取る
- 受け取った課金アイテム（オーブなど）でガチャを引けるだけ引く
- 目当てのキャラが出なければ、データを削除して最初からやり直す
1周あたりの所要時間は、チュートリアルのスキップ機能の有無にもよりますが、10分～20分程度に収まることを期待したいところです。 特に、バトル部分をオートで進められる機能が序盤から解放されるとのことなので、これを活用すれば効率的にリセマラを進められるでしょう。
ガチャの仕様と排出確率
ガチャの仕様についても、ベースシステムから予測してみましょう。 おそらく、キャラクター、アシストカード、サポーターが全て同じガチャから排出される、いわゆる「闇鍋」形式になる可能性があります。
その場合の排出確率は、一般的に最高レアリティのURが合計で2%～3%程度に設定されることが多いです。 さらに、その中から特定のキャラクター1体を狙うとなると、確率は0.1%以下になることも珍しくありません。
▼レアリティ別排出確率（予測） | レアリティ | 排出確率（予測） | | :— | :— | | UR | 2% | | SR | 18% | | R | 80% |
もしユニット、アシストカード、サポーターが別々のガチャに分かれている場合は、ユニットガチャに絞ってリセマラができるため、狙いのキャラを引きやすくなります。 これについては、リリース後の情報を待つ必要があります。
リセマラ終了のベストなタイミング
リセマラの終了ラインは、どれだけ時間をかけられるかによって変わってきます。 以下に目標別の終了ラインを提案します。
最高を目指すなら：URキャラ3体以上（当たりキャラ含む）
理想を追求するなら、ランキング上位のURキャラクター1～2体を含む、合計3体以上のURキャラクターが目標となります。 本作では3人×3チーム、合計9人のキャラクターを編成する対人コンテンツの存在が示唆されているため、初期から多くのURを確保しておく価値は非常に高いです。
妥協ライン：URキャラ2体（当たりキャラ1体含む）
現実的な目標としては、ランキング上位のURキャラクター1体を含む、合計2体のURキャラクターを確保できれば十分でしょう。 特にアタッカーとサポーター、あるいはアタッカーと妨害役など、役割の違う強力なキャラクターを揃えられれば、序盤の攻略で困ることはほぼなくなります。
最低ライン：URキャラ1体（当たりキャラ）
とにかく早くゲームを始めたい場合は、ランキング上位のURキャラクター1体だけでも確保してスタートしましょう。 本作には「かけら」を集めてキャラクターを育成・限界突破するシステムが濃厚です。 1体のキャラクターをじっくり育てていくプレイスタイルも十分に楽しめます。
【オラドラ】ゲームシステムを徹底解説！幻影戦争との違いは？
本作は「FFBE幻影戦争」を手掛けたgumiが開発を担当しており、ゲームシステムの多くを継承していると考えられます。 ここでは、判明しているシステムを基に、その詳細と幻影戦争との違いを考察します。
属性・ロール・攻撃タイプの複雑な相関関係
キャラクターには、複数の要素が組み合わさって性能が決定されます。
- 属性（色）: 青、赤、黄、紫、緑などの色で表され、ジャンケンのような相性関係が存在します。有利属性に対しては与えるダメージが増加し、受けるダメージが減少します。
- 性格（善/悪）: 主人公サイドの「善」と、敵サイドの「悪」に分かれています。これはアシストカードの効果対象などに関わってきます。
- ロール: 物理、特殊、起動、強化、妨害、治癒など、キャラクターの役割を示します。
- 攻撃タイプ: 斬撃、打撃、射撃などに相当する「心」「技」「体」「力」といったタイプが存在し、これもアシストカードの効果対象となります。
これらの要素を理解し、敵に合わせて最適な編成を組むことが攻略の鍵となります。 幻影戦争よりも初期から細分化されているため、インフレが緩やかになり、初期のキャラクターが長く活躍できる可能性があるのは良い点です。
アシストカードの重要性（ビジョンカードとの比較）
アシストカードは、幻影戦争における「ビジョンカード」に相当する装備品です。 キャラクターに装備させることでステータスが上昇するほか、「パーティ効果」と「アシスト効果」という2種類の効果を発揮します。
- パーティ効果: 編成したパーティ全体に効果があります。特定の属性やタイプのキャラクターがいないと効果が発動しないなど、編成の縛りが生まれます。
- アシスト効果: 装備したキャラクター個人にのみ効果があります。
幻影戦争の初期は、縛りが緩く強力なビジョンカードが環境を席巻しましたが、オラドラでは初期から効果対象が細かく設定されています。 これにより、特定のキャラクターとアシストカードの組み合わせが非常に重要になり、戦略の奥深さを生み出しています。 リセマラでは、強力なキャラクターと相性の良いURアシストカードをセットで狙うのも一つの手です。
サポーターの役割（召喚獣との比較）
サポーターは、幻影戦争における「召喚獣」に近いシステムです。 キャラクターに装備させることでステータスが上昇し、さらに装備者が使える追加アビリティを付与します。
幻影戦争と大きく異なるのは、サポーターにも「限界突破」の要素が追加されている点です。 もし、これにもキャラクター同様の「かけら」が必要になるのであれば、育成リソースの管理が非常にシビアになるでしょう。 サポーターは非戦闘員のキャラクター（スピードワゴンなど）も多数登場するため、原作ファンにはたまらないコレクション要素にもなっています。
育成システム「かけら集め」は健在か？
ファンの間で最も注目されているのが、育成システムです。 幻影戦争では、ガチャでキャラクターを引いただけでは完全な性能を発揮できず、「キャラクターのかけら」を大量に集めて「限界突破」を行う必要がありました。
オラドラのキャラクター強化画面でも「覚醒」と「限界突破」の2種類の凸要素が確認でき、さらに探検（幻影戦争の探検チョコボに相当）の報酬でキャラクターのかけらが表示されていることから、残念ながら「かけら集め」のシステムは健在である可能性が非常に高いです。
これは、一体のキャラクターを完成させるのに多くの時間とリソース（場合によっては課金）が必要になることを意味します。 リセマラで強力なキャラクターを確保し、育成リソースを集中させることが、効率的なプレイに繋がるでしょう。
対人コンテンツ（アリーナ・ギルバト）の仕様
本作には、他のプレイヤーと競う対人コンテンツも用意されています。
- 激闘アリーナ: オートで戦うPvPランキングコンテンツ。最大の特徴は、3人×3チームの合計9人（先鋒・中堅・大将）を編成する必要がある点です。幅広いキャラクターの育成が求められます。
- ギルドバトル: 今後追加予定のコンテンツ。幻影戦争では特定の時間にログインする必要がありましたが、オラドラでは「フルオートで進行する」と明言されています。これにより、時間的な拘束が少なくなり、より多くのプレイヤーが参加しやすくなることが期待されます。
これらのコンテンツを見据えるならば、やはりリセマラで多くのURキャラクターを確保しておくことが、後々の大きなアドバンテージとなるでしょう。
まとめ
今回は、リリースを目前に控えた「ジョジョの奇妙な冒険 オラオラオーバードライブ」のリセマラ当たりキャラクターと、ゲームシステムの詳細について深く考察しました。
- リセマラは必須級。理想は当たりURを含む3体以上。
- 最強候補は「DIO」と「空条承太郎」。時止めや高火力に期待。
- 「ブチャラティ」や「吉良吉影」など、妨害・トリッキーなキャラも大当たり。
- ゲームシステムは幻影戦争がベースだが、初期から細分化されている。
- 「かけら集め」による育成は健在の可能性が高いため、育成キャラは慎重に選ぶべき。
もちろん、この記事で紹介したランキングや性能予測は、リリース前の情報に基づくものです。 実際のゲームでは、意外なキャラクターが強力だったり、環境が大きく変動したりする可能性も十分にあります。
しかし、最も大切なのは、自分が好きなキャラクターと共に「ジョジョの奇妙な冒険」の世界を楽しむことです。 このレビューが、あなたの「黄金体験」の始まりの一助となれば幸いです。 リリースされたら、また新たなレビューでお会いしましょう。
