編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、2025年11月6日に発売された待望の新作『ゼルダ無双 封印戦記』について、序盤をどう進めればいいか、知っておくべきテクニックは何か、気になっていると思います。
本作は『ゼルダの伝説』の世界観で繰り広げられる無双アクションでありながら、非常に奥深い育成システムと戦略性が求められる作品です。 私も先日ストーリーをクリアしましたが、序盤に「これを知っておきたかった…」と感じたポイントが山ほどありました。
この記事を読み終える頃には、『ゼルダ無双 封印戦記』の序盤を快適に進めるための疑問が解決しているはずです。
- 快適プレイのためのオプション設定
- 最重要システム「野営」の徹底解説
- 効率的な武器強化と刻印共鳴
- 戦闘が楽になる属性「置き」テクニック
それでは解説していきます。
基礎の基礎!『封印戦記』序盤の環境設定とシステム解説
まずは、本格的な攻略を始める前に見直しておきたい、基本的な設定やシステムの解説から入ります。 これらを知っているだけで、序盤のストレスが大幅に軽減されます。
まずはオプションを見直そう(カメラ操作と表示設定)
何よりも先に見直すべきはオプション設定です。 特にカメラ操作は、3Dアクションにおいて最も重要な要素と言っても過言ではありません。
カメラ操作のおすすめ設定
デフォルト設定でも問題なくプレイできますが、個人的には以下のように調整しています。
- カメラ上下反転/左右反転: オフ (※好みによります)
- カメラ操作: 自分で操作する
- ジャイロセンサー: エイム操作時のみオン (弓などを使う際に便利)
- 自動注目: オフ
特に「自動注目」は、強敵が出現した際に自動でロックオンしてくれる機能ですが、無双シリーズでは大量の雑魚敵と強敵が入り乱れます。 自分の意図しないタイミングでロックオンが切り替わると逆に戦いにくいため、私はオフにしています。 ロックオン自体は右スティックの押し込みでいつでも可能ですので、自分のタイミングで操作する癖をつけましょう。
表示設定は「敵の体力ゲージ」がポイント
表示設定では「ミニマップの北固定」が好みで分かれるところですが、方向感覚に自信がない方は「北固定」にしてマップの向きを固定するのがおすすめです。
重要なのは「敵の体力ゲージ表示」です。 これをオンにすると、全ての雑魚敵の頭上に体力ゲージが表示されます。 無双経験者ならおなじみの光景ですが、本作はエフェクトも派手で画面の情報量が多いため、オンにするとかなり「わちゃわちゃ」した印象になります。
強敵(ハイリアの隊長など)はロックオンすれば画面上部に大きく体力ゲージが表示されます。 雑魚敵は基本的にコンボ一回で倒せる強さなので、あえて体力ゲージを表示させる必要性は低いと判断し、私は「オフ」に設定しています。 画面をスッキリさせて強敵の動きに集中したい方は、オフ設定を試してみてください。
環境設定はこれが最適解(自動回復とバッテリー)
オプションの中でも、戦闘の快適さに直結するのが「環境設定」です。
- 特性傾向色(回復薬)の使用: 一定まで減ると自動
- スペアバッテリーの使用: 自動
この2点は、必ず「自動(オート)」にしておくことを強く推奨します。
回復薬の自動使用
本作の回復アイテム(リンゴなどの「特性傾向色」)は、体力が一定(約3割)まで減少すると自動で使用してくれる設定があります。 序盤は「アイテムがもったいない」と感じてオフにしがちですが、無双アクションは乱戦の中でいつの間にか体力が削られていることが多いです。 手動での回復を忘れてゲームオーバーになるリスクを考えれば、自動で使ってくれた方が圧倒的に楽です。
スペアバッテリー(ゾナウギア)の自動使用
特に重要なのが「スペアバッテリーの使用」です。 本作では、ゾナウギア(火龍の頭や放水柱など)を使用する際に、画面左下のバッテリーゲージを消費します。
この設定を「オフ」にしていると、戦闘中にバッテリーが切れた時点でゾナウギアのアクションが強制的に中断されてしまいます。 しかし「自動」にしておけば、バッテリーが切れても自動でアイテムの「スペアバッテリー」を消費してゲージを回復し、アクションを継続してくれます。
スペアバッテリーは序盤からでも比較的簡単に入手できますし、何よりゾナウギアによる攻撃は本作のダメージソースの要です。 戦闘の流れを止めないためにも、ここは必ず「自動」にしておきましょう。 4本フルで溜まっていれば、自動回復込みでかなりの時間ギアを使い続けられます。
マップ解放の優先順位(拠点施設とキャラ強化)
ストーリーを進めると、ハイラルマップ上で素材を消費して様々な拠点やチャレンジを解放していくことになります。 解放できる場所が多岐にわたるため、序盤は何を優先すべきか迷うはずです。
基本的な優先順位は以下の通りです。
- 拠点施設(ショップ、訓練所、武器強化拠点など)
- メインで使用するキャラのアクション・強化ポイント
- 羊ゴーレムが指し示すミッション(ストーリー進行上重要)
- その他のキャラ強化、サブミッション
最優先は「拠点施設」の解放です。 特に「補給拠点(ショップ)」を解放すると、後述する「野営」で使用する食材(ヤギのバターや卵など)を購入できるようになります。 これが育成効率に直結するため、ショップ機能の解放は見かけたら最優先で行いましょう。 また、武器強化やキャラのレベルアップ上限を解放する施設も重要です。
次に、自分がメインで使っていくと決めたキャラ(序盤ならリンクやゼルダなど)の強化マスを優先的に開けていきます。 使わないキャラの強化を中途半端に進めるよりも、1〜2キャラに絞って集中強化した方が、結果的に高難易度ミッションの攻略が楽になります。
序盤に育成すべきおすすめキャラ(リンク・ゼルダ・ラウル)
本作はプレイアブルキャラが非常に多いですが、序盤から終盤まで活躍できる汎用性の高いキャラを優先的に育てておくと攻略がスムーズです。
リンク(片手武器)
やはり主人公。 最もスタンダードな片手武器の使い手で、アクションのクセがなく非常に扱いやすいです。 攻撃速度、範囲、威力ともにバランスが良く、どんな戦場にも対応できます。 専用の強化ミッションや「つぶやきチャレンジ」も多いため、育てておいて損をすることはありません。 迷ったらまずリンクを強化しましょう。
ゼルダ
本作のゼルダは、ゾナウギアと自身の固有アクションを組み合わせて戦う、テクニカルなキャラクターです。 序盤から多彩な属性攻撃を繰り出せるのが強みで、特に強敵の弱点ゲージを削る能力に長けています。 操作に少し慣れは必要ですが、使いこなせれば圧倒的な制圧力を発揮します。 後述する「野営」での「ゾナウギアダメージアップ」との相性も抜群です。
ラウル
ストーリー序盤で仲間になるラウルは、強力な両手武器の使い手です。 攻撃速度は遅めですが、それを補って余りある一撃の重さと攻撃範囲が魅力。 特にゴーレム系の敵や、大型の魔物に対して強く出られます。 溜め攻撃で敵のガードを崩しやすいのも特徴で、力押しで戦局を打開したいプレイヤーにおすすめです。
仲間への指示とキャラチェンジ活用術(効率的な進軍)
戦闘中は、最大4人のキャラクターを切り替えながら戦います。 自分(プレイヤー)が操作していない仲間には、オプションの「仲間」タブから指示を出すことが可能です。
- 特定の拠点への進軍・防衛
- 特定の敵への攻撃
- プレイヤーへの追従
これをうまく使うことで、ミッションを効率的に進められます。 例えば、自分がA拠点を攻略している間に、仲間をB拠点へ先行させておき、A拠点の制圧が終わり次第、先行させた仲間にキャラチェンジ(テレポート)するといった動きが可能です。 これにより、広いマップを一人で走り回る手間が省けます。
また、強敵との戦闘中、仲間が近くにいれば「追従」指示を出しておくことで、集中攻撃をかけて素早く倒すこともできます。 序盤は忘れがちな機能ですが、中盤以降の複雑なミッションでは必須のテクニックとなります。
攻略効率が劇的アップ!『封印戦記』育成と戦闘の重要テクニック
ここからは、本作の攻略効率に最も大きく影響する「野営」システムと、戦闘で火力を出すための具体的なテクニックについて、深掘りして解説します。 ここを理解しているかどうかで、ゲームの難易度が変わると言っても過言ではありません。
最重要システム「野営」の仕組みを徹底解説(バフ効果とゲージ)
ミッション開始前の準備画面で「野営」を選択すると、素材を消費して戦闘中に様々なバフ(強化効果)を得ることができます。 このシステムが非常に複雑ですが、同時に本作の育成における最大のキモとなります。
野営画面を開くと、右下に3種類のバフ効果(光線・支援・特殊)が表示されています。
- 光線(緑アイコン): 戦闘系のバフ(ゾナウギアダメージアップ、必殺技ゲージ上昇量アップなど)
- 支援(ピンクアイコン): 育成・収集系のバフ(経験値アップ、素材追加ドロップ率アップなど)
- 特殊(黄色アイコン): 補助系のバフ(移動速度アップ、敵から受けるダメージ減少など)
素材アイテムには、それぞれ「どのバフゲージをどれだけ上昇させるか」が設定されています。 例えば「コンランバナ」は、「光線(緑)」のゲージを「2」上昇させます。 このゲージが一定値(1ゲージあたり3%など、効果による)溜まるごとに、バフの効果が高まっていきます。
序盤はアイテムをセットできるスロットが5枠しかありません(ストーリー進行で10枠に増えます)。 この限られた5枠の中で、いかに効率よくゲージを溜めて強力なバフを発動させるかが、序盤攻略の鍵となります。
「強化素材」を使いこなす(効果倍増の仕組み)
ただ素材を入れるだけでは、ゲージはなかなか溜まりません。 そこで重要になるのが「強化素材」カテゴリのアイテムです。 これらは、他の素材と組み合わせることで、その素材の効果を倍増させる特殊なアイテムです。
H4: 2種カテゴリー強化(薪の束など)
例えば「薪の束」は、「虫」と「肉」の2カテゴリーの素材の効果を「1ゲージ分」底上げします。
例:薪を使わない場合 「ケモノ肉」(支援ゲージ+2)を3つセット → 支援ゲージが 2 + 2 + 2 = 6ゲージ 上昇
例:薪を使った場合 「薪の束」×1、「ケモノ肉」×3 をセット → 薪の効果で、ケモノ肉1つあたりの効果が +1 される (2 → 3) → 支援ゲージが (2+1) + (2+1) + (2+1) = 9ゲージ 上昇
同じ4枠を使っても、薪を1つ入れるだけでゲージ上昇量が1.5倍になりました。 これが強化素材の基本的な使い方です。
H4: 1種カテゴリー強化(ヤギのバターなど)
強化素材には「ヤギのバター(魚カテゴリーを強化)」や「タマゴ(キノコカテゴリーを強化)」のように、1つのカテゴリーしか強化できないものもあります。 「2種強化より弱そう」と思うかもしれませんが、これらは効果が絶大です。
1種カテゴリー強化素材は、対象素材の効果を「2ゲージ分」底上げします。
例:ヤギのバターを使った場合 「ヤギのバター」×1、「ハイラルバス」(支援ゲージ+2)×2 をセット → バターの効果で、ハイラルバス1つあたりの効果が +2 される (2 → 4) → 支援ゲージが (2+2) + (2+2) = 8ゲージ 上昇
わずか3枠で8ゲージも稼げました。 強化したい効果が明確な場合は、1種強化素材の方が圧倒的に効率が良いです。
H4: 強化素材の重ねがけ
さらに、強化素材は複数セットすることで効果が重複します。 「薪の束」を2つセットすれば、「虫」と「肉」の効果はそれぞれ+2ゲージされます。 これにより、少ない素材アイテムでゲージを最大まで溜めることが可能になります。
「複合素材」で効果を最大化(水の実+ミルクなど)
ゲームを進めると、「水の実(光線+2、支援+1)」のように、複数のゲージを同時に伸ばせる「複合素材」が登場します。 これらも強化素材と組み合わせることで、真価を発揮します。
例えば、「水の実」は「果実」カテゴリーです。 そして「フレッシュミルク」は「果実」カテゴリーを強化(+2ゲージ)できます。
例:水の実だけの場合 「水の実」×2 → 光線ゲージ: 2 + 2 = 4 → 支援ゲージ: 1 + 1 = 2
例:ミルクと組み合わせた場合 「フレッシュミルク」×1、「水の実」×2 → ミルクの効果で、水の実1つあたりの効果が +2 される → 光線ゲージ: (2+2) + (2+2) = 8 → 支援ゲージ: (1+2) + (1+2) = 6
(※注:強化素材の効果は、対象素材が持つ全ゲージに加算されます) このように、組み合わせ次第で爆発的にゲージを伸ばせるのが、野営システムの醍醐味です。
ライターおすすめ!序盤の「野営」組み合わせ例
理屈は分かっても、序盤の5枠でどう組めばいいか悩みますよね。 そこで、私が実際に序盤で使っていた組み合わせをいくつか紹介します。 素材は、序盤の拠点(ショップ)で買えるものを想定しています。
H4: 序盤(5枠)のおすすめセット
パターン①:素材集め特化型(支援・特殊重視)
- 目的: 素材追加ドロップ率(支援)と移動速度(特殊)を最優先。
- 組み合わせ:
- 「薪の束」×1
- 「ケモノ肉」×2 (支援+2, 肉カテゴリ)
- 「頑張りバッタ」×2 (特殊+2, 虫カテゴリ)
- 効果(推定):
- 支援(素材ドロップ): (2+1) + (2+1) = 6ゲージ (約18%アップ)
- 特殊(移動速度): (2+1) + (2+1) = 6ゲージ (約12%アップ)
- 光線: 0
素材集めは正義です。 移動速度を上げることでマップ探索も快適になり、結果的にミッションクリアの時短にも繋がります。
パターン②:火力特化型(光線・特殊重視)
- 目的: ゾナウギアダメージ(光線)と移動速度(特殊)を重視。
- 組み合わせ:
- 「タマゴ」×1 (キノコ強化+2)
- 「ハイラルダケ」×2 (光線+2, キノコ)
- 「ビリビリアゲハ」×2 (特殊+2, 虫 ※強化対象外)
- 効果(推定):
- 光線(ゾナウギア): (2+2) + (2+2) = 8ゲージ (約24%アップ)
- 特殊(移動速度): 2 + 2 = 4ゲージ (約8%アップ)
- 支援: 0
タマゴとキノコの組み合わせで光線ゲージを一気に伸ばします。 余った枠で移動速度も確保する、戦闘重視の構成です。
H4: 中盤(10枠解放後)のおすすめセット
枠が10枠に増えたら、複数の1種強化素材を使い、ゲージのカンスト(最大30%)を目指します。
例:素材・火力・速度カンスト型
- 目的: 素材ドロップ(30%)、ゾナウギア(30%)、移動速度(20%)を全て最大値にする。
- 組み合わせ:
- 「ヤギのバター」×2 (魚強化+2, 重複で+4)
- 「ハイラルバス」×3 (支援+2, 魚)
- 「タマゴ」×2 (キノコ強化+2, 重複で+4)
- 「ハイラルダケ」×3 (光線+2, キノコ)
- 効果(推定):
- 支援(素材): (2+4) + (2+4) + (2+4) = 18ゲージ (※上限10ゲージで30%達成)
- 光線(ゾナウ): (2+4) + (2+4) + (2+4) = 18ゲージ (※上限10ゲージで30%達成)
- 特殊(移動速度): この組み合わせでは上がらないため、素材を調整。 (例:ハイラルバスを2、ハイラルダケを2にし、残った4枠で「頑張りバッタ」×4を入れるなど)
組み合わせは無限大ですが、序盤は「素材ドロップ率(支援)」と「移動速度(特殊)」、または「ゾナウギアダメージ(光線)」のどれかを優先するのがおすすめです。
武器強化の基本と刻印共鳴(火力アップのコツ)
武器強化も序盤から積極的に行いましょう。 本作の武器強化は、「ゾナニウム鉱(片手武器用、両手武器用など)」という専用アイテムを消費してレベルを上げていきます。
効率的なレベルの上げ方
序盤は素材もルピーも不足しがちです。 全キャラの武器をまんべんなく強化しようとすると、すぐにリソースが枯渇します。 まずはメインで使う1〜2キャラに絞り、そのキャラの武器レベルを優先的に「レベル7(機能追加)」あたりまで上げることを目標にしましょう。 一人の武器レベルを集中して上げた方が、高難易度ミッションのクリアが容易になり、結果として素材集めの効率も上がります。
刻印共鳴で火力を底上げ
武器レベルを2と5まで上げると、「刻印」と呼ばれる追加ステータスを付与するスロットが解放されます。 この刻印には「通常攻撃ダメージ+2%」や「必殺技ダメージ+5%」といった効果があり、付与する素材によってアイコン(ギザ丸、菱形など)が異なります。
ここで重要なのが「刻印共鳴」です。 同じアイコンの刻印を2つセットするごとに、武器の基礎攻撃力が+5されます。
- 同じアイコン2つ:攻撃力 +5
- 同じアイコン4つ:攻撃力 +10(+5, +5)
- さらに、4つ揃えるとボーナスで +15(合計+25)
レベル7で解放される「機能追加」スロットのアイコンはランダムですが、レベル2と5で解放されるスロットのアイコンは、強化時に素材を選ぶことで揃えることができます。 序盤は、まずこの2スロットのアイコンを揃えて「攻撃力+5」の共鳴ボーナスを発動させることを意識しましょう。 たった+5ですが、序盤の火力としては非常に大きいです。
どの刻印(アイコン)を揃えるべきかですが、迷ったら「攻撃速度アップ」か「必殺技ゲージ上昇量アップ」のアイコンがついた素材を選ぶのがおすすめです。
序盤の金策!ルピー不足の解消法(売却用鉱石)
武器強化や素材の購入で、序盤は常にルピー(お金)が不足します。 ミッションをクリアするだけでは、なかなかお金は貯まりません。
そこでおすすめなのが、「売却時の売り値アップ」という刻印がついたゾナニウム鉱を売却することです。 通常、ゾナニウム鉱の売値は100ルピー程度ですが、この刻印がついていると、1個あたり1000〜2000ルピー以上で売却できます。
これらの特殊な鉱石は、武器強化に使っても効果は薄いです(武器自体が売れないため)。 これらは換金アイテムと割り切り、入手したら惜しまず売却してルピーに換え、ショップでの素材購入や武器強化の費用に充てましょう。
戦闘のキモ!ゾナウギア「置き」運用のすすめ(属性ダメージ)
本作の戦闘で、特に強敵(ボスや隊長クラス)を相手にする際に最も重要なテクニックが、ゾナウギアの「置き」運用です。
通常、ゾナウギア(火龍の頭など)は、ZRボタン(アクション登録)や十字キーから選択して、キャラクター自身が構えて使用します。 この使い方だと、使用中はバッテリーを消費し続けますし、キャラクター自身も攻撃ができません。
しかし、ゾナウギアは「置く」ことができます。 十字キーでギアを選択した後、Xボタン(またはZR長押しからX)で、その場にギアを設置できます。
この「置き」運用こそが、本作最強のテクニックです。
設置されたゾナウギアは、一定時間(約7〜10秒)その場で攻撃を続けてくれます。 そして最大のメリットは、設置されたギアはバッテリーを消費しないことです。
つまり、強敵の目の前で「火龍の頭」を設置し、自分は設置された炎と一緒に敵を殴り続けることができます。 これにより、自分の攻撃ダメージとゾナウギアの属性ダメージが同時に入り、敵の弱点ゲージ(スマッシュゲージ)を猛烈な勢いで削ることができます。
- 炎(火龍の頭): 継続的なスリップダメージ。草地では延焼効果も。
- 氷(氷龍の頭): 敵を凍結させ、一定時間行動不能にする。
- 雷(雷龍の頭): 範囲内の敵を麻痺させ、行動を中断させる。金属製の敵に特効。
この「置き」運用を徹底するだけで、強敵の討伐速度が2倍以上になると言っても過言ではありません。 野営で「ゾナウギアダメージアップ」のバフをかけておけば、設置したギアが勝手に敵の体力を溶かしてくれます。 これは序盤から使えるテクニックなので、必ずマスターしてください。
強敵の「危険な攻撃」を確実に打ち破る方法(弱点アイコン)
強敵が赤い光をまとったら、それは「危険な攻撃」の予兆です。 この攻撃は、特定の固有アクション(Rボタン+各種ボタン)やゾナウギアでしかキャンセルできません。
「どの技を出せばいいか分からない!」と焦りがちですが、落ち着いてください。 敵が赤い光をまとった瞬間、敵の体力ゲージの横に、対応すべきアクションのアイコンが表示されます。
例えば、縦の矢印マークならラウルの突進技、水のマークなら放水柱など、対応するアイコンが必ず表示されます。 この表示は、十字キーでゾナウギアやアクション選択画面を開いている間はスローになるため、ゆっくり確認する時間があります。
序盤はどのアイコンがどの技に対応しているか戸惑うかもしれませんが、敵が赤く光ったら、まずは十字キーを押して時間(と心)を落ち着かせ、アイコンを確認する癖をつけましょう。 これを成功させると、敵は大きな隙を晒し、スマッシュチャンスに繋がります。
意外と見落とす「つぶやきチャレンジ」の仕様(キャラ指定)
マップ上で解放される「つぶやきチャレンジ」は、クリアすることで貴重な素材やキャラ強化に繋がる重要なサブミッションです。 このチャレンジには、特定のキャラでしか達成できないものと、誰でも達成できるものがあります。
- キャラ指定あり: 「ゼルダの守護」「リンクの守護」のように、アイコンやチャレンジ名にキャラ名が含まれているもの。
- キャラ指定なし: 「ボコブリンを500体撃破する」「武器を3回強化する」など、汎用的な内容のもの。
「武器を3回強化する」といったチャレンジは、リンクで受けていても、ゼルダの武器を強化すれば達成となります。 複数のチャレンジを同時に進めるためにも、どのキャラで達成可能なのかを事前に確認しておくと効率的です。
まとめ
今回は、『ゼルダ無双 封印戦記』の序盤を効率的に進めるための知識とテクニックを、私のやりこみ経験からレビューしました。
- オプションは「自動回復オン」「自動注目オフ」がおすすめ。
- マップ解放は「拠点(ショップ)」を最優先に。
- 「野営」は最重要。強化素材でゲージを伸ばし、「素材ドロップ」「移動速度」「ゾナウギアダメージ」を優先的に上げる。
- 武器強化はメインキャラに集中し、「刻印共鳴(+5)」を意識する。
- 戦闘はゾナウギアの「置き」運用を徹底し、属性ダメージで弱点ゲージを削る。
- 危険な攻撃は、敵の体力ゲージ横に出る「弱点アイコン」を必ず確認する。
特に「野営」の組み合わせと、戦闘でのゾナウギア「置き」運用は、知っているかどうかで攻略難易度が激変します。 本作はアクションの爽快感と、奥深い育成システムが融合した素晴らしい作品です。 ぜひ今回のテクニックを活用して、快適なハイラルでの戦いを楽しんでください。






