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Nintendo Switch 2

【封印戦記】ラスボス〜エンディングの物語|クリア後のストーリーを徹底解説|ゼルダの伝説

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、2025年11月6日に発売された待望の新作『ゼルダ無双 封印戦記』の、特にクライマックスであるラスボス戦から感動のエンディングまでのストーリーが気になっているのではないでしょうか。

「ラウルたちはどうやってガノンドロフと戦ったの?」 「ティアキンで見たあのシーン、無双だとどうなってる?」 「エンディングでゼルダ様はどうなった?」

最速でクリアし、やり込み要素までしゃぶり尽くした俺が、その壮絶な物語の結末を徹底的に解説していきます。

この記事を読み終える頃には、『封印戦記』の壮大な物語の結末についての疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  • 壮絶な最終決戦「魔王ガノンドロフ」戦の全貌
  • ラウルの自己犠牲による涙の「封印」の瞬間
  • 衝撃の展開「禁忌のゴーレム」の真実
  • 未来へ繋ぐエンディングとクリア後の解放要素

 

それでは解説していきます。

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『ゼルダ無双 封印戦記』最終決戦のあらすじ

『ゼルダ無双 封印戦記』(以下、封印戦記)の物語は、ハイラル王国の建国者であるラウルと、その妻ソニア、そして集いし賢者たちが、突如現れた魔王ガノンドロフの脅威に立ち向かう、まさに「厄災の黙示録」の前日譚とも言える壮大な戦いの記録だ。

『ティアーズ オブ ザ キングダム』(以下、ティアキン)では龍の泪(ムービー)でしか見られなかったあの「封印戦争」を、自らの手で、無双アクションとして追体験できるのが本作最大の魅力だろう。

物語終盤、プレイヤーはラウルや賢者たちを操作し、魔王ガノンドロフを追い詰めていく。 しかし、その戦いは想像を絶するほど過酷なものだった。

ハイラル城での攻防と地底への誘導

物語のクライマックスは、ガノンドロフがハイラル城に攻め入るところから始まる。 ここで我々は、ティアキンでも示唆された悲劇、ラウルの妻であり、時を司る力を持つソニアがガノンドロフに殺害され、秘石を奪われるシーンを目の当たりにすることになる。

ここでの無双パートは、怒りと悲しみに燃えるラウルを操作し、瘴気をまとったガノンドロフ親衛隊をなぎ倒していく圧巻の展開だ。 光の力とゾナウ族の武術を組み合わせたラウルのアクションは、まさに王の威厳に満ちている。

しかし、ハイラル城の玉座の間で対峙したガノンドロフは、秘石の力で既に人ならざる「魔王」へと変貌していた。 ラウルと賢者たちの総攻撃をもってしても、魔王を倒しきることはできないと悟る。 ここでのガノンドロフの体力ゲージの硬さは、まさに絶望的だったな。

ラウルは即座に次なる作戦へと移行する。 「ハイラル城では魔王を倒しきれぬ」 そう判断したラウルたちは、ガノンドロフを「おとり」を使って地底深深くへと誘い込む作戦を実行する。

地上を埋め尽くす魔物の大軍は、ハイラル兵と騎士ゴーレムたちに任せ、ラウルと賢者たちは、聖なる力の満ちるハイラル平原の地下深く、ガノンドロフを完全に封印するための決戦の地へと向かうんだ。 この地上戦の無双パートも凄まじい。 騎士ゴーレムを操作して敵の大群を一掃するミッションは、まさに無双の醍醐味だったぜ。

ラウルと賢者たち vs 魔王ガノンドロフ

地底の決戦の地。 ここでついに、魔王ガノンドロフとの最終決戦の火蓋が切られる。

「いよいよだな」 「決着の時だ。ガノンドロフ」

ラウルの静かな覚悟と共に、プレイヤーはラウル、そして炎、水、雷、風、さらに魂の賢者ミネル(この時点ではまだ肉体がある)を切り替えながら、魔王ガノンドロフに立ち向かうことになる。

ここからの戦闘は、『封印戦記』の集大成とも言える総力戦だ。 無双アクションでありながら、ティアキンのボス戦の要素も巧みに取り入れられている。

  • 炎の賢者(ゴロン族): 強力な突進と叩きつけでガノンドロフの体勢を崩す。
  • 水の賢者(ゾーラ族): 水のバリアで仲間のダメージを防ぎつつ、広範囲の回復技(必殺技)を使用。
  • 雷の賢者(ゲルド族): 広範囲に落雷を発生させ、雑魚敵を一掃しつつ魔王の動きを止める。
  • 風の賢者(リト族): 上昇気流を発生させ、空中からの集中攻撃をサポート。

プレイヤーはこれらの賢者の力をリアルタイムで切り替え、指示を出しながら戦う。 例えば、水の賢者でバリアを張り、雷の賢者で動きを止め、ラウルの光の力で一気にウィークポイントゲージを削る、といった連携が非常に熱い。

ガノンドロフも黙ってはいない。 広範囲の瘴気攻撃、賢者たちの動きを模したような剣技、そして何より圧倒的な攻撃力。 「こんなものか」「力がみなぎってきた」と、戦いの中でさらに強大になっていく魔王の姿は圧巻だ。

ラウルの「奥の手」とは

激戦の末、賢者たちの連携でガノンドロフを追い詰めていく。 しかし、ガノンドロフは秘石の力をさらに解放し、最終形態とも言える禍々しい姿へと変貌する。 賢者たちの攻撃が通じなくなり、戦場は絶望に包まれる。

ここで、ラウルが賢者たちに告げていた言葉が伏線として蘇る。

「皆に伝えておきたいことがある」 「もしもガノンドロフが我らの力を上回り、倒せぬとなった時は…」 「満一の場合だ。いざという時は奥の手を使う」 「しかしそれには奴の気をそらす必要がある。皆もしもの時が来たらよろしく頼むよ」

この「奥の手」こそが、ティアキンで語られた「自己犠牲による封印」であることは、プレイヤーも察しがつくだろう。 だが、『封印戦記』はここで、さらなる衝撃の展開を我々に見せつけてくるんだ。

衝撃の展開!「禁忌のゴーレム」の暴走

俺が『封印戦記』をプレイしていて、最も度肝を抜かれたのがこの展開だ。 ティアキン本編では、ミネルのサブストーリー(龍の泪)として語られた「魂の賢者のゴーレム」の物語が、この最終決戦のシークエンスに組み込まれていたんだ。

突如現れた謎の相棒

ガノンドロフが最終形態となり、ラウルたちが絶体絶命となったその時。 地底のさらに奥深くから、禍々しい瘴気をまとった巨大なゴーレムが出現する。 それは、ガノンドロフが生み出したのか、あるいは古代の兵器が暴走したのか…「禁忌のゴーレム」と呼ばれる存在だった。

この禁忌のゴーレムが賢者たちに襲い掛かろうとした瞬間、プレイヤーの前に一人の「相棒」が現れる。 文字起こしにある「お前さんが俺を呼んだのか」というセリフ。 この「相棒」こそ、ティアキンにおいてミネルのゴーレムを動かした、あの「リンク」の役割を担うキャラクターだ。

『封印戦記』では、この「相棒」は特定のキャラクターではなく、プレイヤーがそれまで育ててきたアバター(オリジナルキャラ)が、この重要な役割を担う、という演出になっている。(※これは俺の解釈だが、ゲーム上そうとしか思えない)

ミネルの決意とゴーレム戦

相棒は、魂の賢者ミネルが用意していた「対ゴーレム用」の戦闘ゴーレムに乗り込む。 しかし、禁忌のゴーレムの力は凄まじい。

「くそ。どうしたら…」 「まずいぞ」

相棒が苦戦する中、魂の賢者ミネルが決断する。 彼女は自らの肉体を捨て、魂をゴーレムに移すことで、ゴーレムの真の力を解放することを選んだんだ。

「あいつを倒す。俺たち2人でな」 「仕方ねえな。やってやろうじゃねえか」

ここから、最終決戦の第二ラウンド、「ミネル&相棒(プレイヤー) vs 禁忌のゴーレム」という、巨大ゴーレム同士の無双バトルが始まる。 デスマウンテンでの戦い(文字起こしにもある)を彷彿とさせるが、スケールが全く違う。 パンチ、キック、そしてミネルのゾナウギアを駆使したド迫力のバトルは、まさに怪獣大決戦だ。

「これで終わりだ!決めろ!」

ミネルと相棒の連携攻撃で、ついに禁忌のゴーレムを打ち破る。 この一連の流れは、ティアキンでは断片的にしか語られなかったミネルの覚悟と、ゴーレムの戦闘を、これでもかというほど濃密に描いており、涙なしにはプレイできなかった。

明かされる「禁忌」の真相

なぜこのゴーレムが「禁忌」と呼ばれたのか。 それは、ミネルがそうしたように「魂を代償とする」危険な兵器であったこと。 そして、その力が強大すぎるあまり、一度暴走すればガノンドロフすらも超える脅威となりかねなかったからだ。

ミネルは、ガノンドロフという脅威に加え、自らの一族が生み出してしまった「禁忌」の産物をも、自らの魂と引き換えに葬り去った。 その覚悟の重さに、胸が締め付けられたぜ。

涙の封印|ラウルの自己犠牲と未来への希望

禁忌のゴーレムは倒した。 しかし、魔王ガノンドロフは未だ健在だ。 ミネルは魂となり、他の賢者たちも疲弊しきっている。 ついに、ラウルが一人、魔王の前に立つ。

ガノンドロフの慢心とラウルの覚悟

「一度見ておるわ。終わりだ。ラル」 ガノンドロフは、疲弊したラウルを見て勝利を確信する。 だが、ラウルの瞳の光は消えていなかった。

「その満心が命取りぞ。ガノンドルフ」

ラウルは、残された最後の力、そしてソニアから受け継いだ「時」の力をも解放し、あの「奥の手」を実行する。

ラウルの「奥の手」実行

「我が秘石を縛り、魔力を奪う…我を封印するつもりか」 「小賢しい。貴様には王の器量はない!」 ガノンドロフが嘲笑う。

しかし、ラウルは動じない。 「侮るな。元より引道など持たぬ覚悟」

ラウルは自らの肉体を光の粒子に変え、その命すべてを賭してガノンドロフを押さえ込む。 これは「討伐」ではない、「封印」だ。 ラウルは、ガノンドロフを完全に滅ぼすことはできないと理解した上で、未来に希望を託す道を選んだんだ。

「ラウール様!」 賢者たちの悲痛な叫びが響く。 だが、ラウルの決意は揺るがない。

「我にとっては万年もまたたく間と同じ。何も変わらぬ」 ガノンドロフは、封印されゆく中でなおも叫ぶ。 「いや」

ラウルは、最後の力を振り絞り、未来への最大の希望を口にする。

「タイの剣を持つ剣士リンク」への言及

「有給の先、貴様を討つ者が必ず現れる」 「退魔の剣を持つ剣士、リンク。この名を忘れるな」

このセリフだ。 『封印戦記』の物語は、ここでティアキン、そしてブレワイの物語へと直結する。 ラウルが最後に託した希望こそが、我々が知る勇者リンクだった。

ラウルの光がガノンドロフを包み込み、地底深くに封印する。 ハイラル王国の初代国王ラウルは、こうして自らの命と引き換えに、ハイラルに一時的な平和をもたらした。 この封印のシーンは、ムービーとプレイヤー操作(光の力を集中させるボタン連打)が融合し、非常に感情を揺さぶる演出となっていた。

『封印戦記』エンディングの物語|未来へ繋ぐ者たち

ラウルの犠牲によってガノンドロフは封印された。 しかし、戦いは終わったが、物語はまだ終わらない。 『封印戦記』のエンディングは、残された者たちが未来へ何を繋いだのかを描く、静かで、しかし力強いものだった。

相棒(デクの樹?)の決意

まず描かれたのは、ミネルと共に戦ったあの「相棒」だ。 彼は、ラウルとミネルが守ったこの大地を見つめていた。

「これがお前さん(ミネル)の役目だったのかもな」 「自分の身と引き換えにハイラルの大地を守った。俺にはできねえ」 「だから決めたよ。俺はここに根を張る」 「お前さんが守ったこの大地。今度は俺が」

彼は、その場から動かず、大地を守り続けることを決意する。 「俺たちは相棒だ。旅が終わったって一緒さ」

この「相棒」が何者であったのか、明言はされない。 しかし、このセリフと「根を張る」という言葉から、彼が未来の「デクの樹」の原型、あるいはその守り神となったのではないかと、俺は考察している。 ラウルがリンクに希望を託したように、ミネルの「相棒」もまた、別の形で未来のハイラルを見守り続ける存在となったんだ。

壁画に込められた思い

場面は変わり、ラウル亡き後のハイラル。 そこには、過去の時代に取り残されたゼルダ(ティアキンのゼルダ姫)と、魂となったミネル、そしてラナリア(ゾナウ族の生き残り?)の姿があった。

「ゼルダ様、ミネル様まで…お体は大丈夫なのですか?」 ラナリアが二人を気遣う。 「ええ、心配は無用です」 ゼルダは気丈に振る舞う。

彼女たちは、未来の勇者リンクに「封印戦争」の真実と、ガノンドロフの脅威を伝えるため、あの「壁画」を製作していた。

「ガノンドロフはいつかきっと目覚める」 「その時立ち向かう者たちの助けとなるように」 「皆様(ラウルたち)の思いを繋いでいけるように」

ティアキンで我々が目にしたあの壁画は、ラウルたちの犠牲と、ゼルダたちの切なる願いによって描かれていたんだ。 このシーンは、『封印戦記』が「ティアキンの過去編」として、完璧に物語を補完していることを証明している。

消される「禁忌のゴーレム」の記録

しかし、未来へ繋ぐものばかりではなかった。 ミネルは、ゼルダに一つの非情な決断を告げる。 それは、「禁忌のゴーレム」に関する一切の記録を抹消することだった。

「心残りは騎士ゴーレムのこと」 「禁忌の痕跡(こんせき)を残しては、大いなる災禍を招きかねません」 「記録は消すより他にないのです」

ミネルは、自らの一族が生み出した過ちが、未来で再び悪用されることを恐れた。 「同じものが発見されないとも限りませんし、そうなった時、記録が残っていればまた悪用されてしまうかもしれませんからね」

「けれど…」 ゼルダは反論しようとする。 「共に過ごした仲間の存在(相棒のこと)が、消えてしまうようで…」

その悲しみに対し、ミネルは静かに、しかし強く答える。

「寂しく思うことはありません」 「彼らが旅を終えたあの場所は、きっとこれから豊かな森になるでしょう」 「その森こそが、勇者(相棒)の存在した証」 「語り継ぐものがなくなっても、この大地と共にある。私もずっと覚えていますから」

ミネルのこの言葉は、記録や歴史に残らなくとも、確かに存在した英雄(相棒)への最大級の賛辞だろう。 そして、ゼルダもその決意を受け入れる。

「決意は揺がないのですね」 「ええ。魔王を倒すため、必要なことです」

こうして、強大すぎた「禁忌のゴーレム」の技術は、ミネルの決断によって歴史の闇に葬られた。 だからこそ、ティアキンの時代に、あのゴーレムの技術は失われていたんだな。 すべては、未来の勇者リンクが「退魔の剣」でガノンドロフを討つ、その未来を守るために。

ゼルダとミネルの祈りと共に、壁画が完成する。 「私たちの思いが、願いが、遠い未来へ、きっと…」

そして、長い長い時が流れ、物語は『ティアーズ オブ ザ キングダム』の冒頭へと繋がっていく…。 『封印戦記』は、まさにラウルたちの壮絶な戦いと、未来への希望を完璧に描き切った、最高の無双作品だったぜ。

ライター桐谷が語る!『封印戦記』ストーリーの魅力と考察

さて、ここからは最速でやり込んだ俺、桐谷シンジの視点で、この『封印戦記』のストーリーがいかに凄かったか、もう少し深く語らせてほしい。

「厄災の黙示録」との決定的な違い

同じ「ゼルダ無双」として、「厄災の黙示録」を思い浮かべるプレイヤーも多いだろう。 あちらは「ブレス オブ ザ ワイルド」(ブレワイ)の100年を描きつつも、テラコの介入による「ifストーリー」へと分岐した。

だが、この『封印戦記』は違う。 これは「ティアキン」で断片的に語られた「封印戦争」という「正史」を、無双アクションという形で、これ以上ないほど深く、濃密に描き切った作品だ。 ifではない。これが、ティアキンに繋がる真実の過去なんだ。

ラウルやソニア、そして五人の賢者たち。 ティアキンではムービーの中でしか生き生きと動かなかった彼らを、自らの手で操作し、その強さ、弱さ、そして覚悟を追体験できる。 特にラウルの圧倒的な光の力と、ミネルのゴーレムアクションは、操作していて本当に楽しかった。

なぜ「禁忌のゴーレム」の物語が挿入されたのか

ティアキン本編では、ミネルのゴーレムの物語は、あくまで「五人目の賢者」を見つけるためのサブストーリー的な側面が強かった。 だが、『封印戦記』は、それをラスボス戦のクライマックスに組み込んできた。

俺は、これこそが『封印戦記』の最大の功績だと考えている。 開発陣は、「魂の賢者」の継承と、ミネルの「相棒」となった勇者(プレイヤー)の存在が、ラウルの封印と並ぶほど、この戦争において重要な出来事だったと再定義したかったんだろう。

「肉体を失ってでも、一族の過ちと脅威に立ち向かう」ミネルの姿。 「自らの命を賭して、未来に希望を託し魔王を封印する」ラウルの姿。

この二人のゾナウ族(ラウルとミネルは兄妹だ)の「自己犠牲」と「覚悟」を対比させ、同時に描くことで、『封印戦記』の物語は、単なる過去の大戦の記録ではなく、「未来へ繋ぐ」というテーマ性を、より強固なものにしたんだ。

【封印戦記】クリア後の解放要素とやり込み

さて、感動のエンディングを迎えた後だが、もちろんこれで終わりじゃないのが無双作品だ。 『封印戦記』も、クリア後のやり込み要素が半端じゃない。 ストーリーが気になっていた君も、クリア後に何ができるのか、気になるだろ?

シークレットキャラ「ラウル(全盛期)」の解放

まずこれだ。 ストーリー終盤で命を落としてしまうラウルだが、エンディング後に出現する高難易度ミッション「王の試練」をすべてクリアすることで、「ラウル(全盛期)」がプレイアブルキャラクターとして解放される。

ストーリー中のラウルも強かったが、こちらはソニアを失う前、光の力を最大限に使いこなしていた頃のラウルだ。 攻撃範囲、威力、すべてが桁違い。 まさに「ハイラル王」の名にふさわしい最強キャラの一角だぜ。

高難易度モード「厄災の追憶」

さらに、やり込みプレイヤー向けに「厄災の追憶」というモードが解放される。 これは、「厄災の黙示録」のキャラクターたち、つまり1万年後の英傑(ダルケル、リーバル、ウルボザ、ミファー)や、リンク、ゼルダ(ブレワイ版)がゲスト参戦する、お祭り的な高難易度バトルモードだ。

ラウルとダルケルが共闘したり、ミネルのゴーレムとリーバルが空中戦を繰り広げたりと、夢のようなシチュエーションが楽しめる。 もちろん、敵も「厄災ガノン」や「イーガ団」が登場し、難易度は最高レベルだ。

禁忌のゴーレムのパーツ収集

エンディングで「記録を抹消する」と決意された「禁忌のゴーレム」。 だが、ミネルは「万が一」に備え、その設計図の「かけら」をハイラルの各地に隠していた、という設定がクリア後に明かされる。

プレイヤーは、ストーリーでミネルの相棒が使っていたあのゴーレムを再び入手し、各地に散らばった「禁忌のパーツ」を集めてカスタマイズ・強化していくことができる。 これはティアキンの「ブループリント」機能の無双版とも言えるやり込み要素で、自分だけの最強ゴーレムを作り上げる楽しみがある。 もちろん、オンラインで他のプレイヤーのゴーレムと戦わせるモードも搭載されているぞ。

まとめ

『ゼルダ無双 封印戦記』のラスボス戦からエンディングまでの物語は、まさに圧巻の一言だった。

魔王ガノンドロフとの絶望的な総力戦。 ミネルと「相棒」による、魂を賭けた禁忌のゴーレム戦。 そして、ラウルの自己犠牲による、未来の勇者リンクへと繋ぐための涙の封印。

ティアキンで描かれた断片的な過去が、これほど重厚で、感動的な無双アクションとして昇華されるとは、正直、予想以上だった。 単なる「無双ゲー」の枠を超え、ティアキンの物語を完璧に補完する「もう一つの本編」と呼んでも過言ではないだろう。

ストーリーだけが気になっていたという人も、ぜひこのレビューをきっかけに、自らの手でラウルたちの壮絶な戦いを追体験してみてほしい。 ラウルが託した「リンク」という希望の重みを、改めて感じることができるはずだ。

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