Xbox Series S/X について、ライバル機種のPS5やゲーミングPCと比較したデメリットを解説しています。
「Xbox Series S/X」は2020年に発売した当時は、転売ブームで全く買えない状況でしたが、数年が経過し今では普通に店頭に買えるようになりました。
同様に「PS5」も店頭で普通に買えるようになってきたので、
と思っている方も多いはず。
そこで今回は、ライバル機種のPS5やゲーミングPCと比較したデメリットを解説していきます!
Xbox Series S/X について、PS5やゲーミングPCと比較した上で、
- デメリットを解説
- メリットを解説
それでは解説していきます。
Xbox Series S/X|基本スペック
Xbox Series S/X 基本スペック一覧
「Xbox Series S/X」の基本スペックは次のとおりです。
なお、参考として「PS5」のスペックも並べています。
項目 | Xbox Series S | Xbox Series X | PS5 |
---|---|---|---|
価格(税込み) | 37,970円 | 59,970円 |
|
CPU | 8Core AMD Zen2 CPU@3.6GHz | 8Core AMD Zen2 CPU@3.8GHz | 8Core AMD Zen2 CPU@3.5GHz |
GPU | AMD RDNA 2 GPU 20CUs@1.565GHz |
AMD RDNA 2 GPU 53CUs@1.825GHz |
AMD RDNA 2 GPU 36CUs@2.23GHz |
GPU性能 | 4TFLOPS | 12.1TFLOPS | 10.3TFLOPS |
RAM | 10GB GDDR6 | 16GB GDDR6 | 16GB GDDR6 |
解像度 | 1440p | 4K | 4K |
ストレージ | 512GB | 1TB | 825GB |
ディスプレイ出力 | HDMI 2.1 | HDMI 2.1 | HDMI2.1 |
フレームレート | 120FPS | 120FPS | 120FPS |
ディスク | × | ⚪︎ |
|
Xbox Series S/X|デメリット
Xbox Series S/X デメリット一覧
「Xbox Series S/X」のデメリットは次のとおりです
- PS独占タイトルが遊べない!
- Xbox Series S はSSDストレージ容量が小さい!
- Xbox Series S はグラフィック性能が低い!
- コントローラーが乾電池式でストックが必要!
- クロスプレイに対応してない作品が多い!
それぞれ詳しくみていきましょう。
①PS独占タイトルが遊べない!
「Xbox Series S/X」は、当然ながら、「Playstation」独占タイトルが遊べないという大きなデメリットがあります。
例を挙げると「Marvel’s Spider-Man 2 (スパイダーマン2)」や「グランツーリスモ7」のようなAAA(トリプルエータイトル=開発費をかけたビッグタイトル)は遊べません。
これらのタイトルは話題になりやすく、ついプレイしたくなりますが、「Xbox Series S/X」だとこれらの作品がプレイできないので注意しましょう。
②Xbox Series S はSSDストレージ容量が小さい!
「Xbox Series S」は、「Xbox Series X」や「PS5」と比較すると、SSDストレージ容量が目立って少ないことがわかります。
項目 | Xbox Series S | Xbox Series X | PS5 |
---|---|---|---|
価格(税込み) | 37,970円 | 59,970円 |
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ストレージ | 512GB | 1TB | 825GB |
ディスク | × | ⚪︎ |
|
「Xbox Series S」はディスクドライブが無いため、ゲームはダウンロードが必須となります。
AAAタイトルはストレージをかなり圧迫
しかし、「エルデンリング」をはじめとしたAAA(トリプルエータイトル=開発費をかけたビッグタイトル)はゲーム容量が100Gb程度と、かなりの容量を必要とします。
そのため、初期費用は安価で済みますが、快適に遊ぶとなると外部ストレージを追加で買い足す必要が発生するため、最終的な価格は上位モデルとそこまで差がなくなります。
③Xbox Series S はグラフィック性能が低い!
「Xbox Series S」は、「Xbox Series X」や「PS5」と比較すると、グラフィック性能が1,440pと一回りスペックが低いことがわかります。
PS5から買い換えると気になる可能性有り
そのため、50インチ程度の大きな画面にると、例えば「PS5」から買い替えた方は、グラフィックの荒さが気になるかもしれません。
グラフィック性能は後から変更不可
また、ゲーミングPCは後からグラフィックボードを変えることで性能を向上させることができますが、「Xbox Series S/X」は後から性能を変更できません。
FPSやTPSなどのゲームには一歩劣る
そのため、特に「Xbox Series S」は他ハードより画質が劣るため、一瞬の判断が求められるFPSやTPSなどの状況変化が激しいゲームには一歩劣るといえます。
「Xbox Series S」を購入する際はそれを承知しておきましょう。
項目 | Xbox Series S | Xbox Series X | PS5 |
---|---|---|---|
価格(税込み) | 37,970円 | 59,970円 |
|
CPU | 8Core AMD Zen2 CPU@3.6GHz | 8Core AMD Zen2 CPU@3.8GHz | 8Core AMD Zen2 CPU@3.5GHz |
GPU | AMD RDNA 2 GPU 20CUs@1.565GHz |
AMD RDNA 2 GPU 53CUs@1.825GHz |
AMD RDNA 2 GPU 36CUs@2.23GHz |
GPU性能 | 4TFLOPS | 12.1TFLOPS | 10.3TFLOPS |
RAM | 10GB GDDR6 | 16GB GDDR6 | 16GB GDDR6 |
解像度 | 1440p | 4K | 4K |
ストレージ | 512GB | 1TB | 825GB |
ディスプレイ出力 | HDMI 2.1 | HDMI 2.1 | HDMI2.1 |
フレームレート | 120FPS | 120FPS | 120FPS |
ディスク | × | ⚪︎ |
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④コントローラーが乾電池式でストックが必要!
「Xbox Series S/X」の標準コントローラーは、乾電池式となっています。
乾電池のストックが必要
そのため、バッテリーが無くなっても充電することができないため、常に乾電池のストックを気にする必要があります。
⑤クロスプレイに対応してない作品がある!
「Xbox Series S/X」は、「エルデンリング」などの一部のクロスプレイ対応作品が、その他ハードと互換性が無いという点もデメリットとして挙げられます。
そのため、家族・友人・恋人が「PS5」「Steam」でプレイしている場合は、ソフトによっては一緒に遊ぶことができません。
Xbox Series S/X|メリット
Xbox Series S/X メリット
「Xbox Series S/X」のメリットは次のとおりです
- Xbox独占タイトルが遊べる!
- PS5より初期費用が抑えられる!
- ゲーミングPCと比較するとコスパが高い!
- 全世代ハード「Xbox One」のタイトルが遊べる
それぞれ詳しくみていきましょう。
①Xbox独占タイトルが遊べる!
「Xbox Series S/X」を選ぶ一番の良い点は、ハード独占タイトルが遊べるという点でしょう。
独占タイトルの中でも特に人気が根強い作品の「Forza Motorsport」シリーズや、「HALO」シリーズの最新作は「Xbox」のみのリリースとなっており、これらの作品を遊ぶには「Xbox」を購入する必要があります。
※旧作品はSteamでもリリースされているものもある
そのため、明確に「この作品がやりたい!」というものがあれば、「Xbox Series S/X」の購入はおすすめです。
逆に「PS5」や「Steam」でもマルチリリースされているタイトルを遊びたいのであれば、あえて「Xbox」を購入する必要は無いともいえます。
②PS5より初期費用が抑えられる!
「Xbox Series S/X」は「PS5」と比較して、本体の費用が安価なため、初期費用が抑えられるという点も良い点としてあげる事ができます。
項目 | Xbox Series S | Xbox Series X | PS5 |
---|---|---|---|
価格(税込み) | 37,970円 | 59,970円 |
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なお、価格は「PS5」より安価であるものの、普通にゲームをプレイする分には、目立って劣る機能がありません。
そのため、次世代ゲーム機のゲームを初期費用を抑えつつプレイしたい方は、「Xbox Series S/X」を購入しても問題は無いでしょう。
③ゲーミングPCと比較するとコスパが高い!
「Xbox Series S/X」と同等のスペックをゲーミングPCで揃えようとすると、グラフィックボード、CPU、メモリ、電源など、最低でも10万円程度は必要になります。
それに対して、「Xbox Series S/X」はゲームに特化した性能となっており、ゲーミングPCと比較すると非常に高コスパとなります。
というのも、「Xbox Series S/X」「PS5」いずれも、本体価格で設けず、ゲームソフトのライセンスロイヤリティで儲けるビジネスモデル構造であるためです。
そのため、「Xbox Series S/X」「PS5」はお得に次世代ゲームを遊ぶ事が可能です。
項目 | Xbox Series S | Xbox Series X |
---|---|---|
価格(税込み) | 37,970円 | 59,970円 |
CPU | 8Core AMD Zen2 CPU@3.6GHz | 8Core AMD Zen2 CPU@3.8GHz |
GPU | AMD RDNA 2 GPU 20CUs@1.565GHz |
AMD RDNA 2 GPU 53CUs@1.825GHz |
GPU性能 | 4TFLOPS | 12.1TFLOPS |
RAM | 10GB GDDR6 | 16GB GDDR6 |
解像度 | 1440p | 4K |
ストレージ | 512GB | 1TB |
ディスプレイ出力 | HDMI 2.1 | HDMI 2.1 |
フレームレート | 120FPS | 120FPS |
④全世代ハード「Xbox One」のタイトルが遊べる
「Xbox Series S/X」は、旧世代ハードの「Xbox One」のゲームと互換性があるという点も良い点として挙げられます。
「Xbox One」のユーザーであれば、アカウントを「Xbox Series S/X」に引き継ぐことが可能です。
※Xbox Series Sはディスクドライブが無いため、ゲームディスクで遊ぶにはXbox Series Xが必要です。
Xbox Series S/X|デメリットを踏まえて買うべき?
目的を持って購入しないと後悔するかも
「Xbox Series S/X」を選ぶ際は「この独占ゲームがやりたい!」などの明確な目的を持つことが大切です。
特に、「Forza Motorsport」シリーズや、「HALO」シリーズを目的に「Xbox Series S/X」を購入する方が多いと思いますが、昨今はこれらのゲームに置き換わるハイスペックなゲームも多数リリースされています。
そのため、
というくらいの勢いであれば、「PS5」を買った方が良いかもしれません。
Xbox Series S/X|デメリットまとめ
Xbox Series S/X について、ライバル機種のPS5やゲーミングPCと比較したデメリットを解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
Xboxはデメリットが多いものの、独占タイトルに魅力的な作品があるため、それだけのために買うのもアリだとも思っています。
この記事が参考になれば幸いです。