編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方はスマホアプリ「ドラゴンクエスト スマッシュグロウ」における「きようさ」の仕様が気になっていると思います。
ステータスの意味を正しく理解し、効率的にキャラクターを育成して攻略を進めたいと考えるのは当然のことです。
この記事を読み終える頃にはきようさと冒険スキルの関係に関する疑問が解決しているはずです。
- きようさと会心発生率の相関関係
- 冒険スキルの基礎ダメージ計算式
- 汎用強化スキルの分散仕様と真実
- 各種冒険スキルの実践的な運用法
それでは解説していきます。
スマグロにおけるきようさと冒険スキルの関係性
きようさの数値は会心率に直結
キャラクターのステータス画面を開くと、様々な数値が並んでいます。 その中でも「きようさ」という項目が、バトルにおいてどのような影響を及ぼすのかは非常に気になるところです。
ドラゴンクエストシリーズの過去作においては、逃げやすさやアイテムを盗む確率に影響することが多いステータスでした。 しかし、本作においては全く異なる重要な役割を担っていることが検証により判明しています。
結論から述べると、きようさの数値は「会心率」と非常に深く関わっています。 きようさの数値が高ければ高いほど、物理攻撃による「会心の一撃」が発生しやすくなる仕様です。
さらに、魔法攻撃においても「魔力の暴走」という形で恩恵を受けることができます。 アタッカーとして火力を最大限に引き出すためには、このきようさをいかに高めるかが鍵となります。
防具やアクセサリーでのきようさ底上げ
きようさの重要性が理解できたところで、次に気になるのはその高め方です。 キャラクターのレベルアップによる基礎ステータスの上昇だけでは、十分な数値を確保することは困難です。
そこで重要になってくるのが、装備品によるステータスの底上げです。 具体的には、盾や防具、そしてアクセサリーを厳選することで、きようさを大幅に強化することが可能です。
特にアクセサリー枠は、攻撃力や守備力よりも特定のステータスに特化したものが多く存在します。 きようさが上昇するアクセサリーを優先的に装備させることで、バトル中の会心発生率を目に見えて引き上げることができます。
高難易度のステージになるほど、敵の防御力が高くなり通常の攻撃ではダメージが通りにくくなります。 そのため、装備品を駆使して会心特化のビルドを構築することが、攻略の大きな助けとなります。
武闘家への転職によるステータス強化
装備品以外にも、きようさを効率的に高めるシステムが用意されています。 それが、特定の職業への転職によるステータス補正です。
本作では様々な職業が存在しますが、中でも「武闘家」への転職はきようさの向上に非常に有効です。 武闘家は素早い動きと高い会心率を誇る職業であり、転職するだけで基礎的なきようさの数値が跳ね上がります。
育成方針として、メインの職業が別であったとしても、一度武闘家を経由してステータスを底上げする育成ルートは理にかなっています。 多くのプレイヤーが火力不足に悩む中、この転職システムを上手く活用できているかどうかで進行度に大きな差が出ます。
手持ちのキャラクターの育成に行き詰まりを感じた際は、武闘家ルートでの育成を検討してみる価値は十分にあります。
冒険スキルの基礎ダメージ計算式
本作のバトルシステムを深く理解する上で、冒険スキルのダメージ計算式を知ることは避けて通れません。 多くの方が疑問に思っている冒険スキルの基礎ダメージ値ですが、これは非常にユニークな計算式が採用されています。
具体的には、キャラクターの「攻撃力」と「攻撃魔力」の合算値に依存していることが分かりました。 例えば、レベル52のキャラクターで攻撃力が725、攻撃魔力が250だったと仮定します。
この場合、冒険スキルの基礎ダメージ値は725に250を足した975という数値がベースになります。 物理攻撃に特化したキャラクターであっても、攻撃魔力が全くの無駄になるわけではありません。
逆に、魔法使いのようなキャラクターでも、武器による物理的な攻撃力を高めることでスキルの威力が向上します。 この合算システムにより、幅広い装備の選択肢と育成の自由度が生まれているのです。
会心の一撃と魔力の暴走の違い
きようさを高めることで発生しやすくなる会心の一撃と魔力の暴走ですが、両者には明確な違いがあります。 会心の一撃は、主に物理依存の通常攻撃や一部の物理系スキルを使用した際に発生する大ダメージです。
敵の高い防御力を一部無視してダメージを与えることができるため、硬いボスモンスターに対して非常に有効です。 一方で魔力の暴走は、魔法依存のスキルを使用した際に発生する現象です。
こちらも通常の魔法ダメージを大きく上回る数値を叩き出すことができ、殲滅力を劇的に高めてくれます。 使用している武器やメインとなる冒険スキルが物理寄りなのか、魔法寄りなのかによって、どちらの恩恵を受けやすいかが変わります。
しかし、先述した通り本作のスキル基礎ダメージは攻撃力と攻撃魔力の合算です。 そのため、どちらが発生しても戦況を大きく有利に運ぶことができる強力な要素であることに変わりはありません。
きようさ特化ビルドの実用性
ここまでの検証を踏まえると、きようさに特化したビルド構築の実用性は極めて高いと言わざるを得ません。 安定して毎ターン一定のダメージを出し続けるバランス型の育成も、決して間違ってはいません。
しかし、本作のリリースから約2ヶ月が経過し、プレイヤー全体のレベルが上がってきている現状を考慮する必要があります。 難易度「難しい」に設定された強敵マッチなどでは、敵のHPと防御力が尋常ではありません。
長期戦になればなるほど被弾のリスクが高まり、回復が追いつかずにパーティーが全滅する危険性が増します。 きようさ特化ビルドであれば、高い頻度で発生する会心ダメージにより、戦闘時間を大幅に短縮することが可能です。
特に周回プレイが前提となる素材集めのクエストなどでは、この会心特化ビルドが圧倒的な効率を叩き出します。 現状のゲームバランスにおいて、きようさは最も優先して伸ばすべきステータスの一つとして評価できます。
ソード系冒険スキルの検証と評価
通常攻撃と必殺技のダメージ差
ソード系冒険スキルの検証を行う前に、まずは基準となる通常攻撃と必殺技のダメージを把握しておく必要があります。 今回検証に使用したキャラクターは、戦闘力11,318の炎の戦士やキラーマシーンなどの構成です。
難易度「難しい」のステージにおいて、通常攻撃の1〜2発目のダメージはおよそ65から69の範囲で推移しました。 ここで会心の一撃が発生した場合、ダメージは105から111へと跳ね上がります。
さらにコンボが繋がった3発目の通常攻撃では、基礎ダメージが328から340まで上昇しました。 この際の会心ダメージは528という数値を記録しており、きようさの恩恵がいかに大きいかが分かります。
一方、ゲージを消費して放つ必殺技のダメージは、2,034から2,085という圧倒的な火力を誇ります。 これらの数値を基準として、各種冒険スキルがどれほどのダメージ貢献度を持っているのかを比較していきます。
デインソードの安定したダメージ出力
ソード系スキルの中でも、比較的序盤から取得しやすいのがデインソードです。 バトル中にデインソードを取得すると、キャラクターの周囲に光の剣が出現し、敵に自動で攻撃を行います。
今回の検証環境下において、デインソード1発あたりのダメージは24から25と、非常に一定に保たれていました。 一見するとダメージ量が低く感じられるかもしれませんが、このスキルの強みは手数の多さと安定性にあります。
動き回りながらでも継続的にダメージを与え続けることができるため、雑魚モンスターの処理に非常に役立ちます。 また、ヒット数が多いため、敵の攻撃モーションをキャンセルさせたり、バリアを削ったりする際にも有効に機能します。
単発の火力に頼るのではなく、手数を稼ぐことで総合的なダメージ量を引き上げるのがデインソードの役割です。
ソード強化破裂の範囲攻撃の魅力
ソード系スキルをさらに強化する選択肢として、「ソード強化:破裂」というスキルが存在します。 このスキルを取得すると、ソードによる攻撃が敵にヒットした際、赤色のエフェクトが発生するようになります。
この赤色エフェクトは単なる演出ではなく、周囲の敵を巻き込んでダメージを与える範囲攻撃の証です。 通常のソード系スキルは単体の敵に対してダメージを与える性質が強いですが、破裂を取得することでその弱点が克服されます。
敵が密集している地帯に突っ込んだ際、この破裂の効果が連続して発動すると、一瞬で周囲の敵を殲滅することが可能です。 特に、大量の敵が押し寄せてくるウェーブ制のステージにおいては、この範囲攻撃の有無がクリアタイムに直結します。
デインソードなどの手数が多いスキルと組み合わせることで、さらに凶悪な殲滅力を発揮する優秀な強化スキルです。
ソードの秘伝書による手数増加のロマン
バトルを進めていくと、稀に「ソードの秘伝書」という強力なアイテムが出現することがあります。 説明文には「ソード系スキルの品数が2倍になる」といった旨の記載があり、プレイヤーの期待を大きく煽るアイテムです。
すでにデインソードを4つ取得している状態で秘伝書を手に入れれば、一気に8本に増えるのではないかと推測されます。 実際に検証動画内でスロー再生を駆使して確認を試みましたが、ダメージの数値が重なりすぎて正確な本数の計測は不可能でした。
しかし、画面上のエフェクトの密度や、敵のHPバーの減り具合から見て、手数が大幅に増加していることは間違いありません。 また、ダメージ自体は1発24から25のまま分散せずに与え続けているように見受けられました。
つまり、純粋に手数が倍増し、総ダメージ量も跳ね上がっているという非常にロマン溢れる仕様だと考えられます。
ライデインソードと武器依存スキルの特徴
ソード系スキルには、デインソードの上位互換とも言える「ライデインソード」も存在します。 通常攻撃や必殺技のダメージ計算は基本共通ですが、ライデインソードを使用する際はいくつか特筆すべき点があります。
最も重要な特徴は、このスキルが「武器に依存している冒険スキル」であるということです。 検証の過程でソードの秘伝書を取得し、ライデインソードの本数が2倍になるかを確認するテストを行いました。
しかし結果として、ライデインソードに関しては本数の増減は確認されませんでした。 これは、ライデインソードが汎用的なソードスキル枠ではなく、装備している特定の武器の特性に強く結びついているためと推測されます。
全てのスキルが秘伝書の恩恵を受けられるわけではないという事実は、ビルドを構築する上で必ず覚えておくべきポイントです。
物理アタッカーとソード系スキルの相性
ソード系スキル全般の傾向として、物理アタッカーとの相性が極めて良いことが挙げられます。 基礎ダメージが攻撃力と攻撃魔力の合算とはいえ、接近戦を挑むリスクを考慮すると、HPや防御力が高い物理職の方が扱いやすいからです。
剣の周囲を回転させるスキルなどは、必然的に敵の攻撃範囲に足を踏み入れる必要があります。 魔法使いのような耐久力の低いキャラクターでソード系を多用すると、不意の被弾で致命傷を負うリスクが高まります。
そのため、戦士や武闘家といった前衛職でプレイする際に、優先して取得すべきスキル群だと言えます。 高いきようさを持った物理アタッカーが、破裂効果のついたソード系スキルを振り回す姿は、まさに無双状態です。
被弾のリスクを減らすためにも、敵の動きをよく観察し、ヒットアンドアウェイを心がける立ち回りが求められます。
対ボス戦におけるソード系の立ち回り
道中の雑魚処理に長けたソード系スキルですが、単体の強力なボスを相手にする際にも独自の立ち回りがあります。 ボス戦では、むやみに密着し続けるのは被弾のリスクが高すぎるため推奨されません。
敵の攻撃モーションの隙を突き、デインソードなどの自動攻撃圏内に相手を捉えながら、自身は回避に専念するのが基本です。 ヒット数の多さを活かして、ボスの行動を阻害したり、ブレイクゲージを素早く削り切ったりするサポート的な役割も担えます。
また、会心の一撃が発生しやすい仕様を活かすためにも、できるだけ手数を稼げる状況を作り出すことが重要です。 ボスの大きな攻撃を避けた直後の硬直時間に一気に距離を詰め、全てのソードを叩き込むといったメリハリのあるプレイングが求められます。
状況に応じて攻めと守りを切り替える判断力が、ソード系スキルを使いこなすための最大の鍵となります。
汎用強化スキルの意外な仕様を解説
巨大化攻撃は攻撃範囲の拡大のみ
冒険スキルの中には、特定の系統に依存せず全体を強化する汎用的なスキルが存在します。 その代表格が「巨大化攻撃」であり、字面だけを見ると非常に強力な火力アップスキルのように思えます。
しかし、詳細な検証を行った結果、このスキルには大きな罠が潜んでいることが判明しました。 巨大化攻撃を取得すると、確かに円形状の攻撃範囲エフェクトが目に見えて拡大されます。
さらに運良く2つ目の巨大化攻撃を取得すると、その範囲は画面の大部分を覆うほどに広がります。 しかし、重要なのは「ダメージ上昇には直接関係がない」という点です。
攻撃が届きやすくなるというメリットはあるものの、単発の威力が上がるわけではないため、対ボス戦などの火力要員としては不十分です。 この仕様を理解せずに取得し続けると、火力不足に陥る原因となるため注意が必要です。
拡散攻撃による後方カバーのメリット
巨大化攻撃と同様に、ダメージ上昇とは直接結びつかない汎用スキルとして「拡散攻撃」があります。 このスキルを取得すると、キャラクターの後方に黄色のエフェクトが発生し、新たな攻撃判定が生まれます。
巨大化攻撃と同じく、単発のダメージ数値自体が上昇するわけではありません。 しかし、攻撃範囲が前だけでなく後方にも及ぶようになるため、乱戦時における被弾リスクを大幅に下げてくれます。
アクションゲームにおいて、死角となる背後からの攻撃は最も対応が難しい要素の一つです。 拡散攻撃を取得しておけば、逃げ回りながらでも背後の敵にダメージを与え続けることができるため、生存率が飛躍的に向上します。
特に動きが素早い敵が多いステージや、囲まれやすいマップ構造のステージにおいては、非常に頼りになるスキルです。
連続攻撃のダメージ分散仕様に注意
汎用強化スキルの中で、最もプレイヤーの勘違いを招きやすいのが「連続攻撃」の仕様です。 文字通り攻撃の発動回数が増加するため、取得すれば単純にダメージが2倍、3倍になると考えるのが自然です。
筆者自身も、検証を行うまではそのように認識していました。 しかし実際の挙動を確認すると、攻撃回数が増加する代わりに、1発あたりのダメージが「分散」して減少していることが分かりました。
つまり、100のダメージを1回与えていたものが、60のダメージを2回与えるような形に変化するのです。 分散されたダメージの合算値は、取得前よりも確かに上昇はしています。
しかし、単発の高火力が求められる場面や、敵の防御力が極端に高い場合には、逆にダメージが通りにくくなるリスクを孕んでいます。 連続攻撃は手放しで喜べる純粋な火力バフではないという事実を、しっかりと認識しておく必要があります。
| スキル名 | 主な効果と特徴 | ダメージへの影響 |
|---|---|---|
| 巨大化攻撃 | 攻撃の判定範囲が拡大する | 変化なし(威力はそのまま) |
| 拡散攻撃 | キャラクター後方にも攻撃判定が発生 | 変化なし(威力はそのまま) |
| 連続攻撃 | 攻撃の発動回数が増加する | 1発あたりのダメージは減少(分散) |
スキル取得時の優先度と選択基準
これらの汎用強化スキルの仕様を踏まえると、レベルアップ時のスキル選択には慎重な判断が求められます。 とにかく火力を上げたい場面で、巨大化攻撃や拡散攻撃を選んでしまうのは悪手と言わざるを得ません。
火力を直結して上げたい場合は、きようさを上げるスキルや、各属性に特化した強化スキルを優先すべきです。 一方で、道中の雑魚敵が大量に湧いて処理が追いつかないような状況であれば、巨大化や拡散の範囲拡大が劇的な効果を発揮します。
連続攻撃に関しては、手数を増やすことで状態異常の付与確率を上げたり、敵のバリアを剥がしたりする目的であれば非常に有効です。 現在のステージの状況、自身のキャラクターの弱点、そして次に現れるボスの特性を総合的に判断し、適切なスキルを選択する力が求められます。
一つ一つの選択が、ゲーム後半の難易度を大きく左右することになります。
複数取得によるシナジー効果の考察
単体ではダメージに直結しない汎用強化スキルですが、他のスキルと組み合わせることで強力なシナジーを生み出すことがあります。 例えば、先述した「ソード強化:破裂」による範囲攻撃と、「巨大化攻撃」を組み合わせた場合を想定してみましょう。
破裂の爆発範囲が巨大化攻撃によってさらに拡大されれば、画面上の敵を一掃する凄まじい殲滅兵器へと変貌します。 また、「連続攻撃」で手数を増やした上で、「きようさ」を極限まで高めておけば、分散した低いダメージを会心の一撃の暴力で補うことができます。
手数が多ければ多いほど会心の抽選回数も増えるため、結果的に凄まじいDPS(時間あたりのダメージ)を叩き出すことが可能になるのです。 スキル単体の性能だけで評価するのではなく、掛け合わせによる相乗効果を意識してビルドを組むことが、スマグロの醍醐味でもあります。
プレイスタイルに応じた強化スキルの選び方
プレイヤーの操作技術や好むプレイスタイルによっても、最適なスキルの選び方は変わってきます。 敵の攻撃をギリギリで回避するアクションが得意なプレイヤーであれば、巨大化や拡散といった防御寄りのスキルは不要かもしれません。
その分、攻撃力や会心ダメージを直接底上げするスキルに全振りし、圧倒的な火力で敵をねじ伏せるプレイが可能です。 逆に、アクション操作に自信がなく被弾が多くなりがちなプレイヤーは、攻撃範囲を広げて安全圏から立ち回る戦術が適しています。
拡散攻撃で背後をカバーしつつ、巨大化攻撃で遠くからチクチクと敵のHPを削っていくスタイルです。 スマグロは、各プレイヤーが自身の技量に合わせた攻略法を見つけ出せるように、スキルバランスが非常に巧妙に調整されています。
正解は一つではないため、様々な組み合わせを試しながら自分だけの最強ビルドを探求していく楽しさがあります。
ステージ構成から見る強化の重要性
冒険に赴くステージの構成によっても、有効な強化スキルは大きく変化します。 狭い通路が続くようなダンジョンであれば、前方に攻撃が集中するスキルが力を発揮しやすく、拡散攻撃の恩恵は薄れがちです。
逆に、障害物のない広大な闘技場のようなステージでは、四方八方から敵が押し寄せてくるため、周囲を攻撃できるスキルが必須となります。 また、登場する敵の属性や耐性も重要な要素です。
今回の検証で使用した「強敵マッチ」のステージでは、氷属性を弱点とする敵が多く出現する構成でした。 このように、事前にステージの情報を把握し、それに適したスキル構成をイメージしながらプレイすることが攻略の近道です。
汎用強化スキルはどんな状況でも一定の働きを見せますが、ステージ特効のスキルには及ばない場面もあることを覚えておきましょう。
アロー系とボール系冒険スキルの徹底比較
アロー強化ボミエによる足止め効果
遠距離から安全に攻撃を仕掛けることができるアロー系スキルは、攻略において非常に頼りになる存在です。 そのアロー系を強化するスキルの中に、「アロー強化:ボミエ」というものがあります。
ドラゴンクエストシリーズの呪文であるボミエの名前を冠している通り、このスキルは敵の移動速度を低下させるデバフ効果を持っています。 直接的な火力アップには繋がりませんが、この足止め効果の恩恵は計り知れません。
敵の接近を遅らせることで、自身が被弾するリスクを大幅に下げることができ、安全な位置からの攻撃を継続しやすくなります。 特に移動速度が速い厄介な敵や、一撃が重いボスモンスターを相手にする際、この速度低下が文字通り命綱となる場面が多々あります。
生存力を高めるという観点において、ボミエ強化は非常に優秀な選択肢と言えます。
属性弱点を突くヒャドアローの威力
アロー系スキルの中でも、属性を帯びた攻撃は特定のステージで無類の強さを発揮します。 今回の検証ステージのように氷属性を弱点とする敵が多い場合、「ヒャドアロー」の取得は最優先事項となります。
属性の相性が良ければ、通常の物理攻撃をはるかに凌駕するダメージを叩き出すことが可能です。 検証動画内でも、ヒャドアローのダメージは263から305という高い水準で安定して推移していました。
敵の弱点を的確に突くことは、RPGの基本であり本作においても最も効率的な攻略法です。 色々な種類のスキルを少しずつ取得するよりも、ヒャドアローのような有効な属性スキルに絞って集中的に強化していく方が、最終的な火力は高くなります。
ステージ進入前の準備段階で、どの属性が有効かをしっかりと確認しておく癖をつけましょう。
アローの秘伝書による壁反射の圧倒的恩恵
ソード系と同様に、アロー系スキルにも「アローの秘伝書」というレアアイテムが存在します。 この秘伝書を取得すると、放ったアローがステージの壁で跳ね返るという劇的な変化が起こります。
壁で反射するということは、画面内に滞在するアローの時間が長くなり、実質的に手数が2倍以上に跳ね上がることを意味します。 狭い空間や壁に囲まれたボス部屋などでこの効果が発動すると、無数のアローが画面内を乱反射する弾幕シューティングのような状態になります。
敵は逃げ場を失い、連続してダメージを受け続けることになるため、凄まじい速度でHPを削り切ることが可能です。 もしプレイ中にアローの秘伝書を見つけたら、最優先で確保すべき超強力なアイテムだと断言できます。
この反射効果と、先述したボミエの速度低下を組み合わせれば、敵を完全に制圧することも夢ではありません。
バギボールとボールの秘伝書のシナジー
キャラクターの周囲を回転して攻撃するボール系スキルは、攻防一体の優れた性能を持っています。 風属性を帯びた「バギボール」は、検証において1発あたり33から34のダメージを与え続けていました。
このボール系スキルを劇的に強化するのが、「ボールの秘伝書」の存在です。 この秘伝書を取得すると、ボールの回転速度が目に見えて上昇します。
回転速度が上がるということは、同じ時間内で敵にヒットする回数が増加するということであり、純粋かつ大幅な火力アップに直結します。 敵の群れに突っ込んだ際の殲滅速度が段違いに跳ね上がるため、ボール系をメインに戦うのであれば必須級のアイテムです。
ボール系スキルは自身に追従して動くため、移動しながらの戦闘が基本となるスマグロのシステムと非常に噛み合っています。
はやぶさボールといきなりスキルの強み
本作には特定の武器を装備することで、最初から強力なスキルを使用できる「いきなり冒険スキル」というシステムがあります。 今回の検証において、パーティーの1人が「はやぶさの剣」を装備していたため、この恩恵を確認することができました。
必殺技を発動した直後、10秒間という限られた時間ではありますが「はやぶさボール」が自動で出現します。 これはバギボールと同じような感覚で使用できるボール系スキルであり、一時的に火力を大幅に底上げしてくれます。
武器の固有能力としてスキルが発動するため、レベルアップ時のスキル選択枠を消費せずに火力を盛れるのが最大の強みです。 このような強力な武器を所持している場合は、その武器の特性を最大限に活かせるビルド構成を考えるのが攻略のセオリーとなります。
ガチャで強力な武器を引き当てた際は、まずその固有スキルがどのような挙動をするのかをテストプレイで確認することをおすすめします。
ボール強化癒しと毒の使い分け
ボール系スキルには、攻撃以外の特殊な効果を付与する強化オプションが用意されています。 一つは「ボール強化:癒し」で、このスキルはボールが敵にヒットするたびにプレイヤーのHPを回復してくれる効果を持ちます。
回復の間隔が短いため、乱戦時においても安定してHPを保つことができる非常に優秀な生存スキルです。 しかし、回復に枠を割く分、火力アップの機会を逃しているという側面もあります。
もう一つの選択肢である「ボール強化:毒」は、敵を毒状態にしてスリップダメージ(継続ダメージ)を与えます。 ボスのHPが高い場合、この毒による追加ダメージが馬鹿にならない威力を発揮します。
自身のプレイスキルやパーティーの耐久力と相談し、安定を求めるなら「癒し」を、タイムアタックや火力重視なら「毒」を選択するという使い分けが重要になってきます。
遠距離スキルの安全性と火力バランス
アロー系や一部の魔法系スキルなど、遠距離から攻撃できる手段は、被弾リスクを最小限に抑える上で非常に有用です。 特に難易度が上がってくると、敵の近接攻撃を1発でも食らうと致命傷になりかねません。
そのため、アウトレンジから一方的に攻撃を加え続ける戦法は、極めて理にかなった攻略法の一つです。 しかし、安全である分、ソード系などの近接特化スキルと比較すると、瞬間的な火力や殲滅力では一歩譲る傾向にあります。
遠距離攻撃だけで逃げ回りながら戦うと、どうしても戦闘時間が長引いてしまうというデメリットが生じます。 安全性を重視するあまり火力が不足し、時間切れになってしまっては本末転倒です。
遠距離スキルを主軸に据えつつも、要所で必殺技を叩き込むなど、火力不足を補うための工夫やバランス調整がプレイヤーの腕の見せ所となります。
周回効率を上げるためのスキル構築
スマグロはキャラクターの育成や素材集めのために、同じステージを何度も周回することが前提となるゲームデザインです。 リリースから2ヶ月が経過し、売上が約31億円を突破するなど新規プレイヤーも増加傾向にあります。
運営はダウンロード数を重視した長期的な目線でゲームのバランス調整を行っており、無理なインフレを抑える方針をとっています。 これはつまり、地道な周回プレイによる育成の重要性が今後も変わらないことを意味しています。
周回効率を上げるためには、単にクリアできるだけでなく、いかに早く、いかに操作を減らしてクリアできるかが焦点となります。 自動で敵を追尾してくれるボール系スキルや、広範囲を一掃できる破裂持ちのソード系スキルは、周回プレイにおいて無類の強さを発揮します。
目的が初クリアなのか、それとも高速周回なのかによって、最適なスキル構築の考え方をシフトさせていくことが、上級者への第一歩と言えるでしょう。
まとめ
筆者情報
(筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。)
























