編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多くのプレイヤーから寄せられている「戦闘が難しくて勝てない」「集団戦のコツを知りたい」という質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、本作の非常にシビアかつ奥深いアクションをどう攻略すべきか悩んでいるはずです。 本作は適当な連打では通用しない、硬派なアクション性が最大の特徴です。
この記事を読み終える頃には、バトルの基本から強敵を圧倒するテクニックまでの疑問がすべて解決しているはずです。
- 基本アクションと自動コンボの習熟
- 集団戦を制する1対1の状況作り
- ボス戦の鍵を握る体幹ゲージの管理
- 戦闘を劇的に有利にする育成と装備運用
それでは解説していきます。
【紅の砂漠】戦闘テクニック+基本システムと立ち回り
本作の戦闘は、リアルな重量感とスピード感が両立した独自のシステムを採用しています。 まずは、戦いの土台となる基本アクションから詳しく見ていきましょう。
基本アクションとスムーズなコンボの繋ぎ方
戦闘は、武器を構える「抜刀状態」から始まります。 R1ボタンで素早い「弱攻撃」、R2ボタンで重い一撃を放つ「強攻撃」が基本です。
今作の親切な設計として、これらのボタンを長押しするだけで自動的に連続攻撃へと派生してくれます。 アクションゲームが苦手な方や、指が疲れやすい方は、まずこの「長押し攻撃」に慣れることから始めましょう。
ターゲットロックオンの重要性
乱戦の中で特定の敵を狙い続けるには、十字キー下による「ロックオン」が不可欠です。 ロックオンなしでは攻撃が空を切りやすく、背後を晒すリスクが高まります。 常に敵を正面に捉え、カメラワークを安定させることが勝利への第一歩です。
納刀の癖をつける
戦闘が終わったら、十字キー左で速やかに武器を収める「納刀」を行いましょう。 抜刀したままだと、足元に落ちている貴重なアイテムを拾えなかったり、街の住人と会話ができなかったりします。 「戦いが終わったら刀を収める」という一連の流れをルーチン化してください。
ガードと回避の使い分けによる生存戦略
敵の攻撃を無効化、あるいは軽減する手段は主に「ガード」と「回避」の2種類です。
L1ボタンを長押しすれば、武器や盾を構えて防御を固めます。 ガード中は「気力(スタミナ)」を消費しますが、HPへの直接ダメージを最小限に抑えられます。 まずはガードを固めて敵の攻撃パターンを観察するのが、初見の敵に対する定石です。
一方、丸ボタンでの「ローリング回避」は、敵の攻撃範囲から物理的に離脱するために使います。 本作の回避には長い無敵時間がないため、タイミングよく避けるというより、攻撃が届かない場所へ移動するイメージで使いましょう。
| 防御アクション | 気力(スタミナ)消費 | 精神力への影響 | 実践的な主な用途 |
|---|---|---|---|
| 通常ガード | 攻撃を受けると中消費 | 変化なし | 連続攻撃や出の早い攻撃を耐え凌ぐ |
| ジャストガード | 成功時は消費ゼロ | 大幅に回復する | 敵の攻撃を弾き返し、強烈な反撃を狙う |
| ローリング回避 | 発動時に少消費 | 変化なし | 敵の広範囲攻撃やガード不能技から逃れる |
掌波(しょうは)の活用と防御力低下ギミック
中盤までの戦闘において、最も多用することになるのが「掌波」というアクションです。 Rスティックを押し込むことで、手のひらから強力な衝撃波を放ちます。
このアクションには、敵を大きく怯ませるだけでなく、一定時間「防御力を低下させる」という強力なデバフ効果があります。 硬い鎧を着たエリート兵や、体力の多い強敵には、まず掌波を当ててからコンボを叩き込むのが効率的です。
突進技としての掌波
掌波は、離れた敵との距離を一瞬で詰める「突進技」としても機能します。 「掌波で距離を詰める → 防御力が下がった敵にコンボ」という流れは、本作の基本戦術と言っても過言ではありません。 空中で発動すれば滞空時間を伸ばすこともできるため、立体的な攻防にも役立ちます。
二刀流への切り替えと最大火力の出し方
デフォルトの剣盾スタイルに加え、圧倒的な手数を誇る「二刀流」スタイルへの切り替えが可能です。
十字キー左を長押しして装備ホイールを開き、盾の枠に「片手剣」をセットしましょう。 インベントリに片手剣が2本以上あれば、これで二刀流状態になります。
二刀流はガード性能が落ちる代わりに、攻撃速度とヒット数が格段に向上します。 敵をダウンさせた後のラッシュ時や、回避に自信がある場面では、二刀流で一気に畳み掛けるのが爽快かつ強力です。
気力(スタミナ)と精神力(MP)の徹底管理
画面には常に2つの重要なゲージが表示されています。 中央の黄色いゲージが「気力」、体力バーの上が「精神力」です。
気力はあらゆるアクションで消費し、自動で回復します。 これが尽きるとガードも回避もできなくなり、一方的に叩かれる「ガス欠」状態に陥ります。
精神力は強力なスキルを発動するために必要ですが、自然には回復しません。 敵からダメージを受けるか、ジャストガードを成功させることで蓄積されます。 「守ることで攻めの力が溜まる」というリターン設計を理解することが、上級者への近道です。
ゲージ維持のテクニック
コンボを途切れさせないためには、攻撃の合間にわずかな「休止」を挟みましょう。 完全に気力が尽きる前に一瞬歩きを入れるだけで、次の回避分のスタミナを確保できます。
光反射を用いた目くらましと隙の創出
探索用のギミックと思われがちな「光反射」ですが、戦闘でも非常に強力です。 L1とR1の同時押しで発動し、敵の目を一時的に眩ませることができます。
この目くらまし効果により、敵は数秒間完全に無防備な状態となります。 囲まれてピンチの時の脱出手段として、あるいは強敵に一気にダメージを与えたい時の起点として非常に有用です。
特定のボス戦では、光反射によって「隠された弱点」が露わになることもあります。 攻撃が通らない、あるいはカウンターが取れない相手には、まず光を当ててみることをおすすめします。
【紅の砂漠】戦闘テクニック+集団戦とボス戦の攻略法
ここからは、より実践的なシチュエーション別の攻略テクニックを解説します。 特に「数に押される」本作において、戦略的な立ち回りは必須です。
集団戦を制する「1対1の状況作り」
本作で最も避けるべきは、敵の集団に囲まれることです。 どれだけ強力な装備を持っていても、多方向から同時に攻撃を受けると怯み続け、何もできずに倒されてしまいます。
敵の群れを見つけたら、まずはダッシュやローリングで大きく距離を取りましょう。 敵の移動速度の差を利用して、足の早い敵から順番に「釣り出す」のが基本です。
位置取りの黄金律
常に自分の背後に壁を作らない、あるいは広いスペースを確保するように動いてください。 敵の集団を一つの方向にまとめ、自分と敵が常に「1対1」の線上で重なるように誘導するのが理想的です。
雑魚敵を圧倒する「強攻撃」のスーパーアーマー
複数の雑魚敵を相手にする際、R2ボタンの強攻撃が非常に頼りになります。 強攻撃のモーション中には「スーパーアーマー(攻撃を受けても怯まない状態)」が付与される瞬間があります。
多少の被弾を覚悟してでも、強攻撃の連続コンボを出し切ることで、周囲の敵をまとめて一掃できることがあります。 特に初期エリアの雑魚敵であれば、強攻撃のラッシュだけで沈めることが可能です。 ただし、ダメージ自体は受けているため、HPの残量には常に注意を払ってください。
ボス戦の最重要項目「体幹ゲージ」の削り方
ボスや大型モンスターには、HPバーの下に黄色い「体幹ゲージ」が存在します。 このゲージを最大まで溜めることで、敵を「ダウン状態」へと追い込めます。
通常の攻撃ではHPを削りにくいボスも、ダウン中だけは防御力が大幅に低下し、大ダメージを与えるチャンスとなります。 掌波や特定のスキル攻撃は、体幹ゲージを削る能力に優れているため、積極的に狙っていきましょう。
致命的な一撃「フィニッシャー」のタイミング
敵がダウンしたら、まず通常攻撃を数発入れてダメージを稼ぎます。 その後、敵が起き上がる直前にL1+R1を同時押しすることで、特殊演出を伴うフィニッシャーが発動します。 この一撃はボスのHPを数割削るほど強力ですが、発動するとダウン状態が強制終了します。 いかに「ギリギリまで殴ってからフィニッシャーを決めるか」が、ダメージを最大化するコツです。
ジャストガード(瞬間防御)による戦況の打破
ボスの強力な連撃をただガードしているだけでは、気力が削られてすぐにガードが崩されてしまいます。 そこで重要になるのが、敵の攻撃が当たる瞬間にL1を押す「瞬間防御(ジャストガード)」です。
成功すれば気力を消費せず、さらに自身の精神力が大幅に回復します。 また、敵を大きく仰け反らせて反撃のターンを作り出すこともできます。 ボスの「振りかぶり」を見てからワンテンポ置いてボタンを押す練習を重ねましょう。
疾風斬り(しっぷうぎり)による高速ラッシュ
スキルツリーで習得できる「疾風斬り」は、今作屈指の高性能スキルです。 光反射の構え(L1+R1)の最中にR2ボタンを押すことで、目にも留まらぬ速さの連続斬りを見舞います。
精神力を消費しますが、その威力と手数は圧倒的です。 隙が少ないため、ボスが攻撃を終えた後のわずかな待ち時間や、ダウン中の追撃に最適です。 中盤以降のボス攻略において、この疾風斬りをどれだけ正確に当てられるかが勝率を左右します。
止静丹(しせいたん)を駆使したリトライ戦術
どれだけテクニックを磨いても、初見のボスに一発で勝つのは困難です。 そこで活用したいのが、その場復活アイテムである「止静丹」です。
これを持っていれば、倒された際、ボスの残りHPを維持したままその場で復活できます。 いわゆる「ゾンビアタック」が可能になるため、どうしても勝てない強敵への最終手段となります。
止静丹の集め方と錬金
街の屋根の上や鐘楼の近く、あるいはクエスト報酬で入手できます。 また、特定の洞窟にある錬金釜で「花」と「水」を合成して自作することも可能です。 常に3〜5個はストックしておくと、探索の安心感が違います。
料理によるバフとショートカットの有効活用
回復アイテムは「生の素材」ではなく、必ず「料理」した状態で持ち歩きましょう。 街の鍋や精肉店の調理場で作れる「焼肉」は、肉1枚で手軽に作れる優秀な回復食です。
完成した料理は、十字キー右の長押しメニューからショートカットに登録してください。 戦闘中にボタン一つで即座に体力を回復できる環境を整えることが、生存率アップに直結します。
| 回復手段 | 準備の手間 | 回復量 | 戦闘での評価 |
|---|---|---|---|
| 生の素材(肉・果物) | 拾うだけ | 極小 | 緊急時には不向き |
| 料理(焼肉・スープ) | 鍋で調理が必要 | 大 | 戦闘中のメイン回復手段 |
| 止静丹 | 錬金・探索が必要 | 復活 | 負けられない一戦の切り札 |
【紅の砂漠】戦闘テクニック+育成と装備の補足事項
テクニックだけではカバーしきれない部分は、キャラクターの「育成」と「装備」で補いましょう。 本作の育成システムは、一般的なRPGとは一線を画しています。
アビスアーティファクトによるスキル解放
レベルアップの概念がない本作では、「アビスアーティファクト」というアイテムが成長の鍵です。 これを消費してスキルツリーを開放し、新しい技やステータスアップを獲得します。
アーティファクトは、光反射で見つけた隠し場所や、戦闘経験値を溜めることで入手できます。 序盤はまず「気力」と「生命力」のレベルを上げ、戦闘の持続力を高めることを最優先しましょう。
スキルリセットの判断
「色褪せたアーティファクト」を使えば全スキルの振り直しが可能です。 特定のボスに勝てない時、攻撃特化から防御特化へビルドを変えるといった柔軟な使い方が推奨されます。
観察学習:敵から技を盗むシステム
一部の強力な技は、スキルツリーではなく「観察学習」によって習得します。 特定の強敵が使う技を、戦闘中に何度も見届ける(ガードや回避をする)ことで、クリフ自身がその技を自分のものにします。
これはスキルポイントを消費しないため、非常に効率的な強化手段です。 初めて見る技を使う敵に出会ったら、すぐに倒さず「技を観察する時間」を作ってみてください。
鍛冶屋での「焼き入れ」による武器性能の向上
武器の攻撃力を上げるには、鍛冶屋での「焼き入れ」が不可欠です。 素材を消費して焼き入れの段階を上げるごとに、基礎攻撃力だけでなく「攻撃速度」などの隠しステータスも向上します。
強化に必要な素材は、雑貨屋で購入するか、フィールドの岩場をツルハシで採掘して入手しましょう。 特にボス戦で「あと一歩ダメージが足りない」と感じたら、武器の強化状況を真っ先に確認してください。
アビスギアの装着とカスタマイズ
装備品には「アビスギア」と呼ばれる特殊なパーツを装着できます。 これは、武器や防具に「会心率アップ」や「HP吸収」などの強力な付加価値を与えるシステムです。
エルナンドの街の北にある「影の声洞窟」にいる魔女が、装着やスロット解放を行ってくれます。 ギアは自由に取り外しが可能なので、状況に合わせて「対人間用」「対モンスター用」と付け替える戦術が有効です。
序盤に必ず入手すべき「おすすめ装備」
序盤の難易度を劇的に下げてくれる装備が2つあります。
- ベッカーの片手剣:開始地点近くの篝火付近で拾えます。初期装備より攻撃力が高く、即戦力になります。
- 亡国のプレートグローブ:最初の街から西の滝の裏に隠されています。リジェネ効果と料理の回復量アップという、生存に特化した超優秀装備です。
突き攻撃スキルを使って滝を突破し、早めにこのグローブを手に入れることを強くおすすめします。
照準システムと環境利用アクション
L1ボタンの長押しで発動する「照準」は、戦闘でも意外な役割を果たします。 敵の弱点部位を強調表示したり、周囲にある「爆発する樽」や「崩せる岩」などの環境オブジェクトを特定したりできます。
正面から戦って勝てない相手でも、照準を使って周囲を観察すれば、地形を利用したハメ技や特殊なギミックが見つかるはずです。
空中機動による三次元的な奇襲攻撃
「摂理の力」のレベルを上げることで解放される「空中機動」は、戦闘の幅を大きく広げます。 ワイヤーのようにフックを引っ掛けて空中に飛び出し、そこから滑空攻撃を仕掛けることができます。
地上の敵がこちらの動きを見失っている間に背後から強襲をかける動きは、非常に強力です。 平面的な戦いに限界を感じたら、スキルを習得して「空からの攻略」を試みてください。
【紅の砂漠】戦闘テクニック+探索を快適にする補足知識
戦闘を支えるのは、日々の探索と準備です。 効率的な冒険のための細かなテクニックをまとめました。
徹底したインベントリ管理
本作にはアイテムボックスがないため、所持品の管理がそのまま戦備の充実につながります。 いらない武器や素材はこまめに売却し、常に「回復アイテム」と「強化素材」を入れるスペースを確保しておきましょう。
拡張バッグは街のショップで見つけ次第、すべて買い占めるのが鉄則です。
生活道具の使い分け
ツルハシや斧は戦闘用スロットに装備して使います。 採掘で得た鉱石は武器強化に、伐採で得た木材は特定のクエストやキャンプで必要になります。 ただし、急いでいる時は武器で直接オブジェクトを叩き壊すことでも代用可能です。
貢献度と犯罪のリスク
地域への貢献度を上げると、強力な限定装備が手に入ります。 逆に「覆面」を被っての窃盗などは貢献度を下げ、警備兵との不要な戦闘を引き起こします。 悪人プレイも可能ですが、序盤はメリットが少ないため、真面目に依頼をこなすのが無難です。
ファストトラベルの探し方
ワープポイントは、自力で見つけ出す必要があります。 高いところに登り、光反射を使って「空に伸びる光の柱」を探しましょう。 見つけたポイントは必ず台座に乗って起動させ、移動のストレスを軽減させてください。
補給物資は「倉庫代わり」にする
拠点にある補給物資の箱からは、アイテムを取り出すことしかできません。 そのため、すぐに使わない報酬などはあえて箱から出さずにおくことで、インベントリの節約になります。
壁登りとスタミナのペース配分
一見登れなさそうな崖も、ジャンプしてしがみつけば登ることが可能です。 途中に足場がある場合は、一度立ち止まってスタミナを全回復させてから次の高度を目指しましょう。 落下死は本作で最も多い事故の一つなので、スタミナ管理は慎重に行ってください。
ミニマップを「索敵レーダー」にする
左下のミニマップには、敵の反応だけでなく、付近にある宝箱のアイコンも表示されます。 戦闘前は周囲に増援がいないか、探索時は取り逃しがないか、常にミニマップを確認する習慣をつけましょう。
まとめ
【紅の砂漠】の戦闘は、プレイヤーのテクニックと知識がダイレクトに反映される素晴らしいシステムです。
今回解説した基本アクションの長押し、掌波によるデバフ、体幹ゲージの管理、そしてジャストガードの習得。 これらを一つずつ実践していけば、どんな強敵であっても必ず道は開けます。
特に序盤は無理をせず、料理や止静丹による準備を万全にして挑んでください。 慣れるまでは大変な道のりかもしれませんが、システムの全貌を理解した時、このゲームの真の面白さが爆発します。
この記事の内容を参考に、過酷なパピロン大陸での戦いを楽しんでください。
筆者情報
筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。























