編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、紅の砂漠の最序盤で詰まりやすいギミックや、知っておくべき基本情報が気になっていると思います。 2026年3月20日に発売されたばかりの本作は、広大なオープンワールドと複雑なシステムを持っています。 そのため、序盤の知識の有無で攻略の難易度や快適さが大きく変化します。
この記事を読み終える頃には、最序盤のギミック攻略やシステムに関する疑問が解決しているはずです。 スマホでも読みやすいように、要点を細かく分けて解説していきますね。
- 最序盤の難解ギミック攻略法
- 快適プレイに必須の基本設定
- 強敵マティアスのハメ技攻略
- 序盤のスキル振りは気力優先
それでは解説していきます。
最序盤で絶対詰まる!難解ギミックの完全攻略
錬金術師の部屋への潜入と「エルナンドの服」
メインストーリーを進行していく過程で、「エルナンドの服」という伝統服を入手します。 このアイテムはただのフレーバー装備ではなく、進行において重要な役割を持っています。 システム上、所持品から捨てられることはないので安心してください。
使用目的は最序盤の難所である、城への潜入ミッションにおいて門番の目を欺くことです。 通常の装備のまま城の門へ向かうと、ふさわしい服装ではないと判断され、門番に追い返されてしまいます。 力技で突破しようにも、城の中に入るルートとして、南側の門から城壁を迂回する方法しかありません。 スタミナを消費して壁を乗り越える方法も、オープンワールドの自由度ゆえにシステム上は可能です。
しかし、正規の手段を用いずに内部へ侵入すると、即座に周囲の敵対勢力から猛烈な集中攻撃を受けます。 序盤のステータスでは到底太刀打ちできず、ゲームオーバーになる確率が非常に高くなります。 そのため、必ずショートカット機能(L2またはR2ボタン)を利用して、エルナンドの服に着替えてから門を通過してください。
無事に城内に入った後は、敵に見つからないよう慎重に進む必要があります。 石見の間へ進み、左側にある手前の扉(2番目の扉)を開けることで、目的の錬金術師の部屋へ到達できます。 扉が複数あって迷いやすいので、カメラを回してしっかりと周囲を確認しましょう。
パズル解法の鍵「光を集める」の活用法
ゲーム開始直後に習得する「光を集める」というスキルは、本作の探索において最も使用頻度が高い能力の一つです。 特定のギミック解除だけでなく、日常的な探索においても非常に有用です。 一見すると単なるイベント用の演出能力に思えますが、実際には周囲の隠された情報を可視化するサーチモードとしての役割を担っています。
代表的な使用例として、回路を繋ぎ合わせるパズルギミックが存在します。 通常の状態では回路の向きや接続状況が視認できず、適当に動かしても正解には辿り着けません。 しかし、「光を集める」を使用することで、回路の正しい向きが光のラインによって明確に示されます。
パズルが行き詰まった際や、不自然な地形を発見した際は、まずこのスキルを発動して周囲の情報を集めることが基本の立ち回りとなります。 常にサーチモードを活用する癖をつけることで、見落としがちなアイテムや隠し通路の発見率が格段に向上します。 足跡を追跡するサブクエストなどでも大活躍するので、ショートカットの押しやすい位置に設定しておくことをおすすめします。
装置起動ギミックと新技「ショウハ」の習得
特定のダンジョンや遺跡では、ブロックと床のスイッチを組み合わせた複雑な物理演算ギミックが登場します。 ブロックを床の特定のポイントに接触させると新たな道が開く仕組みですが、この過程で新技「ショウハ」の習得が必須となります。 ただブロックを置くだけではスイッチが反応しない絶妙な重さ設定になっており、初見でかなり悩むポイントです。
エリア内に存在するシャドウ(影のような敵またはオブジェクト)に近づき、L1ボタンで「観察する」を選択してください。 観察を完了すると、対象から技のモーションを学習し、「ショウハ」という能力を使用できるようになります。 次に、キャッチグローブを使用して近くにある板状のブロックを掴み、指定された場所に設置します。
ブロックを設置した状態でR3ボタンを長押しすると、ショウハを力強く叩き込むモーションが発生し、スイッチが押し込まれます。 さらに、規定のブロックを配置した後は、上部にある丸い円盤状の電源装置を起動する必要があります。 周囲の細かな足場を利用して上層へ登り、電源装置にぶら下がった状態でショウハを発動させてください。
「ショウハ」の応用テクニック
ショウハは特定の装置を起動するだけでなく、探索中に様々な応用的な使い方が可能です。 例えば、しゃがんだ状態で地面に向かってショウハを放つことで、床面に隠された感圧式スイッチを起動させることができます。 本作のパズルは、一度習得したギミック解法を別の場面でも応用する、ゼルダの伝説のようなプレイヤーのひらめきを試す設計になっています。
直感的に解けないギミックに遭遇した場合は、これまでに覚えたアクションを異なる角度から試すことが重要です。 ちなみに、戦闘でショウハを使って敵を吹き飛ばせないか検証してみましたが、隙が大きすぎて実戦向きではありませんでした。 あくまで探索用のギミック解除スキルとして割り切って使うのが正解のようです。
ストーリー進行必須「記憶を見るカブト」の使い方
ストーリー中盤への入り口付近で、多くのプレイヤーが進行不能に陥る原因が「記憶を見るカブト(ビジネ)」の扱いです。 このアイテムは、特定の場所で過去の出来事や残留思念をホログラム映像のように再生する特殊な装備品です。 アイテムを入手して装備しただけでは何も起こらないため、手順をしっかり覚える必要があります。
まず、ランタンを使用して周囲を暗闇から照らし出し、空間に漂う記憶の痕跡を実体化させます。 痕跡に近づき「習得中」という表示が出た段階で、その場の記憶データを入手します。 次に、十字キー長押しの装備画面を開いて特殊装備「ビジネ」を選択し、バツボタン(決定ボタン)を押して再生モードを起動してください。
周辺で起きた事故の映像(例:角を切られたヤギや牛の記憶など)を最後まで視聴しなければ、次のストーリー目標がマップ上に更新されません。 アイテムを入手しただけで満足せず、必ず装備メニューからの再生手順を踏むことを意識してください。 映像自体は断片的ですが、この世界の過酷さや裏設定を考察する上で非常に興味深い内容になっています。
知らないと損する!快適なプレイのための基本設定と操作
PS5版は必須!画質設定は「性能優先」一択
PS5版(およびPS5 Pro版)でプレイを開始した直後に、必ず確認と変更を行ってほしいのがビデオ設定です。 スタートボタンからメニューを開き、L2・R2ボタンでビデオタブへ移動すると、画質のプリセットを変更できます。 初期設定や高画質設定(バランス設定以上)のままプレイすると、描画処理の最適化が不足しているため、フレームレートが著しく低下します。
画面がカクつき、アクションゲームとしての操作性が損なわれるだけでなく、長時間のプレイで画面酔いを引き起こす原因にもなります。 特に本作はカメラを激しく回す場面が多いため、酔いやすい方は絶対に設定を見直してください。
画質設定の比較
| 設定名 | 画面の滑らかさ | グラフィックの精細さ | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 性能優先 | 非常に滑らか(60fps維持) | 標準的 | ★★★★★ |
| バランス | ややカクつく場面あり | 高い | ★★☆☆☆ |
| 画質優先 | カクつきが目立つ | 非常に高い | ★☆☆☆☆ |
上記の表からもわかる通り、快適なアクション体験を求めるのであれば「性能優先」の設定が必須条件となります。 グラフィックの精細さが若干低下するものの、戦闘時の回避やパズルギミックの操作において、フレームレートの安定性は最も優先すべき項目です。 最新の大型タイトルゆえに処理が重いのは仕方ありませんが、性能優先でも十分にパイウェル大陸の美しさは堪能できます。
移動の基本とダッシュ・ジャンプの注意点
本作の移動操作には独特の癖があり、これを理解していないとアスレチック要素の強い地形で落下を繰り返すことになります。 通常の移動からダッシュボタンを1回押すと軽いランニング状態になり、2回連続で押すとスタミナを消費する本格的なダッシュ状態に移行します。 ここで最も注意すべき点は、ダッシュボタンを押しっぱなしにしている間は、ジャンプボタンが一切反応しないという仕様です。
スタミナ消費ダッシュ中であっても、ダッシュボタンをホールドしている限りジャンプアクションへの派生が不可能です。 勢いをつけて遠くへ跳躍したい場合は、ダッシュ状態に入った直後にダッシュボタンから指を離してください。 ボタンを離してもダッシュ状態は維持されるため、その間にジャンプボタンを押すことで、意図した通りの長距離ジャンプが可能になります。
壁登りや足場の飛び移りが連続する場面では、この「ダッシュ後はボタンを離す」という基本操作を徹底してください。 最初はこの仕様に戸惑うかもしれませんが、慣れてくるとパルクールのように軽快に地形を走破できるようになります。 落下ダメージもそれなりに痛いので、安全な平地でしっかりとジャンプの感覚を練習しておくことをおすすめします。
装備切り替えとショートカットの最適化
戦闘中や探索中にメニュー画面をいちいち開かず、スムーズに装備を変更するショートカット操作の習熟は非常に重要です。 十字キーの左ボタンを長押しすると、画面上に武器と防具のリング状のサークルメニューが出現します。 この状態でL1・R1ボタンを押して大きなカテゴリを選択し、右スティックでサークル内の具体的な装備枠を指定します。
選択した状態でL2・R2ボタンを押すことで、指定した枠内の装備を素早く切り替えることができます。 ランタンや前述の特殊カブトなど、頻繁に使用する特殊装備に関しては、さらに便利な機能があります。 サークルメニューから一度選択した後、さらにバツボタンを押すことで自動オンオフなどの個別設定が可能です。
最初は操作手順が多く複雑に感じますが、指が動きを記憶するまで繰り返し練習してください。 慣れれば、戦闘のテンポを崩さずに大剣から弓へ切り替えたり、暗闇に入った瞬間にランタンを点灯させたりと、スタイリッシュなプレイが可能になります。
効率的な素材収集と自動追尾機能
オープンワールドの探索において、落ちているアイテムを一つずつ立ち止まって拾い集める作業は多大な時間を消費します。 本作では、取得ボタンを長押ししたまま移動することで、キャラクターの周囲にある取得可能なアイテムを自動的に連続で拾い続ける仕様が搭載されています。 「ズバババッ」と連続でアイテムを吸い込むような感覚は非常に爽快です。
この機能を活用することで、草むらに隠れた素材や、倒した敵がドロップした複数の戦利品を立ち止まることなく回収できます。 また、食料や肉など、一見して取得可能か判断しにくいオブジェクトに遭遇した場合は、L1ボタンでランタンを点灯させて対象を照らしてください。 光を当てることで取得アイコンがポップアップし、回収漏れを確実に防ぐことができます。
移動面におけるもう一つの便利な機能として、案内人(ガイドNPC)が存在するクエストでの自動追尾機能があります。 案内人が先行して移動する際、十字キーの上ボタンで馬を呼び出し、騎乗状態でダッシュボタンを一度押してください。 その後はスティック操作を行わなくても、馬が自動的に案内人の後を追従して進んでいきます。 移動中にインベントリの整理を行ったり、周囲の美しい景色を楽しんだりする余裕が生まれるため、積極的に活用したい機能です。
序盤の強敵を撃破!戦闘の基本とマティアス攻略法
序盤の難関ボス「マティアス」のハメ技攻略
ストーリー序盤で強制的に戦闘となるボスキャラクター「マティアス」は、多くのプレイヤーが直面する最初の壁です。 重厚な鎧を着込んだ騎士と共闘する形になりますが、マティアスの攻撃力と耐久力は桁違いに高いです。 正面から漫然と剣で殴り合っていては、回復アイテムが尽きてすぐに体力を削り切られてしまいます。
アクションが苦手な方に向けて、マティアスを安全かつ確実に討伐するための特定の戦法を解説します。 戦闘の基本として、まずはL1ボタンでしっかりとガードを固め、相手の激しい連撃をやり過ごしてください。 マティアスは3〜4回の連続攻撃を行った後、必ず明確な硬直時間(隙)が発生します。
この隙を狙って反撃を入れるのがセオリーですが、本作の醍醐味である「体術」を使うと劇的に楽になります。 戦闘の途中でマティアスが使用してくる「蹴り」のモーションを学習し、自身も使用可能になります。 三角ボタンを長押しすることで発動する体術の蹴りを習得したら、戦局を一気に有利に運ぶ準備が整います。
マティアス戦の具体的な手順
- 左下のミニマップを確認し、戦闘エリアの端(壁際)へマティアスを誘導する。
- 壁際に追い詰めた状態で、習得したばかりの三角ボタンの蹴りを放つ。
- 長く溜めるとダッシュキックになるため、短く溜めて至近距離での蹴りを当てる。
- 蹴りを受けたマティアスは大きく吹き飛び、その後必ずダッシュでプレイヤーに接近してくる。
- 接近してくるタイミングに合わせて、再度短い溜めの蹴りをカウンター気味に当てる。
- この手順をループさせることで、相手に反撃の隙を与えず第1形態を突破する。
第1形態の体力ゲージを削り切ると、仕切り直しとなり再びエリアの中央から第2形態の戦闘が開始されます。 第2形態ではマティアス自身も頻繁に強力な蹴りを多用してくるため、ガードの重要性がさらに増します。 しかし、攻略の基本方針は変わらず、根気よく相手の攻撃をガードで凌ぎながら、再びエリアの端へと誘導してください。
壁際に追い込むことさえできれば、第1形態と同様の「蹴りループ」に持ち込むことが可能であり、安全に討伐を完了させることができます。 プロレスのラリアットやドロップキックのような泥臭い戦闘は、本作ならではの魅力でもあります。
攻撃と防御の基本サイクル
マティアス戦に限らず、本作の戦闘における基本は「敵の攻撃パターンの観察」と「確実な防御からの反撃」です。 敵の攻撃モーションは予備動作が大きく設定されているものが多く、観察を怠らなければガードや回避のタイミングを掴むことは難しくありません。 特に、複数の傭兵や盗賊に囲まれた場合は、闇雲に攻撃ボタンを連打するのではなく、常にガードを意識して立ち回ることが被ダメージを抑える直結します。
ジャストタイミングでのガードや回避に成功すると、敵の体勢を大きく崩すことができるシステムも存在します。 体勢が崩れた敵には、専用の強力な組み技(プロレス技)を叩き込むことができ、大ダメージを与えられます。 序盤の弱い敵を相手に、あえて攻撃せずに防御や回避のタイミングを練習しておくことを強く推奨します。
回復アイテムの準備と料理の仕組み
戦闘で失った体力を回復するための手段として、本作ではポーションの購入ではなく、自給自足による料理がメインとなります。 フィールドの各所に点在する焚き火や野営地を発見したら、積極的に料理を行い、回復アイテムのストックを作成しておきましょう。 肉の焼ける音や、焚き火を囲む主人公マクダフの哀愁漂う姿など、キャンプ要素の作り込みも必見です。
料理には大きく分けて2つのアプローチが存在します。
料理方法の比較
| 調理方法 | 特徴 | 必要素材 | 成功率・効果 |
|---|---|---|---|
| レシピ生産(直火/鍋) | 決まった素材を消費する | 事前にレシピと規定の素材が必要 | 確実に狙った効果の料理が完成する |
| 自由生産(四角ボタン) | 手持ちの素材を自由に組み合わせる | 任意の食材複数 | 組み合わせにより失敗や予想外の効果が発生 |
序盤はレシピの数も少なく、料理のシステムに慣れていないため、確実に効果を得られる「レシピ生産」を主軸に据えるのが効率的です。 特に、フィールドで容易に採集できる「穀物」を使用した「焼き穀物」などの料理は、生命力を回復する貴重な手段となります。 また、狩猟で得た肉を焼いた料理は、スタミナの上限を一時的に引き上げる効果などがあり、強敵との戦闘前に食べるのがおすすめです。
L2・R2ボタンで直火料理と野営鍋料理を切り替えることができ、調理器具によって完成する料理の見た目や効果も変化します。 作成した料理は、十字キー長押しで表示されるショートカットサークルに事前に登録しておいてください。 そうすることで、激しい戦闘中であっても十字キー右の単押しで瞬時に回復アイテムとして使用可能です。
初心者必見の武器種ごとの立ち回り
複数の敵と交戦する際、カメラの視点操作とポジショニングが非常に重要になります。 常に全ての敵を視界に収めるように立ち回り、背後からの奇襲を防ぐ位置取りを心がけてください。 また、本作には多彩な武器種が存在し、それぞれ攻撃のリーチや振り切るまでの速度が大きく異なります。
片手剣と盾の組み合わせは、攻防のバランスが良く、初心者にとって最も扱いやすいスタイルです。 一方で、両手剣(大剣)などの隙の大きい武器は、一撃の威力は絶大ですが、空振りした際の硬直を狙われやすいハイリスク・ハイリターンな設計です。 自身のプレイスタイルに合った武器を見つけるまでは、小回りが利く武器を装備して被弾のリスクを下げるのが定石となります。
探索を極める!知っておきたい小ネタと移動術
崖越えに重宝する「馬からの大ジャンプ」
広大なフィールドを探索する際、切り立った崖や深い谷に行く手を阻まれる場面が多々あります。 安全な回り道を探すのもオープンワールドの醍醐味ですが、時間を短縮したい場合に役立つのが「馬からの大ジャンプ」というテクニックです。 これを知っているだけで、探索の自由度がまるで別ゲーのように変わります。
馬に騎乗してある程度の速度で移動している最中にジャンプボタンを押し、馬が空中にいる一瞬のタイミングで騎乗解除(飛び降り)の操作を行います。 すると、馬の移動の慣性がプレイヤーキャラクターに乗ったまま空中に放り出され、通常のジャンプでは到底届かないような長距離を飛躍することができます。 馬の助走速度が速ければ速いほど、飛距離も比例して伸びるという物理演算を利用したテクニックです。
このテクニックをマスターすれば、少し高低差のある崖を強引に飛び越えたり、アスレチック地形のショートカットが可能になります。 目的地まで直線距離で向かえるようになるため、探索の快適さが劇的に向上します。 ただし、着地地点を見誤るとそのまま落下死することになるため、ある程度地形を把握してから試すようにしましょう。
探索範囲を広げる「滑空」の基礎
ストーリーをある程度進行させると、空中を移動する「滑空」のスキルを習得します。 初登場時はイベント用の特別な力のように演出されますが、一度習得した後はフィールドのどこでも任意に発動可能です。 マントを広げてパイウェル大陸の美しい空を飛ぶ爽快感は、本作の大きな魅力の一つです。
高所からの落下ダメージを無効化するための緊急回避手段としてはもちろん、前述の「馬からの大ジャンプ」と組み合わせることで真価を発揮します。 信じられないほどの長距離移動を実現でき、空からの偵察にも非常に役立ちます。 崖から飛び降りた直後に滑空モードへ移行し、スタミナが続く限り空の旅を楽しむことができます。
着地点の微調整や、空中に配置された見えないアイテムの回収にも必須となるテクニックです。 発動タイミングと、時間経過による高度低下の感覚を早めに体に覚えさせてください。
マップ踏破のメリットと隠し要素の探し方
本作のマップには、メインクエストの目的地以外にも無数の隠し要素や小ネタが散りばめられています。 未踏の地帯に足を踏み入れ、マップを覆う霧を晴らしていくことで、新たな採集ポイントや宝箱、隠しダンジョンの入り口を発見することができます。 寄り道がそのままキャラクターの強化に直結するデザインになっています。
特に、不自然に配置された岩や、人工的な構造物の残骸周辺には、高確率で何らかのギミックやアイテムが隠されています。 怪しい場所を見つけたら、出し惜しみせずに「光を集める」スキルを発動し、周囲に隠されたオブジェクトがないかサーチする習慣をつけましょう。 開発者の仕掛けたイタズラのような隠し要素を見つけた時の喜びはひとしおです。
探索を効率化する便利アイテムの活用
夜間の探索において、視界を確保する「ランタン」は絶対に手放せない必需品です。 本作の夜は非常に暗く、ランタンなしでは足元の地形すら把握しづらくなります。 ショートカットに登録してこまめに点灯・消灯を切り替えることで、暗闇に潜む敵の奇襲を防ぎ、安全に歩みを進めることができます。
また、崖登りや長距離のダッシュを多用する本格的な探索では、事前の準備がものを言います。 スタミナの最大値を一時的に引き上げる効果を持つ肉料理を事前に食べておくことは、極めて有効な手段です。 目的地までのルートを計画し、回復薬やバフ料理などの必要なアイテムを準備してから出発することで、無駄なデスや街への往復を減らすことができます。
育成の要!スキル振りとステータス強化の指針
序盤は「気力」極振りが圧倒的におすすめな理由
敵を倒したりクエストの報酬を得たりすることで、スキルツリーを開放するためのポイントアイテムを獲得できます。 このポイントの割り振り方はプレイヤーの自由ですが、序盤において最も優先すべきステータスは絶対に「気力」です。 攻撃力を上げたくなる気持ちはわかりますが、グッと堪えてください。
気力は、ダッシュ、回避、強力な攻撃、そして探索スキルの発動など、あらゆるアクションのリソースとなる最も重要なステータスです。 攻撃力や防御力を上げるよりも、気力の最大値を拡張することで、連続回避による生存率が劇的に向上します。 また、手数の増加による総ダメージ量の底上げが期待できるため、結果的にボス戦も楽になります。
気力ステータスの上昇値
| 項目 | 数値・仕様 |
|---|---|
| 初期気力値 | 120 |
| ポイント1振りの上昇量 | +20 |
| ステータスリセット | ゲーム後半で可能(序盤は貴重) |
気力とスキルの関係性まとめ
スキルツリーには大きく分けて3つの系統が存在し、その一番奥にある巨大なマークのノードが、生命力や気力といった基礎ステータスを直接強化する項目となっています。 なぜ気力を最優先すべきなのかという最大の理由は、魅力的なスキルの多くが「一定値以上の気力最大値」を発動条件として要求してくるためです。
例えば、PVなどでも紹介されている「空中ブランコ」のような立体的な移動を可能にする「空中軌道」というスキルがあります。 このスキル自体をポイントを消費して習得したとしても、プレイヤーの気力最大値がスキルの要求値(例えば140や160)に達していなければ、コマンドを入力しても不発に終わります。
ポイントを攻撃スキルばかりに振ってしまい、せっかく覚えた便利な移動スキルが気力不足で全く使えないという事態は、序盤のプレイヤーが陥りやすい代表的な罠です。 そのため、まずは気力のステータスノードにポイントを集中させ、気力の最大値を最低でも160〜180程度まで引き上げてください。 その後、好みの攻撃スキルや移動スキルを取得していくのが、最も無駄のないスムーズな育成ルートとなります。
優先して取得したいおすすめスキル群
気力を十分に確保した上で、序盤に優先して取得すべきおすすめスキルは以下の通りです。 どれも操作の快適さに直結するものばかりです。
- 空中軌道(移動系):空中のオブジェクトを利用してスイング移動するスキル。探索の幅を大きく広げ、ショートカットを可能にする必須級の能力。
- カウンター攻撃系:ジャストガード成功時に強力な派生攻撃を行い、大ダメージを与える。戦闘を圧倒的に有利に進めることができる。
- スタミナ回復速度上昇(パッシブ):気力の自然回復速度を上げる。アクションの切れ目を減らし、常に動き回れるようになる。
これらのスキルを揃えることで、探索と戦闘の両面において、キャラクターの操作感が劇的に向上し、ストレスのないプレイが可能になります。
ステータス強化の基本と育成方針
スキルポイントの振り直し(リセット)は、ゲームをある程度進めることで可能になるシステムが用意されています。 そのため、序盤の育成で致命的な失敗をしてデータが取り返しにつかなくなることはありません。 色々なスキルを試してみるのも、本作の楽しみ方の一つです。
しかし、リセット用のアイテムや機能が解放されるまでは、現在のステータスで過酷な攻略を進めなければなりません。 無計画なポイントの割り振りは、道中の難易度を無駄に上げる結果になります。 自身のプレイスタイル(近接特化、回避重視、探索メインなど)を見極め、それに合ったスキルから計画的に取得していくことが、中盤以降の強敵に立ち向かうための基盤となります。
クリムゾンデザートをより深く楽しむための応用知識
今回のレビューでは、読者の皆様がより広い世界を楽しめるように、序盤から知っておくべき応用的な知識も解説します。 世界観の広がりや、サブコンテンツの充実度を知ることで、モチベーションがさらに上がるはずです。
序盤のおすすめ金策とアイテム売買
ゲームを進める上で、より強い装備の購入やポーションの調達には、ゲーム内通貨が不可欠です。 序盤の効率的な金策として最もおすすめなのが、フィールドで採集できる特産品や、倒した獣から剥ぎ取った素材の売却です。 探索のついでにできるため、手間がかかりません。
特に、料理に使用しない余剰な肉や、特定のエリアでしか手に入らない希少な鉱石は、商人に対して高値で売却できます。 街や村に到着したら、まずは商人のラインナップを確認してください。 売却専用のアイテム(アイテムのフレーバーテキストに「高く売れそうだ」と記載があるもの)を優先して換金することで、スムーズに資金を貯めることができます。
また、サブクエストの報酬としてまとまった通貨が得られることも多いため、金欠に陥った場合は未クリアのクエストを消化することが一番の解決の糸口となります。
装備の強化システムと素材の集め方
入手した武器や防具は、街の鍛冶屋などで素材と通貨を消費して強化(アップグレード)することが可能です。 強化には、フィールドで掘れる基本的な鉱石に加えて、特定の魔物からドロップする特殊なアイテムが要求される場合があります。 お気に入りの武器を見つけたら、限界まで強化してみましょう。
素材集めを効率化するためには、先述した「取得ボタン長押し」の自動回収機能を活用し、道中の雑魚敵をこまめに倒してドロップ品を蓄積しておくことが重要です。 装備の強化段階が上がるにつれて必要となる素材のレアリティも高くなります。 序盤から素材を考えなしに売却しすぎないよう、所持品のバランス管理に気を配る必要があります。
サブクエストの消化とNPCとの交流
メインストーリーを追うだけでなく、各地の街や道端にいるNPCから受注できるサブクエストも積極的にこなしていくことをおすすめします。 ただのお使いクエストにとどまらず、彼らの背景や大陸の歴史を深く知ることができる重厚なシナリオが用意されています。 クリアすることで、経験値や通貨、時には店売りされていない貴重な装備品や料理レシピを獲得できます。
また、特定のNPCの依頼を連続して解決することで、彼らとの友好度が上昇するシステムもあります。 友好度が上がると、新たな販売アイテムが解放されたり、戦闘時にNPCが支援に駆けつけてくれたりするメリットも存在します。 オープンワールドの世界観をより深く理解するためにも、頭上にアイコンが出ている困っているNPCを見かけたら、積極的に声をかけてみましょう。
傭兵団の管理と仲間との共闘(新規要素)
本作の最大の特徴とも言えるのが、主人公マクダフが率いる「傭兵団」の存在です。 ストーリーを進めると、様々な背景を持つ個性豊かなキャラクターたちが仲間になり、彼らと共に戦うことができます。 単なるお助けキャラではなく、彼らにも独自のステータスや得意な武器が存在します。
戦闘中、仲間NPCのAIに対して「突撃」「待機」「後方支援」などの細かな指示を出すことが可能です。 盾役の仲間に敵のヘイトを集めさせ、自分は背後から大剣で高火力を叩き込むといった、連携プレイが戦闘の鍵を握ります。 彼らとの共闘感は非常に高く、ソロプレイでありながらMMORPGのパーティプレイのような楽しさを味わうことができます。
フィールドボスの見つけ方と討伐のメリット
フィールドを探索していると、通常の敵とは明らかに異なる巨大な体躯を持つ「フィールドボス」に遭遇することがあります。 空を飛ぶ巨大な竜や、大地を揺るがすゴーレムなど、その姿は圧巻の一言です。 序盤の装備やステータスで無策のまま挑むには危険すぎる相手ですが、ハイリスク・ハイリターンの魅力があります。
討伐に成功すれば、大量の経験値とレアリティの高い装備、貴重な強化素材を一度に獲得できる大きなチャンスです。 フィールドボスは、マップ上の特定のランドマーク周辺や、昼夜の条件を満たした際にのみ出現する場合があります。 もし遭遇して「今のレベルでは勝てない」と判断した場合は、無理をせずに一度撤退しましょう。 マップにピンを刺して記録しておき、キャラクターを十分に育成し、傭兵団の仲間を強化してから再挑戦するのが得策です。
昼夜の概念と天候変化がもたらす影響
本作のパイウェル大陸には、リアルな時間の経過とダイナミックな天候のシステムが存在します。 これらは単なる視覚的な演出にとどまらず、探索や戦闘に様々な実質的な影響を与えます。 夜間になると視界が悪化するだけでなく、昼間には出現しない凶暴で強力な魔物が徘徊し始めます。
一方で、夜間にしか花を咲かせない特殊な植物(貴重な錬金素材)や、特定の天候(雨や雷など)の時だけ活動する魔物も存在します。 天候が雨の場合は、フィールドの焚き火が使いにくくなったり、ぬかるみでキャラクターの動きが鈍くなったりする環境デバフが発生することもあります。 雷雨の中で金属製の鎧を着ていると雷が落ちやすくなるなど、細かな仕様も存在します。
攻略に詰まった際や、特定の素材が見つからない場合は、あえて時間帯や天候を変えてから目的地に向かうことで、状況が好転する場合があることを覚えておいてください。 キャンプで時間を進める機能も活用しましょう。
まとめ
今回のレビューでは、紅の砂漠の最序盤で躓きやすいギミックの解説から、戦闘や探索を有利に進めるための小ネタ、そして育成の要となるスキル振りの指針までを網羅的に解説しました。 知っているだけで数時間の無駄を省ける情報も多かったのではないでしょうか。
特に「性能優先」の画質設定への変更や、気力を優先したスキル取得は、ゲーム体験の質を根本から向上させる非常に重要な要素です。 アクションの爽快感や探索の没入感がまるで違ってきます。 広大で過酷なクリムゾンデザートの世界で生き残るため、今回紹介した数々のテクニックを駆使して、困難なミッションを乗り越えていってください。
筆者情報
筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。 幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。 最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。























