編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、広大なオープンワールドである『紅の砂漠』において、高所からの落下ダメージに頭を悩ませていたり、滑空移動をもっと効率化したいと考えていたりするはずです。 本作は高低差が非常に激しいため、移動の成否が探索の効率に直結します。
この記事を読み終える頃には、落下ダメージを完全に無効化する具体的な操作手順や、スタミナを温存しながら長距離を飛ぶための滑空テクニックが完璧に理解できているはずです。
- ライジン蹴りによる落下ダメージの完全無効化
- 集中モードとカラス突進を併用した長距離滑空
- 風元素と烈風の羽たきによる超高度ジャンプ
- 果実種の自動収集による気力リソースの確保
それでは解説していきます。
紅の砂漠の落下ダメージを無効化する「ライジン蹴り」の仕組み
本作において、高所からの移動は常に死のリスクを伴います。 しかし、特定のスキルを正しく使用することで、どんな高さから飛び降りてもダメージをゼロに抑えることが可能です。 ここでは、最も確実な落下ダメージ無効化テクニックである「ライジン蹴り」について解説します。
ライジン蹴りの発動条件と操作方法
落下ダメージを緩和・無効化するために最も重要なスキルが、打撃カテゴリに属する「ライジン蹴り(雷神蹴り)」です。 このスキルは、空中から地上に向けて強力な蹴りを放つ技ですが、副次的な効果として「着地ダメージの完全無効化」を持っています。
操作手順は以下の通りです。
- 高所からジャンプ、または滑空状態で空中にいること
- ターゲットとなる地面を確認する
- 三角ボタン(PlayStation)またはYボタン(Xbox)を長押しする
- キャラクターが急降下を開始し、着地時に衝撃波を発生させる
このスキルの最大の特徴は、ボタンを長押ししている間「集中モード(スローモーション)」に移行する点にあります。 これにより、落下中の慌ただしい状況でも正確に着地点を選定することができ、ミスを防ぐことが可能です。
通常の着地方法との比較
| 着地方法 | ダメージ緩和 | 集中モードの有無 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| そのまま落下 | なし(即死の危険) | なし | 非常に危険。基本的には避けるべき。 |
| パラシュート展開 | あり(高度による) | なし | 地面付近での微調整が必要。スタミナを消費する。 |
| ライジン蹴り | 完全無効 | あり(スロー) | どんな高さからも安全。着地時に攻撃判定あり。 |
ライジン蹴りを失敗しないための「高度確認」
ライジン蹴りは強力ですが、発動には一定の「落下速度」または「高度」が必要です。 あまりにも地面に近い場所でボタンを押すと、スキルが発動する前に着地してしまい、通常の落下ダメージを受けてしまうことがあります。
目安としては、キャラクターが翼を閉じて自由落下を始めてから一呼吸置いたタイミングで長押しを開始するのがベストです。 スローモーションが発動すれば成功の合図ですので、落ち着いて着地点を微調整しましょう。
空中での集中モード活用術
ライジン蹴りを単なる着地用スキルと考えてはいけません。 発動時のスローモーション(集中モード)は、戦術的な偵察時間としても活用できます。
特に敵の拠点や、崖下に密集している素材ポイントへ向かう際、上空からの視点は非常に有利です。 集中モード中にカメラを回し、以下の点を確認しましょう。
- 敵の指揮官(エリートモンスター)の位置
- 爆破可能な樽などのギミックの配置
- 着地後にすぐ隠れられる遮蔽物の有無
上空からターゲットを定め、正確に敵の頭上に落ちることで、ダメージを受けずに強力な先制攻撃を加えられます。 パラシュート(翼)をギリギリで開くのが苦手なプレイヤーにとって、このボタン長押しによる自動緩和は、最高の戦術的エントリー手段となります。
落下ダメージ緩和の限界と注意点
ライジン蹴りを使えば基本的には無敵ですが、万能ではありません。 以下の状況では発動できない、あるいは効果が薄れるため注意が必要です。
スタミナ(気力)の枯渇状態
空中でスタミナが完全にゼロになると、キャラクターは「もがき状態」となり、一切のスキル入力を受け付けなくなります。 長距離を滑空した後にそのまま落下して着地を狙う場合は、必ずライジン蹴り用のスタミナをわずかに残しておく必要があります。
急峻な斜面でのスライディング
ライジン蹴り自体のダメージは無効化できても、着地点が極端な斜面である場合、着地後のモーションが終わった直後に滑り落ちてしまうことがあります。 この「二次落下」でダメージを受けるケースが多いため、着地点は可能な限り平坦な場所を選ぶのが鉄則です。
確実性を高めるためには、着地したい場所の少し手前で翼を一度閉じ、垂直に落下する軌道を作ってからライジン蹴りに移行しましょう。 これにより、水平方向の慣性を殺し、ピンポイントで着地できるようになります。
滑空の移動距離を劇的に伸ばす空中テクニック
アップデートにより、空中移動に関するバランス調整が行われました。 かつて存在したいくつかのバグに近い高速移動手段は修正されましたが、正規の滑空機能は大幅に強化されています。 ここでは、最新環境における効率的な空中移動の秘訣を深掘りします。
アップデートによるスタミナ(気力)消費の変更点
最新のアプデにおいて、滑空(カ空)時の気力消費量が大幅に削減されました。 検証によると、消費スピードは以前の約1/2から1/2.5程度まで緩和されています。 これにより、初期段階のスタミナ量であっても、以前とは比較にならないほどの長距離飛行が可能になりました。
また、空中起動スキルの消費量も調整されており、空中でのアクションを複数回組み合わせることが現実的になっています。 以前は「一度飛んだら着地するだけ」だった空中移動が、現在は「空中でいかに高度を維持し、追加アクションで距離を伸ばすか」という、より自由度の高いものへと進化しました。
気力消費の具体例(10秒あたりの減少量)
※スタミナ最大値を100とした場合のイメージ比較
| アプデ前 | アプデ後 | 改善率 |
|---|---|---|
| 約40消費 | 約16消費 | 60%カット |
この変更により、これまで届かなかった「対岸の崖」や「浮島」へのアクセスが容易になっています。
集中モードとカラス突進を組み合わせた長距離飛行
滑空距離を最大化させるための最も強力なテクニックが、「集中モード」と「カラス突進」の併用、通称「集中突進」です。 ただ翼を開いて飛ぶだけでは、高度が徐々に下がり、移動距離は頭打ちになります。
以下の操作手順を身体に叩き込んでください。
- 起点:高所からジャンプ、または勝波で高度を稼ぎ、Aボタンで翼を展開。
- 集中開始:L3スティックとR3スティックを同時に押し込み、空中集中モードを起動。
- ブースト:左スティックを前方に倒した状態で、丸ボタン(カラス突進)を入力。
この動作を行うと、通常の滑空よりも高度の低下を抑えつつ、強力な前方推進力を得ることができます。 集中モード中は物理演算が有利に働き、慣性が維持されやすいため、結果として到達距離が飛躍的に伸びます。 目測では、単純な滑空の2倍から3倍近い距離を稼ぐことも可能です。
カラス突進のタイミング
カラス突進は連打するのではなく、推進力が弱まってきたタイミングでリズムよく入力するのがコツです。 一度の突進で進める距離を最大限に利用することで、スタミナ効率をさらに高めることができます。
勝波3連続による高度上昇のコツ
飛行距離を伸ばす上で、スタート地点の「高度」は何よりも重要です。 平地や低い段差からでも高く飛び上がるための必須テクニックが「勝波(しょうは)」の3連発です。
基本的なコンボ手順
- ジャンプと同時に勝波を発動
- 空中でさらに勝波を2回重ねる(タイミングよく入力)
- 最高到達点で翼を展開
アプデ後は斜面での挙動が少し変化しており、壁に近づきすぎると自動的に「壁掴み」が発生しやすくなっています。 斜面を駆け上がるように高度を稼ぎたい場合は、壁からわずかに離れた位置で発動するか、カメラを斜め上に向けることで吸着を防ぐことができます。 スタミナの最大値が上がっていれば、この後にさらに「雪理の力」を組み合わせることで、もはや「飛翔」に近い高度を実現できます。
風元素とギア「烈風の羽たき」による超高跳びコンボ
『紅の砂漠』の移動を劇的に変える要素、それが「風元素」の力です。 特定の装備と組み合わせることで、物理法則を無視したような超高度ジャンプが可能になります。
元素安運と烈風の羽たきの相乗効果
風元素を解放すると習得できる「元素安運」は、自身の周囲に風を纏わせるスキルですが、ここに装備「烈風の羽たき」を組み合わせると真価を発揮します。 このギアには「風元素スキル発動時に巨大な竜巻を発生させる」という特殊効果があります。
この竜巻は、キャラクターを非常に高い位置まで押し上げる強力な上昇気流を発生させます。 「勝波」の高度上昇とは比較にならないほどの高さまで数秒で到達できるため、平地からでも即座に山頂を越えるような長距離滑空の体制に入ることができます。
高度上昇手段の徹底比較
| 手段 | 上昇量 | リソース消費 | メリット |
|---|---|---|---|
| 通常ジャンプ | 極小 | なし | どこでも可能 |
| 勝波3連 | 小 | スタミナ | 序盤から使用可能 |
| 雪理の力 | 中 | スタミナ | 建物登りに最適 |
| 風元素コンボ | 特大 | 元素ゲージ | 平地から空路を確保可能 |
竜巻を確実に発生させるためのスキル選択
「烈風の羽たき」の効果を誘発するには、風元素を纏った状態で特定の攻撃アクションを行う必要があります。 特におすすめの組み合わせは以下の2つです。
1. 回転割り(RT+LT)からの上昇
広範囲に攻撃判定を出す「回転割り」は、竜巻を発生させる起点として最も安定しています。 その場で回転しながら風を巻き起こし、発生した竜巻にそのまま飲み込まれるように上昇できるため、操作のミスが少ないのが利点です。
2. 勝波への風強化
移動しながら高度を稼ぎたい場合は、勝波に風元素を乗せるのが効率的です。 前進しながら徐々に高度を上げつつ、最後に竜巻のブーストで一気に雲の上まで突き抜けるような感覚は、本作の移動の中でも最高の爽快感と言えるでしょう。
上昇気流に乗った後は、間髪入れずに「空中集中モード」+「カラス突進」に移行してください。 これにより、本来なら数分かかる徒歩移動を、わずか十数秒の空旅に置き換えることができます。
木を活用した特殊な物理ブースト(雪理の力)
風元素のゲージが溜まっていない時や、スタミナを極力温存したい時に役立つのが、地形の物理演算を利用した「木しなりジャンプ」です。
「雪理の力」を装備した状態で、背の高い木の頂点付近に向かって空中起動(雪理の力)を行います。 このとき、LTボタン(ガード/エイム)を押したまま右スティックを時計回りに回転させると、キャラクターが木の枝を掴んで大きくしならせ、その反動でさらに上方へ射出されます。 これは森林地帯において非常に強力な加速手段となります。 地形を熟知している熟練プレイヤーほど、この「自然のバネ」を多用して移動時間を短縮しています。
移動を支えるリソース管理と装備の入手場所
どれほど優れた飛行テクニックを持っていても、燃料(気力)が切れてしまえば墜落は免れません。 長距離移動を「運用」するために必要なリソース確保術を解説します。
果実種を無限に入手する「ルッソの派遣任務」
長距離を飛び続けるためには、空中で気力を回復する手段が不可欠です。 その役割を一手に引き受けるのが「果実種(かじつしゅ)」です。 これを使用すると気力を即座に回復できるため、実質的に飛行時間を限界突破させることができます。
果実種はフィールドの木からも採集できますが、最も効率的なのは「ルッソの派遣任務」による自動化です。
派遣手順と効率
- 「ルナンド」の近くにある「ブルーと果実種貯蔵庫」を訪れ、拠点を解放する。
- 拠点管理メニューから、余っている傭兵を派遣する。
- 一定時間ごとに倉庫に果実種が届く。
1回の受け取り数は5個程度と控えめですが、ゲームをプレイしている間、裏側で常に溜まり続けます。 長距離移動を頻繁に行うようになると、フィールド採集だけでは到底追いつきません。 早い段階でこの派遣ルートを確立しておくことが、中盤以降の探索効率を左右します。
風元素の解放条件(第8章:問いの間)
超高跳びコンボの核となる「風元素」は、メインストーリー第8章まで進めることが必須条件です。 場所は「デメニス」エリアにある「歯車の戦闘」と呼ばれるギミック地点です。
第8章のボス戦や一連のイベントをクリアすると、アクセス用の「鍵」が手に入り、特別なアビス「問いの間」へ挑戦可能になります。 このアビスをクリアすることで、晴れて風の力を手に入れることができます。 パズル自体の難易度は低く、これまでの冒険を乗り越えてきたプレイヤーなら苦戦することはないでしょう。 移動を快適にしたいのであれば、寄り道を最小限にして第8章まで突っ走るのが攻略の定石です。
レアギア「烈風の羽たき」の完全入手チャート
風元素を最強の移動手段へと変貌させるギア「烈風の羽たき」は、パイルーンの勢力クエスト報酬です。
入手までの詳細フロー
- クエスト開始:第6〜7章付近でパイルーンの自警団クエストを順次こなす。
- 砦の解放:パイルーン周辺の拠点を制圧し、住民の信頼を得る。
- 決戦:最後に発生するクエスト「真っ白な羽の巣」を受注。
- ボス撃破:強力なボス「天の女ハーピー」を倒す。
ハーピーは非常に素早く、空中からの攻撃を多用してくる難敵ですが、こちらも今回紹介した空中起動や滑空を駆使して食らいついていきましょう。 撃破報酬は「烈風の羽たき」だけでなく、北方の知識をすべて入手できる「天空の目」や、強力な「無限の矢2」など、本作の移動・戦闘環境を一変させるものばかりです。
素材「砂漠の背負い袋」の効率的な集め方
「烈風の羽たき」を入手する過程で、「運化のロケットバッグ」を作成するために「砂漠の背負い袋」という素材が必要になります。 これは通常の宝箱からは出にくく、特定の敵から入手する必要があります。
おすすめの狩り場
「タッシュカルプ」周辺の砂漠地帯にいる、大きなリュックを背負った敵がターゲットです。 彼らを倒すと、高確率でバッグをドロップします。 集団でいることが多いため、勝波などでまとめて吹き飛ばし、弱体化させてから一気に仕留めましょう。 もし戦闘を避けたい場合は、夜間に背後から近づき、盗むスキルを使うことでも安全に確保可能です。
攻略の応用:拠点や研究所への直通路
これらのテクニックを組み合わせることで、本来は遠回りしなければならない場所へも最短距離で到達できます。
ケーススタディ:ポロリン村の研究所
通常、研究所へ向かうには複雑な山道を登り、いくつものチェックポイントを通過する必要があります。 しかし、本記事のテクニックを使えば以下のようになります。
- 近隣の高台で風元素を纏う。
- 「烈風の羽たき」コンボで竜巻を発生させ、成層圏近くまでジャンプ。
- 「集中モード」+「カラス突進」で研究所の真上まで滑空。
- 最後に「ライジン蹴り」で研究所の入り口にピンポイント着地。
歩けば10分かかる道のりが、わずか45秒程度に短縮されます。 このように、地形を「克服」するのではなく「飛び越える」のが、『紅の砂漠』を遊び尽くすための究極の移動術です。
まとめ
『紅の砂漠』における移動は、単なる手段ではなく一つの「プレイヤースキル」です。 アプデによって旧来のグリッチ移動がなくなった今、今回紹介した正規のテクニックをいかに組み合わせるかが、効率的な冒険の鍵となります。
落下ダメージが怖い時は「ライジン蹴り」の長押し。 遠くまで飛びたい時は「空中集中モード」からの「カラス突進」。 そして、さらに高みを目指すなら「風元素」と「烈風の羽たき」。 これらの要素を一つずつ実践してみてください。
特に「ライジン蹴り」は、移動だけでなく戦闘のエントリーとしても非常に優秀です。 空中からスローモーションで狙いを定め、敵の密集地帯に雷神の如く降り立つ爽快感は、本作の醍醐味の一つと言えるでしょう。 スタミナ管理のために「果実種」の自動収集も忘れずに設定しておけば、あなたの旅はより自由で、ストレスのないものになるはずです。
広大な世界をストレスなく駆け巡るために、まずは今日から「ライジン蹴り」の練習から始めてみてはいかがでしょうか。
筆者情報
筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。























