編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、アビスギアの最高率ファーミング方法と超高速で周回できる具体的な手順が気になっていると思います。
広大なオープンワールドを探索する中で、キャラクターのビルドを完成させるために欠かせないのがアビスギアの厳選です。
しかし、普通に敵を倒しているだけでは一向に集まらず、合成ガチャの沼にハマっているプレイヤーも多いのではないでしょうか。
この記事を読み終える頃には、アビスギア集めの時間を極限まで短縮し、効率的にガチャを回すための疑問が解決しているはずです。
- 必須装備は盾とシールドバッシュ
- 対象はペイルーン極寒の戦闘の敵
- 敵を倒さず装備だけをドロップ
- 収集後は魔女エロンで地道に分離
それでは解説していきます。
アビスギアファーミングの最高効率手順
このセクションでは、現在判明している中で最も効率的にアビスギアを収集できる具体的な手順について解説していきます。
本作における装備強化の要となるアビスギアですが、通常プレイでのドロップ率は決して高くありません。
普通にフィールドの敵を狩り続けていても、目当てのアビスギアが手に入る確率は極めて低く設定されています。
そのため、システムの仕様の穴を突いたこのファーミング方法は、エンドコンテンツを見据える全プレイヤーにとって必須の知識となります。
特に、強力なボスとの戦闘や、対人戦を視野に入れているプレイヤーにとっては、この作業を避けて通ることはできません。
準備段階から実際の周回ルートまで、見落としがちなポイントも含めて一つずつ丁寧に確認していきましょう。
効率を極限まで高めるための小さな工夫が、最終的な収集量に大きな差を生み出します。
ファーミングの概要と狙える超高速レアアイテム
今回紹介するファーミングは、特定の敵に対して特定のスキルを使用することで、確定で装備品をドロップさせるという仕様を利用したものです。
通常、敵を討伐した際のドロップ判定は確率に依存しており、レアアイテムほどその確率は厳しくなっています。
しかし、この方法では確率の壁を越えて、強制的に装備品を量産することが可能になります。
対象となるのは、ペイルーン地方に登場する「スカルナイト」という敵対NPCです。
彼らが装備しているメイスと盾には、確定でレベル1のアビスギアが付与されているという特徴があります。
これを大量に回収し、後述する合成ガチャの素材とすることで、強力なレアアビスギアを狙うのが最大の目的です。
この仕組みを理解しているか否かで、ゲームの進行速度やキャラクターの強さが劇的に変わってきます。
無限の矢と美食家の圧倒的性能
このファーミングを根気よく続ける最大のモチベーションは、レシピが存在せず自力ドロップか合成ガチャでしか入手できない超レアアビスギアの獲得にあります。
代表的なものが「無限の矢」と「美食家」という2つのアビスギアです。
「無限の矢」は、弓を使用した際の矢の消費を確率で無効化し、さらにリロード時間を大幅に短縮するという、遠距離ビルドにおける必須級の性能を誇ります。
これを装備するだけで、継戦能力が飛躍的に向上し、ボス戦での安定感が全く変わってきます。
矢の残弾を気にすることなく、高火力の遠距離攻撃を連発できるのは圧倒的な強みです。
一方の「美食家」は、ポーションや食料などの回復アイテムを使用した際の効果量を増加させつつ、再使用のクールダウンを短縮する生存特化のアビスギアです。
高難易度エリアやPvPコンテンツにおいて、この少しの回復量とクールダウンの差が生死を分ける場面は少なくありません。
激しい戦闘の中で、瞬時に体力を立て直せる能力は、どんなビルドにおいても腐ることがありません。
これらの超レアアビスギアは、通常プレイで引き当てるのは天文学的な確率ですが、今回の超高速ファーミングを用いれば、現実的な試行回数で狙うことが可能となります。
その他の強力なレアアイテム候補
無限の矢や美食家以外にも、この合成ガチャから排出される強力なアビスギアは多数存在します。
例えば、近接攻撃のクリティカル率を大幅に引き上げるものや、特定の属性ダメージを底上げするものなどです。
プレイヤーの戦闘スタイルに合わせて、最適なアビスギアを引き当てることがビルド完成への近道となります。
また、移動速度をパッシブで上昇させるアビスギアなども、広大なマップを探索する上で非常に重宝します。
戦闘だけでなく、日常的な探索効率を上げるためにも、このファーミングで試行回数を稼ぐことは非常に重要です。
妥協せずにガチャを回し続けることで、理想のキャラクターを作り上げることができます。
超高速周回に必要な装備とスキル構成
この超高速ファーミングを成立させるためには、キャラクターの装備とスキルを特定の状態にセットアップする必要があります。
難しい操作や高度なプレイスキルは要求されませんが、間違った装備構成で行うと効率が著しく低下するため注意してください。
まず絶対に用意しなければならないのが「盾」です。
両手剣や二刀流といった攻撃特化の武器種では、このファーミングは一切機能しません。
片手武器と盾のスタイルに切り替え、いつでも防御態勢を取れるようにしておきましょう。
武器の攻撃力自体は一切関係ないため、序盤に手に入るような安価なもので構いません。
重要なのは、盾を使って特定のスキルを発動させるための「構え」ができるかどうかという一点に尽きます。
インベントリの奥底に眠っている初期装備の盾でも十分に役割を果たしてくれます。
金箔の盾とデレシアの盾の使い分け
盾を選ぶ際、特に注意したいのが「盾の攻撃力」というパラメータです。
このファーミングでは敵を倒してはいけないため、攻撃力が高すぎる盾は不向きとなります。
例えば、中盤以降で手に入り強化を進めやすい「デレシアの盾」は、防御性能が高い反面、シールドバッシュの際に入力されるダメージも大きくなってしまいます。
これを使ってしまうと、スカルナイトを誤って討伐してしまう危険性が跳ね上がります。
敵を倒してしまうと再出現までに長いクールタイムが発生し、時給効率が劇的に悪化してしまいます。
一度スポーン地点が枯渇すると、マップをロードし直すなどの手間が発生し、テンポが損なわれます。
そこでおすすめなのが、一切強化を行っていない「金箔の盾」などの低レベル帯の盾です。
これであれば、敵の体力を削りきることなく、安全に装備だけを剥がし続けることができます。
必須スキルであるシールドバッシュの仕様
行動の要となるのが、第1章の序盤で習得できる基本スキル「シールドバッシュ」です。
このスキルは、L1ボタンで盾を構えてガード状態を維持し、敵の攻撃を1回受け止めた直後にR2ボタンを入力することで発動します。
『紅の砂漠』のシステム上、このシールドバッシュによるカウンターが命中した人型NPCは、確定で手持ちの装備を地面に落とすという隠し仕様が存在します。
チュートリアルで習う基本的なスキルですが、この隠し仕様を知っているプレイヤーはそれほど多くありません。
周囲に複数の敵がいる場合、シールドバッシュの攻撃範囲に巻き込むことができれば、一気に大量の装備を獲得できます。
近接武器を持つ敵だけでなく、弓や魔法の噴射機を持つ遠距離タイプの敵からも一斉に装備をドロップさせることが可能です。
ガードによるスタミナ消費に気を配りつつ、敵が密集したタイミングを狙ってカウンターを決めるのが、超高速周回のコツとなります。
スタミナが枯渇するとガードがブレイクされ、逆に大きな隙を晒してしまうため、ゲージの管理には常に注意を払ってください。
手順を実行するための推奨されるストーリー進行度
このファーミングを始めるにあたり、メインストーリーの進行度が非常に重要な鍵を握ります。
序盤からアビスギアを集めてキャラクターを強化したい気持ちはわかりますが、システム的な制限があるため、焦らずにストーリーを進めることが先決です。
結論から言うと、メインストーリーを最低でも第7章まで進めておくことを強く推奨します。
ゲームの進行度によって出現する敵の種類や配置が変化するため、序盤のマップでは効率的なファーミングを行うことができません。
なぜなら、ファーミングの対象となるスカルナイトたちが出現する条件が、第7章周辺のクエストに紐付いている可能性が高いからです。
検証段階ではありますが、特定のクエストをクリア、あるいは受注した状態でないと、目的の場所に敵が湧かないという報告が多数上がっています。
無駄足を防ぐためにも、まずはストーリー攻略に専念し、必要なフラグを立てることを優先してください。
ベイガンの村のサイドクエストがトリガー
第7章までゲームを進めると、拠点の一つである「ベイガンの村」にアクセスできるようになります。
この村の酒場付近にいる酔っ払いのNPCから、特定のサイドクエストを受注することができます。
このクエストの目的地が、今回ファーミングを行う「極寒の戦闘」と呼ばれるエリアに指定されています。
クエストを受注し、フラグを立てることで、マップ上にスカルナイトの集団が安定してスポーンするようになります。
私自身のプレイ環境でも、このクエストの発生と同時に敵の配置が変化したことを確認しています。
もし目的の場所に行ってもスカルナイトが出現しないという方は、一度ベイガンの村に戻り、NPCに話しかけてみてください。
見落としがちなサイドクエストですが、このファーミングにおいては絶対に欠かせない重要なトリガーとなっています。
クエストの進行自体はそこまで難しくないため、サクッと受注して現地へ向かいましょう。
魔女エロンの解放が絶対条件
第7章まで進める理由がもう一つあります。
それは、収集したアビスギアを装備から抽出(分離)してくれるNPC、「本職魔女エロン」の解放です。
序盤に登場する見習い魔女のシルビアでは、高度な抽出や合成ガチャを行う機能が解放されていません。
彼女にお願いできるのはごく初歩的な作業のみであり、本格的なビルド構築には役不足です。
魔女エロンがシステムとして解禁されるのが第5章のタイミングであるため、どれだけ早くファーミングの場所に行けたとしても、第5章未満では集めた装備を素材に変換することが不可能です。
インベントリを装備品でパンパンにしたまま、何もできずに途方に暮れることになります。
したがって、まずは第5章でエロンを確実に解放し、その後の第7章でベイガンの村のクエストをこなすというルートが、最も無駄のない進行手順となります。
ストーリーを進めることで得られる恩恵は大きいため、寄り道は最小限にしてメインクエストを消化していきましょう。
極寒の戦闘における超高速周回の具体的なやり方
準備が整ったら、いよいよペイルーン地方の「極寒の戦闘」エリアへ向かいましょう。
このエリアは左右に広大なマップが広がっていますが、ファーミングに最適なのは向かって「右側」のロケーションです。
左側へ進んでしまうと、空を飛ぶタイプの厄介なスカルナイトが多数出現し、シールドバッシュを当てるのが困難になります。
空中からの攻撃はガードのタイミングが取りづらく、テンポが悪くなる原因となります。
右側のエリアに到着したら、まずは周囲の状況を確認し、超高速で周回するためのルーティンを構築していきます。
敵の配置や地形を把握し、自分が動きやすいルートを見つけることが重要です。
雪原の足場の悪さにも注意しつつ、複数の敵をまとめやすいポイントを探し出してください。
ここからの立ち回りが、1時間あたりのアビスギア獲得効率を大きく左右します。
遠距離攻撃を行う敵の事前排除
ファーミングを開始する前に必ずやらなければならないのが、弓や魔法を扱う遠距離タイプの敵の処理です。
シールドバッシュを決めるためには、敵の近接攻撃をガードしてタイミングを合わせる必要があります。
しかし、遠くから矢や魔法が飛んでくると、ガードのタイミングが狂わされたり、意図しない方向へカウンターが発動してしまったりと、効率が劇的に落ちてしまいます。
特に魔法攻撃はガード越しでも削りダメージを受けやすいため、放置しておくのは非常に危険です。
そのため、エリアに到着したらまずは武器を構え、遠距離攻撃をしてくる敵だけを的確に倒してしまいましょう。
弓や投擲武器などを用いて、遠距離からヘッドショットを狙うのが安全かつ確実です。
近接タイプだけを残すことで、安全かつ確実なシールドバッシュの的を作り出すことができます。
このひと手間を惜しむと、後々大きなタイムロスに繋がるため、必ず事前の大掃除を行ってください。
ガードとカウンターの反復ループ
邪魔な敵を排除したら、いよいよ装備ドロップのループに突入します。
L1ボタンを押しっぱなしにして盾を構え、残した近接タイプのスカルナイトに接近します。
敵が攻撃モーションに入ったら、そのままガードで受け止めます。
攻撃を弾いたエフェクトが出た瞬間に、R2ボタンを押してシールドバッシュを発動させます。
ドゴォンという重い効果音と共に敵が怯み、地面にメイスや盾がチャリンと落ちれば成功です。
一度装備を落とした敵は一時的に無力化しますが、倒さない限りはしばらくすると再びどこからともなく武器を取り出します。
そこら中に装備が散らばるまで、この「ガードしてR2」というシンプルな操作をひたすら反復し続けましょう。
慣れてくれば、複数の敵の攻撃を順番に捌きながら、流れるように装備を落とさせることができるようになります。
マップ移動による敵の高速リセット
地面に大量の装備が落ち、インベントリがいっぱいになるまで回収を終えたら、一度その場から急いで離脱します。
一定の距離(ミニマップの表示範囲から少し外れる程度)まで離れてから元の場所に戻ると、驚くべき現象が起こります。
なんとスカルナイトたちが再び完全な状態で装備を所持した状態にリセットされているのです。
このリセットの仕様を活用することで、無限に装備品を狩り続けることが可能になります。
この際、最初に倒した遠距離タイプの敵はまだ再出現(スポーン)する時間経過に達していないため、邪魔者がいない快適な状態で、すぐに近接部隊からアビスギアを巻き上げることができます。
この「ドロップさせる」「回収する」「距離を取ってリセットする」の3ステップを繰り返すことが、超高速周回の全貌です。
ロード画面を挟むことなく、シームレスにリセットが完了するため、ストレスなく作業に没頭できます。
プレイヤー自身の集中力が続く限り、アビスギアの山を築き上げることができるでしょう。
効率を下げるNG行動と注意点
非常に簡単で高効率なファーミングですが、いくつか陥りやすい罠が存在します。
これらのNG行動を取ってしまうと、せっかくの効率が台無しになってしまうため、周回中は常に以下のポイントを意識してください。
特に、キャラクターのステータスや装備の特殊効果には細心の注意を払う必要があります。
良かれと思って付けた装備のパッシブ効果が、思わぬ落とし穴になることが多々あります。
空想の防寒着の着用は厳禁
極寒のエリアということもあり、寒さ対策として「空想の防寒着」などの防寒装備を着込んでいくプレイヤーが多いかもしれません。
雪原エリアでの継続ダメージを防ぐためには必須の装備と思われがちです。
しかし、このファーミングにおいて空想の防寒着の着用は絶対にやってはいけないNG行動です。
この鎧には「凍結属性の攻撃を受けた際、周囲に凍結の衝撃ダメージを反射する」という強力な特殊効果が備わっています。
スカルナイトたちの一部は氷属性を帯びた攻撃をしてくるため、ガードした瞬間にこの反射ダメージが発動してしまいます。
結果として、シールドバッシュを当てる前に反射ダメージで敵がボコボコと死んでしまい、装備をドロップさせる機会を永遠に失ってしまいます。
ファーミング中は、必ず特殊な反射ダメージを持たない、プレーンな防具に着替えておきましょう。
寒さによるスリップダメージは、ポーションや食料などの回復アイテムで十分にカバーすることが可能です。
ユニーク武器を持つ敵の扱い
スカルナイトの集団の中には、稀にユニーク武器(探検など)を装備した女性型の敵が混ざっていることがあります。
彼女が落とす武器は、性能自体はそこまで高くないものの、ゲーム内のユニーク装備をコンプリートしたい収集家にとっては見逃せないアイテムです。
図鑑を埋めるためにも、一度は必ずドロップさせておきたい貴重な装備です。
この女性NPCに対してもシールドバッシュは有効ですが、他のモブ敵よりも体力が低く設定されていることがあるため注意が必要です。
うっかりシールドバッシュのダメージで倒してしまわないよう、特に慎重に立ち回る必要があります。
ここで討伐してしまうと再出現までにかなりの時間を要し、他の敵の周回ペースまで乱してしまいます。
ユニーク武器を一度落とさせた後は、深追いせずに他の敵へターゲットを切り替えるのが無難な選択です。
欲張らずに、手堅くアビスギアを集めることを最優先に行動しましょう。
天候や時間帯による影響の排除
『紅の砂漠』では、天候やゲーム内の時間帯によって敵の視界や攻撃パターンが変化することがあります。
特に夜間や吹雪の環境下では、敵の索敵範囲が狭まり、うまく攻撃を誘発できない場合があります。
効率的にシールドバッシュのカウンターを決めるためには、敵に早く気づいてもらい、積極的に攻撃を仕掛けてもらう必要があります。
そのため、可能であれば天候が晴れている日中を狙ってファーミングを行うのがおすすめです。
もし吹雪になってしまった場合は、一度キャンプ等で時間を進めるか、別の作業をして天候の回復を待つ方が、総合的な時給効率は高くなります。
些細な環境の変化も、長時間繰り返す作業においては大きな影響を及ぼす要素となります。
アビスギアファーミングの事後作業とインベントリ管理のコツ
敵から装備を大量に巻き上げ、インベントリがパンパンになったら、拠点へ戻って事後作業を行います。
実は、このファーミングで最も過酷なのは、敵から装備を奪う工程ではなく、この拠点での整理作業にあります。
拾った装備は、そのままではアビスギアとして使用したり合成したりすることができません。
武器や盾という「器」から、中身であるアビスギアを取り出す作業が必要になります。
一つ一つの装備から、付与されているアビスギアを丁寧に取り外していく必要があります。
この抽出作業が、本作における最大の修行とも言える苦行タイムとなります。
大量に集めた喜びも束の間、延々と続くボタン操作に辟易するプレイヤーが後を絶ちません。
魔女エロンでの終わらない手作業
拠点の魔女エロンの元へ行き、抽出メニューを開きます。
ここからが真の試練の始まりです。
拾ってきた数十、数百というメイスや盾を選択し、「アビスギアの抽出」ボタンを押し、確認画面で「はい」を選ぶ。
この工程を、インベントリが空になるまで延々と繰り返さなければなりません。
一度にまとめて抽出するような便利な機能は現在のバージョンには存在しないため、一つずつ手作業で処理していく他ありません。
動画を見ながら、あるいは音楽を聴きながら、無心でボタンを押し続けることになります。
まるでベルトコンベアの上で単純作業を繰り返しているかのような錯覚に陥りますが、ここを乗り越えなければ最強のビルドは完成しません。
心が折れそうになりますが、手に入れた後の強さを想像してモチベーションを保ちましょう。
ペットを活用した自動回収と整理
現地でのインベントリ管理において、ペットの存在は非常に重要です。
地面に落ちた装備品はミニマップのアイコンに表示されない仕様となっているため、吹雪の中などで目視で探して拾うのは非常に手間がかかります。
小さな装備品は背景と同化しやすく、見落としがちになってしまいます。
そこで、アイテムの自動回収機能を持つペットをあらかじめ召喚しておきましょう。
プレイヤーがシールドバッシュに専念している間、ペットがせっせと周囲の装備を拾い集めてくれます。
ただし、インベントリの重量や枠の上限に達するとペットも拾うのをやめてしまいます。
こまめにインベントリを開き、不要なゴミアイテムを捨てるなどして、常に空き枠を確保しておくことが時給効率を維持するコツです。
ペットのレベルを上げたり、インベントリ拡張系のアイテムを活用して、一度に持てる上限を増やしておくことも効果的です。
アビスギア合成と確率の仕組み
苦労して抽出した大量のレベル1アビスギアを元手に、いよいよ最強の装備を生み出すための合成(ガチャ)に挑戦します。
『紅の砂漠』のアビスギア合成システムは独特の法則を持っており、ただ闇雲に合成すれば良いというものではありません。
適当に混ぜ合わせているだけでは、いつまで経っても強力なアビスギアは手に入りません。
ルールを正しく理解し、確率に基づいた最適な手順を踏むことで、目当てのレアアイテムへの到達確率を最大化することができます。
ここでは、合成の基本的なルールから、各レベル帯での確率の違いについて詳しく解説します。
システムを味方につけることが、エンドコンテンツを制覇するための必須条件となります。
グループAとグループBの役割
アビスギアの合成を行うための大前提として、アイテムの「グループ」という概念を理解する必要があります。
全てのアビスギアは、目に見えない属性として「グループA」と「グループB」の2つのカテゴリに分類されています。
合成ガチャを実行するためには、必ず「グループAのアビスギア1つ」と「グループBのアビスギア1つ」を掛け合わせる必要があります。
A同士、あるいはB同士での合成はシステム上受け付けることができず、エラーとなってしまいます。
この点において、今回紹介したスカルナイト周回は奇跡的なほど理にかなっています。
彼らが落とすメイスに付与されているアビスギアが「グループA」、盾に付与されているものが「グループB」に属しているからです。
つまり、1体の敵からAとBの素材が同時に手に入るため、余計な別の敵を狩りに行く必要がなく、自己完結で無限にガチャの素材を調達できるというわけです。
バランス良く両方のグループの素材が集まるため、合成の際に片方の素材だけが枯渇するという事態を防ぐことができます。
属性の偏りとインベントリの圧迫
いくらバランス良くドロップするといっても、何百回も試行していると、どうしてもグループAかBのどちらかに偏りが出ることがあります。
インベントリの枠には限りがあるため、片方のグループの素材ばかりが余ってしまうと、合成できない不良在庫として枠を圧迫してしまいます。
そのため、抽出作業を終えた後は、一度倉庫に素材を預け、手持ちのAとBの数が同数になるように調整してから合成を始めるのがおすすめです。
整理整頓を怠ると、いざという時にアイテムが拾えなくなるなどの不利益を被ることになります。
レベル別アビスギア合成確率の比較
合成に使用するアビスギアのレベルによって、結果として排出されるアビスギアのレベルの確率が変動します。
プレイヤーは常に「どのレベルの素材同士を掛け合わせるのが最も効率的か」という選択を迫られます。
以下は、同レベル同士を合成した場合の排出確率をまとめた比較表です。
| 合成する素材 | レベル1排出率 | レベル2排出率 | レベル3排出率 | 暴走アビスギア排出率 |
|---|---|---|---|---|
| レベル1 × レベル1 | 50% | 46% | 0% | 4% |
| レベル2 × レベル2 | 0% | 50% | 46% | 4% |
表を見てわかる通り、レベル1同士の合成からは絶対にレベル3のアビスギアは生まれません。
最高レアリティであるレベル3を狙うためには、最低でもレベル2のアビスギア同士を合成する必要があります。
ここでプレイヤーは大きなジレンマに直面します。
拾ったレベル1をそのまま大量に合成してレベル2を量産するギャンブルに出るか、あるいは確実な手段でレベル2を作ってから合成するか、という問題です。
確率から導き出す最適な合成ルート
確率表を見る限り、レベル1からレベル2への昇格率は46%と決して悪くありません。
約半分の確率でレベルが上がるため、試行回数を稼ぐことができる今回のファーミング手法とは非常に相性が良いと言えます。
チマチマと確実な方法を探すよりも、圧倒的な物量で確率の壁を叩き割るのが、現状考えうる最も最適化されたルートです。
失敗を恐れずに、手に入れたレベル1素材は片っ端から合成機に放り込んでいきましょう。
レベル3の無限の矢や美食家を狙うための戦略
「無限の矢」や「美食家」といったエンドコンテンツ向けのレアアビスギアは、基本的にレベル3の枠から排出される確率が最も高くなっています。
一部ではレベル2からでも極低確率で排出されたという報告もありますが、再現性が低く、検証が不十分であるため期待はできません。
したがって、明確な目標は「レベル2のアビスギアを大量に用意し、それを掛け合わせてレベル3ガチャを回す」ことになります。
このプロセスを経ずに、レアアイテムに到達することは不可能です。
戦略としては、スカルナイトから剥ぎ取った大量のレベル1アビスギアを、まずはレベル1同士で延々と合成します。
46%の確率でレベル2が生まれるため、半分弱はレベル2の素材へと昇格させることができます。
こうして出来上がったレベル2のアビスギア(グループAとB)をストックし、十分に数が揃った段階で、本命であるレベル2同士の合成に挑戦します。
ここでさらに46%の壁を突破できれば、見事レベル3のアビスギアを獲得できるというわけです。
試行回数を稼ぐためのメンタル管理
確率の壁を二重に越えなければならないため、元のレベル1素材は文字通り何百個という単位で必要になります。
合成に失敗してレベルが下がったり、目当ての能力が付かなかったりした時の精神的ダメージは計り知れません。
そのため、「今日は50回合成する」といったように、自分の中で明確なノルマを設定し、淡々と作業をこなすメンタル管理が重要になります。
一喜一憂せずに、機械的に試行回数を重ねることが、最終的な勝利を掴むための唯一の方法です。
暴走アビスギアの扱い方とメリット
合成表に存在している「4%」の確率で排出される「暴走するアビスギア」について触れておきましょう。
これは合成のハズレ枠、あるいは失敗と捉えられがちですが、決して無駄なアイテムではありません。
暴走アビスギアは、通常のアビスギアと比べて極端に尖ったステータスを持っています。
一見すると使い道がないように思えますが、特定の条件下においては無類の強さを発揮します。
例えば、「攻撃力が異常に上がる代わりに、毎秒HPが減少する」「移動速度が爆発的に上がるが、被ダメージが2倍になる」といった、ハイリスク・ハイリターンなピーキーな性能が付与されます。
プレイスキルに自信のあるプレイヤーであれば、この暴走アビスギアのデメリットをプレイングでカバーし、圧倒的なメリットだけを享受することが可能です。
敵の攻撃を一切受けない前提の「ノーダメージ縛り」のようなプレイにおいて、これ以上頼りになる装備はありません。
特化ビルドへの組み込み例
特にタイムアタック系のコンテンツや、一撃の火力が求められるレイドボス戦においては、この暴走アビスギアの瞬間火力が必須となる場面も出てくるでしょう。
防御力を捨ててでも火力を求める「グラスキャノン」と呼ばれる特化ビルドを組む際、暴走アビスギアは重要なピースとなります。
ガチャの副産物として倉庫に眠らせておくのではなく、特化ビルドのピースとして活用する方法を模索するのも本作の醍醐味の一つです。
一見するとハズレに思える能力も、組み合わせ次第で大化けする可能性を秘めています。
レシピ「力の審判」に関する現状の課題
先ほど、レベル2のアビスギアを用意する方法として「レベル1同士を合成するギャンブル」を挙げました。
しかし、本来であればもっと確実な方法が存在するはずです。
それが「力の審判」と呼ばれる合成レシピの活用です。
このレシピを使えば、特定のレベル1アビスギア(例えば『守護1』など)を、確率に頼ることなく確定でレベル2へと昇格させることができるとされています。
ところが、現状のバージョンにおいて、この「力の審判」のレシピの具体的な入手方法がプレイヤー間で確立されていません。
世界のどこかの隠しボスがドロップするのか、特定のNPCの好感度を最大まで上げると売ってくれるようになるのか、ネット上でも様々な憶測が飛び交っています。
しかし、誰も明確な答えに辿り着いておらず、確定情報はない状態です。
コミュニティでの情報交換の重要性
もしこのレシピが手に入れば、レベル1の素材を無駄に消費することなく、安全にレベル2のガチャ素材を用意できるようになります。
現状ではレシピがないため、大量のレベル1を消費して46%の確率に祈るしかないのが、このファーミングの唯一の泣き所と言えます。
このような隠し要素の発見には、プレイヤー間の情報共有が不可欠です。
SNSや攻略掲示板などのコミュニティで積極的に情報交換を行い、新たな発見を待ち望みたいところです。
パールアビス社への改善要望(UI面)
この超高速ファーミングは、効率面では間違いなく現状の最高解です。
しかし、実践したプレイヤーの誰もが口を揃えて言うのが「UI(ユーザーインターフェース)が不便すぎて心が折れる」という点です。
チャプター5でも触れたように、集めた装備からアビスギアを1個1個手作業で外していく作業は、ゲームの楽しさとは無縁の苦行です。
アクションの爽快感が売りのゲームにおいて、この単調な作業は明らかに異質です。
さらに、不要になった装備を売却したり分解したりする際も、まとめて選択する機能が乏しく、インベントリの整理に膨大な時間を奪われます。
一つずつボタンを押すたびに発生するわずかなラグも、何百回と繰り返すうちに大きなフラストレーションとなります。
プレイヤーの貴重なゲームプレイ時間が、このような無駄な操作に割かれてしまうのは非常に勿体ないことです。
過去作での対応実績と本作への期待
開発元であるパールアビス社は、過去作の『黒い砂漠』などでも、プレイヤーからのフィードバックを受けてUIの改善や利便性の向上を積極的に行ってきた実績があります。
コミュニティから要望の声が大きくなれば、「装備の一括抽出」や「複数選択での一括売却・分解」といった機能が今後のアップデートで実装される可能性は十分にあります。
ゲームのボリューム自体は200時間を超えても遊び尽くせないほど膨大で素晴らしい作りになっています。
だからこそ、こうした細かなUIのストレスが解消されれば、さらに完璧な神ゲーへと昇華するはずです。
ユーザーの声は確実に開発陣に届いているはずなので、プレイヤーの皆様も、公式フォーラムなどを通じて積極的に、かつ建設的な改善要望を送ってみてはいかがでしょうか。
今後のアップデートによるさらなる進化に期待が高まります。
まとめ
今回は、『紅の砂漠』における最高効率のアビスギアファーミングについて解説しました。
ペイルーンの極寒の戦闘エリアで、スカルナイト相手にシールドバッシュを繰り返すという手順は、一見地味ですが、現在確認されている中では圧倒的に最速の手法です。
抽出作業という過酷な試練は待ち受けていますが、「無限の矢」や「美食家」といった環境を壊すほどのレアアイテムを手に入れるためなら、やる価値は十二分にあります。
この記事の手順を参考に、ぜひあなただけの最強ビルドを完成させてください。
筆者情報
筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。























