編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、待望のリメイク作である『龍が如く極3』の評判、特に海外でのスコアが伸び悩んでいる理由が気になっていると思います。「75点」という数字だけを見て、「もしかしてクソゲーなのか?」「買わない方がいいのか?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事を読み終える頃には、なぜ評価が割れているのか、そして今のあなたにとって本作が「買い」なのかどうかの疑問が解決しているはずです。
- 海外メディア間で評価が極端に二極化している現状
- バトルシステムの爽快感不足と敵AIへの不満
- 原作からのストーリー改変に対する賛否両論
- 新要素「ダークタイズ」のボリューム不足と描写
それでは解説していきます。
メタスコア75点の衝撃|なぜ『龍が如く極3』は苦戦しているのか
シリーズファンにとって待望のフルリメイク作品である本作ですが、大手レビュー集積サイト「Metacritic(メタクリティック)」におけるメタスコア(PS5版)が75点という、シリーズとしてはやや厳しいスタートを切りました。
歴代の『極』シリーズやナンバリング最新作が高い評価を得てきた中で、この数字は明らかに「異変」と言えます。しかし、この点数だけで本作の価値を断じるのは時期尚早です。なぜなら、今回の評価は「平均的に低い」のではなく、「絶賛」と「酷評」が激しく入り乱れた結果の平均値だからです。
評価の二極化|10点満点中「4点」と「9.5点」の温度差
まず理解しておくべきは、レビュワーによって見ているポイントが全く異なるという点です。
ある海外メディアは10点満点中「4点」という、いわゆる「赤点」に近い評価を下しました。一方で、別のメディアは「9.5点」というほぼ満点に近いスコアをつけています。通常、良作と呼ばれるゲームは8点〜9点台に評価が集中するものですが、本作に関しては評価軸が完全に割れています。
低評価を下したメディアの主な主張は「リメイクとしての意義が薄い」「現代のアクションゲームとして水準に達していない」という点です。対して、高評価のメディアは「オリジナル版の欠点が見事に解消されている」「ファンサービスが充実している」という点を評価しています。
この温度差は、レビュワーが「『ロストジャッジメント』などの最新アクションと比較している」のか、それとも「PS3時代のオリジナル版『龍が如く3』と比較しているのか」によって生まれています。
歴代シリーズとの比較|数字が語る立ち位置
『龍が如く0』や『龍が如く7 光と闇の行方』、そして『龍が如く8』は、メタスコア80点台後半から90点台をマークしており、世界的にも「傑作RPG/アクション」としての地位を確立しました。それらと比較すると、今回の75点は「凡作」あるいは「ファン向けアイテム」という位置付けに見えてしまいます。
しかし、原作であるPS3版『龍が如く3』のメタスコアは79点でした。つまり、フルリメイクであるにもかかわらず、オリジナル版よりもスコアを落としてしまっているのです。これは、15年前のゲームデザインを現代のグラフィックで再現した際に生じる「古臭さ」や「歪み」を、現代のプレイヤーや批評家が許容できなくなっていることを示唆しています。
次章からは、具体的に何が低評価の要因となったのか、その詳細を徹底的に深掘りしていきます。
海外評価が低くなった理由①|戦闘システムの「もっさり感」とストレス
アクションゲームにおいて最も重要な要素の一つである「戦闘(バトル)」。ここに対する評価が、今回のメタスコア低下の大きな要因となっています。特に海外レビュワーからは、近年のシリーズ作品と比較して「退化している」という厳しい意見が見られます。
『ロストジャッジメント』と比較される「鈍重さ」
近年の「龍が如くスタジオ」作品、特に『LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶』や『龍が如く7外伝 名を消した男』のアクションは、スピーディーかつアクロバティックで、操作していて非常に気持ちの良い「爽快感」が特徴でした。
しかし、『極3』における桐生一馬の動きは、それらと比較すると「重い」「遅い」と感じられるようです。もちろん、桐生一馬というキャラクターの性質上、重厚な打撃感が持ち味ではありますが、入力に対するレスポンスの悪さや、モーションの硬直時間の長さが「もっさり」とした印象を与えています。
特に、最新のドラゴンエンジンを使用した近作のアクション完成度が高すぎたため、プレイヤーの目が肥えてしまっていることは否めません。「最新作ならこれくらい動くだろう」という期待値に対し、本作の挙動は「PS3時代のアクションを無理やり現代のエンジンに乗せただけ」という印象を与えてしまっている可能性があります。
敵AIの「超反応ガード」と「スーパーアーマー」問題
オリジナル版『龍が如く3』は、ファンの間で「ガードゲー」と揶揄されるほど、敵が頻繁にガードを固めることで有名でした。今回のリメイクにあたり、開発陣もその点の調整を行ったはずですが、依然としてストレスを感じる仕様が残っているようです。
低評価レビューで指摘されているのが、敵の「異常なガード頻度」と「理不尽なスーパーアーマー」です。こちらがコンボを叩き込もうとしても、敵が即座にガード体勢に入り攻撃を弾かれる、あるいは攻撃を食らっている最中なのに強引に反撃してくる(スーパーアーマー)といった挙動が、爽快感を削いでいます。
「対策は可能だが、攻略していて楽しくない」「ただ面倒なだけ」という意見は、アクションゲームとして致命的な指摘です。プレイヤーは「敵を圧倒する強さ」を桐生一馬に求めていますが、ゲームシステムがそれを阻害し、チマチマとしたヒット&アウェイを強要されることにフラストレーションを感じているのです。
ボス戦における「オーラ」仕様の不評
ボスキャラクターが纏う「オーラ」の仕様についても批判が集まっています。ボスがオーラを纏うと怯みにくくなり、こちらの攻撃が通りにくくなるというシステムですが、これが「戦闘のテンポを悪くしている」と捉えられています。
近年のアクションゲームでは、敵の強力な攻撃をジャスト回避やパリィで捌き、その隙に大ダメージを与えるという「リスクとリターン」の駆け引きが主流です。しかし、本作の仕様は単に「こちらの攻撃機会を減らす」という方向に働いており、これが「古いゲームデザイン」と見なされています。
海外評価が低くなった理由②|ストーリー改変と「歴史の修正」
『龍が如く』シリーズの核とも言えるストーリー。ここに対する変更、いわゆる「改変」が、特に熱心なファンの間で物議を醸しています。
「史上最悪レベル」と評されたシナリオ変更
あるレビューメディアは、本作のストーリー改変を映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の脚本になぞらえて、「史上最悪レベルの改変」とまで酷評しました。
具体的なネタバレは避けますが、原作で描かれた特定のキャラクターの運命や、物語の結末に至るプロセスにおいて、オリジナル版とは異なる展開が用意されているようです。リメイクにおけるストーリーの変更は常に賛否が分かれるポイントですが、今回は「改悪」と捉える声が少なくありません。
特に、シリーズ全体の正史(カノン)に関わる部分での変更は、過去作やナンバリングの整合性を揺るがしかねません。「あの時の感動は何だったのか」「キャラクターの性格が変わってしまっている」という違和感が、低スコアに直結しています。
原作ファンを置き去りにした「現代的配慮」
昨今のエンターテインメント業界では、コンプライアンスやポリティカル・コレクトネスへの配慮が求められます。本作の改変も、一部はそうした現代的な基準に合わせるための調整だった可能性があります。
しかし、極道というアウトローな世界を描く作品において、過度な配慮は「牙を抜かれた」ような印象を与えかねません。原作が持っていた粗削りながらも熱いドラマ、あるいは時代を感じさせる描写がマイルドに変更されたことで、「龍が如くらしさ」が薄れたと感じるファンもいるでしょう。
「ファンを満足させるための調整」と好意的に受け取るレビュワーもいますが、「原作至上主義」のプレイヤーにとっては、許容しがたい変更点となっているようです。
海外評価が低くなった理由③|技術的な問題とグラフィック
PS5などの最新ハードでリリースされる以上、グラフィックやパフォーマンスには高い水準が求められます。しかし、ここでもいくつかの問題点が指摘されています。
「夕焼けが黄色すぎる」ビジュアルへの違和感
体験版の時点で多くのプレイヤーから指摘されていたのが、「画面全体にかかった強いフィルター」の問題です。特に沖縄の夕焼けのシーンにおいて、画面が極端に黄色く、キャラクターの顔色や風景が不自然に見えるという意見が相次ぎました。
また、夜のシーンが「暗すぎて視認性が悪い」という指摘もあります。ドラゴンエンジンは光の表現に長けたエンジンですが、今回はその調整が裏目に出てしまったようです。開発側もこれを認識しており、発売日パッチ(デイワンパッチ)での修正を予告していますが、製品版のレビュー段階では減点対象となりました。
使い回しアセットの限界
『龍が如く』シリーズは、舞台となる神室町などのマップやアセットを流用することで、効率的な開発と短いリリース間隔を実現してきました。しかし、長年同じ街を見続けてきたファンからは、「さすがに飽きが来た」「新鮮味がない」という声も上がっています。
特に『極3』は、最新作『8』などで使用されたハイクオリティなアセットと比較されがちです。一部のテクスチャやオブジェクトの配置が、最新作の水準から見ると見劣りする部分があり、それが「手抜き」あるいは「低予算」という印象を与えてしまっています。
海外評価が低くなった理由④|期待外れだった新要素「ダークタイズ」
本作の目玉の一つとして追加された、峯義孝を主人公とする新シナリオ「ダークタイズ」。ファンの人気が高いキャラクターだけに期待値は最高潮でしたが、その内容についても厳しい意見が見られます。
5時間未満という「ボリューム不足」
多くのレビューで指摘されているのが、その「短さ」です。クリアまで5時間未満というボリュームは、追加コンテンツとしては標準的かもしれませんが、一つの「外伝」として期待していた層にとっては物足りなさを感じる結果となりました。
峯義孝というキャラクターには、本編では語られなかった背景や内面など、掘り下げるべき要素が山ほどあります。しかし、短いプレイ時間の中ではそれらを十分に描ききれず、「既存情報のなぞり」に終始してしまった感があるようです。
キャラクター描写の浅さと暴力表現
「ダークタイズ」内でのキャラクター描写、特に敵対組織の人間(神田など)の描き方についても批判があります。女性に対する暴力描写などが多く、「不快」「品がない」という意見が出ています。
もちろん、これらは悪役の卑劣さを強調するための演出であり、意図された不快感である可能性が高いです。しかし、プレイヤーが峯義孝という人間に感情移入し、彼の視点で物語を追体験したいと思っている中で、周囲の不快なノイズが大きすぎると、物語への没入感を削いでしまいます。
それでも『龍が如く極3』が評価されるべき点
ここまで低評価の理由を解説してきましたが、冒頭で述べた通り90点台をつけるメディアも存在します。彼らは本作のどこを評価したのでしょうか。
「沖縄パート」の生活感と癒やし
賛否両論あるストーリーの中で、沖縄の養護施設「アサガオ」での生活パートは、多くのレビュワーから絶賛されています。
・子供たちの面倒を見る「運営要素」の追加 ・料理や裁縫などの生活系ミニゲーム ・桐生一馬の「父親」としての側面の深掘り
これらは、血なまぐさい極道の世界とは対極にある、温かく平和な時間を提供してくれます。特に「家庭的な桐生を見たい」というファンにとっては、これ以上ない神コンテンツとなっています。海外のレビュワーの中には、この「スローライフ」的な要素を高く評価し、「シリーズで最も心温まる体験」と評する声もあります。
ミニゲームの充実と復活
『龍が如く』シリーズの醍醐味であるプレイスポットの充実ぶりも健在です。
・約10年ぶりに復活した「ボウリング」 ・マニアックなレトロゲーム(ゲームギア作品など)の収録 ・キャバクラ経営やカラオケなどの定番要素
これらは本編の評価とは切り離され、純粋に「遊びの幅広さ」としてプラス評価されています。特にレトロゲームの収録は、ゲーム歴史の保存という観点からも評価されており、セガファンにとってはたまらない要素です。
オリジナル版からの劇的な進化
低評価レビューとは対照的に、高評価レビューでは「戦闘システムが劇的に改善された」と評されています。これはあくまで「PS3のオリジナル版と比較して」の話です。
オリジナル版の硬い挙動や粗いグラフィックを知っているプレイヤーからすれば、ドラゴンエンジンで描かれる沖縄の街並みや、シームレスに展開するバトルは、間違いなく「進化」です。初めて『3』に触れるプレイヤーや、オリジナル版の記憶が強いプレイヤーにとっては、十分に感動できるクオリティに仕上がっています。
比較まとめ|買うべきか、見送るべきか
ここまでの情報を整理するために、オリジナル版(及びリマスター版)と今回の『極3』を比較表にまとめました。
| 特徴 | オリジナル・リマスター版 | 龍が如く極3 (本作) |
|---|---|---|
| グラフィック | PS3準拠(リマスターで高解像度化) | ドラゴンエンジンによるフルリメイク |
| 戦闘 | 敵のガードが堅く、動きが硬い | 改善されたが、最新作に比べると重い |
| ストーリー | 原作準拠 | 一部改変あり(賛否両論) |
| 追加要素 | 特になし(削除要素の復活など) | 峯義孝編「ダークタイズ」、アサガオ運営 |
| システム | 古いUI、ロード時間あり | 快適なUI、シームレスなマップ移動 |
| 価格 | 安価(セール対象になりやすい) | フルプライス |
あなたが『龍が如く極3』を買うべき理由
もしあなたが以下の条件に当てはまるなら、迷わず購入することをお勧めします。
- 「アサガオ」の子供たちと桐生の絆を最高画質で見たい
- 沖縄の美しい風景と、子供たちの成長物語は、シリーズ屈指の感動ポイントです。
- 峯義孝という男の生き様に触れたい
- たとえ短くとも、彼を操作できる機会は貴重です。ファンアイテムとしての価値は十分にあります。
- シリーズの歴史を「極」クオリティで統一したい
- 『極1』『極2』と続けてきて、ここで止める理由はありません。
- 自分自身の目で「改変」を確かめたい
- ネットの評判に流されず、自分の感性で物語の結末を受け止めたいという熱意があるなら、プレイする価値があります。
リマスター版で十分かもしれない人
逆に、以下のような方は、安価なリマスター版を選ぶ、あるいは様子見をするのが賢明かもしれません。
- アクションの「爽快感」だけを求めている
- 『ロストジャッジメント』のようなスピード感を期待すると肩透かしを食らいます。
- 原作のストーリーを一言一句変えずに楽しみたい
- 改変が許せないタイプの方は、リマスター版の方が精神衛生上良いでしょう。
- コストパフォーマンスを最重視する
- フルプライスの価値があるかどうか、評価が定まるのを待っても遅くありません。
まとめ
今回の『龍が如く極3』がメタスコア75点と苦戦している背景には、単なるゲームの出来不出来だけでなく、「リメイクへの期待値の高さ」と「原作リスペクトの欠如への懸念」が複雑に絡み合っています。
海外評価が低くなった主な理由は以下の4点に集約されます。
- 最新作と比較して見劣りする「もっさり」とした戦闘システム
- 原作ファンを動揺させるストーリーの大胆な改変
- グラフィックの調整不足と既視感のあるアセット
- 期待を下回った追加シナリオのボリューム
しかし、これらはあくまで「減点方式」で見た場合の評価です。「アサガオ」での生活描写の深化や、サブコンテンツの充実ぶりなど、加点できる要素も数多く存在します。75点というスコアは、「万人に勧められる傑作ではないが、刺さる人には深く刺さる作品」であることを示しています。
「クソゲー」と切り捨てるのではなく、「癖のある意欲作」として捉えることで、本作の楽しみ方は大きく変わるはずです。あなたが桐生一馬の沖縄での休日をどう過ごしたいか、その気持ちに従って購入を検討してみてください。
筆者情報
桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。『龍が如く』シリーズはPS2の初代からリアルタイムでプレイしており、特に『龍が如く3』の沖縄パートには並々ならぬ思い入れがある。
(補足分析)なぜ海外勢は「沖縄パート」を評価しにくい傾向にあるのか
ここからは少し踏み込んだ分析になりますが、そもそも『龍が如く3』という作品自体が、海外での評価が難しい土壌を持っていたことについても触れておく必要があります。
かつてPS3版が欧米でリリースされた際、実は「キャバクラ」や「将棋」、「麻雀」、そして一部のサブストーリーが大幅にカットされていました。これは文化的な理解が得られにくいという判断や、ローカライズのコスト削減が理由でした。このため、海外の古参ファンにとって『Yakuza 3』は「不完全なゲーム」という認識が長く続いていました。
その後、リマスター版でコンテンツが復活し再評価の流れができましたが、それでも「沖縄でのスローライフ」は、アクションとバイオレンスを求める海外のマス層にとって「退屈な時間」と捉えられがちです。「早く神室町に戻って暴れたいのに、なぜ子供の世話や犬の散歩をしなければならないのか」というフラストレーションが、今回の『極3』の評価にも少なからず影を落としていると考えられます。
一方で、日本のファンや、日本の情緒を愛するコアな海外ファンにとっては、この「何気ない日常」こそが、後の桐生一馬が守ろうとした「かけがえのないもの」として映ります。この「日常の尊さ」を感じ取れるかどうかで、本作の評価は180度変わると言っても過言ではありません。
また、今回のリメイクで追加された「運営要素」は、この「退屈な時間」を「ゲーム的な目的のある時間」へと昇華させる試みでした。これが高評価レビューで「神コンテンツ」と呼ばれている理由です。単なるイベント鑑賞ではなく、プレイヤーが能動的に関与できるシステムになったことで、沖縄パートの没入感は原作以上に高まっています。
今後の『極』シリーズへの影響
今回の『極3』の評価は、今後の「龍が如くスタジオ」の方針にも影響を与える可能性があります。現在、ファンの間では『龍が如く 見参!』や『龍が如く OF THE END』、そして『龍が如く4』『5』の極化(リメイク)を望む声があります。
しかし、今回のように「システムを最新にしても、根本的なゲームデザインの古さを払拭できない」「ストーリー改変が反発を招く」という課題が浮き彫りになったことで、スタジオ側はより慎重な舵取りを迫られるでしょう。
特に『3』以降の作品はボリュームが膨大であり、単純なリメイクでも相当なリソースを必要とします。中途半端なリメイクならリマスターで十分という声が強まれば、今後の『極』プロジェクトが見直される可能性もゼロではありません。
そういった意味でも、本作『龍が如く極3』はシリーズの分岐点となる重要な作品です。ユーザーの反応、そしてセールスがどう推移するか、引き続き注視していく必要があります。
最後に:自分の直感を信じよう
レビューサイトの点数はあくまで「他人の評価」です。特に『龍が如く』シリーズは、ストーリーへの没入度やキャラクターへの愛着によって、個人の満足度が大きく変動するゲームです。
「戦闘がもっさりしている」という意見も、見方を変えれば「重厚感がある」とも言えます。「ストーリーが変わった」という意見も、「新しい解釈を楽しめる」と捉えることができます。
もしあなたがPVを見て「面白そう」「懐かしい」と少しでも心が動いたなら、その直感は75点という数字よりも正しいはずです。沖縄の青い空の下、アロハシャツを着た桐生一馬があなたを待っています。ぜひ、あなた自身の目で、新生『龍が如く3』の世界を確かめてみてください。





















