編集デスク スマホゲーム評論担当の橋本ユアです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、新パック「メガライジング」で登場した「メガバシャーモex」のデッキが強すぎて対策に困っている、という感じではないでしょうか。 あの圧倒的な火力とスピード、本当に厄介ですよね。 私も何度も対戦しましたが、あっという間にエースポケモンを倒されてしまう、なんて経験もしました。
でも、どんなに強いデッキにも必ず弱点や対策は存在します。 この記事を読み終える頃には、メガバシャーモデッキへの対策や立ち回りについての疑問が解決しているはずですよ。
- メガバシャーモデッキの強みとタイプ別特徴
- 環境で有効な具体的な対策カード
- メガバシャーモデッキに有利なデッキタイプ
- 勝率を上げるための詳細な立ち回り術
それでは解説していきます。
メガバシャーモデッキの強さと特徴を知ろう
まずは、なぜメガバシャーモデッキが強力なのか、その特徴をしっかりおさらいしましょう。 対策を立てるには、相手を知ることから始まりますからね。
圧倒的な火力と速攻性能
メガバシャーモexのワザ「メガバーニング」は、基本120ダメージに加え、相手を「やけど」状態にします。 やけどの追加ダメージ(20ダメージ)も含めると、実質140ダメージ。 HPが中途半端なexポケモンはもちろん、多くの非exポケモンを一撃で倒せる火力を持っています。
さらに、このデッキの恐ろしいところは、その攻撃スピードです。 「不思議なアメ」やサポートカードを駆使して、最速で2ターン目にはメガバシャーモexが完成し、攻撃を開始してくることも珍しくありません。 序盤から高火力を押し付けられるため、準備が遅れると一方的にやられてしまうんです。
エレキットと赤木によるベンチ狙撃
多くのメガバシャーモデッキには、「エレキット」とサポートカード「赤木」が採用されています。 これは、相手のベンチにいる重要なポケモン(例えば、進化途中のポケモンや、システムを支えるサポート役のポケモン)を狙い撃ちにするためのコンボです。
エレキット+赤木コンボの流れ
- エレキットの「ビリビリショット」:相手のベンチポケモン1匹に20ダメージを与えます。
- HP調整:この20ダメージで、相手エースポケモンのHPをメガバシャーモの「メガバーニング」(実質140ダメージ)で倒せる圏内に調整します。
- 赤木:次のターン、サポートカード「赤木」を使い、ダメージを与えたベンチポケモンをバトル場に強制的に呼び出します。
- メガバーニング:メガバシャーモexでとどめを刺す。
この動きによって、私たちが大切に育てているエースポケモンが、準備万端になる前に倒されてしまう危険性が非常に高いんです。 バトル場に壁ポケモンを置いて時間を稼ぐ、という戦略が通用しにくいのが、このデッキの厄介なところですね。
高い安定感(ピィの採用など)
デッキの安定感を高めるために、「ピィ」を採用している型も多いです。 Pのワザ「キラキラコール」は、山札からサポートカードを1枚手札に加えることができます。 これにより、次のターンに必要な「博士の研究」や「赤木」、「不思議なアメ」などを確実に手札に引き込むことができ、事故(手札が悪くて動けないこと)を減らしているんですね。 序盤の安定感が、そのまま最速メガバシャーモの完成率に繋がっています。
主要なデッキタイプとそれぞれの特徴
メガバシャーモデッキと一口に言っても、採用されているサブアタッカーやシステムによって、いくつかの型に分かれます。 どの型に当たるかによって、少しずつ対策や立ち回りが変わってくるので、主なタイプを覚えておきましょう。
| デッキタイプ | 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| エレキット・赤木型 | エレキットと赤木を採用し、ベンチ狙撃を主体とする型。 | 相手のエースを的確に狙える。メガバシャーモが倒されるリスクを減らせる。 | エレキットを先に倒されると戦略が崩れやすい。 |
| エンテイex型 | サブアタッカー兼壁役として「エンテイex」を採用。ドロー特性も持つ。 | 序盤の安定感が高い。エンテイで戦いつつ、メガバシャーモを育てられる。 | エンテイの火力がやや低く、サブアタッカーとして機能しない場合がある。 |
| クイタラン型 | 「クイタラン」を採用し、非exポケモン(特にPなど)を一撃で倒すことを狙う。 | 低コストのポケモン(ベビーポケモン)をワンパンできる。 | 最速アタックに「フレームパッチ」が必要になるなど、要求値がやや高め。 |
| ピィ特化型 | サポートポケモンをPのみに絞り、デッキの純度を高めた型。 | メガバシャーモの完成率が非常に高い。2体目のメガバシャーモも狙える。 | メガバシャーモ以外の攻撃手段が乏しく、対応力が低い場合がある。 |
ソース①で紹介されているのは「エレキット・赤木型」ですね。 これが現状、最も戦略的で強力な型の一つと考えられています。 しかし、安定感を求めるプレイヤーは「エンテイex型」を選ぶことも多く、どちらも警戒が必要です。
メガバシャーモデッキの弱点と対策の糸口
さて、ここからが本題です。 あの強力なメガバシャーモデッキにも、明確な弱点が存在します。 その弱点を的確に突くことが、勝利への近道ですよ。
弱点①:水タイプ(炎ポケモンの宿命)
これはポケカの基本ですが、炎タイプであるメガバシャーモexは、水タイプが弱点です。 水タイプのポケモンから受けるダメージは2倍になります。 つまり、「メガバーニング」で140ダメージを出してくる相手に対し、こちらが水タイプのワザで70ダメージでも与えれば、メガバシャーモexを一撃で倒せる可能性があるわけです。
新パック「メガライジング」でメガバシャーモと同時に登場した「メガギャラドスex」などは、まさに天敵と言えるかもしれませんね。 弱点を突けるかどうかは、対策を考える上で最も重要なポイントです。
弱点②:進化デッキ特有の準備期間
メガバシャーモexは「2進化ポケモン」です(アチャモ→ワカシャモ→メガバシャーモ)。 「不思議なアメ」を使えばワカシャモを飛ばして進化できますが、それでも「アチャモ」と「メガバシャーモex」そして「不思議なアメ」の3枚(あるいは「アチャモ」「ワカシャモ」「メガバシャーモex」)が手札に揃う必要があります。
最速で完成させようと動いている裏では、それなりのカード枚数を要求されているわけです。 逆に言えば、準備が整う前にアチャモやワカシャモを倒してしまうことができれば、相手のプランを大きく崩すことができます。
弱点③:手札干渉への脆さ
ソース①の対戦ログ(vsメガギャラドス戦)でもありましたが、メガバシャーモ側が「レッドカード」(相手の手札をシャッフルして4枚にさせる)を使われて、動きが鈍る場面がありました。 これは、メガバシャーモ側も同じです。
最速進化やコンボ(エレキット+赤木など)を決めるためには、手札に特定のカード(不思議なアメ、赤木、メガバシャーモexなど)を揃える必要があります。 そこで、こちらから「レッドカード」や「モノマネ」(相手と同じ枚数ドロー)、「カスミ」(相手の手札を見てトラッシュ)などの手札干渉カードを使うと、相手は揃えたパーツを失い、動きが止まってしまう可能性が高いんです。 特に、進化パーツを揃えていそうな序盤の手札干渉は、非常に有効な対策と言えますね。
弱点④:火傷ダメージへの依存(対策されると火力減)
メガバシャーモのワザ「メガバーニング」は、素のダメージが120。 やけど込みで実質140ダメージです。 HP140以上のポケモン、例えば「大きなマント」でHPが上がったポケモンや、多くのexポケモンは、やけどダメージが入らないと一撃で倒せません。
もし、こちらが「やけど」をすぐに回復できる手段(例:ポケモンいれかえ、どうぐ「まんたんのくすり」など)を持っていたり、そもそも「やけど」にならない特性(例:特定の特性を持つポケモン)を持っていたりすると、相手の火力がガクッと落ちることになります。 相手は120ダメージしか出せないのに、こちらはHPが高いポケモンで攻撃し続ければ、ダメージレースで有利に立てますよね。
弱点⑤:エレキットへの依存度(型による)
「エレキット・赤木型」の場合、戦略の要はエレキットの「ビリビリショット」です。 あれでHPを調整されて「赤木」で呼ばれるのが一番嫌な負けパターンですよね。 ということは、相手がエレキットをベンチに出してきたら、最優先で倒しにいくというのも強力な対策になります。 エレキットはHPが低いため、倒すのは難しくありません。 エレキットさえいなくなれば、「赤木」でこちらのベンチポケモンが狙撃される脅威は大幅に下がります。
メガバシャーモデッキへの具体的な対策カード
弱点がわかったところで、次は「じゃあ、どのカードを使えばいいの?」という疑問にお答えします。 メガバシャーモデッキ対策として、特に有効だと思われるカードをピックアップしてみました。
対策カード(進化妨害・速攻)
相手の準備が整う前に、進化元のアチャモやワカシャモを狙うためのカードです。
- 「(ベンチを攻撃できるワザを持つポケモン)」
- 例:相手のベンチにいるアチャモを直接攻撃できるポケモン。
- 序盤にアチャモを1匹でも倒せれば、相手のメガバシャーモ完成が遅れたり、2体目の準備ができなくなったりします。
- 「(高火力な たねポケモン)」
- 例:ライコウex、エンテイexなど。
- こちらが先に高火力で攻撃を仕掛け、アチャモやワカシャモをバトル場に呼び出して倒していく動きも強力です。相手にメガバシャーモを育てる余裕を与えないことが重要です。
対策カード(手札干渉)
相手の揃った手札を崩し、進化やコンボを妨害するためのカードです。
- 「レッドカード」
- 相手が「P」の「キラキラコール」や「博士の研究」で手札を整えた直後に使うと、効果は絶大です。揃えた進化パーツを山札に戻させてしまいましょう。
- 「カスミのいかり」などの手札トラッシュ系サポート
- 相手の手札を見て、キーカード(不思議なアメやメガバシャーモex)を直接トラッシュ(捨てる)させることができれば、相手は非常に苦しくなります。
- 「モノマネ」
- 相手が大量にドローした返しに使うことで、こちらも手札を補充しつつ、相手の手札枚数をリセットさせる(山札に戻す)ことができます。
対策カード(ダメージ軽減・無効)
メガバシャーモの火力を受け流すためのカードです。
- 「大きなマント」
- ポケモンのHPを上げることができます。
- HPが130や140のポケモンでも、これをつければメガバーニング(実質140ダメージ)を一撃耐えられる可能性が出てきます。耐えて、次のターンに反撃しましょう。
- 「(やけど無効・回復系)」
- 例:「ポケモンいれかえ」、「まんたんのくすり」、特定の特性。
- やけどダメージ(20)が入らないだけで、相手の計算は大きく狂います。120ダメージでは倒しきれない、という状況を作り出すことが重要です。
対策カード(ベンチバリア・守備)
「エレキット+赤木」コンボから、こちらの大切なベンチポケモンを守るためのカードです。
- 「バリヤード(特性:ベンチバリア)」
- (もし、ポケポケ環境に実装されていれば、ですが)本家ポケカには、ベンチにいるだけで、相手のワザのダメージ(エレキットの「ビリビリショット」など)からベンチポケモンを守ってくれる特性を持つ「バリヤード」が存在します。
- これがあれば、「ビリビリショット」を無効化できるため、「赤木」コンボは成立しなくなります。
- ベンチを絞る
- カードではありませんが、あえてベンチにポケモンを出しすぎない、というのも戦術です。
- 「赤木」は「相手のベンチポケモンが5匹以上いるとき」しか使えない、という制約があるカードもあります(※カードのバージョンによりますが、ポケポケの「赤木」も同様の可能性が高いです)。
- ベンチを4匹以下に抑えておけば、そもそも「赤木」を使われない、という対策になりますね。
対策カード(弱点アタッカー:水タイプ)
最大の対策は、やはり弱点を突くことです。
- 「メガギャラドスex」
- 同じ「メガライジング」で登場した水タイプのメガシンカポケモン。
- 高いHPと火力で、弱点込みでメガバシャーモを一撃で倒せるポテンシャルを持っています。ソース①の対戦ログでも、メガバシャーモ側はメガギャラドスをかなり警戒していましたね。
- 「(その他の水タイプexポケモン)」
- 例:強力なワザを持つ水タイプのexポケモン。
- メガバシャーモ側は、水タイプが出てくるだけで相当なプレッシャーを感じるはずです。デッキに1〜2枚、水タイプのアタッカーを採用するだけでも、牽制になるかもしれません。
メガバシャーモデッキに有利なデッキタイプ
カード単位の対策だけでなく、デッキ全体としてメガバシャーモに有利を取りやすいデッキタイプも存在します。
有利デッキ①:水タイプ速攻デッキ
言うまでもなく、最もわかりやすい対策デッキです。 「メガギャラドスex」や他の強力な水タイプアタッカーを軸に据え、メガバシャーモが完成するのと同じか、それよりも早く攻撃を仕掛けます。 相手がメガバシャーモexを出してきたら、こちらは弱点2倍のダメージで、少ないエネルギーで倒すことができます。 圧倒的なタイプ相性で押し切る戦略ですね。
有利デッキ②:非ex主体デッキ(サイドレース有利)
メガバシャーモexは、倒されるとサイド(勝利に必要なポイント)を2枚取られてしまいます。 こちらがHPの高い非exポケモン(倒されてもサイド1枚)主体で戦うデッキだとどうでしょう。
相手はメガバシャーモex(サイド2枚)で、こちらの非exポケモン(サイド1枚)を倒します。 こちらも非exポケモンで、メガバシャーモexを2回(もしくは弱点などで1回)攻撃して倒します。 すると、相手はサイド1枚しか取れていないのに、こちらはサイド2枚取れますよね。 このように、倒されても失うものが少ないポケモンで戦い、相手のexポケモンを集中攻撃してサイドを多く取る「サイドレース」で有利に立つ戦術です。
クイタラン型やエレキット型のメガバシャーモは、こちらの非exポケモンを狙ってくるかもしれませんが、こちらも非exポケモンを次々に出して戦えば、相手は息切れする可能性があります。
有利デッキ③:コントロール・妨害デッキ
攻撃力で真っ向から勝負するのではなく、相手のやりたいことを徹底的に妨害するデッキタイプです。 前述した「レッドカード」や「カスミ」などの手札干渉カードをふんだんに採用し、相手の進化を遅らせます。
さらに、相手のエネルギーをトラッシュするカード(例:「クラッシュハンマー」など)や、特性を止めるカード(例:「ダストダス」など)を組み合わせ、メガバシャーモがワザを使えない状況を作り出します。 相手が何もできずに困っている間に、こちらは非力なアタッカーでこつこつダメージを与えて勝利を目指す、玄人向けのデッキですね。
対メガバシャーモデッキの立ち回り徹底解説
最後に、実際にメガバシャーモデッキと対戦することになった場合の、具体的な立ち回りについて解説します。 どんなデッキを使っていても、基本となる考え方は同じですよ。
序盤の立ち回り:アチャモを優先的に狙う
対戦が始まったら、まず相手のベンチを確認しましょう。 「アチャモ」が見えたら、メガバシャーモデッキである可能性大です。
- 最優先事項:ベンチにいる「アチャモ」を倒すこと。
- こちらが先に攻撃できるなら、バトル場のポケモンではなく、ベンチのアチャモを狙えるワザ(もし持っていれば)を使いたいくらいです。
- アチャモを倒せない場合でも、相手がアチャモを2匹、3匹と並べてきたら、それだけ相手はメガバシャーモを複数体育てようとしている証拠。こちらもエースを2体準備するなど、対策を考えましょう。
- 相手が「P」スタートで「キラキラコール」を使ってきたら、次のターンに「博士の研究」や「不思議なアメ」を使ってくる可能性が高いです。手札干渉カードを持っているなら、このタイミングで使うのがベストです。
中盤の立ち回り:エースを守りつつ、手札干渉
相手がメガバシャーモexを1体完成させてきた頃(中盤)が、一番苦しい時間帯です。
- 「エレキット・赤木型」への警戒:
- 相手がベンチに「エレキット」を出してきたら、赤信号です。
- 「ビリビリショット」でこちらのベンチのエースが狙われ始めます。
- 可能であれば、メガバシャーモよりも先に、この「エレキット」を倒してしまうことを検討しましょう。
- ベンチ管理:
- 「赤木」はベンチが5匹以上いないと使えない(※ポケポケの仕様を確認してください)可能性が高いです。
- 無駄にポケモンをベンチに並べすぎず、4匹以下に抑えることで、「赤木」コンボを不発にできるかもしれません。
- 手札干渉の継続:
- 相手は2体目、3体目のメガバシャーモや、次の「赤木」を探しているはずです。
- 中盤でも「レッドカード」などの手札干渉は有効です。相手の息切れを狙いましょう。
- エースは隠す:
- 「赤木」で狙われるのを防ぐため、進化途中のエースポケモンは、ギリギリまでベンチに出さない、という判断も必要です。
終盤の立ち回り:メガバシャーモの攻撃を耐える工夫
終盤は、お互いのリソース(手札や山札)が少なくなってきます。
- ダメージ計算を正確に:
- メガバシャーモの攻撃は120+やけど(20)です。
- こちらのポケモンのHPが140以下なら、確実に倒されます。
- 「大きなマント」などでHPを150以上にできれば、一撃耐えられます。
- やけどの回復:
- 「ポケモンいれかえ」などのカードが残っていれば、やけどを回復するために使いましょう。
- やけどダメージ(20)がなければ耐えられる、という場面は意外と多いです。
- サイドレースの確認:
- あと何回攻撃すれば勝てるのか、相手はあと何回で勝てるのか、常に計算しましょう。
- メガバシャーモ(サイド2枚)を倒せば一気に勝利に近づきます。HPが減っているメガバシャーモがいたら、集中攻撃しましょう。
各デッキタイプ別(エンテイ型・エレキット型)の注意点
- vs エンテイex型:
- エンテイは序盤の壁役であり、ドロー役でもあります。
- エンテイを放置しすぎると、相手の手札が潤沢になり、メガバシャーモが楽々育ってしまいます。
- かといってエンテイを倒してもサイドは2枚取れますが、裏でメガバシャーモが完成していた、ということも。
- エンテイは水弱点でもあるので、水デッキなら積極的に倒しにいきましょう。
- vs エレキット・赤木型:
- とにかく「エレキット」を許さないこと。
- エレキットを最優先で倒す。これに尽きます。
- エレキットさえいなければ、赤木はただのベンチ呼び出しサポート。脅威は半減します。
- ベンチ管理(4匹以下)も意識しましょう。
まとめ
メガバシャーモデッキは、確かに「メガライジング」環境のトップクラスに強力なデッキです。 その速さと火力、戦略の多彩さは、対策を知らないとあっという間に圧倒されてしまいます。
ですが、今回レビューしたように、
- 水弱点という明確な弱点
- 進化デッキゆえの準備期間
- 手札干渉への脆さ
- コンボパーツ(エレキットなど)への依存
といった弱点も抱えています。 これらの弱点を突くようなカード(水アタッカー、手札干渉、ベンチバリア)を採用し、序盤はアチャモを、中盤はエレキットを優先的に狙う、といった立ち回りを意識するだけで、勝率は格段に上がるはずです。
まずは、ご自身のデッキに「レッドカード」1枚だけでも入れてみてはいかがでしょうか。 きっと、メガバシャーモデッキ相手の戦い方が変わってくると思いますよ。
一人のスマホゲーム評論家として、そして一人のプレイヤーとして、皆さんが強敵メガバシャーモを乗り越えて、さらにポケポケを楽しめるようになることを願っています。
それでは、また次のレビューでお会いしましょう。 橋本ユアでした。






