※本ページにはプロモーションが含まれる場合があります

ポケポケ

【ポケポケ 紅蓮ブレイズ】史上最高火力のメガリザードンY exがヤバい|特徴を徹底解説

[vkExUnit_ad area=before]

編集デスク ポケモンカードゲーム攻略ライターの橋本ユアです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、 新しく登場する「紅蓮ブレイズ」のメガリザードンY exの強さがどれほどのものか、 環境をどう変えるのかが気になっていると思います。

ポケポケ(Pokémon Trading Card Game Pocket)の環境は日々変化していますが、 今回のメガシンカの実装は間違いなく過去最大級の衝撃です。 特にリザードンは人気・実力ともに注目度が段違いですよね。

この記事を読み終える頃には、 メガリザードンY exの運用方法から対策、 引くべきかどうかの判断まで、 メガシンカ環境に関する疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  1. 250ダメージという規格外の火力を出すメガリザードンY exの全貌
  2. メガフシギバナexとメガカメックスexを含めた御三家の徹底比較
  3. 新規トレーナーズ「セレナ」「シトロン」がもたらす環境の変化
  4. 無課金・微課金プレイヤーが狙うべきカードの優先度診断

 

それでは解説していきます。

【ゲーム評論家厳選】周辺グッズ・アクセサリー|ジャンル別厳選アイテムを紹介ゲームジャーナリストが厳選した、家庭用ゲーム機・スマホゲームの周辺グッズ・アクセサリーをジャンル別に解説しています。 これだけ見れば、必要なものが全て分かります!...

Contents
  1. ポケポケ新パック「紅蓮ブレイズ」の目玉!メガリザードンY ex
    1. 史上最高火力250ダメージの衝撃
    2. メガリザードンY exのスペック詳細
    3. 既存のリザードンexとの違い
    4. デメリット「自傷ダメージ」のケア方法
    5. 相性の良いサポートカード・グッズ
    6. 環境トップデッキへの勝率予想
    7. メガリザードンY exデッキの構築案
  2. 3匹のメガシンカ御三家を徹底比較
    1. メガフシギバナexの耐久と搦め手
    2. メガカメックスexのベンチ狙撃ロマン
    3. 御三家最強は誰だ?ランキング形式で紹介
    4. 各メガシンカに必要なエネルギー加速手段
    5. 進化前の「リザード」「カメール」「フシギソウ」の性能
    6. 育成難易度とリターンが見合っているか検証
    7. メガシンカ環境で重要になる「逃げエネ」の話
  3. 新規トレーナーズカードの評価と使い道
    1. 「セレナ」はメガシンカデッキの必須枠
    2. 「シトロン」とレアコイルのコンボ
    3. 「早熟エキス」は草タイプ復権の鍵
    4. トレーナーズによる環境メタの変化
    5. デッキ圧縮と事故率軽減の重要性
    6. 汎用サポートと専用サポートの使い分け
    7. 今後追加されそうなメガシンカ関連カード予想
  4. その他の注目ポケモンたち
    1. メタモンの可能性と限界
    2. キマワリの奇襲性能
    3. シュプの回復能力は環境に刺さるか
    4. 非ルールの進化ポケモンが輝く場面
    5. コレクション要素としてのAR・SR
    6. ゲットチャレンジで狙うべきカード
    7. マイナーポケモンたちの活用法
  5. まとめ

ポケポケ新パック「紅蓮ブレイズ」の目玉!メガリザードンY ex

ついに情報が解禁された新拡張パック「紅蓮ブレイズ」。 その中でも一際異彩を放っているのが、 パッケージポケモンでもある「メガリザードンY ex」です。

これまでのポケポケ環境における火力ラインを 一気に過去のものにするほどのパワーを秘めています。 まずはこのカードがなぜ「ヤバい」と言われているのか、 その詳細なスペックと特徴から深掘りしていきましょう。

史上最高火力250ダメージの衝撃

メガリザードンY exの最大の武器は、 なんといってもその圧倒的な攻撃力にあります。 技「グレンダイブ」は、 4エネルギーで250ダメージという数値を叩き出します。

これまでの環境を支配していたミュウツーexの「サイコドライブ」が150ダメージ、 リザードンexの「ぐれんのあらし」が200ダメージだったことを考えると、 250という数字がいかに異常かがわかるでしょう。

現環境に存在するほぼすべてのポケモンを 一撃できぜつさせることが可能です。 HPの高い2進化exポケモンであっても、 この火力を耐えることは困難です。

例えば、耐久力に定評のあるフシギバナex(HP190)でさえ、 一撃で沈んでしまいます。 相手がどんなに時間をかけて育てたエースポケモンでも、 メガリザードンY exの前では紙切れ同然になってしまうのです。

この「問答無用のワンパン性能」こそが、 メガリザードンY exが環境トップに君臨すると予想される最大の理由です。 進化の手間やエネルギーの重さを考慮しても、 相手を確実に1匹持っていける性能は、 サイドレース(ポイントレース)において圧倒的なアドバンテージとなります。

メガリザードンY exのスペック詳細

では、改めてメガリザードンY exのスペックを整理してみましょう。

項目 詳細
ポケモン名 メガリザードンY ex
分類 2進化(メガシンカ)
タイプ
HP 220
逃げるエネルギー 2個
技名 グレンダイブ
技エネルギー 炎炎炎無
技ダメージ 250
技効果 このポケモンにも50ダメージ。

注目すべき点はいくつかありますが、 まずはHPが220であること。 これは2進化exとしては標準的、 あるいは少し低めかもしれません。 しかし、これだけの火力を持ちながらHP200を超えているのは脅威です。

そして逃げるエネルギーが「2個」である点。 これまでの重量級アタッカーは逃げるエネルギーが3〜4個であることが多かったため、 2個というのは意外な軽さです。 いざという時にベンチに下げやすいのは、 運用上の大きなメリットになります。

技のデメリットとして「自分にも50ダメージ」がありますが、 これはエネルギーをトラッシュするデメリットに比べれば、 はるかに軽いコストと言えるでしょう。 なぜなら、連続して技を使える可能性があるからです。 エネルギーをトラッシュしてしまうと、 次のターンに技を撃つために再充填が必要になりますが、 自傷ダメージであれば、 HPが残っている限り攻撃を続けられます。

既存のリザードンexとの違い

既存の「最強の遺伝子」収録のリザードンexと比較してみましょう。

リザードンex(最強の遺伝子)は、 技「ぐれんのあらし」で200ダメージを出せますが、 「炎エネルギーを2個トラッシュする」という重いデメリットがありました。 このため、連発するためにはファイヤーexによるエネ加速や、 手貼りの継続が必須でした。

一方、今回のメガリザードンY exは、 エネルギーをトラッシュしません。 一度4エネルギーを付けてしまえば、 HPが尽きるまで毎ターン250ダメージを連打できます。 これは「継戦能力」という点において、 旧リザードンexを遥かに凌駕しています。

また、進化のプロセスも異なります。 メガシンカは「2進化ポケモンからの進化」ではなく、 特定の条件やカードを経て場に出る特殊な形態です。 ポケポケにおけるメガシンカの仕様は、 通常の進化と同様に扱われるようですが、 専用のサポートカード「セレナ」などでサーチが容易になっている点も、 既存のリザードンexデッキとの差別化ポイントになります。

デメリット「自傷ダメージ」のケア方法

「グレンダイブ」のデメリットである自傷50ダメージ。 これをどうケアするかが、 このデッキを使いこなす鍵になります。

HP220から50ダメージを受けると、残りHPは170。 170という数値は、 実は絶妙に危険なラインです。

例えば、スターミーexの「ハイドロスプラッシュ」は90ダメージですが、 弱点(水)を突かれると180ダメージになります。 つまり、自傷ダメージが一度でも入っていると、 本来耐えられるはずの攻撃で倒されてしまうリスクが生じます。

また、ゲッコウガの「おぼろぎり」などの、 中打点技の圏内にも入ってきやすくなります。 このリスクを管理するためには、 「きずぐすり」などの回復アイテムをデッキに採用するか、 あるいは「倒される前に倒す」という、 より攻撃的なプレイングが求められます。

しかし、250ダメージで相手をワンパンし続ければ、 そもそも相手に攻撃のターンを回さないという戦術も成立します。 「攻撃は最大の防御」を地で行くポケモンと言えるでしょう。

相性の良いサポートカード・グッズ

メガリザードンY exを輝かせるためには、 周りのサポートカード選びが重要です。

まず必須級なのが、 今回の新パックで登場する「セレナ」です。 山札からメガシンカポケモンをサーチできるため、 進化事故を防ぐ安定剤として機能します。 2進化(メガシンカ)デッキの最大の敵は「手札事故」なので、 これを解消できるカードは4枚採用も検討できるレベルです。

また、エネルギー加速手段としては、 既存の「ファイヤーex」も依然として候補に入りますが、 新しく登場する進化前の「リザード」にも注目です。 情報によると、進化時にエネルギー加速ができる特性を持っているとのこと。 これにより、ファイヤーexに頼らずとも、 進化の過程で自然にエネルギーを貯めることが可能になります。

さらに、「スピーダー」などの入れ替え系グッズも重要です。 逃げエネが2とはいえ、 状態異常にされた場合や、 HPが削れてベンチに下げたい場面で重宝します。

環境トップデッキへの勝率予想

現環境のトップデッキに対して、 メガリザードンY exはどう立ち回れるでしょうか。

vs ミュウツーex(サーナイト) 有利です。 ミュウツーexのHP150は余裕のワンパン圏内。 サーナイトの特性でエネ加速をされても、 先に攻撃できれば一撃で粉砕できます。 ただし、ミュウツーexの「サイコドライブ」150ダメージは、 自傷ダメージ後のメガリザードンY exにとって脅威となり得ます。 先攻を取って先に進化できるかが勝負の分かれ目です。

vs ピカチュウex やや有利〜互角。 ピカチュウexはHPが低いため、 メガリザードンY exの攻撃を耐えることは不可能です。 しかし、ピカチュウexデッキは速攻が得意です。 こちらが進化する前にベンチのたねポケモンを狩り尽くされると負けます。 進化さえ間に合えば、圧倒的な火力で押し切れます。

vs フリーザーex / スターミーex(水デッキ) 不利。 やはり弱点である水タイプは鬼門です。 特にカスミによる上振れエネ加速からの速攻は、 準備に時間がかかるメガシンカデッキにとって天敵です。 HP220あっても、弱点込みの攻撃を受ければひとたまりもありません。 水タイプ対面では、いかに相手のカスミが失敗することを祈るか、 あるいはサブアタッカーで対抗するかの工夫が必要です。

メガリザードンY exデッキの構築案

まだカードリストが完全には判明していませんが、 現時点での理想的な構築案を考えてみましょう。

ポケモン ・ ヒトカゲ ×2 ・ リザード(新) ×2 ・ リザードン ×2 ・ メガリザードンY ex ×2 ・ ファイヤーex ×2(初動のエネ加速要員)

トレーナーズ ・ 博士の研究 ×2 ・ モンスターボール ×2 ・ セレナ ×2 ・ レッドの挑戦 ×1(確実なサーチ用) ・ きずぐすり ×2 ・ スピーダー ×1

解説 ファイヤーexをバトル場に出して「れっかのまい」でベンチのヒトカゲを育てつつ、 手札にリザード、リザードン、メガリザードンを集めていきます。 新リザードの特性でさらにエネ加速ができれば、 3ターン目には4エネルギーのついたメガリザードンY exが君臨します。 あとは「グレンダイブ」を連打するだけの簡単な作業です。

3匹のメガシンカ御三家を徹底比較

「紅蓮ブレイズ」の主役はリザードンだけではありません。 フシギバナ、カメックスもメガシンカを引っ提げて登場します。 これら3匹の性能を比較し、 それぞれの強みと弱みを明らかにしていきましょう。

メガフシギバナexの耐久と搦め手

メガフシギバナexのスペックは以下の通りです。

・ HP:240 ・ 技:4エネ 130ダメージ ・ 効果:相手を「毒」と「眠り」にする

HP240という数値は、 ポケポケ環境においてトップクラスの耐久力です。 さらに特筆すべきは、技の追加効果です。 「毒」と「眠り」のダブル状態異常は非常に凶悪です。

「眠り」はコイントスで表が出るまで技が使えず、逃げることもできません。 「毒」はポケモンチェックのたびに10ダメージが入ります。 つまり、相手を行動不能にしつつ、 じわじわとHPを削ることができるのです。

火力こそ130と控えめですが、 毒ダメージ込みで実質140〜150。 さらに相手が眠って動けなければ、 一方的に攻撃し続けることができます。 耐久型のデッキや、相手をコントロールする戦術が好きな方にはたまらない性能です。

ただし、4エネルギーという重さがネックです。 草タイプには「ナッシーex」のような軽量アタッカーはいますが、 強力なエネ加速手段が現状少ないのが課題です。 新カード「早熟エキス」での進化サポートが鍵になるでしょう。

メガカメックスexのベンチ狙撃ロマン

続いてメガカメックスexです。

・ HP:230 ・ 技:3エネ 130ダメージ ・ 効果:水エネルギーが追加で3個(計6個)ついていれば、相手のベンチ2匹にも50ダメージ。

HP230と耐久力は十分。 基本技も3エネ130と、コストパフォーマンスは悪くありません。 しかし、真価を発揮するのは「6エネルギー」ついた時です。 ベンチ2匹に50ダメージというのは、 進化前のたねポケモンを壊滅させる威力があります。

ですが、正直に言いましょう。 実戦で6エネルギーを貯めるのは至難の業です。 「カスミ」による運ゲーに勝利するか、 よほど長期戦にならない限り、 追加効果の発動は難しいと言わざるを得ません。

現状の評価としては、 「3エネ130ダメージの高耐久アタッカー」として運用するのが現実的です。 それでも十分に強いですが、 メガリザードンY exのインパクトと比べると、 やや地味な印象は拭えません。 今後の水タイプ専用のエネ加速カードに期待です。

御三家最強は誰だ?ランキング形式で紹介

現時点での情報を元に、 独断と偏見でランキングを作成しました。

第1位:メガリザードンY ex 理由:圧倒的な火力と、自己完結した継戦能力。 環境を変える力を持っています。 文句なしのトップレアです。

第2位:メガフシギバナex 理由:高い耐久と状態異常によるハメ性能。 特定のデッキに対して詰ませる力があります。 リザードンさえいなければ覇権を取れたかもしれません。

第3位:メガカメックスex 理由:スペックは高いものの、最大火力を出す条件が厳しすぎます。 安定して運用するには、さらなるサポートカードが必要です。

各メガシンカに必要なエネルギー加速手段

メガシンカポケモンは強力ですが、 共通して「エネルギーが重い」という課題があります。 これをどう解決するかがデッキ構築の肝です。

炎(リザードン) ・ ファイヤーex「れっかのまい」 ・ 新リザードの特性(進化時エネ加速) ・ サポート「カツラ」(あれば)

草(フシギバナ) ・ ドレディア「フラワーサプライ」(現状未実装だが候補) ・ 現状は手貼りと「ナッシーex」で時間を稼ぐのが主流か。 ・ 「早熟エキス」で進化ターンを早め、手貼りの回数を稼ぐ。

水(カメックス) ・ カスミ(運要素強め) ・ スターミーex(逃げエネ0で回して時間を稼ぐ) ・ 今後「アクアパッチ」のようなカードが来れば化ける。

進化前の「リザード」「カメール」「フシギソウ」の性能

メガシンカを語る上で忘れてはならないのが、 中間進化ポケモンの性能です。 ここが弱いと、メガシンカする前に倒されてしまいます。

特に注目なのが、先ほども触れた新「リザード」。 進化時にエネ加速ができる特性は革命的です。 これにより、手貼りの権利を使わずにエネルギーを増やせるため、 テンポロスなく攻撃準備が整います。

また、既存の「リザード」は「きりさく」などのバニラ技しか持っていませんでしたが、 新カードには有用な特性や技が追加されている可能性が高いです。 進化前ポケモンの質が向上することで、 2進化デッキ特有の「事故率の高さ」や「序盤の弱さ」が緩和されることが期待できます。

育成難易度とリターンが見合っているか検証

2進化(メガシンカ)デッキを使う際、 常に付きまとうのが「コスパ」の問題です。 たねポケモンex(ミュウツーやピカチュウ)は、 出してすぐに攻撃できる手軽さがあります。 それに比べて、 ヒトカゲ→リザード→リザードン→メガリザードンと、 3回も進化させる手間は見合っているのでしょうか?

結論から言うと、 「メガリザードンY exに関しては見合っている」と言えます。 なぜなら、一度場に出てしまえば、 相手のたねポケモンexを2体倒してゲームエンドに持ち込めるからです。 かけた手間の分だけ、 いやそれ以上のリターンを「確実な勝利」として還元してくれます。

一方で、メガカメックスexなどは、 苦労して進化させてもリターンが追いつかない場面があるかもしれません。 この「育成コスト対効果」のバランス感覚が、 デッキ選択において非常に重要になります。

メガシンカ環境で重要になる「逃げエネ」の話

メガシンカポケモンは体が大きいため、 逃げるためのエネルギーが多く設定されがちです。 メガフシギバナexの逃げエネ4などは、 一度バトル場に出たら死ぬまで退けないことを意味します。

これに対抗するためには、 相手を強制的に入れ替える「ナツメ」や、 自分が入れ替わる「スピーダー」の価値がさらに高まります。 特に「ナツメ」で育成途中の重いポケモンを呼び出され、 逃げられずに倒されるという負け筋は避けなければなりません。

逆に言えば、 自分のメガシンカポケモンの逃げエネを把握し、 不用意にバトル場に出さないプレイングが求められます。 メガリザードンY exの「逃げエネ2」がいかに優秀か、 改めて実感させられるポイントです。

新規トレーナーズカードの評価と使い道

ポケモンの強さもさることながら、 トレーナーズカードも非常に粒ぞろいです。 これらが環境にどのような影響を与えるのか見ていきましょう。

「セレナ」はメガシンカデッキの必須枠

新サポート「セレナ」。 効果は「自分の山札からランダムにメガシンカEXを手札に加える」というもの。 シンプルですが、極めて強力です。

これまでの2進化デッキは、 「進化先が引けない」という事故との戦いでした。 モンスターボールでは確実性がなく、 博士の研究では必要なパーツまで捨ててしまうリスクがありました。 セレナはピンポイントでフィニッシャーを持ってこれるため、 安定感が劇的に向上します。

また、相手の手札が多い時に有効な「モノマネむすめ」などの対策として、 手札を減らしつつ質を高める動きができるのも高評価。 メガシンカデッキを組むなら、 2枚は確実に入れておきたいカードです。

「シトロン」とレアコイルのコンボ

「シトロン」は、 山札からレアコイル、エレザード、シトロンのリュックを手札に加える効果を持ちます。 特定のポケモンを指名してサーチする効果は、 汎用性は低いものの、専用デッキでは輝きます。

特に「レアコイル」は、 現環境でも「マチスのレアコイル」デッキなどで一定の活躍を見せています。 シトロンを使えば、 レアコイルを確実に供給できるため、 雷タイプの非ルールデッキ(exポケモンを使わないデッキ)が強化されます。

また、「シトロンのリュック」の効果はまだ詳細が不明ですが、 もし強力な道具カードであれば、 このシトロン自体の評価もさらに上がるでしょう。 こういったデザイナーズコンボ(意図された組み合わせ)は、 ハマれば環境の一角を崩すポテンシャルを秘めています。

「早熟エキス」は草タイプ復権の鍵

グッズ「早熟エキス」。 自分の場の草ポケモンを進化させるカードを山札から持ってきて、 即座に進化させるという効果です。 ただし、出したばかりのポケモンには使えません。

これは実質的に「ふしぎなアメ」に近い役割を果たしますが、 手札に進化カードがなくても山札から直接進化できる点が優れています。 「中間進化をスキップするわけではない」という点には注意が必要ですが、 手札事故を減らし、盤面形成を早める効果は絶大です。

特に草タイプは、 ナッシーex以外に目立った環境デッキがありませんでした。 このカードの登場により、 フシギバナラインを中心とした「進化草デッキ」が、 トーナメントシーンで見られるようになるかもしれません。 メガフシギバナexを早期に着地させられれば、 耐久力で相手を詰ませる勝ち筋が見えてきます。

トレーナーズによる環境メタの変化

これらの新規トレーナーズの登場により、 環境のメタゲーム(流行の対策)も変化します。

これまでは「たねポケモンex」による速攻が主流でしたが、 進化サポートが充実することで、 ゲームスピードが少し遅くなる可能性があります。 「準備をして、大型ポケモンで殴り合う」という、 本来のポケモンカードらしい重厚な展開が増えるでしょう。

また、相手の進化を妨害するようなカード、 例えばハンド干渉(手札を混ぜさせる等)のカードの価値も相対的に上がります。 進化デッキが増えれば、 それを狩るための速攻デッキもまた形を変えて生き残る。 このいたちごっここそが、カードゲームの醍醐味です。

デッキ圧縮と事故率軽減の重要性

ポケポケのデッキ枚数は20枚と少ないです。 その中で「セレナ」や「シトロン」のように山札からカードを抜く行為(圧縮)は、 後半に欲しいカードを引く確率を高めるという意味で非常に重要です。

デッキ圧縮が進めば、 終盤に「ナツメ」や「サカキ」といった、 勝負を決めるカードを引き込みやすくなります。 単にカードを持ってくるだけでなく、 「山札を強くする」という意識を持ってプレイすることで、 勝率は確実に上がります。 初心者の方は、ぜひこの「圧縮」という概念を意識してみてください。

汎用サポートと専用サポートの使い分け

「博士の研究」のような汎用ドローソースと、 「セレナ」のような専用サーチカード。 このバランスが構築の腕の見せ所です。

汎用カードばかりだと器用貧乏になりがちですし、 専用カードばかりだと対応力が落ちます。 メガリザードンY exデッキにおいては、 進化パーツを揃えることが最優先なので、 専用サポートの比率を高めにするのがセオリーでしょう。 しかし、エネルギー事故を防ぐために、 最低限のドローソースも確保しなければなりません。 この黄金比を見つけるための調整が、 発売後のプレイヤーたちの楽しみになります。

今後追加されそうなメガシンカ関連カード予想

今回は「紅蓮ブレイズ」というタイトル通り炎タイプがメインですが、 今後もメガシンカポケモンは続々と追加されるはずです。

・ メガミュウツーX / Y ・ メガサーナイト ・ メガレックウザ ・ メガルカリオ

これらの人気ポケモンが登場する際には、 また新たな「ソウルリンク(メガシンカのデメリットを消す道具)」的なカードや、 タイプ専用の強力なサポートが登場するでしょう。 今のうちに「セレナ」などの汎用メガシンカサポートを集めておくことは、 将来への投資とも言えます。

その他の注目ポケモンたち

メガシンカ以外にも、 面白そうなカードがいくつか収録されています。 これらも決して侮れません。

メタモンの可能性と限界

特性「ともだちコピー」を持つメタモン。 EXを除く自分のベンチポケモンの技を使えます。 非常にユニークな効果ですが、 技を使うためのエネルギーは必要です。

これが「エネルギーなしで使える」ならぶっ壊れでしたが、 エネルギーが必要となると評価は分かれます。 HP60という低耐久もネックです。 しかし、HPの低いメタモンが、 ベンチの高火力ポケモンの技をコピーして奇襲をかける動きは、 相手の計算を狂わせることができます。

例えば、ベンチに逃げエネが重くてバトル場に出したくないポケモンを置き、 メタモンがその技を使って戦う。 倒されてもサイド(ポイント)は1枚しか取られない。 こういったトリッキーな戦術が開発されるかもしれません。 「リーシャン」のようにエネなしで動けるわけではないので、 玄人向けのカードと言えるでしょう。

キマワリの奇襲性能

1進化ポケモンのキマワリ。 トラッシュに「早熟エキス」があれば、 1エネで60ダメージを出せます。 1エネルギーで60ダメージというのは、 コスパとしては破格です。

「早熟エキス」を使って進化したターンに、 すぐに60ダメージで殴りかかれる。 これは序盤の制圧において非常に強力です。 ヒトカゲやゼニガメなどの進化前たねポケモンなら、 一撃で倒せる火力です。

ただし、中盤以降は火力不足になりますし、 HP100は簡単に倒されてしまいます。 あくまで序盤の特攻隊長、 あるいはメインアタッカーが育つまでの繋ぎとして割り切るのが良いでしょう。 「早熟エキス」を使うデッキなら、 サブアタッカーとして1枚挿しておくと仕事をしてくれそうです。

シュプの回復能力は環境に刺さるか

1エネで20回復する技を持つシュプ。 進化後のジュペッタの性能次第ですが、 回復技自体は現環境ではそこまで評価が高くありません。

今のポケポケは「回復する前にワンパンされる」環境だからです。 20回復したところで、 次のターンに100ダメージ飛んできたら意味がありません。 もし耐久型のデッキで、 「あと10HPあれば耐える」という確定数をずらすために使うならアリですが、 積極的に採用する理由は薄いです。 イラストが可愛いのでコレクション用でしょうか。

非ルールの進化ポケモンが輝く場面

exポケモンばかりに目が行きがちですが、 非ルールの進化ポケモン(倒されても1ポイント)の重要性も増しています。 メガリザードンY exのような超火力が飛び交う環境では、 exポケモンは「カモ」にされがちです。

そこで、倒されても被害が少ない非ルールポケモンで戦線を維持し、 相手の息切れを待つ戦術が有効になります。 「ウインディ」や「ギャロップ」などの、 そこそこの火力と耐久を持つ炎ポケモンは、 メガリザードンY exデッキのサブアタッカーとして優秀な働きをするはずです。 exポケモンだけでなく、 これらのカードプールもチェックしておきましょう。

コレクション要素としてのAR・SR

ポケポケの魅力は対戦だけではありません。 美麗なイラストのコレクションも大きな楽しみです。 「紅蓮ブレイズ」でも、 間違いなくリザードンラインのAR(アートレア)やSAR(スペシャルアートレア)が収録されるでしょう。

大迫力のメガリザードンYが描かれたカードは、 対戦で使わなくても持っているだけで満足感が高いはず。 特に「イマーシブカード(没入感のある演出付きカード)」としてリザードンが登場した場合、 その価値は計り知れません。 リセマラランキングでも即トップに躍り出るでしょう。

ゲットチャレンジで狙うべきカード

無課金・微課金プレイヤーにとって、 「ゲットチャレンジ」は重要なカード入手源です。 もしメガリザードンY exがラインナップに並んだら、 全力で狙いにいきましょう。

また、汎用性の高い「セレナ」や「シトロン」も、 見かけたら優先的に確保すべきです。 exポケモンはパックから引ける確率は低いですが、 ゲットチャレンジなら20%(5分の1)の確率で手に入ります。 イベント期間中は、 フレンドのゲットチャレンジ状況をこまめにチェックすることをお勧めします。

マイナーポケモンたちの活用法

パックには、あまり注目されない「コモン」「アンコモン」のポケモンも多数収録されます。 しかし、彼らの中にも光る原石がいることがあります。

例えば、特殊な状態異常にする技を持っていたり、 特定のタイプに対してダメージが上がる特性を持っていたり。 環境が固まってくると、 トップメタ(最強デッキ)への対策として、 こういったマイナーカードが急浮上することがあります。 「ただのハズレ枠」と思わずに、 テキストを一度しっかり読んでみると、 あなただけのオリジナルデッキのヒントが見つかるかもしれません。

まとめ

今回は「紅蓮ブレイズ」の目玉、 メガリザードンY exを中心に新環境の展望を解説しました。

メガリザードンY exは、 「250ダメージ」という異次元の火力で、 これまでのポケポケの常識を覆すカードです。 デメリットの自傷ダメージこそありますが、 それを補って余りある制圧力を持っています。 間違いなく、次の環境の中心になるでしょう。

一方で、 メガフシギバナexの耐久性能や、 新規トレーナーズによる戦略の広がりも見逃せません。 単なる火力ゲーにならず、 様々なデッキタイプが活躍する面白い環境になることを期待させてくれます。

この記事のポイントをおさらいします。

・ メガリザードンY exは全ポケモンワンパンの最強アタッカー ・ メガシンカ御三家の中ではリザードンが頭一つ抜けている ・ 「セレナ」などのサポートカードが進化デッキの安定感を底上げする ・ 育成コストに見合ったリターンを得られるかが勝敗の鍵

紅蓮ブレイズのリリースまであと少し。 今のうちにパック開封ポイント(砂時計)を貯めて、 最強のリザードンデッキを作る準備をしておきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 あなたのポケポケライフが、 紅蓮の炎のように熱く盛り上がることを願っています!

フォローよろしくお願いします。

[vkExUnit_ad area=after]
ABOUT ME
bananamoon
サブカルチャー情報を総合的に発信しています。主にポケモンGOの攻略情報、おすすめゲームソフトの紹介、雑誌・漫画のサブスクリプションの情報を取り扱います。
PAGE TOP
テキストのコピーはできません。