編集デスク ポケモンカードゲーム攻略ライターの橋本ユアです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、新弾「紅蓮ブレイズ」環境でどのデッキを使えば勝てるのか、具体的なレシピや立ち回りが気になっていると思います。新しいカードやメガシンカが登場し、環境が目まぐるしく変化する中で、自分のプレイスタイルに合った最強デッキを見つけるのは大変ですよね。
この記事を読み終える頃には、最新環境のメタゲームを完全に理解し、あなたにぴったりの最強デッキとその運用方法についての疑問が解決しているはずです。
- 紅蓮ブレイズ環境の覇権デッキ13選を徹底解説
- 大会優勝・上位入賞実績のあるガチ構築レシピを公開
- メガシンカや新ギミックを活かした立ち回りを完全網羅
- 初心者から上級者まで使える環境メタ情報を凝縮
それでは解説していきます。
- 「紅蓮ブレイズ」環境とハイクラスパックの現状分析
- 1. 環境トップを走る耐久の要|メガフシギバナ単デッキ
- 2. 爆速進化で制圧|メガバシャーモ(クイタラン・トリミアン型)
- 3. 速攻の鬼|ダブルサンダース(アグロ型)
- 4. 運命をコインに託す|ミミロップ&ジバコイル
- 5. ハンデスと狙撃のコントロール|メガアブソル&ゲッコウガ
- 6. メガシンカキラー|ジュナイパー(スナイプ型)
- 7. 雷撃の制圧者|新型ジバコイル(ドードリオ軸)
- 8. 一撃必殺の雷鳴|新型ジバコイル(エレザード軸)
- 9. 安定感No.1の王者|メガチルタリス(トリミアン軸)
- 10. 変化自在の蒼き翼|メガチルタリス(ゲッコウガ軸)
- 11. 悪の破壊竜|サザンドラ(モノマネ型)
- 12. 4シーズン覇権の予感|スイクン&ゲッコウガ
- 13. 逃げエネロックの恐怖|エルフーン&アリアドス
- Extra. ロマン砲の極致|メガリザードンY(エンテイ型)
- 編集後記:紅蓮ブレイズ環境の総括
「紅蓮ブレイズ」環境とハイクラスパックの現状分析
まず、具体的なデッキ紹介に入る前に、現在の「ポケポケ(Pokémon Trading Card Game Pocket)」を取り巻く環境について整理しておきましょう。ここを理解しているかどうかで、デッキの選択眼が大きく変わってきます。
メガシンカ環境の到来とスピードの変化
「紅蓮ブレイズ」の実装により、環境は大きく「メガシンカ」を中心に回り始めました。これまでのEXポケモン主体の殴り合いから、進化の手間はかかるものの、決まれば一撃必殺級の火力を出せるメガシンカポケモンが台頭しています。 一方で、その進化の隙を突く「速攻アグロ」タイプのデッキや、進化そのものを妨害・メタるようなデッキも増えており、三すくみの状態が形成されつつあります。
ハイクラスパック再販とその影響
デッキ構築において見逃せないのが、同時期に話題となっている「ハイクラスパック」の存在です。
1パック4枚入りで、4枚目が確定で「最強の遺伝子」から「空飛ぶ導き」までのパックに封入されていた通常EXカードになるという特別な仕様。これにより、これまで入手難易度が高かった汎用サポートカードや、必須級のEXカードが集めやすくなりました。
特に注目なのが「隠しミッション」の存在です。 通常ピカチュウ、「最強の遺伝子」のピカチュウ、「シャイニングハイ」のピカチュウ、そしてハイクラスの★2ピカチュウと★3イマーシブピカチュウ。これらを集めることで、ピカチュウが3匹集まった特別な「隠しエンブレム」が入手可能です。
コレクター要素も強いですが、このパックのおかげで環境に必要なパーツが市場(プレイヤー間)に行き渡り、以前よりも完成度の高いデッキとマッチングする機会が増えています。生半可な構築では勝てない、まさに群雄割拠の時代と言えるでしょう。
1. 環境トップを走る耐久の要|メガフシギバナ単デッキ
まず最初にご紹介するのは、約200人規模の大会で見事優勝を果たした「メガフシギバナ」デッキです。このデッキの特徴は、何と言ってもその圧倒的な「耐久力」と「一点突破」の潔さにあります。
デッキレシピと採用カード解説
| カード名 | 枚数 | 役割 |
|---|---|---|
| フシギダネ | 2 | 初動。確定スタート枠 |
| フシギソウ | 2 | 中継進化。早めに進化したい |
| フシギバナ | 2 | メガシンカへの布石 |
| メガフシギバナ | 2 | メインアタッカー兼タンク |
| 博士の研究 | 2 | ドローソース |
| モンスターボール | 0 | 採用なし(フシギダネ確定のため) |
| きずぐすり | 2 | 基本回復 |
| エリカ | 1 | 草タイプ専用回復 |
| ポケモンセンターのお姉さん | 1 | 大幅回復 |
| マラサダ | 1 | 状態異常回復兼HP回復 |
| ナツメ | 2 | ベンチ呼び出し |
| スピーダー | 1 | いれかえ用 |
※上記は大会実績を基に、安定性を重視して調整した構成案です。
採用のポイント
このデッキの最大の特徴は、ポケモンをフシギバナラインのみに絞っている点です。これにより、初手で必ずフシギダネからスタートでき、事故率を極限まで下げています。 回復カードが合計5枚(きずぐすり、エリカ、お姉さん、マラサダ)採用されており、最大で210ものHPを回復可能。メガフシギバナの高HPと合わせることで、相手の攻撃を何度も受けきりながら戦う「要塞」となります。
基本的な立ち回りと強み
立ち回りは非常にシンプルです。
- 序盤:フシギダネでスタートし、エネルギーを貼りながら「ソウジュ」等の加速手段があれば使い、最速でフシギバナへの進化を目指します。
- 中盤:メガフシギバナに進化。この時点でHPは非常に高くなります。相手の攻撃を受けたら、即座に回復カードを使用してHPを高く保ちます。
- 終盤:「ヘビーメット」等の耐久強化どうぐがあればさらに盤石です。毒と眠りの状態異常を撒きながら、じわじわと相手を追い詰めます。
有利不利の相性
毒込みで130ダメージを出せるため、環境に多いHP140ライン(スイクンなど)に対して非常に強く出られます。一方で、アタッカーが1体しかいないため、「オドリドリ」などを採用した自爆特攻系のデッキや、ベンチ狙撃で逃げられるデッキには苦戦を強いられる可能性があります。しかし、その圧倒的な耐久力で強引に突破することも不可能ではありません。
2. 爆速進化で制圧|メガバシャーモ(クイタラン・トリミアン型)
次にご紹介するのは、670人規模の大型大会で10勝という素晴らしい成績を残している「メガバシャーモ」デッキです。以前から存在したクイタラン型に、トリミアンを採用することで序盤の安定感を増しています。
デッキレシピと採用カード解説
| カード名 | 枚数 | 役割 |
|---|---|---|
| アチャモ | 2 | 初動 |
| ワカシャモ | 2 | 中継 |
| バシャーモ | 2 | 3エネ加速要員 |
| メガバシャーモ | 2 | メインアタッカー |
| クイタラン | 2 | ベンチ狙撃・サブアタッカー |
| トリミアン | 2 | 壁役・序盤の時間稼ぎ |
| 博士の研究 | 2 | ドローソース |
| モンスターボール | 2 | ポケモンサーチ |
| ナツメ | 2 | 呼び出し |
| スピーダー | 1 | いれかえ |
採用のポイント
トリミアンの採用が光ります。HPが高く逃げエネも軽いため、バシャーモが育つまでの壁として最適です。クイタランはベンチに30ダメージを与えることができ、相手の進化前のたねポケモン(ベイビィポケモン)を狩り取る役割を持ちます。
基本的な立ち回りと強み
このデッキの強みは「1-1-3」のエネルギー進行による速攻性能です。 メガバシャーモ自身のスペックが高く、殴り合いになれば環境トップクラスの性能を誇ります。 クイタランで相手のベンチに控えている進化前のポケモンを削り、倒しきれなかった場合でも、後にメガバシャーモの攻撃で倒せる圏内に入れる「お膳立て」が強力です。
あまり複雑な思考を必要とせず、「進化して殴る」というシンプルなプランが強力なため、長時間の大会やランクマッチの周回において、精神的な疲労を軽減できるのも隠れたメリットと言えるでしょう。
3. 速攻の鬼|ダブルサンダース(アグロ型)
「やられる前にやる」を体現したのが、このダブルサンダースデッキです。通常のサンダースとサンダースEXを4枚フル採用し、序盤から高火力を押し付けます。
デッキレシピと採用カード解説
| カード名 | 枚数 | 役割 |
|---|---|---|
| イーブイ | 2 | 進化元・特性で進化サーチ |
| サンダース(通常) | 2 | 1エネ起動・中打点 |
| サンダースEX | 2 | メインアタッカー・高火力 |
| ビリリダマ | 2 | サブアタッカーの種 |
| マルマイン | 2 | エネ加速・自爆特攻 |
| 博士の研究 | 2 | ドロー |
| ナツメ | 2 | 必須 |
| スピーダー | 2 | 逃げ・交代用 |
| 坂木の計画 | 1 | 打点補助 |
採用のポイント
イーブイの特性により、後攻1ターン目からサンダースに進化できる可能性が高いのが最大の強みです。通常サンダースでも約60ダメージを出せるため、相手が進化する前のたねポケモンをワンパンで沈めることができます。
基本的な立ち回りと強み
**「短期決戦」**これに尽きます。 序盤の制圧力は全デッキ中トップクラス。相手の盤面が整う前にサイドを取り切ることを目指します。 逆に、試合が長引くと火力不足になりがちで、高HPのメガシンカポケモンが完成してしまうと突破が困難になります。 「勝つも負けるも早い」ため、ランクマッチで回数をこなしてポイントを盛りたい方には特におすすめです。
4. 運命をコインに託す|ミミロップ&ジバコイル
ギャンブル性が高いものの、ハマれば環境最強デッキすら破壊するポテンシャルを持つのがこのデッキです。
デッキレシピと採用カード解説
| カード名 | 枚数 | 役割 |
|---|---|---|
| ミミロル | 2 | 進化元 |
| ミミロップ | 2 | メインアタッカー・混乱付与 |
| コイル | 2 | 進化元 |
| レアコイル | 2 | 中継 |
| ジバコイル | 2 | コイン判定補助・サブアタッカー |
| 博士の研究 | 2 | ドロー |
| リーシャン | 2 | 初動安定枠 |
| ナツメ | 2 | 呼び出し |
採用のポイント
ミミロップのワザはコインの結果次第で180ダメージというEXポケモン並の火力を出せます。さらに「混乱」効果も付与できるため、ダメージが出なくても相手の行動を阻害できるのが優秀。ジバコイルをベンチに立てることで、このコイントスの試行回数を増やしたり、有利な状況を作り出します。
基本的な立ち回りと強み
理想はリーシャンスタート。ベンチでジバコイルとミミロップを育てます。 ミミロルやコイルスタートになった場合は、壁にしつつベンチ育成を急ぎます。 運の要素が非常に強いため、安定して勝ち続けるのは難しいですが、格上の相手に対しても「運」だけで勝てる可能性があるため、大会の台風の目になる存在です。使っていて非常に楽しいデッキでもあります。
5. ハンデスと狙撃のコントロール|メガアブソル&ゲッコウガ
相手の行動をコントロールし、じわじわと追い詰める玄人好みのデッキです。
デッキレシピと採用カード解説
| カード名 | 枚数 | 役割 |
|---|---|---|
| アブソル | 2 | 進化元・ハンデス |
| メガアブソル | 2 | メインアタッカー・ピーピング |
| ケロマツ | 2 | 進化元 |
| ゲコガシラ | 2 | 中継 |
| ゲッコウガ | 2 | 特性ダメージ・サブアタッカー |
| ダークライ | 1 | サブアタッカー・フィニッシャー |
| アカギ | 2 | 強制入れ替え・手札戻し |
| 博士の研究 | 2 | ドロー |
採用のポイント
メガアブソルのワザ威力は80と控えめですが、サポートカードのトラッシュ効果が強力です。「博士の研究」などを落とせば相手のドローを阻害できます。さらに相手の手札を全て見ることができるため、次のターンに何をしてくるかを予測し、アカギやナツメで的確な妨害を行えます。
基本的な立ち回りと強み
ダークライやゲッコウガの特性「みずしゅりけん」でダメカンをばら撒きつつ、リーシャンなどで序盤を凌ぎます。 後半はメガアブソルで相手の手札を枯らしつつ、盤面をコントロール。 「アカギ」の効果でベンチポケモンを手札に戻させる動きと、アブソルのハンデスがかみ合うと、相手は何もできずに詰みの状態になります。 プレイングスキルが要求されますが、使いこなせれば非常に高い勝率を叩き出せるデッキです。
6. メガシンカキラー|ジュナイパー(スナイプ型)
130人規模の大会で優勝実績あり。「ソウジュ」の追加で強化された、対メガシンカ特化デッキです。
デッキレシピと採用カード解説
| カード名 | 枚数 | 役割 |
|---|---|---|
| モクロー | 2 | 進化元 |
| フクスロー | 2 | 中継 |
| ジュナイパー | 1 | 通常種・EX対策 |
| ジュナイパーEX | 2 | メインアタッカー・狙撃 |
| 博士の研究 | 2 | ドロー |
| ナツメ | 2 | 呼び出し |
| スピーダー | 2 | いれかえ |
採用のポイント
ジュナイパーEXのベンチ狙撃能力を最大限に活かします。メガシンカポケモンは倒されるとサイドを3枚取られるというリスクがありますが、ジュナイパーはその準備段階のたねポケモンや、進化途中のポケモンを狙撃で狩り取ることで、メガシンカそのものを成立させない、あるいは進化してもHPが削れた状態にすることができます。
基本的な立ち回りと強み
最速でジュナイパーへの進化を目指します。 相手がメガシンカデッキの場合、進化前のポケモンに積極的にダメージを与えておきます(進化の布石)。 ジュナイパーEXの狙撃で100ダメージを与えられれば、大抵のたねポケモンは瀕死、あるいはきぜつします。 「オドリドリ」がいる場合は、EXではない通常のジュナイパーを立てることでサイドレースを有利に進めることが重要です。
7. 雷撃の制圧者|新型ジバコイル(ドードリオ軸)
新カード「シトロン」の実装により、大幅に強化された雷タイプのEXデッキです。
デッキレシピと採用カード解説
| カード名 | 枚数 | 役割 |
|---|---|---|
| コイル | 2 | 進化元 |
| レアコイル | 2 | 中継 |
| ジバコイルEX | 2 | メインアタッカー・エネ加速 |
| ドードー | 2 | 進化元 |
| ドードリオ | 2 | サブアタッカー・逃げ0要員 |
| シトロン | 2 | エネ加速サポート |
| 博士の研究 | 2 | ドロー |
採用のポイント
ドードリオを採用することで、逃げエネ0の利便性を活かし、ジバコイルをスムーズにバトル場に出し入れできます。メガシンカ系統のデッキに対して有利を取れる火力を持っていますが、レントラーやサザンドラといった強力な雷・悪タイプ中心のデッキは少々苦手です。
基本的な立ち回りと強み
ジバコイルの特性でエネルギーを加速し、素早く高火力を叩き込みます。ドードリオがベンチにいることで、いつでも交代して状態異常を解除したり、有利対面を作り出す柔軟性が生まれます。雷タイプ特有のスピード感で、相手の準備が整う前に押し切るプレイスタイルが可能です。
8. 一撃必殺の雷鳴|新型ジバコイル(エレザード軸)
ドードリオ型の派生ですが、より攻撃的な構成のデッキです。
デッキレシピと採用カード解説
| カード名 | 枚数 | 役割 |
|---|---|---|
| コイル | 2 | 進化元 |
| レアコイル | 2 | 中継 |
| ジバコイルEX | 2 | メインアタッカー・エネ加速 |
| エリキテル | 2 | 進化元 |
| エレザード | 2 | サブアタッカー・高火力 |
| シトロン | 2 | エネ加速サポート |
| 博士の研究 | 2 | ドロー |
採用のポイント
エレザードはスイクンをワンパンできる火力を持ち、環境に多い水デッキに対して強烈なメタとなります。また、ジバコイルの特性による自傷ダメージ(トラッシュ)のデメリットとも相性が良く、エネルギー効率の良さが光ります。
基本的な立ち回りと強み
ドードリオ型と異なり、サブアタッカーであるエレザード自身が高い戦闘能力を持っています。ジバコイルが倒された後でも戦線維持が可能で、相手の虚を突く一撃を与えることができます。新カードが多めですが、パーツが揃っているなら是非組んでみたいトップティア候補です。
9. 安定感No.1の王者|メガチルタリス(トリミアン軸)
現環境で最も優勝報告が多く、「最強」の呼び声高いデッキです。
デッキレシピと採用カード解説
| カード名 | 枚数 | 役割 |
|---|---|---|
| チルット | 2 | 進化元 |
| チルタリス | 2 | 進化元 |
| メガチルタリス | 2 | メインアタッカー・高耐久 |
| トリミアン | 2 | 壁役・削り |
| ルチア | 2 | サーチ・安定化 |
| モノマネむすめ | 1 | ドロー・事故回避 |
| ゴツゴツメット | 2 | 反射ダメージ |
採用のポイント
「ルチア」によるドロー加速と、「トリミアン」+「ゴツゴツメット」による遅延・削り性能が驚異的です。相手が攻めあぐねている間に、ベンチで着実にメガチルタリスを完成させます。
基本的な立ち回りと強み
リーシャンやトリミアンでスタートし、時間を稼ぎます。 ゴツゴツメットを持たせたトリミアンは、相手の攻撃を受けるだけでダメージを返し、相手のHPをメガチルタリスの圏内に入れます。 メガチルタリスが完成すれば、その耐久と火力で一気に制圧します。 先行でチルットスタートになってしまった場合のみテンポロスが発生しますが、それを差し引いても余りある安定感が魅力。
10. 変化自在の蒼き翼|メガチルタリス(ゲッコウガ軸)
こちらは新パック実装前から活躍していた、ゲッコウガを採用したバリエーションです。
デッキレシピと採用カード解説
| カード名 | 枚数 | 役割 |
|---|---|---|
| チルット | 2 | 進化元 |
| チルタリス | 2 | 進化元 |
| メガチルタリス | 2 | メインアタッカー |
| ケロマツ | 2 | 進化元 |
| ゲコガシラ | 2 | 中継 |
| ゲッコウガ | 2 | 特性ダメ・サブアタッカー |
| ルチア | 2 | サポート |
| 博士の研究 | 2 | ドロー |
採用のポイント
トリミアンのような壁役はいませんが、ゲッコウガの「みずしゅりけん」による遠隔攻撃で、相手のベンチポケモンを削ることができます。メガチルタリスのワザで倒し損ねた相手を、特性で追撃してきぜつさせるコンボが強力です。新カードなしで組めるため、既存プレイヤーにも優しい構築となっています。
11. 悪の破壊竜|サザンドラ(モノマネ型)
2進化ポケモンでありながら、驚異的なスピードで起動するパワーデッキです。
デッキレシピと採用カード解説
| カード名 | 枚数 | 役割 |
|---|---|---|
| モノズ | 2 | 進化元 |
| ジヘッド | 2 | 中継 |
| サザンドラ | 2 | メインアタッカー・エネ加速特性 |
| メガアブソル | 1 | サブプラン |
| モノマネむすめ | 2 | 必須ドローソース |
| 博士の研究 | 2 | ドロー |
採用のポイント
サザンドラは特性により、進化したターンに手札からエネルギーを貼り付けて即攻撃が可能。130ダメージという、非EX・非メガシンカとは思えない超火力を叩き出します。 これを支えるのが「モノマネむすめ」。手札事故を防ぎ、進化パーツを確実に引き込む安定剤となります。
基本的な立ち回りと強み
サザンドラやリーシャンでスタート。 2進化特有の重さはありますが、一度立ってしまえばその火力で相手を圧倒できます。 これまで環境にいたギラティナやダークライデッキが減ったのは、このサザンドラの圧倒的なパワーと安定感に押された結果とも言えるでしょう。
12. 4シーズン覇権の予感|スイクン&ゲッコウガ
新弾環境でも全く衰えない、むしろ評価を上げているのがこの水タイプデッキです。
デッキレシピと採用カード解説
| カード名 | 枚数 | 役割 |
|---|---|---|
| スイクン | 2 | 壁・エネ加速・アタッカー |
| ケロマツ | 2 | 進化元 |
| ゲコガシラ | 2 | 中継 |
| ゲッコウガ | 2 | 特性ダメ・アタッカー |
| カスミ | 2 | エネ加速(運要素) |
| イエッサン | 1 | 回復・サポート |
| アカギ | 1 | 妨害 |
採用のポイント
イエッサンをピン刺しすることで、耐久力がさらに向上しました。 スイクンの特性でバトル場とベンチをくるくると入れ替えながら、ゲッコウガの「みずしゅりけん」でチクチクとダメージを稼ぎます。
基本的な立ち回りと強み
「負けない戦い」が得意です。 スイクンを壁にしてドローを進め、裏でゲッコウガを育てます。 旧ゲッコウガのコンボで120ダメージを出せるため、火力も意外と馬鹿になりません。 アカギとのコンボで進化前を潰す動きは、現環境のメガシンカデッキに対しても有効なアンチテーゼとなります。
13. 逃げエネロックの恐怖|エルフーン&アリアドス
1100人規模の大会で準優勝。新パックで評価が一変した、テクニカルなデッキです。
デッキレシピと採用カード解説
| カード名 | 枚数 | 役割 |
|---|---|---|
| モンメン | 2 | 進化元 |
| エルフーン | 2 | メインアタッカー・火力変動 |
| イトマル | 2 | 進化元 |
| アリアドス | 2 | 特性:逃げエネ増加 |
| カミツルギ | 1 | サブアタッカー・切り込み隊長 |
| ソウジュ | 1 | エネ加速・安定化 |
採用のポイント
アリアドスの特性「相手の逃げエネルギーを1つ増やす」と、エルフーンのワザ「相手の逃げエネルギー×30ダメージ追加」のシナジーが凶悪です。 アリアドスが2体並べば逃げエネが+2され、エルフーンの火力は跳ね上がります。
基本的な立ち回りと強み
カミツルギでスタートし、相手のベイビィポケモンを威圧します。 ベンチでアリアドスとエルフーンを育成。 逃げエネ1のポケモンなら100ダメ、2なら130ダメ、3なら160ダメと、相手が重いポケモンであればあるほど火力が上がります。 さらに逃げエネを増やすことで、相手は入れ替えが困難になり、実質的なロック状態に陥ります。リーシャンなどの逃げエネ0ポケモンも動けなくなるため、妨害性能はピカイチです。
Extra. ロマン砲の極致|メガリザードンY(エンテイ型)
最後に、前評判ほどの爆発的なシェアではありませんが、大会優勝実績もある「ワンパン」デッキを紹介します。
デッキレシピと採用カード解説
| カード名 | 枚数 | 役割 |
|---|---|---|
| ヒトカゲ | 2 | 進化元 |
| リザード | 2 | 中継・特性加速 |
| リザードン | 2 | メガシンカ元 |
| メガリザードンY | 2 | 全ポケモンワンパン火力 |
| エンテイ | 2 | ドロー・エネ加速補助 |
| フレイムパッチ | 2 | エネ加速 |
| 博士の研究 | 2 | ドロー |
採用のポイント
エンテイと組むことでドローを安定させます。リザードの特性でエネ加速し、そのままメガリザードンYへ。 その火力は凄まじく、環境に存在するほぼ全てのポケモンを一撃で葬り去ります。
基本的な立ち回りと強み
エンテイスタートが絶対条件に近いです。 エンテイのドロー効果でパーツを集め、リザードンを育てます。 1匹倒してサイドを取り、最後に出てきたEXやメガシンカをメガリザードンYで吹き飛ばしてフィニッシュ。これが決まれば爽快感は随一。 ただし、エンテイでスタートできなかった時のテンポロスが激しく、事故率が高いのが玉に瑕です。
編集後記:紅蓮ブレイズ環境の総括
ここまで、13種類の強力なデッキ(+α)を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
「紅蓮ブレイズ」環境は、メガシンカという強力な軸が登場したことで、「いかに早くメガシンカを完成させるか」、あるいは**「いかに相手のメガシンカを妨害するか(進化前を狩るか)」**という明確な対立構造が出来上がっています。
デッキ選びの指針
- 安定して勝ちたい人:メガチルタリス、スイクンゲッコウガ
- 高耐久でじっくり戦いたい人:メガフシギバナ
- 速攻で試合を回したい人:ダブルサンダース、メガバシャーモ
- テクニカルな動きが好きなら:エルフーンアリアドス、メガアブソル
- 一発逆転のロマン派:ミミロップジバコイル、メガリザードンY
自分のプレイスタイルや、手持ちのカード資産(ハイクラスパックで引けたカードなど)と相談しながら、ぜひ自分だけの最強デッキを組み上げてみてください。 まだ環境は始まったばかり。ここで紹介したデッキ以外にも、新たなメタデッキが誕生する可能性は十分にあります。
この記事が、あなたのポケポケライフをより充実させる一助になれば幸いです。
筆者情報
橋本ユア フリーランスのトレカ攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いトレカに携わるが、主にポケカ、遊戯王、ワンピ、デュエマを得意とする。特にポケカが好きで、総課金額は1,000万円以上。自称リーリエの旦那。柔らかい語り口ながら、ガチプレイヤー視点での鋭い分析に定評がある。



















