編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、本日リリースされたポケポケの待望の新拡張パック「紅蓮ブレイズ」が気になっていると思います。 特に、SNSでも話題沸騰中の「イマーシブ枠」の正体や、環境を激変させると噂のメガシンカポケモンの性能について、正確な情報を求めていることでしょう。 私自身、リリースと同時にログインし、貯めに貯めたパック開封ポイントを全て解放して、上限である120パックの開封検証を行いました。
この記事を読み終える頃には、イマーシブ枠の演出の凄さから、引くべきカードの優先順位、そしてこれからのランクマッチ環境がどう変わるのかという疑問が解決しているはずです。
- イマーシブ枠は「メガリザードンX」で確定し青い炎の演出と物語性が圧巻である
- メガリザードンYの攻撃力250は既存の全ポケモンを一撃で葬る環境破壊性能を持つ
- 新特性「イグニッション」を持つリザードなど中間進化ポケモンが勝敗の鍵を握る
- クラウン枠にはポケモンの他に意外なトレーナーズカードが含まれている可能性がある
それでは解説していきます。
【ポケポケ 紅蓮ブレイズ】イマーシブ枠はメガリザードンXで確定か|120パック開封結果
ついにリリースの時を迎えた「紅蓮ブレイズ」。 事前のリーク情報やPV考察で界隈は持ちきりでしたが、百聞は一見に如かず。 ゲーム評論家として、そして一人のプレイヤーとして、真実を確かめるべく120パック(カード600枚分)の開封を敢行しました。 ここでは、その結果判明したイマーシブ枠の詳細と、気になる封入率について、生のデータを基に解説します。
イマーシブ枠の正体と演出詳細:青き炎の覚醒
結論から申し上げますと、本パックの顔とも言えるイマーシブ(Immersive)枠は、「メガリザードンX」で間違いありません。 開封が進み、90パック目に差し掛かったあたりで、通常の虹色の輝きとは一線を画す、深淵のようなオーラを纏ったカードが出現しました。
これまでのイマーシブカード(ピカチュウやミュウツー)は、ポケモンたちの生態や世界観を広く見せる「空間的没入感」が特徴でした。 しかし、今回のメガリザードンXは趣が異なります。 カードをタップした瞬間に始まる映像は、まるで映画のクライマックスシーンのようです。 薄暗いフィールドで、一匹のリザードンがメガストーンとの共鳴を果たし、身体が黒く染まり、口から青白い炎が溢れ出す。 そのプロセスが、極めて高い解像度のアニメーションで描かれています。
特筆すべきは、その「青い炎」の表現です。 通常の炎タイプ=赤という常識を覆す、高温で焼き尽くすような青。 原作『ポケットモンスター X・Y』で初登場した際の衝撃が、スマホの画面上でより鮮烈に蘇ります。 ヒトカゲからの進化の系譜を感じさせる演出も含まれており、単なる強キャラカードとしてだけでなく、リザードンという種の到達点を示すアートワークとして完成されています。 このカードを引けた時の脳汁が出る感覚は、他のTCGでは味わえないポケポケならではの体験と言えるでしょう。
クラウンレアの衝撃:まさかの「装熟エキス」説を検証
イマーシブと双璧をなす最高レアリティ「クラウンレア」。 金色の豪華な装飾が施されたこの枠には、誰もが納得する最強のポケモンが鎮座するものと思われていました。 しかし、今回の開封検証と複数の有力な情報ソースを照らし合わせると、驚愕の事実が浮上しました。
なんと、クラウン枠の一つとしてグッズカード「装熟エキス」が採用されている可能性が極めて高いのです。 「装熟エキス」は、進化ポケモンを即座に進化させる効果を持つ(あるいは進化ターンを短縮する)強力なグッズですが、まさかそれが最高レアリティの枠を消費して登場するとは、多くのプレイヤーにとって予想外だったはずです。
開封時、金色の確定演出に胸を躍らせたプレイヤーが、現れた「装熟エキス」を見てどのような反応をするか。 「ハズレ枠」と嘆く声も聞こえてきそうですが、実はこのカード、対戦環境においては非常に重要な意味を持ちます。 デッキの全てのカードを高レアリティで統一したい「フルレアリティ勢」にとっては、グッズの金枠は喉から手が出るほど欲しい逸品。 また、ネタ枠としての存在感も抜群で、SNSでの拡散力も高いでしょう。 ちなみに、もう一つのクラウン枠として「ギルガルド」の名前も挙がっていますが、こちらは前弾のデータ混入やバグの可能性もあり、現時点では「リザードン関連」か「装熟エキス」が有力候補です。
メガリザードンYの圧倒的性能:250ダメージの暴力
イマーシブの美しさに目を奪われがちですが、実戦(ランクマッチ)において最も警戒すべきは「メガリザードンY」です。 開封でこのカードを引き当て、そのテキストを確認した瞬間、背筋が凍りました。 技のダメージ数値、そこに記されていたのは「250」という数字です。
この数字がいかに異常か、ポケポケをプレイしている方なら理解できるでしょう。 現在環境トップの耐久力を誇る「フシギバナex」や「カメックスex」のHPでさえ、一撃で吹き飛びます。 「進化してHPが増えたから安心」というこれまでの常識は通用しません。 メガリザードンYの攻撃が通れば、相手はきぜつ確定。 これは「ダメージレース(殴り合い)」の概念を否定し、「処刑」に近い一方的な展開を生み出します。
もちろん、メガシンカにはコストがかかります。 しかし、250ダメージという決定力は、そのコストを支払ってでもお釣りが来るレベルです。 「出されたら負け」。 そう思わせるだけの圧力が、この一枚には込められています。 もし開封でこのカードを引けたなら、あなたは即座に環境の支配者側へと回ることができるでしょう。
色違いカードの封入率とラインナップ:ルナーラとシルバディ
今回の「紅蓮ブレイズ」には、事前の告知にはなかったサプライズ要素として「色違いポケモン」がシークレット封入されています。 私の120パック開封の結果、幸運にも「ルナーラ」と「シルバディ」の色違いを入手することができました。
色違いルナーラは、神秘的な紫色から一変、鮮血のような深い赤色に染まっています。 「ブラッドムーン」を連想させるその姿は、美しさと共に畏怖を感じさせ、対戦相手に対する精神的なプレッシャーとしても機能するでしょう。 一方のシルバディは、人工ポケモンらしい無機質さに、神々しい金や緑のアクセントが加わり、タイプ:ヌルの進化系としての風格が漂っています。
気になる封入率ですが、これはかなり渋い設定になっているようです。 120パック(600枚)開けて2枚。 単純計算で0.3%程度の確率です。 これは狙って出せる数字ではなく、完全に運の世界。 しかし、それだけに価値は高く、コレクター市場では通常のexカードの数倍のレートで取引されることになるでしょう。 図鑑コンプリートを目指す修羅の道が、ここに開かれました。
120パック開封の内訳データ:偏りと「愛され」
120パックという決して少なくない数を一度に開封して見えてきたのは、排出の「偏り」です。 これはデジタルのTCG特有の現象かもしれませんが、特定のアカウントに対して特定のカードが極端に出やすくなる、いわゆる「愛され」現象が発生しました。
私の場合は、「キマワリ」と「フシギソウ」でした。 パックを剥くたびに彼らが笑顔で飛び出してくるのです。 「またお前か」とツッコミを入れたくなるほどでしたが、裏を返せば、これだけ被るということは、デッキに複数枚積むことが容易であるということ。 逆に、狙っていた「カメックス」系統は絶望的に出ず、120パックでようやく1枚という結果に。 この偏りは、トレード機能が重要になることを示唆しています。 自分にとっての「ハズレ(被り)」が、誰かにとっての「大当たり」になる。 そういったエコシステムが機能するまでは、自力での引きに一喜一憂することになりそうです。
排出率から見る「当たり」の難易度
総括すると、「紅蓮ブレイズ」における「当たり」を引く難易度は、過去のパックと比較しても高いと言わざるを得ません。 カードの種類が増え、さらに色違いやイマーシブといった特殊枠が追加されたことで、一点狙いの確率は下がっています。
星2(SR)以上のカードが出る確率は、体感で15〜20パックに1枚程度。 無課金プレイヤーであれば、1週間〜2週間に一度の楽しみといったところでしょうか。 しかし、その貴重な枠ですら、狙ったポケモンが出るとは限りません。 イマーシブのメガリザードンXを引くためには、運を天に任せるか、あるいは天井までポイントを貯める覚悟が必要です。 それでも、あの青い炎を見た時の感動は、それまでの苦労を全て吹き飛ばすだけの力を持っています。
紅蓮ブレイズ収録カードの徹底評価と環境考察
開封結果の興奮を落ち着かせ、ここからはゲーム評論家として、収録カードの性能を冷静に分析していきます。 「数字は嘘をつかない」。 テキストに書かれた情報を読み解き、これからのポケポケ環境がどう変化していくのかをシミュレーションします。
環境トップ候補:メガリザードンYデッキ
次期環境において、Tier1(最強格)の筆頭候補は間違いなく「メガリザードンY」デッキです。 理由は単純明快、「火力がインフレしているから」です。 しかし、強いのはメガシンカ体だけではありません。 進化前の「リザード」に与えられた新特性「イグニッション」が、このデッキを支える屋台骨となります。
この特性は、「手札から出して進化した時、エネルギーゾーンから炎エネルギーを加速する」というもの。 これまで、炎タイプは「ファイヤーex」の運任せのエネ加速に頼らざるを得ませんでした。 しかし、リザードの特性は確実性があります。 2ターン目にリザードに進化し、特性でエネ加速+手貼りで2エネ確保。 3ターン目にはメガシンカして攻撃開始。 このスムーズなマナカーブ(エネルギーの供給曲線)こそが、メガリザードンYデッキの真の強さです。
250ダメージというオーバーキルな火力は、相手の耐久プランを崩壊させます。 「きずぐすり」で回復して粘る?無駄です。一撃で死ぬのですから。 このデッキへの対策は、「やられる前にやる」か「水タイプで弱点を突いて瞬殺する」しかありません。 環境の中心(メタゲームの中心)には、常にこの黒いドラゴンが居座ることになるでしょう。
意外な伏兵:フシギバナ&フシギソウの加速性能
リザードンの影に隠れがちですが、草タイプの強化も見逃せません。 特に「フシギソウ」が優秀です。 こちらもリザード同様、進化時に草エネルギーを加速する能力を持っているようです。 これにより、重いエネルギーコストが必要だった「フシギバナex」の運用が劇的に楽になります。
フシギバナexは、高いHPと回復能力を持ち、さらに相手を状態異常にする搦め手も得意です。 ここにエネ加速というスピードが加われば、要塞のようなデッキが完成します。 そして何より重要なのが、環境トップになると予想される「水タイプ」に対して有利を取れる点です。 リザードンを倒すために水デッキが流行れば、その水デッキを狩るためにフシギバナが輝く。 この三すくみの関係において、フシギバナは「環境のバランサー」としての役割を担うことになります。 私が大量に引いたフシギソウたちは、決して無駄にはならないでしょう。
耐久の要:メガハガネールとカメールの特性
防御面で特筆すべきは、「メガハガネール」と「カメール」です。 メガハガネールは鋼タイプ。 その特徴は「圧倒的な物理耐久」にあります。 技の効果で「受けるダメージを軽減」したり、「弱点を消す」ことができるため、メガリザードンYの250ダメージすら耐えきる可能性があります。 TCGにおいて「一発耐える」というのは、反撃のチャンスが生まれることを意味し、勝率に直結します。 地味ですが、玄人好みのコントロールデッキとして大成する予感があります。
一方のカメールは、特性「こうらシールド(仮)」によって、「ベンチにいる限り技のダメージを受けない」という鉄壁の守りを手に入れました。 これは、「ゲッコウガex」や「カイリュー」などのベンチ狙撃技を持つポケモンに対する完全なアンチカードです。 進化前の弱いカメールが狙い撃ちされる事故を防げるため、安心してカメックスへと繋げることができます。 水デッキの安定性を底上げする、いぶし銀の活躍を見せるでしょう。
サポートカード革命:シトロンとセレナの使い道
トレーナーズカードも新時代の幕開けです。 「シトロン」は、電気タイプデッキの救世主となるでしょう。 「レアコイル」や「ジバコイル」といったポケモンをサーチ、あるいはトラッシュから回収する効果であれば、これまでのピカチュウデッキの弱点だった「息切れ」や「手札事故」をカバーできます。 ピカチュウexとライチュウ、そしてシトロンを組み合わせた「シン・雷デッキ」が生まれるかもしれません。
そして「セレナ」。 効果は「山札からメガシンカポケモンをサーチする」といった類のものでしょう。 これはメガシンカデッキにおける生命線です。 進化先が引けずに負けるという「進化事故」を未然に防ぎます。 さらに、セレナのSR(星2)イラストのアドバンテージは計り知れません。 ポケカ界隈における「女の子SR」の需要は絶対的です。 性能の高さとイラストの良さが相まって、トレード市場では常にトップレアとして君臨することになるでしょう。
新特性「イグニッション」リザードの汎用性
ここでリザードの特性について、もう少し深掘りしてみましょう。 「イグニッション」の真価は、その汎用性にあります。 もしこの特性が「リザードン」以外にもエネルギーをつけられるとしたら? 例えば、「ファイヤーex」や、今後登場するであろう他の炎アタッカーのエネ加速要員として出張させることができます。 「進化させるだけでエネルギーが増えるグッズ」のような扱いができるのです。
これはデッキ構築の幅を大きく広げます。 これまでは「エネ加速=ファイヤーexかスターミーex」と選択肢が限られていましたが、これからは「リザードラインを採用する」という選択肢が生まれます。 2進化デッキ特有の「重さ」を、「速さ」へと変換するこの特性は、今後の炎デッキの標準搭載スペックとなるはずです。
ゼルネアス・イベルタル(予想含む)の影響力
パッケージを飾る伝説のポケモン、ゼルネアスとイベルタル。 彼らはメガシンカはしませんが、「たねポケモン」としての利便性があります。 私が引いたゼルネアスは、おそらくフェアリー(ゲーム内では超タイプ?)のエネルギー加速技「ジオコントロール」を持っています。 自分の場のポケモン全員にエネルギーを配るような効果であれば、後続の育成が一気に進みます。
一方のイベルタルは、相手のエネルギーを利用する「イビルボール」のような技を持っている可能性があります。 相手がエネルギーを溜めれば溜めるほど威力が上がる技であれば、エネ加速が横行する新環境において強烈なカウンターとして機能します。 メガシンカポケモンが準備に時間をかけている間に、これらの伝説ポケモンで奇襲をかける。 そんな「スピード重視の伝説デッキ」も、環境の一角に食い込んでくるでしょう。
イマーシブ「メガリザードンX」のコレクション価値
最後に、イマーシブ「メガリザードンX」の資産価値について。 ポケポケのアカウント価値を決定づけるのは、間違いなくこのカードの所持枚数になります。 リザードンというキャラ人気、青い炎という特別なビジュアル、そしてメガシンカという最強のギミック。 全ての要素が「高騰」を示唆しています。
特に、今後実装されるであろう「トレード機能」において、このカードは通貨代わりになる可能性があります。 「メガリザX出します、求)〇〇」という募集があれば、ほとんどのカードと交換が成立するでしょう。 ゲーム内資産として、これほど安定した投資対象はありません。 もしリセマラをしているなら、このカードが出るまで粘る価値は十分にあります。
ポケポケ環境はどう変わる?新デッキ構築案
「紅蓮ブレイズ」のカードを使った、具体的かつ実践的なデッキ構築案をいくつか提示します。
メガリザードンY軸:速攻&高火力型
コンセプト: 「火力こそ正義」。 リザードの特性で加速し、最速3ターン目にメガシンカ。250ダメージ連打でゲームエンドを狙う。
採用カード候補:
- ヒトカゲ x2
- リザード x2
- リザードン x2
- メガリザードンY x2
- ファイヤーex x2
- 博士の研究 x2
- モンスターボール x2
- セレナ x2
- スピーダー x2
立ち回り: 序盤はファイヤーexを壁にしてエネ加速。 ベンチでリザードを育て、イグニッション発動。 準備ができ次第、スピーダーでファイヤーを下げてメガリザードンY降臨。 あとは殴るだけです。シンプルにして最強。
フシギバナ軸:耐久&エネ加速型
コンセプト: 「不落の要塞」。 フシギソウで加速し、フシギバナexの高HPと回復で相手を詰ませる。
採用カード候補:
- フシギダネ x2
- フシギソウ x2
- フシギバナex x2
- エリカ x2
- ナッシーex x1(サブアタッカー)
- きずぐすり x2
立ち回り: リザードンデッキに対抗するためのメタデッキ。 水タイプデッキに対しては無類の強さを誇ります。 ダメージを受けたらエリカときずぐすりで回復。 相手のライブラリアウト(山札切れ)を狙う持久戦も可能です。
シトロンコントロール:レアコイル活用術
コンセプト: 「盤面支配」。 シトロンでレアコイルを使い回し、必要なカードやエネルギーを常に手札にキープする。
採用カード候補:
- コイル x2
- レアコイル x2
- ジバコイル x1
- ピカチュウex x2
- シトロン x2
- マチス x1
立ち回り: テクニカルな動きが好きな玄人向け。 シトロンの効果を最大限活用し、相手の予測を裏切る手札から奇襲をかけます。 ピカチュウexをフィニッシャーとして採用することで、決定力も確保。
メガミミロップ:運ゲー枠か実力枠か
コンセプト: 「ワンチャン掴み取れ」。 コイン技の高火力を押し付け、格上相手にジャイアントキリングを狙う。
考察: 私の開封でも出たメガミミロップ。 コインオモテで大ダメージという技は不安定ですが、ハマった時の爆発力はメガリザードン級。 ランクマッチで格上のデッキと当たった時、あえてこの運ゲーを仕掛けるのも一つの戦略です。 特に、ピカチュウexの弱点である闘タイプ(格闘タイプ)を持っている点が優秀で、環境メタとして機能します。
無課金プレイヤーが目指すべきデッキ
「カメックス・フリーザーデッキ」
無課金・微課金の方は、EXやSRを大量に必要とするメガリザードンデッキを組むのは厳しいかもしれません。 そこでおすすめなのが、既存の強力な水タイプカード(フリーザーex、カスミ)に、新弾のカメール・カメックスを組み込む形です。
カメールの「ベンチバリア」があるおかげで、ベンチ狙撃に怯えることなくカメックスを育成できます。 そして何より、環境に増えるであろう炎タイプ(リザードン)に対して弱点を突けるのが最大のメリット。 「流行りのデッキをメタる」ことこそ、資産の少ないプレイヤーが勝つための最善策です。
既存Tier1(ピカチュウ・ミュウツー)との相性
- VS ピカチュウex: メガリザードンYはHPが高く、ピカチュウの攻撃を数発耐えます。 しかし、進化前のヒトカゲを狙われると脆い。 先に進化できるかどうかのスピード勝負になります。
- VS ミュウツーex: ミュウツーのサイコドライブ(150ダメ)ではメガリザードンY(HP推定250前後)を倒せません。 一方、メガリザードンYの攻撃はミュウツーを一撃で倒します。 相性関係が逆転しました。これからはミュウツー側が逃げ回る番です。
まとめ
今回の「紅蓮ブレイズ」120パック開封検証と環境考察をまとめます。
- イマーシブ枠は「青い炎のメガリザードンX」。演出・強さ・人気すべてが最高峰。
- メガリザードンYは250ダメージという異次元の火力を持ち、環境を破壊しに来ている。
- **クラウン枠には「装熟エキス」**というジョーカーが含まれている可能性がある。
- リザード(イグニッション)、フシギソウ、カメールら中間進化の特性がデッキの安定感を底上げする。
- シトロン、セレナといったサポートカードが、それぞれのタイプのデッキをTier1へ押し上げる。
「紅蓮ブレイズ」は、これまでのポケポケの常識を覆すパワーカードの博覧会です。 リザードン推しの方は迷わずパックを剥くべきですし、そうでない方も環境についていくためには新カードの把握が必須です。 私自身、120パックではコンプリートには程遠い結果でしたが、得られたデータとイマーシブの感動はプライスレスでした。
この記事が、あなたのパック開封の参考、そしてデッキ構築のヒントになれば幸いです。 さあ、新しい環境が始まりました。 私もこれから生成ポイントで足りないパーツを揃え、ランクマッチの頂点を目指してきます。
筆者情報
桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドボックス系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。ポケポケではリリース初日から毎日ログインし、独自の理論でデッキを構築する理論派プレイヤー。今回の開封でリザードンへの愛が深まった。






