編集デスク テーマパーク攻略ライターの綾波アスカです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、話題のポケパーク カントーに行ってみたいけれど、チケット代が複雑で結局いくらなのか、安く済ませるにはどうすればいいのかが気になっていると思います。
引用 : 公式HP
この記事を読み終える頃には、あなたの予算と目的に合った最適なチケット選びの疑問が解決しているはずです。
- ポケパークへの最安入場価格は大人4700円だが2026年夏まで待つ必要がある
- 開業時の実質的な最安値は大人7900円のトレーナーズパスである
- 安価なチケットでもカヤツリタウンでの買い物やショーは無制限に楽しめる
- よみうりランドへの入園料も含まれているため総合的なコスパは非常に高い
それでは解説していきます。
ポケパーク カントーのチケット価格体系と最安値の真実
多くのポケモントレーナーたちが待ち望んだ、夢のような空間「ポケパーク カントー」。2026年2月5日の開業を前に、私の元にも毎日のようにチケットに関するDMが届きます。特に多いのが「結局、いくら払えば入れるの?」「一番安いチケットで何ができるの?」という質問です。
引用 : 公式HP
結論から申し上げますと、公式に発表されている価格の中で**最も安い金額は「4,700円(大人)」**です。しかし、ここには大きな落とし穴があります。この最安値チケットは、開業当初には販売されないのです。
ここでは、複雑なチケット体系を整理し、あなたが実際に支払うべき金額の「リアル」を解き明かしていきます。
開業時の最安値と将来的な最安値の違い
まず、頭に入れておくべきなのは、ポケパーク カントーのチケットには「時期」と「種類」によって価格が変動するダイナミックプライシング制に近い仕組みが導入されているという点です。そして、チケットの種類自体が、時期によって販売開始タイミングが異なります。
現状発表されている最安値「4,700円(タウンパス)」は、2026年の夏頃に販売開始予定となっています。つまり、2月の開業からゴールデンウィーク、そして初夏にかけての期間に遊びに行きたいと考えている方にとって、この価格は適用されません。
では、開業時(2026年2月5日以降)に入場するための**「現時点での最安値」はいくらなのか。それは「7,900円(トレーナーズパス)」**となります。
「4,700円だと思っていたのに、倍近くするじゃないか!」と思われるかもしれません。しかし、この価格差には明確な理由と、体験できるエリアの決定的な違いがあります。安さだけで選んで後悔しないためにも、この「3,000円以上の差」が何を生むのかを理解することが、攻略の第一歩です。
チケット3種類の価格比較表
言葉だけで説明していてもイメージしづらいと思いますので、現在判明している3つのチケット種別について、価格と特徴を比較してみましょう。
| チケット種別 | 大人料金 | 子供料金 | シニア料金 | 障がい者割引 | 販売開始時期 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| タウンパス | 4,700円〜 | 2,800円〜 | 4,200円〜 | 2,800円〜 | 2026年夏頃 | 最安値。カヤツリタウンのみ入場可。森には入れない。 |
| トレーナーズパス | 7,900円〜 | 4,700円〜 | 7,100円〜 | 4,700円〜 | 2026年2月5日 | 標準タイプ。森への入場は1回(時間指定)、タウンは無制限。 |
| エリートトレーナーズパス | 14,000円〜 | 11,000円〜 | 13,500円〜 | 11,000円〜 | 2026年2月5日 | VIP待遇。森・タウン共に入場自由。優先レーンや特典付き。 |
表を見ていただければ分かる通り、価格は「〜」という表記になっています。これは日によって価格が変動することを意味しています。平日と休日、繁忙期では価格が異なる可能性が高いため、7,900円はあくまで「最低価格」であり、週末などはさらに高くなることを見込んでおく必要があります。
よみうりランド入園料との兼ね合い
ここで忘れてはならない重要なポイントがあります。それは、**「すべてのチケットによみうりランドの入園料が含まれている」**という事実です。
ポケパーク カントーは、よみうりランド遊園地内の敷地(未利用エリア含む)に作られています。通常、よみうりランドに入るだけでも入園料(大人1,800円程度)がかかります。しかし、ポケパークのチケットを持っていれば、よみうりランド自体のゲートも通過でき、ポケパーク以外の遊園地エリアも散策できるのです。
これを考慮すると、実質的な「ポケパーク代」は、チケット価格から1,800円を引いた額と考えることもできます。 例えば、7,900円のトレーナーズパスであれば、実質約6,000円でポケモンの世界と遊園地の両方を楽しめることになります。
「ただ高いだけ」と感じていたチケット代も、既存の遊園地利用権込みだと考えれば、テーマパークの価格設定としては決して法外なものではないことが見えてきます。特に、アトラクションに乗らず雰囲気だけを楽しむ派の人にとっては、よみうりランドのイルミネーション「ジュエルミネーション」の時期などと重なれば、そのバリューは跳ね上がります。
最安値「タウンパス」で体験できること・できないこと
では、2026年夏に登場予定の最安値チケット「タウンパス(4,700円〜)」に焦点を当ててみましょう。「安いからこれでいいや」と安易に決める前に、このチケットで「何ができて、何ができないのか」を完璧に把握しておく必要があります。なぜなら、このチケットは「入場制限」が非常に厳しいからです。
引用 : 公式HP
カヤツリタウンエリアの魅力
タウンパスで入場できるのは、主に「カヤツリタウン」というエリアと「ポケパークエントランス広場」です。ここは、人間とポケモンが共存する街をイメージして作られています。
私が取材で感じたカヤツリタウンの魅力は、その「生活感」にあります。単なるショップエリアではなく、そこにはポケモンたちの息遣いがあるのです。
例えば、「ポケモンだいすきショップ」や「ポケモントレーナーズマーケット」などのグッズショップが立ち並んでいます。ここでは、カチューシャやぬいぐるみキャップなどの「身につけグッズ」を購入できます。パークに入ったらまず形から入りたいタイプの人には、このエリアだけでも十分な満足感が得られるでしょう。
また、街の中には「ポケモンセンター」も存在します。ゲームの中で何度も利用したあの回復スポットです。実際にポケモンを預けて回復してもらう演出(モニターに自分の預けたポケモンが映し出されるなど)を見ることができるかもしれません。
さらに、アトラクションとして「ブイブイヴォヤージュ」というメリーゴーランドがあります。これはイーブイとその進化形たちがモチーフになったライドで、ギャロップやポニータが引く馬車や、風船付きのソラトブイスなどに乗ることができます。激しい絶叫系ではなく、世界観に浸るタイプのアトラクションなので、タウンパスの主なターゲット層(おそらくライト層や家族連れ)にはぴったりです。
ポケモンフォレストへの入場不可という制約
タウンパス最大のデメリット、それは**「ポケモンフォレストには一切入れない」**という点です。ここが、7,900円のトレーナーズパスとの決定的な違いです。
ポケモンフォレストは、広大な森の中に600匹以上のポケモンが生息している、ポケパーク カントーの心臓部とも言えるエリアです。草むら、トンネル、山道など、約500メートルのコースを歩きながら、野生のポケモンの生態を観察する。これこそが、このテーマパークの真骨頂です。
タウンパス購入者は、この森へのゲートをくぐることができません。つまり、「野生のピカチュウが木の実を食べている姿」や「草むらに隠れるナゾノクサ」、「木の上から見下ろすコクーン」といった、リアルな生態観察体験はすべて諦めることになります。
「グッズが買えて、雰囲気が楽しめればいい」という方にはタウンパスは最高の選択肢ですが、「ポケモンの世界に入り込んで冒険したい」という方にとって、ポケモンフォレストに入れないことは致命的です。この点を十分に理解した上で、夏を待つかどうかを決めてください。
ショーやグリーティングの楽しみ方
タウンパスでも楽しめる大きな要素として、ショーやパレード、グリーティングがあります。
カヤツリタウン内では、「バブルカーニバル」というパレードや、「ピカピカスパークス」というステージショーが開催されます。これらはタウンエリアで行われるため、タウンパスの所持者でも観覧可能です。
また、「ポケモンふれあいハウス」でのグリーティングもタウンエリアに含まれます。ここでは、日替わりで様々なポケモンたちと写真を撮ることができます。現在判明しているだけでも、ピカチュウ、イーブイ、ピッピ、ロコン、コダック、ガーディ、ヤドン、ゲンガー、ラプラス、カイリューなどが登場予定です。
ただし、注意点があります。これらのショーやグリーティング、特定のショップ入店には、公式アプリを使用した「整理券」や「抽選」が必要になる場合がほとんどです。チケットが安くても、人気コンテンツへの参加権が確約されているわけではありません。特に開業直後や混雑日は、タウンパスで入場しても、整理券が取れずに遠くから眺めるだけ…という可能性もゼロではないのです。
開業時の主力「トレーナーズパス」のコスパ検証
次に、開業時から購入可能な標準チケット「トレーナーズパス(7,900円〜)」について深掘りします。多くの人が最初に購入することになるこのチケットは、果たして価格に見合う価値があるのでしょうか?私は「十分にアリ、むしろ安い」と考えています。その理由を解説します。
引用 : 公式HP
ポケモンフォレスト体験の価値
トレーナーズパスの最大の価値は、やはり「ポケモンフォレスト」への入場権(指定時間枠内に1回)が付いていることです。
先ほども触れましたが、この森には600匹を超えるポケモンがいます。しかも、ただ置物があるわけではありません。運営会社のインタビューによると、**「600匹それぞれに独自のストーリーや性格設定がある」**とのことです。
例えば、あるピカチュウは活発で、別のピカチュウは恥ずかしがり屋で視線を下に落としている。喧嘩をしているポケモンがいれば、仲良く背中を合わせているポケモンもいる。500メートルの道のりを歩く中で、そういった「発見」を繰り返す体験は、既存のテーマパークのアトラクションとは一線を画します。
3,200円の差額(タウンパスとの差)で、この「世界初の没入体験」が買えるとすれば、それは決して高くありません。ポケモン図鑑を片手に草むらを歩き回った、あの子供の頃の夢が現実になるのですから。
また、フォレスト内には「セキチク博士研究所」という施設もあり、森のポケモンの生態調査というミッション的な要素も含まれています。単なる散歩ではなく、トレーナーとしての役割を演じられる舞台装置が整っているのです。
時間指定制のメリットとデメリット
トレーナーズパスの特徴である「時間指定制」についても触れておきましょう。このチケットでは、ポケモンフォレストに入場できる時間が決まっています。予約時に指定した枠(例:14:00〜15:00入場など)に一度だけ入ることができ、再入場はできません。
これはデメリットに感じるかもしれませんが、混雑緩和という観点では大きなメリットです。森の中が人で溢れかえってポケモンが見えない、という事態を防ぐための措置だからです。指定された時間内であれば、比較的ゆったりと探索を楽しむことができるはずです。
逆にデメリットとしては、その時間に縛られてしまうことが挙げられます。ランチの時間やショップでの買い物、パレードの時間などを、フォレストの入場時間に合わせて調整しなければなりません。また、「朝の光の中で見たい」「夕暮れの森が見たい」と思っても、チケット購入時の空き状況次第になってしまいます。
カヤツリタウンとの回遊プラン
トレーナーズパスを持っていれば、カヤツリタウンへの入場は時間指定なしで自由に行き来できます(フォレスト入場前後)。
理想的なプランとしては、
- 入園後、まずはカヤツリタウンでカチューシャなどの身につけグッズを購入し、トレーナー気分を高める。
- 整理券が必要なショップやグリーティングのエントリーを済ませる。
- 指定時間になったらポケモンフォレストへ向かい、じっくりと冒険を楽しむ。
- 冒険の後は再びタウンに戻り、カフェで休憩したり、お土産を買ったりする。
という流れが組めます。タウンパスでは「森」というメインディッシュが欠けてしまいますが、トレーナーズパスならフルコースを味わえます。開業から当面の間は、このチケットが最もスタンダードで満足度の高い選択肢になるでしょう。
チケット代以外にかかる費用と節約術
チケット代の安さを追求するだけでなく、現地でかかる費用も含めたトータルコストを考えることが重要です。ポケパーク カントーは、魅力的なグッズやフードが多すぎるため、財布の紐が緩みがちです。ここでは、想定される出費と、賢い使い方のヒントを紹介します。
引用 : 公式HP
必須級アイテム「モンスターボール」の罠
ポケパークに行ったら絶対に欲しくなる、ある意味で「実質的な入場料」とも言えるアイテムがあります。それが**「モンスターボール(ピンバッジ入り)」**です。
これはただのグッズではありません。パーク内の体験を拡張するキーアイテムなのです。カヤツリタウン内のワゴンで購入できるこのモンスターボールには、全151種類のポケモンのピンバッジがランダムで入っています。そして、パーク内のスタッフ(キャスト)と、このピンバッジを「交換(トレード)」することができるのです。
「自分の欲しいポケモンを探して、スタッフと交換する」。これはまさにゲーム内のポケモン交換の再現です。子供はもちろん、大人でも熱中してしまう仕組みです。
しかし、ここに予算の落とし穴があります。モンスターボールは1個購入するだけでは済みません。推しのポケモンが出るまで買いたくなる、あるいは交換の弾数を増やすために複数買いたくなる…という心理が働きます。価格はまだ詳細に出ていませんが、テーマパークのランダムグッズ相場(1,000円〜1,500円程度)を考えると、数個買うだけでチケット代に迫る出費になります。
節約したい場合は、「今日は2個まで」と固く決めるか、あるいは「交換体験」を割り切って諦めるという選択も必要です。
オリジナルフード・ドリンクの価格相場
テーマパークの楽しみの一つであるフード。ポケパーク カントーでも、非常に凝ったメニューが用意されています。
- ドリンク:「おいしいみず」「サイコソーダ」「ミックスオレ」など、ゲームでお馴染みのアイテムが実際に飲めます。ペットボトルタイプのものや、フレンドリーショップで販売される「カントー3ドリンク(フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメモチーフ)」などがあります。これらは通常のドリンクよりも高価(おそらく600円〜1,000円前後)に設定されるでしょう。
- フード:「ピカチュウのおにぎり」「カビゴンのポップコーン」「イーブイのアイスバー」「チルタリスの休憩キッチンでのサンドイッチ」など。これらもキャラクター使用料込みの価格設定になります。例えばキーホルダー付きのメニューなどは2,000円近くすることもあります。
食事代を安く抑えたい場合は、ポケパーク・カントー内での食事は「映え重視」の軽食(アイスやドリンク)に絞り、ガッツリとした食事はよみうりランド内の通常のレストランや、園外の施設で済ませるというのも一つの手です。ただし、世界観に浸るためには、やはり一度はパーク内で食事をしたいところです。
限定グッズの誘惑に勝てるか
カヤツリタウンのワゴンでは、ここでしか買えない限定グッズが山のように売られています。 特に注目なのが「ネーム入りキーホルダー(1,800円)」です。ピカチュウやイーブイのデザインに、自分の名前や記念日を入れられます。こういったカスタマイズ商品は満足度が高い反面、家族全員分を作るとそれなりの金額になります。
また、カチューシャやぬいぐるみキャップも、着用率が高くなればなるほど「自分だけ着けていない」ことが寂しくなり、結局買ってしまうものです。これらも2,000円〜3,000円程度は見ておく必要があります。
チケット代を7,900円に抑えても、現地で1万円以上使ってしまうことは容易に想像できます。「チケット代+現地予算1万円」を基本セットとして考えておくのが、心の余裕を持つ秘訣です。
チケット購入の最重要ポイント
最後に、チケットを「安く」手に入れる以前に、「確実に」手に入れるための戦いについて解説します。どれだけ安くても、買えなければ意味がありません。
抽選販売と先着販売のスケジュール管理
ポケパーク カントーのチケットは、基本的に「公式サイトでの事前購入」となります。販売方式は「抽選」と「先着」の二段構えです。
- 抽選販売: 2ヶ月前の1日〜12日に申し込み。
- 例:5月入場分は2月1日〜12日に抽選申し込み。
- 当落発表は毎月下旬。
- 先着販売: 2ヶ月前の同日18時から販売。
- 例:3月23日入場分は、1月23日18時から販売開始。
開業当初や長期休暇シーズンは、抽選倍率が非常に高くなることが予想されます。抽選で外れた場合は先着販売に賭けることになりますが、これも瞬殺(数秒〜数分で完売)の可能性があります。
「安い日を狙う」という余裕があるのは、混雑が落ち着いてからでしょう。当面は「取れる日程のチケットを取る」ことが最優先になります。
同時保有数の制限ルールを理解する
チケット購入には特殊なルールがあります。「1アカウントにつき、同時に保有できるチケットは6枚まで」という制限です。
これは転売対策の一環と思われますが、家族や友人の分をまとめて取る場合に注意が必要です。1回の申し込みで購入できるのは最大2枚まで。つまり、4人家族で行く場合は、2回に分けて購入するか、別のアカウントで協力して取る必要があります。
また、「とりあえず行けそうな日を全部押さえておく」というキープ行為も、この6枚制限によって難しくなっています。キャンセルや変更も不可のため、無計画な購入は、本当に欲しい日のチケットを買えなくなるリスクに繋がります。
まとめ
ポケパーク カントーのチケット価格と、その価値について解説してきました。 「最も安く」という問いへの答えは、以下のようになります。
- 数字上の最安値は4,700円(タウンパス)。ただし2026年夏まで待つ必要があり、森には入れない。
- 現実的な最安値は7,900円(トレーナーズパス)。これで森も街も十分に楽しめる。
- **隠れたコスト(グッズ・フード)**を考慮した予算組みが必須。
私個人としては、せっかくポケパークに行くのであれば、数千円をケチってタウンパスにするよりも、まずはトレーナーズパスで「ポケモンフォレスト」を体験することを強くおすすめします。あの森でポケモンと目が合った瞬間の感動は、価格差以上の価値があるはずです。
しっかりと準備をして、カントー地方への冒険に出かけてください。現地でピンバッジ交換ができる日を楽しみにしています!
筆者情報
綾波アスカ フリーランスのテーマパーク攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いテーマパークを訪れ、毎週末は必ずどこかの施設に訪れる。特に新しいテーマパークや、新アトラクションに目がない。最近はポケパークカントーに執心。




















