編集デスク テーマパーク攻略ライターの綾波アスカです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、話題のポケパーク カントーへ3歳のお子様と一緒に行く計画を立てており、特に「食事」について不安を感じていることと思います。「子供が食べられるメニューはあるのか」「座って落ち着いて食べられるのか」といった悩みは、子連れテーマパーク攻略において最も重要な課題です。
引用 : 公式HP
この記事を読み終える頃には、ポケパーク カントーでの食事に関する全ての不安が解消され、家族全員が笑顔で過ごすための完璧なスケジュールが組めるようになっているはずです。
- パーク内のフード施設は極端に少なくがっつりした食事は困難である
- 椅子とテーブルが圧倒的に不足しておりレジャーシートが必須級である
- 再入場システムを利用してよみうりランド本園で食事をするのが正解である
- 完全キャッシュレス決済のため複数の決済手段の準備が不可欠である
それでは解説していきます。
ポケパーク カントーの食事事情における最大の落とし穴
多くのファミリーが楽しみにしているポケパーク カントーですが、実は「食事」に関して事前の準備と知識がないと、現地で途方に暮れてしまう可能性が非常に高いエリアです。特に小さなお子様連れの場合、大人のように「空くまで待つ」ことや「立って食べる」ことが難しいため、この問題は深刻です。まずは、なぜ食事がこれほどまでのハードルとなっているのか、その現状を詳しく解説します。
引用 : 公式HP
フード施設が圧倒的に少ないという現実
情報の事前リサーチで見落とされがちなのが、パーク内のレストラン・フード施設の「数」と「規模」です。結論から申し上げますと、ポケパーク カントー内のフード施設は極めて少ないのが現状です。
主要なフード提供店舗は以下の2店舗程度に限られています。
- ピカチュウのおにぎり屋さん
- チルタリスの羽休め
これらのお店で提供されているメニューは、店名の通り「おにぎり」や「スイーツ」、「クッキー」、「ドリンク」、「ポップコーン」といった軽食が中心です。「レストラン」と聞いてイメージするような、ハンバーグプレートやカレーライス、うどんといった、小さなお子様が座ってしっかり食べられる「がっつりとした食事メニュー」は、パーク内にはほとんど存在しません。
3歳のお子様の場合、偏食があったり、遊び疲れてしっかりエネルギー補給をしたかったりする場面も多いでしょう。しかし、パーク内で調達できる食事だけでは、昼食としてのボリュームや栄養バランスが不足する可能性があります。これは、ランチタイムをパーク内で優雅に済ませようと考えていた親御さんにとっては、大きな誤算となり得るポイントです。
「おにぎり」や「軽食」中心のメニュー構成への対策
「ピカチュウのおにぎり屋さん」は大変人気があり、キャラクターを模した可愛らしい見た目で子供たちのテンションが上がることは間違いありません。しかし、あくまで「おにぎり」です。
- 待ち時間の長さ:人気店であるため、購入するまでに長蛇の列に並ぶ必要があります。空腹で機嫌が悪くなった3歳児を連れての行列は、想像以上のストレスになります。
- 売り切れのリスク:軽食メニューは手軽ゆえに回転も速いですが、人気商品は早い時間に完売してしまうこともあります。
これらを踏まえると、パーク内のフードは「おやつ」や「小腹満たし」として割り切り、メインの食事は別の場所で摂る計画を立てるのが賢明です。
絶対に知っておくべき「座席不足」と「食事難民」のリスク
フード施設が少ないこと以上に深刻なのが、「椅子とテーブルの圧倒的な不足」です。購入した食事を食べるためのスペースが、来場者数に対して全く足りていません。
実際に現地を訪れた多くのゲストが、「おにぎりを買ったけれど食べる場所がない」という状況に陥っています。レストラン形式の屋内席はほぼ皆無で、基本的にはテイクアウトして外で食べるスタイルとなりますが、そのためのベンチやテーブルも争奪戦です。
- 空席待ちは10分以上が当たり前:少ないテーブル席には常に人が座っており、空くのを待って周囲をうろうろする「席取り合戦」が発生しています。
- 地べたスタイルの常態化:「ピカピカパラダイス」周辺に芝生エリアがあり、多くのゲストはやむを得ずそこに座って食事をしています。
3歳のお子様連れにとって、テーブルなしでの食事は非常にハードルが高いです。食べこぼしや、地面の状態(前日が雨で濡れているなど)、衛生面を考慮すると、芝生での食事は最終手段と考えた方が良いでしょう。
子連れファミリーが「食事難民」にならないための具体的解決策
では、ポケパーク カントーで快適に食事を済ませるためにはどうすれば良いのでしょうか。ここでは、具体的な解決策と立ち回り方を提案します。
引用 : 公式HP
「再入場システム」を駆使したよみうりランド活用術
最も推奨される解決策は、ポケパーク カントーを一時退出し、隣接する「よみうりランド」本園のレストランを利用することです。
ポケパーク カントーは再入場が可能です。
- 出口のスタッフに声をかける:退場する際、スタッフに再入場希望の旨を伝えます。
- ハンドスタンプを押してもらう:手の甲などに透明なスタンプを押してもらいます。
- 再入場時:入口でスタンプをブラックライト等で確認してもらい、スムーズに戻ることができます。
このシステムを利用すれば、以下のようなメリットがあります。
- 豊富なレストラン選択肢:よみうりランド内には、うどん、洋食、ラーメン、バーベキューなど、ファミリー向けのレストランが多数あります。
- 確実な座席確保:パーク内よりキャパシティが大きく、室内でエアコンの効いた環境で落ち着いて食事ができます。お子様用チェアやカトラリーも充実しています。
- ロッカーの活用:後述しますが、ポケパーク内にはロッカーがないため、食事のついでに不要な荷物をよみうりランドのロッカーに預けることも可能です。
お弁当持参やテイクアウトの可否とおすすめスポット
もし天候が良く、ピクニック気分を味わいたいのであれば、あらかじめ簡易的なレジャーシートを持参することをおすすめします。パーク内の「ピカピカパラダイス」周辺の芝生エリアを利用する場合、直座りだと服が汚れたり、冬場は冷えたりします。
- 必須アイテム:コンパクトに畳めるレジャーシート、ウェットティッシュ、ゴミ袋。
- 注意点:芝生エリアも混雑時はスペースの確保が難しい場合があります。また、屋外のため、夏は熱中症、冬は寒さ対策が必要です。
3歳のお子様がいる場合は、やはり「屋内」「テーブルあり」の環境が確保できる、よみうりランドへの一時退出がベストアンサーと言えるでしょう。
混雑を避ける「時間ずらし」のテクニック
どのテーマパークでも共通ですが、12:00〜13:00のランチピークタイムはどこも混雑します。特にポケパーク カントーのような新しい施設では、その傾向が顕著です。
- 早めのランチ(10:30〜11:00):朝一で入園し、主要な整理券を取得した後、早めに食事を済ませてしまう。
- 遅めのランチ(14:00以降):ピークを過ぎてから食事をとる。ただし、3歳児の空腹サイクルを考えると、軽食を持参しておくなどのケアが必要です。
人気ドリンク「サイコソーダ」と「ミックスオレ」の入手攻略
食事だけでなく、ポケパーク カントーならではのドリンクも楽しみの一つです。ゲームでおなじみの「サイコソーダ」や「ミックスオレ」は、ファンならずとも飲んでみたいアイテムですが、これらも入手難易度が高いことで知られています。
引用 : 公式HP
「フレンドリーショップ」での激戦を制する方法
これらのドリンクは、パーク内の「フレンドリーショップ」で販売されています。ゲームの世界観を再現したショップで購入できる体験自体が価値あるものですが、注意が必要です。
- 午前中で売り切れる可能性大:特に混雑日は、昼12時の時点ですでに完売しているケースが報告されています。
- 購入タイミング:絶対に飲みたい場合は、入園直後の午前中、できるだけ早い時間に購入することをおすすめします。「帰りに買おう」と思っていると、ほぼ間違いなく売り切れています。
売り切れ必至!購入タイミングのデッドライン
「サイコソーダ」と「ミックスオレ」は、単なる飲み物以上に「写真映えアイテム」としての需要も高いです。購入後、パーク内の風景と一緒に写真を撮りたいゲストが多いため、需要が供給を上回っています。
デッドラインは11:30と考えてください。これを過ぎると、購入できる確率はガクンと下がります。お子様が「あれ飲みたい!」とぐずってからでは遅いので、見かけたら即購入が鉄則です。
注意すべき「完全キャッシュレス」の落とし穴
食事やグッズ購入の際、絶対に忘れてはならないのが決済方法です。ポケパーク カントーは、完全キャッシュレスのパークです。
現金不可!使える決済手段の完全リスト
パーク内では、現金が一切使えません。お財布に現金が入っていても、ジュース一本買うことができないのです。事前に利用可能な決済手段を確認し、チャージなどを済ませておく必要があります。
利用可能な主な決済手段
| カテゴリ | 具体的なサービス名 |
|---|---|
| クレジットカード | VISA, Mastercard, JCB, AMEX, Diners Club, Discover など主要ブランド |
| 電子マネー | 交通系IC(Suica, PASMOなど), iD, QUICPay, WAON, nanaco, 楽天Edy |
| QRコード決済 | PayPay, 楽天ペイ, d払い, au PAY, メルペイ, ゆうちょPay, Alipay, WeChat Pay |
特に「楽天ペイ」が使える点は、楽天ユーザーにとっては嬉しいポイントです。
通信障害に備えた「二重の準備」の重要性
「スマホでQR決済すればいいや」と軽く考えていると、痛い目を見る可能性があります。
- システムエラーのリスク:特定の決済サービスで障害が発生したり、パーク内の通信環境が不安定になったりした場合、スマホ決済が利用できなくなるリスクがあります。
- スマホの充電切れ:後述しますが、パーク内ではアプリを多用するため、バッテリーの消耗が激しいです。充電が切れたら決済もできなくなります。
必ず**物理カード(クレジットカードやICカード)**を予備として持参してください。スマホ決済+物理カードの「二重の構え」が、トラブル回避の鍵です。
3歳児連れには死活問題!「ロッカーなし」への対処法
意外な盲点ですが、ポケパーク カントー内にはコインロッカーが存在しません。お土産をたくさん買ったり、子供の着替えや防寒具で荷物が多くなりがちな子連れファミリーにとって、これは由々しき事態です。
荷物地獄を回避する「よみうりランド」ロッカー活用術
パーク内で大量のグッズを購入した後、それを持ち歩きながら子供の手を引き、人混みを移動するのは至難の業です。ここでも「再入場システム」と「よみうりランドの設備」を活用します。
よみうりランド内にはコインロッカーが設置されています。
- 大(700円)
- 中(500円)
- 小(400円)
賢い立ち回りフロー:
- 入園後、真っ先に「ポケモンダイスキショップ」で買い物を済ませる(後述しますが再入店不可のため)。
- 一度パークを出て、よみうりランドのロッカーに荷物を預ける。
- 身軽になってからポケパークへ再入場し、アトラクションや散策を楽しむ。
このひと手間を惜しまないことで、パパ・ママの疲労度は大幅に軽減されます。
ベビーカーの取り扱いとパーク内の移動
パーク内は「ポケモンフォレスト」など、一部エリアで階段や段差、一方通行の道が存在します。ベビーカーでの移動は可能ですが、場所によっては回り道が必要だったり、たたんで持ち運ぶ必要が出てきたりします。
- ポケモンフォレストの注意点:森の中を探検するエリアですが、エリア間が階段になっている場所があります。しかも一方通行です。「さっきの場所に戻りたい」と思っても戻れません。ベビーカーだと動きが制限されるため、可能であれば抱っこ紐を用意するか、ベビーカー置き場(ある場合)をうまく活用し、徒歩で回れる準備をしておくとスムーズです。
アプリ連携とバッテリー対策が命運を分ける
ポケパーク カントーを効率よく回るためには、公式アプリの活用が必須です。しかし、これがスマホのバッテリーを激しく消耗させる原因となります。
グループ連携機能でチケットを一括管理
家族で訪れる場合、それぞれのスマホで整理券を管理するのは非効率ですし、タイミングがずれて別々の時間帯になってしまうリスクがあります。必ず**「グループ連携」**機能を使用しましょう。
グループ連携の手順:
- 代表者のアプリで「マイチケット」→「グループを作成する」をタップ。
- 来場日・チケットを選択し、表示された二次元コード(またはURL)を同行者に共有。
- 同行者は「グループに参加する」からコードを読み取る。
これで、代表者1人が操作するだけで、家族全員分の整理券(「ポケモンダイスキショップ」「ポケモンフレアイハウス」など)を一括で取得できるようになります。3歳のお子様のチケットも紐付けられるので、バラバラになる心配がありません。
モバイルバッテリーは「10000mAh以上」が必須
パーク内では以下の用途でスマホを酷使します。
- 入場チケットの表示
- 整理券の取得・表示
- グループ連携
- 写真・動画撮影(これが一番バッテリーを食います)
- 待ち時間の暇つぶし
朝から晩まで滞在する場合、5000mAh程度のモバイルバッテリーでは夕方には力尽きます。「写真が撮れない!」「チケットが表示できなくて再入場できない!」といったトラブルを防ぐため、10000mAh以上の大容量モバイルバッテリーを必ず持参してください。コードレスタイプだと撮影しながら充電できて便利です。
ショップ利用の絶対ルール「再入店不可」
お土産選びにも厳しいルールがあります。「ポケモンダイスキショップ」などの主要ショップは、整理券が必要な上に**「1回のみ入店可能」**という制限が設けられています。
「後で買う」は通用しない!出会ったら即買いの法則
「荷物になるから帰りに買おう」という考えは捨ててください。一度店を出てしまうと、買い忘れに気づいても二度と入店できません。
- 欲しいものはカゴに入れる:迷ったら買う。これが鉄則です。
- カヤツリタウンでの購入:一部のカチューシャや帽子などの身につけグッズは、整理券不要の「カヤツリタウン」でも販売されている場合がありますが、限定グッズや主要なお土産は「ポケモンダイスキショップ」に集中しています。
このルールを知らずに店を出てしまい、後悔するゲストが後を絶ちません。お会計の前に、必ず買い忘れがないかリストをチェックしましょう。
まとめ
ポケパーク カントーは、ポケモンの世界に入り込める素晴らしい場所ですが、3歳のお子様連れで快適に過ごすためには、事前のシミュレーションが不可欠です。
特に「食事」に関しては、パーク内の施設に頼りすぎず、よみうりランド本園のレストランをメインの食事場所として計画に組み込むことが、最大の攻略ポイントです。また、完全キャッシュレスへの対応、ロッカーの場所、ショップの一回入店ルールなど、独自のシステムを理解しておくことで、当日のトラブルを未然に防ぐことができます。
記事のポイントまとめ
- 食事場所の確保:パーク内は軽食のみ&座席不足。よみうりランドへの再入場を活用し、レストランでしっかり食事をとるのがベスト。
- 決済手段の準備:完全キャッシュレス。スマホ決済だけでなく、予備のクレジットカードやICカードを持参する。
- 荷物管理:パーク内にロッカーなし。買い物後はよみうりランドのロッカーへ。10000mAh以上のバッテリーも忘れずに。
- アプリ活用:入園前にグループ連携を済ませ、整理券は代表者が一括管理。ショップは「一度出たら戻れない」を肝に銘じる。
事前の準備さえしっかりしていれば、ポケパーク カントーは子供にとっても大人にとっても夢のような空間です。この記事を参考に、失敗のない最高の一日を作り上げてください。あなたのポケパーク体験が、家族のかけがえのない思い出になることを願っています。
筆者情報
綾波アスカ フリーランスのテーマパーク攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いテーマパークを訪れ、毎週末は必ずどこかの施設に訪れる。特に新しいテーマパークや、新アトラクションに目がない。最近はポケパークカントーに執心し、独自の攻略法を編み出すことに情熱を注いでいる。自身も子育て経験があり、ファミリー目線での実用的なアドバイスに定評がある。





















