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【M次元ラッシュ】合計種族値ランキングトップ10|異次元ミアレのメガシンカ図鑑から解説

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、DLC「M次元ラッシュ」で追加された強力なメガシンカポケモンたちの中で、一体誰が数値上の頂点に君臨しているのかが気になっていると思います。特に「異次元ミアレ図鑑」に追加された新顔たちは、既存の環境を破壊しかねないスペックを秘めていますから、育成リソースをどこに割くべきか悩みますよね。

この記事を読み終える頃には、数値に裏付けされた最強のポケモンが判明し、あなたが次に育てるべき相棒が明確になっているはずです。

この記事の要約
  1. 合計種族値780族と770族が支配するトップ層の顔ぶれ
  2. メガダークライやメガゼラオラなど700族の新戦力の詳細スペック
  3. ランクバトル報酬や異次元調査で入手できるメガストーンの重要性
  4. メガセグレイブなど未知数のポケモンと今後の環境予想

 

それでは解説していきます。

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合計種族値ランキング トップ10一覧表

まずは、今回「M次元ラッシュ」および「異次元ミアレ図鑑」で確認されているメガシンカポケモンたちの、合計種族値ランキングを見ていきましょう。

伝説級のポケモンたちが上位を独占する形となりましたが、新解禁されたメガシンカ勢の食い込み方にも注目です。

順位 ポケモン名 合計種族値 タイプ傾向 特筆事項
1位 メガレックウザ 780 ドラゴン/ひこう 天候操作+両刀アタッカー
2位 ゲンシカイオーガ 770 みず 特攻180の雨始動要員
2位 ゲンシグラードン 770 じめん/ほのお 攻撃180の晴れ始動要員
4位 メガダークライ (NEW) 700 あく 素早さ130+特攻165の悪夢
4位 メガヒードラン (NEW) 700 ほのお/はがね 特攻175の要塞砲台
4位 メガゼラオラ (NEW) 700 でんき 素早さ153の超高速アタッカー
7位 メガラグラージ 635 みず/じめん 雨パのエース、攻撃150
8位 メガジュカイン 630 くさ/ドラゴン 素早さ145の高速特殊枠
8位 メガバシャーモ 630 ほのお/かくとう 加速する攻撃160の格闘王
8位 メガグソクムシャ (NEW) 630 むし/みず 防御175の物理要塞

※同率順位のポケモンが複数存在するため、トップ10の枠内で紹介しています。 ※メガセグレイブは種族値詳細が不明なため除外しています。

今回のランキングから読み取れる「インフレ」の傾向

今回のランキングを見てまず感じるのは、**「火力のインフレ」と「役割の先鋭化」**です。

これまで対戦環境では「合計種族値600」がいわゆる「600族」として一つの基準となっていました。しかし、M次元ラッシュで追加されたメガシンカポケモンたちは、一般ポケモン枠(準伝説含む)でありながら種族値700の大台に乗るものが複数体現れています。これは、過去の環境におけるメガバンギラスやメガボーマンダといったトップメタたちと同等、あるいはそれ以上の数値です。

特に注目すべきは、単に合計値が高いだけでなく、**「必要なステータスに必要なだけ振られている」**という点です。無駄な攻撃や特攻の数値を削り、耐久や素早さに回されているケースが多く、実質的な種族値は合計値以上の脅威となります。

次項からは、それぞれのポケモンについて、なぜその順位なのか、具体的な強さと育成のポイントを徹底的に解説していきます。

第1位~3位:神々の領域(種族値770オーバー)

ここでは、ランキングのトップ3を独占した「伝説のポケモン」たちの圧倒的なスペックを解説します。彼らは数値が高いだけでなく、配分も無駄がないため、実数値以上の強さを発揮します。

第1位:メガレックウザ(780)

種族値:105-180-100-180-100-115

圧倒的な「個」の力とメガシンカの特異性

やはりと言うべきか、全ポケモンの頂点に立つのはメガレックウザでした。合計種族値780という数値は、通常のポケモンでは到達不可能な領域です。他のメガシンカポケモンと一線を画す最大の特徴は、「ガリョウテンセイ」を覚えているだけでメガシンカ可能という点にあります(※本作での仕様変更がない限り)。

これにより、メガストーンを持たずに「こだわりハチマキ」や「きあいのタスキ」、「いのちのたま」といったアイテムを持たせることが可能です。実質的な火力指数や行動保証は、種族値780という数字をさらに上回ります。

攻撃性能:両刀可能な破壊神

攻撃と特攻が共に180。これは、物理で攻めるか特殊で攻めるか、相手に選出画面の段階で強烈な二択(あるいは両刀の三択)を迫れることを意味します。

  • 物理型: 専用技「ガリョウテンセイ」は威力120、命中100の飛行技。自身の耐久ダウンのデメリットはありますが、その破壊力は絶大です。「しんそく」による優先度+2の先制攻撃も、削れた相手を掃除するスイーパーとして機能します。
  • 特殊型: 「りゅうせいぐん」や「暴風」をメインに据えた型。物理受けで止まらないのが強みです。
  • 積み技: 「りゅうのまい」で攻撃と素早さを上げれば、全抜き体制が整います。

耐久・素早さ:デルタストリームの恩恵

素早さ115は、激戦区である100族(ミュウ、リザードンなど)や110族(ゲンガー、ラティオスなど)を上から叩ける絶妙なラインです。

さらに、特性「デルタストリーム」が強力です。これは飛行タイプの弱点(電気・氷・岩)を軽減する効果があり、実質的に弱点が「ドラゴン・フェアリー」のみとなります。特に4倍弱点だった氷技を2倍で受けられるようになるため、不一致「れいとうビーム」程度なら余裕で耐えて反撃可能です。

対策とメタゲーム

メガレックウザを止めるには、フェアリータイプで受けるか、ステルスロックでHPを削ってからの先制技が有効です。しかし、持ち物が自由であるため、安易な対策は「きあいのタスキ」や「こだわりスカーフ」で返り討ちに遭うリスクがあります。

第2位:ゲンシカイオーガ(770)

種族値:100-150-90-180-160-90

「はじまりのうみ」が支配する戦場

「はじまりのうみ」を展開するゲンシカイオーガが2位にランクイン。合計770族の一角です。 この特性は、場に出ている限り天候を「強い雨」にし、炎技を無効化します。さらに通常の天候変化技では書き換えられないため、天候の奪い合いにおいても圧倒的に有利です。

攻撃性能:半減をも貫く水技の威力

特筆すべきは特攻180から放たれる雨補正(1.5倍)付きの水技です。 専用技「こんげんのはどう」は威力110の全体攻撃。命中85という不安要素はありますが、当たれば半減タイプですら致命傷を負います。安定を求めるなら「なみのり」や「しおふき」も選択肢に入ります。 また、雨下では「かみなり」が必中となるため、同族対決や飛行タイプへの打点も確保されています。

耐久性能:特殊要塞としての側面

特防160という数値は、伝説ポケモンの中でもトップクラスです。H100と合わせて、特殊アタッカーとの撃ち合いでは無類の強さを発揮します。例えば、不一致の「くさむすび」程度ではびくともしません。 物理防御はB90と相対的に低く見えますが、それでも一般ポケモンのアタッカーの攻撃を耐えるには十分な数値です。

イジゲン14「藍色の伝説」攻略と入手

入手条件であるイジゲン14「藍色の伝説」は、高難易度コンテンツと予想されます。ゲンシカイオーガ自身がボスとして登場する場合、こちらの水技が通りにくく、雷必中の雨下での戦闘を強いられるため、特性で天候を変えられる(あるいは無効化できる)ポケモンや、水技を吸収できる特性「ちょすい」「よびみず」持ち(トリトドンなど)の育成が必須となるでしょう。

第2位:ゲンシグラードン(770)

種族値:100-180-160-150-90-90

唯一無二のタイプと特性のシナジー

カイオーガと対をなすゲンシグラードンも同率2位です。ゲンシカイキすることでタイプが「じめん/ほのお」に変化します。 通常、この複合タイプは水技が4倍弱点となりますが、特性「おわりのだいち」により水技を無効化します。これにより、実質的な弱点は地面のみという驚異的な耐性を獲得します。

攻撃性能:物理の頂点と両刀の可能性

攻撃180は物理アタッカーの最高峰。専用技「だんがいのつるぎ」は威力120の地面技で、命中85のリスクはあるものの、浮いていないポケモンに対して壊滅的なダメージを与えます。 また、炎タイプがついたことで、晴れ下での「フレアドライブ」や「炎のパンチ」もタイプ一致かつ天候補正(1.5倍)が乗り、凄まじい火力となります。

意外と見落とされがちなのが特攻150です。「オーバーヒート」や「ふんか」、そして晴れ下で溜めなしで撃てる「ソーラービーム」を採用した特殊型や両刀型も非常に強力です。物理受けで止まりにくいグラードンは、相手にとって悪夢以外の何物でもありません。

運用と対策

素早さが90族であるため、激戦区の伝説戦では上を取られることが多いのが課題です。 対策としては、天候を「おわりのだいち」から変えることができるポケモン(メガレックウザのデルタストリームや、後出しのゲンシカイオーガ)を用意するか、地面技で攻めることが求められます。ただし、B160という物理耐久があるため、生半可な地震では倒せません。特殊地面技(だいちのちから等)が有効打となります。

第4位~6位:新時代の700族トリオ(M次元ラッシュ新規勢)

ここからはDLC「M次元ラッシュ」で新たに追加された、合計種族値700を誇る3体のポケモンに焦点を当てます。これらは一般ポケモンでありながら伝説級に匹敵するスペックを持っており、今作の目玉と言える存在です。彼らの登場により、ランクバトルの環境(あるいはフリー対戦)は激変するでしょう。

第4位:メガダークライ(700)

種族値:70-120-130-165-130-85

悪夢の化身、超火力へ転生

幻のポケモンであるダークライが、ついにメガシンカを獲得しました。「異次元ミアレ調査ファイル#6」で暴走個体を鎮めることでメガストーンが入手できます。このミッションは難易度が高く、十分な準備が必要です。

ステータス分析:鈍足化と引き換えに得たもの

種族値配分を見て驚愕するのが、特攻165という数値です。これはメガリザードンY(159)をも超える数値であり、悪タイプ特殊アタッカーとしては最強クラスです。「あくのはどう」の怯み効果を狙うスタイルではなく、一撃で粉砕するスタイルへと変化しました。

さらに防御と特防が共に130まで引き上げられており、従来の「速いが脆い」というイメージを払拭しています。H70とHPは低めですが、BDが高いことで実質耐久はかなり高水準です。

運用論:トリルエースか、積みエースか

最大の変更点は、素早さが原種の125から85へと大幅にダウンしている点です。これは明確な弱体化にも見えますが、「役割が変わった」と捉えるべきです。

  1. 瞑想積み型: 高い耐久を活かして「めいそう」を積み、要塞化しつつ全抜きを狙う。
  2. トリックルーム型: S85はトリル下ではそこまで速くないですが、中速帯のポケモン相手には先手を取れます。
  3. 催眠戦術: 特性「ナイトメア」が継続しているならば、耐久して相手が眠っている間に定数ダメージを稼ぐ戦術も凶悪です。

専用技「ダークホール」の命中率がどう調整されているかにもよりますが、もし命中率が改善されている、あるいはZ技のような必中ギミックがあるならば、環境破壊待ったなしです。

第4位:メガヒードラン(700)

種族値:91-120-106-175-141-67

「ゴキブロス」から「移動要塞」へ

対戦環境の常連、ヒードランもメガシンカで700族の仲間入りを果たしました。入手条件は「異次元ミアレ調査ファイル#5」の攻略です。

攻撃性能:受け出し不可能な超火力

特攻175は、ゲンシグラードン(150)を遥かに凌駕し、ゲンシカイオーガ(180)に迫る数値です。 ヒードランの代名詞である専用技「マグマストーム」は、相手を拘束して定数ダメージを与える技ですが、メガシンカによる火力上昇で、拘束する前に焼き尽くしてしまうほどの威力になります。 鋼技の「ラスターカノン」、サブウェポンの「だいちのちから」「りゅうのはどう」なども、種族値175から放たれれば脅威です。

耐久と耐性

特防も141まで上昇しており、特殊受けとしての性能もさらに磨きがかかりました。炎/鋼という優秀な耐性は健在で、フェアリー、氷、草、虫、鋼、エスパーなど多くのタイプを半減以下に抑えます。

唯一にして最大の弱点:4倍地面

素早さは67と、原種の77から下がっています。 最大の懸念点は、メガストーンを持つことで「ふうせん」や「たべのこし」を持てないことです。これにより、4倍弱点の地面技に対するケアが非常にシビアになります。 運用する際は、グラスフィールドを展開できる味方(ゴリランダー等)と組ませて地震のダメージを半減するか、相手の地面技を読んで飛行タイプに交代するサイクル戦術が必須となります。

第4位:メガゼラオラ(700)

種族値:88-157-75-147-80-153

迅雷の如きスピードスター

700族トリオの中で、唯一「高速アタッカー」としてのアイデンティティを徹底的に伸ばしたのがメガゼラオラです。

素早さ分析:環境最速への挑戦

素早さ153は、フェローチェ(151)やメガプテラ(150)、ドラパルト(142)を抜き去る超高速域です。スカーフ持ちを除けば、ほぼ全てのポケモンの上を取れると考えて良いでしょう。この「絶対的な先制権」こそがメガゼラオラの最大の武器です。

攻撃性能:両刀の極み

攻撃157・特攻147という両刀可能な火力を持ちます。

  • 物理メイン: 専用技「プラズマフィスト」は威力100で、そのターンに出されるノーマル技を電気タイプに変える効果があります。これにより、相手の「しんそく」や「ハイパーボイス」を無効化(電気エンジンなら吸収)するプレイングが可能です。また「インファイト」や「じゃれつく」などのサブウェポンも豊富です。
  • 特殊メイン: 「10まんボルト」「ボルトチェンジ」に加え、「きあいだま」や「くさむすび」を採用して物理受けを崩す型。

耐久の脆さと運用

耐久面はB75・D80と、700族にしてはかなり控えめです。H88があるため、等倍技なら一発は耐える程度の耐久は確保されていますが、過信は禁物です。 先手必勝で敵を殲滅するスイーパーとしての運用か、「ボルトチェンジ」を駆使した対面操作が基本になるでしょう。

第7位~10位:環境を定義する630族の壁

トップ3の伝説、続く700族の新勢力に次ぐのが、合計種族値630前後の層です。ここにはホウエン御三家のメガシンカに加え、新たに追加された強力なポケモンがランクインしています。彼らは特定の天候や役割において、上位陣すら凌駕する性能を持っています。

第7位:メガラグラージ(635)

種族値:100-150-110-95-110-70

雨パの絶対的エース

ランクバトルの報酬として入手可能なメガラグラージが、御三家トップの数値を誇ります。 彼の真価は特性「すいすい」にあります。雨下であれば素早さが倍になり、実質S140相当となります。これにより、ほとんどの高速アタッカーを抜き去り、攻撃150からのタイプ一致「たきのぼり」や「じしん」を叩き込みます。

技構成の広さと耐久

「れいとうパンチ」で草やドラゴンを、「ばかぢから」でナットレイなどの鋼を対策でき、技範囲に隙がありません。 また、H100-B110-D110という耐久種族値も極めて優秀で、弱点が草タイプのみ(4倍)という優秀な耐性と相まって、一撃で落とすのは困難です。「あくび」や「ステルスロック」を採用した起点作成型としても機能する器用さを持っています。

新環境でも「ペリッパー」や「ニョロトノ」と組んだ雨構築の主軸として君臨するでしょう。

第8位:メガグソクムシャ(630)

種族値:75-150-175-70-120-40

鉄壁の武者、見参

M次元ラッシュの新規メガシンカで最も注目すべき物理受けが、このメガグソクムシャです。異次元ミアレ調査ファイル#4以降で解放されます。

圧倒的な物理耐久

防御175という数値は、パルシェン(180)やメガハガネール(230)に次ぐトップクラスの硬さです。HPに努力値を振れば、不一致弱点はおろか、一致弱点の物理技すら耐え抜く可能性があります。 加えて特防も120まで上昇しており、特殊技で崩すのも容易ではありません。

特性「ききかいひ」との付き合い方

攻撃も150あるため、自身の特性「ききかいひ」でHPが半分以下になった際に撤退しつつ、高火力な先制技「であいがしら」や、タイプ一致「アクアブレイク」を叩き込む動きが強力です。 素早さが40まで低下している点は、後攻「とんぼがえり」を決めやすくなるメリットとして働きます。相手の攻撃を受けてから安全に味方のエースを降臨させるクッション役として最適です。

第8位:メガジュカイン(630)

種族値:70-110-75-145-85-145

ドラゴン最速の遺伝子

ランクバトル報酬で入手可能なメガジュカイン。素早さ145は、メガゼラオラやマルマイン等を除けば環境最速クラスです。ドラパルト(142)を上から叩ける点は非常に重要で、環境におけるドラパルトキラーとしての役割が期待されます。

特性「ひらいしん」の有用性

ドラゴンタイプ追加により「りゅうせいぐん」をタイプ一致で撃てる特攻145も魅力的です。草技の通りが悪い相手にもドラゴン技で等倍以上を取れるため、止まりにくくなっています。 特性「ひらいしん」により電気技を無効化しつつ特攻を上げられるため、カプ・コケコやボルトロス、そして新登場のメガライチュウやメガゼラオラに対して強く出られます。ダブルバトルでのサポーター兼アタッカーとしても重宝されるでしょう。

第8位:メガバシャーモ(630)

種族値:80-160-80-130-80-100

加速する暴力

同じくランクバトル報酬のメガバシャーモ。特性「かそく」により、ターン経過とともに素早さが上昇していく最強クラスの特性を持ちます。 最初はS100族と同等ですが、1ターン守るだけで1.5倍、2ターンで2倍となり、誰も追いつけなくなります。

技構成の完成度

攻撃160から放たれる「フレアドライブ」や「インファイト」は凄まじい破壊力です。反動や耐久ダウンのリスクはありますが、やられる前にやるスタイルと合致しています。 特攻も130あるため、いかく対策や物理受け対策として「オーバーヒート」や「だいもんじ」を採用した両刀型もメジャーです。 「バトンタッチ」を採用すれば、上がった素早さと攻撃(ビルドアップや剣の舞)を後続のメガポケモン以外のエースに引き継ぐサポートも可能です。

惜しくもトップ10圏外だが強力な新メガシンカたち

ランキングトップ10には入りませんでしたが、M次元ラッシュで追加された他のメガシンカポケモンたちも、尖った性能を持っています。特定の役割においては上位陣を食うポテンシャルを秘めています。

メガルカリオZ(625)

種族値:70-100-70-164-70-151

特殊高速アタッカーへの完全転向

通常のメガルカリオ(物理寄り)とは異なる、「Z」の名を冠した姿です。 特筆すべきは特攻164・素早さ151という配分。これは物理型のメガルカリオ(A145, S112)とは全く異なる運用を求められます。 特性が「てきおうりょく」であれば、タイプ一致技の補正が2倍となり、数値以上の火力を叩き出します。「はどうだん」「ラスターカノン」「しんくうは」などの特殊技を中心に構成しましょう。耐久が並以下なので、先制技には注意が必要です。

メガキラフロル(625)

種族値:83-90-105-150-96-101

毒を撒き散らす危険な花

パルデア地方からの刺客、キラフロルもメガシンカを獲得しました。 特攻が130族から150へ上昇し、素早さも86から101へと、激戦区の100族を抜けるラインに乗ったのが大きいです。100族(ミュウ、リザードン、ウルガモス等)の上から動けるアドバンテージは計り知れません。 専用特性で、攻撃を受けるだけでなく「攻撃した際」にも毒菱を撒く等の強化が予想されます。設置技を撒きつつ高火力で負担をかける動きは、サイクル戦で真価を発揮します。異次元ミアレでの戦闘で入手可能です。

メガライチュウX・Y(585)

種族値(X):60-135-95-90-95-110 種族値(Y):60-100-55-160-80-130

XとY、二つの進化の道

ピカチュウの陰に隠れがちだったライチュウが、リザードンやミュウツー同様にXとYの2種類のメガシンカを得ました。

  • メガライチュウX: 攻撃135の物理型。「ボルテッカー」の火力が跳ね上がります。防御・特防も95まで上がり、ある程度の殴り合いが可能になりました。「ねこだまし」からの「ボルテッカー」や「かわらわり」で攻めるインファイターです。
  • メガライチュウY: 特攻160・素早さ130の超高速特殊アタッカー。カプ・コケコをも凌ぐ電気火力となりますが、防御55という紙耐久がネックです。「きあいのタスキ」を持てないため、先制技一発で沈むリスクと隣り合わせの運用になります。

メガケケンカニ(578)

種族値:97-157-122-62-107-33

トリル下の破壊神

ネタ枠と思われがちですが、攻撃157はメガゼラオラと並ぶ数値です。 そして素早さ33という極端な鈍足は、トリックルーム下での絶対的なエース運用を約束します。氷・格闘という攻撃範囲の広さは全ポケモン屈指で、この両方を半減以下にできるポケモンは限られています。 B122, D107と耐久も非常に高く、殴り合いに滅法強いのが特徴です。サイドミッション「暴走メガケンカ」で入手可能です。

異次元ミアレ調査ファイルとメガストーン収集

ここまで紹介した強力なポケモンたちを使うためには、対応する「メガストーン」を入手しなければなりません。M次元ラッシュでは、その多くが「異次元ミアレ調査ファイル」という一連のサイドクエスト報酬になっています。

入手のヒント

  1. 暴走個体の討伐: 調査ファイルでは、通常の個体よりも強化された「暴走メガシンカポケモン」との戦闘が発生します。これらはHPが高く、オーラを纏って能力が上がっているため、タイプ相性を考慮した万全のパーティで挑む必要があります。
  2. ランクバトル報酬: 御三家(バシャーモ、ジュカイン、ラグラージ)やメガセグレイブの石は、ランクバトルのシーズン報酬や、一定ランクへの到達報酬として設定されています。対戦が苦手な方も、レンタルパーティを活用してマスターボール級を目指す動機付けとなるでしょう。
  3. 隠し要素: 一部のメガストーンは、マップ上の隠し場所や、特定のNPCとのイベントで入手できる場合があります。ミアレシティの路地裏やカフェをくまなく探索しましょう。

まとめ:種族値から見る育成の優先順位

M次元ラッシュで追加されたメガシンカポケモンたちは、全体的に「攻撃(特攻)重視」のインフレ傾向にあります。特に700族の解禁は対戦環境を大きく変えることになるでしょう。

最後に、種族値データに基づいた育成のおすすめ優先順位をまとめます。

  1. 最優先:メガレックウザ・ゲンシカイキ2体
    • 種族値770オーバーはやはり別格。レイドバトルやストーリー攻略、対戦のフリー枠で圧倒的な力を見せつけます。入手可能になったら即座に育成すべきです。
  2. 優先度 高:メガダークライ・メガヒードラン
    • 700族のステータスは一般ポケモンの枠を超えています。特にメガヒードランはサイクルの要として長く使えるため、対戦ガチ勢なら最優先で確保したいところです。
  3. 優先度 中:メガグソクムシャ・メガルカリオZ
    • 明確な役割(物理受け、特殊高速AT)が持てるため、パーティの穴を埋める存在として極めて優秀です。自分のパーティに足りない要素を補完するために育成しましょう。
  4. 特定の構築で必須:メガケケンカニ・メガラグラージ
    • トリックルームパや雨パを使うなら、彼らの育成は避けて通れません。逆に言えば、それらの構築を使わないなら後回しでも良いでしょう。

異次元ミアレ図鑑の完成を目指しつつ、これらの強力なポケモンたちを使いこなし、M次元ラッシュの世界を制覇してください。メガストーンの入手には「異次元ミアレ調査ファイル」の攻略が必須となるケースが多いので、ストーリー攻略も並行して進めていきましょう。

あなたの旅が、最強の相棒との出会いになることを願っています。それでは、良きメガシンカライフを!

フォローよろしくお願いします。

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