編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、発売直後の『ポケモンレジェンズ Z-A(ゼットエー)』における「M次元ラッシュ(メガ次元ラッシュ)」での色違い厳選方法が気になっていると思います。
「ファストトラベルで厳選できるって聞いたけど、実際どうやるの?」 「狙っているポケモンが入り口にいない場合はどうすればいい?」 「甘いドーナツが色違いに良いって本当?」
そんな疑問や悩みを抱えているトレーナーのために、最新の検証情報をまとめました。 SNSや動画サイトでは「時給◯体」といった報告が相次いでいますが、実は厳選方法は1つだけではありません。状況に合わせて「2つの厳選方法」を使い分けることが、効率を最大化する鍵となります。
この記事を読み終える頃には、ドーナツの消費を抑えつつ、アチャモやキモリといった人気ポケモンの色違いを効率よくゲットするための「配置厳選」と「リセット法」の疑問が解決しているはずです。
- 「ファストトラベル厳選」と「シャトルラン厳選」の2種類を使い分ける
- 「甘いドーナツ」を作成して色違い出現率の底上げを狙う
- ポケセンでの回復を利用した**「バックアップ機能」**でアイテム消費をゼロにする
- 徹底的な「配置厳選」を行い、狙いのポケモンが湧く環境を作る
それでは解説していきます。
M次元ラッシュにおける色違い厳選の基本概念
『ポケモンレジェンズ Z-A』の目玉コンテンツ「M次元ラッシュ」。この歪みの中で行われる色違い厳選は、従来のシリーズとは一線を画す効率を誇ります。
その核心にあるのは、**「歪み内部のポケモンは、プレイヤーの行動によって即座に再抽選(リポップ)される」**という仕様です。
今回判明した厳選方法は大きく分けて2つ。 1つは、移動せずに再抽選を繰り返す**「ファストトラベル厳選」。 もう1つは、移動によって描画範囲を操作する「シャトルラン厳選」**です。
これらを駆使することで、ひかるおまもりが未完成の段階でも、驚異的な確率で色違いポケモンに遭遇することが可能になります。
厳選の必須アイテム「甘いドーナツ」とカロリー管理
M次元ラッシュの制約である「滞在時間」は、食べたドーナツの「腹持ち」と「カロリー」に依存します。しかし、最新の情報では、ドーナツの**「味」**も重要な要素であることが分かってきました。
「甘いドーナツ」の効果
DLCや異次元機能を使って作成できる「甘いドーナツ」には、**「色違いが出やすくなる」**という隠し効果(あるいはバフ)が存在する可能性が高いと報告されています。 単に長く滞在できるだけでなく、この「甘い」特性を持つドーナツを使用することで、厳選効率がさらに跳ね上がります。
【ドーナツ選びの優先順位】
- 味: 「甘い」特性が付いているか(最優先)
- 腹持ち: 10分〜15分以上滞在できるか
- カロリー: 満腹になりすぎないか(リセット前提なら無視可能)
歪みの「配置厳選」が全ての始まり
どの厳選方法をとるにせよ、最も重要なのは**「狙ったポケモンが良い位置に湧いているか」**です。 入り口付近や、シャトルランしやすい直線道路に湧いていなければ、いくらリセットしても効率は上がりません。
そのため、歪みに入る前の**「場所(配置)厳選」**に時間をかけることが、急がば回れで最短のルートとなります。
厳選に必要な事前準備とバックアップの極意
効率的な厳選を行うためには、ゲームシステムの「バックアップ機能」を正しく理解し、活用する必要があります。ここでは、アイテムを消費せずに何度も挑戦するための「ループ環境」の作り方を解説します。
【重要】バックアップの正しい取り方
これまでの情報では「レポートを書く」ことがバックアップの条件とされていましたが、より確実なトリガーが判明しました。それは**「ポケモンセンターで回復すること」**です。
【厳選用バックアップ作成フロー】
- **「甘いドーナツ」**を準備する(異次元機能などで作成)。
- ポケモンセンターに行き、手持ちポケモンを回復させる。
- ここがバックアップ地点として記録されます。
- フィールドに出てベンチで休憩し、歪みを発生させる。
- 狙いの歪みに入り、中のポケモンの配置を確認する(視察)。
- 配置が悪い場合:
- ゲームを終了し、再起動。
- タイトル画面で 「X + B + 十字キー上」 を同時押ししてバックアップをロード。
- 手順3(ベンチ休憩) からやり直す。
- ※バックアップから戻ることで乱数が変わり、歪みの内容や配置が変化します。
この手順を繰り返し、**「狙いのポケモンが厳選しやすい位置(入り口付近や視界の端)に湧いた」**状態を引くまで粘ります。これを「配置厳選」と呼びます。
バックアップロードの操作
- コマンド: タイトル画面で
Xボタン+Bボタン+十字キー上を同時押し - 効果: 直近のバックアップ(今回はポケセン回復時)の状態までデータを巻き戻す。消費したドーナツも戻り、歪みの発生状況もリセットされる。
実践!2つの厳選方法と使い分け
良い配置を引くことができたら、いよいよ色違い厳選の開始です。湧いている場所に応じて、以下の2つの方法を使い分けましょう。
方法A:ファストトラベル厳選(入り口付近用)
狙っているポケモンが、「歪みの入り口(着地地点)」のすぐ近くに湧いている場合に有効な方法です。
【手順】
- 歪みに入り、周囲を確認する。
- 色違いがいなければ、マップ(Yボタン)を開く。
- 現在地(入り口のファストトラベルポイント)へ「空を飛ぶ」を実行。
- 暗転明けに即座に周囲が再抽選(リポップ)される。
- これを時間切れまで繰り返す。
- 色違いが出ずに時間切れになった場合、バックアップロードしてやり直す。
- メリット: 移動操作が不要で楽。ボタン連打に近い感覚でできる。
- デメリット: 入り口付近に湧くポケモンにしか使えない。ドーナツを消費するため、成果なしならバックアップロード必須。
方法B:シャトルラン厳選(中〜遠距離用)
狙っているポケモンが、入り口から少し離れた場所や、走りやすい直線上に湧いている場合に有効です。また、この方法は**「通常リセット」**で高速周回できるのが特徴です。
【手順】
- 配置厳選で見つけた「湧きポイント」の少し手前(ポケモンが視界に入るギリギリ手前、描画範囲外)まで移動する。
- その場所でレポート(セーブ)を書く。
- ※歪み内部でのセーブになります。
- ポケモンが湧く場所まで走って近づく(シャトルラン)。
- 色違いかどうか確認する。
- 色違いでない場合:
- ホームボタンを押してゲームを終了し、普通に再起動する(バックアップロードではない)。
- 再開すると手順2の場所から始まるので、再び近づいて確認する。
- メリット:
- 「視界から外れる→近づく」という描画処理を利用して再抽選させるため、バックアップロードよりも手軽。
- 通常起動でのリセットなので、ドーナツの効果時間(残り時間)が保存されたまま再開できる可能性がある(要検証だが、時間効率が良い)。
- ファストトラベルが届かない場所でも厳選可能。
- デメリット: 毎回走って確認するため、操作が少し忙しい。セーブ地点の調整(近すぎると湧きが固定される)がシビア。
実践結果と出現ポケモン事例
この2つの方法を駆使することで、DLC追加ポケモンを含む多くのポケモンで色違い報告が上がっています。
事例1:キモリ(DLC追加・森林エリア)
- 厳選タイプ: シャトルラン厳選
- 状況:
- 最初は入り口付近にいなかったため、バックアップロードを繰り返して配置を変更。
- 数回目の試行で、視界が開けた直線上にキモリの群れが湧く配置を引き当てた。
- 湧きポイントの手前でセーブし、ダッシュで近づいて確認→リセットを繰り返す「シャトルラン厳選」を採用。
- 結果、スムーズに色違い遭遇に成功。ダークボールで捕獲。
事例2:アチャモ(ファストトラベル厳選)
- 厳選タイプ: ファストトラベル厳選
- 状況:
- 運良く入り口のファストトラベルポイントの真横にアチャモが湧く配置を引いた。
- 「空を飛ぶ」を連打するだけで、1分間に数回のリポップ確認が可能。
- バックアップに戻ることなく、ドーナツ1個分の時間内で色違いが出現。
まとめ:効率化の鍵は「準備」にあり
M次元ラッシュの色違い厳選は、闇雲に歪みに入るのではなく、**「出るまで入る」のではなく「出る環境を作ってから粘る」**ことが重要です。
- 甘いドーナツを用意して確率を上げる。
- ポケセンで回復してバックアップ地点を作る。
- ベンチ休憩と視察を繰り返し、神配置(入り口近く or シャトルランしやすい場所)を引く。
- 配置に応じてファストトラベルかシャトルランで回す。
このフローを徹底すれば、時給換算での色違い獲得数は飛躍的に向上します。 特に「配置厳選」は面倒に感じるかもしれませんが、一度良い配置さえ作ってしまえば、そこからは(セーブ&リセットにより)何度でもその「最高の環境」で厳選を行えるのが最大の強みです。
発売直後の今だからこそできるこの高効率メソッド。修正が入る前に、ぜひお気に入りのポケモンの色違いをゲットしてください!
編集デスク:桐谷シンジ






