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【M次元ラッシュ】ランクマ無双のメガルカリオZ育成論|おすすめの技構成を解説|ポケモンZA

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、「M次元ラッシュ」で追加されたメガルカリオZを手に入れたものの、ランクマッチでどう活かせば無双できるのか、具体的な育成正解がわからず気になっていると思います。

特に、従来のメガルカリオとは異なる種族値配分や、新たに追加された環境下での立ち回り、そして耐久面の不安をどうカバーするかは、多くのトレーナーが抱える悩みです。

この記事を読み終える頃には、メガルカリオZのポテンシャルを120%引き出す最適解が見つかり、ランクマッチでの勝率を劇的に上げるための疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  1. 特攻164・素早さ151という驚異的な種族値を活かした特殊アタッカー型の育成論
  2. 「わるだくみ」と「しんそく」を組み合わせた、全抜き性能を高める技構成の最適解
  3. 耐久調整よりも火力を優先すべき理由と、具体的な性格・努力値振りの考察
  4. ランクマッチ環境における有利な対面と、絶対に避けるべきアンチピックの対策

 

それでは解説していきます。

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メガルカリオZの基本スペックと種族値分析

『ポケモンレジェンズZA』のDLC「M次元ラッシュ」にて解禁されたメガルカリオZ。その性能は、既存のルカリオの概念を覆すほどの衝撃をランクマッチ界隈に与えています。

まずは、その基礎となるスペックを徹底的に解剖し、なぜこのポケモンが「無双」のポテンシャルを秘めているのか、数値の面から紐解いていきます。

圧倒的な「素早さ151」が作る新たな環境

メガルカリオZの最大の特徴は、なんといっても素早さ種族値151という数値です。これは、従来の高速アタッカーのラインであった130族(サンダースやクロバットなど)や、ドラパルト(142)さえも上回る数値です。

この「151」という数字がランクマッチにおいて持つ意味は計り知れません。

  • 先制権の確保: 環境に存在するほぼ全てのポケモンの上を取ることができます。これにより、相手が動く前に高火力の攻撃を叩き込む「やられる前にやる」戦術が極めて安定します。
  • スカーフ持ちへの圧力: 相手がこだわりスカーフを持っていたとしても、中速帯のポケモンであれば抜ける可能性があります。
  • 同速勝負の排除: 素早さ151という独特なラインに位置するため、同速対決(50%の運ゲー)が発生しにくく、計算した立ち回りが可能です。

特攻164がもたらす破壊力

攻撃面においては、特攻が164まで跳ね上がっています。通常のメガルカリオが物理・特殊の両刀可能なステータスだったのに対し、Z形態は明確に特殊特化の配分となっています。

特攻164という数値は、伝説のポケモンであるミュウツー(メガシンカYを除く)の154すら超える数値です。

ステータス メガルカリオZ 通常メガルカリオ 比較:ミュウツー
HP 70 70 106
攻撃 100 145 110
防御 70 88 90
特攻 164 140 154
特防 70 70 90
素早さ 151 112 130

この表を見ても分かる通り、特攻と素早さに極端に割り振られた「超高速特殊アタッカー」としての地位を確立しています。この尖った性能こそが、ランクマッチで無双するための鍵となります。

紙耐久という唯一の弱点

一方で、防御と特防は70のまま据え置きとなっています。HPも70と低く、耐久面は「紙」と言わざるを得ません。

  • 等倍技でも致命傷: 不一致の弱点技はもちろん、高火力の等倍技を受けただけでも瀕死になるリスクがあります。
  • 先制技への脆さ: しんそくやマッハパンチ、アクアジェットなどの先制技には滅法弱く、HP管理が非常にシビアです。

しかし、この脆さは「攻撃を受けなければ良い」という発想でカバー可能です。そのための素早さ151であり、やられる前に落とす火力なのです。

色違いに見る「Z」の覚悟

余談ですが、メガルカリオZの色違いについても触れておきましょう。通常色が青緑色であるのに対し、色違いはを基調とし、四肢が青っぽいグレーに変化しています。

この配色は、過剰なエネルギーによって変質した姿を象徴しているようにも見えます。「M次元ラッシュ」というタイトルの通り、次元を超えた力を宿した代償として、耐久を捨てて攻撃に特化した、まさに「修羅」のようなポケモンと言えるでしょう。

ランクマ無双を実現する最強の育成論

ここからは、具体的な育成論に入ります。私の実戦経験に基づき、現環境で最も勝率を稼げる構成を提案します。

性格は「むじゃき」か「せっかち」の二択

メガルカリオZの性格選びにおいて、絶対に妥協してはいけないのが素早さ補正です。

特攻が高いので「ひかえめ(特攻↑)」にしたくなる気持ちは分かりますが、151という絶妙な素早さを活かすためには、最速設定が必須条件です。最速にすることで、スカーフを持った準速100族などを抜ける範囲が変わってきます。

では、どの能力を下げるべきか。以下の2つが推奨されます。

  1. むじゃき(素早さ↑ 特防↓)
  2. せっかち(素早さ↑ 防御↓)

なぜ防御や特防を下げるのか。それは、採用技に「しんそく」が含まれるため、攻撃のステータスを下げる「おくびょう」が採用しづらいからです。「しんそく」は物理技ですが、とどめの一撃として非常に重要です。

現環境では物理の先制技(マッハパンチ、アクアジェットなど)が多いため、物理耐久を下げる「せっかち」よりは、**「むじゃき」**の方を個人的には推奨します。特殊技は「きあいだま」など命中不安なものが多く、被弾する機会自体を立ち回りで減らしやすいからです。

努力値配分の最適解

努力値(基礎ポイント)の振り方は非常にシンプルです。余計な耐久調整は一切不要です。

  • 特攻:252(ぶっぱ)
  • 素早さ:252(ぶっぱ)
  • 攻撃:4(余り)

中途半端に耐久に振ったところで、確定数が変わる場面は稀です。それよりも、ミリ残しで耐えられた相手を確実に落とし切るための特攻、そして同速付近のライバルに競り勝つための素早さに全振りするのが、メガルカリオZの正しい使い方です。

余りの4を攻撃に振ることで、「しんそく」の威力をわずかでも底上げします。この「わずかな差」が、ランクマッチの勝敗を分けるのです。

持ち物はもちろん「ルカリオナイトZ」

これは言うまでもありませんが、メガシンカするために必須となります。他のアイテムを持つ選択肢はありません。

メガシンカのタイミングですが、基本的には初手からメガシンカして問題ありません。初速から151の素早さを押し付け、場を制圧していくのがこのポケモンの役割です。

技構成の徹底解説と採用理由

メガルカリオZの強さを支えるのは、その技範囲の広さと優秀な補助技です。ここでは、私が推奨する「結論構成」とその理由を深掘りします。

確定技1:はどうだん(特殊・格闘)

  • 威力: 80
  • 命中: 必中

メインウェポンその1です。「インファイト」と比較されますが、メガルカリオZは特殊型であるため、こちらが採用されます。

威力80は控えめに見えますが、タイプ一致補正と特攻164の実数値、さらに特性(適応力相当の補正がかかると仮定)が乗ることで、等倍相手ならごっそりとHPを削り取ります。

何より必中である点が偉大です。小さくなるや影分身を積んでくる害悪戦法に対しても強く出られます。また、反動で耐久が下がらないため、インファイトのようなリスクがありません。

確定技2:ラスターカノン(特殊・鋼)

  • 威力: 80
  • 命中: 100
  • 効果: 10%で特防ダウン

メインウェポンその2です。フェアリータイプへの遂行技として必須です。

特に環境に多いフェアリータイプ(ニンフィア、トゲキッスなど)に対して弱点を突けるのが強みです。はどうだんとの相性補完も優れており、格闘と鋼の両方を半減以下に抑えられるポケモンは限られています。

10%の確率で特防ダウンを引ければ、受けに来た高耐久ポケモンを強引に突破できる可能性も生まれます。

確定技3:わるだくみ(変化)

  • 効果: 特攻を2段階上昇

メガルカリオZを「崩し」の枠に押し上げる最強の積み技です。

一度積んでしまえば、特攻実数値は倍になります。この状態からの攻撃を受けられるポケモンは、数値受け(ハピナスなど)であっても困難になります。

素早さが高いため、相手の交代際や、流し際に積むチャンスは意外と多いです。また、相手が「まもる」などで様子見をしてくるターンに強気に積むプレイングも有効です。この技があるかないかで、全抜き性能が天と地ほど変わります。

確定技4:しんそく(物理・ノーマル)

  • 威力: 80
  • 優先度: +2

ここが議論の分かれるポイントですが、私は「しんそく」を強く推奨します。

「特殊型なのに物理技?」と思うかもしれませんが、以下の理由から採用価値が極めて高いです。

  1. 優先度+2の強さ: 通常の先制技(マッハパンチなど)は優先度+1ですが、しんそくは+2です。相手の先制技よりも先に動けるため、HPが残りわずかな相手を安全に処理できます。
  2. 削り残しの処理: はどうだんやラスターカノンでギリギリ耐えられた相手を、次ターンに無傷で処理できます。
  3. タスキ潰し: きあいのタスキで耐えてきた相手へのトドメとして機能します。

性格を「むじゃき」や「せっかち」にする理由は、この技の威力を下げないためです。攻撃実数値100は決して低くなく、無振りでも十分な火力が出ます。

その他の選択肢(環境に合わせたカスタマイズ)

環境やパーティ構築によっては、以下の技も候補に入ります。

しんくうは(特殊・格闘)

特殊版の先制技。タイプ一致で特攻補正も乗るため火力は出ますが、優先度が+1であるため、しんそくの+2には劣ります。ファイアローのブレイブバード(優先度あり)などを意識するならしんそく、対格闘弱点を意識するならしんくうは、といった使い分けになります。

サイコキネシス(特殊・エスパー)

格闘タイプを受けに来る毒タイプ(ドヒドイデなど)への打点です。しかし、鋼技で等倍が取れることも多く、技スペースを割く優先度は低めです。

あくのはどう・シャドーボール(特殊・悪/ゴースト)

通りが良い技です。ギルガルドやサーフゴーのような、格闘・鋼・ノーマルを無効化・半減してくるゴーストタイプへの打点として採用価値があります。環境にゴーストが多い場合は、しんそくを切って採用するのもアリです。

実戦における立ち回りと対策

最強の矛であるメガルカリオZですが、使い方を誤れば一瞬で沈みます。ランクマッチでの具体的な運用方法を解説します。

基本的な立ち回り:死に出しからの全抜き

最も安定するのは、先発のポケモンで場を荒らした後、死に出し(味方が倒された後に繰り出すこと)で展開するパターンです。

  1. 先発ポケモンで相手の素早さ操作(麻痺を入れる、追い風をする)や、ステルスロックなどの定数ダメージを撒く。
  2. 味方が倒れたらメガルカリオZを出す。
  3. 有利対面ならそのまま攻撃、相手が引く読みなら「わるだくみ」を選択。
  4. 上昇した特攻と圧倒的な素早さで上から叩き続ける。

この黄金パターンが決まれば、3タテも容易です。

初手運用のリスク

初手に出す場合、相手のスカーフ持ちや、予想外のテラスタル(タイプ変更)で返り討ちに遭うリスクがあります。特に、相手の選出が見えていない状態での紙耐久ポケモン運用はギャンブル要素が強くなります。

メガルカリオZが苦手な相手(アンチピック)

以下のポケモンが見えた場合は、選出を控えるか、徹底的な対策が必要です。

1. 高速スカーフ持ち

メガルカリオZのS151を上回るスカーフ持ち(例:ガブリアス、サザンドラなど)には成す術なく倒されます。相手の持ち物が判明していないうちは、突っ張るのは危険です。

2. 先制技持ちの高火力物理

ハッサムの「バレットパンチ」や、マリルリの「アクアジェット」など、高火力の先制技を持つ相手は天敵です。「しんそく」があるとはいえ、タイプ相性で不利な場合や、相手の耐久が高い場合は撃ち負けます。

3. ギルガルド

メインウェポンの格闘・ノーマルが無効、鋼が半減という最悪の相性です。「あくのはどう」や「シャドーボール」を採用していない場合、完封されます。ギルガルド入りの構築に対しては、裏に炎タイプや地面タイプのポケモンを必ず用意しましょう。

メガルカリオZ入手までの道のり

ここで改めて、この強力なポケモンを入手する方法を整理しておきます。「M次元ラッシュ」の要素であるため、少し手間がかかります。

解放条件:DLCストーリークリア後

メガルカリオZは、DLC「M次元ラッシュ」のメインストーリーをクリアしただけでは手に入りません。

  1. DLCメインミッションを完遂する
  2. サイドミッション「超絶本気のルカリオ対決!」を発生させる
    • このミッションは難易度が高く、相手のルカリオも非常に強力です。
  3. ミッションクリア報酬として「ルカリオナイトZ」を入手

メガカケラ集めの重要性

通常の「メガルカリオ」への進化にも触れておきます。クエーサー社での交換には「メガカケラ」が240個必要です。

メガカケラは、DLCエリアのフィールド上に点在しているほか、レイドバトル等の報酬でも手に入ります。メガルカリオZを運用する前に、通常のメガルカリオで個体値厳選や努力値振りを済ませておく必要があります。

効率的なメガカケラ収集ルート

おすすめは、M次元エリアの「歪みの回廊」周辺を周回することです。ここでは高頻度でカケラのリポップが確認されており、30分ほどの周回で50〜60個は集まります。根気よく集めましょう。

他のメガシンカポケモンとの比較

ランクマッチでは、メガリザードンYやメガボーマンダなど、強力なライバルが存在します。なぜ今、メガルカリオZなのか。

対メガガルーラ性能

かつて環境を支配したメガガルーラに対し、上から「はどうだん」を叩き込めるのは大きな利点です。ふいうちを透かす手段(みがわり等)や、しんそくでの縛り返しなど、対面処理能力が高いです。

対フェアリー性能

環境に多いカプ系やミミッキュに対し、鋼技(ラスターカノン)で弱点を突ける高速アタッカーは貴重です。物理型のメタグロスなどは威嚇や鬼火に弱いですが、特殊型のメガルカリオZならそれらの影響を受けずに遂行できます。

まとめ

メガルカリオZは、その圧倒的な素早さと特攻により、現環境のランクマッチにおいて最強クラスのスイーパーとして君臨しています。

最後に、育成と運用のポイントをもう一度おさらいします。

  1. 性格は「むじゃき」一択:素早さ151を最大限に活かし、かつ「しんそく」の火力を落とさないため。
  2. 努力値はCSぶっぱ:耐久調整は不要。火力と速度に全てを捧げる。
  3. 技構成のテンプレ:「はどうだん」「ラスターカノン」「わるだくみ」「しんそく」。これが最も汎用性が高く強力。
  4. 立ち回りは死に出し推奨:場を整えてから降臨し、「わるだくみ」からの全抜きを狙う。

この育成論を参考に、あなたのルカリオを「M次元」の領域へと進化させ、ランクマッチでの連勝街道を突き進んでください。その背中から放たれる紫色のオーラは、対戦相手にとって絶望の色となることでしょう。

筆者情報

筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。

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