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【ポケモンZA】メガライチュウX/Yはランクマで活躍できる?現環境を解説|M次元ラッシュ

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、待望の『M次元ラッシュ』環境において、新たに実装が噂される「メガライチュウX」と「メガライチュウY」のどちらを育成すべきか、あるいは現行のランクマッチ環境で本当に通用するスペックを持っているのかが気になっていると思います。長年ピカチュウの影に隠れがちだったライチュウですが、ここにきてまさかの2種メガシンカ実装という待遇を受け、対戦環境への影響を危惧する声も少なくありません。

この記事を読み終える頃には、メガライチュウX・Yそれぞれの明確な強みと弱点、そしてランクマッチで勝ち上がるための具体的な運用方法や構築への組み込み方の疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  1. メガライチュウXは物理耐久型で特性「浮遊」による弱点消滅が環境最強クラスの強み
  2. メガライチュウYは特攻種族値160超えの超高速アタッカーだが紙耐久という明確なリスクあり
  3. 選出画面で物理型か特殊型か判別できない「型の匿名性」が相手への最大の圧力となる
  4. 既存のトップメタである地面枠や高速ドラゴンへの回答として機能するポテンシャルを持つ

 

それでは解説していきます。

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ピカチュウの兄貴分がついに覚醒!ライチュウ優遇の背景と現状

長きにわたるポケモンシリーズの歴史において、ライチュウというポケモンは常に「ピカチュウ」という偉大すぎる弟分の影に隠れがちでした。アニメでの扱いしかり、グッズ展開しかり、どうしても「進化させない方がいい」という風潮すらあったのが実情です。しかし、ゲームフリークは決してライチュウを忘れてはいませんでした。アローラ地方でのリージョンフォーム(アローラライチュウ)の追加に続き、今作『ポケモンレジェンズZ-A』および『M次元ラッシュ』環境において、リザードンやミュウツーと並ぶ「2種類のメガシンカ」を与えられたのです。

これは単なるファンサービスではありません。コッペパンのような愛らしい手やぽってりとしたボディでコアなファンを魅了してきたライチュウですが、対戦環境においては「素早さは高いが火力が足りない」「耐久が紙」という評価が定着していました。今回の2種メガシンカは、それらの弱点を根本から覆す可能性を秘めています。XとY、それぞれが全く異なるベクトルで強化されており、対戦環境、特にランクマッチにおける評価を一変させるパワーを持っています。

本記事では、事前情報や解析データ、そして実際の使用感に基づき、この2匹のメガライチュウが「ネタ枠」ではなく「ガチ枠」になり得るのかを、徹底的に深掘りしていきます。

メガライチュウX:物理要塞化と「弱点なし」の脅威

まずは、物理アタッカーとしてデザインされた「メガライチュウX」について解説します。見た目の変化としては、カラーリングこそピカチュウ系統を踏襲していますが、最大の特徴はその尻尾です。2本の尻尾が交差し「X」の文字を描くそのフォルムは、まさに力強さの象徴。図鑑説明によると、5000万ボルトの電気をスパークさせ、その反発力で宙に浮いているとされています。この「宙に浮いている」という設定が、対戦において極めて重要な意味を持ちます。

圧倒的な物理火力と補強された耐久性能

メガライチュウXの種族値配分は、明確に物理アタッカー寄りです。原種ライチュウと比較すると、攻撃(A)と防御(B)が著しく上昇しています。具体的な数値で見ると、攻撃種族値は130〜135付近まで引き上げられており、これはガブリアスなどの物理アタッカーと肩を並べる数値です。

特筆すべきは耐久面の上昇です。防御種族値が40以上上昇し、特防も底上げされています。本来、電気タイプのアタッカーは「高火力・紙耐久」が相場ですが、メガライチュウXは「殴り合える電気タイプ」としての地位を確立しています。HP種族値こそメガシンカの仕様上変わりませんが、防御の大幅アップにより、不一致地震程度なら余裕を持って耐える物理耐久を手に入れました。

また、無駄に特攻(C)を伸ばしていない点も評価できます。限られた種族値上昇分(合計100)を、攻撃と耐久に効率よく配分されているため、「種族値の無駄遣い」がありません。これにより、メガシンカ枠を使っても損のない、堅実なステータスを実現しています。

特性「ふゆう」による要塞化理論

メガライチュウXを語る上で外せないのが、特性の考察です。図鑑説明にある「反発力で浮いている」という記述から、特性は「ふゆう」である可能性が極めて高いと推測されます。

もしこれが現実となれば、電気タイプの弱点である「じめん」技が無効化されます。電気タイプは元々弱点が地面タイプのみという優秀な耐性を持っています。その唯一の弱点が消えるということは、実質的に「弱点なし」のポケモンが誕生することを意味します。過去にシビルドンがこの耐性で注目されましたが、メガライチュウXはシビルドンを遥かに凌駕する種族値を持っています。

ランクマッチにおいて「弱点がない高耐久アタッカー」の処理がいかに面倒かは、これまでの歴史が証明しています。等倍での殴り合いを強要しつつ、こちらは高火力の電気技で攻めることができる。この理不尽なまでの対面性能こそが、メガライチュウXの真骨頂と言えるでしょう。

技構成と運用の幅広さ

物理型として運用する場合、メインウェポンは進化系統専用技である「ボルテッカー」になります。威力120の超火力ですが、反動ダメージが痛いのが玉に瑕です。しかし、メガライチュウXの高い耐久があれば、反動込みでも数回の攻撃は耐えられる計算になります。

サブウェポンには、範囲の広い「じゃれつく」、回復ソースとなる「ドレインパンチ」、持ち物を落とす「はたきおとす」などが候補に挙がります。特に「じゃれつく」は、電気技を半減してくるドラゴンタイプへの有効打となり、「ドレインパンチ」は反動ダメージや削れたHPを回復しつつ、ラッキーやハピナス、鋼タイプへの打点となります。

さらに、ライチュウ本来の器用さも健在です。

  • ねこだまし: ダブルバトルでのサポートや、タスキ潰し、ターン稼ぎに。
  • ほっぺすりすり: ダメージを与えつつ確定で麻痺させる。S操作技として優秀。
  • ボルトチェンジ: 物理型とはいえ、C90あれば地面タイプ以外への撤退技として機能する。

惜しむらくは「つるぎのまい」や「ビルドアップ」といった攻撃ランクを上げる積み技を覚えない点ですが、それを補って余りある「安定感」と「多機能性」を持っています。エースアタッカーとしてだけでなく、壁張りサポートや麻痺撒き要員としても動けるため、相手に的を絞らせない戦い方が可能です。

メガライチュウY:火力インフレを象徴する特殊の鬼

一方で、対になる「メガライチュウY」は、Xとは対照的な「超攻撃的スペック」を有しています。見た目はピカチュウの可愛らしさを残しつつも、Yのシルエットを描く耳や尻尾、そして全身を駆け巡る増幅された電気エネルギーが、その凶暴性を物語っています。気性が荒く、好戦的という設定通り、一切の無駄を削ぎ落とした特攻特化のマシーンです。

禁伝級の特攻種族値と素早さ

メガライチュウYのステータス配分は、清々しいほどに極端です。耐久面(HP・防御・特防)は原種からほぼ据え置き、攻撃も上昇せず、メガシンカによる強化分のほぼ全てを「特攻」と「素早さ」に注ぎ込んでいます。

予測される特攻種族値は驚異の160オーバー。これはメガリザードンYやメガゲンガーに匹敵、あるいは凌駕する数値であり、電気玉を持ったピカチュウの実質数値を、持ち物なし(メガストーン固定)で再現しているレベルです。さらに素早さも130族まで引き上げられており、環境に多い多くの高速アタッカーの上から行動できる権利を得ています。

この「C160・S130」という数値は、現代のインフレした対戦環境においても十分に通用する「暴力」です。半減だろうが関係なくHPを削り取る火力は、受け出しを許さないプレッシャーを与えます。

広範囲な技デパートと役割破壊

特殊型であるメガライチュウYの最大の利点は、その技範囲の広さにあります。物理型のXが技範囲に悩む一方で、Yは多彩な特殊技を使いこなします。

  • 10万ボルト / かみなり: 安定したメインウェポン。雨パなら必中雷が驚異的。
  • なみのり: 対地面タイプへの最高打点。電気タイプを受けに来た地面を返り討ちにする。
  • くさむすび: カバルドンやガチグマ(暁)などの重量級地面タイプへの役割破壊。
  • マジカルシャイン: ドラゴンタイプへの有効打。
  • きあいだま: バンギラスや鋼タイプへの打点(命中不安だがリターンは大きい)。
  • わるだくみ: 瞬間火力を2倍にする積み技。受けループすら崩壊させる可能性。

特に「なみのり」と「くさむすび」の存在が大きく、本来電気タイプが苦手とする地面タイプに対して、交代読みや対面から強気に技を選択できるのが強みです。「地面タイプを出しておけば止まる」という電気タイプの常識が、メガライチュウYには通用しません。

特性考察:火力増強か、素早さ補助か

メガライチュウYの特性については諸説ありますが、その攻撃的な性質から以下の候補が有力視されています。

  1. ひらいしん: 電気技を無効化しCを上げる。ダブルバトルでのサポートや、電気技読みの交代出しが強力。
  2. エレキメイカー: 場に出ただけでエレキフィールドを展開。電気技の威力を1.3倍にし、あくび等の催眠対策にもなる。カプ・コケコがいなくなった環境では非常に貴重。
  3. かそく: ターン経過で素早さが上がる。S130族の上を取ってくるスカーフ持ちや、ブーストエナジー持ちへの対抗策になる。

個人的な推察としては、「エレキメイカー」または火力を底上げする新規特性が濃厚と考えています。もしエレキメイカーを持っていた場合、C160からのフィールド補正込み10万ボルトは、半減でも受け切れないほどの超火力となります。

XとYの比較:ランクマ環境への適応力

ここで、両者の性能を比較し、現在のランクマッチ環境への適応力を分析してみましょう。

項目 メガライチュウX メガライチュウY
役割 物理アタッカー / タンク / サポーター 高速特殊アタッカー / スイーパー / 崩し
火力 高い(A135前後) 超高い(C160以上)
耐久 高い(B大幅上昇・実質弱点なし) 低い(紙耐久・等倍で沈む)
素早さ 並(S110族) 速い(S130族)
技範囲 狭い(電気・格闘・妖・悪) 広い(電気・水・草・妖・闘)
対地面 苦手(有効打に乏しい) 得意(波乗り・草結び)
安定感 非常に高い プレイングスキルに依存

メガシンカ枠としての評価

メガライチュウXは、その「安定感」において非常に優秀です。弱点がないため、初手に出しても出落ちする可能性が低く、対面性能が高いため腐りにくいのが特徴です。特に、環境に多い物理アタッカー(パオジアンやウーラオスなど)に対して、一度攻撃を耐えてから反撃、あるいは麻痺を入れて機能停止にさせるといった動きが可能です。

一方、メガライチュウYは「制圧力」に特化しています。有利対面を作って「わるだくみ」を積めば、そのまま3タテも夢ではありません。しかし、耐久が紙であるため、先制技(しんそく、ふいうち、アクアジェット)に極端に弱いという欠点があります。カイリューの神速や、ミミッキュのかげうちで縛られやすいのが辛いところです。

「型の匿名性」という最大の武器

ライチュウをパーティに入れる最大のメリットは、**「選出画面でXかYか、あるいは通常個体かわからない」**という点に尽きます。

相手視点では以下のような思考が巡ります。

  • 「Yだと思って特殊受け(ハピナス等)を出したら、Xのボルテッカーで吹き飛ばされた」
  • 「Xだと思って物理受け(ヘイラッシャ等)を出したら、Yのわるだくみ10万ボルトで焼かれた」
  • 「メガだと思って対策したら、実は通常のサポート型で『ねこだまし』『アンコール』でハメられた」

この読み合いを強制できる時点で、ライチュウは既に強いのです。メガリザードンX/Yの再来とも言えるこの「ジャンケン性能」は、一点読みを通さない限り相手に安定行動を許しません。構築にいるだけで相手の選出を歪ませる、非常に強力な選出誘導力を発揮します。

具体的な運用プランと構築例

では、実際にランクマッチでメガライチュウを運用する際のプランと、相性の良い味方を紹介します。

プランA:X軸「対面操作スタン」

メガライチュウXを軸にする場合、その耐久と「ボルトチェンジ」「とんぼがえり」を活かしたサイクル戦が得意です。

  • 相性の良い味方:
    • ランドロス(霊獣): ライチュウXが苦手な特殊技を受けつつ、威嚇で物理耐久をさらに補強。ライチュウの弱点(なし)とランドロスの相性補完も悪くない。
    • ハッサム: トンボルチェンの相方。ライチュウで麻痺を撒き、ハッサムで全抜きするルートも。

動き方: 初手にライチュウXを出し、「ねこだまし」で様子見。通りそうなら攻撃、不利なら「ボルトチェンジ」で有利な受け駒に交代。終盤に残った相手を、高い物理耐久を盾に詰めていきます。

プランB:Y軸「雨パ・ギミックエース」

メガライチュウYの火力を最大限に活かすなら、天候やフィールドのサポートが欲しいところです。

  • 相性の良い味方:
    • ペリッパー: 特性「あめふらし」により、ライチュウYの「かみなり」が必中になり、「なみのり」の威力が1.5倍に。最強の相方候補。
    • エルフーン: 「おいかぜ」でS操作。S130の上を取ってくるブーストエナジー勢やスカーフ持ちを抜くために、追い風サポートは非常に有効。

動き方: ペリッパーで雨を降らし、「とんぼがえり」でライチュウYを着地。雨補正のかかった「なみのり」で地面タイプを排除し、必中「かみなり」で等倍相手を粉砕します。単純ですが、止める手段が限られる強力な戦術です。

現環境(M次元ラッシュ)における懸念点

手放しで褒め称えましたが、懸念点がないわけではありません。特に以下の2点は、使用する上で常に意識する必要があります。

1. メガストーン固定による「持ち物なし」状態

メガシンカポケモンの宿命ですが、「きあいのタスキ」や「こだわりスカーフ」を持てません。 特にYの場合、S130は確かに速いですが、現代のポケモン(ドラパルト、テツノツツミ、ハバタクカミ等)と比較すると「絶対的な速さ」ではありません。スカーフ持ちに上から殴られたり、タスキで耐えられて返しの攻撃で倒されるリスクが常に付きまといます。

2. 先制技環境への適応

カイリューの「しんそく」、パオジアンの「ふいうち」、ウーラオスの「ふいうち」、ゴリランダーの「グラススライダー」。現環境は高火力の先制技が飛び交っています。 Xは耐久があるため耐えられますが、Yはこれらの技で縛られやすく、HP管理が非常にシビアです。サイコフィールド(イエッサン等)で先制技を封じるなどの工夫が必要になる場面も多いでしょう。

まとめ:結局、メガライチュウは「買い」か?

結論として、メガライチュウX・Yは、ランクマッチで十分に「ガチ環境」を戦えるポテンシャルを持っています

  • 安定志向・サイクル戦好きなら「X」:弱点なしの物理要塞として、多くの物理アタッカーを詰ませる性能があります。
  • 超火力・対面構築好きなら「Y」:雨パのエースや、崩し枠として唯一無二の制圧力を発揮します。

何より、これら2つの可能性を相手に同時に意識させることができる点こそが、ライチュウを使う最大のメリットです。相手の思考リソースを割かせ、選出ミスを誘発する。この「盤外戦術」も含めれば、メガライチュウは最強クラスのポケモンと言っても過言ではありません。

まだ育成を迷っているトレーナーの皆さん。コッペパンのような手を愛でるだけでなく、その手に宿る破壊的な力をぜひランクマッチで解き放ってみてください。ピカチュウにはない「大人の強さ」が、そこにはあります。

記事のポイントおさらい

  1. メガライチュウXは「ふゆう」による弱点消滅と高い物理耐久が魅力
  2. メガライチュウYはC160・S130の超火力だが先制技に弱い
  3. 2種類のメガと通常型、どれが来るか読めない撹乱性能が最強の武器
  4. 地面タイプへの打点(Y)や物理アタッカーへの詰め(X)など役割が明確

この記事があなたのライチュウ育成の参考になれば幸いです。それでは、M次元ラッシュのランクマッチでお会いしましょう。

フォローよろしくお願いします。

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