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【M次元ラッシュ】メガシンカ「攻撃」種族値ランキングトップ10|異次元ミアレ図鑑から解説

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、ポケモンレジェンズZAのDLC「M次元ラッシュ」で追加された、物理アタッカーの頂点が誰なのか気になっていると思います。特に、異次元ミアレ図鑑に登録されるメガシンカポケモンたちの中で、単純な火力指標となる「攻撃(A)」の種族値がどのようにランク付けされるのかは、パーティ編成において非常に重要な要素です。

この記事を読み終える頃には、物理アタッカー最強の座にあるポケモンの詳細と、それぞれの強みを活かすためのステータス理解が深まり、どのメガストーンを優先して回収すべきかの疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  1. 異次元ミアレ図鑑のデータを基に攻撃種族値トップ10をランキング形式で紹介
  2. 新規追加メガシンカと既存メガシンカ(ゲンシカイキ含む)の火力を比較検証
  3. ランクインした各ポケモンの耐久・素早さとのバランスを徹底分析
  4. メガストーンの入手方法と攻略の優先度を解説

 

それでは解説していきます。

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Contents
  1. 【第1位(同率)】攻撃種族値 180|大地と天空を統べる神々
    1. ゲンシグラードン(既存)
    2. 性能徹底解剖:終わりの大地が生む絶対的支配者
    3. 異次元ミアレでの活躍と入手攻略
    4. メガレックウザ(既存)
    5. 性能徹底解剖:ルールブレイカー、ここに降臨
    6. 異次元ミアレでの活躍と入手攻略
  2. 【第3位】攻撃種族値 160|加速する炎の格闘家
    1. メガバシャーモ(既存)
    2. 性能徹底解剖:環境を定義する「加速」の暴力
    3. 異次元ミアレでの活躍と入手攻略
  3. 【第4位(同率)】攻撃種族値 157|迅雷の獣と雪山の拳豪
    1. メガゼラオラ(NEW)
    2. 性能徹底解剖:幻の力が解放された雷神
    3. 入手方法と攻略のヒント
    4. メガケケンカニ(NEW)
    5. 性能徹底解剖:氷雪の重戦車
    6. 異次元ミアレでの活躍と入手攻略
  4. 【第6位】攻撃種族値 154|災いを断つ漆黒の刃
    1. メガアブソルZ(NEW)
    2. 性能徹底解剖:最速の「マジックミラー」使い?
    3. 異次元ミアレでの活躍と入手攻略
  5. 【第7位(同率)】攻撃種族値 150|深海と異次元の覇者たち
    1. ゲンシカイオーガ(既存)
    2. 性能徹底解剖:物理もイケる海の神
    3. 異次元ミアレでの活躍と入手攻略
    4. メガラグラージ(既存)
    5. 性能徹底解剖:雨パのエースにして絶対的支柱
    6. 異次元ミアレでの活躍と入手攻略
    7. メガグソクムシャ(NEW)
    8. 性能徹底解剖:動く要塞、反撃の鬼
    9. 異次元ミアレでの活躍と入手攻略
  6. 【第10位】攻撃種族値 140|空を切り裂く特攻隊長
    1. メガムクホーク(NEW)
    2. 性能徹底解剖:捨て身の特攻隊長
    3. 異次元ミアレでの活躍と入手攻略
  7. 惜しくもトップ10入りを逃した注目ポケモンたち
    1. メガスコヴィラン(NEW)
    2. メガライチュウX(NEW)
    3. メガダークライ(NEW)
    4. メガヒードラン(NEW)
    5. 番外編:メガセグレイブ(NEW・未実装)
  8. M次元ラッシュの物理アタッカー環境考察
    1. 1. 「超高速紙耐久」vs「鈍足超高耐久」の二極化
    2. 2. 「いかく」と物理受けの重要性再燃
    3. 3. 天候パーティの復権
    4. 4. 伝説・幻ポケモンの解禁ランク
  9. まとめ

【第1位(同率)】攻撃種族値 180|大地と天空を統べる神々

栄えある第1位は、攻撃種族値180を誇る伝説のポケモン2体です。他の追随を許さない圧倒的な数値です。

ゲンシグラードン(既存)

ステータス
HP 100
攻撃 180
防御 160
特攻 150
特防 90
素早さ 90
合計 770

性能徹底解剖:終わりの大地が生む絶対的支配者

攻撃180・防御160の化け物

「大地の化身」ゲンシグラードンが堂々の1位です。 攻撃種族値180は、補正ありA252振りで実数値500を超え得る領域です。 タイプが「じめん・ほのお」になり、4倍弱点となるはずの水技を、自身の特性「おわりのだいち」で無効化するという、反則級のシナジーを持っています。これにより実質的な弱点は「じめん」のみ。

専用技「だんがいのつるぎ」は命中85と不安が残りますが、威力120の全体技(ダブル時)であり、当たれば等倍の相手は消し飛びます。防御も160と鉄壁で、物理同士の殴り合いでは、あのザシアンですらグラードンを突破するのは困難です。

M次元環境でのメタゲーム

カイオーガとの天候の取り合いが予想されますが、素早さが同じ90族であるため、S調整(あえて遅くして天候を取るか、速くして上から殴るか)の駆け引きが重要になります。 また、特殊耐久(D90)は伝説戦の中では低めなので、ここを突かれると脆い一面もあります。

おすすめの技構成と運用論

  • 確定技: だんがいのつるぎ、ヒートスタンプ(またはほのおのパンチ)
  • 選択技: ストーンエッジ、つるぎのまい、ロックカット、ステルスロック

「ロックカット」で素早さを補えば、全抜きエースとしても機能します。「ヒートスタンプ」は体重の重いゲンシグラードンと相性が良く、最大威力で撃てる場面が多いです。

異次元ミアレでの活躍と入手攻略

べにいろのたま入手条件詳細

条件:イジゲン13「紅色の伝説」でゲンシグラードン撃破後に入手

クエスト攻略ガイド

ボス:ゲンシグラードン

  • 攻略法: 常に「ひざしがとてもつよい」状態です。水技が無効化されるため、メガラグラージやカイオーガを連れて行くと詰みます。
  • 地面技を無効化できる「ひこうタイプ」や特性「ふゆう」持ち(ラティオス、クレセリア等)が攻略の鍵です。
  • 特殊攻撃には比較的弱いため、特殊ドラゴンの「りゅうせいぐん」等で一気にHPを削りましょう。

メガレックウザ(既存)

ステータス
HP 105
攻撃 180
防御 100
特攻 180
特防 100
素早さ 115
合計 780

性能徹底解剖:ルールブレイカー、ここに降臨

持ち物自由という最大の特権

同率1位は、天空の覇者メガレックウザ。 攻撃種族値180、特攻180という数値もさることながら、このポケモンの最大の壊れ要素は**「メガストーンを持たずにメガシンカできる」**点に尽きます。 他のメガシンカポケモンがアイテム枠をメガストーンに固定される中、メガレックウザは「いのちのたま」「きあいのタスキ」「こだわりハチマキ」などを持てます。 「こだわりハチマキ」を持ったA180メガレックウザの「ガリョウテンセイ」の火力指数は、ポケモンの歴史上でも指折りの高さです。

特性「デルタストリーム」

飛行タイプの弱点(電気、氷、岩)を半減させる特性により、実質的な弱点は、ドラゴンの弱点(ドラゴン、氷、フェアリー)のみとなります。氷タイプに対しては等倍になります。 これにより耐久も数値以上に高く、一撃で落とすのは至難の業です。

おすすめの技構成と運用論

  • 確定技: ガリョウテンセイ、しんそく
  • 選択技: 地震、Vジェネレート(配布限定技の再習得があるか要確認)、りゅうのまい、つるぎのまい

「りゅうのまい」を1回積めばゲームエンド級の強さ。「しんそく」の優先度+2も非常に強力で、削れた相手を確実に処理できます。

異次元ミアレでの活躍と入手攻略

メガストーン(ガリョウテンセイ習得)条件

条件:入手方法未判明

現時点では、ストーリークリア後の追加エピソード「天空の彼方へ(仮)」でレックウザを捕獲し、隕石イベントをこなすことで「ガリョウテンセイ」を習得できるという説が有力です。 いずれにせよ、M次元ラッシュの最終盤のお楽しみ要素となるでしょう。

【第3位】攻撃種族値 160|加速する炎の格闘家

メガバシャーモ(既存)

ステータス
HP 80
攻撃 160
防御 80
特攻 130
特防 80
素早さ 100
合計 630

性能徹底解剖:環境を定義する「加速」の暴力

攻撃160+加速=最強の勝ち筋

第3位は、第6世代以降の対戦環境を常に定義してきたメガバシャーモです。 攻撃種族値160の大台に乗っており、その破壊力は折り紙付き。しかし、バシャーモの本体はその攻撃力よりも、特性**「かそく」**にあります。

ターン終了ごとに素早さが1段階上昇するため、初速さえクリアすれば、2ターン目以降はスカーフ持ちすら抜き去る圧倒的な速度を得ます。 「まもる」で安全に1ターン加速し、攻撃160からのタイプ一致「フレアドライブ」「インファイト」を上から叩き込む。このシンプルかつ強力な戦法は、M次元ラッシュの複雑な環境下でも変わらずに通用する「正解」の一つです。

対策必須の存在

メガバシャーモが環境にいるだけで、相手は「守る読み」の行動や、先制技持ちの選出、高耐久水タイプ(ヘイラッシャやヤドラン等)の選出を強制されます。選出画面での圧力だけでも仕事ができるポケモンです。 今作では「バトンタッチ」による後続サポート運用も視野に入りますが、やはりエースとして全抜きを狙うのが最も輝くでしょう。

おすすめの技構成と運用論

  • テンプレート: フレアドライブ、インファイト(またはとびひざげり)、まもる、つるぎのまい(または雷パンチ)
  • 努力値: AS252、B4

「つるぎのまい」を積む隙があれば、もはや止める手段は限られます。 苦手な相手はマリルリやカイリュー等の高耐久・先制技持ち。これらをどう処理するかがパーティ構築の鍵となります。

異次元ミアレでの活躍と入手攻略

メガストーン入手条件詳細

条件:ランクバトルの報酬(マスターボール級昇格報酬など)

入手難易度について

対人戦のエンドコンテンツ報酬となるため、入手は最難関クラスです。 しかし、その苦労に見合うだけの性能は間違いなくあります。ランクマッチが解禁されたら、まずはこのバシャーモナイトを目指してパーティを組みましょう。

【第4位(同率)】攻撃種族値 157|迅雷の獣と雪山の拳豪

第4位は、攻撃種族値157を記録した2体の対照的なポケモンです。

メガゼラオラ(NEW)

ステータス
HP 88
攻撃 157
防御 75
特攻 147
特防 80
素早さ 153
合計 700

性能徹底解剖:幻の力が解放された雷神

環境最速クラスのS153

幻のポケモン、ゼラオラがついにメガシンカを果たし、合計種族値700族の仲間入りを果たしました。 最も注目すべきは素早さ153。これは第6位のメガアブソルZ(151)や、黒バドレックス(150)をわずかに、しかし確実に上回る絶妙な調整です。「スカーフ以外の全てのポケモンの上を取れる」と言っても過言ではなく、この素早さからの行動保証は計り知れません。

両刀可能な超火力

攻撃種族値157に加え、特攻も147と非常に高く設定されています。 専用技「プラズマフィスト」は物理技ですが、特殊技の「10まんボルト」や「ボルトチェンジ」、「くさむすび」等も高威力で扱えるため、物理受け(カバルドンやヘイラッシャ)が出てきても役割破壊が可能です。 特性は、接触技の威力を上げる「かたいツメ」になるか、電気技を無効化して回復する「ちくでん」が強化されるか議論が分かれていますが、どちらにせよ攻撃的な性能になることは間違いありません。

おすすめの技構成と運用論

  • 物理型: プラズマフィスト、インファイト、じゃれつく、ねこだまし
  • 両刀型: プラズマフィスト、ボルトチェンジ、くさむすび、めざめるパワー(氷 ※M次元で復活している場合)

耐久は並程度(H88-B75-D80)なので、無理な受け出しは禁物。死に出しやボルトチェンジからの展開で、常に有利対面を維持するプレイングが求められます。

入手方法と攻略のヒント

  • メガストーン入手条件:入手方法未判明(※「最後の試練」クリア後説が濃厚)

現時点では入手方法が確定していませんが、解析情報や噂によると、DLCのメインストーリークリア後に出現する「隠しボス」としてのゼラオラを倒す必要があるようです。相当な高難易度バトルが予想されるため、地面タイプの強力なアタッカー(ガブリアス、ランドロス等)を育成して待ちましょう。

メガケケンカニ(NEW)

ステータス
HP 97
攻撃 157
防御 122
特攻 62
特防 107
素早さ 33
合計 578

性能徹底解剖:氷雪の重戦車

トリックルーム下での最強エース

アローラから参戦したメガケケンカニが、ゼラオラと同率の4位に食い込みました。 攻撃種族値は同じ157ですが、こちらは素早さ33。進化前の43からさらに素早さが下がり、トリルエースとしての適性が極限まで高まりました。

HP97-防御122-特防107という耐久は、弱点の多さ(格闘、飛行、鋼、炎、エスパー、フェアリー)を補うに十分な数値です。特に、物理方面の硬さは尋常ではなく、不一致弱点程度なら余裕で耐えて、「アイスハンマー」で返り討ちにします。 特性「てつのこぶ」が継続する場合、各種パンチ技の威力が1.2倍となり、実質的な火力はランキング上位に匹敵します。

独特な技範囲とコンボ

氷・格闘というタイプ範囲は攻撃面では非常に優秀で、この2タイプを両方半減以下にできるポケモンは極めて稀です。 専用技的な立ち位置の「アイスハンマー」は、撃つたびに素早さが下がる技ですが、トリル下や後攻「しっぺがえし」運用においてはメリットとなり、自己バフのように機能します。

おすすめの技構成と運用論

  • 確定技: アイスハンマー、インファイト(またはドレインパンチ)、れいとうパンチ
  • 選択技: かみなりパンチ、じしん、ストーンエッジ、マッハパンチ(タマゴ技)

勇敢(A↑ S↓)最遅個体の厳選が必須です。 相方にはクレセリアやポリゴン2といった高耐久のトリックルーム始動役を用意しましょう。

異次元ミアレでの活躍と入手攻略

メガストーン入手条件詳細

条件:サイド「暴走メガケンカ」の報酬

クエスト攻略ガイド

「異次元ミアレ・ノースエリア」の雪原地帯で発生。 ボス:暴走メガケケンカニ

  • 攻略法: ボスは常に攻撃ランクが上がった状態でスタートする場合があります。正面から殴り合うのは危険です。
  • 素早さが低いため、特殊炎アタッカー(シャンデラ、ウルガモス等)で上から高火力を叩き込むのが一番安全です。飛行技も通りが良いですが、「アイスハンマー」の反撃には注意が必要です。

【第6位】攻撃種族値 154|災いを断つ漆黒の刃

メガアブソルZ(NEW)

ステータス
HP 65
攻撃 154
防御 60
特攻 75
特防 60
素早さ 151
合計 565

性能徹底解剖:最速の「マジックミラー」使い?

究極の高速紙耐久アタッカー

第6位は、M次元ラッシュで新たな姿(リージョンフォームに近い変異メガシンカ)を獲得したメガアブソルZです。通常のメガアブソルと異なり、天使のような翼ではなく、鋭利な刃のような黒いオーラを纏った姿が特徴です。

攻撃種族値154は、あのメガリザードンX(攻撃130)やオノノクス(攻撃147)を凌駕します。そして何より恐ろしいのが素早さ151。これはフェローチェと同速であり、現環境に存在するドラパルト(142族)やザシアン(148族※修正後)の上を確実に取れる数値です。この素早さから放たれる「はたきおとす」や「じゃれつく」は、環境の高速アタッカーたちを上から縛る強力な武器となります。

特性「マジックミラー」の運用

通常のメガアブソル同様、特性は「マジックミラー」である可能性が高いです。 これにより、相手の「でんじは」や「おにび」、「ステルスロック」といった補助技を跳ね返すことができます。高速アタッカーでありながら、先発の起点作り要員を封殺できる性能は唯一無二。 ただし、耐久はHP65-B60-D60と絶望的に低く、先制技(しんそく、マッハパンチ等)には滅法弱いです。タスキを持てないメガシンカ枠であるため、運用には繊細な立ち回りが要求されます。

おすすめの技構成と運用論

  • 確定技: はたきおとす、ふいうち、インファイト、じゃれつく
  • 選択技: つるぎのまい、ちょうはつ、サイコカッター

性格は「ようき(S↑)」で最速を確保するのが基本です。 有利対面を作って「つるぎのまい」を積めれば、全抜きも容易ですが、積む隙を作るのが至難の業。「サイコフィールド」を展開できるイエッサン等と組み合わせて、先制技を封じながら戦うのがベストパートナーと言えるでしょう。

異次元ミアレでの活躍と入手攻略

メガストーン入手条件詳細

条件:「異次元ミアレ調査ファイル#1」で暴走メガアブソルを倒す

クエスト攻略ガイド

DLCを開始してすぐに受注できる最初の調査任務です。 ボス:暴走メガアブソルZ

  • 攻略法: 非常に攻撃力が高く素早いですが、耐久は紙です。レベル差があっても、こちらの高威力技(インファイトやムーンフォースなど)を一発当てれば倒せます。
  • 「ふいうち」を多用してくる傾向があるため、変化技(積み技など)を挟んで透かすか、先制技よりも速い「しんそく」などで対抗しましょう。マリルリなどのフェアリータイプであれば、悪技を半減しつつ返り討ちにできます。

【第7位(同率)】攻撃種族値 150|深海と異次元の覇者たち

第7位には、攻撃種族値150を誇る3体のポケモンが同率でランクインしました。それぞれ全く異なる戦術を持つ重量級のアタッカーたちです。

ゲンシカイオーガ(既存)

ステータス
HP 100
攻撃 150
防御 90
特攻 180
特防 160
素早さ 90
合計 770

性能徹底解剖:物理もイケる海の神

意表を突く物理型の可能性

通常、カイオーガと言えば「しおふき」や「こんげんのはどう」といった特殊技で全てを流し去るイメージですが、ゲンシカイキすることで攻撃種族値が150まで上昇します。これはメガラグラージと同値であり、十分に物理エースとして成立する数値です。

特殊受けとして出てくるハピナスやラッキー、チョッキ持ちのバンギラスなどを、「たきのぼり」や「じしん」で粉砕する物理型(あるいは両刀型)ゲンシカイオーガは、相手のパーティプランを崩壊させる「役割破壊」の極みと言えます。特性「はじまりのうみ」により炎技を無効化し、水技の威力を1.5倍にするため、物理水技の火力も馬鹿になりません。

ステータス比較

特殊攻撃力(C180)と比較すると見劣りするように見えますが、A150は第7位にランクインするほどの数値です。 技範囲としても、物理技の方が命中安定技が多く(たきのぼり等)、外し負けを嫌うトレーナーにとっては物理主体の構成も選択肢に入ります。

おすすめの技構成と運用論

  • 物理型構成案: たきのぼり、じしん、いわなだれ、れいとうパンチ(教え技)
  • 性格: いじっぱり(A↑ C↓) または ゆうかん(A↑ S↓)

努力値はHAベースで、耐久を活かした撃ち合いを想定します。 特にダブルバトルにおいて、隣に物理アタッカー対策の「いかく」持ちを誘いつつ、自身が物理で殴りかかるといった高度な読み合いが可能になります。

異次元ミアレでの活躍と入手攻略

べにいろのたま・あいいろのたま入手条件詳細

条件:イジゲン14「藍色の伝説」でゲンシカイオーガ撃破後に入手

クエスト攻略ガイド

DLC後半の高難易度レイドバトル形式となります。 ボス:ゲンシカイオーガ

  • 攻略法: 永続的な強い雨状態での戦闘となります。水技は必殺の威力となるため、特性「ちょすい」や「よびみず」を持つポケモン(トリトドン、ドオーなど)が必須級です。
  • 物理技「アクアブレイク」も使用してくるため、物理・特殊両面の耐久ケアが必要です。
  • 草タイプの伝説ポケモン(ビリジオンなど)や、ミライドン・ゼクロムといった強力な電気タイプで速攻を仕掛けるのが吉です。

メガラグラージ(既存)

ステータス
HP 100
攻撃 150
防御 110
特攻 95
特防 110
素早さ 70
合計 635

性能徹底解剖:雨パのエースにして絶対的支柱

完璧な種族値配分と「すいすい」

ホウエン御三家、メガラグラージの強さは、その無駄のない種族値配分にあります。 HP100、防御・特防ともに110という数値は、メガシンカポケモンの中でもトップクラスの安定感を誇ります。弱点は「草」のみ(4倍)という優秀な耐性を持ち、草技を持たない相手に対しては圧倒的な強さを発揮します。

そして、攻撃種族値150と特性「すいすい」のシナジーこそが、メガラグラージを環境トップに押し上げている理由です。雨下であれば素早さが2倍になり、実質S種族値は130族をも抜き去ります。高火力・高耐久・超高速という、RPGのボスキャラクターのような性能をプレイヤーが扱えるのです。M次元ラッシュ環境においても、ペリッパーやニョロトノといった雨始動役とのコンビは健在で、対策必須の並びとなります。

M次元環境での立ち位置

M次元ラッシュでは、新たに強力な草タイプ(メガスコヴィランなど)が登場していますが、メガラグラージ側も「れいとうパンチ」や、テラスタルシステム(※本作に実装されている場合)によるタイプ変化で対抗可能です。 物理環境になりがちな今作において、物理耐久の高さと攻撃力を両立している点は非常に評価できます。

おすすめの技構成と運用論

  • 確定技: たきのぼり、じしん、れいとうパンチ
  • 選択技: ばかぢから、あくび、ステルスロック、まもる

攻撃252、素早さ調整(雨下で最速ドラパルト抜きなど)、残りHPという調整が一般的です。 アタッカー運用だけでなく、「あくび」や「ステルスロック」を使った起点作り型としても運用できる器用さがあります。雨が降っていなくても腐りにくいのが強みです。

異次元ミアレでの活躍と入手攻略

メガストーン入手条件詳細

条件:ランクバトルの報酬

入手アドバイス

ランクバトルでの一定ランク到達(例:ハイパーボール級など)が条件となります。 対人戦が苦手な方にはハードルが高いかもしれませんが、レンタルパーティなどを活用して環境を学びながら目指しましょう。メガラグラージ自体を入手できれば、その後のランクバトル攻略が非常に楽になるため、早めの入手をおすすめします。

メガグソクムシャ(NEW)

ステータス
HP 75
攻撃 150
防御 175
特攻 70
特防 120
素早さ 40
合計 630

性能徹底解剖:動く要塞、反撃の鬼

驚異の物理耐久と「ききかいひ」の呪縛からの解放

アローラ地方の武者、グソクムシャが異次元のエネルギーを取り込み、より武骨で凶悪なフォルムへと変貌を遂げました。 攻撃種族値150もさることながら、特筆すべきは防御175特防120という圧倒的な耐久ステータスです。これは伝説のポケモンであるグラードンやカイオーガに匹敵、あるいは凌駕する数値であり、不一致の弱点攻撃程度では確定3発〜4発に抑え込むほどの硬さを誇ります。

メガシンカ前の特性「ききかいひ」は、HPが半分になると強制交代するという独特なもので、使い手を選ぶ要因となっていました。しかし、メガシンカすることで特性が変化(現在有力なのは『シェルアーマー』や『ハードロック』等の防御的特性、あるいは火力を底上げする『てきおうりょく』)し、戦場に留まって戦い続けることが可能になります。これにより、高い耐久を活かした「つるぎのまい」や「ビルドアップ」を積むターンを作りやすく、要塞化してからの全抜きという新たな勝ち筋が生まれました。

素早さ40の活用法

素早さが40まで低下したことは、決してデメリットだけではありません。 これは最遅ギルガルドやドサイドンといった鈍足アタッカー達と同等のラインであり、「トリックルーム」下ではほぼ最速のアタッカーとして君臨します。 また、グソクムシャの代名詞である先制技「であいがしら」に加え、「アクアジェット」「ふいうち」といった豊富な先制技を持っているため、通常空間においても鈍足を補って余りある行動保証があります。後攻「クイックターン」による対面操作も優秀で、鈍足だからこそできるクッション役としての性能も極めて高いです。

おすすめの技構成と運用論

  • 確定技: であいがしら、アクアブレイク(またはシェルブレード)、吸血
  • 選択技: アクアジェット、ふいうち、インファイト、ドリルライナー

耐久に厚く振ったHAベース(HP252、攻撃252、防御4)が基本となります。 有利対面で「であいがしら」を撃ち逃げしつつ、終盤は高い耐久で居座りながら「吸血」でHP管理を行い、相手を詰ませる動きが強力です。

異次元ミアレでの活躍と入手攻略

メガストーン入手条件詳細

条件:異次元ミアレでメガグソクムシャを倒す(「異次元ミアレ調査ファイル #4」で解放)

クエスト攻略ガイド

「異次元ミアレ調査ファイル#4」は中盤の山場となるミッションです。 エリアは「異次元ミアレ・カナルエリア」。水路が入り組んだ地形で戦闘になります。

ボス:暴走メガグソクムシャ

  • 攻略のポイント: ボスのメガグソクムシャは物理耐久が異常に高く、物理技で攻めるとジリ貧になります。特殊アタッカー(電気タイプのサンダーやボルトロス、草タイプのフシギバナなど)を連れて行くことが必須です。
  • 注意点: ボス補正によりHPが膨大になっているため、長期戦は必至です。「どくどく」等の定数ダメージや、「やけど」状態にして物理攻撃力を削ぐ搦め手が有効です。ただし、特性で急所に当たらない可能性があるため、運に頼った戦法は避けましょう。

【第10位】攻撃種族値 140|空を切り裂く特攻隊長

メガムクホーク(NEW)

ステータス
HP 85
攻撃 140
防御 100
特攻 60
特防 90
素早さ 110
合計 585

性能徹底解剖:捨て身の特攻隊長

ステータスと特性のシナジー

第10位にランクインしたのは、シンオウ地方からやってきた猛禽、メガムクホークです。 攻撃種族値140という数値は、第4世代のトップメタであったガブリアス(攻撃130)を明確に上回り、現代のパワーインフレ環境においても一線級の火力を保証するものです。

メガシンカによるステータス変化で最も注目すべきは、防御が85から100へ、特防が60から90へと大幅に引き上げられた点です。ムクホークと言えば「ブレイブバード」や「インファイト」といった、自身の身を削る、あるいは耐久を下げる高威力技をメインウェポンとします。これまでは「一度攻撃して散る」ような特攻運用が主でしたが、耐久ラインの上昇により、相手の先制技やスカーフ持ちからの攻撃を一度耐えて反撃する、といった動きが可能になりました。

特性については、メガシンカ前の「いかく」で物理耐久を実質的に底上げしつつ、メガシンカ後は「すてみ」あるいは「スカイスキン」のような火力増強特性(※現時点での解析では『スカイスキン』が有力視されています)を得ることで、ノーマル技である「すてみタックル」や「ギガインパクト」を飛行タイプとして、かつ1.2倍の補正付きで放つことができます。攻撃140から放たれるスキン補正付きの「すてみタックル」は、半減タイプであっても受け出しを許さない破壊力を秘めています。

素早さ110族の優位性

素早さ種族値110というラインは、M次元ラッシュ環境において非常に重要な意味を持ちます。 かつての激戦区であった100族(リザードン、ボーマンダ等)や102族(ガブリアス)を確実に上から叩ける点は、対面構築において絶大なアドバンテージとなります。特に、今回のDLCで追加された一部のパラドックスポケモンや、中速帯の新メガシンカポケモンに対して、何もさせずに処理できる可能性が高いです。

おすすめの技構成と運用論

  • 確定技: ブレイブバード(または恩返し/すてみタックル)、インファイト
  • 選択技: とんぼがえり、でんこうせっか、フェザーダンス、はねやすめ

基本的にはASぶっぱ(攻撃252、素早さ252、HP4)の極振り一択でしょう。 初手に出して「とんぼがえり」でサイクルを回しつつ、相手の隙を見て全抜きを狙うエース運用が強力です。また、新たに習得した(あるいは教え技で復活した)「フェザーダンス」を絡めることで、物理アタッカーを完全に機能停止に追い込む物理受け崩しの役割も期待できます。

異次元ミアレでの活躍と入手攻略

メガストーン入手条件詳細

条件:「異次元ミアレ調査ファイル#2」で暴走メガムクホークを倒す

クエスト攻略ガイド

「異次元ミアレ調査ファイル#2」は、ゲーム序盤に発生するサイドミッションです。 場所は「異次元ミアレ・サウスエリア」の上空に浮かぶ浮遊島で発生します。

ボス:暴走メガムクホーク

  • 要注意行動: 開幕で「ブレイブバード」を使用してきます。こちらのレベルが低いと一撃で瀕死になる可能性があります。
  • 攻略法: 電気タイプや岩タイプのポケモン(ジオヅムやキョジオーンなど)を先頭にし、物理耐久の高いポケモンで受け止めるのが正攻法です。ボスのムクホークは反動技を連発するため、回復アイテムで粘っていれば勝手に自滅していくこともあります。「まもる」や「みきり」を搭載したポケモンがいると非常に楽に攻略できます。
  • おすすめポケモン: ジバコイル、ボスゴドラ、デカヌチャン(飛行半減・格闘等倍のため注意が必要だが「デカハンマー」で押し切れる)

入手時期が早いため、ストーリー攻略の旅パにおける「空を飛ぶ」枠兼エースアタッカーとして、殿堂入り後まで長く活躍してくれるでしょう。

惜しくもトップ10入りを逃した注目ポケモンたち

ランキング外となってしまいましたが、M次元ラッシュ環境で猛威を振るう可能性のある「隠れ強豪」たちを紹介します。

メガスコヴィラン(NEW)

  • 攻撃:138 / 特攻:138
  • 詳細解説: カプサイジの進化系がまさかのメガシンカ。頭が二つに増え、より凶悪なデザインになりました。攻撃・特攻ともに138という高水準の両刀アタッカーであり、特性「ようりょくそ」あるいは「サンパワー」を得ることで晴れパの新たなエースとして君臨します。
  • 独自の強み: 草・炎という攻撃範囲は受けにくく、さらに「キノコのほうし」や「いかりのこな」といった補助技も使えるため、ダブルバトルでの制圧力はランキング上位陣をも凌ぎます。「ハルジオ襲来!!」クリア後に入手可能というアクセスの良さも魅力です。

メガライチュウX(NEW)

  • 攻撃:135 / 素早さ:110
  • 詳細解説: アローラライチュウではなく、カントー原種ライチュウが独自進化した姿(X)。特攻よりも攻撃が高い物理型に変化しました。尻尾が筋肉質に肥大化し、アイアンテールやボルテッカーの威力が凄まじいことになっています。
  • 独自の強み: 専用技化した「ボルテッカー」は反動ダメージを軽減する効果が付与されている可能性があり、電気物理の最高火力として期待されます。「ねこだまし」も使えるため、ダブルバトルでの需要が高いです。

メガダークライ(NEW)

  • 攻撃:120 / 特攻:165 / 素早さ:135
  • 詳細解説: 本来は特殊アタッカーのダークライですが、メガシンカにより攻撃も120まで上昇。悪夢のような爪で切り裂く物理モーションが追加されています。
  • 独自の強み: 基本は特殊型ですが、攻撃120からの「ふいうち」や「はたきおとす」は、特殊受け(ハピナス等)への有効打として機能します。専用技「ダークホール」の命中率がどう調整されているかにも注目が集まります。

メガヒードラン(NEW)

  • 攻撃:120 / 特攻:145 / 防御:106 / 特防:141 / HP:91
  • 詳細解説: 攻撃も120まで伸びていますが、真価はその耐久力。マグマの鎧を纏ったような姿になり、特性が「ハードロック」や「フィルター」に変化していれば、弱点の地面技すら耐える要塞となります。
  • 独自の強み: 物理型というよりは、サイクル戦の中で削りを入れるサブウェポンとして物理技(ヘビーボンバー等)が活きてきます。「マグマストーム」の定数ダメージと合わせて、相手をジワジワと追い詰める戦法が得意です。

番外編:メガセグレイブ(NEW・未実装)

  • 予想攻撃種族値:165〜170
  • 現状: メガストーンがランクバトル報酬の最上位に設定されており、まだ誰も入手できていません。しかし、元の攻撃種族値が145であることを考えると、メガシンカ後は165〜170クラスに達し、ランキング3位以内に食い込むことが確実視されています。氷・ドラゴンの物理王として、ガブリアスやカイリューの牙城を崩す存在になるでしょう。

M次元ラッシュの物理アタッカー環境考察

今回のランキングと新要素を踏まえた、M次元ラッシュ環境のメタゲーム考察です。

1. 「超高速紙耐久」vs「鈍足超高耐久」の二極化

ランキング上位を見ると、**メガアブソルZ(S151)メガゼラオラ(S153)**のような「触れれば折れるが、触れられる前に斬る」超高速アタッカーと、**メガグソクムシャ(B175)メガケケンカニ(B122)**のような「一発耐えて破壊する」鈍足高耐久アタッカーにはっきりと分かれています。 これにより、中途半端な素早さと耐久を持つポケモンは淘汰されやすく、構築段階で「上から殴る」のか「トリル展開する」のか、コンセプトを明確にする必要があります。

2. 「いかく」と物理受けの重要性再燃

物理火力のインフレに伴い、ランドロスやウインディ、ボーマンダといった特性「いかく」を持つポケモンの重要性が再燃しています。 また、物理受けとしてヘイラッシャ、アーマーガア、キョジオーンなどの需要も高止まりするでしょう。彼らを突破するための「役割破壊技(物理型に見せた特殊技など)」や「一撃必殺技」の採用率も上がると予想されます。

3. 天候パーティの復権

ゲンシグラードン、ゲンシカイオーガ、メガラグラージ、メガスコヴィランなど、天候と密接に関わるポケモンが上位を占めています。 「コライドン・ミライドン」環境とはまた違った、天候の奪い合いによる盤面コントロールが勝敗を分ける鍵となります。特に「あめ」と「ひざしがつよい」状態の書き換え合戦は必至です。

4. 伝説・幻ポケモンの解禁ランク

ランクバトルにおいて、これらのメガシンカポケモンがいつ解禁されるか(レギュレーション)によって環境は激変します。 初期シーズンではメガアブソルZやメガムクホークが暴れ、後半シーズンで伝説が解禁され怪獣大戦争になる、という流れが予想されます。今のうちにメガストーンを集めておくことは、将来の環境変化への備えとして最適です。

まとめ

M次元ラッシュにおけるメガシンカポケモンの攻撃種族値ランキングをお届けしました。

  1. トップは「ゲンシグラードン」「メガレックウザ」の180族。彼らは別格の存在として君臨します。
  2. 新メガシンカでは「メガゼラオラ」「メガケケンカニ」が157でトップ。高速と鈍足、両極端な2体が環境を掻き回します。
  3. 「メガアブソルZ」などの高速アタッカーの台頭により、Sラインの意識が150族基準へと引き上げられました。
  4. 「異次元ミアレ調査ファイル」を進めることで多くのメガストーンが入手可能。ストーリー攻略と並行して、確実に戦力を補強していきましょう。

攻撃種族値はあくまで一つの指標ですが、ポケモンのポテンシャルを知る上で最も分かりやすい数値です。 この記事を参考に、あなたのプレイスタイルに合った「最強の矛」を見つけ、異次元ミアレの調査やランクバトルで暴れまわってください!

未判明の入手方法や、詳細なデータ(メガセグレイブのステータスなど)については、判明次第すぐに情報を更新してお伝えします。それでは、良きM次元ライフを!

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