編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、ついに判明した「メガガブリアスZ」の驚異的な性能や種族値、そして他のメガシンカポケモンと比較して本当に強いのかどうかが気になっていると思います。
『ポケモンレジェンズZA』のDLC「M次元ラッシュ」が配信されてから1ヶ月以上が経過し、多くの追加メガシンカポケモンたちが環境を席巻しています。しかし、その中で唯一沈黙を守っていた「主人公」ガブリアスの新たな姿について、ようやく確かな情報が入ってきました。従来のメガガブリアスが抱えていた「素早さダウン」という致命的な弱点は克服されたのか? それとも全く新しい運用が求められるのか?
この記事では、判明した種族値データを基に、その強さを徹底的に分析し、現在実施中の激アツ配布情報まで余すことなく解説します。
この記事を読み終える頃には、メガガブリアスZの全貌を理解し、来たる実装日に向けての準備と現行イベントの消化に対する疑問が解決しているはずです。
- メガガブリアスZは素早さ種族値151の超高速特殊アタッカー。
- 合計種族値は700に到達し、伝説ポケモン級のポテンシャルを持つ。
- 実装は2026年明け予定で、特別なイベントでの入手が濃厚。
- 親分リザードンやウネルミナモなどの期間限定配布も見逃し厳禁。
それでは解説していきます。
メガガブリアスZの種族値判明!最強の特殊アタッカー誕生か
長きにわたる沈黙を破り、ついにそのベールを脱いだ「メガガブリアスZ」。多くのプレイヤーが予想し、そして渇望していたガブリアスの新たな可能性が、驚愕のステータスと共に明らかになりました。
ここでは、判明した種族値の詳細な分析を行い、このポケモンがいかに対戦環境に衝撃を与える存在であるかを紐解いていきます。「M次元ラッシュ」における最大の目玉とも言えるこのポケモンの真価を、数字の面から徹底的に解剖します。
驚異の種族値詳細データ分析
まずは、今回判明したメガガブリアスZの種族値を一覧で確認しましょう。そして、それぞれの数値が何を意味するのか、詳細に解説を加えます。
| ステータス | ガブリアス(通常) | メガガブリアス(旧) | メガガブリアスZ | 増減(通常比) |
|---|---|---|---|---|
| HP | 108 | 108 | 108 | ±0 |
| 攻撃(A) | 130 | 170 | 130 | ±0 |
| 防御(B) | 95 | 115 | 85 | -10 |
| 特攻(C) | 80 | 120 | 141 | +61 |
| 特防(D) | 85 | 95 | 85 | ±0 |
| 素早さ(S) | 102 | 92 | 151 | +49 |
| 合計 | 600 | 700 | 700 | +100 |
この表を見た瞬間、多くの熟練トレーナーが目を疑ったことでしょう。これまでのガブリアスの常識を根本から覆す配分となっています。
圧倒的な素早さ種族値151
最も注目すべきは、なんといっても素早さ種族値151という数値です。 従来のメガガブリアス(メガシンカX/Yの概念がなかった頃の姿)は、攻撃力が大幅に上昇する代償として、素早さが102から92へと低下していました。この「素早さダウン」こそが、メガガブリアスが対戦環境で覇権を握りきれなかった最大の要因であり、多くのファンが嘆いたポイントでした。
しかし、メガガブリアスZはその欠点を克服するどころか、全ポケモンの中でもトップクラスの俊足を手に入れました。 素早さ151という数値は、フェローチェ(S151)と同速であり、ドラパルト(S142)、マルマイン(ヒスイ/S150)、ザシアン(王/S148)、黒バドレックス(S150)といった、環境を定義する超高速ポケモンたちを上から叩ける数値です。
これまで「スカーフを持たないと上を取れない」相手に対して、持ち前の素早さだけで先制できるアドバンテージは計り知れません。
特攻141への極端なシフト
次に驚くべきは、特攻(C)141という攻撃性能です。 通常のガブリアスは攻撃(A)130の物理アタッカーとしての印象が強いですが、メガガブリアスZは完全に特殊アタッカーとして設計されています。
C141という数値は、ハバタクカミ(C135)やテツノツツミ(C124)を凌駕し、メガリザードンY(C159)やメガゲンガー(C170)には及ばないものの、ドラゴン・じめんタイプという優秀な攻撃範囲を持つ特殊アタッカーとしては破格の数値です。
「りゅうせいぐん」や「だいちのちから」といった高威力特殊技を、S151の速さから放つことができる。これだけで、受け出しが成立するポケモンは極めて限られてくるでしょう。また、Aも130のまま維持されているため、完全な特殊特化だけでなく、役割破壊の物理技を混ぜた「両刀型」の運用も視野に入ります。
耐久面の調整とトレードオフ
一方で、防御(B)は95から85へとダウンしています。特防(D)は85据え置きです。 これは、圧倒的な素早さと火力を手に入れた代償と言えるでしょう。物理耐久が下がったことにより、先制技(しんそく、こおりのつぶて)への耐性は通常ガブリアスよりも低くなっています。
しかし、HP種族値が108と高水準であるため、紙耐久というわけではありません。B85・D85・H108あれば、不一致弱点程度なら一発耐える可能性は十分にあります。この「最低限の耐久」を残しつつ、攻撃性能を極限まで尖らせた調整は、現代の高速高火力環境に最適化された配分と言えます。
既存のガブリアス・メガガブリアスとの比較
ここでは、これまでのガブリアスたちとメガガブリアスZをより深く比較し、その立ち位置の違いを明確にします。
通常ガブリアス(600族の王)との違い
通常ガブリアスは、S102という絶妙な素早さラインと、高い物理耐久・攻撃力を活かした「安定感」が売りでした。「こだわりスカーフ」や「きあいのタスキ」を持たせることで、対面性能を高めたり、ストッパーとしての役割を担ったりと、柔軟な運用が可能でした。
対してメガガブリアスZは、持ち物が「メガストーン(あるいは専用アイテム)」に固定されるため、道具による補正は受けられません。しかし、道具なしでスカーフガブリアスに近い素早さと、珠ガブリアス以上の火力を常時発揮できると考えれば、その爆発力は通常個体を遥かに凌ぎます。 役割としては、サイクル戦の削り役や終盤のスイーパー(全抜き役)としての適性が極めて高いでしょう。
旧メガガブリアス(悲しき破壊神)との違い
旧来のメガガブリアスは、A170という圧倒的な物理火力を持ちながら、S92という中途半端な素早さにより、「上から殴られて倒される」ケースが多発しました。耐久は上がっていましたが、氷技が4倍弱点である以上、後攻になるデメリットがあまりにも大きすぎたのです。
メガガブリアスZは、この「先手を取れない」というジレンマを完全に解消しました。物理火力こそA130に留まりますが、C141の特殊火力で物理受けを突破できるため、止まりにくさではメガガブリアスZに軍配が上がります。 「素早さは正義」というポケモン対戦の鉄則を体現した進化と言えるでしょう。
S151という「最速」の定義が変わる瞬間
S151という数値がどれほど異常か、もう少し深く掘り下げてみましょう。 M次元ラッシュの環境において、Sラインの把握は勝敗に直結します。
- S151族(同速): フェローチェ、メガガブリアスZ
- S150族: 黒バドレックス、メガプテラ、マルマイン(ヒスイ)、デオキシス(ノーマル)
- S148族: ザシアン(王)
- S142族: ドラパルト
- S136族: テツノツツミ
- S135族: ハバタクカミ、パオジアン、ミライドン、コライドン
これまで「最速」の代名詞として君臨していた黒バドレックスやザシアンを、わずか1の差で抜き去ることができます。この「1」の差が、ポケモン対戦においては天と地ほどの差を生みます。 上から「だいちのちから」でザシアンを確定1発にする、上から「りゅうせいぐん」でミライドンを破壊する。これまでガブリアスが苦手としていた超高速伝説たちに対し、明確な回答を持てるようになったのです。
もちろん、相手がスカーフを持っている可能性や、Sブースト(クォークチャージ/こだいかっせい)をしている場合は抜かれてしまいますが、素の状態でこれだけのポケモンを抜けるという事実は、選出画面での圧力を強烈なものにします。
C141特化が生み出す破壊力
特殊型ガブリアス、通称「特殊ガブ」は、これまでも意表を突く型として一定数存在しました。しかし、それはあくまでC80という低い数値を無理やり活かす奇襲戦法でした。 メガガブリアスZのC141は、もはや奇襲ではありません。堂々たるメインウェポンです。
想定される技構成とその火力指数について考えてみましょう。
- りゅうせいぐん: タイプ一致の最大打点。C141から放たれる威力130の技は、半減でも受け出しを許さないレベルの破壊力を持ちます。
- だいちのちから: 安定した一致技。特防ダウンの追加効果も期待でき、鋼タイプへの遂行技として必須です。
- かえんほうしゃ / だいもんじ: ガブリアスの強みであるサブウェポン。ハッサム、ナットレイ、アーマーガアといった鋼・飛行や鋼・虫タイプを焼き払います。C141あれば、H振りアーマーガア程度なら「だいもんじ」で致命傷、あるいは一撃で倒せる可能性があります。
- ハイドロポンプ / なみのり: 地面技との補完に優れる水技。もし覚えるならば、ヒートロトムやファイアローなどへの打点となります。
- ヘドロばくだん: フェアリータイプへの打点。特にマリルリやトゲキッスなどを意識する場合に採用候補に入ります。
このように、特殊技のレパートリーが豊富なガブリアスにとって、Cの大幅上昇は技範囲の広さをそのまま強さに変換できる最高の強化点なのです。
実質的な耐久指数の計算と運用注意点
前述の通り、防御は10下がって85となりました。 これにより、物理方面の耐久指数は通常ガブリアスよりも約10%程度低下しています。 具体的には、これまでは耐えられた「こだわりハチマキ持ちカイリューのしんそく」や「ミミッキュのじゃれつく」が、乱数次第で落とされるようになる可能性があります。
運用上の注意点としては、**「後出しはできない」**という意識を強く持つ必要があります。 通常ガブリアスのように、ある程度の攻撃を受けてから反撃するスタイルではなく、死に出し(味方が倒された後に出す)や、ボルトチェンジ・とんぼがえりからの無償降臨で場に出し、高いSとCで上から制圧するスタイルが基本になります。
また、先制技には滅法弱くなるため、サイコフィールド(イエッサンなど)の展開や、リフレクター・ひかりのかべ等のサポートがあると、より安定して動かすことができるでしょう。
他のメガシンカ・強豪ポケモンとの徹底比較
メガガブリアスZの単体性能が高いことは分かりましたが、重要なのは「他の強力なポケモンと比較してどうか」です。 ここでは、ライバルとなり得るメガシンカポケモンや、環境トップのパラドックスポケモンと比較を行います。
メガボーマンダ、メガレックウザとの火力比較
ドラゴンタイプのメガシンカといえば、メガボーマンダとメガレックウザが双璧をなしています。
- メガボーマンダ (S120 / A145 / 特性:スカイスキン): 「すてみタックル」や「おんがえし」を飛行タイプにして高火力で放つ物理アタッカー。物理耐久も非常に高い。 比較: SはメガガブリアスZが圧倒的に上。しかし、特性による火力補正がない分、純粋な火力指数ではメガボーマンダの「スカイスキンすてみタックル」の方が高いケースがあります。メガガブリアスZは特殊型であるため、威嚇の影響を受けない点が優位点です。
- メガレックウザ (S115 / A180 / C180 / 特性:ガリョウテンセイ): 説明不要の最強ポケモン。道具を持てるメガシンカという反則級の性能。 比較: 正直、メガレックウザとまともに殴り合っては勝ち目が薄いです。しかし、S151という速さはメガレックウザ(S115)を大きく上回っています。対面であれば、上から「りゅうせいぐん」を叩き込んで一撃で葬ることが可能です。これはメガレックウザ対策として非常に大きな意味を持ちます。
パラドックスポケモン(ハバタクカミ・テツノツツミ)とのS関係
現代ポケモン対戦(SV環境ベース)において、Sラインの基準となっているのがパラドックスポケモンたちです。
- ハバタクカミ (S135): これまではガブリアス(S102)にとって天敵でした。上からムーンフォースを撃たれれば即死です。 しかし、メガガブリアスZ(S151)ならば、Sブーストされていない限り上からアイアンヘッド(A130あるので物理技採用もアリ)やヘドロばくだんで処理可能です。ただし、相手が「ブーストエナジー」でSを上げている場合は依然として不利です。
- テツノツツミ (S136): 氷技「フリーズドライ」を持つ天敵。これもハバタクカミ同様、ブーストエナジーなしならカモにできます。S151からの「りゅうせいぐん」や「だいちのちから」等の等倍高火力技で押し切れるでしょう。
重要なのは、**「ブーストエナジー持ちかどうかを見極める」**ことです。相手の持ち物や発動順を確認し、S関係を正しく把握することが勝利への鍵となります。
伝説ポケモン(ザシアン・黒バドレックス)への対抗策
禁止伝説級とのマッチアップにおいても、メガガブリアスZは輝きます。
- 対 ザシアン(王): S148のザシアンに対し、S151で上を取れるのは革命的です。ザシアンは特防が比較的低め(D115)なため、C141からの「だいちのちから」+「ステロ」などの削りがあれば十分に倒しきれます。これまでは「きょじゅうざん」で一方的に倒される側でしたが、これからは捕食する側に回れます。
- 対 黒バドレックス: S150の黒バドレックスに対し、わずか1の差で先制します。お互いに一撃必殺の火力を持ち合っていますが、先手を取れるアドバンテージは絶対的です。ただし、相手の「きあいのタスキ」には要注意。タスキで耐えられてからの反撃には警戒が必要です。
ガブリアスZは環境の覇権を握れるか
結論として、メガガブリアスZは**「環境トップメタの一角に食い込むポテンシャルを十分に持っている」**と断言できます。
S151という圧倒的な素早さは、それだけで多くのポケモンの存在意義を脅かします。特に、S135〜150付近に激戦区が存在する現在の環境において、その頭一つ抜けた速さは最強の武器です。 さらに、物理受けで止まらない特殊火力、威嚇無効、電磁波無効(地面タイプ)といった要素が組み合わさり、対策必須のポケモンとなるでしょう。
唯一の懸念点は、やはり持ち物が固定されることによる柔軟性の低下と、先制技への脆さです。ここをプレイングや構築でカバーできるトレーナーにとっては、これ以上ない相棒となるはずです。
メガガブリアスZの入手方法と実装時期
性能の高さが分かったところで、気になるのは「いつ、どうやって手に入れるのか」です。 情報ソースによると、入手に関しては少々特殊なスケジュールとなっているようです。
2026年明けの実装が意味すること
判明している情報では、**「2026年明けに入手できる」とされています。 これは非常に興味深いスケジュールです。『ポケモンレジェンズZA』やDLCのリリース時期を考えると、このタイミングは恐らく「お正月イベント」や「〇〇周年記念」**といった大きな節目に合わせている可能性が高いです。
また、「今年中(2025年中)には来ない」という情報とも合致しており、運営側がこのポケモンを「環境を変える切り札」として温存している意図が読み取れます。プレイヤーにとっては待ち遠しい期間となりますが、その分、育成リソース(けいけんアメ、努力値アイテムなど)を貯める準備期間と捉えることもできます。
特別なイベント戦の形式予想
入手方法については、「ディアンシーやミュウツーみたいな感じでイベント配布される」と予想されています。 これまでのレジェンズシリーズの傾向から、単なる「ふしぎなおくりもの」での配布ではなく、ゲーム内での**「イベントバトル(レイドバトルや特別な任務)」**を経て入手する形式になるでしょう。
- 予想されるイベント形式: マップ上の特定の場所(カロス地方の地下深部やM次元の歪みなど)に裂け目が出現し、そこから暴走するメガガブリアスZと戦闘。勝利することで「ガブリアスナイトZ」や該当個体を入手できる。
この戦闘は、これまでの伝説ポケモン戦と同様、あるいはそれ以上の高難易度になることが予想されます。フェアリータイプや氷タイプの強力なポケモンを今のうちに育成しておくことを強く推奨します。
色違いメガガブリアスZのデザインと厳選の必要性
色違いの姿も判明しています。 通常色との違いは控えめですが、**「赤色の部分が少しピンク色になる」**という変化があるようです。 ガブリアスの色違いは元々見分けがつきにくいことで有名ですが、メガシンカすることで発光部分などが変化し、より鮮やかなピンク色が強調されるデザインになるのかもしれません。
色違いファンにとっては、進化前の「フカマル」の色違い厳選が必須となります。 今のうちに大量発生イベントなどを利用して、色違いの高個体フカマルを確保しておきましょう。イベント実装時に色違い個体をメガシンカさせ、ピンクに輝く破壊神を戦場に送り出す優越感は格別でしょう。
深まる謎「Z」の称号とジガルデとの関係
最後に、名前に付いている「Z」について考察します。 通常のメガシンカは「X」「Y」でしたが、今回は「Z」。これは明らかに本作の伝説ポケモン**「ジガルデ」**との関連を示唆しています。
ジガルデは生態系の監視者であり、秩序を乱すものを排除する役割を持ちます。 もしかすると、メガガブリアスZは、ジガルデの細胞(セル)の影響を受けた姿、あるいはジガルデに対抗するために古代人が生み出した兵器としての側面を持っているのかもしれません。 図鑑説明文が公開された際、そこにどのような悲しき物語や、脅威の生態が記されているのか。設定面でも非常に楽しみなポケモンです。
現在実施中の激アツ配布イベント情報まとめ
メガガブリアスZは来年の楽しみですが、今現在も絶対に見逃せない配布イベントが開催されています。 これらは期間限定であり、取り逃すと二度と手に入らない可能性もあるため、必ずチェックしてください。
親分リザードンの受け取り方と個体値詳細
現在、「リザードン大進撃」というイベントにて、特別な**「親分リザードン」**が配布されています。
- 合言葉: B1G006
- 覚え方:「BIG(大きい)」+「006(リザードンの図鑑番号)」
- 受け取り期限: 2026年1月19日まで
- 個体詳細:
- レベル: 36
- ボール: プレシャスボール(激レア!)
- サイズ: 親分サイズ(最大サイズ確定)
- 技: ソーラービーム / ドラゴンクロー / かえんほうしゃ / エアスラッシュ
- 個体値: 3V以上確定(C・H・AがVの報告多数、恐らく固定)
プレシャスボール入りの親分リザードンというだけで、コレクション価値は非常に高いです。さらに、最初からレベル36で主力技を覚えているため、ストーリー攻略中の旅パ要員としても即戦力になります。 個体値については、報告を見る限り固定の可能性が高いですが、性格などはランダムの可能性もゼロではありません。しかし、受け取り直後にセーブされる仕様上、厳選は現実的ではないでしょう。
冒険に必須!回復アイテム・ボールの大量配布
攻略に役立つアイテムセットも配布されています。
- 合言葉: PRPAR1Ng
- 覚え方:「PREPARING(準備中)」の略語イメージ
- 内容:
- げんきのかたまり ×5
- かいふくのくすり ×10
- ハイパーボール ×10
- 受け取り期限: 2027年3月31日まで
こちらは期限が非常に長いですが、忘れないうちに受け取っておきましょう。「げんきのかたまり」は非売品であることが多いため、強敵との連戦において切り札になります。
ディアンシー・ミュウツーイベントの確認
メニュー画面の「インターネットで受け取る」を確認すると、以下のイベントが表示されることがあります。
- 「サーナイトを持ったらスやクエスト宝石のような輝きを」 → ディアンシー関連
- 「プロジェクトコードM」 → ミュウツー関連
これらが表示されている場合、まだ受け取りを行っていない可能性があります。 特にディアンシーは幻のポケモンであり、メガシンカも可能な強力なポケモンです。ミュウツーも言わずもがな最強クラス。 もしリストに残っているなら、即座にダウンロードしてイベントを進めてください。「一度受け取ったことがある」と表示されれば安心です。
期限間近!絶対に逃してはいけない理由
これらの配布ポケモンやイベントは、復刻される保証がどこにもありません。 特にプレシャスボール入りの個体は、過去のシリーズを見ても交換レートが非常に高く設定される傾向にあります。 将来的に『ポケモンホーム』を経由して次回作へ連れて行く際にも、そのレアリティは輝きを放ちます。 「後でやろう」は禁物です。今すぐSwitchを起動し、合言葉を入力しましょう。
ポケモンSV連動:ウネルミナモ・テツノイサハ再来
『ポケモンレジェンズZA』の情報だけでなく、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(SV)』の連動情報も重要です。 ZAをプレイしているユーザーの多くはSVもプレイしていることでしょう。
最強レイドの対策ポケモンと立ち回り
202X年12月19日から翌年1月5日まで、**「ウネルミナモ」と「テツノイサハ」**の星5テラレイドバトルが再開催されます。
- ウネルミナモ(水・ドラゴン / 古代スイクン):
- 特徴: 晴れ下で火力が上がる「ハイドロスチーム」が強力。
- 対策: 特性「ちょすい」や「よびみず」を持つポケモン(トリトドンなど)や、電気・フリーズドライ持ち(テツノツツミ、ハラバリー)が有効。
- テツノイサハ(草・エスパー / 未来ビリジオン):
- 特徴: エレキフィールド下でBが上がる「サイコブレイド」や「リーフブレード」等の物理技が強力。
- 対策: 物理耐久が高く、虫技や炎技を使えるポケモン。ラウドボーンやハッサム、ドドゲザンなどが安定します。
未所持プレイヤーが確保すべき理由
この2体は、通常のプレイでは出現せず、この期間限定レイドでしか入手できません。 図鑑埋めはもちろんのこと、対戦環境においても独自の性能を持っています。 ウネルミナモは専用技「ハイドロスチーム」により、晴れパの水枠として唯一無二の性能を誇ります。 1セーブデータにつき1匹しか捕まえられないため、既に捕まえている人は参加しても捕獲画面になりませんが、まだの人はこの機会を逃すと次はいつになるか分かりません(半年〜1年空くこともザラです)。
今後のレイド復刻スケジュールの予想
今回の年末年始復刻の流れを見ると、今後も「タケルライコ・ウガツホムラ・テツノカシラ・テツノイワオ」といったパラドックスポケモンのレイドも順次復刻される可能性があります。 常に公式情報をチェックし、取り逃がしのないようにしましょう。レイド用の育成済みポケモン(テツノカイナ、マリルリ、コノヨザルなど)をボックスに常備しておくことが、急なイベントへの最大の対策です。
ガブリアスの歴史と未来:王の帰還
最後に、改めて「ガブリアス」というポケモンが歩んできた歴史を振り返り、今回のメガガブリアスZがいかに重要かを語らせてください。
「主人公」と呼ばれた第4世代〜第6世代
2006年のダイヤモンド・パールで登場して以来、ガブリアスは常に頂点にいました。 H108 A130 B95 C80 D85 S102 という無駄のない美しい種族値配分。「600族の完成形」と称され、レート対戦使用率は不動の1位。 「ガブリアスより速いか遅いか」「ガブリアスの逆鱗を耐えるか」がポケモンの評価基準そのものでした。 まさに**「主人公」**。誰もが彼を使い、彼に対策を講じました。
メガシンカ(旧)の不遇とS102の呪縛
しかし、第6世代でのメガシンカ導入、そして第7世代でのフェアリータイプの台頭により、その絶対王政に陰りが見え始めます。 特にメガガブリアスは、Sが下がったことで「メガシンカしない方が強い」という不名誉な評価を受けました。 さらに、ミミッキュやカプ・テテフ、そして後のハバタクカミといった強力なフェアリータイプ、パオジアンやテツノツツミといったS135族の登場により、S102という数値は「速い」から「抜かれる」ラインへと変化してしまいました。
かつての王は、環境のインフレに取り残されつつあったのです。
そして伝説へ…メガガブリアスZが切り開く新時代
だからこそ、今回の**「メガガブリアスZ」**の登場は、単なる新形態追加以上の意味を持ちます。 S151という数値は、インフレした現代の素早さ環境すらも超越する、運営からの「ガブリアスを再び最強にする」という強い意志の表れです。
物理型のイメージを捨て、C141の特殊型へと転生したその姿は、過去の栄光にしがみつくのではなく、新しい時代に適応進化した王の姿そのものです。 2026年、メガガブリアスZが解き放たれる時、再び対戦環境は「ガブリアス中心」に回り始めるでしょう。 我々トレーナーは、その王の帰還を万全の状態で迎える義務があります。
まとめ
今回の記事では、メガガブリアスZの種族値性能、入手方法、そして現在開催中の重要イベントについて解説しました。
- メガガブリアスZはS151・C141の超高速特殊アタッカーであり、これまでのガブリアスとは全く異なる運用で環境トップを狙える性能を持つ。
- 既存のメガガブリアスの弱点であった素早さ不足を完全に克服し、多くの伝説・パラドックスポケモンを上から制圧可能。
- 入手は2026年明けのイベントが濃厚。色違い厳選のため、今のうちにフカマルを確保しておくべし。
- 現在配布中の**「親分リザードン(B1G006)」**や各種アイテム、SVのウネルミナモレイドは期間限定のため、今すぐ確保すること。
メガガブリアスZの実装まではまだ少し時間がありますが、そのポテンシャルを知れば知るほど、期待は高まるばかりです。 まずは配布イベントを確実にこなし、育成リソースを蓄えながら、その時を待ちましょう。
また、私のTwitter(X)では、最新の配布情報やガチ対戦での考察をリアルタイムで発信しています。今回のリザードンのように、動画や記事を見る前に期限が切れてしまうような突発的なイベント情報も最速でお届けしますので、ぜひフォローしてチェックしてください。
質問や感想があれば、コメント欄でお待ちしています。 皆さんのガブリアスへの熱い思いや、メガガブリアスZへの期待をぜひ聞かせてください!
それでは、良きポケモンライフを!








