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【M次元ラッシュ】最強のメガアブソルZ育成論|おすすめの技構成を徹底解説|ポケモンZA

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、DLC「M次元ラッシュ」で追加された目玉ポケモン、「メガアブソルZ」の育成方針や、あまりに尖ったステータスをどう活かせばいいのか気になっていると思います。

この記事を読み終える頃には、メガアブソルZの真価を引き出す最適な技構成と性格選び、そして実戦での立ち回りの疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  1. 攻撃種族値154と素早さ151を活かした物理アタッカー運用が最適解
  2. 「きあいだめ」+急所技コンボでボス戦のダメージ効率を最大化する
  3. 性格は「いじっぱり」か「ようき」の二択だが運用で明確に分かれる
  4. 耐久は紙装甲なので「やられる前にやる」立ち回りが必須となる

 

それでは解説していきます。

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Contents
  1. メガアブソルZの基本性能と種族値徹底分析
    1. 驚異の高速アタッカー!種族値の内訳
    2. 唯一無二の「あく・ゴースト」複合タイプ
  2. 性格補正は「いじっぱり」か「ようき」か?究極の選択
    1. 「いじっぱり」推奨のシナリオ:火力特化型
    2. 「ようき」推奨のシナリオ:行動回数確保型
    3. 結論:迷ったらどっち?
  3. 推奨技構成:確定急所コンボ「アブソル・デストロイヤー」
    1. 基本にして最強の技構成(結論パ)
    2. なぜ「きあいだめ」が必須なのか?論理的解説
    3. サブウェポンの選択肢:第4の技をどうするか?
  4. 【上級者向け】相性の良い味方ポケモンとパーティ構築
    1. 1. 守りの要:クレセリア
    2. 2. 鋼の城壁:ハガネール(またはメガハガネール)
    3. 3. 特殊アタッカーの補完:ニンフィア
  5. ダメージ計算と仮想敵対策
  6. M次元ラッシュ攻略における立ち回り
    1. 対ザコ敵・探索時の運用:省エネとスピード
    2. 対ボス・暴走メガシンカ戦の運用:一瞬の隙を突く
  7. 入手方法と進化の条件:M次元への挑戦
    1. 1. アブソルの入手
    2. 2. メガストーン「アブソルナイト」の入手
    3. 3. 「アブソルナイトZ」への覚醒
  8. 色違いメガアブソルZの魅力とコラム
    1. ビジュアルの変化:災いから希望へ
    2. 評論家コラム:アブソルの救済
  9. よくある質問(Q&A)
  10. まとめ:殺られる前に殺る、それがメガアブソルZ
  11. (補足)育成に必要なリソース一覧

メガアブソルZの基本性能と種族値徹底分析

『ポケモンレジェンズZ-A』のDLCコンテンツ「M次元ラッシュ」において、プレイヤーたちに衝撃を与えたのがアブソルの新たな姿、「メガアブソルZ」です。災いポケモンと呼ばれ、人々に忌避されてきたアブソルが、異次元のエネルギーを取り込み覚醒した姿。その禍々しくも美しいフォルムに心を奪われたトレーナーは多いでしょう。

まずは、このポケモンの核となるステータス(種族値)とタイプ相性について、数字の裏側にある「強み」と「弱点」を深く深く掘り下げていきましょう。単なる数字の羅列ではなく、これが実戦でどう影響するのか、そして開発者がこの数値に込めた意図を読み解くことが、最強育成への第一歩です。

驚異の高速アタッカー!種族値の内訳

メガアブソルZの種族値は、これまでのポケモンの常識を覆すほど極端な配分になっています。これはまさに「殺るか殺られるか」を体現した数値です。以下の表を見てください。

ステータス 数値 順位(全499体中) 評価 考察
HP 65 260位 かなり低い 耐久の低さを象徴する数値。等倍でも高火力を受ければ即死圏内。
攻撃 154 19位 トップクラス 物理アタッカーとして最高峰。伝説級の破壊力を持つ。
防御 60 336位 非常に脆い 物理受けは不可能。先制技ですら致命傷になり得る。
特攻 75 224位 平均以下 両刀にするには数値不足。物理一本に絞るべき理由。
特防 60 344位 非常に脆い 特殊受けも不可能。範囲攻撃に巻き込まれるだけで危険。
素早さ 151 2位 神速 ほぼ全ての敵の上を取れる。このポケモンの生命線。
合計 565 119位 高水準 数値の合計以上に配分に無駄がない。

攻撃種族値154:破壊の化身

攻撃種族値154という数値は、生半可な数値ではありません。これは『ポケットモンスター』シリーズ全体を見渡してもトップクラスの数値であり、あの伝説のポケモン、レックウザやグラードン(通常時)をも凌駕する数値です。 この圧倒的な攻撃力があるからこそ、メガアブソルZは「タイプ一致技」だけでなく、「不一致のサブウェポン」であっても相手に甚大な被害を与えることができます。例えば、相性補完で採用した「じゃれつく」や「インファイト」が、専門家のタイプ一致技並みの威力を発揮するのです。 性格補正や努力値(がんばレベル)を最大まで振った時の実数値は、等倍の相手であれば「つるぎのまい」無しでも確1〜確2に持ち込めるポテンシャルを秘めています。

素早さ種族値151:神速の領域

そして何より恐ろしいのが、素早さ151です。これは全ポケモン中で2位という驚異的な速さ。1位のテッカニンなどを除けば、実質的な環境トップと言っても過言ではありません。 『レジェンズ』シリーズの戦闘システムにおいて、素早さは行動順や「早業」の回数に直結する最も重要なステータスです。従来のターン制コマンドバトルとは異なり、行動順序が可視化されている本作において、「相手より速い」ことは「相手より多く動ける」ことと同義です。 この速さがあれば、ほとんどの相手に対して初手を取れるだけでなく、相手が1回動く間にこちらが2回動く(連続行動)といった芸当も可能になります。これにより、「つるぎのまい」→「攻撃」という隙の大きいムーブも、相手に行動させることなく完遂できるケースが生まれます。

耐久面(H65-B60-D60):紙一重の儚さ

一方で、耐久面は絶望的です。HP65、防御・特防共に60というのは、進化前のポケモンや、序盤の野生ポケモン並みの数値です。 これは、高難易度ミッションのボスや暴走ポケモンの攻撃をまともに受ければ、一撃で瀕死になるリスクがあることを意味します。たとえ半減で受けたとしても、HPの半分以上を持っていかれることも珍しくありません。 つまり、メガアブソルZの運用哲学は**「攻撃こそ最大の防御」**。相手に行動させる前に倒し切る、あるいは攻撃される前に倒す。究極の「あく」の美学がここにあります。受け出しは絶対にNG。死に出しか、対面操作技での安全な着地が求められます。

唯一無二の「あく・ゴースト」複合タイプ

メガシンカによって、アブソルは単タイプから「あく・ゴースト」の複合タイプへと変化しました。 このタイプ変更は、攻撃面でも防御面でも非常に優秀な恩恵をもたらしています。ヤミラミやミカルゲといったポケモンがかつて「弱点なし」として猛威を振るったこの複合タイプですが、フェアリータイプの登場により無敵ではなくなりました。しかし、それでもなお最強クラスの複合タイプであることに変わりはありません。

防御面でのメリット:3つの無効タイプ

メガアブソルZの防御面での最大の利点は、**3つのタイプを無効化(ダメージ0)**できる点にあります。

  1. ノーマル無効(ゴースト由来): 「はかいこうせん」や「ギガインパクト」などの高威力技を透かせます。
  2. かくとう無効(ゴースト由来): これが最も大きいです。あくタイプの天敵である「かくとう」技を無効化できるため、本来苦手な相手(カイリキーやルカリオなど)のメインウェポンを封殺し、逆にカモにすることができます。
  3. エスパー無効(あく由来): エスパー技も無効です。

弱点は**「フェアリー」のみ(×2)**です。これ以外の全17タイプに対して等倍以下で抑えられるというのは、紙耐久のメガアブソルZにとって生命線となります。ただし、等倍でも痛いことには変わりないので過信は禁物です。

攻撃面でのメリット:広範な等倍範囲

攻撃面において、「あく」と「ゴースト」の技範囲は非常に優秀です。 この2つのタイプを両方とも半減以下に抑えられるポケモンは極めて稀です(あく・フェアリー複合などごく一部)。つまり、メインウェポンである「つじぎり」と「シャドークロー」を持っているだけで、ほぼ全てのポケモンに対して等倍以上のダメージを通すことができます。 これにより、技スペースを無理にサブウェポンで埋める必要がなくなり、「きあいだめ」や「つるぎのまい」といった補助技を採用する余裕が生まれるのです。

性格補正は「いじっぱり」か「ようき」か?究極の選択

育成においてトレーナーを最も悩ませるのが「性格」の選択です。 メガアブソルZの場合、物理アタッカーであることは確定しているため、特攻を下げる性格(いじっぱり、ようき、ゆうかん、etc…)を選ぶのが定石です。 しかし、「攻撃を上げる(いじっぱり)」か「素早さを上げる(ようき)」かで、その運用方法や倒せる敵の範囲は大きく変わります。ここでは、それぞれのメリットとデメリット、そして具体的なシチュエーション別の推奨性格を徹底解説します。

「いじっぱり」推奨のシナリオ:火力特化型

性格補正:攻撃↑ (1.1倍) / 特攻↓ (0.9倍)

「いじっぱり」を選択する最大の理由は、確定数の変化最大ダメージの追求です。 攻撃種族値154にさらに1.1倍の補正をかけることで、実数値は計算上も凄まじいことになります。特に『レジェンズ』ではダメージ計算式が従来と少し異なる部分もあり、攻撃力の高さがダメージの伸びに直結しやすい傾向があります。

具体的なメリット

  • 一撃必殺の範囲拡大: 等倍相手であっても、耐久の低いアタッカーやサポーターなら「つじぎり」一発で沈められる可能性が高まります。
  • 積み技の恩恵最大化: 「つるぎのまい」を使った際の爆発力が最大化します。ボスクラスのHPを一気に削り取る快感は「いじっぱり」ならではです。
  • 「早業」のデメリット相殺: 威力が下がる「早業」を使っても、十分なダメージソースとして機能します。

具体的なデメリット

  • 同速対決での敗北: 素早さに補正をかけていないため、同じく高速アタッカーである相手(例えば素早さ種族値130〜150族)に対して後手を取るリスクが生じます。
  • 連続行動の減少: 行動順システムにおいて、素早さが少し足りないだけで連続行動の権利を失う場合があります。

推奨プレイヤー: ストーリー攻略を楽しみたい方、ボスのHPバーがゴリっと減る爽快感を味わいたい方、ダメージ計算に自信があり「ここで倒し切れる」というラインを見極められる上級者。

「ようき」推奨のシナリオ:行動回数確保型

性格補正:素早さ↑ (1.1倍) / 特攻↓ (0.9倍)

「ようき」を選択する理由は、行動順の支配安定性の確保です。 素早さ種族値151は既にトップクラスですが、補正をかけることでその地位を盤石にします。特に『レジェンズ』の高難易度コンテンツでは、敵のパラメータも強化されていることが多く、素早さ補正がないと先手を取れないケースが存在します。

具体的なメリット

  • 絶対的な先制権: ほぼ全ての野生ポケモン、トレーナーのポケモンに対して先制できます。スカーフ持ちのような補正がかかった相手以外には負けません。
  • 連続行動の誘発: 相手との素早さ差が開くほど、自身のターンが早く回ってきます。攻撃→攻撃と連続で動けるチャンスが増え、結果的に総ダメージ量で「いじっぱり」を上回ることもあります。
  • 被弾リスクの低減: 耐久が紙である以上、「やられる前にやる」が鉄則です。確実に先手を取ることで、相手の行動前に処理し、被弾そのものを防ぐことができます。

具体的なデメリット

  • 火力不足: 攻撃補正がない分、ミリ残し(HPがわずかに残ること)が発生しやすくなります。この「あと一撃」が命取りになることも。

推奨プレイヤー: 被弾を極力避けたい慎重派、連続行動テクニックを駆使して戦いたいテクニシャン、どんな相手が来てもとりあえず上から殴りたいスピード狂。

結論:迷ったらどっち?

現環境の『ポケモンレジェンズZ-A』およびDLCにおいては、まずは「いじっぱり」で育成することをおすすめします。理由は、多くの敵NPCに対しては素早さ151(補正なし)でも十分に先手を取れるからです。過剰な素早さよりも、確実な火力を取った方が攻略がスムーズに進むことが多いでしょう。 ただし、ミントによる性格変更が容易なため、まずは手に入れた個体で試し、実戦で「速さが足りない」と感じたら「ようきミント」を、「火力が足りない」と感じたら「いじっぱりミント」を使うのが最も賢い方法です。

推奨技構成:確定急所コンボ「アブソル・デストロイヤー」

メガアブソルZの真骨頂は、特性「きょううん」(アブソル時からの継承運用を意識)や技効果を活かした確定急所戦術にあります。 ここでは、最も推奨される「結論」構成と、環境や好みに合わせたカスタマイズ案を詳細に解説します。

基本にして最強の技構成(結論パ)

この4つの技があれば、9割の状況に対応可能です。

技名 タイプ 分類 威力 命中 PP 役割 解説
きあいだめ ノーマル 変化 30 始動 急所ランク+2。これが全ての始まり。
シャドークロー ゴースト 物理 70 100 15 主砲1 急所ランク+1。ゴースト技の通りの良さは異常。
つじぎり あく 物理 70 100 15 主砲2 急所ランク+1。タイプ一致で安定した火力。
つるぎのまい ノーマル 変化 20 バフ 攻撃ランク+2。破壊神モードへのスイッチ。

なぜ「きあいだめ」が必須なのか?論理的解説

『レジェンズ』シリーズや近年のポケモンバトルにおいて、「急所」は単なる運要素ではありません。戦略的に狙うべきシステムです。急所には以下の3つの強力な仕様があります。

  1. ダメージが1.5倍になる。:純粋な火力増強です。
  2. 自分の攻撃ランク低下を無視する。:「いかく」などで攻撃を下げられても、急所なら関係ありません。
  3. 相手の防御ランク上昇を無視する。:これが最も重要です。

高難易度のボスや「暴走メガシンカ」ポケモンは、HPが減ると「てっぺき」や「ビルドアップ」、あるいは特殊なオーラで防御をガチガチに固めてくる傾向があります。通常の物理アタッカーでは、後半になるほどダメージが通らなくなり、ジリ貧に陥ります。 しかし、メガアブソルZの「きあいだめ」+「急所技」コンボは、相手の防御バフを完全に無視して、常に最大火力を叩き込むことができます。 「きあいだめ(急所+2)」と「シャドークロー/つじぎり(急所+1)」を合わせることで、合計ランク+3となり、確定(100%)で急所に当たります。 つまり、メガアブソルZの前では、相手の防御アップ行動は全て「無駄行動」となるのです。この理不尽こそが、最強たる所以です。

サブウェポンの選択肢:第4の技をどうするか?

基本構成の「つるぎのまい」の枠、あるいは攻撃技の片方を変更する場合の候補技を、実用度順にランク付けして紹介します。

【Sランク】実用性高・環境メタ

  • じゃれつく(妖/90):
    • 理由: 同族である「あく」タイプへの有効打。特にサザンドラやズルズキンといった複合タイプに刺さります。また、あくタイプでありながらフェアリー技を撃てるという奇襲性は、対戦(もしあれば)でも非常に強力です。
    • 注意: 命中が90とやや不安。ここぞという時に外すリスクは考慮しましょう。
  • インファイト(闘/120):
    • 理由: 対ノーマル、はがね、あく用。圧倒的な威力120。防御・特防ダウンのデメリットがありますが、メガアブソルZは元々被弾=死なので、デメリットは実質無視できます。「やられる前にやる」精神を体現した技。

【Aランク】特定の相手に刺さる

  • サイコカッター(超/70):
    • 理由: 対かくとう用。急所ランク+1の技なので、確定急所コンボのパーツとしても優秀。ただし、あく技と範囲が被りがちなので優先度は低め。
  • ストーンエッジ(岩/100):
    • 理由: 対ひこう、むし、ほのお用。これも急所ランク+1技です。ウルガモスやリザードンなど、あく・ゴーストが等倍の相手に抜群を取れます。命中不安が最大の敵。

【Bランク】搦め手・テクニカル

  • ちょうはつ:
    • 理由: 変化技主体の相手を完封できます。素早さが高いアブソルが使う挑発は、ほぼ確実に上から入るため非常に強力。状態異常を撒いてくる面倒な相手に。
  • ふいうち(悪/70):
    • 理由: 先制技。相手が攻撃技を選択していないと失敗しますが、読み勝てば素早さ関係なく先制できます。ただし、元々素早さが高いメガアブソルZでは、相手がスカーフ持ちや先制技持ちでない限りメリットが薄いです。

【Cランク】ロマン枠・ネタ枠

  • だいもんじ / ふぶき / かみなり:
    • 理由: 特攻種族値75はお世辞にも高いとは言えませんが、物理受け(エアームドなど)を強引に突破するための「役割破壊」として採用されることがあります。Cに補正をかけない限り火力はお察しですが、意表を突くことは可能です。
  • ほろびのうた:
    • 理由: 相手を強制的に交代させる、あるいは3ターン後に倒す技。最後の1匹に残った耐久型ポケモンを無理やり処理する最終手段。

【上級者向け】相性の良い味方ポケモンとパーティ構築

メガアブソルZは単体性能こそ高いですが、耐久力の低さから「事故死」のリスクが常に付きまといます。その弱点をカバーし、長所を伸ばすための「最高のパートナー」を紹介します。

1. 守りの要:クレセリア

  • 役割: クッション、回復、サポート
  • 解説: メガアブソルZの最大の弱点である「耐久」を完璧に補完します。アブソルが苦手なフェアリー技や格闘技(無効ですが念のため)を受け止め、「みかづきのまい」や「いやしのねがい」でアブソルを全回復状態で再降臨させる動きは凶悪です。「でんじは」で相手の素早さを下げておけば、アブソルがいじっぱりでも確実に先手を取れるようになります。

2. 鋼の城壁:ハガネール(またはメガハガネール)

  • 役割: 物理受け、フェアリー受け
  • 解説: アブソルの弱点であるフェアリー技を半減で受けられます。圧倒的な物理耐久で相手の攻撃を受け切り、「ステルスロック」などを撒いて場を整えてからアブソルに繋ぐのが定石です。

3. 特殊アタッカーの補完:ニンフィア

  • 役割: 特殊アタッカー、ドラゴン対策
  • 解説: メガアブソルZは物理偏重なので、物理受け(鬼火持ちなど)を呼びやすいです。そこで特殊高火力のニンフィアを控えておくことで、物理・特殊の両面から相手に圧力をかけられます。アブソルが苦手な高耐久格闘タイプなどもニンフィアで処理可能です。

ダメージ計算と仮想敵対策

ここでは、性格「いじっぱり」、攻撃努力値(がんばレベル)最大を想定したダメージ感覚を共有します。※『レジェンズ』のダメージ計算は概算です。

  • vs 耐久無振りガブリアス
    • つじぎり(確定急所):確2(約70〜80%ダメージ)
    • じゃれつく(サブ):確1(一撃)
    • 考察:対面なら「じゃれつく」があれば勝てますが、なければ素直に引くか、相手が攻撃技以外を選択することを祈って2回殴る必要があります。
  • vs 特化ハピナス(最強の特殊受け)
    • つじぎり(確定急所):確1(オーバーキル)
    • 考察:物理耐久が低いハピナスは、アブソルの餌食です。交代読みで出てきたとしても一瞬で溶かせます。
  • vs 暴走メガアブソル(ボス)
    • じゃれつく:効果抜群
    • 考察:同族対決。相手の方がHP補正でタフですが、こちらはプレイヤーの知恵があります。「きあいだめ」を積んでからの「じゃれつく」連打で、相手の防御アップ行動を無視して削り切れます。

M次元ラッシュ攻略における立ち回り

DLC「M次元ラッシュ」は、通常のマップとは異なり、次々と現れる敵を倒していくウェーブ形式や、強力なボスとの連戦が含まれます。この過酷な環境でのアブソルの動かし方を伝授します。

対ザコ敵・探索時の運用:省エネとスピード

探索時の野生ポケモン戦では、その高い素早さと攻撃力を活かした「一撃離脱」が基本です。

  • 背後を取る必要なし: 戦闘に入ってしまえば、ほぼ確実に先手を取れます。わざわざスニーキングする必要はありません。見敵必殺です。
  • 「早業」の活用: 相手のHPが残りわずかなら、「早業」のつじぎりでターンを消費せずに倒し、次の敵が出現した際にも即行動できるように調整しましょう。
  • PP管理: メインウェポンのPPは15前後と少なめです。長期戦になる場合は「ポイントアップ」で最大まで増やしておくことが必須です。また、サブウェポンのPPも温存せず、相性有利な敵には惜しみなく使っていきましょう。

対ボス・暴走メガシンカ戦の運用:一瞬の隙を突く

ここがメガアブソルZの独壇場です。手順を間違えれば即死ですが、ハマれば無傷勝利も可能です。

  1. 初手分析: 相手のタイプと技構成を確認。フェアリー技持ちなら即交代。
  2. セットアップ: 安全なタイミング(相手が変化技を使ったターンなど)で「きあいだめ」を使用。
  3. ダンス: 余裕があれば「つるぎのまい」。これで準備完了。
  4. 処刑: 「シャドークロー」または「つじぎり」を連打。

注意点: ボスが「全体攻撃」や「必中技」を使ってくる場合、回避率アップや煙幕は無意味です。アブソルの耐久では1発耐えるのが限界なので、HPが黄色になったら迷わず「かいふくのくすり」を使うか、クッション役のポケモンを生贄にして回復ターンを稼ぎましょう。非情な采配も、勝利のためには必要です。

入手方法と進化の条件:M次元への挑戦

まだメガアブソルZを手に入れていない方のために、入手フローをおさらいします。このプロセス自体がひとつの大きな物語となっています。

1. アブソルの入手

まずは通常のアブソルが必要です。野生での出現エリア(純白の凍土など)や、メインミッションの進行中に捕獲可能です。性格厳選をする場合は、この段階でシンクロ等(本作の仕様に準ずる)を活用するか、捕獲後にミントを使う準備をしておきましょう。オヤブン個体であれば、最初から高レベルかつ努力値も高いため育成の手間が省けます。

2. メガストーン「アブソルナイト」の入手

メインミッション9「謎のポケモンを追いかけろ」をクリアすることで、通常のメガシンカが可能になる「アブソルナイト」を入手できます。 この時点でのメガアブソル(タイプ:あく単)も特性「マジックミラー」により強力ですが、まだ「Z」ではありません。

3. 「アブソルナイトZ」への覚醒

これが最重要ステップです。 DLCコンテンツ「異次元ミアレ調査ファイル#1」を進めると出現するボス、「暴走メガアブソル」を倒す必要があります。 このバトルは非常に難易度が高いです。暴走状態のアブソルは攻撃力が異常に高く、生半可なパーティでは壊滅します。フェアリータイプのニンフィアやマリルリ、あるいは高耐久のハガネールなどを育成し、万全の状態で挑んでください。勝利後、その力が託され「アブソルナイトZ」へと変化します。

色違いメガアブソルZの魅力とコラム

ビジュアルの変化:災いから希望へ

性能だけでなく、ビジュアル面でもメガアブソルZはプレイヤーを魅了します。 記事冒頭の情報ソースにもある通り、通常色と色違いでは印象がガラリと変わります。

  • 通常色: 漆黒に近いボディに、禍々しい赤い翼。まさに「災い」を具現化したようなダークヒーロー的なデザインです。ミアレシティの路地裏や夜の背景が似合います。
  • 色違い: 背中の翼が鮮やかなエメラルド色に変化し、顔や爪がオレンジ色になります。この配色は、非常に神秘的で、どこか異次元のエネルギーを感じさせる特別なカラーリングです。

評論家コラム:アブソルの救済

アブソルというポケモンは、初登場の『ルビー・サファイア』以来、「災いを予知して人前に現れるがゆえに、災いを呼ぶポケモンだと誤解されてきた」という悲しい設定を持っていました。 しかし、メガシンカを得て「天使のような翼」を手に入れ、さらに今回の「Z」化によって、その災いのエネルギーすらも自らの力に変える強さを手に入れました。 あく・ゴーストというタイプは、一見すると闇の象徴ですが、アブソルZにとっては「過去の汚名(災い)=あく」と「神秘的な力=ゴースト」の融合であり、彼自身の物語の到達点のように感じられてなりません。 トレーナーの皆さんには、ぜひ単なるデータとしてだけでなく、そんなアブソルの背景を感じながら共に戦ってほしいと願います。

よくある質問(Q&A)

最後に、読者の皆さんからSNSなどでよく寄せられる質問にまとめてお答えします。

Q. メガアブソルZは対戦(PvP)でも使えますか? A. 実装されれば、環境トップメタの一角になるでしょう。素早さ151からの防御無視攻撃は、受けループ(耐久パーティ)を崩壊させる性能があります。ただし、スカーフ持ちや先制技(しんそく等)には弱いため、プレイヤースキルが試されます。

Q. 「マジックミラー」はメガアブソルZでも有効ですか? A. いいえ。メガアブソルZになると、特性や仕様が変更される場合があります(ゲーム内テキストを確認してください)。しかし、もしマジックミラーが継続、あるいは類似の効果がある場合、変化技主体のポケモン(カバルドンなど)に対して無類の強さを発揮します。

Q. 捕まえたアブソルのレベルが低いのですが、どうすれば早くレベル100にできますか? A. DLCエリアに出現する「ハピナス(ラッキー)」の周回が最高効率です。また、レイドバトル報酬の「けいけんアメXL」を使えば一瞬です。個体値や努力値よりも、まずはレベルを上げて物理攻撃の数値を確保することが先決です。

まとめ:殺られる前に殺る、それがメガアブソルZ

メガアブソルZは、耐久を犠牲にして攻撃性能を極限まで高めた、まさに「ロマン」と「実用性」を兼ね備えたポケモンです。

最後に、これまでのポイントを総括します。

  • ステータス: 攻撃154・素早さ151の超高速紙耐久アタッカー。
  • タイプ: 弱点の少ない「あく・ゴースト」で、3タイプ無効の耐性持ち。
  • 性格: 火力重視の「いじっぱり」推奨。環境次第で「ようき」。
  • 技構成: 「きあいだめ」+「急所ランク+1技」による確定急所コンボが最強。
  • 運用: 被弾=死。常に先手を取り、相手を瞬殺する立ち回りを徹底する。

扱いには多少の慣れが必要ですが、その圧倒的なスピードと火力で敵をなぎ倒す爽快感は、他のポケモンでは味わえません。特に「M次元ラッシュ」の高難易度コンテンツにおいて、防御無視の確定急所攻撃は、攻略の切り札となるでしょう。

まだ育成していない方は、ぜひこの記事を参考に、あなただけの最強メガアブソルZを育て上げてください。異次元の強さを、その手で体感しましょう。

(補足)育成に必要なリソース一覧

育成に着手する前に、以下のアイテムが揃っているか確認しておくとスムーズです。

  • けいけんアメXL: レベルを一気に上げるために10〜20個ほど確保推奨。
  • ガンバリのじゃり・すな等: レジェンズ特有のステータス強化(がんばレベル)のため、攻撃と素早さは最大(Lv10)まで上げる素材を用意しましょう。耐久が低い分、HPのがんばレベルも上げておくと即死リスクが多少減ります。
  • ミント(いじっぱり/ようき): 捕獲したアブソルの性格が合わない場合に使用。農場のミント栽培コースを活用しましょう。
  • わざマシン: 「つるぎのまい」や「じゃれつく」などのサブウェポン用。コトブキムラの訓練場で習得可能です。

準備を万端にして、最強の相棒と共にミアレシティの闇を駆け抜けましょう!

フォローよろしくお願いします。

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