編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、DLC「幻影の覇者」クリア後のエンドコンテンツ、特に古生代の最強ハンター「ゲノセクト」の入手場所や、その具体的な手順、そして厳選が可能かどうかが気になっていると思います。 「M次元ラッシュ」の広大な世界において、特定の条件を満たさないと出現しない幻のポケモンは数多く存在しますが、その中でもゲノセクトは入手難易度、実用性ともにトップクラスです。 ネット上では「場所がわからない」「カセットが集まらない」といった声も多く聞かれます。
この記事を読み終える頃には、ゲノセクト入手に必要な準備から、効率的な「メガかけら」収集ルート、捕獲のための最適パーティ、そして捕獲後の対人戦での活用方法まで、全ての疑問が解決しているはずです。
- DLCストーリー完走とレックウザ捕獲が必須フラグとなる
- 「メガかけら」2160個を集めてカセット4種を交換する
- ワイルドエリア13の「時空の歪み」でゲノセクトと戦闘
- 捕獲直前のレポートによる個体値や性格の厳選が可能
それでは解説していきます。
ゲノセクト入手の前提条件と準備プロセス
まず最初に、伝説のポケモンたちと同様に、幻のポケモンであるゲノセクトに出会うためには、ゲーム内で特定の段階まで進行している必要があります。 ただ広大なフィールドを歩いていれば遭遇できるわけではなく、明確なイベントフラグ立てが必要となりますので、まずは自身の進行状況を詳細に確認しましょう。
DLCストーリー「最高の贈り物」の完全クリア
ゲノセクトを入手するためのクエスト「カセットの取引」を発生させるには、「M次元ラッシュ」の大型DLC(ダウンロードコンテンツ)のメインストーリーを全てクリアする必要があります。 具体的には、最終ミッション名「最高の贈り物」を完走し、天空の伝説ポケモンである「レックウザ」を捕獲していることが絶対条件です。
このレックウザ捕獲イベントは、DLCのクライマックスにあたる部分であり、これを終えることで世界に新たなサイドミッションが解放される仕組みになっています。 レックウザ戦は非常に難易度が高く設定されており、多くのプレイヤーがここで躓くポイントでもあります。 レックウザは「ドラゴン・ひこう」タイプですので、4倍弱点となる「こおり」タイプの技(れいとうビーム、ふぶき等)を持つポケモンや、ドラゴン技を無効化できる「フェアリー」タイプのポケモンを育成しておくとスムーズに攻略できるでしょう。 まだレックウザを捕まえていないという方は、まずはメインストーリーの攻略を優先してください。ここを突破しない限り、ゲノセクトへの道は開かれません。
サイドミッションの解放確認とシステム更新
レックウザを捕獲し、エンディング後の世界(クリア後モード)に戻った段階で、新たなサイドミッションが各地に発生します。 マップ画面を開き、未消化のミッションアイコン(青色のビックリマーク等)が増えていることをチェックしてください。 今回対象となるのは、マップ右下のエリアに関連するミッションです。
もしミッションが表示されていない場合は、以下の手順を試してください。
- 一度拠点(ホームベース)に戻る。
- ゲーム内時間を経過させる(朝から夜へ、など)。
- ゲームソフトを再起動して更新情報を読み込ませる。
この「クリア後要素」としての位置づけは、過去作における幻ポケモンの扱いと比較しても、かなり手厚いストーリー補完が含まれているのが特徴です。 単なる配布コードの入力ではなく、ゲーム内イベントとしてしっかり作り込まれているため、世界観を楽しみながら進めることができます。
サイドミッション191「カセットの取引」の開始地点詳細
準備が整ったら、いよいよゲノセクト入手のための具体的な行動に移ります。 まずはクエストの受注場所へ向かう必要がありますが、場所が非常に分かりにくい「裏路地」にあるため、詳細なルートを解説します。 迷わないように、マップのズーム機能を活用しながら進めてください。
ワイルドゾーン17番周辺の探索ルート
目的地となるのは、全体マップの右下エリア、「ワイルドゾーン17番」のすぐ近くにある市街地エリアです。 ファストトラベルなどで「ワイルドゾーン17番・西口」へ移動し、そこから徒歩で移動するのが最短ルートとなります。
注意点として、ワイルドゾーン17番のエリア内に入るのではありません。 ワイルドゾーンの入り口ゲートを背にして、左側の市街地区画を目指します。 ここには入り組んだ路地や廃棄されたビル群があり、一見するとただの背景オブジェクトのように見える場所にも侵入判定があります。 ミニマップをよく見ながら、建物の間の細い道を進んでいきましょう。 「M次元ラッシュ」の世界では、こうした死角(デッドスペース)に重要なNPCやアイテムが配置されていることが多々ありますが、今回はその最たる例です。
謎のセールスマンとの接触と会話イベント
路地裏の奥まった場所、少し薄暗いエリアに、怪しげな「セールスマン風の男性」が立っています。 彼に話しかけることで、サイドミッション191「カセットの取引」が正式にスタートします。
話しかけると、彼は唐突に「ゲノセクト」というポケモンの名前を出し、その知識をプレイヤーに問いかけてきます。 彼のセリフは以下の通りです。 「もちろん知っているよな? ゲノセクトというポケモンを」 「高ぶりではないようだが、説明したいのでさせていただくぜ」 「ゲノセクトというのは古生代の虫ポケモンでね、ある組織に改造されて背中に砲台を付けられたって話さ」 「私の手元になぜか4つのカセットがあるのさ。良ければ4つのカセットを揃えてみな。特別な情報をくれてやるから」
この会話イベントは、ゲノセクトのオリジン(起源)を知る上で非常に興味深い内容が含まれています。 「ある組織」とは、シリーズファンならご存知の「プラズマ団」を示唆しており、彼がなぜそのカセットを持っているのか、彼自身もまたその組織の関係者なのか、想像を掻き立てられます。 通常、幻のポケモンは図鑑の説明文のみで語られることが多いですが、こうしてNPCの口から改造の経緯やカセットの機能について語られるのは貴重な機会と言えるでしょう。
4種のカセット入手と「メガかけら」の収集マラソン
このミッションのクリア条件、つまりゲノセクトの居場所を教えてもらう条件は、「4種類のカセット全てをこのセールスマンから入手すること」です。 しかし、これらはタダで貰えるわけではなく、本作の収集アイテムである「メガかけら」との交換が必要になります。 ここからが、本作最大の「作業(グラインド)」パートとなります。
必要な「メガかけら」の総数計算
セールスマンは以下の4つのカセット(ドライブ)を持っています。 これらはゲノセクトの専用技「テクノバスター」のタイプを変化させる重要アイテムです。
- アクアカセット(水タイプ)
- イナズマカセット(電気タイプ)
- ブレイズカセット(炎タイプ)
- フリーズカセット(氷タイプ)
これらを交換するためには、1つにつき「メガかけら」が540個必要です。 4つ全てを揃えるための計算は以下の通りです。
| 交換アイテム | 必要メガかけら数 | 備考 |
|---|---|---|
| アクアカセット | 540個 | 水タイプ変化 |
| イナズマカセット | 540個 | 電気タイプ変化 |
| ブレイズカセット | 540個 | 炎タイプ変化 |
| フリーズカセット | 540個 | 氷タイプ変化 |
| 合計必要数 | 2,160個 | カンスト(999)×2回以上 |
合計で約2,200個ものメガかけらを集める必要があります。 メガかけらの所持上限は通常999個であるため、一度に集めきることができません。 「集める → 交換する → また集める」という往復が必要になります。 これは通常プレイで自然に集まる量としては桁違いに多いため、意識的な「周回プレイ」や「稼ぎ作業」が不可欠です。
効率的なメガかけら周回(時給3000個ルート)
2,000個以上のメガかけらを短時間で集めるために、効率的な周回方法を確立することが重要です。 動画投稿サイトやSNSの攻略コミュニティでは「時給3000個ルート」と呼ばれる高効率な収集コースが考案されています。 ここではその一例を紹介します。
【準備するもの】
- 移動速度の速いライドポケモン(バイク型、飛行型など)
- ロード時間を短縮するための設定(演出カットなど)
【周回ルートの例:ワイルドゾーン05番巡回】
- ワイルドゾーン05番・中央へファストトラベルします。
- エリア内に点在する「赤い結晶」や「発光する岩」がメガかけらのドロップポイントです。
- ライドポケモンに乗り、外周を時計回りに走りながら、視界に入るオブジェクトを全て破壊・回収します。
- 特にエリア北側の洞窟内部はオブジェクトが密集しているため、必ず立ち寄りましょう。
- 一周したら一度エリア移動(ロードを挟む移動)を行い、オブジェクトをリポップ(再出現)させます。
- これを繰り返します。
【裏技的な収集法】 特定のレイドバトル報酬でもメガかけらは手に入りますが、時間効率で言えばフィールド回収の方が圧倒的に早いです。 ただし、単調な作業になりがちなので、好きな音楽や動画を流しながら「ながらプレイ」で進めることを強く推奨します。 999個集まったら、忘れずにセールスマンの元へ行き、カセット2個と交換しましょう。これを2セット行い、残りの端数を集めれば完了です。
4つのカセットをコンプリートする
地道な努力の末、メガかけらを必要数集めきり、4種類のカセット全てを入手したら、会話の選択肢が変わります。 セールスマンに話しかけ、「カセットを見せる」を選択してください。 ※注意:カセットを装備させる必要はありません。バッグ(リュック)に入っている状態でOKです。
するとセールスマンは、プレイヤーの異常なまでの熱意(と大量のメガかけら収集能力)を認め、とっておきの情報としてゲノセクトの出現座標を教えてくれます。 「4つのカセットを揃えるとはね。そんな素直なあんたにとっておきの情報を提供するぜ」 「あんたのスマホと共に怪しい情報をピピッと…スマホに座標を送ったからその場所に行ってみな」 この演出の後、スマホロトムに座標データが転送され、マップ上の「ワイルドゾーン13番」に新たなマーカーが出現します。
ゲノセクト出現場所「ワイルドゾーン13」への移動と突入
座標が指し示す場所は、先ほどとは異なる「ワイルドゾーン13番」エリアです。 いよいよ幻のポケモン、ゲノセクトとの対面が近づいてきました。 移動の準備と、出現ポイントの特徴について解説します。
座標が示す地点の探索
ファストトラベルでワイルドゾーン13番へ飛び、マップ上のマーカーを頼りに進んでください。 このエリアは荒野と近未来的な廃墟が混在するマップで、高低差があります。 指定されたポイントは、マップの端にある開けた場所です。
現地に到着すると、一見何もない空間に見えるかもしれません。 しかし、近づくことで空間に紫色の「歪み(ディストーション)」が発生していることが視認できます。 これは通常の野生ポケモンが出現する「草むら」や「シンボル」とは異なり、強力な個体や伝説級のポケモンが現れる際のエフェクトです。 「M次元ラッシュ」において、この歪みは「異界への入り口」を示唆しており、緊張感が高まる瞬間です。
空間の歪みと星5の難易度警告
出現した歪みを調べると、システムメッセージで「星5」レベルの強力な反応であることが警告されます。 「星5」というのは、本作におけるレイドバトルや特殊戦闘の中でも最高クラスの難易度やレア度を示す指標です。 レベルは最低でも70以上、個体値も高い状態であることが予想されます。 準備不足で挑むと、強力な専用技でパーティが半壊し、捕獲どころではなくなる可能性があります。
この歪みに入ることで、ゲノセクトが存在する特殊なインスタンスフィールドへと移動することになります。 このフィールドは、一部のプレイヤーから「新月島(ダークライのイベントマップ)」に酷似しているという報告も上がっています。 「逆行していくぞ」というセリフと共に、カメラワークが切り替わり、プレイヤーは異質な空間へと足を踏み入れます。
ゲノセクトとの戦闘・捕獲完全攻略
歪みに入ると、そこには待ちに待ったゲノセクトが佇んでいます。 ここからは戦闘を行い、HPを削ってボールを投げ、捕獲するという、従来のポケモンシリーズと同様のプロセスになります。 しかし、相手は腐っても幻のポケモン。一筋縄ではいきません。 確実に入手するための戦闘攻略法を伝授します。
ゲノセクトの基本データと脅威
まず、敵を知ることが勝利への第一歩です。 ゲノセクトのスペックをおさらいしましょう。
- 名称: ゲノセクト
- 分類: 古生代ポケモン
- タイプ: むし / はがね
- 特性: ダウンロード(戦闘に出た時、相手の防御と特防を比較し、低い方に合わせて自分の「攻撃」または「特攻」を1段階上げる)
- 推定レベル: Lv.70 ~ Lv.80
【タイプ相性の特徴】 「むし/はがね」という複合タイプは、ポケモン界屈指の優秀な耐性を誇ります。 ノーマル、こおり、エスパー、むし、ドラゴン、はがね、フェアリー、くさ(1/4)、どく(無効)と、多くのタイプを半減以下に抑えます。 しかし、唯一にして最大の弱点が存在します。 それが**「ほのおタイプ」**です。 むしも鋼も炎に弱いため、炎タイプの技は4倍のダメージとなります。
【特性:ダウンロードの脅威】 特性「ダウンロード」により、こちらの防御が低ければゲノセクトの攻撃が上がり、特防が低ければ特攻が上がります。 ゲノセクトは攻撃・特攻ともに種族値120という高水準なアタッカーであるため、どちらが上がっても脅威です。 開幕で火力が1.5倍になる可能性があるため、耐久力の低いポケモンは一撃で沈められるリスクがあります。
攻略推奨ポケモンと立ち回り
攻略において最も推奨されるのは、やはり「炎タイプ」の技を使えるポケモンです。 しかし、「倒してはいけない(捕獲しなければならない)」という点がジレンマになります。 4倍弱点は強力すぎて、調整をミスすると一撃で倒してしまう事故が多発します。
【推奨ポケモン】
- シャンデラ(ゴースト/ほのお)
- ゲノセクトの主力技である「ノーマル技(神速など)」や「格闘技」を無効化しつつ、炎技で削れます。
- 特性「もらいび」であれば、万が一相手がブレイズカセットを持っていた場合も安心です。
- エルレイド(エスパー/かくとう)
- 「みねうち」と「さいみんじゅつ(または電磁波)」の両立が可能です。
- ただし、ゲノセクトの虫技が弱点となるため、耐久調整が必要です。
- キノガッサ(くさ/かくとう)
- 「キノコのほうし」で100%眠らせることができ、「みねうち」も完備。捕獲要員の最高峰です。
- 特性「テクニシャン」だとみねうちの威力が上がりすぎないよう注意。
【具体的な立ち回り手順】
- 初手:耐久ポケで受ける
- まずは相手の特性「ダウンロード」の発動を見届け、初撃を受け止めます。
- 削り:炎技で調整
- 「かえんほうしゃ」や「ほのおのパンチ」などでHPを削ります。レベル差がありすぎる場合は、効果抜群にならない等倍技で削るのも手です。
- HPバーが黄色~赤色になるまで削ります。
- 寸止め:「みねうち」
- 相手のHPを必ず1残す技「みねうち」を使用します。ゲノセクトは鋼タイプで防御が高いため、攻撃力の高いポケモンで撃つか、数回当てる必要があります。
- 状態異常:眠り or 麻痺
- 捕獲率を最大化するために状態異常にします。「眠り(ねむり)」状態が最も捕獲率補正が高い(約2.5倍)ですが、数ターンで起きるためかけ直しが必要です。
- 「麻痺(まひ)」はずっと続きますが、補正倍率(1.5倍)は眠りより劣ります。長期戦を覚悟するなら麻痺、短期決戦なら眠りがおすすめです。
- 投球:ボール選定
- クイックボール: 戦闘開始直後なら高確率。
- ダークボール: 夜間や洞窟内(歪みの中が暗闇判定なら有効)で最強クラス。
- ハイパーボール: 基本のボール。
- タイマーボール: ターン数が10ターンを超えたらハイパーボール以上の性能になります。泥沼化した時の切り札です。
敵の専用技「テクノバスター」への警戒
ゲノセクトのアイデンティティである専用技「テクノバスター」。 威力120、命中100という高性能な特殊技です。 通常時はノーマルタイプですが、カセットを持っている場合はタイプが変化します。 野生(イベント戦)でのゲノセクトがカセットを所持しているかはランダム要素、あるいはイベント固定設定によりますが、基本的には高威力の特殊技として最大限の警戒が必要です。
また、「ラスターカノン(鋼・特殊)」や「むしのさざめき(虫・特殊)」といったタイプ一致技も使用してきます。 特に「むしのさざめき」は「みがわり」を貫通する音技であるため、身代わり戦法で安全を確保しようとするプレイヤーには刺さります。
ゲノセクトの厳選(リセマラ)について
熱心なトレーナーや対戦勢にとって最も気になるのが「厳選」の可否でしょう。 結論から申し上げますと、ゲノセクトの厳選は可能です。 ここでは、理想の個体を手に入れるための手順を解説します。
厳選のタイミングと手順
厳選を行うタイミングは、「歪みに入ってゲノセクトのシンボルが見えている状態、かつ話しかける直前」です。 この状態で必ず「レポート(セーブ)」を書いてください。
【リセマラの手順】
- 歪みの中でゲノセクトの目の前まで移動する。
- Xボタンでメニューを開き、レポートを書く。
- Aボタンでゲノセクトに話しかけ、戦闘を開始する。
- 捕獲する(マスターボールがあるなら使うと効率的)。
- 捕獲後、ステータス画面を開き、性格や実数値を確認する。
- 理想の個体でなければ、ホームボタンを押してゲームを終了し、再起動する。
- 手順3からやり直す。
この手順を繰り返すことで、攻撃特化(いじっぱり)、素早さ特化(ようき、おくびょう)、両刀向け(むじゃき、せっかち)など、自分の戦略に合った性格や個体値を狙うことができます。
色違いの出現有無について
現時点での解析情報およびプレイヤー報告の統計では、このイベントで出現するゲノセクトには**「ルーチンブロック(Shiny Lock)」がかかっている可能性が極めて高い**です。 過去のポケモンシリーズ(剣盾、SVなど)の傾向を見ても、幻のポケモンの定点シンボルイベントは色違いが出ない設定になっていることが大半です。 色違いを粘るために何千回もリセットするのは、徒労に終わる可能性が高いため、推奨しません。 基本的には、「性格」や「攻撃個体値(A0など)」のステータス厳選に留めておくのが賢明です。 もちろん、後に「ミント(性格補正変更)」や「王冠(個体値最大化)」といったアイテムで補正が可能なので、そこまで神経質にならなくても実戦投入は十分に可能です。
捕獲後の報酬と活用・カスタマイズ
無事にゲノセクトを捕獲し、戦闘に勝利するとミッションクリアとなります。 報酬として「30,000円」と「けいけんアメXL 5個」が入手できます。 そして何より、手元には最強のハンター、ゲノセクトが残ります。
フォームチェンジ(カセット換装)の楽しみ方
入手した4つのカセットは、いつでも「もちもの」としてゲノセクトに持たせることができます。 持ち物を変更することで、背中のカノン砲の色が変化し、専用技「テクノバスター」のタイプが変わります。
- アクアカセット装備
- 背中の砲台:青色に変化。
- テクノバスター:水タイプになる。
- 有効な相手:炎、地面、岩タイプ(ドサイドンやバクーダ等に強い)
- イナズマカセット装備
- 背中の砲台:黄色に変化。
- テクノバスター:電気タイプになる。
- 有効な相手:水、飛行タイプ(ギャラドスやウォーグル等に強い)
- ブレイズカセット装備
- 背中の砲台:赤色に変化。
- テクノバスター:炎タイプになる。
- 有効な相手:草、氷、虫、鋼タイプ(ナットレイやハッサム等に強い。自身の弱点である炎対策の鋼を焼けるのが強み)
- フリーズカセット装備
- 背中の砲台:白色に変化。
- テクノバスター:氷タイプになる。
- 有効な相手:ドラゴン、地面、草、飛行タイプ(ガブリアスやカイリュー等の4倍弱点を突けるため、対戦での採用率は高め)
パーティの弱点を補完するようにカセットを付け替えることで、非常に柔軟な運用が可能です。 特に「M次元ラッシュ」のような様々なタイプの敵が出現する環境では、このカスタマイズ性が輝きます。 また、カセットを持たせない場合(ノーマルカセット状態)は、テクノバスターはノーマルタイプのままですが、持ち物の枠が空くため「こだわりスカーフ」や「いのちのたま」を持たせることができ、純粋なアタッカーとしての性能はむしろこちらの方が高い場合もあります。
ランクマッチや対戦での運用法
ゲノセクトは、種族値合計600という伝説級のステータスに加え、無駄のない配分を持っています。 攻撃120、特攻120、素早さ99という配分は、物理・特殊・両刀のどれもこなせる万能型です。
【対戦での強み】
- 特性「ダウンロード」: 場に出るだけで火力が上がる可能性がある最強クラスの特性。
- 素早さ99族: 激戦区である100族(リザードン、ボーマンダ等)よりわずかに遅いですが、「こだわりスカーフ」を持たせることで多くの高速アタッカーを抜き去ることができます。
- 技範囲の広さ: 虫、鋼技に加え、カセットによる4属性、さらに「れいとうビーム」「かえんほうしゃ」「10まんボルト」「エナジーボール」「サイコキネシス」「ダストシュート」など、覚えない技を探すのが難しいほど多彩な技マシンを習得可能です。
- 先制技「しんそく」: DLC教え技などで神速を覚える場合、フィニッシャーとしての性能が格段に上がります。
よくある質問(FAQ)
Q. セールスマンがいません。バグですか? A. まずDLCストーリーをクリアし、レックウザを捕獲したか確認してください。それでもいない場合は、ゲーム内の時間帯を変える(昼/夜)か、一度別のマップへ移動してロードを挟んでみてください。
Q. メガかけら集めが辛すぎます。もっと楽な方法は? A. 残念ながら、地道に集めるのが現在の最高効率です。友人と通話しながらプレイしたり、動画を見ながら無心で周回するのがコツです。一応、救済措置として今後のアップデートで配布イベントがあるかもしれませんが、現状は走るしかありません。
Q. ゲノセクトを倒してしまいました。復活しますか? A. 基本的には、殿堂入り(リーグ制覇)を再度行うことで復活するケースが多いですが、「M次元ラッシュ」の仕様では即座に復活しない報告もあります。必ず戦闘前のレポートを徹底してください。オートセーブ機能はOFFにしておくことを強く推奨します。
まとめ
今回は「M次元ラッシュ(ポケモンZA DLC)」における幻のポケモン、ゲノセクトの入手方法について徹底解説しました。 入手までの道のりは長く、特にメガかけら集めは根気が必要ですが、それに見合うだけの性能とカッコよさを秘めたポケモンです。
- DLCクリア後、レックウザ捕獲まで進める まずはストーリーを完結させ、世界を平和にすることが第一歩です。
- メガかけらを2,160個集める ワイルドエリアでの周回ルートを確立し、根気よく資材を集めましょう。これが最大の試練です。
- 裏路地のセールスマンと取引する カセット4種を全て交換し、ゲノセクトの座標情報を入手します。会話イベントのロアも楽しみましょう。
- ワイルドゾーン13の歪みで捕獲する 炎タイプや「みねうち」「催眠」要員を連れて行き、万全の状態で挑みましょう。直前セーブでの厳選も忘れずに。
ゲノセクトは、第5世代(ブラック・ホワイト)で初登場して以来、そのメカニカルなデザインと悲しい設定で多くのファンを魅了してきました。 「改造された古代のポケモン」というバックボーンを感じながら、ぜひあなたの旅の仲間に加えてあげてください。 このガイドが、あなたのポケモン図鑑完成と最強パーティ構築の一助となれば幸いです。
それでは、良きポケモンライフを!






