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【M次元ラッシュ】暴走ケケンカニが強すぎて勝てない場合の対処法を解説|ポケモンZA DLC

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、ポケモンZAのDLCコンテンツ「M次元ラッシュ」における難所、暴走ケケンカニの圧倒的な火力と耐久力に心を折られかけていることと思います。

「メタグロスなどの高耐久ポケモンが一撃で沈む」「カイリューを出しても弱点を突かれて瞬殺される」。そんな理不尽とも言える強さに、コントローラーを投げ出したくなった人も多いのではないでしょうか。私自身、初見プレイ時は手持ちが壊滅し、目の前が真っ暗になりました。しかし、正攻法ではない「ある戦術」に切り替えた途端、驚くほど安定して突破口が見えてきたのです。

この記事を読み終える頃には、あれほど強大に見えた暴走ケケンカニを完封し、クリア後の報酬を手にしている自分をイメージできるようになり、暴走ケケンカニへの攻略の疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  1. 正面からの殴り合いは捨てて「逃げ」に徹する
  2. 「ステルスロック」と「まきびし」の定数ダメージが鍵
  3. メタグロスとエアームドの耐久を活かした設置戦術
  4. 必須技マシンの入手場所とアスレチック攻略ルート

 

それでは解説していきます。

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Contents
  1. 暴走ケケンカニが「強すぎる」と感じる理由と現状分析
    1. 圧倒的な攻撃範囲と「ワンパン」の火力
    2. 真正面からの「殴り合い」が通用しない耐久値
    3. 「どくどく」等の搦め手が通用しない可能性
  2. 【結論】正面突破は捨てろ!「設置技」×「逃げ」が最強の攻略法
    1. 今回のMVP戦法「ステルスロック」と「まきびし」
    2. ヒット&アウェイではなく「ラン&アウェイ」
    3. 過去の名作ボスを彷彿とさせる絶望感への回答
  3. 攻略に必須となるポケモンと育成準備
    1. ① メタグロス:高耐久とステルスロックの要
    2. ② エアームド:「まきびし」要員としての役割
    3. ③ ドリュウズ:サブの設置役と機動力
    4. ④ アイテム準備:回復薬と「きのみ」のフル活用
  4. 実践!暴走ケケンカニ完全攻略チャート
    1. STEP 1:開幕ステルスロック展開
    2. STEP 2:まきびしの追加と「逃げ」モードへの移行
    3. STEP 3:罠への誘導(カイト戦法)
    4. STEP 4:1体目を倒した後の処理
    5. 万が一の時の「降参(リセット)」
  5. 必須技マシン「ステルスロック」の入手場所とアスレチック攻略
    1. マップ14番エリアからのルート
    2. アスレチックの登り方とショートカット
    3. 技マシンの正確な位置
  6. それでも勝てない場合の最終手段
    1. 「異次元きのみ」によるステータス底上げ
    2. ストーリー進行による解放要素の確認
  7. まとめ

暴走ケケンカニが「強すぎる」と感じる理由と現状分析

M次元ラッシュにおいて、多くのプレイヤーが最初の壁として立ちはだかるのがこの暴走ケケンカニです。なぜこれほどまでに勝てないのか、まずはその要因を冷静に分析し、なぜ従来の戦い方では通用しないのかを紐解いていきましょう。敵を知ることは、攻略への第一歩です。

圧倒的な攻撃範囲と「ワンパン」の火力

暴走ケケンカニの最大の特徴は、その異常なまでの攻撃力と技範囲の広さにあります。通常のプレイであれば、タイプ相性を考慮して有利なポケモンを出せば受け切れる場面が多いですが、この暴走個体に関してはその常識が通用しません。

具体的に、多くのプレイヤーが採用しているであろう強ポケモンたちが、どのような末路を辿るかを見てみましょう。

プレイヤー使用ポケモン ケケンカニの対抗技 結果
カイリュー 冷凍パンチ 4倍弱点で確定1発(ワンパン)
メタグロス 爆裂パンチ 高防御だが等倍〜弱点で大ダメージ
ドラゴンタイプ全般 氷技全般 耐えることが困難

このように、カイリューなどの「マルチスケイル」を持つ強豪であっても、暴走補正のかかった冷凍パンチの前では紙切れ同然です。また、鋼タイプで物理耐久に定評のあるメタグロスであっても、高威力の格闘技である爆裂パンチや、ごり押しの物理技を受け続けることは困難です。

私がプレイした際も、フル強化したカイリューがフィールドに出た瞬間に冷凍パンチで沈められた時は、思わず乾いた笑いが出ました。この「受けることができない」という火力の高さが、難易度を跳ね上げている最大の要因です。

真正面からの「殴り合い」が通用しない耐久値

攻撃力だけでなく、耐久力も「暴走」の名に恥じない数値に設定されています。こちらが弱点を突こうと、サイコキネシスやマジカルシャインなどの有効打を放っても、HPゲージがミリ単位でしか減らない絶望感を味わった方もいるでしょう。

M次元ラッシュの仕様上、敵は通常の個体値や努力値を超越したステータスを持っている可能性が高く、生半可な火力では削り切る前にこちらのパーティーが全滅します。「やられる前にやる」という高速アタッカー戦術も、耐久値の高さによって封殺されてしまうのです。

「どくどく」等の搦め手が通用しない可能性

「耐久が高いなら、猛毒状態にして耐久すればいいのではないか?」 攻略慣れしている人ほど、こう考えるはずです。私も実際に試しました。しかし、今回の暴走ケケンカニ戦において、「どくどく」による戦術は効果が薄い、あるいは対策されているという結論に至りました。

試行錯誤の中で毒を入れようと試みましたが、結果としてうまくいきませんでした。回復リソースが尽きるか、毒のダメージが蓄積する前にこちらが全滅させられるスピードの方が早いためです。したがって、状態異常で削るプランは一旦選択肢から外すべきです。

【結論】正面突破は捨てろ!「設置技」×「逃げ」が最強の攻略法

では、どうすれば勝てるのか。その答えは、**「自分から攻撃しない」**という逆転の発想にあります。

今回のMVP戦法「ステルスロック」と「まきびし」

私が検証を重ねた結果、唯一にして最強の攻略法として確立したのが、フィールドにダメージ判定を設置する「ステルスロック」と「まきびし」を併用したスリップダメージ戦術です。

これらの技は、相手がポケモンを交代して場に出た時や、特定の条件下でダメージを与えるものですが、M次元ラッシュのフィールドバトルにおいては、「設置した罠の上を通過させる」ことでダメージを与え続けることが可能になります。

  • ステルスロック:岩タイプの設置技。相手のタイプ相性に関わらず定数ダメージを与える(岩弱点ならさらに増加)。
  • まきびし:地面タイプの設置技。踏んだ相手にダメージを与える。重ねがけが可能。

この戦術の最大のメリットは、**「こちらも攻撃モーションを取る必要がない」**という点です。攻撃モーションを取ると硬直が生まれ、その隙に反撃を受けるリスクがあります。しかし、罠を撒いて逃げ回るだけであれば、被弾リスクを最小限に抑えつつ、一方的に相手のHPを削り取ることができるのです。

ヒット&アウェイではなく「ラン&アウェイ」

「ヒット&アウェイ」は攻撃して離れる戦法ですが、今回は攻撃すらしません。「ラン&アウェイ」、つまりひたすら逃げ回り、設置した罠の上をケケンカニが通るように誘導するのです。

ケケンカニのAIは、プレイヤーに向かって直線的に追いかけてくる傾向があります。これを利用し、自分とケケンカニの間に「ステルスロック」や「まきびし」のゾーンが来るように位置取りを調整し続けます。すると、追いかけてくるケケンカニは勝手に罠を踏み続け、面白いように体力が減っていきます。

過去の名作ボスを彷彿とさせる絶望感への回答

余談ですが、このケケンカニの理不尽な強さと、搦め手でしか対抗できない状況は、かつて『ドラゴンクエストVI』で多くのプレイヤーを葬った「キラーマジンガ」2体との戦闘を思い出させました。

正面から挑めば瞬殺されるが、工夫と準備さえあれば突破口が開ける。これこそがRPGの醍醐味であり、今回の攻略法の確信度を高める要素でもありました。あの時の絶望を知るゲーマーなら、この「罠を張って逃げる」という戦法の賢明さが理解できるはずです。

攻略に必須となるポケモンと育成準備

この戦術を実行するために必要なポケモンと、その具体的な育成・準備について解説します。手持ちに適当なポケモンがいるだけでは勝てません。役割を明確にしたパーティー編成が必要です。

① メタグロス:高耐久とステルスロックの要

今回の攻略の要となるのがメタグロスです。

  • 役割:初手での「ステルスロック」展開、および物理壁。
  • 採用理由
    • 高い物理防御:ケケンカニの攻撃を数発耐えることができる数少ないポケモンです。罠を撒くターンを稼ぐために必須です。
    • 耐性:氷技を半減できるため、冷凍パンチ事故を防げます。
    • 技構成ステルスロック(必須) / まもる / 攻撃技2つ(予備)。

メタグロスは防御種族値が高く、鋼・エスパータイプという優秀な耐性を持っています。まずはメタグロスを先頭にし、開幕で確実にステルスロックを撒くことが勝利への第一歩となります。

② エアームド:「まきびし」要員としての役割

次に重要なのが、まきびし要員のエアームドです。

  • 役割:「まきびし」の設置、および飛行タイプによる対地回避。
  • 採用理由
    • まきびし:自力で習得可能、もしくは技マシンで容易に覚えさせることができます。
    • 頑丈:特性「がんじょう」であれば、万が一の一撃必殺級のダメージも1残して耐え、確実に仕事ができます。

検証中、エアームドは耐久面でメタグロスに劣る場面があり、落ちてしまうことも多かったです。しかし、まきびしを1回でも撒ければ戦況は大きく変わります。メタグロスでステロを撒いた後、クッションとして出し、隙を見てまきびしを展開しましょう。

③ ドリュウズ:サブの設置役と機動力

もしメタグロスやエアームドが準備できない、あるいは倒されてしまった場合の保険としてドリュウズも優秀です。

  • 役割:ステルスロックの設置(サブ)、高速アタッカー。
  • 採用理由
    • ステルスロック習得:ドリュウズもステロを覚えます。
    • 入手性:後述するアスレチック付近での色違い厳選などで、既に育成済みの個体を持っているプレイヤーも多いでしょう。

④ アイテム準備:回復薬と「きのみ」のフル活用

ポケモンだけでなく、アイテムの準備も重要です。

  • 満タンのくすり / すごいキズぐすり
    • 罠を撒いている最中に被弾した際、即座に回復するために大量に持ち込みましょう。惜しんではいけません。
  • カシブのみ(などの軽減きのみ)
    • 今回は「ドーナツ」などのアイテム枠に、木の実をセットできるシステムを活用します。
    • 私はカシブのみ等を8個詰め込んだドーナツを使用しました。これにより、効果抜群の技を受けてもギリギリ耐える可能性が上がります。
    • さらに上位の「異次元きのみ」があれば、レベル補正もかかりより楽になります。

実践!暴走ケケンカニ完全攻略チャート

それでは、実際の戦闘の流れをステップバイステップで解説します。この通りに動けば、勝率は飛躍的に向上するはずです。

STEP 1:開幕ステルスロック展開

戦闘が始まったら、まずはメタグロスを出します。相手の初手攻撃を耐えることを祈りつつ(カシブのみや防御力で耐えます)、即座に**「ステルスロック」**を選択します。

もしHPが大きく削られた場合は、無理に攻撃せず、回復アイテムで耐勢を立て直すか、一度引っ込めて威嚇(いかく)持ちがいれば交代するなどしてターンを稼ぎます。とにかく、フィールドに岩を浮かせることが最優先です。

STEP 2:まきびしの追加と「逃げ」モードへの移行

ステルスロックに成功したら、余裕があればエアームドなどに交代し、**「まきびし」**を追加します。まきびしは重ねがけすることでダメージ量が増えるため、可能であれば複数回撒きたいところですが、欲張ると倒されるので1回でも十分です。

罠の設置が完了したら、ここからが本番です。ポケモンをボールに戻す、あるいはフィールドに出したまま、プレイヤー自身が走り回って距離を取ります。

STEP 3:罠への誘導(カイト戦法)

フィールド上に設置されたステルスロックやまきびしのエフェクトが見えるはずです(または設置された座標を意識します)。

  1. ケケンカニと自分の直線を結ぶライン上に、罠が来るように移動する。
  2. ケケンカニが追いかけてきて、罠を踏む。
  3. ダメージが入る。
  4. 再び距離を取り、別の罠へ誘導する、あるいは往復させる。

この繰り返しです。こちらから攻撃を仕掛ける必要は一切ありません。ひたすら逃げ回り、相手が勝手に自滅していく様を見守りましょう。

STEP 4:1体目を倒した後の処理

暴走ケケンカニが複数体、あるいは取り巻きがいる場合も同様です。1体目が罠で倒れたら、次に出てくる敵も同様に罠を踏ませます。

もし、相手のHPが残りわずかで、こちらのポケモンのHPに余裕があるなら、最後の一押しとして攻撃技でトドメを刺しても構いません。しかし、基本的には「逃げ」で削り切る方が安全です。

万が一の時の「降参(リセット)」

戦闘中、「これは勝てない」「配置が悪かった」と感じたら、無理に全滅を待つ必要はありません。マイナスボタン(-ボタン)を押すことで「降参」し、直前からやり直すことができます。

この機能を使えば、リソースを無駄にせず、最適な初手が引けるまで何度でもトライ&エラーが可能です。この「リセットマラソン」の速さも、攻略の重要な要素と言えます。

必須技マシン「ステルスロック」の入手場所とアスレチック攻略

「そもそもステルスロックの技マシンを持っていない」という方もいるでしょう。この技マシンは少し分かりにくい場所にあります。ここからは、入手ルートを詳細に案内します。

マップ14番エリアからのルート

ステルスロックの技マシンは、マップの**「14番エリア」**付近からアクセスできるアスレチックの上にあります。

  1. まず、14番エリアへ移動します。
  2. そこから少し進むと、巨大なアスレチック施設のような構造物が見えてきます。
  3. ドリュウズの色違い厳選などでこの場所を訪れたことがある人もいるかもしれません。そのアスレチックを登っていきます。

アスレチックの登り方とショートカット

このアスレチックは一見複雑そうに見えますが、ルートは比較的単純です。

  • 基本的には上へ上へと目指してジャンプや移動を繰り返します。
  • 途中、足場が狭い場所があるので落下に注意してください。
  • 過去にこの場所で「ベンチ放置」による経験値稼ぎなどを試した方は、そのさらに上を目指すイメージです。

技マシンの正確な位置

アスレチックを登りきり、さらに奥(あるいは端の方)へ進むと、技マシンが落ちています。

  • 場所の目安:アスレチック最上層付近の端っこ。
  • 入手アイテム:技マシン「ステルスロック」。

ここは見落としがちなポイントなので、まだ持っていない人は必ず回収しておきましょう。これがあるかないかで、暴走ケケンカニ戦の難易度は天と地ほどの差があります。

それでも勝てない場合の最終手段

上記の方法を試しても、どうしても勝てない場合の救済措置についても触れておきます。

「異次元きのみ」によるステータス底上げ

記事中で「カシブのみ」などを8個入れたドーナツを紹介しましたが、さらに強力な**「異次元きのみ」**を使用することで、ステータスを大幅に底上げできます。

ストーリーの進行度やサブクエストの消化具合によっては入手数が限られますが、もし持っているなら惜しみなく投入しましょう。レベル差やステータス差を強制的に埋めることができ、耐久力が段違いになります。

ストーリー進行による解放要素の確認

もし、まだ木の実をセットできる数が少ない(例えば4個までなど)場合は、先に他のストーリーやミッションを進めて、ドーナツの性能(スロット数)を拡張することをお勧めします。

右上のミッションログを確認し、「完了する」項目をチェックしてみてください。意外と見落としている強化要素があるかもしれません。急がば回れ。準備を万端にしてから挑むのも立派な戦略です。

まとめ

M次元ラッシュの暴走ケケンカニは、真正面からぶつかれば最強クラスの敵ですが、搦め手を使えば決して倒せない相手ではありません。

  1. 正面突破はNG:火力と耐久が高すぎて殴り合いは不利。
  2. 設置技が最強:「ステルスロック」と「まきびし」で定数ダメージを稼ぐ。
  3. 逃げに徹する:攻撃せず、罠の上に誘導するように走り回る。
  4. 準備を怠らない:メタグロスの育成、技マシンの回収、回復アイテムの備蓄。

この戦法は、ケケンカニだけでなく、今後登場する高難易度ボス(特に物理火力が高い相手)にも応用が効く可能性があります。

「勝てば官軍」です。どんなに泥臭くても、システムを使いこなし、勝利を掴み取った者が勝者です。この記事を参考に、皆さんが無事に暴走ケケンカニを突破し、M次元ラッシュの先にあるコンテンツを楽しめるようになることを願っています。

さあ、メタグロスとエアームドを連れて、リベンジマッチに向かいましょう!

文:桐谷シンジ ※本記事は執筆時点でのゲームバージョン情報に基づいています。今後のアップデートで仕様が変更される可能性があります。

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