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【ポケモンZA】ランクマ用メガジガルデの努力値の振り方|おすすめの調整方法を徹底解説

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編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、遂にランクマッチが解禁された「ポケモンレジェンズZ-A」において、環境の覇者となりつつある「メガジガルデ」の最強の育て方が気になっていると思います。

圧倒的な種族値を持ち、「生態系の監視者」としての風格を漂わせるメガジガルデですが、その能力を最大限に引き出すためには、HPや攻撃、素早さへの1ポイント単位での緻密な調整が不可欠です。適当に育ててしまうと、環境に多いハバタクカミやテツノツツミといった高速アタッカーに何もできずに倒されてしまうことも珍しくありません。

この記事を読み終える頃には、あなたのパーティにぴったりのメガジガルデの努力値調整と、ランクマッチで勝ち抜くための具体的な運用方法の疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  1. 現環境のランクマで最も勝率の高いメガジガルデの調整案
  2. 仮想敵(メタ対象)に対する具体的なダメージ計算と耐久ライン
  3. 専用技「サウザンアロー」を軸とした技構成の最適解
  4. クエーサー社やサビ組事務所を活用した、最短・最高効率の育成ルート

 

それでは解説していきます。

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Contents
  1. メガジガルデというポケモンの真価
    1. 50%フォルムとパーフェクトフォルムの決定的な違い
    2. 特性「スワームチェンジ」の戦術的活用
    3. 「サウザンアロー」による役割破壊と技考察
  2. 【調整案1】竜舞エース型:全抜きを狙う最強の矛
    1. 性格と努力値配分詳細
    2. 調整意図の完全解剖
    3. テラスタル考察:何色に光るべきか?
    4. 運用シミュレーション:立ち回りの極意
  3. 【調整案2】とぐろ耐久型:物理環境を詰ませる要塞
    1. 性格と努力値配分詳細
    2. 調整意図の完全解剖
    3. 運用シミュレーション:TOD(判定勝ち)も視野に
  4. 【第3の選択肢】とつげきチョッキ型:対面性能の鬼
    1. 調整概要
    2. コンセプト
  5. メガジガルデが苦手な相手と、その乗り越え方(対策の対策)
    1. 1. 特性「てんねん」持ち(ヘイラッシャ、ラウドボーン)
    2. 2. 「アンコール」持ち(カイリュー、テツノツツミ)
    3. 3. 「こおりのつぶて」持ち(パオジアン、マンムー)
  6. ポケモンZAでの効率的な努力値の稼ぎ方(完全版)
    1. 1. 資金調達とドーピングアイテム(最高効率・富豪ルート)
    2. 2. クエーサー社でパワー系アイテムを入手(節約・微調整ルート)
    3. 3. 野生ポケモン狩り場マップ(努力値稼ぎスポット)
    4. 4. ハネによる端数調整(職人のこだわり)
  7. 努力値のリセットと確認方法
    1. サビ組事務所の「まっさらアネゴ」
    2. ステータス画面での確認
  8. 相性の良いチームメイト(構築例)
    1. 1. 【攻めの補完】ジガルデ + メガハッサム + ヒートロトム
    2. 2. 【守りの要塞】ジガルデ + ドヒドイデ + ラッキー
    3. 3. 【展開構築】ジガルデ + オーロンゲ + コノヨザル
  9. まとめ:監視者を使いこなせ

メガジガルデというポケモンの真価

50%フォルムとパーフェクトフォルムの決定的な違い

具体的な数値調整に入る前に、まずはメガジガルデ(パーフェクトフォルム)というポケモンの異常なスペックを、数値の観点から解剖しておきましょう。ランクマッチにおいて「何ができるのか」を正確に把握することが、勝利への第一歩です。

ジガルデは、特性「スワームチェンジ」によって、戦闘中にHPが半分以下になると「50%フォルム」から「パーフェクトフォルム」へとフォルムチェンジします。この変身こそが最大の武器であり、同時に調整を難しくしている要因でもあります。

種族値比較データ

ステータス 50%フォルム パーフェクトフォルム 増減
HP 108 216 +108
攻撃 100 100 ±0
防御 121 121 ±0
特攻 81 91 +10
特防 95 95 ±0
素早 95 85 -10
合計 600 708 +108

ご覧の通り、HP種族値が216というとんでもない数値に跳ね上がります。これは全ポケモン中でもトップクラスであり、ハピナス(255)やラッキー(250)に次ぐ水準です。しかし、彼女らと違うのは、防御121・特防95という極めて高い耐久指数を併せ持っている点です。

この耐久力により、変身後のジガルデは実質的に「全回復に近い状態」まで耐久リソースが回復する挙動を見せます。 (※仕様:変身時にHPの現在値ではなく、最大HPが増加し、その増加分だけ現在HPも回復するため)

特性「スワームチェンジ」の戦術的活用

「HPが半分以下になったターンの終了時に変身する」という仕様は、努力値調整において非常に重要です。

  • みがわり調整: HP実数値を「4n」に調整することで、「みがわり」を3回使った時点で残りHPが25%になり、確実に変身条件を満たすことができます。能動的に変身したい場合に有効です。
  • 後攻変身: 素早さ種族値が95から85に下がる点を考慮する必要があります。変身前は抜いていた相手(例:ゴリランダー、ランドロス等)に、変身後は抜かれる可能性があります。これを嫌ってSに努力値を割くか、あるいは耐久を信じて後攻行動を受け入れるか、ここがトレーナーの腕の見せ所です。

「サウザンアロー」による役割破壊と技考察

ジガルデを環境トップに押し上げている最大の要因は、専用技「サウザンアロー」です。

サウザンアロー(物理 / 威力90 / 命中100)

  • 効果: 浮いている相手にも当たり、撃ち落とす。
  • 解説: ポケモン対戦の歴史を覆す技です。「地面技の一貫性を切る」ために採用される飛行タイプや特性「ふゆう」持ち(サンダー、ロトム、サザンドラなど)に対して、交代を許さず等倍(あるいは弱点)ダメージを与えます。
    • 対サンダー: 本来無効ですが、撃ち落として抜群をとれます。
    • 対エアームド・テッカグヤ: 撃ち落とすことで、次ターンから地面弱点として処理できます。

その他の専用技の評価

  • サウザンウェーブ: 相手を逃げられなくする技。サイクル戦を封じる強力な技ですが、火力を出すならアロー優先。受けループ対策として採用の余地あり。
  • コアパニッシャー: 特殊技のため採用率は低め。相手の特性を消す効果は強力ですが、C種族値91では火力不足。
  • グランドフォース: Z技専用(本作では仕様変更の可能性あり)。

【調整案1】竜舞エース型:全抜きを狙う最強の矛

ここからは、具体的な努力値調整案を深掘りしていきます。 まずは、ランクマッチ使用率No.1、一度舞えば止まらない「りゅうのまいエース型」の完全版解説です。

性格と努力値配分詳細

項目 詳細
性格 いじっぱり(攻撃↑ 特攻↓)
特性 スワームチェンジ
持ち物 ラムのみ / いかさまダイス / 弱点保険
テラス はがね / ほのお / みず
HP 188 (実数値: 207 → 変身後: 315)
攻撃 236 (実数値: 165)
防御 4 (実数値: 142)
特防 12 (実数値: 117)
素早 68 (実数値: 124 → 変身後: 114)

調整意図の完全解剖

この調整は、環境に存在する「ジガルデを止めに来るポケモン」を、ギリギリのラインで返り討ちにするために計算されています。

1. 攻撃ライン(A236振り / 実数値165)

性格補正をかけ、ほぼ極振りに近い数値を確保しています。

  • 対メガメタグロス: 耐久無振りであれば、サウザンアローで確定2発。1回「りゅうのまい」を積めば、乱数1発(37.5%)。ステロ込みで確定圏内に入ります。
  • 対HB特化カバルドン: 1舞「サウザンアロー」で確2。ゴツメダメージが痛いですが、ラムのみを持っていればあくびループを抜けつつ突破可能です。
  • 対H252ガオガエン: 威嚇込みでも、Aランク-1状態で起点にできます。

2. 耐久ライン(H188-B4-D12振り)

HP実数値を**207(16n-1)**に設定。これは、砂嵐、あられ、やけど、ステルスロックなどの「定数ダメージ」を最小に抑える魔法の数字です。

  • 物理耐久:
    • A252陽気ガブリアスの「げきりん」: 83.5%〜98.5%(確定耐え)。ここを耐えることで、対面から「りゅうのまい」→「逆鱗で倒す」または「スワームチェンジ発動」の動きが可能になります。
    • A特化ハッサムの「インファイト」: 余裕を持って耐え、起点にできます。
  • 特殊耐久:
    • C252臆病ハバタクカミの「ムーンフォース」: 84.0%〜99.5%(最高乱数切り耐え)。フェアリー技を等倍で受けるシチュエーション(テラス無し)でも、ギリギリ耐えて舞うことができます。
    • C特化サーフゴーの「ゴールドラッシュ」: 余裕を持って耐えます。

3. 素早さライン(S68振り / 実数値124)

ここが最もこだわり抜いたポイントです。 変身前の実数値124、変身後の実数値114

  • +1(1舞)状態での実数値:
    • 変身前: 186(最速116族抜き / エルフーン、テツノブジンなど)
    • 変身後: 171(最速103族抜き / ガブリアス、ウツロイドなど)
  • 重要なのは「変身後のS」:
    • 変身後にSが下がっても、1回舞っていれば**最速ガブリアス(102族)**の上を取れます。これにより、相手のガブリアスがスカーフでなければ、先手で処理可能です。
    • もし最速130族(ハバタクカミ、パオジアン等)を+1で抜きたい場合は、努力値をS228まで振る必要がありますが、耐久と火力が削がれるため、今回は「1舞でガブリアス抜き」をラインとしました。

テラスタル考察:何色に光るべきか?

エース型ジガルデにおいて、テラスタルは攻めと守りの要です。

  • はがね(推奨度:S)
    • メリット: 弱点の氷、フェアリー、ドラゴンをすべて半減以下に抑えます。特に「氷の礫」や「ムーンフォース」を半減で受けつつ、強引に舞う動きが強力です。
    • デメリット: 地面、格闘が一貫します。サウザンアローの撃ち合いには弱くなります。
  • ほのお(推奨度:A)
    • メリット: 氷半減、フェアリー半減に加え、「やけど」無効が物理アタッカーとして極めて優秀。鬼火で止めに来るラウドボーンやロトムに強くなります。
    • デメリット: ステルスロックが痛い(1/4ダメージ)。地面技が抜群になるため、地震持ちには注意が必要。
  • みず(推奨度:B)
    • メリット: 氷半減、鋼半減。パオジアンの「つららおとし」を半減しつつ、サーフゴーの「ゴールドラッシュ」も半減できる優秀な耐性。
    • デメリット: フリーズドライが一貫して抜群(4倍)のまま。テツノツツミ入りには切れません。

運用シミュレーション:立ち回りの極意

  1. 序盤: 起点作成要員(オーロンゲ、デカヌチャン等)で「壁」を展開するか、ステロを撒いて相手のタスキを潰しておきます。
  2. 中盤: 死に出し、あるいは有利対面での交代でジガルデを着地させます。
    • 相手が引く素振りを見せる、または有効打がない場合 → 「みがわり」
    • 相手が攻撃してくるが耐えられる場合 → 「りゅうのまい」
  3. 変身のタイミング:
    • 相手の攻撃を受けてHP半分以下になり、ターン終了時にパーフェクトフォルムへ。HPが大幅に回復し、実質第2ラウンド開始です。
    • この時点でA+1、S+1の状態を作れていれば、勝利は目前です。
  4. 終盤: 「サウザンアロー」連打。先制技持ちには「しんそく」で縛ります。

【調整案2】とぐろ耐久型:物理環境を詰ませる要塞

次に、受け志向のプレイヤーや、サイクル戦を好む玄人向けの「とぐろ耐久型」を徹底解説します。 こちらは相手の物理アタッカーを絶望の淵に沈める調整です。

性格と努力値配分詳細

項目 詳細
性格 わんぱく(防御↑ 特攻↓)
特性 スワームチェンジ
持ち物 たべのこし / カゴのみ / オボンのみ
テラス みず / どく / フェアリー
HP 252 (実数値: 215 → 変身後: 323)
攻撃 4 (実数値: 121)
防御 252 (実数値: 190)
特防 0 (実数値: 115)
素早 0 (実数値: 115 → 変身後: 105)

調整意図の完全解剖

シンプルイズベスト。HBぶっぱです。しかし、パーフェクトフォルムのHB特化は、常識外れの硬さを誇ります。

1. 物理耐久指数(変身後)

変身後のHP実数値は323、防御実数値は190。

  • 対A特化パオジアン: 「つららおとし」(氷・威力85・一致)
    • テラス無しで受けると流石に厳しいですが、テラス(水など)を切れば、乱数5発レベルまで抑え込みます。
  • 対A特化ウーラオス(連撃): 「すいりゅうれんだ」
    • 全弾ヒットしてもHPの3割程度しか削れません。食べ残し込みで起点にできます。
  • 対A252カイリュー: 「げきりん」
    • 余裕の確定3発。マルスケが剥がれていれば、こちらが有利です。

2. 「とぐろをまく」の採用理由

「とぐろをまく」は、攻撃・防御・命中率を全て1段階上げる技です。

  • 防御UP: ビルドアップと同様、物理との殴り合いに強くなります。
  • 命中率UP: これが意外と重要で、「サウザンアロー」の必中化だけでなく、後述する「へびにらみ」の外しケアにもなりません(へびにらみは元々命中100ですが、相手の回避率UPや光の粉対策になります)。

3. 「へびにらみ」によるS操作と機能停止

ジガルデのみが使える最強の状態異常技です。

  • 仕様: 命中100。相手をマヒ状態にする。地面タイプにも無効化されない
  • 強み: 素早さを振っていないこの型の弱点を完全にカバーします。麻痺させればS関係が逆転し、上から「みがわり」や「ねむる」を通せるようになります。また、相手が痺れれば無償でアドバンテージを得られます。

運用シミュレーション:TOD(判定勝ち)も視野に

この型は、相手を倒し切ることだけでなく、**「詰ませる」**ことをゴールとしています。

  1. 物理アタッカーに対して後出し
  2. 初手**「へびにらみ」**。相手の足を奪います。
  3. 相手の交代や攻撃に合わせて**「とぐろをまく」**。
  4. HPが減ったら**「ねむる」(カゴのみ)や、食べ残し+「みがわり」**で管理。
  5. 相手の物理アタッカーが突破不可能な硬さになったら、あとはサウザンアローでゆっくり削るか、時間切れまで粘ってHP総量で勝利(TOD)を狙います。パーフェクトフォルムのHP量は全ポケモン中トップクラスなので、判定勝負では負けません。

【第3の選択肢】とつげきチョッキ型:対面性能の鬼

上記2つがメジャーですが、意表を突き、かつ現環境に刺さっている第3の型を紹介します。「とつげきチョッキ」を持たせたフルアタッカー型です。

調整概要

  • 性格: いじっぱり(A↑ C↓)
  • 持ち物: とつげきチョッキ
  • 努力値: H252 A252 D4
  • 技構成: サウザンアロー / しんそく / ストーンエッジ / げきりん(or アイアンテール)

コンセプト

ジガルデの弱点である「特殊耐久」をチョッキで補強し、特殊アタッカー(ハバタクカミ、テツノツツミ、イーユイ等)との撃ち合いを制します。

  • 対ハバタクカミ: ムーンフォースを余裕で耐え、返しのアイアンテールやサウザンアローで処理。
  • 対テツノツツミ: フリーズドライも、テラスを切らずとも一発耐える可能性が出てきます(要D調整)。 「積み技をする隙がない」「即効性が欲しい」というパーティにおすすめの、いぶし銀な調整です。

メガジガルデが苦手な相手と、その乗り越え方(対策の対策)

最強に見えるメガジガルデにも、天敵は存在します。ランクマッチで勝つためには、これらの対策ポケモンへの回答を用意しておく必要があります。

1. 特性「てんねん」持ち(ヘイラッシャ、ラウドボーン)

こちらの「りゅうのまい」による能力上昇を無視して攻撃・防御してきます。

  • 対策:
    • 毒テラス + どくどく: 耐久型なら、相手も耐久型であることが多いので、毒を入れて粘り勝ちを狙います。
    • サウザンウェーブ: 相手をキャッチして、有利な特殊アタッカー(サンダー、ハバタクカミ)に繋ぎます。
    • 地割れ(一撃必殺): 最終手段ですが、試行回数を稼げるジガルデなら当たるまで撃つのも立派な戦術です。

2. 「アンコール」持ち(カイリュー、テツノツツミ)

「りゅうのまい」や「みがわり」をした瞬間にアンコールされ、技を固定されて機能停止します。

  • 対策:
    • メンタルハーブ: 1回だけアンコールを無効化できます。奇襲性が高いです。
    • 立ち回り: アンコール持ちが見えたら、補助技から入らず、初手からサウザンアローで殴る意識を持ちます。

3. 「こおりのつぶて」持ち(パオジアン、マンムー)

先制技かつ4倍弱点。竜舞で素早さを上げても、先制技で縛られては意味がありません。

  • 対策:
    • テラスタル(炎・鋼・水): これに尽きます。相手の礫読みでテラスを切り、返しの攻撃で処理します。
    • 「みがわり」を残す: 相手が出てくる前にみがわりを置いておけば、礫を一発防げます。

ポケモンZAでの効率的な努力値の稼ぎ方(完全版)

努力値の配分が決まったら、実際にゲーム内で育成を進めましょう。今作「ポケモンレジェンズZ-A」には、いくつか特有の育成施設やアイテムが存在します。これらを活用することで、最短10分程度で育成を完了させることができます。

1. 資金調達とドーピングアイテム(最高効率・富豪ルート)

最も手っ取り早いのは、やはり「ドーピングアイテム」です。 今作では、ミアレシティ内のポケモンセンターで全ての栄養ドリンク(タウリン、インドメタシン等)が購入可能です。

  • HP:マックスアップ (5,000円)
  • 攻撃:タウリン (5,000円)
  • 防御:ブロムヘキシン (5,000円)
  • 特攻:リゾチウム (5,000円)
  • 特防:キトサン (5,000円)
  • 素早さ:インドメタシン (5,000円)

1つにつき努力値が+10されます。252振るには26個必要となり、1体フル強化するのにおよそ50万円ほどかかりますが、時間は圧倒的に短縮できます。

【おすすめ金策ルート】

  1. ローズ6番地のジェントルマン狩り: クリア後に解放されるエリア「ローズ6番地」には、賞金の高いジェントルマン・マダムが多数配置されています。「おまもりこばん」を持たせて再戦システムを利用すれば、1戦で約2~3万円稼げます。
  2. 四天王周回: 伝統の方法ですが、今作は周回速度が上がるスキップ機能があるため効率的です。

2. クエーサー社でパワー系アイテムを入手(節約・微調整ルート)

お金を節約したい、または野生ポケモンを倒して微調整(A236など)したい場合は、「パワー系アイテム」が必須です。 今作では、ミアレシティにある巨大企業**「クエーサー社」**の購買部で購入することができます。

  • 場所: クエーサー社 1Fロビー横 購買部
    • アクセス: タワーエリアから北東へ進んだ先の巨大ビル。
  • 交換通貨: メガカケラ 180個
    • メガカケラはレイドバトル報酬やフィールド探索で入手可能。

【パワー系アイテムの効果】 持たせて戦闘を行うと、本来得られる努力値に加え、対応するステータスの努力値が**+8**されます。

  • パワーウエイト (HP)
  • パワーリスト (攻撃)
  • パワーベルト (防御)
  • パワーレンズ (特攻)
  • パワーバンド (特防)
  • パワーアンクル (素早さ)

3. 野生ポケモン狩り場マップ(努力値稼ぎスポット)

パワー系アイテムを持たせたら、特定のポケモンを倒しに行きましょう。今作のおすすめスポットを紹介します。

  • HP (+1): ヤドン
    • 場所: ミアレシティ地下水路エリア全域。動きが遅くシンボルエンカウントしやすい。
  • 攻撃 (+1): ヤングース / ワンリキー
    • 場所: プリズムタワー周辺の路地裏。群れで出現することが多く効率的。
  • 防御 (+1): イシツブテ
    • 場所: 工事現場エリア。
  • 特攻 (+1): メリープ
    • 場所: ローズ広場周辺。
  • 特防 (+1): メノクラゲ
    • 場所: 地下水路の水上。
  • 素早さ (+1): コラッタ / スバメ
    • 場所: ミアレシティ全域の草むら。

4. ハネによる端数調整(職人のこだわり)

記事冒頭の調整案1のように、「HP188」といった細かい数値にする場合、ドーピングアイテム(+10単位)やパワー系(+8単位)だけでは調整しきれません。 そこで使うのが「〇〇のハネ」です。

  • たいりょくのハネ(HP+1)
  • きんりょくのハネ(攻撃+1)
  • …など

【入手場所】 ミアレシティの橋の上(跳ね橋など)に落ちている「薄い影」を踏むと入手できます。または、レイドバトルの報酬でも手に入ります。普段の探索でこまめに拾い集めておきましょう。特に耐久調整において、「あと1ポイントあれば耐えたのに!」という事態を防ぐための必須アイテムです。

努力値のリセットと確認方法

「ストーリー攻略で使っていた旅パのジガルデをそのままランクマで使いたいけど、努力値がめちゃくちゃに入っている…」 そんな時も安心してください。今作には便利な一括リセット機能があります。

サビ組事務所の「まっさらアネゴ」

ストーリー中盤で訪れるCランク昇格後に解放されるエリア**「サビ組事務所(路地裏エリア)」。 ここにいるNPC「まっさらアネゴ(サングラスをかけた女性)」に話しかけると、メガカケラ5個と引き換えに、そのポケモンの努力値を全て0にリセット**してくれます。

これまでのシリーズのように、特定のきのみ(ザロクのみ等)を大量に集める必要はありません。一瞬で更地に戻せるので、型を作り直したい時(エース型→耐久型への変更など)にも重宝します。

ステータス画面での確認

努力値が正しく振れているかは、メニューの「強さを見る」画面でLボタン(または指定の切替ボタン)を押すことで確認できます。

  • グラフが水色(または濃い黄色): 合計510の上限まで振り切っている状態。
  • ステータス名の横にキラキラマーク: そのステータスに252(最大)まで振られている状態。

ランクマに潜る前には、必ずこの画面で数値を確認する癖をつけましょう。「Aに振ったつもりがCに振っていた」というミスは、対戦ゲーマーあるあるであり、最大の悲劇です。

相性の良いチームメイト(構築例)

メガジガルデ単体でも強力ですが、相性の良い味方と組ませることで、その強さは指数関数的に跳ね上がります。ここでは具体的な構築例を紹介します。

1. 【攻めの補完】ジガルデ + メガハッサム + ヒートロトム

コンセプト: 鋼・炎・ドラゴンの黄金バランス

  • メガハッサム:
    • ジガルデの弱点である「こおり」「フェアリー」「ドラゴン」を全て半減以下で受けられます。
    • 「とんぼがえり」で対面操作をしつつ、ジガルデを安全に着地させることができます。
    • ジガルデが苦手なハバタクカミを「バレットパンチ」で縛れます。
  • ヒートロトム:
    • ジガルデの弱点である「こおり」を半減し、メガハッサムの弱点である「ほのお」も半減。
    • 地面技が無効(ふゆう)なので、ジガルデとの相性補完が完璧です。
    • 「おにび」や「ボルトチェンジ」で場を荒らし、ジガルデの起点を作ります。

2. 【守りの要塞】ジガルデ + ドヒドイデ + ラッキー

コンセプト: 受けループ&TOD

  • ドヒドイデ:
    • 毒びしを撒いて、相手全体を毒状態にします。ジガルデが耐久型の場合、サウザンアローで削りきれない相手を毒ダメージで削るサポートになります。
    • フェアリー技や氷技を受けてくれます。
  • ラッキー:
    • 特殊受けのスペシャリスト。ジガルデが苦手な特殊アタッカー(テツノツツミ等)を完全に止めます。
    • 「ステルスロック」や「電磁波」で、ジガルデの全抜きをサポートします。

3. 【展開構築】ジガルデ + オーロンゲ + コノヨザル

コンセプト: 壁張り積み展開

  • オーロンゲ:
    • 特性「いたずらごころ」により、先制で「リフレクター」「ひかりのかべ」を展開。
    • 「すてゼリフ」で相手の火力を下げつつ退場し、ジガルデが無傷で「りゅうのまい」を積む隙を作ります。
  • コノヨザル:
    • 「いのちがけ」で相手の厄介な受けポケモンを強制的に1体持っていったり、「ステルスロック」を撒いて起点を作ります。

まとめ:監視者を使いこなせ

今回は、ポケモンレジェンズZ-Aにおけるメガジガルデのランクマ用努力値調整について、考えうる全ての情報を詰め込んで解説しました。

記事の総括ポイント

  1. 調整の結論: 現環境では「りゅうのまいエース型(いじっぱりASベース)」か「とぐろ耐久型(わんぱくHB特化)」が二大巨頭。自分のプレイスタイルに合わせて選択しよう。
  2. 専用技の重要性: 「サウザンアロー」は採用絶対条件。これがあるからこそジガルデは最強たり得る。
  3. テラスタルの活用: 鋼テラスや炎テラスを駆使して、4倍弱点の氷技を誘って耐え、返り討ちにする動きをマスターしよう。
  4. 育成環境のフル活用: 「クエーサー社」のパワー系アイテム、「サビ組事務所」のリセット機能を使いこなし、納得いくまで調整を繰り返そう。
  5. 相性補完: 鋼タイプ(ハッサム、サーフゴー)と炎タイプ(ロトム、ラウドボーン)を裏に控えさせ、ジガルデを通すためのゲームプランを組み立てよう。

メガジガルデは、その圧倒的な種族値ゆえに、使い手の調整次第で無限の可能性を見せてくれます。 「HP実数値を1削ってBに回したおかげで勝てた」「Sラインをしっかり調整したおかげで上から殴れた」といった経験は、あなたのポケモントレーナーとしてのレベルを一段階上げてくれるはずです。

今回紹介した調整をベースに、ご自身の使いやすいようにカスタマイズして、ぜひランクマッチの上位を目指してください。 あなたのジガルデが、カロス地方の守護者としてランクマで大暴れすることを願っています。

それでは、良きポケモンライフを!

フォローよろしくお願いします。

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