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Nintendo Switch

【ポケモンZA】ランクマ用ボルケニオンの努力値の振り方|おすすめの調整方法を徹底解説

編集デスク ゲーム攻略ライターの桐谷シンジです。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、M次元ラッシュでのランクマッチでボルケニオンを使いこなし、ライバルに差をつけたいと考えていることと思います。

この記事を読み終える頃には、あなたのパーティに最適なボルケニオンの育成論と努力値調整の疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  1. ボルケニオンの種族値と固有タイプを活かした基本性能の理解
  2. ランクマッチ環境で刺さる3つの努力値調整パターン
  3. 確定数をずらすための具体的な耐久調整ライン
  4. 仮想敵に対するダメージ計算と運用シミュレーション

 

それでは解説していきます。

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ボルケニオンの基礎スペックと現環境での立ち位置

まず最初に、努力値を振る上での前提知識となるボルケニオンのスペックを解剖します。M次元ラッシュ環境において、なぜこのポケモンが注目されているのか。その理由は「唯一無二の複合タイプ」と「高水準な種族値配分」にあります。

ほのお・みず複合タイプの優位性

ボルケニオンの最大の特徴は、「ほのお」「みず」という相反する要素を併せ持っている点です。この複合タイプは、攻守の両面において極めて優秀な補完性能を誇ります。

特徴 詳細解説
攻撃面 ほのお技を半減する「みず・いわ・ドラゴン」に対し、みず技かフェアリー技(テラスタル含む)で等倍以上を取りやすい。鋼タイプに対しては両方のメインウェポンが抜群となるため、受け出しを許さない。
防御面 4倍弱点が存在しない。さらに「ほのお・こおり・はがね」を半減以下に抑え、フェアリーも半減で受けられる。環境に多いハッサムやサーフゴー、パオジアンといったトップメタに対して圧倒的な耐性を持つ。

この耐性の多さが、サイクル戦におけるクッション役や、対面操作を行う上での大きな強みとなります。努力値を振る際は、この「耐性を活かした受け出し性能」を伸ばすか、「有利対面からの崩し性能」を伸ばすかで方針が大きく分かれます。

種族値から見る努力値配分の方向性

ボルケニオンの種族値は以下の通りです。

  • HP: 80
  • 攻撃: 110
  • 防御: 120
  • 特攻: 130
  • 特防: 90
  • 素早: 70
  • 合計: 600

特筆すべきは、特攻130と防御120の高さです。物理耐久は無振りでも相当な硬さを誇り、物理アタッカーとの殴り合いには滅法強い数値を持っています。一方で、HP80・特防90は平均的な数値であり、特殊方面の耐久は過信できません。

素早さ70族というラインは、激戦区の少し下に位置しています。無振りでは抜ける相手が限られますが、調整次第で「遅い受けポケモン」や「中速アタッカー」を抜ける絶妙なラインです。

この種族値傾向から、努力値振りのベースとなる考え方は以下の3つに集約されます。

  1. HCベース: サイクル戦重視。火力と物理耐久を活かす最もスタンダードな型。
  2. CSベース: こだわりスカーフ等で奇襲をかける型。意表を突く抜きエース運用。
  3. HB/HDベース: 優秀な耐性を活かしたクッション・受け回し特化型。

次項からは、これらの方針に基づいた具体的な数値調整を解説します。

ランクマ用おすすめ努力値調整パターン①:HCサイクル破壊型

最も汎用性が高く、初心者から上級者まで扱いやすいのが「HCベース」の調整です。サイクル戦において負荷をかけ、有利対面で相手の裏ごと破壊することを目的とします。

調整案:準速HCぶっぱ(基本形)

まずベースとなる配分です。

  • 性格: ひかえめ(特攻↑ 攻撃↓)
  • 努力値: H252 / C252 / S4
  • 実数値: 187-x-140-200-110-91

最もシンプルな配分ですが、理にかなっています。H252振りによってHP実数値が187となり、定数ダメージ(天候、ステルスロック等)の効率が良い奇数調整になります。C特化することで、専用技「スチームバースト」の火力を最大化し、受け出しに来るポケモンに強烈な負担をかけます。

調整案:耐久調整HC(対面性能重視)

環境に多い特定のポケモンを意識した、より実戦的な調整です。

  • 性格: ひかえめ
  • 努力値: H236 / B4 / C252 / D12 / S4
  • 実数値: 185-x-141-200-112-91

【調整意図】

  • H: 16n-1(定数ダメージ最小調整)。ステルスロックや砂嵐、毒などのダメージを最小限に抑え、場持ちを良くします。
  • C: 特化。役割対象への遂行速度を落とさないため極振り。
  • BD: 余りを振り分け、ダウンロード対策(B<D)や乱数のズレを狙う。
  • S: 同速意識の4振り。

この調整のメリットは、HP管理がシビアなサイクル戦において、わずかなHP差で生存しやすくなる点です。特に「こだわりメガネ」や「とつげきチョッキ」を持たせる場合に推奨されます。

ランクマ用おすすめ努力値調整パターン②:CSスカーフ奇襲型

ボルケニオンの素早さ種族値70は、一見鈍足に見えますが、最速にして「こだわりスカーフ」を持たせることで環境が一変します。相手の「ボルケニオン=遅い」という先入観を逆手に取り、上から「スチームバースト」を叩き込む型です。

調整案:最速スカーフ

  • 性格: おくびょう(素早↑ 攻撃↓)
  • 努力値: C252 / S252 / B4
  • 実数値: 155-x-141-182-110-134
  • スカーフ込みS実数値: 201

【調整意図】

  • S: 最速にすることで実数値201となり、最速130族(実数値200)をちょうど「1」上回ります。これにより、環境に存在するカプ・コケコやメガゲンガー(S130族相当)の上を取ることが可能になります。
  • C: 火力を補うための極振り。
  • B: 先制技対策の端数振り。

この型の強みは、本来苦手とする高速アタッカーに対し、初手で奇襲をかけて数的有利を取れる点です。特に、上から「オーバーヒート」や「ハイドロポンプ」を撃てるアドバンテージは計り知れません。

調整案:準速スカーフ(火力重視)

  • 性格: ひかえめ(特攻↑ 攻撃↓)
  • 努力値: C252 / S252 / H4
  • 実数値: 156-x-140-200-110-122
  • スカーフ込みS実数値: 183

【調整意図】 最速115族(実数値183)と同速になります。最速110族(ラティオス、ゲンガー等)までは確実に抜けますが、130族や120族(オオニューラ、マスカーニャ等)には抜かれます。 その代わり、特攻実数値が200に達するため、スカーフ型でありながら崩し性能を維持できます。110族近辺に仮想敵が多い場合はこちらがおすすめです。

ランクマ用おすすめ努力値調整パターン③:対面操作クッション型

優秀な耐性を活かし、後攻「クイックターン(とんぼがえりは覚えないが、交代技としての役割)」や、流し際の攻撃を重視する型です。ここでは「とつげきチョッキ」や「オボンのみ」を想定します。

調整案:HDベース(特殊受け)

  • 性格: おだやか(特防↑ 攻撃↓)
  • 努力値: H252 / B4 / C76 / D156 / S20
  • 実数値: 187-x-141-160-143-93

【調整意図】

  • HD: 特殊方面の耐久ラインを確保。臆病ハバタクカミのムーンフォース等を余裕を持って2耐えするライン。テツノツツミのフリーズドライも確定耐えまで引き上げます。
  • C: H4振りサーフゴーをオーバーヒートで確定1発ラインなど、最低限の遂行火力を確保。
  • S: 4振り70族抜き抜き調整。同速対決や、ラグラージ、エアームドなどの耐久ポケモン意識。

この型は、特殊アタッカーとの撃ち合いを制することに重きを置いています。特に水タイプでありながらフリーズドライ等倍(炎複合のため)で抜群を取られる弱点をカバーする意味でも、D振りは有効な選択肢です。

努力値振りの際に意識すべき「素早さライン」の詳細

ボルケニオンのS70族という数値は、激戦区です。努力値を振る際、以下の素早さラインを意識することで、勝率がグッと上がります。

S調整の目安表

S実数値 努力値(補正無) 抜ける相手・意識するライン
90 無振り 無振り70族(キノガッサ、エアームド等)と同速
92 12振り 無振り70族抜き
93 20振り 4振り70族抜き
105 116振り 無振り85族(クレセリア、スイクン等)抜き
107 132振り 4振り85族抜き(ゴリランダー、カイリュー等のS無振り意識)
113 180振り 最速50族(マリルリ、ドドゲザン)抜き
122 252振り 準速70族

個人的におすすめなのは、HCベースであってもSに20〜28程度割くことです。 ランクマッチでは、同じ70族近辺のエアームドやラグラージ、アーマーガアといったポケモンと対面することが多々あります。これらは基本的にSにあまり振らないため、少しSに振っておくだけで先手を取って「スチームバースト」で火傷を狙ったり、上から「挑発」を入れたりすることが可能になります。この「上を取れているかどうか」が、試合のテンポを大きく左右します。

運用別・確定数をずらす耐久調整

努力値調整の醍醐味は、相手の攻撃を「ギリギリ耐える」調整にあります。ボルケニオンで特に意識したい攻撃と、それに必要な耐久ラインを紹介します。

物理耐久ライン(B方面)

ボルケニオンは元々の防御種族値が120と高いため、Hに振るだけでかなりの物理耐久を得られます。

  • H252振り(実数値187-140):
    • 陽気A252ガブリアスの「じしん」:確定2発(83.4%〜99.4%)※ダブルダメージ想定や不一致なら余裕
    • 特化カイリューの「しんそく」:確定4発レベル
    • 特化ウーラオス(連撃)の「すいりゅうれんだ」:半減のため余裕を持って受け出し可能

物理方面に関しては、等倍であれば一致高火力技でも1発は耐える計算が立ちます。弱点の「地面」「岩」「電気」技を物理で受けるケース(ガブリアスやランドロス)を想定する場合のみ、Bに厚く振る必要があります。 特に、いじっぱりカイリューの地震をオボンのみ込みで2耐えなどの調整は、対面処理ルートを増やす上で有効です。

特殊耐久ライン(D方面)

課題となる特殊耐久は、チョッキを持たせるか、Dに厚く振るかで対応します。

  • H252 D4振り(実数値187-111):
    • 臆病C252ハバタクカミの「シャドーボール」:乱数2発(48%〜57%)
    • 臆病C252テツノツツミの「ハイドロポンプ」:確定2発

ご覧の通り、H振りだけでは特殊等の高火力アタッカーに対して後出しが安定しません。特殊アタッカーと撃ち合うなら、「とつげきチョッキ」を持たせて実質D数値を1.5倍にするのが最も効率的です。チョッキを持たせれば、テツノツツミのフリーズドライも余裕を持って耐え、返しのオーバーヒートで処理が可能になります。

技構成と努力値のシナジー

努力値を活かすためには、技構成もセットで考える必要があります。

メインウェポンの選択

  1. スチームバースト(確定枠)
    • 威力110、命中95、30%で火傷。
    • ボルケニオンのアイデンティティであり、最強の技です。Cに努力値を振る最大の理由は、この技の押し付け性能を高めるためです。有利対面でこれを撃っているだけで相手のサイクルが崩壊します。火傷効果により、物理受けとしての性能も間接的に向上します。
  2. ほのお技
    • オーバーヒート: 瞬間最大火力。撃ち逃げ前提のHC型やスカーフ型向け。
    • だいもんじ: 威力と継戦能力のバランスが良い。居座り型向け。
    • かえんほうしゃ: 命中安定。詰め筋として優秀だが火力不足になりがち。
    • ほのおのうず: 定数ダメージと拘束。耐久型や搦め手を使う型で採用。

サブウェポンと補完

  • だいちのちから: ほのお・みずを両半減する「電気タイプ」への打点。特にヒートロトムやウォッシュロトム意識なら必須級。また、同族対決(ボルケニオンミラー)においても重要になります。
  • ヘドロばくだん: フェアリータイプへの打点。特にマリルリやアシレーヌといった、メインウェポンが通りにくい相手に刺さります。
  • ソーラービーム: パワフルハーブ型や晴れパ運用の場合。水タイプへの最大打点。
  • テラバースト: テラスタル環境であれば、草や電気テラスタルと合わせて採用価値あり。

補助技の選択

  • みがわり: 有利対面で相手の交代際に張ることで、次の一手を安全に選択できます。H調整(16n+1等)と相性が良いです。
  • おにび: スチームバーストのPP節約や、命中安定の物理機能停止技として。耐久型で採用。
  • ほえる: 起点回避。積み技を使ってくるカイリューやハッサムを流します。

持ち物と努力値の最適解

努力値振りを決定づける最後のピースが持ち物です。

1. こだわりメガネ

  • 推奨努力値: HC特化 or HCS調整
  • 解説: 火力を極限まで高め、受けに来た数値を無理やり突破します。C特化スチームバーストは、半減でも受け出しを許さないほどの圧力を持ちます。

2. とつげきチョッキ

  • 推奨努力値: HCベース(D調整込み)
  • 解説: 低めな特防を補い、対面性能を飛躍的に高めます。技範囲の広さを活かして、フルアタ構成で多くの相手と撃ち合えます。先発適性が高いです。

3. こだわりスカーフ

  • 推奨努力値: CS特化
  • 解説: 前述の通り、奇襲性能抜群。スイーパーとしての役割も担えます。

4. あつぞこブーツ

  • 推奨努力値: HBC調整(サイクル重視)
  • 解説: ステルスロックが痛い(岩4倍ではないが1/4ダメージは痛い)ため、サイクルを何度も回すなら候補に入ります。HP管理がしやすくなり、確定数をずらす調整が活きてきます。

実戦シミュレーション:ボルケニオンはどう動く?

努力値を振ったボルケニオンが実際のランクマッチでどう機能するか、シミュレーションしてみましょう。

ケース1:対ハッサム・サーフゴー(有利対面)

ボルケニオンの役割対象である鋼タイプとの対面。相手は基本的に引くしかありません。 ここでHC振りが活きます。相手の交代先に刺さる「スチームバースト」を選択します。 交代で出てきたのがカイリューだとしても、30%の火傷を引けば機能停止。引かなくても大ダメージです。Cに振り切ることで、交代先の等倍ポケモンに5割〜7割のダメージを与え、サイクル崩壊を狙えます。

ケース2:対パオジアン(物理アタッカー対面)

パオジアンの攻撃は、氷技・炎技ともに半減以下です。しかし「せいなるつるぎ」や「電気テラバースト」の可能性があります。 HB調整またはHC振りであれば、不一致弱点程度なら耐えることができます。返しのスチームバーストや火炎放射でワンパン可能です。 ここではB方面の耐久値が安心感に繋がります。

ケース3:対ガブリアス(不利対面)

基本的には不利です。しかし、最速スカーフ型であれば、ガブリアスの上からスチームバーストやめざめるパワー(今作にあれば)等のサブウェポン、あるいはテラスタルを切っての反撃が可能です。 相手が「どうせスカーフでも抜けないだろう」「耐久型だろう」と油断して居座ったところを狩る動きは、スカーフ型ならではの勝ち筋です。

加筆:M次元ラッシュ(DLC)特有の要素への対応

DLC環境では、過去作の伝説ポケモンやパラドックスポケモンの解禁も予想されます。 ボルケニオンにとって脅威となるのは、「より速い電気タイプ(ミライドン、レジエレキ等)」や「高火力の地面タイプ(グラードン、ランドロス)」です。

これらに対抗するためには、テラスタルの活用が不可欠です。 おすすめのテラスタルタイプは**「くさ」**です。 弱点の電気・地面を両方半減にしつつ、相手の水タイプに対してテラバーストで弱点を突けるようになります。 努力値調整においても、草テラス前提であれば、本来苦手な電気技を受けることを想定したD振り調整なども視野に入ってきます。

まとめ

ボルケニオンの努力値調整について、ランクマッチでの勝利を目指す視点から解説しました。

  1. 基本はHCぶっぱ: 迷ったらまずはこれ。火力と物理耐久を両立し、スチームバーストの圧力を最大化する。
  2. S調整の妙: 70族という素早さは調整しがいがある。激戦区を抜けるかどうかが勝負の分かれ目。
  3. 環境に合わせたカスタマイズ: スカーフでの奇襲や、チョッキでの対面性能強化など、流行りのパーティに合わせて柔軟に変える。
  4. 耐久ラインの把握: 仮想敵の攻撃をどこまで耐えるか計算し、確定数をずらす調整を施すことで、勝率数%を拾う。

ボルケニオンは、そのユニークなタイプ相性と高い種族値で、適切に育てれば間違いなくランクマッチの覇者となれるポテンシャルを秘めています。 この記事を参考に、あなたのプレイスタイルに合った最高のボルケニオンを育成し、M次元ラッシュのランクマッチで暴れ回ってください。

筆者情報

筆者:桐谷シンジ フリーランスのゲーム攻略ライター。慶應大学卒業後、大手出版社を経て、現在に至る。幅広いゲームに携わるが、主にRPG/FPS/サンドブロック系のゲームを得意とする。最近の悩みは趣味の時間が取れず、積みゲーが100作品を超えたこと。

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サブカルチャー情報を総合的に発信しています。主にポケモンGOの攻略情報、おすすめゲームソフトの紹介、雑誌・漫画のサブスクリプションの情報を取り扱います。

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